JP2701696B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP2701696B2 JP5171177A JP17117793A JP2701696B2 JP 2701696 B2 JP2701696 B2 JP 2701696B2 JP 5171177 A JP5171177 A JP 5171177A JP 17117793 A JP17117793 A JP 17117793A JP 2701696 B2 JP2701696 B2 JP 2701696B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路装置に関
し、特にメモリの読出しの高速化を図った半導体集積回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は半導体集積回路によるメモリ装置
の概略構成を示すブロック図である。図4において、ア
ドレス信号201は一対のコンプリメンタリなクロック
信号112及び113によりアドレスレジスタ61に取
込まれる。この取込まれたアドレス信号202はRAM
マクロ(メモリセルアレイ及びその周辺回路を含むもの
で、単独でRAMの機能を有する構成のもの)6内のア
ドレスバッファ62へ送出され、このRAMマクロ6の
アドレス信号として用いられる。以上の構成から判る様
に、クロック信号112及び113と同期して、RAM
マクロ6に対しアドレス信号が供給されるようになって
いる。
【0003】この様なRAMマクロ6は図5にその一部
回路を示す構成となっており、特に図5はメモリセル1
からの読出しデータの読出し電流部分の構成を示す回路
図である。
【0004】基準電圧発生回路7は線111によりトラ
ンジスタ53及び54のベースに接続されている。トラ
ンジスタ53及び54のエミッタは夫々線108及び線
109により抵抗57及び58に接続されている。抵抗
57及び58の他方は、VEE電位103に共通に接続さ
れている。
【0005】また、トランジスタ53及び54のコレク
タは、夫々トランジスタ51及び52のエミッタと接続
されている。トランジスタ51及び52のベースは線1
10により共通に接続され、各コレクタはディジット線
101及び102に夫々接続されている。ディジット線
101及び102には、メモリセル1に含まれるトラン
ジスタ11及び12のエミッタが夫々接続されている。
また、ワード線119がメモリセル1に接続されてい
る。メモリセル1及び基準電圧発生回路7の詳細は、特
に必要ではないので省略する。
【0006】動作の概要につき説明する。基準電圧発生
回路7は、トランジスタ53,54、抵抗57,58は
定電流源を構成しており、線111の基準電位によって
設定された一定の読出し電流がトランジスタ53及び5
4(すなわち線106及び線107)から流れる。
【0007】クロック112及び113に同期してアド
レスバッファ62に入力されたアドレスにより、線11
0がハイレベル電位になると、トランジスタ51及び5
2から読出し電流が流れる。同時にアドレスによりワー
ド線119がハイレベル電位になると、メモリセル1が
選択され、トランジスタ11または12のどちらか一方
から読出し電流が流れ、データを読出すことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】近年、装置の高速化に
より、図4に示す様にRAMマクロ6とアドレスレジス
タ61とを同一の集積回路素子に搭載し、レジスタ61
からRAMマクロ6までの遅延時間を短縮して装置全体
としての高速化を図る手法が用いられている。この場
合、レジスタ61に対するセット信号としてクロック信
号112,113が入力されるが、従来はこのクロック
信号をRAMマクロ6では使用しておらず、十分な高速
化が達成されていないとう問題があった。
【0009】本発明の目的は、このクロック信号をデー
タ読出し時に積極的に用いてメモリアクセスの高速化を
図った半導体集積回路装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体集積
回路装置は、複数のメモリセルと、前記メモリセルの1
つを選択するためのアドレス信号をクロック信号に同期
して取込むアドレスレジスタと、前記アドレス信号によ
り選択されたメモリセルからの読出し電流を検出する読
出し電流検出手段と、前記クロック信号のアクティブへ
の遷移時に前記クロック信号に同期して前記読出し電流
の電流量を増加制御する制御手段とを含むことを特徴と
する。
【0011】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0012】図1は本発明の一実施例の回路図であり、
図2は本発明の一実施例のブロック図である。先ず、図
2を参照すると、アドレス信号201は一対のコンプリ
メンタリなクロック信号112及び113によりアドレ
スレジスタ61にセットされる。このアドレスレジスタ
61にセットされたアドレス信号は線202からRAM
マクロ6のアドレスバッファ62に送出され、RAMマ
クロ6のアドレス信号として使用される。また、クロッ
ク信号112及び113はRAMマクロ6内のクロック
バッファ2にも供給されている。
【0013】次に、図1の回路について説明する。トラ
ンジスタ51〜54、抵抗57及び58、メモリセル1
から構成される部分は従来例と同様である。すなわち、
トランジスタ53及び54のエミッタは夫々線108及
び線109により抵抗57及び58に接続されている。
また、トランジスタ53及び54のコレクタは夫々トラ
ンジスタ51及び52のエミッタと接続されている。ト
ランジスタ51及び52のベースは線110により共通
に接続され、コレクタは夫々ディジット線101及び1
02に接続されている。
【0014】ディジット線101及び102には、メモ
リセル1に含まれるトランジスタ11及び12のエミッ
タが夫々接続されている。ワード線109がメモリセル
1に接続されている。
【0015】基準電位発生回路4の出力は、線105に
よりトランジスタ59のベースと接続されている。トラ
ンジスタ59のコレクタはGND電位104と接続さ
れ、エミッタ電位はトランジスタ53,54のベース電
位と共通に線111に接続されている。また、線111
にはダイオード55のアノード側が接続されている。一
方、カソード側は線118を介して抵抗56と接続され
ている。抵抗56のもう一方の端子はVEEレベル103
と接続されている。
【0016】クロックバッファ2はクロック112及び
113を入力とし、その出力115は容量3を介して線
111と結合されている。クロック112及び113は
夫々トランジスタ21及び22のベースに接続されてい
る。トランジスタ21及び22のエミッタは共に線11
6によってトランジスタ23のコレクタに接続されてい
る。トランジスタ23のベースには基準電位114が供
給されており、エミッタは線117により抵抗25に接
続される。抵抗25のもう一方の端はVEEレベル103
に接続されている。
【0017】トランジスタ21のコレクタはGNDレベ
ル104に接続されている。トランジスタ22のコレク
タは線115により抵抗24に接続されている。抵抗2
4のもう一方の端はGNDレベル104に接続されてい
る。
【0018】ディジット線101及び線102にはセン
スアンプ8が接続されており、ディジット線101及び
102に流れる電流―電圧変換を行い、出力120及び
出力121から、読出しデータとして出力する。
【0019】以上の様な構成で、本発明の一実施例につ
いて更に説明を行う。尚、基準電圧発生回路4の構成、
センスアンプ8の内部の構成ならびにメモリセル1内部
の構成は、本発明においては本質的な特徴ではないの
で、説明を省略する。
【0020】図3に本発明の一実施例のタイミング図を
示す。のクロック112及びクロック113によりア
ドレスレジスタ61にアドレス201がセットされる
()。セットされるタイミングはクロック112の立
下りである。尚、アドレス201はクロック112及び
113に対し、十分な時間的余裕があるものとする。こ
のアドレスにより、読出しデータがアクセスされる。
【0021】一方、クロックバッファ2においては、ト
ランジスタ23と抵抗25とにより定電流源が構成され
ており、トランジスタ21と22のエミッタが共通に接
続されたいわゆる差動増幅回路が形成されている。すな
わち、クロック112がハイレベル,クロック113が
ローレベルであるときは、出力の線115はローレベル
となり、逆にクロック112がローレベル,クロック1
13がハイレベルのときには、出力の線115はハイレ
ベル(この場合はGNDレベル)となる。線115の波
形を図3に示す。
【0022】メモリセル1、トランジスタ51〜54、
抵抗57及び58から構成される回路の動作は従来例と
同様である。すなわち定電圧発生回路4の出力線105
のレベルから、トランジスタ57のB―E間電圧分だけ
降下した定電圧が線111に供給されているから、トラ
ンジスタ53と抵抗57、及びトランジスタ54と抵抗
58からなる回路は定電流源を構成している。
【0023】ここで、クロック112及び113に同期
してアドレスバッファ62に入力されたアドレスにより
線110がハイ電位になると、トランジスタ51及び5
2から読出し電流が流れる。このとき、このアドレスに
より、ワード線119がハイ電位になると、メモリセル
1が選択され、トランジスタ11または12のどちらか
一方から読出し電流が流れる。
【0024】これはメモリセル1の記憶保持状態により
異なるが、例えばトランジスタ12の方から流れるとす
ると、一方の読出し電流はセンスアンプ8からディジッ
ト線101を通って流れ、もう一方の読出し電流はワー
ド線119からトランジスタ12を通って流れ、センス
アンプ8からは流れない。
【0025】センスアンプ8はディジット線101から
読出し電流が流れるときには出力120からローレベル
を出力し、流れないときにはハイレベルを出力する。こ
の関係はディジット線102と出力121でも同様であ
る。
【0026】前述のように、定電圧発生回路4,トラン
ジスタ59,ダイオード55及び抵抗56は定電圧源を
構成しており、GNDレベル104→トランジスタ59
→ダイオード55→抵抗56→VEEレベル103の間で
非常に小さい電流パス(100μA程度)を形成すると
共に、線111に基準電位を供給している。
【0027】ところが、構成のところで説明したよう
に、線111は容量3を介してクロックバッファの出力
線115と結合されているから、この容量結合により、
線111の電位は、図3に示す様に、クロック112
に同期して上下に変動する。
【0028】このため、トランジスタ51及び52に流
れる読出し電流もクロック112に同期して増減する。
図3に示す様に、クロック112の立下りに同期して
読出し電流は増加し(aの部分)、立上りに同期して読
出し電流は減少する(bの部分)。アドレスがクロック
112によってレジスタ61にセットされた直後の読出
し電流は通常より増大するから、図3に示す様に、セ
ンスアンプ8はクロックに同期しない通常のときよりも
速く反応し、読出し時間が短縮される。
【0029】一方、読出し電流が減少するときは通常よ
りもセンスアンプ8の出力120及び121の振幅差は
やや小さくなる(cの部分)。
【0030】尚、定電圧発生回路4と線111の間にト
ランジスタ59が介在しているのは容量結合に対しての
反応を速くするためである。よって、トランジスタ5
9,ダイオード55は小さいものを使用することにな
る。
【0031】また、読出し電流の増減の割合及びその持
続時間は抵抗24に生じる電位差及び容量3の容量値に
より任意に設定できる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アドレスレジスタとRAMマクロとを備え、アドレスレ
ジスタをセットするクロックに同期してRAMマクロの
読出し電流を増加させる構成を有するので、アクセス時
間の高速化を達成することができる。
【0033】また、読出し電流はクロックに同期して増
減を繰返すので、トータルとしての消費電力は増加しな
い。すなわち、今まで使用していなかったクロック信号
をRAMマクロに用いることにより、同じ消費電力でメ
モリのアクセス時間が高速化されるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の回路図である。
【図2】本発明の実施例の全体ブロック図である。
【図3】本発明の実施例の動作タイムチャートである。
【図4】従来例の全体ブロック図である。
【図5】従来例の具体的回路図である。
【符号の説明】 1 メモリセル 2 クロックバッファ 3 容量 4,7 基準電圧発生回路 6 RAMマクロ 8 センスアンプ 11,12 メモリセルトランジスタ 51〜54 読出し用トランジスタ 61 アドレスレジスタ 101,102 ディジット線 119 ワード線 112,113 クロック信号(コンプリメンタリ) 201 アドレス信号

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリセルと、前記メモリセルの
    1つを選択するためのアドレス信号をクロック信号に同
    期して取込むアドレスレジスタと、前記アドレス信号に
    より選択されたメモリセルからの読出し電流を検出する
    読出し電流検出手段と、前記クロック信号のアクティブ
    への遷移時に前記クロック信号に同期して前記読出し電
    流の電流量を増加制御する制御手段とを含むことを特徴
    とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記読出し電流検出手段は、前記メモリ
    セルの一対のディジット線の電流を検出するセンスアン
    プを有し、前記制御手段は、前記一対のディジット線の
    電流量を前記クロック信号に同期して制御する様構成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回
    路装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のメモリセルによってRAMマ
    クロが構成されていることを特徴とする請求項1または
    2記載の半導体集積回路装置。
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JPH02208896A (ja) * 1989-02-07 1990-08-20 Fujitsu Ltd 半導体メモリ回路
JPH0391195A (ja) * 1989-09-02 1991-04-16 Nec Corp メモリ回路
JPH04281293A (ja) * 1991-01-18 1992-10-06 Mitsubishi Electric Corp 記憶装置
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