JP2665040B2 - 非同期式メモリ回路 - Google Patents

非同期式メモリ回路

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JP2665040B2
JP2665040B2 JP2269888A JP26988890A JP2665040B2 JP 2665040 B2 JP2665040 B2 JP 2665040B2 JP 2269888 A JP2269888 A JP 2269888A JP 26988890 A JP26988890 A JP 26988890A JP 2665040 B2 JP2665040 B2 JP 2665040B2
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雅文 仲野
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日本電気アイシーマイコンシステム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は非同期式メモリ回路に関し、特に、スタンダ
ード・セル方式の設計手法による非同期式メモリ回路に
関する。
〔従来の技術〕
従来のスタンダード・セル方式の設計手法による非同
期式メモリ回路は、主として、入力されるアドレス信号
の変化を検出するアドレス遷移検出回路(Address Tran
sition Detector:以下、ATD回路と略記する)と、同期
式メモリ回路とにより構成されている。
従来の非同期式メモリ回路は、その一例の回路図が第
2図に示されるように、複数のアドレス入力端子58−1
〜n(nは正整数)のそれぞれ対応する遅延回路1−1
〜n、EXOR回路2−1〜nおよびNMOSトランジスタ3−
1〜nと、PMOSトランジスタ4と、を含む前記ATD回路
と、このATD回路の出力端子を形成するNMOSトランジス
タ3−1〜nのドレインとPMOSトランジスタ4のドレイ
ンとの接続点に連結される同期式メモリ回路5とにより
構成されている。
なお、同期式メモリ回路5は、通常、アドレス入力
部、デーコダ部、メモリセル・アレイ部、カラム・セレ
クタ部、読出し回路部および書込み回路部等により構成
されているが、本発明の対象とする部位は、前記ATD回
路にあるため、同期式メモリ回路の細部については、以
下において、その説明を省略する。
第2図に示されるように、従来のATD回路において
は、電源電圧は、単一の電源端子59から、それぞれイン
バータを含む能動回路素子により構成される遅延回路1
−1〜n、EXOR回路2−1〜nおよびPMOSトランジスタ
4のソースに対して共通に供給されている。
第2図において、ATD回路のアドレス入力端子58−1
〜nからは、それぞれ同期メモリ回路5に対する書込み
/読出しに対応するアドレス信号が入力される。アドレ
ス遷移検知回路に含まれる遅延回路1−1〜nの遅延時
間は、同期式メモリ回路5におけるデータの書込み、ま
たは読出しのアクセス時間に対応して設定されており、
それぞれの遅延時間は同一である。
ATD回路の初期状態においては、アドレス信号が変化
しないため、例えば、アドレス入力端子58−1にアドレ
ス信号が入力されると、対応する遅延回路1−1から出
力されてEXOR回路2−1に入力されるアドレス信号と、
アドレス入力端子58−1から直接EXOR回路2−1に入力
されるアドレス信号とは、時間的に一致しており、従っ
て、EXOR回路2−1の出力は「L」レベルの信号として
出力され、NMOSトランジスタ3−1のゲートに入力され
る。NMOSトランジスタ3−1においては、この「L」レ
ベルの信号入力に対応して、NMOSトランジスタ3−1は
「OFF」の状態となり、ATD回路の出力としては、PMOSト
ランジスタ4のドレインを介して、「H」レベルの信号
として同期式メモリ回路5に入力される。上記の「H」
レベルの信号入力に対しては、同期式メモリ回路5は動
作状態にはない、従って、アドレス信号に変化がない時
には、同期式メモリ回路5における、データの書込みお
よび読出しは行われない。
次に、前記アドレス信号が変化すると、EXOR回路2−
1に対する二つのアドレス信号の入力は異なる信号とな
るため、EXOR回路2−1の出力は「H」レベルとなり、
NMOSトランジスタ3−1が「ON」の状態となるため、AT
D回路の出力は「L」レベルとなって、同期式メモリ回
路5に対する内部クロックとして入力され、同期式メモ
リ回路5は動作状態となる。
他方、同期式メモリ回路5においては、アドレス入力
端子60、制御入力端子61およびデータ入力端子62から、
それぞれ書込みおよび読み出しに対応するアドレス信
号、書込み/読出しの制御信号および書込まれる入力デ
ータ等が入力されており、同期式メモリ回路5に所定の
データを格納する場合においては、前記ATD回路から前
記内部クロックが入力される場合においてのみ、アドレ
ス入力端子60および制御入力端子61からそれぞれ入力さ
れるアドレス信号および書込み制御信号を介して、デー
タ入力端子62から入力されるデータが同期式メモリ回路
5に書込まれる。
また、同期式メモリ回路5から所定のデータを読出す
場合においては、前記ATD回路から前記内部クロックが
入力される場合においてのみ、アドレス入力端子60およ
び制御入力端子61からそれぞれ入力されるアドレス信号
および読出し制御信号を介して、データ出力端子63から
所定のデータが読出される。
即ち、ATD回路における、アドレス入力端子58−1〜
nから入力されるアドレス信号に変化がある場合におい
てのみ、前記ATD回路から出力される内部クロックによ
り同期式メモリ回路が動作し、前記アドレス信号に対応
して、所定のデータの書込み、または読出しが行われ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
一般に、非同期メモリ回路のATD回路においては、ア
ドレス検出回路に含まれる遅延回路1−1〜nの遅延時
間は、同期式メモリ回路におけるデータの書込み、また
は読出しに対応するアクセス時間に適合するように選択
されるが、この遅延時間の設定に関しては、ビット長・
ワード長構成等に対応して、それぞれ最適な時間長とな
るように回路設計ならびにレイアウト設計を行う必要が
あり、これらの設計期間の延伸により、開発期間および
開発費が増加するという欠点がある。
〔課題を解決するための手段〕
アドレス信号を遅延し遅延アドレス信号を出力する遅
延回路と前記アドレス信号および前記遅延アドレス信号
を受けて前記アドレス信号の変化を検出しアドレス遷移
検出信号を発生する回路手段とを有するアドレス遷移検
出回路と、前記アドレス遷移検出信号に応答して、選択
されたメモリセルに対するデータの書き込み又は読み出
しを行うメモリ回路とを備えたスタンダード・セル方式
の設計手法による非同期式メモリ回路であって、前記遅
延回路への電圧供給線を独立に設け、要求されるメモリ
構成に対応して、前記電圧供給線を用いて遅延回路への
電圧を制御することにより前記遅延回路の遅延時間を可
変できるようにしたことを特徴とする非同期式メモリ回
路。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。第1
図は、本発明の一実施例を示す回路図である。第1図に
示されるように、本実施例は、複数のアドレス入力端子
52−1〜nのそれぞれ対応する遅延回路1−1〜n、EX
OR回路2−1〜nおよびNMOSトランジスタ3−1〜n
と、PMOSトランジスタ4と、を含むATD回路と、このATD
回路の出力端子を形成するNMOSトランジスタ3−1〜n
のドレインとPMOSトランジスタ4のドレインとの接続点
に連結される同期式メモリ回路5とにより構成されてい
る。
上記のATD回路の構成は、第2図に示される従来例の
場合と同様であり、また、同期式メモリ回路5も同様で
ある。本実施例の従来例と異なる点は、前記ATD回路に
含まれる遅延回路1−1〜nに供給される電源が、他の
回路に供給される電源とは独立に、単一の端子51から分
離して供給されていることである。このように、遅延回
路1−1〜nに供給する電源を単独電源とし、他の電源
とは切離して、この単独電源の電圧を制御調整すること
により、能動回路素子により形成される遅延回路1−1
〜nの遅延時間を、スタンダード・セル方式のLSIにお
いて必要とされる多様なビット長・ワード長のメモリ構
成に対して、最適な遅延時間に設定することができる。
なお、本実施例における、ATD回路および同期式メモ
リ回路を含む非同期式メモリ回路の動作については、前
述の従来例の場合と全く同様である。
〔発明の効果〕
以上、詳細に説明したように、本発明は、ATD回路に
含まれる遅延回路に対する供給電源を、他の能動回路に
対する供給電源と分離し、スタンダード・セル方式のLS
Iにおいて必要とされる多様なビット長・ワード長のメ
モリ構成に対応して、前記遅延回路に対する供給電源の
電圧を制御調整し、当該遅延回路の遅延時間を最適値に
設定することにより、回路設計およびレイアウト設計等
の煩雑な作業を排除し、開発期間および開発費を低減す
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の回路図、第2図は、従来
例の回路図である。 図において、1−1〜n……遅延回路、2−1〜n……
EXOR回路、3−1〜n……NMOSトランジスタ、4……PM
OSトランジスタ、5……同期式メモリ回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アドレス信号を遅延し遅延アドレス信号を
    出力する遅延回路と前記アドレス信号および前記遅延ア
    ドレス信号を受けて前記アドレス信号の変化を検出しア
    ドレス遷移検出信号を発生する回路手段とを有するアド
    レス遷移検出回路と、前記アドレス遷移検出信号に応答
    して、選択されたメモリセルに対するデータの書き込み
    又は読み出しを行うメモリ回路とを備えたスタンダード
    ・セル方式の設計手法による非同期式メモリ回路であっ
    て、前記遅延回路への電圧供給線を独立に設け、要求さ
    れるメモリ構成に対応して、前記電圧供給線を用いて遅
    延回路への電圧を制御することにより前記遅延回路の遅
    延時間を可変できるようにしたことを特徴とする非同期
    式メモリ回路。
JP2269888A 1990-10-08 1990-10-08 非同期式メモリ回路 Expired - Lifetime JP2665040B2 (ja)

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JPH04146592A JPH04146592A (ja) 1992-05-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6280421U (ja) * 1985-11-08 1987-05-22
JPH0261894A (ja) * 1988-08-25 1990-03-01 Nec Ic Microcomput Syst Ltd 非同期式メモリ
JPH02228810A (ja) * 1989-03-02 1990-09-11 Nec Eng Ltd 逓倍回路

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