JPS5952402B2 - ズ−ムレンズ鏡筒 - Google Patents

ズ−ムレンズ鏡筒

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Publication number
JPS5952402B2
JPS5952402B2 JP1880680A JP1880680A JPS5952402B2 JP S5952402 B2 JPS5952402 B2 JP S5952402B2 JP 1880680 A JP1880680 A JP 1880680A JP 1880680 A JP1880680 A JP 1880680A JP S5952402 B2 JPS5952402 B2 JP S5952402B2
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JP
Japan
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cylinder
guide
optical axis
main
lens
Prior art date
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Expired
Application number
JP1880680A
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English (en)
Other versions
JPS56114908A (en
Inventor
克英 高木
茂貴 杉原
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Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
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Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
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Priority to EP81300529A priority patent/EP0037623A3/en
Publication of JPS56114908A publication Critical patent/JPS56114908A/ja
Publication of JPS5952402B2 publication Critical patent/JPS5952402B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
    • G02B7/10Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ピットが合つた状態で倍率を連続的に変える
ことができるズームレンズに好適のズームレンズ鏡筒に
関するものである。
シネカメラ等に用いられるズームレンズは、少なくとも
一つのレンズ群を保持する筒体にカム溝を設け、該カム
溝により上記レンズ群をその経路中で、他のレンズ群の
直線移動に対し非直線移動させ、焦点補正を行なわせる
ことにより、ピット合せ操作を不要にして、即ちピット
が合つた状態で倍率を連続的に変えられるようになつて
いる。
ところで、従来にあつては、そのズームレンズ鏡筒を構
成する複数の筒体が金属により形成されており、上記カ
ム溝の加工は筒体へ施さなければならないことから、極
めて困難であるため、該案内溝を貫通孔として形成し、
以つて加工精度並びに加工速度を落さないようにしてい
た。しかし、金属製のものは重く、また各部品を一体に
形成するのが困難で部品点数が多くなり、これに伴い構
成が複雑となつて、組立性が悪いということが問題とな
つてきた。
そこで近時、金属製のズームレンズ鏡筒に代り、成型可
能な材料、例えばプラスチック製のものが市場に提供さ
れつつある。
すなわち、プラスチック製とすることにより、軽量化が
図れ、構成部品も一体成型できるので、構成が簡単化さ
れるものである。ところが、プラスチック製とした場合
には強度的に金属製のものよりも弱くて案内溝の幅が操
作時にかかる応力により変形し易く、かつ、温度変化や
経時変化によつても変形し易い性質を有しているため、
正規の円筒度が保てず正常に動作しな′いことになつて
しまうという問題を生じている。
本発明は上記従来技術の有する問題点に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、筒体の強度上の問題
を解消し、更には成型時における困難性も生ずることが
ないようにし、以つて筒体丁のプラスチック化を可能と
したズームレンズ鏡筒を提供することにある。そのため
、本発明にあつては、前記補正レンズを非直線移動させ
るためのU字状のカム溝を回転筒の外周側に有底状にし
て配設し、かつ、その配設位置を突出ピンと案内溝との
間とし、更には、上記U字状のカム溝を回転筒の外周側
に拡開するテーパ形状としたことを特徴とする。
以下に本発明の一実施例を図面に従つて説明する。
第1図において、カメラの前フレーム1に、力メラレン
ズの光軸1に合致させて、主筒2を固定してある。
この主筒2は、第2図、第3図に示す円筒形状である。
この主筒2の自由側外周壁には、螺線状の案内部となる
メネジ2aを形成してあり、一方、この主筒2の固定側
内周壁には、光軸方向に延びる複数個の螺線状の案内溝
2b,2b,2b,2bを設けてある。本実施例にあつ
ては、この螺線状の案内溝2b,2b,2b,2bの個
数は4個としてある。そして、メネジ2aと案内面2C
との間には、案内ピン固定用孔2d,2dを設けてある
。なお、第3図において、2e,2e,2eは主筒固定
用のネジ穴である。ズーム環3は、主筒2の自由側外周
壁に回動可能に嵌め合わせてある。
このズーム環3には、第4図、第5図に示すように、上
下対称位置に、光軸方向に延びる案内孔3a,3aを設
けてあり、このズーム環3の外周壁に設けられた凹部3
bに、化粧用のゴムリング4(第6図、第7図参照)を
装着してある。なお、第4図、第5図において、符号3
C,3Cはドライバー挿入孔を示す。3dはネジであり
、このネジ3dはメネジ2aと螺合するようになつてい
て、これにより、ズーム環3を回転させたときには、こ
のズーム環3は、回転されつつ軸方向に移動されるよう
になつている。
5は非直線移動をこうむる回転筒である。
この回転筒5には、第8図に示すように、突出ピン固定
用孔5a,5aと、U字状のカム溝5b,5bと、光軸
方向に延びる案内溝5C,5C,5C,5Cと、ネジ穴
5d,5d,5d,5dとを設けてある。
このU字状のカム溝5b,5bは回転筒5の外周側に有
底状にして配設されているもので、回転筒5の強度を確
保するようになつている。
これにより、プラスチツク成型を可能となし、また例え
ばU字状のカム溝5b,5bが案内溝5C,5Cの近傍
にまで延びる構成としたとしても回転筒5の強度を極力
確保できるので、該回転筒5の小型化が可能となり、ひ
いてはズームレンズ鏡筒全体の小型化も可能となる。更
に、U字状のカム溝5b,5bの配設位置を突出ピン5
aと案内溝5Cとの間としてあり、主筒2を介さなくと
も後述する突出ピン7を案内孔3aに係合させることが
できるようになつている。ノ なお、U字状のカム溝5
b,5bにテーパ状の傾斜面5b″,5b″を設けるよ
うにしておけば、回転筒5の回動角度に換算して約12
0度までは、回転筒5と一体にU字状のカム溝5bを成
形することが可能である。
非直線移動を行うレンズ、すなわち、補正レンズ6aを
保持する保持枠6は、回転筒5の内周壁に取り付けられ
る。
この取付けは、ピット合わせを行なう必要があるため、
以下のようにして行なう。
すなわち、ズーム環3を主筒2に取り付けた後、保持枠
6を回転筒5に嵌め合わせ、保持枠6の規準面6bと回
転筒5の規準面5eとを接触させてピット調整を行つた
後、ズーム環3に穿設された挿入孔3C,3C,3C,
3Cからドライバー(図示せず)を挿入し、回転筒5に
植設されたビス(図示せず)を締めることにより行なう
ものである。
なお、ゴムリング4は、この調整後に取り付けるもので
ある。7,7は回転筒5の固定用孔5a,5aに装着さ
れた突出ピンで゛ある。
この突出ピン7, 7はズーム環3に穿設された案内孔
3a,3aに臨ませてある。そして、U字状のカム溝5
b,5bには、案内ピン固定孔2d,2dに固定された
案内ピン8″,8″を係合させてある。一方、直線移動
を行うレンズ群8a、すなわち、変倍レンズ群8aは移
動筒8に固定されている。
第1図、第10図において、符号9は変倍レンズ固定用
板を示し、符号9a,9aは固定用ネジを示す。そして
、移動筒8には、第11図、第12図に示すように、左
右、上下対称位置に、突出部10,10,10,10を
形成してある。この突出部10,10,10,10には
、それぞれ主筒2に形成された螺線状の案内溝2b,2
b,2b,2bと螺合する螺線条10a,10a,10
a,10aを形成してある。移動筒8は、この螺線条1
0a,10a,10a,10aを案内溝2b,2b,2
b,2bにそれぞれ嵌め合わせ、かつ、突出部10,1
0,10,10を回転筒5の案内溝5C,5C,5C,
5Cにそれぞれ係合させることにより、主筒2の固定側
内周壁に取り付けられる。
以下に本発明に係るズームレンズ鏡筒の作用について第
13図をまじえて説明する。
第1図は、ズームレンズが望遠側xにある状態1を示し
ている。
この状態から、ズーム環3を一定方向に回動させると、
案内孔3a,3aに、突出ピン7が係合しているから、
回転筒5がズーム環3の回動方向と同方向に回動変位す
る。
そして、主筒2に固定した案内ピン8″,8″がU字状
のカム溝5b,5bに係合しているから、この回転筒5
は、このU字状のカム溝5b,5bの規制を受けながら
、光軸方向に移動する。すなわち、この回転筒5の移動
は、第13図に示したU字状の移動軌跡11と、なる。
また、移動筒8の突出部10,10,10,10に案内
溝5C,5C,5C,5Cが係合しているから、回転筒
5の回動に伴つて、移動筒8は、その突出部10に形成
された螺線条10aと案内溝2bとの螺合により、回転
筒5の回動方向と同方向に回動しながら、案内溝5C,
5C,5C,5Cに沿つて、光軸1方向に案内されるこ
ととなる。
すなわち、移動筒8の移動軌跡12は第13図に示した
直線となる。このようにして、ズームレンズはズーム環
3を操作することにより、望遠側xと広角側Yの2状態
をとることとなる。以上要するにU字状のカム溝を回転
筒の外周側に有底状にして配設したから、回転筒の強度
を確保することができ、かつ、回転筒の外周側から容易
に成型できることとなるので、筒体のプラスチツク化が
可能となるという効果を奏する。また、U字状のカム溝
が案内溝の近傍にまで延びる構成としたとしても回転筒
の強度は極力確保されるので、回転筒をその軸方向に小
型化できるという効果を奏する。これは、鏡筒全体のコ
ンパクト化にも通じるものである。さらに、U字状のカ
ム溝の配設位置を突出ピンと案内溝との間としたことか
ら、主筒の自由側内周壁に回転筒を嵌め合わせる構成の
もので、主筒を介さなくとも突出ピンをズーム環の案内
孔に係合させることができるので、主筒の強度を損なう
ことがない。
しかも、U字状のカム溝を回転筒の外周側に拡開するテ
ーパ形状の傾斜面を備えたものとしたから、離型時にお
ける回転筒の外周からの型抜きが円滑となり、型抜きに
よるU字状溝の破損を防止することができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るズームレンズ鏡筒の縦断面図、第
2図は主筒の縦断面図、第3図は主筒の固定側測面図、
第4図はズーム環の縦断面図、第5図は第4図のA−A
線断面図、第6図はゴムリングの正面図、第7図はゴム
リングの側面図、第8図は回転筒の縦断面図、第9図は
回転筒の部分展開平面図、第10図は固定板の正面図、
第11図は移動筒の正面図、第12図は第11図のBB
線断面図、第13図は移動軌跡図である。 2・・・・・・主筒、3・・・・・・ズーム環、5・・
・・・・回転筒、5a・・・・・・突出ピン固定用孔、
5b・・・・・・U字状の力ム溝、5C・・・・・・案
内溝、7・・・・・・突出ピン、8′・・・・・・案内
ピン、8・・・・・・移動筒。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 光軸方向に延びる案内孔を備えたズーム環を主筒の
    外周壁に回動自在に嵌め合わせ、該主筒の軸をカメラレ
    ンズの光軸に合致させて該主筒を該カメラに固定し、か
    つその内方に延びる案内ピンを一体に設け、該主筒の固
    定側内周壁に光軸方向に延びる螺線状の案内部を設け、
    該螺線状案内部に変倍レンズを備えた移動筒を回動可能
    に嵌め合せ、前記主筒の自由側内周壁に補正レンズを備
    えた回転筒を回動可能に嵌め合わせ、該回転筒に前記案
    内孔と係合する突出ピンを植設すると共に該回転筒に前
    記移動筒に係合しかつ前記移動筒を光軸方向に案内する
    案内溝と前記案内ピンと係合する外周側が拡開したテー
    パ状の傾斜面を備えたU字状のカム溝とを設け、該U字
    状のカム溝を前記突出ピンと前記案内溝との間の回転筒
    の外周面に有底状に配設したことを特徴とするズームレ
    ンズ鏡筒。
JP1880680A 1980-02-18 1980-02-18 ズ−ムレンズ鏡筒 Expired JPS5952402B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1880680A JPS5952402B2 (ja) 1980-02-18 1980-02-18 ズ−ムレンズ鏡筒
EP81300529A EP0037623A3 (en) 1980-02-18 1981-02-10 Zoom lens having barrel components which can be moulded from plastics material

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JP1880680A JPS5952402B2 (ja) 1980-02-18 1980-02-18 ズ−ムレンズ鏡筒

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Publication Number Publication Date
JPS56114908A JPS56114908A (en) 1981-09-09
JPS5952402B2 true JPS5952402B2 (ja) 1984-12-19

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ID=11981827

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JP1880680A Expired JPS5952402B2 (ja) 1980-02-18 1980-02-18 ズ−ムレンズ鏡筒

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Also Published As

Publication number Publication date
EP0037623A2 (en) 1981-10-14
EP0037623A3 (en) 1982-09-08
JPS56114908A (en) 1981-09-09

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