JP2702577B2 - 光ディスクドライブの偏心補正方法 - Google Patents

光ディスクドライブの偏心補正方法

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JP2702577B2
JP2702577B2 JP33407489A JP33407489A JP2702577B2 JP 2702577 B2 JP2702577 B2 JP 2702577B2 JP 33407489 A JP33407489 A JP 33407489A JP 33407489 A JP33407489 A JP 33407489A JP 2702577 B2 JP2702577 B2 JP 2702577B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光ディスクドライブの偏心補正方法に関す
る。
(発明の背景) 一般に、光ディスクでは、ディスク板の穴明け,チャ
ッキングによる偏心が必ず存在する。
偏心は、トラックサーボをかけた状態ではオフセット
成分となり、トラッキングの精度を低下させ、記録・再
生時のデータエラーレートやトラックジャンプ時のヒッ
トレシオの悪影響を与える。
このため、偏心成分を除去する方法が従来より研究さ
れている。
(発明が解決しようとする課題) 第4図に従来からの光ディスクドライブの偏心補正を
行うための装置の概略構成を示す。
この構成では、偏心によるトラックエラー信号(以下
単にTE信号という)の周波数成分はディスクの回転周波
数と一致している。このため、位相補償回路1の後に、
偏心帯域増幅回路2を増設する必要がある。これによ
り、偏心周波数成分が減少し、オフセットが減少する。
この方法は、シンプルであるが、トラックジャンプ時に
動作せず、通常偏心周波数はアクチュエータAの共振周
波数に近いので、サーボがかけにくいという大きな欠点
がある。
第5図に従来の他の偏心補正方法を実現するための構
成を示す。これは、上述の第4図の欠点を克服するため
のものである。第4図と異なる点は、偏心帯域増幅部分
2がなく、LPF・A/D変換器4,D/A変換器6及びメモリ5
が使用されていることである。この構成の場合の動作
は、以下のようになっている。
TE信号をLPFを通してA/D変換した後、1周分メモリ5
に記憶させる。
記憶した偏心成分をデータとしてスピンドルモータの
回転に同期して読みだし、D/A変換器6を介してサーボ
信号に加算する。尚、LPFはTE信号からの偏心成分のみ
を抜き出すためのものである。
この方法によれば、トラックジャンプの時も有効に動
作する。また、オープンループであるので、アクチュエ
ータAの共振を考慮せずに済む。
しかし、この手法では、偏心データを取るのに1回の
サンプリングしか行っていない。従って、サンプリング
の時のディスク面の傷や電気ノイズの影響を受けること
がある。もし、サンプリング時に誤ったデータを記憶す
ると、以後はこれにより誤った偏心補正を行ってしま
い、かえってオフセットを増加させることもある。この
結果、エラーレートが増加する不具合があった。
本発明は上記した課題を解決するためになされたもの
であって、その目的は、ディスク面の傷や電気的ノイズ
に左右されることなく、トラックジャップ時にも有効に
動作する光ディスクドライブの偏心補正方法を提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記問題点を解決する本発明方法は、偏心補正データ
を生成してトラッキングアクチュエータ駆動の補正を行
なう光ディスクドライブの偏心補正方法であって、 光ディスクドライブで得られるトラックエラー信号か
ら偏心成分を抜きだしてディジタルデータとしてメモリ
に書き込む工程と、メモリに書き込まれた偏心成分のデ
ィジタルデータに最適関数をあてはめて演算を行なうこ
とにより偏心補正データを生成する工程とを有し、前記
偏心補正データによりトラッキングアクチュエータ駆動
の補正を行なうことを特徴とするものである。
(作用) 本発明の偏心補正方法において、光ディスクドライブ
で得られるトラックエラー信号から偏心成分が抜きださ
れ、ディジタルデータとしてメモリに書き込まれる。メ
モリに書き込まれた偏心成分のディジタルデータには、
最適関数があてはめられて演算が行なわれ、偏心補正デ
ータが生成される。この偏心補正データによりトラッキ
ングアクチュエータ駆動の補正が行なわれる。
(実施例) 以下図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例である光ディスクドライブ
の偏心補正方法を示すフローチャートである。また、第
2図は第1図の実施例の方法を実現する装置の一構成例
を示す構成図である。
以下、第1図及び第2図を参照して本実施例の動作を
詳細に説明する。
トラックエラー検出手段(第2図に図示せず)より得
られたTE信号を回転同期タイミングに合わせ(S1)、ま
たデータサンプリングタイミングに合わせて(S2)、LP
F・A/D変換器4を介してCPU7がメモリ5にディジタルデ
ータとして取り込む(S3)。ディスク1周分のデータの
取り込みを完了する(S4)と、CPU7はメモリ5内のデー
タに最適関数(例えば、正弦波関数)あてはめを行い、
メモリ5内のデータを関数の値に書き換える(S5)。上
記(S5)で得られたデータに対して、LPF・A/D変換器4
のLPFの位相遅れ分及びアクチュエータAでの応答遅れ
分だけ位相を前にずらせるよう、CPU7がメモリ5内のデ
ータを書き換える(S6)。そして、ディスクの回転同期
タイミング及びデータ出力タイミングに合わせて(S7,S
8)、メモリ5内のデータをD/A変換器6でアナログの信
号に戻し、電流増幅回路3で増幅してアクチュエータA
に補正してデータとして供給する(S9)。
以上の動作により、ディスク面の傷や電気的ノイズ成
分は、完全に除去される。すなわち、最適関数あてはめ
により、ノイズ成分や傷による不適データが除去され
る。尚、S6では位相進め処理を行ったが、これに代え
て、データが記憶されているメモリ5の読み出しアドレ
スを位相補償分進める方法もとり得る。
更に、S5の関数あてはめ処理に代えて、簡略化のため
に、単なるローパスフィルタ(ディジタルフィルタ)演
算だけでも有効であることが、実験により確認された。
この場合、フィルタリングにより、ノイズ成分や傷によ
る不適データが除去される。
尚、通常、最適関数あてはめは正弦波関数を用いる
が、これ以外に、正弦波関数+楕円関数を用いると、温
度上昇によるディスクの楕円変形に対しても有効に補正
がかけられることも実験により確認された。
第3図は本実施例方法を実現するための他の構成を示
す構成図である。この構成では、CPU7はフリーランして
いるメモリの内容を外部より書き換える方法をとってい
る。この方式では、CPU7は、メモリ5に対して演算,書
換えを行なっている時以外は解放されており、他のジョ
ブを実行できるというメリットがある。また、ディスク
面の傷,電気的ノイズに左右されずに、安定して偏心補
正がかけられ、データエラーレート,アクセスヒットレ
シオ等の特性を向上できる点では、第2図の場合と同じ
である。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明では、偏心補正デ
ータを生成してトラッキングアクチュエータ駆動の補正
を行なう光ディスクドライブの偏心補正方法で、光ディ
スクドライブで得られるトラックエラー信号から偏心成
分を抜きだしてディジタルデータとしてメモリに書き込
み、メモリに書き込まれた偏心成分のディジタルデータ
に最適関数をあてはめて演算を行なうことにより偏心補
正データを生成し、偏心補正データによりトラッキング
アクチュエータ駆動の補正を行なうようにした。これに
より、ディスク面の傷,電気的ノイズに左右されず、安
定した偏心補正データが得られる。この結果、ディスク
面の傷や電気的ノイズに左右されることなく、トラック
ジャンプ時にも有効に動作する光ディスクドライブの偏
心補正方法を実現することができる。そして、データエ
ラーレート,アクセスヒットレシオ等の特性の向上が図
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の一実施例を示すフローチャート、 第2図は第1図の方法を実施するための装置の概略構成
を示す構成図、 第3図は第1図の方法を実施するための装置の概略構成
の他の例を示す構成図、 第4図は従来の偏心補正装置の構成を示す構成図、 第5図は従来の偏心補正装置の他の構成を示す構成図で
ある。 1……位相補償回路、3……電流増幅回路 4……LPF・A/D変換器 5……メモリ、6……D/A変換器 7……CPU、A……アクチュエータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】偏心補正データを生成してトラッキングア
    クチュエータ駆動の補正を行なう光ディスクドライブの
    偏心補正方法であって、 光ディスクドライブで得られるトラックエラー信号から
    偏心成分を抜きだしてディジタルデータとしてメモリに
    書き込む工程(S3)と、 メモリに書き込まれた偏心成分のディジタルデータに最
    適関数をあてはめて演算を行なうことにより偏心補正デ
    ータを生成する工程(S5)とを有し、 前記偏心補正データによりトラッキングアクチュエータ
    駆動の補正を行なうことを特徴とする光ディスクドライ
    ブの偏心補正方法。
JP33407489A 1989-12-22 1989-12-22 光ディスクドライブの偏心補正方法 Expired - Lifetime JP2702577B2 (ja)

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