JP2701797B2 - Ｌａｎ集線装置 - Google Patents
Ｌａｎ集線装置Info
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- JP2701797B2 JP2701797B2 JP7167895A JP16789595A JP2701797B2 JP 2701797 B2 JP2701797 B2 JP 2701797B2 JP 7167895 A JP7167895 A JP 7167895A JP 16789595 A JP16789595 A JP 16789595A JP 2701797 B2 JP2701797 B2 JP 2701797B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＬＡＮ（Local Area N
etwork）の集線装置（ＨＵＢ）に関する。詳細には、上
位の集線装置と下位の集線装置又は端末とをカスケード
接続して、デマンドプライオリティ方式で媒体アクセス
制御を行うＬＡＮを構成し、上位の集線装置と下位の集
線装置又は端末との間の通信を中継するＬＡＮ集線装置
に関するものである。
etwork）の集線装置（ＨＵＢ）に関する。詳細には、上
位の集線装置と下位の集線装置又は端末とをカスケード
接続して、デマンドプライオリティ方式で媒体アクセス
制御を行うＬＡＮを構成し、上位の集線装置と下位の集
線装置又は端末との間の通信を中継するＬＡＮ集線装置
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図２に、従来のこの種の集線装置の内部
構成とこれを使用したネットワークのシステム構成例を
示す。従来の集線装置５１は、上位の集線装置５２を接
続するインターフェースの上位側コネクタ５３と、下位
の集線装置５４を接続するインターフェースの下位側コ
ネクタ５５と、下位の端末５６を接続するインターフェ
ースの下位側コネクタ５７と、これらコネクタ５３と５
５・５７との間に設けられた集線処理部５８を有する。
上位側コネクタ５３と上位の集線装置５２、下位側コネ
クタ５５と下位の集線装置５４、下位側コネクタ５７と
下位の端末５６はそれぞれツィストペアケーブル５９・
６０・６１を介して接続され、また上位の集線装置５２
と上位の端末６２もツィストペアケーブル６３を介して
接続される。集線処理部５８は、通信媒体アクセス方式
としてデマンドプライオリティを使用し、コネクタ５３
・５５・５７に接続された外部の集線装置又は端末との
通信を制御する。
構成とこれを使用したネットワークのシステム構成例を
示す。従来の集線装置５１は、上位の集線装置５２を接
続するインターフェースの上位側コネクタ５３と、下位
の集線装置５４を接続するインターフェースの下位側コ
ネクタ５５と、下位の端末５６を接続するインターフェ
ースの下位側コネクタ５７と、これらコネクタ５３と５
５・５７との間に設けられた集線処理部５８を有する。
上位側コネクタ５３と上位の集線装置５２、下位側コネ
クタ５５と下位の集線装置５４、下位側コネクタ５７と
下位の端末５６はそれぞれツィストペアケーブル５９・
６０・６１を介して接続され、また上位の集線装置５２
と上位の端末６２もツィストペアケーブル６３を介して
接続される。集線処理部５８は、通信媒体アクセス方式
としてデマンドプライオリティを使用し、コネクタ５３
・５５・５７に接続された外部の集線装置又は端末との
通信を制御する。
【０００３】図２のシステムにおいて、下位に接続され
た装置から上位に接続された装置へフレームを送信する
場合、集線装置５１は、下位の集線装置５４又は下位の
端末５６からの通信の要求に対して、要求が発生したこ
とを上位の集線装置５２へ通知する。これを受信した上
位の集線装置５２は、通信可能の場合、通信許可を集線
装置５１へ通知し、更にこの集線装置５１は下位の集線
装置５４又は端末５６へ通信許可を通知する。その通知
を受けた下位の集線装置５４又は端末５６は集線装置５
１へフレームを送信する。
た装置から上位に接続された装置へフレームを送信する
場合、集線装置５１は、下位の集線装置５４又は下位の
端末５６からの通信の要求に対して、要求が発生したこ
とを上位の集線装置５２へ通知する。これを受信した上
位の集線装置５２は、通信可能の場合、通信許可を集線
装置５１へ通知し、更にこの集線装置５１は下位の集線
装置５４又は端末５６へ通信許可を通知する。その通知
を受けた下位の集線装置５４又は端末５６は集線装置５
１へフレームを送信する。
【０００４】次に、上位に接続された装置から下位に接
続された装置へフレームを送信する場合、集線装置５１
は、下位の集線装置５４が接続されている場合には、こ
の集線装置５４への送信フレームを中継し、また送信フ
レーム内の宛先アドレスが同じ下位の端末５６が接続さ
れている場合には、この端末５６への送信フレームを中
継する。
続された装置へフレームを送信する場合、集線装置５１
は、下位の集線装置５４が接続されている場合には、こ
の集線装置５４への送信フレームを中継し、また送信フ
レーム内の宛先アドレスが同じ下位の端末５６が接続さ
れている場合には、この端末５６への送信フレームを中
継する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の集線装置では、その下位に接続された集線装置及び端
末からの通信において、送信要求は全て上位に中継し、
上位の集線装置がその要求に対して許可する方式である
ため、ネットワーク上に接続された集線装置又は端末数
が多い場合、同時期に送信要求する集線装置及び端末の
数が増えるため、個々の送信要求の受付が遅くなって端
末間通信の伝播時間が長くなり、データ転送速度が遅く
なるという問題があった。
の集線装置では、その下位に接続された集線装置及び端
末からの通信において、送信要求は全て上位に中継し、
上位の集線装置がその要求に対して許可する方式である
ため、ネットワーク上に接続された集線装置又は端末数
が多い場合、同時期に送信要求する集線装置及び端末の
数が増えるため、個々の送信要求の受付が遅くなって端
末間通信の伝播時間が長くなり、データ転送速度が遅く
なるという問題があった。
【０００６】本発明の目的は、同時期に送信要求する集
線装置及び端末の数を制限することにより、個々の送信
要求受付が遅くなること及びデータ転送速度が遅くなる
ことを防止することにある。
線装置及び端末の数を制限することにより、個々の送信
要求受付が遅くなること及びデータ転送速度が遅くなる
ことを防止することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明の集線装置は、図２に示した構成に加え
て、中継するフレームの送信元及び宛先ＭＡＣアドレス
を識別する識別手段と、その識別された送信元及び宛先
ＭＡＣアドレスを格納するとともに、下位の集線装置又
は端末に係る送信元ＭＡＣアドレスの格納数を計数して
予め設定してある値と比較するアドレス管理手段と、識
別手段で識別された送信元及び宛先ＭＡＣアドレスをア
ドレス管理手段へ通知し、該アドレス管理手段の比較結
果が予め設定してある値を超えた場合、格納されている
宛先ＭＡＣアドレスに該当するフレームの中継を遮断す
る制御手段とを有する。
るため、本発明の集線装置は、図２に示した構成に加え
て、中継するフレームの送信元及び宛先ＭＡＣアドレス
を識別する識別手段と、その識別された送信元及び宛先
ＭＡＣアドレスを格納するとともに、下位の集線装置又
は端末に係る送信元ＭＡＣアドレスの格納数を計数して
予め設定してある値と比較するアドレス管理手段と、識
別手段で識別された送信元及び宛先ＭＡＣアドレスをア
ドレス管理手段へ通知し、該アドレス管理手段の比較結
果が予め設定してある値を超えた場合、格納されている
宛先ＭＡＣアドレスに該当するフレームの中継を遮断す
る制御手段とを有する。
【０００８】本発明の好ましい一つの形態は、図１に示
すように、フレームの中継を制御するとともに、そのフ
レームの送信元及び宛先ＭＡＣアドレスを識別するＭＡ
Ｃブリッジ制御部と、上位側インターフェースを集線処
理部に接続する状態とＭＡＣブリッジ制御部に接続する
状態とを切り替えることができるスイッチと、このスイ
ッチを制御するスイッチ制御部と、送信元及び宛先ＭＡ
Ｃアドレスを格納するためのアドレステーブルと、ＭＡ
Ｃブリッジ制御部で識別された送信元及び宛先ＭＡＣア
ドレスをアドレステーブルに格納するとともに、下位の
集線装置又は端末に係る送信元ＭＡＣアドレスの格納数
を計数して予め設定してある値と比較するアドレス管理
部とを備えている。そして、アドレス管理部の比較結果
が予め設定してある値を超えた場合、スイッチ制御部に
よりスイッチをＭＡＣブリッジ制御部側へ切り替え、ア
ドレステーブルに格納されている宛先ＭＡＣアドレスに
該当するフレームの中継をＭＡＣブリッジ制御部で遮断
する。
すように、フレームの中継を制御するとともに、そのフ
レームの送信元及び宛先ＭＡＣアドレスを識別するＭＡ
Ｃブリッジ制御部と、上位側インターフェースを集線処
理部に接続する状態とＭＡＣブリッジ制御部に接続する
状態とを切り替えることができるスイッチと、このスイ
ッチを制御するスイッチ制御部と、送信元及び宛先ＭＡ
Ｃアドレスを格納するためのアドレステーブルと、ＭＡ
Ｃブリッジ制御部で識別された送信元及び宛先ＭＡＣア
ドレスをアドレステーブルに格納するとともに、下位の
集線装置又は端末に係る送信元ＭＡＣアドレスの格納数
を計数して予め設定してある値と比較するアドレス管理
部とを備えている。そして、アドレス管理部の比較結果
が予め設定してある値を超えた場合、スイッチ制御部に
よりスイッチをＭＡＣブリッジ制御部側へ切り替え、ア
ドレステーブルに格納されている宛先ＭＡＣアドレスに
該当するフレームの中継をＭＡＣブリッジ制御部で遮断
する。
【０００９】
【作用】本発明の集線装置によると、中継するフレーム
のＭＡＣアドレスを識別してアドレステーブルに格納す
るとともに、その数をアドレス管理部で計数することに
より、送信要求した下位の集線装置又は端末の数が予め
設定された数を超えたかどうか判断し、超えた後は、格
納されているＭＡＣアドレスとの比較を行うようにＭＡ
Ｃブリッジ機能により中継経路が切り替えられ、相互の
ＭＡＣアドレスが格納されている上位と下位の装置間
（端末間）の通信は、フレームの中継をしないように制
御される。
のＭＡＣアドレスを識別してアドレステーブルに格納す
るとともに、その数をアドレス管理部で計数することに
より、送信要求した下位の集線装置又は端末の数が予め
設定された数を超えたかどうか判断し、超えた後は、格
納されているＭＡＣアドレスとの比較を行うようにＭＡ
Ｃブリッジ機能により中継経路が切り替えられ、相互の
ＭＡＣアドレスが格納されている上位と下位の装置間
（端末間）の通信は、フレームの中継をしないように制
御される。
【００１０】
【実施例】次に本発明の一実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【００１１】図１に、本発明による集線装置の内部構成
とこれを使用したネットワークのシステム構成例を示
す。この集線装置１は、上位の集線装置２を接続するイ
ンターフェースの上位側コネクタ３と、下位の集線装置
４を接続するインターフェースの下位側コネクタ５と、
下位の端末６を接続するインターフェースの下位側コネ
クタ７と、これらコネクタ３と５・７との間に設けられ
た集線処理部８を有すること、集線処理部８は、通信媒
体アクセス方式としてデマンドプライオリティを使用
し、コネクタ３・５・７に接続された外部の集線装置又
は端末との通信を制御することは、上述した従来例と同
様である。また、このシステム例では、説明の便宜上、
図２と同様に上位側コネクタ３と上位の集線装置２、下
位側コネクタ５と下位の集線装置４、下位側コネクタ７
と下位の端末６をそれぞれツィストペアケーブル９・１
０・１１を介して接続し、また上位の集線装置２と上位
の端末１２もツィストペアケーブル１３を介して接続し
ている。しかし、本発明による集線装置１には次の構成
が加わっている。
とこれを使用したネットワークのシステム構成例を示
す。この集線装置１は、上位の集線装置２を接続するイ
ンターフェースの上位側コネクタ３と、下位の集線装置
４を接続するインターフェースの下位側コネクタ５と、
下位の端末６を接続するインターフェースの下位側コネ
クタ７と、これらコネクタ３と５・７との間に設けられ
た集線処理部８を有すること、集線処理部８は、通信媒
体アクセス方式としてデマンドプライオリティを使用
し、コネクタ３・５・７に接続された外部の集線装置又
は端末との通信を制御することは、上述した従来例と同
様である。また、このシステム例では、説明の便宜上、
図２と同様に上位側コネクタ３と上位の集線装置２、下
位側コネクタ５と下位の集線装置４、下位側コネクタ７
と下位の端末６をそれぞれツィストペアケーブル９・１
０・１１を介して接続し、また上位の集線装置２と上位
の端末１２もツィストペアケーブル１３を介して接続し
ている。しかし、本発明による集線装置１には次の構成
が加わっている。
【００１２】上位側コネクタ３と集線処理部８との間
に、スイッチ１４とＭＡＣブリッジ制御回路１５とが設
けられ、またスイッチ１４を制御するスイッチ制御部１
６とアドレステーブル１７とこれを管理するアドレス管
理部１８とが備わっている。
に、スイッチ１４とＭＡＣブリッジ制御回路１５とが設
けられ、またスイッチ１４を制御するスイッチ制御部１
６とアドレステーブル１７とこれを管理するアドレス管
理部１８とが備わっている。
【００１３】スイッチ制御部１６は、スイッチ１４を切
り替えるとともにその状態を記憶する。スイッチ１４は
２つの状態に切り替えられ、第１の状態（通常の状態）
では、上位側コネクタ３と集線処理部８との間を直接接
続し、第２の状態に切り替えられると、上位側コネクタ
３と集線処理部１５とをＭＡＣブリッジ制御部１５を介
して接続する。
り替えるとともにその状態を記憶する。スイッチ１４は
２つの状態に切り替えられ、第１の状態（通常の状態）
では、上位側コネクタ３と集線処理部８との間を直接接
続し、第２の状態に切り替えられると、上位側コネクタ
３と集線処理部１５とをＭＡＣブリッジ制御部１５を介
して接続する。
【００１４】ＭＡＣブリッジ制御部１５は、中継するフ
レーム中のＭＡＣアドレスを識別する機能と、フレーム
の中継を遮断する機能を有しており、上位から下位へ送
信されるフレームの送信元及び宛先のＭＡＣアドレス
と、下位から上位へ送信されるフレームの送信元及び宛
先のＭＡＣアドレスを識別し、これらをアドレス管理部
１８へ通知するとともに、アドレス管理部１８からの通
知に従いフレームの中継を後述のように遮断する。
レーム中のＭＡＣアドレスを識別する機能と、フレーム
の中継を遮断する機能を有しており、上位から下位へ送
信されるフレームの送信元及び宛先のＭＡＣアドレス
と、下位から上位へ送信されるフレームの送信元及び宛
先のＭＡＣアドレスを識別し、これらをアドレス管理部
１８へ通知するとともに、アドレス管理部１８からの通
知に従いフレームの中継を後述のように遮断する。
【００１５】アドレステーブル１７は、上位から下位へ
送信されるフレームの送信元及び宛先のＭＡＣアドレス
と、下位から上位へ送信されるフレームの送信元及び宛
先のＭＡＣアドレスを別々に格納する。アドレス管理部
１８は、ＭＡＣブリッジ制御部１５から通知されたＭＡ
Ｃアドレスを、このように別々に格納するようにアドレ
ステーブル１７を管理する。また、アドレス管理部１８
は、計数機能と比較機能も有しており、アドレステーブ
ル１７に格納された下位の集線装置又は端末に係る送信
元ＭＡＣアドレスの格納数を計数し、その格納数を予め
設定してある値と比較し、その値を超えた場合、スイッ
チ制御部１６へ切り替えの指示をする。これを受けたス
イッチ制御部１６は、スイッチ１４を第１の状態から第
２の状態（ＭＡＣブリッジ制御部１５側）へ切り替え
る。
送信されるフレームの送信元及び宛先のＭＡＣアドレス
と、下位から上位へ送信されるフレームの送信元及び宛
先のＭＡＣアドレスを別々に格納する。アドレス管理部
１８は、ＭＡＣブリッジ制御部１５から通知されたＭＡ
Ｃアドレスを、このように別々に格納するようにアドレ
ステーブル１７を管理する。また、アドレス管理部１８
は、計数機能と比較機能も有しており、アドレステーブ
ル１７に格納された下位の集線装置又は端末に係る送信
元ＭＡＣアドレスの格納数を計数し、その格納数を予め
設定してある値と比較し、その値を超えた場合、スイッ
チ制御部１６へ切り替えの指示をする。これを受けたス
イッチ制御部１６は、スイッチ１４を第１の状態から第
２の状態（ＭＡＣブリッジ制御部１５側）へ切り替え
る。
【００１６】このような構成が加わった本集線装置１の
動作について説明する。スイッチ１４が第１の状態のと
きは、上位側コネクタ３と集線処理部８とが直接接続さ
れているため、上位に接続された装置から下位に接続さ
れた装置へのフレームの送信は、上述した図２の従来例
と同様に行われる。また、下位に接続された装置から上
位に接続された装置へのフレームの送信についても、そ
の送信自体は図２の従来例と同様であるが、集線処理部
８とＭＡＣブリッジ制御部１５とが接続されているた
め、フレーム中の送信元及び宛先ＭＡＣアドレスがＭＡ
Ｃブリッジ制御部１５により識別され、アドレス管理部
１８を介してアドレステーブル１７に格納される。そし
て、格納されたＭＡＣアドレスのうち、送信元ＭＡＣア
ドレスの格納数（下位の装置数）がアドレス管理部１８
により計数される。
動作について説明する。スイッチ１４が第１の状態のと
きは、上位側コネクタ３と集線処理部８とが直接接続さ
れているため、上位に接続された装置から下位に接続さ
れた装置へのフレームの送信は、上述した図２の従来例
と同様に行われる。また、下位に接続された装置から上
位に接続された装置へのフレームの送信についても、そ
の送信自体は図２の従来例と同様であるが、集線処理部
８とＭＡＣブリッジ制御部１５とが接続されているた
め、フレーム中の送信元及び宛先ＭＡＣアドレスがＭＡ
Ｃブリッジ制御部１５により識別され、アドレス管理部
１８を介してアドレステーブル１７に格納される。そし
て、格納されたＭＡＣアドレスのうち、送信元ＭＡＣア
ドレスの格納数（下位の装置数）がアドレス管理部１８
により計数される。
【００１７】送信元ＭＡＣアドレスの格納数が予め設定
された値を超えると、そのことがスイッチ制御部１６に
通知され、このスイッチ制御部１６がスイッチ１４をＭ
ＡＣブリッジ制御部１５側へ切り替える（第２の状
態）。これにより、上位側コネクタ３と集線処理部８と
を直接接続する経路が遮断される一方、上位側コネクタ
３とＭＡＣブリッジ制御部１５とを直接接続する経路が
確立し、上位側コネクタ３と集線処理部８との間の伝送
は、ＭＡＣブリッジ制御部１５により次のように制御さ
れる。
された値を超えると、そのことがスイッチ制御部１６に
通知され、このスイッチ制御部１６がスイッチ１４をＭ
ＡＣブリッジ制御部１５側へ切り替える（第２の状
態）。これにより、上位側コネクタ３と集線処理部８と
を直接接続する経路が遮断される一方、上位側コネクタ
３とＭＡＣブリッジ制御部１５とを直接接続する経路が
確立し、上位側コネクタ３と集線処理部８との間の伝送
は、ＭＡＣブリッジ制御部１５により次のように制御さ
れる。
【００１８】ＭＡＣブリッジ制御部１５は、下位の装置
からのフレームの送信元及び宛先ＭＡＣアドレスを識別
し、その識別した宛先ＭＡＣアドレスと同じ宛先ＭＡＣ
アドレス（上位側）がアドレステーブル１７に存在する
か否かをアドレス管理部１８を介して判断し、有った場
合には当該フレームを上位側へ中継しないように制御す
る。無ければ、識別したＭＡＣアドレスをアドレス管理
部１８を介してアドレステーブル１７に格納し、当該フ
レームの中継を許容する。
からのフレームの送信元及び宛先ＭＡＣアドレスを識別
し、その識別した宛先ＭＡＣアドレスと同じ宛先ＭＡＣ
アドレス（上位側）がアドレステーブル１７に存在する
か否かをアドレス管理部１８を介して判断し、有った場
合には当該フレームを上位側へ中継しないように制御す
る。無ければ、識別したＭＡＣアドレスをアドレス管理
部１８を介してアドレステーブル１７に格納し、当該フ
レームの中継を許容する。
【００１９】また、ＭＡＣブリッジ制御部１５は、上位
の装置からのフレームを上位側コネクタ３及びスイッチ
１４を介して入力したときは、そのフレームの送信元及
び宛先ＭＡＣアドレスを識別し、その識別した送信元及
び宛先ＭＡＣアドレスがアドレステーブル１７に既に格
納されているか否か判断する。格納されていなければ、
識別したＭＡＣアドレスを格納するとともに、当該フレ
ームの中継を許容する。しかし、宛先ＭＡＣアドレスに
対応する下位の装置のＭＡＣアドレスが、アドレステー
ブル１７の送信元ＭＡＣアドレステーブルに格納されて
いたときは、当該フレームを中継しないように制御す
る。
の装置からのフレームを上位側コネクタ３及びスイッチ
１４を介して入力したときは、そのフレームの送信元及
び宛先ＭＡＣアドレスを識別し、その識別した送信元及
び宛先ＭＡＣアドレスがアドレステーブル１７に既に格
納されているか否か判断する。格納されていなければ、
識別したＭＡＣアドレスを格納するとともに、当該フレ
ームの中継を許容する。しかし、宛先ＭＡＣアドレスに
対応する下位の装置のＭＡＣアドレスが、アドレステー
ブル１７の送信元ＭＡＣアドレステーブルに格納されて
いたときは、当該フレームを中継しないように制御す
る。
【００２０】従って、スイッチ１４が第２の状態に切り
替わった後は、切り替え前（第１の状態のとき）に通信
を行ってアドレステーブル１７に相互のＭＡＣアドレス
を格納されている上位と下位の装置間（端末間）につい
ては、通信が中継されず、切り替わった後に新たに通信
を開始した装置（端末）からの通信は１回だけは中継さ
れることになる。
替わった後は、切り替え前（第１の状態のとき）に通信
を行ってアドレステーブル１７に相互のＭＡＣアドレス
を格納されている上位と下位の装置間（端末間）につい
ては、通信が中継されず、切り替わった後に新たに通信
を開始した装置（端末）からの通信は１回だけは中継さ
れることになる。
【００２１】
【発明の効果】本発明によれば、中継するフレームのＭ
ＡＣアドレスを格納してその数を計数し、送信要求した
下位の集線装置又は端末の数が予め設定された数を超え
たかどうか判断し、超えた後は、格納されているＭＡＣ
アドレスとの比較を行うようにＭＡＣブリッジ機能によ
り中継経路を切り替え、相互のＭＡＣアドレスが格納さ
れている上位と下位の装置間（端末間）の通信はフレー
ムの中継をしないため、同時期に送信要求する集線装置
及び端末の数を設定数以下に制限することができ、個々
の送信要求受付が遅くなったりデータ転送速度が遅くな
ることを防止することができる。
ＡＣアドレスを格納してその数を計数し、送信要求した
下位の集線装置又は端末の数が予め設定された数を超え
たかどうか判断し、超えた後は、格納されているＭＡＣ
アドレスとの比較を行うようにＭＡＣブリッジ機能によ
り中継経路を切り替え、相互のＭＡＣアドレスが格納さ
れている上位と下位の装置間（端末間）の通信はフレー
ムの中継をしないため、同時期に送信要求する集線装置
及び端末の数を設定数以下に制限することができ、個々
の送信要求受付が遅くなったりデータ転送速度が遅くな
ることを防止することができる。
【図１】本発明による集線装置の内部構成とこれを使用
したネットワークのシステム構成例を示すブロック図で
ある。
したネットワークのシステム構成例を示すブロック図で
ある。
【図２】従来の集線装置の内部構成とこれを使用したネ
ットワークのシステム構成例を示すブロック図である。
ットワークのシステム構成例を示すブロック図である。
１ 集線装置 ２ 上位側集線装置 ３ 上位側コネクタ ４ 下位側集線装置 ５ 下位側コネクタ ６ 下位側端末 ７ 下位側コネクタ ８ 集線処理部 ９・１０・１１・１３ ツィストペアケーブル １２ 上位側端末 １４ スイッチ １５ ＭＡＣブリッジ制御部 １６ スイッチ制御部 １７ アドレステーブル １８ アドレス管理部
Claims (2)
- 【請求項１】 上位の集線装置と接続するための上位側
インターフェースと下位の集線装置又は端末と接続する
ための下位側インターフェースとこれらインターフェー
ス間に設けられた集線処理部とを有し、デマンドプライ
オリティ方式で媒体アクセス制御を行うＬＡＮを構成し
て上位の集線装置と下位の集線装置又は端末との間の通
信を中継するＬＡＮ集線装置において、 中継するフレームの送信元及び宛先ＭＡＣアドレスを識
別する識別手段と、 その識別された送信元及び宛先ＭＡＣアドレスを格納す
るとともに、下位の集線装置又は端末に係る送信元ＭＡ
Ｃアドレスの格納数を計数して予め設定してある値と比
較するアドレス管理手段と、 前記識別手段で識別された送信元及び宛先ＭＡＣアドレ
スを前記アドレス管理手段へ通知し、該アドレス管理手
段の比較結果が前記予め設定してある値を超えた場合、
格納されている宛先ＭＡＣアドレスに該当するフレーム
の中継を遮断する制御手段とを備えたことを特徴とする
ＬＡＮ集線装置。 - 【請求項２】 上位の集線装置と接続するための上位側
インターフェースと下位の集線装置又は端末と接続する
ための下位側インターフェースとこれらインターフェー
ス間に設けられた集線処理部とを有し、デマンドプライ
オリティ方式で媒体アクセス制御を行うＬＡＮを構成し
て上位の集線装置と下位の集線装置又は端末との間の通
信を中継するＬＡＮ集線装置において、 フレームの中継を制御するとともに、そのフレームの送
信元及び宛先ＭＡＣアドレスを識別するＭＡＣブリッジ
制御部と、 前記上位側インターフェースを前記集線処理部に接続す
る状態と前記ＭＡＣブリッジ制御部に接続する状態とを
切り替えることができるスイッチと、 このスイッチを制御するスイッチ制御部と、 送信元及び宛先ＭＡＣアドレスを格納するためのアドレ
ステーブルと、 前記ＭＡＣブリッジ制御部で識別された送信元及び宛先
ＭＡＣアドレスを前記アドレステーブルに格納するとと
もに、下位の集線装置又は端末に係る送信元ＭＡＣアド
レスの格納数を計数して予め設定してある値と比較する
アドレス管理部とを備え、 該アドレス管理部の比較結果が前記予め設定してある値
を超えた場合、前記スイッチ制御部により前記スイッチ
を前記ＭＡＣブリッジ制御部側へ切り替え、前記アドレ
ステーブルに格納されている宛先ＭＡＣアドレスに該当
するフレームの中継をＭＡＣブリッジ制御部で遮断する
ことを特徴とするＬＡＮ集線装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7167895A JP2701797B2 (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | Ｌａｎ集線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7167895A JP2701797B2 (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | Ｌａｎ集線装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08340345A JPH08340345A (ja) | 1996-12-24 |
| JP2701797B2 true JP2701797B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=15858059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7167895A Expired - Lifetime JP2701797B2 (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | Ｌａｎ集線装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2701797B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999005824A1 (fr) * | 1996-02-05 | 1999-02-04 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Concentrateur de lignes pour poste telephonique et technique de communication pour reseau de zone local |
| US7561538B2 (en) | 1997-07-24 | 2009-07-14 | Oki Electronic Industry Co. Ltd. | Concentrator for speech telephones and method of communication over LAN using same |
| EP1830519B1 (en) | 1997-07-24 | 2013-09-11 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Concentrator for speech telephones and method of communication over LAN using same |
| US11223971B2 (en) | 2018-01-19 | 2022-01-11 | Mitsubishi Electric Corporation | Communication control device, communication control method, and computer readable medium |
-
1995
- 1995-06-12 JP JP7167895A patent/JP2701797B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08340345A (ja) | 1996-12-24 |
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