JP2701884B2 - 元糸に対する枝糸の結び付け装置 - Google Patents
元糸に対する枝糸の結び付け装置Info
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 12
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 12
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、破れた魚網等の網の修理に際して、魚網等
の網における破れた箇所の元糸に対して修理用の枝糸を
結び付ける場合に、元糸に対して枝糸を結び付けるため
の装置に関するものである。
の網における破れた箇所の元糸に対して修理用の枝糸を
結び付ける場合に、元糸に対して枝糸を結び付けるため
の装置に関するものである。
一般に、破れた魚網等の網の修理は、修理用枝糸の一
端を、網の破れた箇所における一方の元糸に対して結び
付け、該修理用枝糸の他端を、破れた箇所における他方
の元糸に結び付けることによって行うが、従来は、網に
おける元糸に対する修理用枝糸の結び付けは、良く知ら
れているように、当該修理用枝糸を予め巻き付けたシャ
ットルを使用して、手作業によって行うようにしてい
る。
端を、網の破れた箇所における一方の元糸に対して結び
付け、該修理用枝糸の他端を、破れた箇所における他方
の元糸に結び付けることによって行うが、従来は、網に
おける元糸に対する修理用枝糸の結び付けは、良く知ら
れているように、当該修理用枝糸を予め巻き付けたシャ
ットルを使用して、手作業によって行うようにしてい
る。
しかし、網における元糸に対する修理用枝糸の結び付
けは、修理用枝糸が元糸の長手方向にずれないように特
殊な結び方法を採用しなければならないので、高度な熟
練を必要とし、きわめて非能率的であった。
けは、修理用枝糸が元糸の長手方向にずれないように特
殊な結び方法を採用しなければならないので、高度な熟
練を必要とし、きわめて非能率的であった。
本発明は、破れた網の修理に際して、網における破れ
た箇所の元糸に対して修理用の枝糸を結び付ける場合
に、元糸に対して枝糸を、元糸の長手方法にずれない状
態で結び付けることが、機械的にできるようにした装置
を提供するものである。
た箇所の元糸に対して修理用の枝糸を結び付ける場合
に、元糸に対して枝糸を、元糸の長手方法にずれない状
態で結び付けることが、機械的にできるようにした装置
を提供するものである。
この目的を達成するために本発明は、枝糸を巻いたボ
ビン内蔵のシャットルを往復案内する誘導部と、前記枝
糸を結び付ける元糸を挿入する元糸挿入部と、前記シャ
ットル内におけるボビンから繰り出した枝糸を二点で係
止した状態で回転しながら前記誘導部に向って前進した
のち後退するようにしたループ形成体とから成り、前記
シャットルを、前記ループ形成体にて形成した枝糸のル
ープ内を通過し、前記元糸挿入部を越える位置まで前進
動したのち元の位置に後退動するように構成した。
ビン内蔵のシャットルを往復案内する誘導部と、前記枝
糸を結び付ける元糸を挿入する元糸挿入部と、前記シャ
ットル内におけるボビンから繰り出した枝糸を二点で係
止した状態で回転しながら前記誘導部に向って前進した
のち後退するようにしたループ形成体とから成り、前記
シャットルを、前記ループ形成体にて形成した枝糸のル
ープ内を通過し、前記元糸挿入部を越える位置まで前進
動したのち元の位置に後退動するように構成した。
この構成において、ループ形成体が回転しながら前進
動することにより、シャットル内におけるボビンから繰
り出された枝糸の途中には、枝糸のループ部が形成され
る。次いで、前記シャットルが前進動してこの枝糸のル
ープ部内を通過することにより、前記枝糸の途中には結
び目が形成され、更に、前記元糸挿入部を越えた位置ま
で前進動したとき、前記元糸挿入部に、前記枝糸を結び
付けようとする元糸を挿入したのち、前記シャットルを
元の位置まで後退動させる。
動することにより、シャットル内におけるボビンから繰
り出された枝糸の途中には、枝糸のループ部が形成され
る。次いで、前記シャットルが前進動してこの枝糸のル
ープ部内を通過することにより、前記枝糸の途中には結
び目が形成され、更に、前記元糸挿入部を越えた位置ま
で前進動したとき、前記元糸挿入部に、前記枝糸を結び
付けようとする元糸を挿入したのち、前記シャットルを
元の位置まで後退動させる。
すると、シャットルから繰り出された枝糸は、前記元
糸を巡ったのち、当該枝糸の途中における結び目に戻る
ことにより、元糸を、前記枝糸の途中における結び目に
取り込むことができるから、元糸に対して枝糸を、元糸
の長手方向にずれることなく結び付けることができるの
である。
糸を巡ったのち、当該枝糸の途中における結び目に戻る
ことにより、元糸を、前記枝糸の途中における結び目に
取り込むことができるから、元糸に対して枝糸を、元糸
の長手方向にずれることなく結び付けることができるの
である。
従って本発明によると、破れた網の修理に際して、網
における破れた箇所の元糸に対して修理用の枝糸を結び
付ける場合に、元糸に対して枝糸を、元糸の長手方法に
ずれない状態で結び付けることを、前記従来のように手
作業によることなく、機械的に行うことができるから、
網の修理等の作業が、熟練を要することなく、至極簡単
に、且つ、迅速にできる効果を有する。
における破れた箇所の元糸に対して修理用の枝糸を結び
付ける場合に、元糸に対して枝糸を、元糸の長手方法に
ずれない状態で結び付けることを、前記従来のように手
作業によることなく、機械的に行うことができるから、
網の修理等の作業が、熟練を要することなく、至極簡単
に、且つ、迅速にできる効果を有する。
以下、本発明の実施例を、魚網の修理に際して魚網に
おける元糸に対して修理用の枝糸を結び付ける場合に適
用したときの図面について説明すると、図において符号
1は、握り部2を備えた本体ケースを示し、該本体ケー
ス1内には、その外周板3と中心部材4との間に円弧状
の誘導溝5等の誘導部が形成され、この誘導溝5内に
は、シャットル6が、当該誘導溝5に沿って自在に往復
摺動するように設けられ、このシャットル6の内部に
は、修理用の枝糸Bを巻いたボビン7が回転自在に設け
られている。また、前記本体ケース1には、魚網Aにお
ける一方の元糸A1又は他方の元糸A2を挿入するための元
糸挿入部8が、前記誘導溝5を横断するように設けられ
ている。
おける元糸に対して修理用の枝糸を結び付ける場合に適
用したときの図面について説明すると、図において符号
1は、握り部2を備えた本体ケースを示し、該本体ケー
ス1内には、その外周板3と中心部材4との間に円弧状
の誘導溝5等の誘導部が形成され、この誘導溝5内に
は、シャットル6が、当該誘導溝5に沿って自在に往復
摺動するように設けられ、このシャットル6の内部に
は、修理用の枝糸Bを巻いたボビン7が回転自在に設け
られている。また、前記本体ケース1には、魚網Aにお
ける一方の元糸A1又は他方の元糸A2を挿入するための元
糸挿入部8が、前記誘導溝5を横断するように設けられ
ている。
符号9は、フォーク状に構成したループ形成体を示
し、該ループ形成体9は、左右一対の保持片9aを備え、
該両保持片9aの先端に前記修理用枝糸の係止溝9bを設け
たものに構成され、このループ形成体9に固着した軸10
を、前記本体ケース1内の中心部材4に設けた軸受11に
て、回転及び摺動自在に軸支し、この軸10の他端に、係
合体12を回動自在に、且つ、摺動不能に設ける。
し、該ループ形成体9は、左右一対の保持片9aを備え、
該両保持片9aの先端に前記修理用枝糸の係止溝9bを設け
たものに構成され、このループ形成体9に固着した軸10
を、前記本体ケース1内の中心部材4に設けた軸受11に
て、回転及び摺動自在に軸支し、この軸10の他端に、係
合体12を回動自在に、且つ、摺動不能に設ける。
一方、前記本体ケース1における握り部2には、第1
の握りレバー13を設け、この第1握りレバー13の先端
と、前記ループ形成体9における軸10の他端における係
合体12との間を、第1握りレバー13を矢印Cの方向に板
ばね14に抗して握り操作すると、前記ループ形成体9
が、前記誘導溝5内に向って前進動し、第1握りレバー
13の握り操作を解除すると、前記ループ形成体9が、板
ばね14にて元の位置まで後退動するように、連動機構15
を介して連動連結する。
の握りレバー13を設け、この第1握りレバー13の先端
と、前記ループ形成体9における軸10の他端における係
合体12との間を、第1握りレバー13を矢印Cの方向に板
ばね14に抗して握り操作すると、前記ループ形成体9
が、前記誘導溝5内に向って前進動し、第1握りレバー
13の握り操作を解除すると、前記ループ形成体9が、板
ばね14にて元の位置まで後退動するように、連動機構15
を介して連動連結する。
この場合、前記ループ形成体9における軸10の外周面
には、螺旋状の溝16を刻設する一方、当該軸10に対する
軸受11には、螺旋状の溝16に嵌まり係合するピン17を設
けることにより、前記ループ形成体9の前進動に際し
て、当該ループ形成体9が、第1図の状態から軸10の軸
線回りに90度回転するように、換言すると、ループ形成
体9が、軸10における軸線の回りに90度回転しながら前
記誘導溝5に向って前進動するように構成する。
には、螺旋状の溝16を刻設する一方、当該軸10に対する
軸受11には、螺旋状の溝16に嵌まり係合するピン17を設
けることにより、前記ループ形成体9の前進動に際し
て、当該ループ形成体9が、第1図の状態から軸10の軸
線回りに90度回転するように、換言すると、ループ形成
体9が、軸10における軸線の回りに90度回転しながら前
記誘導溝5に向って前進動するように構成する。
また、前記本体ケース1の中心には、回転軸18を軸支
し、該回転軸1の本体ケース1内への突出端に固着した
レバー19の先端と、前記シャットル6の末端とを、シャ
ットル6に対して係脱自在に構成した係止片20にて連結
する一方、前記回転軸19の本体ケース1外への突出端に
嵌着した歯車21にラック杆22を噛合し、このラック扞22
を、本体ケース1の裏面に設けた第2の握りレバー23に
連結し、該第2握りレバー23を矢印Dの方向にばね24に
抗して握り操作すると、前記シャットル6が、前記元糸
挿入部8を越えた位置まで前進動し、第2握りレバー23
に対する握りを解除すると、前記シャットル6がばね24
にて元の位置まで後退動するように構成する。
し、該回転軸1の本体ケース1内への突出端に固着した
レバー19の先端と、前記シャットル6の末端とを、シャ
ットル6に対して係脱自在に構成した係止片20にて連結
する一方、前記回転軸19の本体ケース1外への突出端に
嵌着した歯車21にラック杆22を噛合し、このラック扞22
を、本体ケース1の裏面に設けた第2の握りレバー23に
連結し、該第2握りレバー23を矢印Dの方向にばね24に
抗して握り操作すると、前記シャットル6が、前記元糸
挿入部8を越えた位置まで前進動し、第2握りレバー23
に対する握りを解除すると、前記シャットル6がばね24
にて元の位置まで後退動するように構成する。
この構成において、シャットル6内におけるボビン7
から繰り出された修理用枝糸Bを、中心部材4の外側を
巡らせ、元糸挿入部8から本体ケース1の表面側に引き
出したのち、本体ケース1の表面に設けられている糸係
止手段25に係止する状態にセットする。
から繰り出された修理用枝糸Bを、中心部材4の外側を
巡らせ、元糸挿入部8から本体ケース1の表面側に引き
出したのち、本体ケース1の表面に設けられている糸係
止手段25に係止する状態にセットする。
次いで、第1握りレバー13を握り操作すると、ループ
形成体9が、その両保持片9aの先端における係止溝9bに
修理用枝糸Bを、第8図に示すように二点で係止した状
態で、第4図に示すように回転しながら、誘導溝5に向
って前進動することにより、前記修理用枝糸Bの途中に
は、前記誘導溝5内において第9図に示すように枝糸の
ループ部B1が形成される。
形成体9が、その両保持片9aの先端における係止溝9bに
修理用枝糸Bを、第8図に示すように二点で係止した状
態で、第4図に示すように回転しながら、誘導溝5に向
って前進動することにより、前記修理用枝糸Bの途中に
は、前記誘導溝5内において第9図に示すように枝糸の
ループ部B1が形成される。
そこで、第1握りレバー13を握り操作した状態で、第
2握りレバー23を握り操作すると、シャットル6が前進
動を開始して、第5図に示すように、前記ループ形成体
9における両保持片9aの間、延いては、当該ループ形成
体9によって形成されている枝糸のループ部B1内を通過
することにより、前記修理用枝糸Bの途中には、第10図
に示すように結び目B2が形成される。
2握りレバー23を握り操作すると、シャットル6が前進
動を開始して、第5図に示すように、前記ループ形成体
9における両保持片9aの間、延いては、当該ループ形成
体9によって形成されている枝糸のループ部B1内を通過
することにより、前記修理用枝糸Bの途中には、第10図
に示すように結び目B2が形成される。
そして、前記シャットル6が、第6図に示すように、
元糸挿入部8を越えた位置まで前進動したとき、前記第
2握りレバー23の握り操作を止めて、魚網Aの破れた箇
所における一方の元糸A1を、元糸挿入部8内の奥に、レ
バー19とシャットル6との係脱自在な係止片20を外しな
がら挿入することにより、第11図に示すように元糸A1
を、修理用枝糸Bの結び目B2に隣接した部位に位置す
る。
元糸挿入部8を越えた位置まで前進動したとき、前記第
2握りレバー23の握り操作を止めて、魚網Aの破れた箇
所における一方の元糸A1を、元糸挿入部8内の奥に、レ
バー19とシャットル6との係脱自在な係止片20を外しな
がら挿入することにより、第11図に示すように元糸A1
を、修理用枝糸Bの結び目B2に隣接した部位に位置す
る。
なお、この場合において、係止片20をレバー19側に固
着したばね体にて構成し、その先端をシャットル6に対
してばね力にて常時係合するように構成しておけば、こ
のばね体製の係合片20に、元糸A1を押し付けるだけで、
当該ばね体製係合片20は、シャットル6に対する係合が
外れ元糸A1の通過を許容し、元糸A1の通過後において、
シャットル6に対する係合状態に自動的に復帰するよう
になる。
着したばね体にて構成し、その先端をシャットル6に対
してばね力にて常時係合するように構成しておけば、こ
のばね体製の係合片20に、元糸A1を押し付けるだけで、
当該ばね体製係合片20は、シャットル6に対する係合が
外れ元糸A1の通過を許容し、元糸A1の通過後において、
シャットル6に対する係合状態に自動的に復帰するよう
になる。
そして、前記第2握りレバー23に対する握り操作を緩
めると、シャットル6は、第7図に示すように、同じ経
路を通って元の位置に後退動するのであり、このとき、
当該シャットル6内のボビン7から繰り出された修理用
枝糸Bは、魚網Aにおける一方の元糸Aを巡ったのち、
第12図に示すように、当該修理用枝糸Bの途中における
結び目B2に戻り、魚網Aにおける一方の元糸A1を、前記
修理用枝糸Bの途中における結び目B2に取り込むことが
できる。
めると、シャットル6は、第7図に示すように、同じ経
路を通って元の位置に後退動するのであり、このとき、
当該シャットル6内のボビン7から繰り出された修理用
枝糸Bは、魚網Aにおける一方の元糸Aを巡ったのち、
第12図に示すように、当該修理用枝糸Bの途中における
結び目B2に戻り、魚網Aにおける一方の元糸A1を、前記
修理用枝糸Bの途中における結び目B2に取り込むことが
できる。
以後は、第1握りレバー13の握り操作を解除すること
により、ループ形成体9を元の位置に後退動したのち、
第13図に矢印E,Fで示すように、修理用枝糸Bを引張る
ことにより、元糸A1は、第14図に示すように、修理用枝
糸Bにおける結び目B2内に折れ曲がった状態に締め付け
られるから、結局、修理用枝糸Bは、魚網Aの破れた箇
所における一方の元糸A1に対して、当該元糸A1の長手方
向にずれることなく結び付けられるのである。
により、ループ形成体9を元の位置に後退動したのち、
第13図に矢印E,Fで示すように、修理用枝糸Bを引張る
ことにより、元糸A1は、第14図に示すように、修理用枝
糸Bにおける結び目B2内に折れ曲がった状態に締め付け
られるから、結局、修理用枝糸Bは、魚網Aの破れた箇
所における一方の元糸A1に対して、当該元糸A1の長手方
向にずれることなく結び付けられるのである。
なお、前記修理用枝糸Bを矢印E,Fの方向に引っ張る
に際しては、当該修理用枝糸Bの一端を、前記糸係止手
段25によって係止した状態で、シャットル6内における
ボビン7を、手動又は図示しないモータで回転すること
によって行うようにしても良いのである。
に際しては、当該修理用枝糸Bの一端を、前記糸係止手
段25によって係止した状態で、シャットル6内における
ボビン7を、手動又は図示しないモータで回転すること
によって行うようにしても良いのである。
このようにして、魚網Aの破れた箇所における一方の
元糸A1に対して修理用枝糸Bを結び付けると、シャット
ル6のボビン7から繰り出した修理用枝糸Bを、魚網A
の破れた箇所における他方に元糸A2に対して同様に結び
付けることにより、第15図に示すように、魚網Aの破れ
た箇所を修理できるのである。
元糸A1に対して修理用枝糸Bを結び付けると、シャット
ル6のボビン7から繰り出した修理用枝糸Bを、魚網A
の破れた箇所における他方に元糸A2に対して同様に結び
付けることにより、第15図に示すように、魚網Aの破れ
た箇所を修理できるのである。
なお、上記実施例は、ループ形成体9の作動と、シャ
ットル6の作動とを、別々のレバーによって行う場合を
示したが、シャットル6の作動を、ループ形成体9の作
動を行うための第1握りレバー13によって行うように構
成しても良く、また、ループ形成体9の作動と、シャッ
トル6の作動とを、その各々対するモータ、又は一つの
モータにて行うように構成することも容易にできるので
ある。
ットル6の作動とを、別々のレバーによって行う場合を
示したが、シャットル6の作動を、ループ形成体9の作
動を行うための第1握りレバー13によって行うように構
成しても良く、また、ループ形成体9の作動と、シャッ
トル6の作動とを、その各々対するモータ、又は一つの
モータにて行うように構成することも容易にできるので
ある。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は縦断正面図、第
2図は第1図のII−II視断面図、第3図は第1図のIII
−III視断面図、第4図、第5図、第6図及び第7図は
作動の状態を示す図、第8図、第9図、第10図、第11
図、第12図及び第13図は結び方の順序を示す説明図、第
14図は結び目を示す図、第15図は魚網を示す図である。 1……本体ケース、2……握り部、5……誘導溝、6…
…シャットル、7……ボビン、8……元糸挿入部、9…
…ループ形成体、A……魚網、A1,A2……魚網の元糸、
B……修理用枝糸。
2図は第1図のII−II視断面図、第3図は第1図のIII
−III視断面図、第4図、第5図、第6図及び第7図は
作動の状態を示す図、第8図、第9図、第10図、第11
図、第12図及び第13図は結び方の順序を示す説明図、第
14図は結び目を示す図、第15図は魚網を示す図である。 1……本体ケース、2……握り部、5……誘導溝、6…
…シャットル、7……ボビン、8……元糸挿入部、9…
…ループ形成体、A……魚網、A1,A2……魚網の元糸、
B……修理用枝糸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉藤 博章 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マー農機株式会社内 (72)発明者 大野 視郎 大阪府大阪市大淀区豊崎4丁目6番20― 201号 (56)参考文献 特開 昭52−85557(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】枝糸を巻いたボビン内蔵のシャットルを往
復案内する誘導部と、前記枝糸を結び付ける元糸を挿入
する元糸挿入部と、前記シャットル内におけるボビンか
ら繰り出した枝糸を二点で係止した状態で回転しながら
前記誘導部に向って前進したのち後退するようにしたル
ープ形成体とから成り、前記シャットルを、前記ループ
形成体にて形成した枝糸のループ内を通過し、前記元糸
挿入部を越える位置まで前進動したのち元の位置に後退
動するように構成したことを特徴とする元糸に対する枝
糸の結び付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25357188A JP2701884B2 (ja) | 1988-10-06 | 1988-10-06 | 元糸に対する枝糸の結び付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25357188A JP2701884B2 (ja) | 1988-10-06 | 1988-10-06 | 元糸に対する枝糸の結び付け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0299653A JPH0299653A (ja) | 1990-04-11 |
JP2701884B2 true JP2701884B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=17253225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25357188A Expired - Fee Related JP2701884B2 (ja) | 1988-10-06 | 1988-10-06 | 元糸に対する枝糸の結び付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2701884B2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-06 JP JP25357188A patent/JP2701884B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0299653A (ja) | 1990-04-11 |
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