JP2703827B2 - 置き敷用フロアー材及びその施工方法 - Google Patents

置き敷用フロアー材及びその施工方法

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JP2703827B2 JP2402036A JP40203690A JP2703827B2 JP 2703827 B2 JP2703827 B2 JP 2703827B2 JP 2402036 A JP2402036 A JP 2402036A JP 40203690 A JP40203690 A JP 40203690A JP 2703827 B2 JP2703827 B2 JP 2703827B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定数の小幅の単位板
がパネル状に接合されてなる置き敷用フロアー材及びそ
れを迅速かつ容易に敷設するための施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】置き敷用フロアー材として、例えば外周
側部に実加工を施した木質フローリング材等からなる小
幅の単位板(細長板)を所定数だけ並列に継ぎ合わせて
パネルとなし、その裏面側に接合テープを貼着したもの
が考えられている。このような置き敷用フロアー材を施
工するにあたっては、部屋の床面積に応じた枚数の置き
敷用フロアー材を用意し、必要に応じて敷設施工面上に
下地材を配設し、敷設施工面の外周端縁に見切り材を配
置した後この見切り材に置き敷用フロアー材の一端部を
接合するとともに、置き敷用フロアー材同士を縦方向及
び横方向に順次接合しつつ敷設するようにされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した如くの置き敷
用フロアー材にあっては、その敷設施工に先立って見切
り材を配置しなければならず、この見切り材に置き敷用
フロアー材を構成する単位板を接合する作業が面倒で煩
わしいものとなって、施工作業が迅速かつ容易に行えな
い嫌いがある。
【0004】また、裏面に接合テープが貼着されている
ことから、各単位板が裏側へ折れることができ、かつ表
側に反ることができることになり、敷設施工面に多少の
凹凸があってもその凹凸に沿うように屈曲して馴染んだ
状態で敷設することができる反面、各単位板相互及び単
位板と見切り材との噛み外れが生じ易いという欠点があ
る。
【0005】かかる点に鑑み本発明は、施工作業が迅速
かつ容易に行えるようにされた置き敷用フロアー材及び
その施工方法を提供すること、及び、噛み外れが生じ難
くされた置き敷用フロアー材を提供することを主目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本願の第1の発明に係る置き敷用フロアー材は、並
列に継ぎ合わされた所定数の小幅の単位板の裏面にそれ
らを架け渡すように接合テープが貼着され、それら単位
板の一端部に見切り材が接合されてなる構成とされ、ま
た、第2の発明に係る置き敷用フロアー材は、並列に継
ぎ合わされた所定数の小幅の単位板の裏面にそれらを架
け渡すように接合テープが貼着されるとともに、それら
単位板の接合部における裏面側部分に切り込み溝が形成
されて該切り込み溝の一部もしくは全部にホットメルト
樹脂が充填されてなる構成とされさらに、第3の発明に
係る置き敷用フロアー材は、並列に継ぎ合わされた所定
数の小幅の単位板の一端部に見切り材が組み付けられ、
上記単位板相互及びそれらと上記見切り材との接合部の
裏面側部分に切り込み溝が形成されて該切り込み溝の一
部もしくは全部にホットメルト樹脂が充填されてなる構
成とされる。
【0007】一方、本発明に係る置き敷用フロアー材の
施工方法は、接合テープとしてその反貼着面側が面ファ
スナーとされたものが使用された置き敷用フロアー材に
ついて適用されるもので、敷設施工面上に配設される被
接合布材に対し、置き敷用フロアー材を押し付けて上記
被接合布材の表面部に面ファスナーを絡ませることによ
り接合するようにされる。
【0008】
【作用】本発明に係る置き敷用フロアー材においては、
予め見切り材が単位板に接合されることにより、それら
を別々に敷設する場合に比して施工作業が迅速かつ容易
に行え、また、切り込み溝にホットメルト樹脂が充填さ
れていることにより、ホットメルト樹脂は伸び縮みでき
るので、単位板相互及びそれと見切り材とが施工面の凹
凸に順応して適度に屈曲するとともに、それらの過度な
屈曲が抑制されて噛み外れが防止され、さらに、反貼着
面側が面ファスナーとされた接合テープが使用されるこ
とにより、敷設施工作業が一層容易化されるとともに、
敷設後における不所望な挙動が抑えられる。
【0009】また、本発明に係る置き敷用フロアー材の
施工方法においては、手間のかかる固定作業が省けて施
工効率が向上する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明に係る置き敷用フロアー材の一実
施例を示す裏面図、図2及び図3はその縦方向及び横方
向の断面図である。図において、置き敷用フロアー材1
0は、各々同一寸法の細長板とされた数枚の単位板12
と見切り材13とを接合して形成されている。即ち、各
単位板12は、合板,パーティクルボード,ハードボー
ド等の木質基板12b上に表面材として突板,化粧塩ビ
シート,塗装層等の化粧層12aが設けられたもので、
一方の対向する短辺及び長辺の側部に雄実14が形成さ
れ、他方の対向する短辺及び長辺の側部に雌実16が形
成されており、これらの単位板12を並列に継ぎ合わせ
て全体形状が長方形となるように組み合わせるととも
に、それら単位板12の一端部に雄実14もしくは雌実
16が形成された見切り材13を組み付けて単位板12
及び見切り材13に形成された雄実14及び雌実16の
うちの隣接するもの同士を嵌め合わせる。
【0011】この場合、各単位板12相互及び単位板1
2と見切り材13との接合部には切り込み溝17が形成
されるように予め接合部の形状が設定されており、かか
る切り込み溝17には、ホットメルト樹脂20が複数箇
所に点在するように充填されている。なお、ホットメル
ト樹脂20としては、エチレン酢酸ビニル系,ウレタン
系,ポリエステル系等の硬化時においても伸縮性のある
樹脂を用いることができ、それを切り込み溝17に充填
する際には、170〜190℃に加熱したもとで塗布ガ
ンから射出し、室温にて放置冷却することで、切り込み
溝17に接着させる。
【0012】そして、各単位板12及び見切り材13の
裏面側には、それらの接合部を含む所定部位を通るよう
に縦方向及び横方向に接合テープ22がそれらを架け渡
して貼着されている。接合テープ22は、貼着面側が粘
着面とされ、反貼着面側が図4に示される如くの、係合
素子23を有する面ファスナーとなっている。このよう
な接合テープ22としては、例えば、(株)クラレから
販売されている商品名「マジックTM」等を用いること
ができる。
【0013】上述の如くの構成を有する置き敷用フロア
ー材10を敷設施工する際には、まず敷設施工面とされ
る部屋の床面に、被接合布材を配設する。この被接合布
材は、タフテッドカーペットやフェルト状カーペットな
どのカッペット類、各種パイル生地あるいは不織布など
のように前記係合素子23が絡み付くための繊維を持っ
ているものが選定される。
【0014】次いで、敷設施工面の外周端縁に見切り材
13部分を位置せしめた状態で置き敷用フロアー材10
全体を被接合布材に押し付けて被接合布材の表面部に接
合テープ22における面ファスナーの係合素子23を絡
ませることにより接合して敷設する。続いて、他の置き
敷用フロアー材10を順次先に敷設されたものに対して
例えば図5に示される如くに縦方向及び横方向に順次そ
れらの雄実14と雌実16とを嵌合させることにより接
合しつつ上述と同様にして敷設するようにされる。
【0015】このようにして施工される置き敷用フロア
ー材10においては、予め見切り材13が単位板12に
接合されているため、それらを別々に敷設する場合に比
して施工作業が迅速かつ容易に行え、また、切り込み溝
17に伸縮性のあるホットメルト樹脂20が充填されて
いるため、図6に示される如くに、単位板12相互及び
それと見切り材13とが施工面の凹凸に応じて適度に屈
曲するともに、それらの過度な屈曲がホットメルト樹脂
20により抑制されて雄実14と雌実16との噛み外れ
が防止され、さらに、反貼着面側が面ファスナーとされ
た接合テープ22が使用されていることから、敷設施工
作業が一層容易化されるとともに、くぎ等の固定具を用
いることなく敷設後における不所望な挙動が抑えられ
る。
【0016】また、上述の如くにして施工されることに
より、手間のかかる固定作業が省けて施工効率が向上す
る。なお、置き敷用フロアー材10の裏面における接合
テープ22が貼着されていない部分あるいは裏面全体に
発泡樹脂やゴム等からなるシート状のクッション材を貼
着することにより、局部的な沈みを防止でき、かつ遮音
効果を発揮させるようになすことができる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明に
係る置き敷用フロアー材によれば、予め見切り材が単位
板に接合されるので、それらを別々に敷設する場合に比
して施工作業を迅速かつ容易に行うことができ、また、
切り込み溝に伸縮性を有するホットメルト樹脂が充填さ
れているので、単位板相互及びそれと見切り材とが施工
面の凹凸に順応して適度に屈曲するとともに、それらの
過度な屈曲がホットメルト樹脂により抑制される結果、
接合部の噛み外れを防止でき、さらに、反貼着面側が面
ファスナーとされた接合テープが使用されることによ
り、敷設施工作業が一層容易化されるとともに、敷設後
における不所望な挙動を抑えることができる。
【0018】また、本発明に係る置き敷用フロアー材の
施工方法によれば、手間のかかる固定作業が省けて施工
効率が格段に向上する利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る置き敷用フロアー材の一実施例の
裏面図。
【図2】第1図のII−II線に従う断面図。
【図3】第1図のIII−III線に従う断面図。
【図4】第1図の実施例に用いられた接合テープの反貼
着面側の部分拡大図。
【図5】第1図の実施例の施工方法の説明に供される
図。
【図6】第1図の実施例の動作説明に供される図。
【符号の説明】
10 ─ 置き敷用フロアー材 12 ─ 単位板 13 ─ 見切り材 14 ─ 雄実 16 ─ 雌実 17 ─ 切り込み溝 20 ─ ホットメルト樹脂 22 ─ 接合テープ 23 ─ 係合素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−130552(JP,A) 実開 昭51−78620(JP,U) 実開 平2−112830(JP,U) 実公 昭51−16917(JP,Y2) 特公 昭49−38123(JP,B1)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列に継ぎ合わされた所定数の小幅の単
    位板の裏面にそれらを架け渡すように接合テープが貼着
    され、それら単位板の短手方向の木口側一端部に見切り
    材が接合されてなる置き敷用フロアー材。
  2. 【請求項2】 並列に継ぎ合わされた所定数の小幅の単
    位板の裏面にそれらを架け渡すように接合テープが貼着
    されるとともに、それら単位板の短手方向の木口側一端
    部に見切り材が接合され、それら単位板の接合部におけ
    る裏面側部分に切り込み溝が形成されて該切り込み溝の
    一部もしくは全部にホットメルト樹脂が充填されてなる
    置き敷用フロアー材。
  3. 【請求項3】 並列に継ぎ合わされた所定数の小幅の単
    位板の短手方向の木口側一端部に見切り材が接合され
    上記単位板相互及びそれらと上記見切り材との接合部の
    裏面側部分に切り込み溝が形成されて該切り込み溝の一
    部もしくは全部にホットメルト樹脂が充填されてなる置
    き敷用フロアー材。
  4. 【請求項4】 接合テープの反貼着面側が面ファスナー
    となっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    置き敷用フロアー材。
  5. 【請求項5】 敷設施工面上に配設される被接合布材に
    対し、請求項4記載の置き敷用フロアー材を押し付けて
    上記被接合布材の表面部に面ファスナーを絡ませること
    により接合することを特徴とする置き敷用フロアー材の
    施工方法。
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JPS61130552A (ja) * 1984-11-29 1986-06-18 永大産業株式会社 接合面にホツトメルト樹脂を備えた化粧板
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