JP2702978B2 - レンズ鏡胴 - Google Patents

レンズ鏡胴

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JP2702978B2
JP2702978B2 JP20776688A JP20776688A JP2702978B2 JP 2702978 B2 JP2702978 B2 JP 2702978B2 JP 20776688 A JP20776688 A JP 20776688A JP 20776688 A JP20776688 A JP 20776688A JP 2702978 B2 JP2702978 B2 JP 2702978B2
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fixed cylinder
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tapered
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久夫 竹前
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富士写真光機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、レンズ鏡胴に係り、特にテレビカメラ等の
撮影レンズ鏡胴に関する。
〔従来の技術〕 カメラ、テレビカメラ等の撮影レンズに於いて、ズー
ムリング、フォーカスリング等の操作リングは、レンズ
鏡胴の固定筒外周に回動自在に嵌装され、この操作リン
グを回動するとレンズ鏡胴に内蔵される移動レンズ群が
前記移動し、ズーミング、フォーカス調整がなされるよ
うになっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来のレンズ鏡胴は、固定筒の外周面
がストレート筒として形成され、操作リングの内周面も
ストレート筒として形成され、このような周面形状で操
作リングは固定筒の外周に外嵌されている。従って操作
リングと固定筒との隙間は一定の精度が要求され、操作
リング並びに固定筒は高い加工精度を要求される問題が
あった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、
固定筒と操作リングとの間の隙間を容易に所定の精度に
設定することが出来るレンズ鏡胴を提案することを目的
としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、固定筒の外周に操作リングが回動自在に支
持されたレンズ鏡胴に於いて、固定筒の外周がテーパ筒
として形成されると共に操作リングの内周が前記固定筒
のテーパ筒に対応するテーパ筒として形成され、固定筒
と操作リングとはテーパ筒面同志で摺接されていること
を特徴としている。
〔作用〕
本発明は、固定筒と操作リングとの嵌合面は、テーパ
筒で形成されている。従って、固定筒に対して操作リン
グを軸方向に移動することにより、固定筒と操作リング
との間に必要な隙間を簡単に設定することが出来る。
〔実施例〕
以下添付図面に従って本発明に係るレンズ鏡胴の好ま
しい実施例を詳説する。
図において固定筒10の外周面にはズームリング12の内
周面が回動自在に支持され、更にズームリング12の前方
にはフォーカスリング14が図示しないが同じく回動自在
に固定筒10に支持されている。
ズームリング12を回動することによりズームレンズ群
16(後方移動レンズ群のみ図示)が移動し、ズーミング
を行うようになっている。ズームレンズ16はレンズ枠20
に支持されており、このレンズ枠20にはピン22が半径方
向の外側に植立されている。ピン22は固定筒10の内面に
形成された軸方向の縦溝24に遊嵌されると共に、カム筒
26に形成されたカム溝28内に位置している。また、この
カム筒26はズームリング12から半径方向内側に植立され
たピン30を介して連結されている。従って、ズームリン
グ12を回動すると、ピン30を介して連結されたカム筒26
が回転し、これにより、後方レンズ群16は縦溝24とカム
溝28とに規制されながら移動し、図示しない、前方レン
ズ群と協動してズーミングをおこなうようになってい
る。
また、第2図に示すように固定筒10においては、その
外周面に段部10Aが形成され、更にこの段部10Aの底部か
らテーパ筒10Bが形成されている。一方、ズームリング1
2においてはその前端に段部12Aが形成されると共に、固
定筒120のテーパ筒10Bと対応してその内周面がテーパ筒
12Bとして形成されている。更に、ズームリング12には
後端部に段部12Cが形成され、固定筒側の段部40と対向
している。
前記の如く構成された本発明に係る実施例の作用は次
のとおりである。固定筒10にズームリング12を嵌装する
と、ズームリング12の軸方向の移動量を調整することに
よって固定筒10のテーパ筒10Bとズームリング12のテー
パ筒12Bとの隙間量を調整することができる。即ち、固
定筒10とズームリング12とは互いにそのテーパ筒におい
て摺接しているので、ズームリング12を図上で左方向に
移動するとその隙間量は小さくなり、ズームリング12を
逆に右方向に移動させると、その隙間量は大きくなる。
このような隙間は固定筒10の段部10Aとズームリング12
の前端部の段部12Aとの間にワッシャ29を入れ、若しく
は固定筒側の段部40とズームリング12の後端部の段部12
Cとの間にワッシャ31を入れ、ズームリング12の軸方向
位置を調整することができる。
このように構成された固定筒10とズームリング12とに
よれば、製作時において両部品を従来のように精密に加
工しなくても組立時においてワッシャ30、31を段部10
A、12A間又は段部12、止めリング40間に適宜挿入するこ
とにより、正確な隙間を固定筒10とズームリング12の間
に設定することが出来る。
また、固定筒10並びにズームリング12をプラスチック
成形によって製作する場合には、テーパ筒10B、12Bが形
成されていると、成形時に加工が容易になる。即ち固定
筒10、ズームリング12にテーパ筒として形成されている
と、内型又は外型を軸方向に抜くのが容易になり、加工
が容易になる。
前記実施例ではズームリングと固定筒との関係におい
て説明したのであるが、これに限定されるものではな
く、固定筒とフォーカスリングでもよいし、その他の操
作リングに適用できるのは言うまでもない。
また、軸方向移動量を調整するのに、ワッシャを用い
たがばね等その他のスペーサを用いてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係るレンズ鏡胴によれ
ば、レンズ鏡胴の固定筒と操作リングとがテーパ筒面を
介して嵌合されているので、操作リングを軸方向に移動
調整することにより固定筒と操作リングとの周面の隙間
を簡単に調整することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るレンズ鏡胴の実施例を示す部分断
面図、第2図は本発明に係る要部を示す部分拡大図であ
る。 10……固定筒、10A……テーパ筒、12……操作リング、1
2B……テーパ筒、16……レンズ群。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定筒の外周に操作リングが回動自在に支
    持されたレンズ鏡胴に於いて、 固定筒の外周がテーパ筒として形成されると共に操作リ
    ングの内周が前記固定筒のテーパ筒に対応するテーパ筒
    として形成され、固定筒と操作リングとはテーパ筒面同
    志で摺接されていることを特徴とするレンズ鏡胴。
  2. 【請求項2】操作リングは、前後端面にワッシャを配置
    することにより軸方向の位置決め調整がなされる請求項
    (1)のレンズ鏡胴。
JP20776688A 1988-08-22 1988-08-22 レンズ鏡胴 Expired - Lifetime JP2702978B2 (ja)

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