JPH04281293A - 記憶装置 - Google Patents

記憶装置

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JPH04281293A
JPH04281293A JP3127256A JP12725691A JPH04281293A JP H04281293 A JPH04281293 A JP H04281293A JP 3127256 A JP3127256 A JP 3127256A JP 12725691 A JP12725691 A JP 12725691A JP H04281293 A JPH04281293 A JP H04281293A
Authority
JP
Japan
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data
bit line
signal
memory cell
memory cells
Prior art date
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Pending
Application number
JP3127256A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Nakao
中尾 浩之
Toshihiko Hori
俊彦 堀
Shinji Suda
須田 眞二
Kyoko Tanabe
田部 恭子
Tsugumi Matsuishi
松石 継巳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH04281293A publication Critical patent/JPH04281293A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は記憶装置に関し、特に
データのシフト動作が可能な記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、一般的なランダムアクセスメモ
リ(以下、RAMと呼ぶ)の主要部の構成を示す回路図
である。
【0003】図8において、n個のスタティック型メモ
リセルMC0〜MCn−1が1列に配列されている。各
メモリセルにおいて、2つのインバータG1,G2が2
つのノードNa,Nb間に逆並列に接続されている。イ
ンバータG1,G2が双安定回路を構成し、2つのノー
ドNa,Nbに互いに相補なデータが保持される。
【0004】n個のメモリセルMC0〜MCn−1に対
応してn本のワード線WL0〜WLn−1が配置されて
いる。また、それらのワード線WL0〜WLn−1に交
差するようにビット線対BLa,BLbが配置されてい
る。ワード線WL0〜WLn−1にはそれぞれ選択信号
SEL0〜SELn−1が与えられる。メモリセルMC
0のノードNaはNチャネルトランジスタQ1を介して
ビット線BLaに接続され、ノードNbはNチャネルト
ランジスタQ2を介してビット線BLbに接続されてい
る。トランジスタQ1,Q2のゲートはワード線WL0
に接続されている。同様に、メモリセルMC1はNチャ
ネルトランジスタQ3,Q4を介してビット線対BLa
,BLbに接続され、メモリセルMCn−1はNチャネ
ルトランジスタQ7,Q8を介してビット線対BLa,
BLbに接続されている。トランジスタQ3,Q4のゲ
ートはワード線WL1に接続され、トランジスタQ7,
Q8のゲートはワード線WLn−1に接続されている。
【0005】ビット線対BLa,BLbにはPチャネル
トランジスタQ9,Q10を含む保持回路が接続されて
いる。トランジスタQ9は電源端子Vcとビット線BL
aとの間に接続され、そのゲートはビット線BLbに接
続されている。トランジスタQ10は電源端子Vdとビ
ット線BLbとの間に接続され、そのゲートはビット線
BLaに接続されている。さらに、ビット線対BLa、
BLbにはPチャネルトランジスタQ11,Q12を含
むプリチャージ回路が接続されている。トランジスタQ
11は電源端子Vaとビット線BLaとの間に接続され
、トランジスタQ12は電源端子Vbとビット線BLb
との間に接続されている。トランジスタQ11,Q12
のゲートにはプリチャージ信号Prが与えられる。
【0006】また、ビット線BLaとノードN1との間
にNチャネルトランジスタQ13とPチャネルトランジ
スタQ14とを含むトランスミッションゲートG3が接
続されている。ビット線BLbとノードN2との間にN
チャネルトランジスタQ15とPチャネルトランジスタ
Q16とを含むトランスミッションゲートG4が接続さ
れている。データ入力端子DIはインバータG6を介し
てノードN2に接続され、さらにインバータG7を介し
てノードN1に接続されている。トランジスタQ13,
Q15のゲートには書込信号Wが与えられ、トランジス
タQ14,Q16のゲートにはインバータG5を介して
書込信号Wが与えられる。
【0007】ビット線BLaにはインバータG8,G9
を含むセンスアンプ回路が接続される。インバータG9
の出力端子はNチャネルトランジスタQ17とPチャネ
ルトランジスタQ18とを含むトランスミッションゲー
トG10を介してデータ出力端子DOに接続されている
。トランジスタQ17のゲートに読出信号Rが与えられ
、トランジスタQ18のゲートにインバータG11を介
して読出信号Rが与えられる。
【0008】図9の信号波形図を参照しながら図8のR
AMの動作を説明する。プリチャージ信号Pr(ローア
クティブ)は周期的に“0”(ローレベル)に変化する
。これにより、ビット線対BLa,BLbが“1”(ハ
イレベル)にプリチャージされる。データ入力端子DI
にたとえば“0”の入力データDinが与えられる。
【0009】データの書込時には書込信号Wが“1”に
立ち上がる。それにより、トランスミッションゲートG
3,G4がオン状態になる。そのため、ビット線BLa
の電位が“0”になり、ビット線BLbの電位が“1”
になる。その結果、トランジスタQ10がオン状態にな
り、ビット線BLbの電位が“1”の状態で安定する。
【0010】たとえば選択信号SEL0が“1”に立ち
上がると、トランジスタQ1,Q2がオンする。それに
より、メモリセルMC0のノードNaの電位が“0”に
なりかつノードNbの電位が“1”になる。このように
して、メモリセルMC0にデータが書込まれる。
【0011】データの読出時には読出信号Rが“1”に
立ち上がる。たとえば選択信号SEL0が“1”に立ち
上がると、トランジスタQ1,Q2がオンする。メモリ
セルMC0のノードNaの電位は“0”に保持されかつ
ノードNbの電位は“1”に保持されているので、ビッ
ト線BLaの電位が“0”になりかつビット線BLbの
電位が“1”になる。
【0012】このとき、読出信号Rが“1”となってい
るので、トランスミッションゲートG10はオン状態に
なっている。したがって、データ出力端子DOに“0”
の出力データDoutが読出される。
【0013】さらに、メモリセルMC1のノードNaに
“0”のデータを書込む場合には、メモリセルMC0の
ノードNaに“0”のデータを書込む場合と同様に、デ
ータ入力端子DIに“0”のデータが与えられかつ書込
信号Wが“1”に立ち上がる。それにより、ビット線B
Laの電位が“0”になり、ビット線BLbの電位が“
1”になる。選択信号SEL1が“1”に立ち上がると
、メモリセルMC1のノードNaの電位が“0”になり
かつノードNbの電位が“1”になる。このようにして
、メモリセルMC1に“0”のデータが書込まれる。
【0014】ところで、たとえばディジタルフィルタ処
理に移動平均演算が用いられる。この移動平均演算は、
特に、種々の周波数成分を含む信号から特定の周波数成
分を除去するローパスフィルタ、ハイパスフィルタ、バ
ンドパスフィルタ等に用いられる。
【0015】図10に、4種類の周期の正弦波信号およ
びこれらを周波数軸上に表わした場合の周波数特性を示
す。図10の(a)は周期4tの正弦波信号を示し、(
e)は周期4tの正弦波信号の周波数特性を示す。図1
0の(b)は周期3tの正弦波信号を示し、(f)は周
期3tの正弦波信号の周波数特性を示す。図10の(c
)は周期2tの正弦波信号を示し、(g)は周期2tの
正弦波信号の周波数特性を示す。図10の(d)は周期
tの正弦波信号を示し、(h)は周期tの正弦波信号の
周波数特性を示す。図10からわかるように、周期が短
くなるにつれて周波数は高くなる。
【0016】図11の(a)は図10の(a)に示され
る周期4tの正弦波信号と図10の(d)に示される周
期tの正弦波信号とを加え合わせることにより得られる
信号を示し、図11の(b)は周期4tの正弦波信号と
周期tの正弦波信号とを加え合わせることにより得られ
る信号の周波数特性を示す。図11の(a)を見ると、
2種類の周期の信号を加え合わせることにより得られる
信号の波形は乱れているが、図11の(b)を見ると、
周波数軸上の2つの周波数(1/4tおよび1/t)に
ピークが現われることがわかる。
【0017】ディジタル信号処理を行なう場合には、時
間軸上の連続信号を特定の時間ごとにサンプリングする
。図12の(a)にサンプリングを行なう前の連続信号
を示し、図12の(b)に時間t/4ごとにサンプリン
グされた後の信号を示す。
【0018】次にディジタルフィルタ処理の一例を説明
する。図13の(a)は周期4tの正弦波信号と周期t
の正弦波信号とを加え合わせることにより得られる信号
を示し、図11の(a)と同じ波形を示す。図13の(
a)に示される信号について図12の(b)と同様にし
てサンプリングを行なうと、図13の(b)に示される
信号が得られる。
【0019】ここで、図13の(b)に示される信号か
ら周期tの成分を除去する処理を次に説明する。
【0020】(1)  図13の(b)において、時間
0の点から4点における振幅の値(x0,x1,x2,
x3)の平均値を求め、これをy3とする。
【0021】(2)  図13の(b)において、時間
t/4の点から4点における振幅の値(x1,x2,x
3,x4)の平均値を求め、これをy4とする。
【0022】(3)  図13の(b)において、時間
t/2の点から4点における振幅の値(x2,x3,x
4,x5)の平均値を求め、これをy5とする。
【0023】(4)  順次、時間をt/4ずつずらし
ながら、4点における振幅の値の平均値を求める。
【0024】(5)  上記の(1)から(4)までの
処理により得られた値y3,y4,y5…を、図13の
(c)に示すように、時間軸上にプロットする。
【0025】上記の(1)から(5)の処理により得ら
れた結果は、図13の(c)からわかるように、周期4
tの正弦波信号となる。この正弦波信号を周波数軸上に
表わすと、図13の(d)に示されるようになる。図1
3の(d)を図11の(b)と比べると、上記の(1)
から(5)までの処理を行なうことにより、1/4tの
周波数成分および1/tの周波数成分を含む信号から1
/tの周波数成分が取り除かれていることがわかる。
【0026】図14に、上記の(1)から(4)の処理
において隣接する4点の平均値を求める式が示される。 図14に示される各式を4つの項に分解すると、各式は
yi=Σai・xiという一般式で表わされる積和演算
になる。ここで、iは0,1,2,3を表わしている。
【0027】また、図14の式中の各項に注目すると、
各項の変数xiは、順次シフトしていることがわかる。 たとえば、第1項の変数は、x0,x1,x2…という
ように順にシフトする。
【0028】上記のような移動平均演算は、ディジタル
フィルタ処理によく用いられる。図13の例において周
波数1/4tを低周波数、周波数1/tを高周波数と考
えると、図13の処理は低周波成分および高周波成分を
含む信号から高周波成分を除去するローパスフィルタ処
理になる。
【0029】次に、上記の移動平均演算を図8に示され
るRAMを用いて行なう場合の動作を、図15を参照し
ながら説明する。
【0030】図15には、RAMにより構成される定数
データの格納領域50および変数データの格納領域51
が示される。
【0031】まず、格納領域50のアドレスA0〜An
−1に定数a0〜an−1のデータがそれぞれ書込まれ
、格納領域51のアドレスX0〜Xn−1に変数x0〜
xn−1のデータがそれぞれ書込まれる。アドレスAn
−1およびアドレスXn−1から順に、定数ai(i=
0〜n−1)のデータおよび変数xi(i=0〜n−1
)のデータが読出され、Σai・xiの積和演算が実行
される。
【0032】1回の積和演算が終了すると、アドレスX
0に新たなデータを書込みかつアドレスXjのデータを
アドレスXj+1にシフトさせる必要がある。ここで、
jは0〜n−1を表わす。この場合、アドレスX0に新
たなデータを書込むと、アドレスX0にすでに記憶され
ている変数x0のデータが消去されることになる。
【0033】そこで、まず、アドレスXn−2から変数
xn−2のデータを読出した後アドレスXn−1にその
変数xn−2のデータを書込む。同様にして、アドレス
Xjから変数xjのデータを読出した後、アドレスXj
+1にその変数xjのデータを書込む。ここで、jはn
−3〜1を表わしている。最後にアドレスX0から変数
x0のデータを読出した後、アドレスX1にその変数x
0のデータを書込む。このようにして、アドレスX0〜
Xn−2に記憶されるデータがそれぞれアドレスX1〜
Xn−1にシフトされる。その後、新たなデータがアド
レスX0に書込まれる。この場合、アドレスX0に記憶
された変数x0のデータはすでにアドレスX1に記憶さ
れているので、変数x0のデータが消去されることはな
い。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】従来のRAMを用いた
上記のシフト動作は、ソフトウェアにより制御される。 上記の場合、変数xiの数はnであるので、Σai・x
iの積和演算を行なうごとに、n回の読出動作およびn
回の書込動作が必要となる。そのため、ソフトウェアの
負荷が大きくなり、演算速度が遅くなる。
【0035】この発明の目的は、データの読出動作と同
時にデータのシフト動作を行なうことが可能な記憶装置
を提供することである。
【0036】
【課題を解決するための手段】この発明に係る記憶装置
は、少なくとも1列に配列されデータを記憶する複数の
メモリセル、第1の選択手段、第2の選択手段および書
込手段を備える。第1の選択手段は、データの読出また
は書込のために複数のメモリセルのいずれかを選択する
第1の選択信号を発生する。第2の選択手段は、データ
の読出を指定する読出信号、第1の選択信号および所定
の制御信号に応答して、選択されたメモリセルに隣接す
るメモリセルを選択する第2の選択信号を発生する。書
込手段は、第1の選択信号により選択されたメモリセル
から読出されたデータを第2の選択信号により選択され
たメモリセルに書込む。
【0037】この記憶装置は、複数のメモリセルに接続
されかつ複数のメモリセルのいずれかから読出されたデ
ータまたは複数のメモリセルへ書込まれるべきデータが
与えられるビット線をさらに含んでもよい。
【0038】書込手段は、ビット線上のデータを保持す
る保持手段を含んでもよい。書込手段は、ビット線上の
データを増幅する増幅手段および所定の制御信号に応答
して増幅手段の出力をビット線に伝達する伝達手段を含
んでもよい。
【0039】
【作用】データの読出時に所定の制御信号が与えられる
と、第1の選択信号により選択されたメモリセルに隣接
するメモリセルが第2の選択信号により選択される。そ
れにより、第1の選択信号により選択されたメモリセル
から読出されたデータが、隣接するメモリセルに書込ま
れる。したがって、データの読出動作と同時にデータの
シフト動作が行なわれる。
【0040】書込手段が保持手段を含む場合には、保持
手段の駆動能力により、隣接するメモリセルにすでに記
憶されているデータをビット線上に読出されたデータで
書換えることができる。
【0041】書込手段が増幅手段および伝達手段を含む
場合には、増幅手段の駆動能力により、隣接するメモリ
セルにすでに記憶されているデータをビット線上に読出
されたデータで書換えることができる。
【0042】
【実施例】図1は、この発明の一実施例によるRAMの
主要部の構成を示す回路図である。
【0043】図1のRAMが図8のRAMと異なるのは
次の点である。ワード線WL1〜WLn−1に対応して
、論理積ゲート(ANDゲート)G21〜G2n−1お
よび論理和ゲート(ORゲート)G31〜G3n−1が
設けられている。ゲートG21の1つの入力端子には選
択信号SEL0が与えられ、ゲートG22の1つの入力
端子には選択信号SEL1が与えられる。同様にして、
ゲートG2n−1の1つの入力端子には選択信号SEL
n−2(図示せず)が与えられる。各ゲートG21〜G
2n−1の他の1つの入力端子にはシフト制御信号SF
Tが与えられる。各ゲートG21〜G2n−1の残りの
1つの入力端子には読出信号Rが与えられる。
【0044】ゲートG21〜G2n−1の出力は、それ
ぞれゲートG31〜G3n−1の1つの入力端子に与え
られる。ゲートG31の他の1つの入力端子には選択信
号SEL1が与えられ、ゲートG32の他の1つの入力
端子には選択信号SEL2が与えられる。同様にして、
ゲートG3n−1の他の1つの入力端子には選択信号S
ELn−1が与えられる。ゲートG31〜G3n−1の
出力はそれぞれワード線WL1〜WLn−1に与えられ
る。
【0045】図2は、この実施例によるRAM10の全
体の構成を示すブロック図である。メモリセルアレイ1
は、k組のビット線対およびそれらに接続される複数の
メモリセルを含む。各ビット線対は図1に示される構成
を有する。行アドレスデコーダ2は、外部から与えられ
るアドレス信号A0〜Am−1をデコードし、選択信号
SEL0〜SELn−1を発生する。行アドレス制御回
路3は、図1に示される論理積ゲートG21〜G2n−
1および論理和ゲートG31〜G3n−1を含む。
【0046】センスアンプ4はk組のセンスアンプ回路
を含む。各センスアンプ回路は図1に示されるインバー
タG8,G9を含む。出力バッファ5はk組の出力バッ
ファ回路を含む。各出力バッファ回路は、図1に示され
るトランスミッションゲートG10およびインバータG
11を含む。入力データ制御回路6はk組の制御回路を
含む。各制御回路は、図1に示されるトランスミッショ
ンゲートG3,G4およびインバータG5,G6,G7
を含む。
【0047】クロックジェネレータ7は、外部クロック
信号CLKおよび外部制御信号CNTに応答して、シフ
ト制御信号SFT、プリチャージ信号Pr等の各種内部
制御信号を発生する。
【0048】k組のビット線対に対応して、このRAM
10には外部からkビットのデータD0〜Dk−1が与
えられ、あるいは、このRAM10から外部にkビット
のデータD0〜Dk−1が出力される。
【0049】このRAM10をディジタル信号処理に用
いる場合には、アドレス信号A0〜Am−1、読出信号
R、書込信号W、外部制御信号CNTおよび外部クロッ
ク信号CLKは、図3に示されるように、ディジタルシ
グナルプロセッサ20から与えられる。ディジタルシグ
ナルプロセッサ20からのデータD0〜Dk−1がRA
M10に書込まれる。また、RAM10から読出された
データがディジタルシグナルプロセッサ20に与えられ
る。
【0050】次に、図4の信号波形図を参照しながら図
1のRAMの動作を説明する。ここでは、メモリセルM
C0,MC1のノードNaには“1”のデータが保持さ
れているものとする。プリチャージ信号Pr(ローアク
ティブ)は、ビット線対BLa,BLbを“1”にプリ
チャージするために周期的に“0”に立ち下がる。
【0051】まず、メモリセルMC0のノードNaに“
0”のデータを書込むための動作を説明する。
【0052】まず、入力端子DIに“0”の入力データ
Dinが与えられる。書込信号Wが“1”に立ち上がる
と、ビット線BLaの電位が“0”になりかつビット線
BLbの電位が“1”になる。それにより、トランジス
タQ10がオン状態になり、ビット線BLbの電位が“
1”の状態で安定する。
【0053】次に、選択信号SEL0が“1”に立ち上
がると、トランジスタQ1,Q2がオンする。それによ
り、メモリセルMC0のノードNaの電位が“0”とな
り、ノードNbの電位が“1”となる。このようにして
、メモリセルMC0にデータが書込まれる。
【0054】次に、メモリセルMC0のノードNaから
“0”のデータを読出すとともにメモリセルMC1のノ
ードNaに“0”のデータを書込むための動作を説明す
る。
【0055】書込信号Wおよび選択信号SEL0がとも
に“0”に立ち下がった後、再び選択信号SEL0が“
1”に立ち上がる。それにより、メモリセルMC0のノ
ードNaに保持された“0”のデータがビット線BLa
に読出されかつノードNbに保持された“1”のデータ
がビット線BLbに読出される。したがって、トランジ
スタQ10がオン状態になり、ビット線BLbの電位が
“1”の状態で安定する。
【0056】また、読出信号Rが“1”に立ち上がる。 それにより、トランスミッションゲートG10がオンし
、ビット線BLa上の“0”のデータがデータ出力端子
DOに出力データDoutとして出力される。
【0057】その後、シフト制御信号SFTが“1”に
立ち上がる。その結果、論理積ゲートG21の出力が“
1”になり、論理和ゲートG31の出力が“1”になる
。したがって、ワード線WL1の電位が“1”に立ち上
がる。それにより、トランジスタQ3,Q4がオンし、
ビット線BLa上の“0”のデータがメモリセルMC1
のノードNaに書込まれ、かつビット線BLb上の“1
”のデータがメモリセルMC1のノードNbに書込まれ
る。
【0058】このようにして、メモリセルMC0に記憶
されたデータがデータ出力端子DOから読出されると同
時に、メモリセルMC1に書込まれる。
【0059】上記のシフト動作の際には、周期的に“1
”に変化するシフト制御信号SFTが与えられる。
【0060】メモリセルにすでに記憶されているデータ
を新たなデータで書換えるためには、そのメモリセルの
駆動能力よりも大きい駆動能力を有する回路が必要であ
る。この実施例では、トランジスタQ9,Q10からな
る保持回路により、データが読出されたメモリセルの駆
動能力に保持回路の駆動能力が加わることになる。その
結果、メモリセルにすでに記憶されているデータをビッ
ト線対BLa,BLb上に読出されたデータで書換える
ことが可能になる。
【0061】図5は、この発明の他の実施例によるRA
Mの主要部の構成を示す回路図である。
【0062】図5のRAMが図1のRAMと異なるのは
次の点である。シフト制御信号SFTおよび書込信号W
を受ける論理和ゲートG12がさらに設けられている。 論理和ゲートG12の出力は、トランジスタQ13,Q
15のゲートに与えられ、かつインバータG5を介して
トランジスタQ14,Q16のゲートに与えられる。デ
ータ入力端子DIとインバータG6との間にNチャネル
トランジスタQ19とPチャネルトランジスタQ20と
を含むトランスミッションゲートG13が接続されてい
る。トランジスタQ19のゲートには書込信号Wが与え
られ、トランスミッションゲートQ20のゲートにはイ
ンバータG14を介して書込信号Wが与えられる。
【0063】また、インバータG8の出力端子にはイン
バータG16が接続されている。インバータG16の出
力端子はNチャネルトランジスタQ21とPチャネルト
ランジスタQ22とを含むトランスミッションゲートG
15を介してインバータG6の入力端子に接続されてい
る。トランジスタQ21のゲートには読出信号Rが与え
られ、トランジスタQ22のゲートにはインバータG1
1を介して読出信号Rが与えられる。
【0064】図5のRAMには、図1のRAMにおける
トランジスタQ9,Q10からなる保持回路は設けられ
ていない。
【0065】図6は、この実施例によるRAM10aの
全体の構成を示すブロック図である。メモリセルアレイ
1aは、k組のビット線対およびそれらに接続される複
数のメモリセルを含む。各ビット線対は図5に示される
構成を有する。
【0066】行アドレスデコーダ2、行アドレス制御回
路3、出力バッファ5およびクロックジェネレータ7の
構成および動作は、図2に示される行アドレスデコーダ
2,行アドレス制御回路3、出力バッファ5およびクロ
ックジェネレータ7と同様である。センスアンプ4aは
k組のセンスアンプ回路を含む。各センスアンプ回路は
図5に示されるインバータG8,G9,G16を含む。 入力データ制御回路6aはk組の制御回路を含む。各制
御回路は、図5に示されるトランスミッションゲートG
3,G4、インバータG5,G6,G7、論理和ゲート
G12、トランスミッションゲートG13およびインバ
ータG14を含む。
【0067】次に、図4の信号波形図を参照しながら図
5のRAMの動作を説明する。ここでは、メモリセルM
C0,MC1のノードNaには“1”のデータが保持さ
れているものとする。プリチャージ信号Pr(ローアク
ティブ)は、ビット線対BLa,BLbを“1”にプリ
チャージするために周期的に“0”に立ち下がる。
【0068】まず、メモリセルMC0のノードNaに“
0”のデータを書込むための動作を説明する。
【0069】まず、入力端子DIに“0”の入力データ
Dinが与えられる。書込信号Wが“1”に立ち上がる
と、ビット線BLaの電位が“0”になりかつビット線
BLbの電位が“1”になる。
【0070】次に、選択信号SEL0が“1”に立ち上
がると、トランジスタQ1,Q2がオンする。それによ
り、メモリセルMC0のノードNaの電位が“0”とな
り、ノードNbの電位が“1”となる。このようにして
、メモリセルMC0にデータが書込まれる。
【0071】次に、メモリセルMC0のノードNaから
“0”のデータを読出すとともにメモリセルMC1のノ
ードNaに“0”のデータを書込むための動作を説明す
る。
【0072】書込信号Wおよび選択信号SEL0がとも
に“0”に立ち下がった後、再び選択信号SEL0が“
1”に立ち上がる。それにより、メモリセルMC0のノ
ードNaに保持された“0”のデータがビット線BLa
に読出されかつノードNbに保持された“1”のデータ
がビット線BLbに読出される。また、読出信号Rが“
1”に立ち上がる。それにより、トランスミッションゲ
ートG10がオンし、ビット線BLa上の“0”のデー
タがデータ出力端子DOに出力データDoutとして出
力される。
【0073】同時に、トランスミッションゲートG15
がオンし、インバータG8,G16により増幅されたデ
ータがインバータG6を介してノードN2に与えられ、
さらにインバータG7を介してノードN1に与えられる
【0074】その後、シフト制御信号SFTが“1”に
立ち上がる。その結果、論理積ゲートG21の出力が“
1”になり、論理和ゲートG31の出力が“1”になる
。したがって、ワード線WL1の電位が“1”に立ち上
がり、トランジスタQ3,Q4がオンする。同時に、論
理和ゲートG12の出力が“1”になり、トランスミッ
ションゲートG3,G4がオンする。その結果、ノード
N1の“0”のデータがビット線BLaを介してメモリ
セルMC1のノードNaに書込まれ、かつノードN2の
“1”のデータがビット線BLbを介してメモリセルM
C1のノードNbに書込まれる。
【0075】このようにして、メモリセルMC0に記憶
されたデータがデータ出力端子DOから読出されると同
時に、メモリセルMC1に書込まれる。
【0076】上記のシフト動作の際には、周期的に“1
”に変化するシフト制御信号SFTが与えられる。
【0077】この実施例では、ビット線BLaに読出さ
れたデータがインバータG8,G16,G6,G7を介
して再びビット線BLaに与えられる。そのため、デー
タが読出されたメモリセルの駆動能力にインバータG8
,G16,G6,G7の駆動能力が加わることになる。 その結果、メモリセルにすでに記憶されているデータを
ビット線対BLa,BLb上に読出されたデータで書換
えることが可能になる。
【0078】図1および図5の実施例では、各メモリセ
ルが2つのインバータを含むが、各メモリセルは図7に
示すような高抵抗負荷型メモリセルであってもよい。
【0079】図7において、メモリセルMC1は、2つ
の抵抗R1,R2および2つのNチャネルトランジスタ
Q41,Q42を含む。抵抗R1は電源端子V1とノー
ドNaとの間に接続され、抵抗R2は電源端子V2とノ
ードNbとの間に接続されている。トランジスタQ41
はノードNaと接地端子との間に接続され、トランジス
タQ42はノードNbと接地端子との間に接続されてい
る。トランジスタQ41のゲートはノードNbに接続さ
れ、トランジスタQ42のゲートはノードNaに接続さ
れている。他のメモリセルの構成も、メモリセルMC1
の構成と同様である。
【0080】なお、この発明にかかる記憶装置は、ディ
ジタルフィルタ処理に限らず、記憶されたデータのシフ
トが必要な種々の処理に用いることができる。
【0081】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、選択さ
れたメモリセルからデータを読出すと同時に、その読出
されたデータを隣接するメモリセルへ書込むことが可能
となる。このように、1回の読出動作で、データの読出
動作および隣接するメモリセルへのデータのシフト動作
を行なうことができるので、記憶装置の高速化が図られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるRAMの主要部の構
成を示す回路図である。
【図2】図1に示されるRAMの全体の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】図2のRAMとディジタルシグナルプロセッサ
との接続を示す図である。
【図4】図1のRAMの動作を説明するための信号波形
図である。
【図5】図5に示されるRAMの全体の構成を示すブロ
ック図である。
【図6】この発明の他の実施例によるRAMの主要部分
の構成を示す回路図である。
【図7】メモリセルの他の例を示す回路図である。
【図8】従来のRAMの主要部の構成を示す回路図であ
る。
【図9】図8のRAMの動作を説明するための信号波形
図である。
【図10】種々の周期を有する正弦波信号の波形および
周波数特性を示す図である。
【図11】周期4tの正弦波信号と周期tの正弦波信号
とを加え合わせることにより得られる信号の波形および
その信号の周波数特性を示す図である。
【図12】周期4tの正弦波信号の波形およびその正弦
波信号のサンプリングを示す図である。
【図13】2つの周波数成分を含む信号から1つの周波
数成分を取り除くフィルタ処理を説明するための図であ
る。
【図14】フィルタ処理において用いられる移動平均演
算を説明するための図である。
【図15】移動平均演算を行なう際の定数および変数の
データの格納方法を示す図である。
【符号の説明】
1,1a…メモリセルアレイ 2…行アドレスデコーダ 3…行アドレス制御回路 7…クロックジェネレータ 10,10a…RAM BLa,BLb…ビット線対 WL0〜WLn−1 …ワード線 MC0〜MCn−1…メモリセル G21〜G2n−1…論理積ゲート G31〜G3n−1…論理和ゲート SEL0〜SELn−1…選択信号 W…書込信号 R…読出信号 SFT…シフト制御信号 Na,Nb…ノード なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少なくとも1列に配列され、データを
    記憶する複数のメモリセル、データの読出または書込の
    ために前記複数のメモリセルのいずれかを選択する第1
    の選択信号を発生する第1の選択手段、データの読出を
    指定する読出信号、前記第1の選択信号および所定の制
    御信号に応答して、前記選択されたメモリセルに隣接す
    るメモリセルを選択する第2の選択信号を発生する第2
    の選択手段、および前記第2の選択信号により選択され
    たメモリセルに前記第1の選択信号により選択されたメ
    モリセルから読出されたデータを書込む書込手段を備え
    た、記憶装置。
  2. 【請求項2】  前記複数のメモリセルに接続され、前
    記複数のメモリセルのいずれかから読出されたデータま
    たは前記複数のメモリセルのいずれかへ書込まれるべき
    データが与えられるビット線をさらに含み、前記書込手
    段は、前記ビット線上のデータを保持する保持手段を含
    む、請求項1記載の記憶装置。
  3. 【請求項3】  前記複数のメモリセルに接続され、前
    記複数のメモリセルのいずれかから読出されたデータま
    たは前記複数のメモリセルのいずれかへ書込まれるべき
    データが与えられるビット線をさらに含み、前記書込手
    段は、接続ビット線上のデータを増幅する増幅手段、お
    よび前記所定の制御信号に応答して前記増幅手段の出力
    を前記ビット線に伝達する伝達手段を含む、請求項1記
    載の記憶装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0773677A (ja) * 1993-06-16 1995-03-17 Nec Corp 半導体集積回路装置
JP2013016979A (ja) * 2011-07-01 2013-01-24 Kddi Corp 光直交周波数分割多重伝送方式による受信装置および受信方法

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Effective date: 19971209