JP2703208B2 - 固形物用下方搬送装置 - Google Patents

固形物用下方搬送装置

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JP2703208B2
JP2703208B2 JP1096296A JP1096296A JP2703208B2 JP 2703208 B2 JP2703208 B2 JP 2703208B2 JP 1096296 A JP1096296 A JP 1096296A JP 1096296 A JP1096296 A JP 1096296A JP 2703208 B2 JP2703208 B2 JP 2703208B2
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信雄 田村
稔 上村
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株式会社畑鉄工所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転式打錠機等で
生産される固形物例えば錠剤やカプセル錠等を、それに
ついての傷、欠け、割れ、摩損等の損傷を少なくして階
下等の下方に搬送するのに適する固形物下方搬送装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば回転式打錠機で連続的に生産され
る錠剤を、前記打錠機が設置された部屋の階下にある糖
衣室や受缶交換機(錠剤を収容する複数の受缶を有し、
その内部に所定量の錠剤が溜められるごとに自動的に新
たな受缶が後続の錠剤を受けるように交換する動作をな
すもの。)等に搬送するには、一般的に搬送シュートと
それに連ねて設置されるダンパ機構とを組合わせてなる
ものが採用されている。
【0003】搬送シュートは、傾斜した滑り台状のシュ
ートであって、その上端部は回転式打錠機から出る錠剤
を受け取るように配置され、かつ、下端部は滑落してく
る錠剤をダンパ機構の錠剤入口に受け渡すように配置さ
れる。前記受缶内に下部を挿入して配置されるダンパ機
構は、下端が錠剤搬送出口として開口された円筒パイプ
の上端部に前記錠剤入口を設けるとともに、円筒パイプ
内にスパイラルシュートを収容して形成されている。ス
パイラルシュートの直径は 120mm程度であり、その螺旋
は錠剤を途中で詰まらないようにして確実に滑落させる
ために45゜以上の角度で傾斜されている。
【0004】したがって、搬送シュートを滑落してダン
パ機構の円筒パイプ内に導かれた錠剤は、スパイラルシ
ュートの螺旋に沿って滑り落ちることにより、滑落エネ
ルギーを序々に減じて、受缶内に搬出される。
【0005】また、錠剤を落とし込むように垂直搬送す
るに当たり、錠剤の自由落下高さを最小に保って、その
欠けや割れなどの損傷を少なくできるようにした物品の
落とし込み収納装置が、特公平7−64439号公報で
知られている。
【0006】この公報に記載の落とし込み収納装置は、
バケットボックス(バケット式リフタ)の上端に取付け
られたアーム上に、チエンモーターにより回転されるネ
ジシャフトおよび回り止めガイドとを設け、ネジシャフ
トに螺嵌されて回り止めガイドに沿って摺動するスライ
ダーに移動チエンホイールを取着するとともに、アーム
上にチエンホイールブラケットを介してチエンホイール
を取着している。また、このホイールに掛けられたチエ
ンを前記移動チエンホイールに巻き掛けした後、このチ
エンの一端末をネジシャフトのネジシャフトブラケット
にチエンエンド金具により取着しており、チエンの他端
末にはホッパー吊金具が吊り下げられている。
【0007】ホッパーを吊り下げたホッパー吊金具は、
携帯用折畳みコップのように伸縮自在に形成されてい
て、その略全外周は蛇腹により覆われている。蛇腹は、
ホッパー吊金具の潤滑用油が落下しないようにするこ
と、およびホッパー吊金具が上方から出し入れされるよ
うに配置される収納容器の中に、前記吊金具の表面に付
着したほこりが落下しないようにするために用いられ、
その上端はアームの下面に取着され、下端はホッパー吊
金具の下部に取着されている。
【0008】この落とし込み収納装置において、バケッ
トボックスのシュートからホッパーの中に一定量の錠剤
が供給されると、チエンモーターが動作してネジシャフ
トが正転され、スライダーとともに移動チエンホイール
が移動されるに伴い、このホイールに巻掛けられている
チエンが降下する。それにより、蛇腹を伸張させながら
ホッパー吊下具およびホッパーがそれらの自重により収
納容器内に下降して、その降下位置でホッパーから収納
容器内への錠剤の落とし込み作業を行わせることができ
る。こうして錠剤の損傷を防いで錠剤を一定量ずつ下方
の収納容器内に落とし込み搬送(下方搬送)できる。
【0009】こうした下方搬送後には、チエンモーター
が動作してネジシャフトが逆転されるので、チエンが引
っ張られて上昇すると同時に、これに吊り下げられてい
るホッパー吊下具およびホッパーが蛇腹を縮ませなが
ら、シュートから供給される錠剤をホッパーが受ける元
の位置に上昇されるものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の傾斜し
た搬送シュートを用いるものでは、このシュートの傾斜
により必然的に大きな設置スペースを要するとともに、
搬送シュート内での錠剤などの詰まりを防ぐためにある
程度急な角度に搬送シュートを設置することに伴い、ダ
ンパ機構の錠剤入口において錠剤が当たる衝撃が大き
く、そこで割れや欠け等の損傷を発生する恐れが高いと
いう問題がある。その上、ダンパ機構のスパイラルシュ
ートは、洗浄などの取扱いの便宜を図るためにプラスチ
ックスから削り出して得るので、その加工が大変面倒で
あってコスト高であるという問題がある。さらに、数m
にも及ぶ長さのスパイラルシュートを削り出して加工す
ることはできないので、下方搬送距離が長い場合には適
さないという問題もある。
【0011】また、前記公報に記載された後者の落とし
込み収納装置は、アーム、チエンモーター、ネジシャフ
ト、回り止めガイド、スライダー、一対のチエンホイー
ル、チエン、ホッパー吊下具、ホッパー、および蛇腹等
の多くの部品が必要であるために、構造が複雑でコスト
高であるという問題がある。その上、スライダーのネジ
シャフトおよび回り止めシャフトに対する係合を円滑に
するとともに、チエンの各チエンホイールへの係合を円
滑にするために潤滑油が必要であるから、この装置のメ
ンテナンスは面倒であるという問題がある。
【0012】そればかりでなく、潤滑油を用いることの
不都合を防止するために必ず蛇腹が必要であるので、長
い距離の搬送には不向きである。すなわち、ホッパー吊
下具が伸縮できるとしても、その全外周を覆う蛇腹の最
小短縮長さには制限があって、それはホッパー吊下具の
伸張長さが大きくなるほど長く必要とする。例えば階下
等への垂直な落とし込み搬送のように数m以上の下方搬
送距離が必要なものでは、この下方搬送距離の例えば1
/2〜1/3程度の長さのホッパー吊下具および蛇腹等
が必要となる。したがって、メンテナンス等において大
きく・重いホッパー吊下具などの取扱いが極めて面倒と
なり、こうした事情から下方搬送距離が長い程適用しに
くくなるという問題がある。しかも、同様の理由から種
々の下方搬送距離に個別に適するものを設計する場合に
は、ホッパー吊下具や蛇腹等を個々に設計し直す必要が
あり、汎用性に欠けるという問題もある。
【0013】さらに、既述のようにホッパー吊下具およ
びホッパーをチエンで吊下げて昇降させるので、移動す
るホッパーに対する前記シュートへの位置決め性能が悪
く、うまく錠剤をホッパーに受け取ることができない恐
れがある。そして、この点を解決するためにホッパー吊
下具などの昇降を案内するガイドを設ける場合には、よ
り構造が複雑となるだけではなく、このガイドが邪魔と
なってより長い距離の下方搬送への適用性がさらに損な
われ易くなるという問題がある。
【0014】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、供給される固形物を確実に受け取って、その損傷
を防止しつつ下方搬送できるとともに、構造簡単で安価
に得ることができ、しかも、メンテナンスが容易であっ
て、かつ、設置スペースが小さく、汎用性が高く下方搬
送距離の長さに制約されずに適用できる固形物用下方搬
送装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の固形物用下方搬送装置は、固形物搬送出口
として利用される下端開口を有し立てて設置されるシュ
ートパイプと、このパイプの上端部に設けられた固形物
投入口と、前記シュートパイプ内をその軸方向に貫通し
て上下動可能に設けられたガイド軸と、このガイド軸を
上下動させる軸駆動手段と、前記ガイド軸の下端部に固
定されて前記固形物搬送出口に接離する開閉蓋と、上面
が滑落面をなす搬送台部を有するとともに、この台部の
周縁を前記シュートパイプの内周面に接近ないしは摺接
させて前記ガイド軸に上下方向に沿って摺動自在に嵌合
された搬送ダンパと、このダンパと前記固形物搬送出口
を塞いだ前記開閉蓋との間に空気を出し入れして前記搬
送ダンパを上下動させるダンパ駆動手段とを具備したも
のである。
【0016】この発明において、下方に搬送すべき錠剤
などの固形物はシュートパイプの固形物投入口に投入さ
れ、シュートパイプは搬送される固形物の下方移動に対
するガイドと防塵とをなす。ガイド軸はこれに嵌合され
た搬送ダンパの上下動を案内する。搬送ダンパは、シュ
ートパイプ内の上端部に配置される上昇位置においてシ
ュートパイプ内に投入された固形物を受取り、その下降
に伴って受取った固形物をシュートパイプの下方に搬送
する。この搬送ダンパはその搬送台部がシュートパイプ
の下端開口(固形物搬送出口)の下方に配置されるまで
下降され、この下降位置に達することに伴い、搬送台部
の上面をなす滑落面によって固形物を下方に滑落させて
受缶などの収納容器に供給する。また、ガイド軸に固定
された開閉蓋は、軸駆動手段により上下動されるガイド
軸とともに移動されて、固形物搬送出口に接離してこの
出口を開閉する。その接触、言い換えれば、開閉蓋が固
形物搬送出口を塞ぐことにより、これとシュートパイプ
内の搬送ダンパとの間の空間を閉じ、また、非接触、言
い換えれば、開閉蓋が固形物搬送出口の下方に離れるこ
とにより前記下降位置への搬送ダンパの下降を許す。そ
して、ダンパ駆動手段は、前記空間内に空気を出し入れ
するものであり、その空気の供給により搬送ダンパを上
昇位置に上昇させ、また、前記空間内の空気を出すこと
により搬送ダンパを開閉蓋上に載置されるように下降さ
せる。
【0017】したがって、この固形物下方搬送装置は、
そのシュートパイプの固形物搬送出口を開閉蓋で塞いだ
状態において、開閉蓋とシュートパイプ内の搬送ダンパ
との間の空間にダンパ駆動手段を介して空気を導くこと
により、搬送ダンパを上昇位置に空気の圧力(気力)で
保持させ、その状態で固形物投入口に供給される固形物
を搬送ダンパで受取ることができる。次に、前記空間内
の空気を吸引もしくは前記空間内への空気の供給を停止
しかつ開閉蓋を開く等により、搬送ダンパが負圧もしく
は自重によりガイド軸に沿って略垂直下方に降下するの
で、固形物を下方に搬送できる。そして、開閉蓋を完全
に開放することにより前記搬送ダンパの搬送台部上に載
っている固形物を、搬送台部の上面の滑落面に沿って滑
落させて収納容器に受け渡すことができる。また、こう
した下方搬送の後には、搬送ダンパを伴って開閉蓋が上
昇されてシュートパイプの固形物搬送出口を塞いでか
ら、この開閉蓋と搬送ダンパとの間に空気を供給される
ので、搬送ダンパが上昇位置に上昇されて、次の下方搬
送に備えて待機する。このようにして固形物下方搬送装
置は、以上の動作を繰り返し、それによって、固形物投
入口に供給される固形物を略垂直下方に搬送して下方の
収納容器等に搬送するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3を参照して本発
明の第1の実施の形態を説明する。図1は第1の実施の
形態に係る錠剤用下方搬送装置をその周辺に設置される
機器とともに示す側面図であって、1は二階または中二
階などの階上に設置される回転式打錠機である。この打
錠機1は連続的に錠剤(固形物)を生産し、生産された
錠剤は斜め下向きに突出された排出シュート1aを滑落
して排出されるようになっている。
【0019】図1中2は一階に設置された受缶交換装置
である。この交換装置2は、図示しないモータ等を動力
源として間欠的に回転されるターンテーブル3を備え、
このテーブル3上に2以上の受缶4(すなわち、後述す
るように下方搬送された錠剤を収納する収納容器)が着
脱自在に載せられている。この受缶交換装置2は、次に
説明する錠剤用下方搬送装置5のオーバーフローセンサ
の検出情報を受けた時にターンテーブル3を所定角度回
転させ、それにより、満杯になった受缶4を下方搬送装
置5の直下から外すとともに、空の受缶4を下方搬送装
置5の直下に対向配置させるようになっている。
【0020】下方搬送装置5は階上の床壁6を貫通して
回転式打錠機1と受缶交換装置2とに渡るように配置さ
れている。図2および図3に示されるように下方搬送装
置5は、シュートパイプ11と、固形物投入口12と、
支持ベース13と、ガイド軸14と、軸駆動手段として
のエアーシリンダ15と、開閉蓋16と、搬送ダンパ1
7と、ダンパ駆動手段とを備えている。
【0021】角筒または円筒(この第1の実施の形態)
からなるシュートパイプ11は、数m以上の長さであっ
て、その上端開口を塞ぐ上蓋11aを有している。上蓋
11aは取外し可能にねじ止めされているとともに、そ
の一部には固形物投入口12が開けられている。したが
って、固形物投入口12はシュートパイプ11の上端部
に設けられている。
【0022】なお、固形物投入口12はシュートパイプ
11の上端部周壁に開けてもよく、その場合には上蓋1
1aの固形物投入口は省略すればよい。固形物投入口1
2には上側ほど広くなるラッパ状の固形物受口体18の
下端部が接続されている。シュートパイプ11の下端は
開口されており、この下端開口は固形物搬送出口11b
として利用されるようになっている。
【0023】シュートパイプ11の上蓋11aを除いた
筒主部は軽量化のために例えば合成樹脂等からなる。こ
の筒主部を、その内部が透視可能な透明な合成樹脂製と
する場合には、搬送の状況や筒主部内面の汚れ状態等の
シュートパイプ11内の点検ができる点で、特に優れて
いる。
【0024】支持ベース13は上蓋11aの上面中央部
に取外し可能にねじ止めされている。このベース13の
下端部は上蓋11aを貫通して筒主部内に挿入される挿
入端部19となっている。支持ベース13には、挿入端
部19の下端面に開放される凹み13aが形成されてい
るとともに、この凹み13aの入口部は、後述の嵌合筒
部30の挿入を円滑に案内するために、下端面に向かう
にしたがって次第に広がるガイドテーパ19aを有して
いる。
【0025】支持ベース13には、凹み13aの底壁の
上側に位置して支持ベース13の側方に開放される凹み
からなる逃げ部13bが設けられているとともに、前記
底壁の中央部を貫通して凹み13aと逃げ部13bとを
連通するガイド孔13cが設けられている。さらに、支
持ベース13の側面には前記固形物受け口体18を逃げ
る逃げ溝13dが設けられている。
【0026】図1に示されるように前記シュートパイプ
11は取付けブラケット20を介して回転式打錠機1の
下部側方に支持されており、それによって、軸線が略垂
直となるように立てて設置されている。なお、ここに略
垂直とは垂直の設置姿勢は勿論のこと、この垂直に近い
姿勢で立つ角度を含むものである。こうして立てて支持
されるシュートパイプ11は、その上端部に固定された
前記固形物受口体18をその上端開口が前記排出シュー
ト1aから排出される錠剤を受取るようにその真下に位
置させるとともに、シュートパイプ11の下端を前記受
缶交換装置2に載置された受缶4のうち錠剤受け位置に
配置された受缶4の中央部真上に位置させて配置され
る。
【0027】ガイド軸14はシュートパイプ11内をそ
の軸方向に貫通して上下動可能に設けられていて、その
上端部はガイド孔13cを摺動自在に貫通して逃げ部1
3b内に配置されている。このガイド軸14の上端部に
は、逃げ部13bの上面を塞いだ支持ベース天板21上
に固定されたエアーシリンダ15が有したピストンロッ
ド15aの下端部が連結されている。したがって、ガイ
ド軸14はその昇降ストロークを決定するエアーシリン
ダ15により吊持されている。
【0028】この第1の実施の形態のようにガイド軸1
4をその軸線とシュートパイプ11の軸線とを一致させ
て同軸的に配置することは、特に、後述する受缶4への
錠剤排出において、受缶4内に錠剤が偏って収納され堆
積することを少なくできる点で優れている。
【0029】ガイド軸11の下端部には軽金属または合
成樹脂製の開閉蓋16が連結されている。この蓋16は
シュートパイプ11の直径よりも台形な円盤状をなして
おり、その上部周縁はテーパ面16aで形成されてい
る。この全周に渡る環状のテーパ面16aは錠剤の滑り
を確実にするために30゜以上の角度をもって形成されて
いる。開閉蓋16は、シュートパイプ11の上下動に伴
って、このパイプ11の固形物搬送出口11bにテーパ
面16aを接離して、この出口11bを開閉する。な
お、固形物搬送出口11bは図3に示されるように湾曲
面もしくはテーパ面16aと同様角度のテーパ面で形成
され、それにより、テーパ面16aが馴染みよく接触で
きるようにしてある。
【0030】開閉蓋16はその下面に開放する凹部16
bとこの凹部16bを閉塞する底板22とを有してい
る。さらに、図3に示されるように開閉蓋16には、第
1のダンパ検出センサ23と、送気孔24およびこれに
連通する配管継手25と、オーバーフローセンサ26と
が夫々設けられている。前記センサ23、26および配
管継手25の一部は夫々凹部16bに収容されている。
【0031】開閉蓋16の平坦な水平上面に露出して搬
送ダンパ17の下降を検出するダンパ検出センサ23
と、開閉蓋16の水平上面に開放される送気孔24およ
び配管継手25とは、夫々テーパ面16aの内側領域に
設けられている。また、送気孔24および配管継手25
は、ダンパ検出センサ23よりも開閉蓋16の中心側に
配設されている。オーバーフローセンサ26は底板22
を貫通して開閉蓋16の下方に突出されている。このセ
ンサ26は、シュートパイプ11が下降位置にある時
(この時、開閉蓋16は受缶4内の上端部に挿入されて
いる。)に、受缶4内に堆積される錠剤が開閉蓋16に
対して所定の堆積状態となったかどうかを検出するもの
であり、その検出信号は図示しないコントローラを介し
て前記エアーシリンダ15および受缶交換装置2を制御
する信号として使用される。
【0032】前記ガイド軸14は例えば中空であり、そ
の内部には前記センサ23、26に接続される電気配線
27および配管継手25に接続される空気配管28が通
されており、これらはガイド軸14の上端部側面に設け
た開口14a(図2参照)および逃げ部13bを通って
外部に引き出されている。なお、電気配線27および空
気配管28は、前記のように外部に引き出された部分に
設けられる図示しない弛みによって、ガイド軸14の上
下動を吸収する。
【0033】このようにガイド軸14を電気配線27お
よび空気配管28の通路として利用した第1の実施の形
態においては、これら電気配線27および空気配管28
の収まりがよく、その露出が少ないので、下方搬送装置
5の外観を向上できるとともに、これら配線27等を外
患から保護する上で、特に優れている。また、ガイド軸
14を中空とすることは、その軽量化においても優れて
おり、エアーシンリンダ15に低能力のものを使用で
き、したがって、エーアシリンダ15に小径のものを採
用でき、下方搬送装置5全体の軽量化に役立つものであ
り、その取扱いなどを容易にできる。しかし、本発明
は、この構成に制約されるものではなく、ガイド軸14
を中実(無垢)または中空として、電気配線27および
空気配管28をシュートパイプ11の外側に配設しても
よい。
【0034】また、この第1の実施の形態では既述のよ
うに開閉蓋16が底板22を有しているから、それによ
って、凹部16b内の前記センサ23、26および配管
継手25、ならびに電気配線27および空気配管28に
対する防塵をすることができるので、これらダンパ検出
センサ23等に錠剤から分離する粉が付着することを防
止できるとともに、開閉蓋16に付着した粉等の掃除が
容易となる。したがって、粉などの堆積物が異物として
シュートパイプ11の上下動に伴う振動等で受缶4内に
落下混入する恐れを少なくできる。
【0035】前記搬送ダンパ17は、軽金属または合成
樹脂製であって、図2および図3に示されるように搬送
台部29と、この中央部上面から上向きに突設された円
筒形の嵌合筒部30とから形成されている。搬送台部2
9の上面29aは、滑落面をなし、嵌合筒部30から周
面に向かうにしたがって下方に次第に傾斜する傾斜面、
例えば円錐面で形成されている。この上面29aは傾斜
面または円弧面(湾曲面)で形成され、例えば前記傾斜
は錠剤の滑りを確実にするために30゜以上の角度をもっ
て形成される。
【0036】搬送台部29は下面に開放する凹部29b
を有している。凹部29bには前記送気孔24が対向さ
れているとともに、この凹部29bを囲む搬送台部29
の周部下面には前記ダンパ検出センサ23が対向される
ようになっている。また、搬送台部29の外径は、前記
シュートパイプ11の内周面との間に錠剤の最小幅より
も小さい間隙を形成するようにこのパイプ11の内径よ
りも少し小さくしてある。しかし、搬送台部29の外周
がシュートパイプ11の内周面に摺接されるようにして
もよい。
【0037】嵌合筒部30はシュートパイプ11の全長
に比較してはるかに短いとともに、前記支持ベース13
の凹み13aの内径より少し小径に形成されて、この凹
み13a内に嵌入可能になっている。そして、搬送ダン
パ17は、その搬送台部29の周縁をシュートパイプ1
1の内周面に接近ないしは摺接させるとともに、その嵌
合筒部30をガイド軸14に上下方向に沿って摺動自在
に嵌合して設けられている。
【0038】また、支持ベース13には第2ダンパ検出
センサ31が取付けられている。このセンサ31は凹み
13a内に露出して設けられて、この凹み13a内に嵌
合筒部30が挿入されたかどうかを検出するものであ
る。第2ダンパ検出センサ31の検出信号は図示しない
コントローラを介して前記エアーシリンダ15等を制御
する信号として使用される。
【0039】前記送気孔24および配管継手25と、空
気配管28と、この配管28の他端が接続された図示し
ないエアーコンプレッサ等の空気供給源とは、ダンパ駆
動手段を形成している。このダンパ駆動手段は、搬送ダ
ンパ17と固形物搬送出口11bを塞いだ開閉蓋16と
の間の空間に空気を出し入れするものであって、それに
より、搬送ダンパ17が上下動されるようになってい
る。
【0040】次に、前記構成の下方搬送装置5による錠
剤の下方搬送動作について説明する。この装置5を始動
させると、まず、エアーシリンダ15がそのピストンロ
ッド15aを引っ込めるように動作されることにより、
シュートパイプ11が上昇されて、その下端部に固定さ
れた開閉蓋16のテーパ面16aがシュートパイプ11
の固形物搬送出口11bに当接して、この出口11bを
閉じる。この後、そのままの状態で、ダンパ駆動手段が
動作されて、空気配管28に導かれた空気が配管継手2
5を通り送気孔24から上方に噴出される。この空気の
供給により搬送ダンパ17はその下面側からの空気加圧
によってガイド軸14を摺動しながら上昇される。この
ダンパ17の上昇は、その嵌合筒部30の上部が支持ベ
ース13の凹み13a内に挿入され、この凹み13aの
底面に当接されることにより停止する。こうして図2に
示される上昇位置に搬送ダンパ17が達して位置決めさ
れると、それは第2ダンパ検出センサ31により検出さ
れる。以上で錠剤搬送に対する準備状態が完了する。
【0041】この状態において回転式打錠機1での錠剤
の連続生産に伴って、その排出シュート1aから排出さ
れる錠剤Aが次々に固形物受口体18を介して固形物投
入口11bに投入される。投入された錠剤は空気圧によ
り前記上昇位置に浮いて保持されている搬送ダンパ17
の搬送台部29の上面に堆積される(図1参照)。
【0042】こうした錠剤Aの投入が所定時間継続した
時点で、ダンパ駆動手段による空気の供給を停止して、
開閉蓋16と搬送ダンパ17との間の空間の空気を吸出
してこの空間を負圧とする。もしくは、前記空気の供給
を停止するとともにエアーシリンダ15をそのピストン
ロッド15aが突出するように動作させてガイド軸14
および開閉蓋16を図3に示す下降位置まで下降させ
て、シュートパイプ11の固形物搬送出口11bを開放
する。
【0043】そうすると、搬送ダンパ17がガイド軸1
4を摺動しながら低速で下降されるから、同時に、この
ダンパ17の搬送台部29上に堆積した錠剤A群を略垂
直下方に搬送することができる。なお、搬送ダンパ17
は、それに前記負圧を作用させた場合には、主として負
圧の力で下降され、また、前記のように固形物搬送出口
11bを開放させた場合には、搬送ダンパ17およびそ
の上に堆積された錠剤A群の自重により下降される。
【0044】やがて、下降する搬送ダンパ17の搬送台
部29が、固形物搬送出口11bを閉じている開閉蓋1
6の水平上面に着座すると、それを第1ダンパ検出セン
サ23が検出する。そうすると、エアーシリンダ15が
そのピストンロッド15aを突出するように動作される
と同時に、ガイド軸14および開閉蓋16を図3に示す
下降位置まで下降されて、シュートパイプ11の固形物
搬送出口11bが開放される。
【0045】こうした下降位置への移動によって搬送台
部29上に乗っている錠剤Aの移動を妨げるシュートパ
イプ11による位置規制が解除されるので、錠剤A群は
搬送台部29の上面29aの傾斜および開閉蓋16のテ
ーパ面16aの傾斜にしたがって、図3中矢印で示され
るように斜め下方に自然に滑り落ちて、下方に対向配置
されている受缶4内に供給される。この滑落供給は固形
物搬送出口11bが開き始めると直ちに開始されるの
で、短時間で完了する。
【0046】また、前記のように搬送ダンパ17の下降
に先立ってガイド軸14および開閉蓋16を予め下降位
置まで移動させた場合には、搬送ダンパ17の自由降下
により、その搬送台部29がシュートパイプ11の固形
物搬送出口11bの下方へ抜け出るにしたがい、前記の
滑落供給が行われる。
【0047】次に、前記第1ダンパ検出センサ23の検
出信号に基づいて、エアーシリンダ15が再びそのピス
トンロッド15aを引っ込めるように動作されて、シュ
ートパイプ11が上昇されるから、開閉蓋16によって
シュートパイプ11の固形物搬送出口11bが閉じられ
る。この後、再びダンパ駆動手段が動作されて、空気配
管28および配管継手25を通った空気が送気孔24か
ら上方に噴出されるので、搬送ダンパ17が空気圧によ
って前記上昇位置まで上昇されるとともに、その上昇は
第2ダンパ検出センサ31により検出される。こうし
て、次の錠剤搬送に対する準備状態が完了する。
【0048】この後、以上の下方搬送動作が以後繰り返
して実施され、それによって、連続生産される錠剤Aを
略一定数量ずつ階下の受缶4に搬送することができる。
以上のようにして実施される下方搬送においては、搬送
しようとする錠剤Aを固定されたシュートパイプ11の
固形物投入口12に投入して供給するから、これらの位
置関係は常に一定である。そのため、固形物投入口12
が移動される場合に比較して、供給される錠剤Aを確実
に受取ってシュートパイプ11内に投入できる。なお、
こうした下方搬送においては、シュートパイプ11の内
周面との擦れ合いは多少あるが、螺旋状に錠剤を移動さ
せながら下方搬送させる場合に比較して、擦れ合う長さ
が大幅に減じるだけではなく、錠剤自らが滑落すること
がないので、衝撃も極めて小さい。
【0049】そして、受取った錠剤Aを上昇位置から下
降位置への搬送ダンパ17の移動により下方搬送するか
ら、下方搬送距離の高さに関係なく錠剤A自体が落下エ
ネルギーを持たない状態で搬送でき、錠剤A同志や周囲
接触部品との衝突や激しい擦れ合いを少なくできる。そ
れにより、割れ、欠け、摩損等の損傷を防止しつつ錠剤
Aを略垂直下方に搬送できる。
【0050】しかも、搬送ダンパ17の上下動は空気の
力を利用する気力搬送であるから、機械的に動作する部
品が少なく、それにより、下方搬送装置5を多くの部品
を要することなく構成できる。したがって、構造が簡単
であって安価に得ることができる。加えて、装置全体の
分解組み立ても容易となり、しかも、気力搬送では油潤
滑が不要であるから、メンテナンスを容易に行うことが
できる。その上、潤滑油を用いないから、油潤滑をする
場合における諸不具合を解消できる。また、下方搬送を
するのに必要不可欠なシュートパイプ11によって搬送
される錠剤Aに対する防塵をすることができる。
【0051】さらに、この下方搬送装置5は、略垂直に
立てたシュートパイプ11内にその上方から下方に錠剤
Aを通して下方に搬送するものであるから、この搬送装
置5の設置スペースを傾斜する搬送シュートを用いるも
のに比較して小さくできる。
【0052】また、この下方搬送装置5は、そのシュー
トパイプ11とガイド軸14の長さを変えることによ
り、その他の部品をすべて共通部品として下方搬送距離
を変えることが可能であるから、汎用性が高く下方搬送
距離の長さに制約されずに適用できる。
【0053】なお、この第1の実施の形態において、搬
送ダンパ17は、下降位置に降下した際に、その搬送台
部29が第1ダンパ検出センサ23および送気孔24を
覆い隠すため、搬送台部29を滑落する際等に錠剤Aか
ら落ちる粉が、前記センサ23に付着してその性能を低
下させたり、送気孔24に侵入して塞いだりする恐れを
少なくできる。
【0054】また、第1の実施の形態において、固形物
受口体18に、その固形物投入口12側に配置されるシ
ャッターを設けて、このシャッターを自動開閉するよう
にしてもよい。この場合にシャッターの自動開閉機構の
モータを制御する等により、搬送ダンパ17が上昇位置
にあるときだけシャッターを開放し、それ以外の時はシ
ャッターを閉じる構成とすることにより、搬送ダンパ1
7が上下動している期間中に回転式打錠機1から供給さ
れる錠剤を固形物受口体18内に一旦溜めて置くことが
できる。それにより、上記期間中に錠剤が固形物投入口
12を通り抜けて長尺なシュートパイプ11内を自由落
下し、それに伴い錠剤が損傷することを防止できる。こ
の点で、こうした構成を付加することは有利である。
【0055】図4は本発明の他の使用例を示している。
この使用例では、錠剤用下方搬送装置への錠剤の供給の
形態と、受缶を交換する形態が、前記第1の実施の形態
とは異なり、それ以外の構成は図4に図示されない部分
を含めて図1〜図3に示された前記第1の実施の形態の
錠剤用下方搬送装置と同一ないしは同様な構成であるの
で、図示されない構成については図1〜図3をもって代
用するとともに、図示される同一ないしは同様な構成部
分には第1の実施の形態と同一の符号を付して、それら
の構成の説明およびそれに基づく作用効果の説明につい
ては省略する。
【0056】この第2の使用例において、符号41は、
バケット式リフタであり、これは回転式打錠機1から排
出される錠剤を受取る錠剤ホッパ42を下端部に有して
いるとともに、図示しないバケットから排出される錠剤
を受取って滑落させ固形物受口体18に供給する斜めの
錠剤シュート43を上端部に有している。このリフタ4
1は、その内部に設けられて上下方向に沿って無端回転
するように移動される多数のバケットのうち最下位にあ
るバケット41で錠剤ホッパ42から錠剤を受取り、そ
れが略一定数量溜まるごとに間欠的に移動され、そし
て、最上位に位置されたバケットはその位置で回動され
て錠剤シュート43に錠剤を受け渡すように構成されて
いる。
【0057】このリフタ41の側面に取付けブラケット
20を介して前記第1の実施の形態に係る下方搬送装置
5が取付け支持されている。なお、この場合における下
方搬送装置5の下方搬送距離は比較的短い。
【0058】また、図4中符号44はフォークリフト等
からなる受缶昇降装置である。そのフォークに代えて設
けた昇降台45の上には受缶(収納容器)4が着脱自在
に載置されている。この受缶4内には下方搬送装置5の
下部が挿入されるようになっている。
【0059】この使用例における錠剤の下方搬送動作は
前記第1の実施の形態と同じであるので省略するが、こ
の場合、バケット式リフタ41により錠剤は略所定数量
づつ供給され、その供給のたびに搬送ダンパ17は上昇
位置に待機しているので、下方搬送動作中に錠剤の供給
が行われることなく、したがって、錠剤の損傷を少なく
できる。
【0060】さらに、受缶昇降装置44は、受缶4内に
下部を挿入した下方搬送装置5のオーバーフローセンサ
26が、受缶4内に堆積された錠剤A群を検出すること
に基づいて、その検出信号に連動して昇降装置コントロ
ーラによる自動制御で若しくは手動により所定寸法ずつ
昇降台45を介して受缶4の位置を下降させる。そのた
め、前記下方搬送動作において搬送ダンパ17の搬送台
部29の上面から滑り落ちる自由落下高さを、低く、し
かも、常に所定高さ以下に保持できる。したがって、下
方搬送装置5から受缶4内に錠剤を供給する際の落下高
さに基づく衝撃を小さくして、錠剤が損傷することをよ
り少なくできる。なお、受缶昇降装置44は自走する等
により移動できるから、受缶4内から下方搬送装置5が
抜け出るように昇降台45を下げたままの状態で、移動
して所定量の錠剤が収納された受缶4を下方搬送位置か
ら搬出させることができる。
【0061】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、搬
送しようとする固形物を固定されたシュートパイプの固
形物投入口に供給するから、供給される固形物を確実に
受取ることができ、こうして受取った固形物を上昇位置
から下降位置への搬送ダンパの移動により下方搬送する
から、固形物自体が落下エネルギーを持たずに衝突や擦
れ合いも少ないから、固形物をその損傷を防止しつつ下
方搬送できる。そして、搬送ダンパの上下動は空気の力
を利用する気力搬送であるから、多くの部品を要するこ
となく構成でき、その構造が簡単であって安価に得るこ
とができるとともに、それに伴って潤滑も不要であるか
らメンテナンスを容易に行うことができる。しかも、下
方搬送は略垂直下方に固形物を搬送するので、この下方
搬送装置の設置スペースを小さくできる。また、この下
方搬送装置は、そのシュートパイプとガイド軸の長さを
変えることにより、その他の部品をすべて共通部品とし
て下方搬送距離を変えることが可能であるから、汎用性
が高く下方搬送距離の長さに制約されずに適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る下方搬送装置
をその周辺に設置される機器とともに示す側面図。
【図2】第1の実施の形態に係る下方搬送装置の構成を
一部省略して示す縦断側面図。
【図3】第1の実施の形態に係る下方搬送装置の下部を
搬送ダンパが開いた状態で示す縦断側面図。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る下方搬送装置
の他の使用例をその周辺に設置される機器とともに示す
側面図。
【符号の説明】
11…シュートパイプ、 11b…固形物搬送出口、 12…固形物投入口、 14…ガイド軸、 15…エアーシリンダ(軸駆動手段)、 16…開閉蓋、 17…搬送ダンパ、 24…送気孔(ダンパ駆動手段)、 25…配管継手(ダンパ駆動手段)、 28…空気配管(ダンパ駆動手段)、 29…搬送台部、 29a…搬送台部の上面(滑落面)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固形物搬送出口として利用される下端開口
    を有し立てて設置されるシュートパイプと、 このパイプの上端部に設けられた固形物投入口と、 前記シュートパイプ内をその軸方向に貫通して上下動可
    能に設けられたガイド軸と、 このガイド軸を上下動させる軸駆動手段と、 前記ガイド軸の下端部に固定されて前記固形物搬送出口
    に接離する開閉蓋と、 上面が滑落面をなす搬送台部を有するとともに、この台
    部の周縁を前記シュートパイプの内周面に接近ないしは
    摺接させて前記ガイド軸に上下方向に沿って摺動自在に
    嵌合された搬送ダンパと、 このダンパと前記固形物搬送出口を塞いだ前記開閉蓋と
    の間に空気を出し入れして前記搬送ダンパを上下動させ
    るダンパ駆動手段とを具備した固形物用下方搬送装置。
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