JPH05206398A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH05206398A
JPH05206398A JP4013126A JP1312692A JPH05206398A JP H05206398 A JPH05206398 A JP H05206398A JP 4013126 A JP4013126 A JP 4013126A JP 1312692 A JP1312692 A JP 1312692A JP H05206398 A JPH05206398 A JP H05206398A
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JP
Japan
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JP4013126A
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Inventor
Nobuo Watanabe
辺 信 夫 渡
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Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 縦横両方向のデ−タの読み出し・書き込み
を、ともに高速アクセスモードで行うことが可能な半導
体記憶装置を提供する。 【構成】 マトリクス状に配置されたメモリセルSmn
それぞれについて、2個のトランジスタを有するトラン
スファゲートTmnを設け、一方のトランジスタについて
は同一行のものを第1ワード線WA0 〜WA3 に接続
し、他方のトランジスタについては対角線方向のものを
第2ワード線WB0 〜WB3 に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイナミック・ランダ
ム・アクセス・メモリ(以下「DRAM」)或いはマル
チポート(Multiport)DRAM等の、半導体
記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体記憶装置の一例について、
図4を用いて説明する。
【0003】図に示したように、コンデンサで構成され
たメモリセルsmn(m,nともに0〜3の整数)はマト
リクス状に配置されており、各メモリセルsmnには1個
のMOSトランジスタによって構成されたトランスファ
ゲートtmnが接続されている。
【0004】各トランスファゲートtmnを構成するトラ
ンジスタのゲート端子は、それぞれ、図中の縦方向(以
下、「カラムアドレス方向」)の各トランスファゲート
毎に同一のワード線w0 〜w3 によって、ローデコーダ
30と接続されている。したがって、例えば、ローデコ
ーダ30がワード線w0 をハイレベルにすると、トラン
スファゲートt00〜t03が同時にオン状態となる。
【0005】また、各トランスファゲートtmnを構成す
るトランジスタのソース端子は、それぞれ、図中の横方
向(以下、「ローアドレス方向」)の各トランスファゲ
ート毎に、同一のビット線b0 〜b3 によって、カラム
デコーダ32と接続されている。
【0006】このような構成によれば、ローデコーダ3
0が入力したローアドレスデ−タにしたがって1本のワ
ード線をハイレベルにし、且つ、カラムデコーダ32が
入力したカラムアドレスデ−タにしたがって1本のビッ
ト線を選択し、入出力データ線34と接続することによ
って、1個のトランスファゲートを特定し、このトラン
スファゲートに対応するメモリセル対する書き込みを行
うことができる。例えば、ワード線w0 をハイレベルと
し、ビット線b0 が選択されたとすると、メモリセルs
00のみに入出力データ線からの電荷の蓄積が行われる。
【0007】一方、任意のメモリセルからデ−タの読み
出しを行う際には、ローデコーダ30が入力したローア
ドレスデ−タにしたがって1本のワード線をハイレベル
にし、且つ、カラムデコーダ32が入力したカラムアド
レスデ−タにしたがって1本のビット線を入出力データ
線34を介して出力部(図示せず)と接続することによ
り1個のトランスファゲートを特定し、このトランスフ
ァゲートに対応するメモリセルからの読み出しを行うこ
とができる。例えば、ワード線w0 をハイレベルとし、
ビット線b0 を出力部と接続すると、メモリセルs00
記憶されたデ−タのみが出力部から出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】近年、このような半導
体記憶装置に対する、書き込み・読み出しの高速化の要
求がいっそう厳しいものとなっている。かかる要求に答
えるため、例えばページモードやスタティックカラムモ
ード等の高速アクセスモードが使用されるようになって
いる。
【0009】これらの高速アクセスモードでは、ローデ
コーダ30によって1本のワード線が選択された際に、
カラムデコーダ32が入力したカラムアドレスデ−タに
したがって複数本のビット線を順次選択することによ
り、カラムアドレス方向の複数のメモリセルから連続的
に書き込み或いは読み出しを行っている。
【0010】例えば、ローデコーダ30によってワード
線w0 を選択した際に、カラムデコーダ32がビット線
0 ,b1 ,b2 ,b3 を順次出力部(図示せず)と接
続することにより、メモリセルs00,s01,s02,s03
に記憶されたデ−タを順次読み出すことができる。
【0011】このような方法によれば、ワード線を1回
選択することで4個のデ−タ読み出し或いはデ−タ書き
込みを行うことができるので、ワード線を選択するため
に要する時間が4分の1になり、その分、読み出し・書
き込みに要する時間を接続することが可能となる。かか
る効果は、1回のワード線選択で読み出すカラムアドレ
ス方向のメモリセル数が多いほど顕著となる。
【0012】しかし、このような従来の半導体記憶装置
では、上述のような高速アクセスモードを使用すること
ができるのはカラムアドレス方向についてのみであり、
ローアドレス方向の各メモリセルのデ−タについての読
み出し・書き込みを行う場合には、高速アクセスモード
を使用することができないという課題があった。すなわ
ち、従来の半導体記憶装置では、ビット線を1本選択し
た状態でワード線を順次選択することはできなかった。
【0013】これは、メモリセルに蓄えられている電荷
によるビット線レベルの微少な変化を、各ビット線にあ
るセンスアンプで増幅して読み出す為に、ワード線を切
りかえる時には、センスアンプ及びビット線レベルのイ
ニシャライズをするためのビット線プリチャージが必要
となるからである。すなわち、これを行わないと、前回
の書き込み・読み出しを行った際の電荷が残留している
ので、正確な書き込み・読み出しを行うことができな
い。
【0014】本発明は、このような従来技術の課題に鑑
みてなされたものであり、縦横両方向についてのデ−タ
の読み出し・書き込みを高速アクセスモードで行うこと
ができる半導体記憶装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、マトリクス状に配置された複数のメモリセルと、こ
のメモリセルのそれぞれに設けられた一対のトランジス
タからなるトランスファゲートと、同一行に配置された
前記トランスファゲートの一方のトランジスタのゲート
を共通接続する複数の第1のワード線からなる、第1の
ワード線群と、対角線方向の各ラインについて設けられ
た、同一ラインに配置された前記トランスファゲートの
他方のトランジスタのゲートを共通接続する複数の第2
のワード線からなる、第2のワード線群と、同一列に配
置された前記トランスファゲートを共通接続し、メモリ
セルと記憶データの伝達をおこなうビット線からなる、
ビット線群と、前記第1のワード線群或いは前記第2の
ワード線群の一方を選択するワード線群選択手段と、こ
のワード線群選択手段で選択されたワード線群からワー
ド線を選択するワード線選択手段と、前記ビット線群か
ら1本のビット線を選択するビット線選択手段と、を具
備することを特徴とする。
【0016】
【作用】ワード線群選択手段で第1のワード線群を選択
するとともにワード線選択手段で1本の第1のワード線
を選択した後、ビット線選択手段で所望のビット線を順
次選択することにより、このワード線に対応する各メモ
リセルについての読み出し・書き込みを行うことができ
る。
【0017】また、ワード線群選択手段で第2のワード
線群を選択するとともにワード線選択手段で1本の第2
のワード線を選択した後、ビット線選択手段で所望のビ
ット線を順次選択することにより、このワード線に対応
する各メモリセルについての読み出し・書き込みを行う
ことができる。
【0018】したがって、マトリクス状に配置されたメ
モリセルのアドレスを適当に定めることにより、実質的
に、行方向と列方向との両方向のデ−タの読み出し・書
き込みを高速アクセスモードで行うことが可能となる。
【0019】すなわち、本発明によれば、行方向である
か列方向であるかにかかわらず、高速でデ−タの読み出
し・書き込みを行うことができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明に係わる半導体記憶装置の一実
施例について説明する。
【0021】図1は、本実施例に係わる半導体記憶装置
を簡略化して表した電気回路図である。
【0022】図に示したように、コンデンサ等で構成さ
れたメモリセルSmn(m,nともに0〜3の整数)は、
マトリクス状に配置されている。また、各メモリセルS
mnには、それぞれ、2個のMOSトランジスタによって
構成されたトランスファゲートTmnが接続されている。
【0023】各トランスファゲートTmnを構成する一方
のトランジスタのゲート端子は、それぞれ、カラムアド
レス方向の各トランスファゲート毎に、同一の第1ワー
ド線WA0 〜WA3 によって接続されている。
【0024】また、各トランスファゲートTmnを構成す
る他方のトランジスタのゲート端子は、それぞれ、対角
線方向の各トランスファゲート毎に、同一の第2ワード
線WB0 〜WB3 によって接続されている。
【0025】ワードラインセレクタ10は、セレクト信
号線22から入力したモード指定信号にしたがって、第
1ワード線WA0 〜WA3 或いは第2ワード線WB0
WB3 の一方を選択する。
【0026】ローデコーダ12は、ローアドレスデ−タ
線24から入力したローアドレスデ−タにしたがって、
端子12a〜12dの内の、対応する端子をハイレベル
にする。また、サブローデコーダ14は、第2ワード線
WB1 ,WB2 ,WB3 の一部をなすワード線である補
助用のワード線WB1 ´,WB2 ´,WB3 ´とそれぞ
れ直接に接続されており、これらの第2ワード線が選択
された場合に、該当する補助用の第2ワード線をハイレ
ベルにする。すなわち、サブローデコーダ14が作動す
るのは、ワードラインセレクタ10が第2ワード線WB
0 〜WB3 のいずれかを選択し、且つ、ローアドレスデ
−タが「1」,「2」,「3」のいずれかの場合のみで
ある。
【0027】例えば、ワードラインセレクタ10が第2
ワード線を選択し、且つ、ローアドレスデ−タが「3」
である場合には、第2ワード線WB3 およびWB3 ´が
ハイレベルになるので、トランスファゲートT01
12,T23,T30がオン状態になる。一方、ワードライ
ンセレクタ10が第1ワード線を選択し、且つ、ローア
ドレスデ−タが「3」である場合には、第1ワード線W
3 がハイレベルとなるので、トランスファゲート
33,T32,T31,T30がオン状態になる。
【0028】また、各トランスファゲートTmnを構成す
る2個のトランジスタのソース端子には、ローアドレス
方向の各トランスファゲート毎に同一のビット線B0
3 によって、カラムデコーダ16と接続されている。
【0029】カラムデコーダ16は、入力したビット線
アドレスデータにしたがって、対応するビット線を選択
する。例えば、ビット線アドレスデータが「0」であれ
ばビット線B0 を、ビット線アドレスデータが「1」で
あればビット線B1 を、選択する。
【0030】かかるビット線アドレスデータは、アドレ
ス演算器18によって算出される。このアドレス演算器
18は、ローアドレスデ−タ線24およびカラムアドレ
スデ−タ線26からそれぞれ入力したローアドレスデ−
タとカラムアドレスデ−タとの差を演算し、この演算結
果をビット線アドレスデータとして出力する。
【0031】例えば、ローアドレスデ−タが「2」であ
り、カラムアドレスデ−タが「3」であれば、2−3=
−1であるから、この「−1」をビット線アドレスデー
タとしてカラムデコーダ16に入力する。ここで、ビッ
ト線は4本であることより、ビッド線アドレスデータの
「−1」は「3」と同じなので、カラムデコーダ16は
ビット線B3 を選択する。なお、これと同様に、ビット
線アドレスデータの「−2」は「2」と同一であり、さ
らに、「−3」は「1」と同一である。
【0032】以下、このような半導体記憶装置を用い
て、メモリセル1個毎に書き込み・読み出しを行う場合
の手順について説明する。
【0033】各メモリセルSmnに書き込みを行う場合
は、最初に、ワードラインセレクタ10に対してカラム
アドレス方向を選択するモード信号が送られて、これを
受けたワードラインセレクタ10が第1ワード線WA0
〜WA3 を選択し、次に、ローデコーダ12が、入力し
たローアドレスデ−タにしたがって、端子12a〜12
dのいずれかをハイレベルにする。これにより、第1ワ
ード線WA0 〜WA3 のいずれか1本が、ハイレベルと
なる。
【0034】アドレス演算器18は、入力したローアド
レスデ−タおよびカラムアドレスデ−タからビット線ア
ドレスデータを算出し、カラムデコーダ16に対して出
力する。カラムデコーダ16は、このビット線アドレス
データを入力するとともに、入出力デ−タ線51から書
き込みデ−タを入力し、書き込みデ−タが「0」であれ
ばビット線アドレスデータに対応するビット線をローレ
ベルにし、書き込みデ−タが「1」であればビット線ア
ドレスデータに対応するビット線をハイレベルにする。
【0035】これにより、選択された第1ワード線およ
びビット線によって1個のトランスファゲートTmnが特
定され、このトランスファゲートTmnに対応するメモリ
セルSmnに書き込みが行われる。
【0036】ここで、ローアドレスデ−タをa(a=
0,1,2,3)、カラムアドレスデ−タをb(b=
0,1,2,3)とすると、各メモリセルSmnおよびト
ランスファゲートTmnの2次元アドレス(a,b)は、
それぞれ、図2に示すようなものとなる。図2におい
て、Umnは、メモリセルSmnおよびトランスファゲート
mnからなる1記憶単位を示している。また、(a,
b)は、ローアドレスデ−タaとカラムアドレスデ−タ
bとからなる2次元アドレスを示している。
【0037】このように、本実施例の半導体記憶装置を
用い、従来と同様のローアドレスおよびカラムアドレス
にしたがってデ−タの記録を行った場合、ローアドレス
は、対応する第1ワード線WA0 〜WA3 を示すことと
なり、また、カラムアドレスは、対応する第2ワード線
WB0 〜WB3 を示すこととなる。
【0038】一方、各メモリセルSmnに対しての読み出
しを行う場合は、上述した書き込みを行う場合と同様に
して、選択すべきメモリセルに対応させて第1ワード線
WA0 〜WA3 のいずれか1本をハイレベルにし、且
つ、カラムデコーダ16が入力したビット線アドレスデ
ータにしたがって1本のビット線を入出力デ−タ線20
と接続させる。
【0039】次に、本実施例の半導体記憶装置を用い
て、高速アクセスモードで書き込み・読み出しを行う場
合の手順について説明する。
【0040】まず、カラムアドレス方向について、高速
アクセスモードで書き込みを行う場合は、最初に、ワー
ドラインセレクタ10に対してカラムアドレス方向を選
択するモード信号が送られ、これを受けたワードライン
セレクタ10が第1ワード線WA0 〜WA3 を選択し、
次に、ローデコーダ12が、入力したローアドレスデ−
タにしたがって端子12a〜12dのいずれかをハイレ
ベルにする。これにより、第1ワード線WA0 〜WA3
のいずれか1本がハイレベルで固定されるので、この第
1ワード線と接続されたトランスファゲートTmnがオン
状態となる。
【0041】アドレス演算器18は、このローアドレス
デ−タと、複数のカラムアドレスデ−タとを入力し、各
カラムアドレスデ−タについて、このローアドレスデ−
タとの差を算出し、ビット線アドレスデータとして順次
出力する。カラムデコーダ16は、このビット線アドレ
スにしたがって、対応するビット線を入出力データ線2
0と接続する。ビット線は入出力データ線20から順次
送られてくる書きこみデータにより、順次ローレベル或
いはハイレベルになる。
【0042】これにより、対応するメモリセルSmnにつ
いての書き込みが順次行われ、カラムアドレス方向につ
いての高速アクセスモードによる書き込みが行われる。
【0043】一方、高速アクセスモードでカラムアドレ
ス方向についての読み出しを行う場合は、書き込みを行
う場合と同様にして、選択すべきメモリセルに対応させ
て第1ワード線WA0 〜WA3 のいずれか1本をハイレ
ベルに固定し、且つ、カラムデコーダ16が入力したビ
ット線アドレスデータに対応するビット線を順次入出力
デ−タ線20と接続させる。
【0044】続いて、ローアドレス方向について、高速
アクセスモードで書き込みを行う場合について説明す
る。
【0045】この場合、制御部(図示せず)は、ローア
ドレスデ−タとカラムアドレスデ−タとを入れ換え、カ
ラムアドレスデ−タはローアドレスデ−タ線24に対し
て、また、ローアドレスデ−タはカラムアドレスデ−タ
線26に対して、それぞれ出力する。したがって、ロー
デコーダ12及びサブローデコーダ14は、ローアドレ
スデ−タ線24から、カラムアドレスデ−タを入力す
る。
【0046】このようなデ−タ入力は、例えば、図3
(b)に示したように、図示しない制御部に、ローアド
レスデ−タの読み込みタイミング(/RAS)でカラム
アドレスデ−タを入力し、カラムアドレスデ−タの読み
込みタイミング(/CAS)でローアドレスデ−タを入
力することとすればよい。
【0047】また、ワードラインセレクタ10にはロー
アドレス方向を選択するモード信号が送られ、したがっ
て、第2ワード線WB0 〜WB3 が選択される。次に、
ローデコーダ12が、入力したカラムアドレスデ−タに
したがって、端子12a〜12dのいずれかをハイレベ
ルにすることにより、第2ワード線WB0 〜WB3 のい
ずれか1本がハイレベルで固定される。
【0048】このとき、上述したように第2ワード線W
0 〜WB3 はカラムアドレスに対応しているので、カ
ラムアドレスが同一のトランスファゲートTmnが、オン
状態となる。
【0049】アドレス演算器18は、このカラムアドレ
スデ−タとともに、カラムアドレスデ−タ線26から複
数のローアドレスデ−タを順次入力し、各ローアドレス
デ−タについて、このカラムアドレスデ−タとの差を算
出し、ビット線アドレスデータとして順次出力する。カ
ラムデコーダ16は、このビット線アドレスにしたがっ
て対応するビット線を入出力データ線20と接続する。
ビット線は入出力データ線20から順次に送られてくる
書きこみデータにより順次ローレベル或いはハイレベル
となる。
【0050】このようにして、対応するメモリセルSmn
についての書き込みが順次行われ、ローアドレス方向に
ついての高速アクセスモードによる書き込みが行われ
る。
【0051】一方、高速アクセスモードでローアドレス
方向についての読み出しを行う場合も、書き込みを行う
場合と同様に、ローアドレスデ−タとカラムアドレスデ
−タとを入れ換える。そして、選択すべきメモリセルに
対応させて第2ワード線WB0 〜WB3 のいずれか1本
をハイレベルに固定し、且つ、カラムデコーダ16が入
力したビット線アドレスデータに対応するビット線を順
次入出力デ−タ線20と短絡させることにより、順次、
読み出しを行うことができる。
【0052】なお、本実施例では、メモリセル1個毎に
書き込み・読み出しを行う場合(すなわち、高速アクセ
スモードを使用しない場合)には、ワードラインセレク
タ10にカラムアドレス方向を選択するモード信号を送
り、このワードラインセレクタ10に第1ワード線WA
0 〜WA3 を選択させることしたが、かかるワードライ
ンセレクタ10に第2ワード線WB0 〜WB3 を選択さ
せて、ローアドレス方向の記録を行うこととしてもよ
い。但し、この場合は、上述のローアドレス方向の高速
アクセスモードでの書き込み・読み出しと同様、ローア
ドレスデ−タとカラムアドレスデ−タとを入れ換える必
要がある。
【0053】また、本実施例では、第2ワード線WB1
〜WB3 の内、WB0 以外を2本に分割し、ローデコー
ダ12およびサブローデコーダ14を用いて制御するこ
ととしたが、半導体記憶装置の第2ワード線の配線を2
層に形成することとし、2層目の配線で、分割された第
2ワード線WB1 〜WB3 を互いに接続することによ
り、各第2ワード線WB1 〜WB3 をそれぞれ1本のワ
ード線で形成することも可能である。この場合、サブロ
ーデコーダ14は、不要となる。
【0054】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、行方向および列方向の両方向についてのデ−タの
読み出し・書き込みを、ともに高速アクセスモードで行
うことができる半導体記憶装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる半導体記憶装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した半導体記憶装置の各メモリセルの
アドレスを示す概念図である。
【図3】図1に示した半導体記憶装置のアドレスデータ
の読み込みタイミングの一例を示すタイミングチャート
である。
【図4】従来の半導体記憶装置の一構成例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
mn メモリセル Tmn トランスファゲート WA0 〜WA3 第1ワード線 WB0 〜WB3 第2ワード線 B0 〜B3 ビット線 10 ワードラインセレクタ 12 ローデコーダ 14 サブローデコーダ 16 カラムデコーダ 18 アドレス演算器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マトリクス状に配置された複数のメモリセ
    ルと、 このメモリセルのそれぞれに設けられた一対のトランジ
    スタからなるトランスファゲートと、 同一行に配置された前記トランスファゲートの一方のト
    ランジスタのゲートを共通接続する複数の第1のワード
    線からなる、第1のワード線群と、 対角線方向の各ラインについて設けられた、同一ライン
    に配置された前記トランスファゲートの他方のトランジ
    スタのゲートを共通接続する複数の第2のワード線から
    なる、第2のワード線群と、 同一列に配置された前記トランスファゲートを共通接続
    し、メモリセルと記憶データの伝達をおこなうビット線
    からなる、ビット線群と、 前記第1のワード線群或いは前記第2のワード線群の一
    方を選択するワード線群選択手段と、 このワード線群選択手段で選択されたワード線群からワ
    ード線を選択するワード線選択手段と、 前記ビット線群から1本のビット線を選択するビット線
    選択手段と、 を具備することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】前記ワード線選択手段で選択するワード線
    を示すアドレスデ−タと、前記ビット線選択手段で選択
    するビット線を示すアドレスデ−タとを入力し、これら
    のアドレスデ−タの差を算出し、この算出結果を前記ビ
    ット線選択手段で選択するビット線を示すアドレスデ−
    タとして、このビット線選択手段に対して出力するアド
    レス演算手段をさらに具備することを特徴とする請求項
    1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】前記ワード線選択手段が、前記第2のワー
    ド線群から1本のワード線を選択する第1ワード線選択
    部と、この第2のワード線群から他の1本のワード線を
    選択する第2ワード線選択部とを具備することを特徴と
    する請求項1または2記載の半導体記憶装置。
JP4013126A 1992-01-28 1992-01-28 半導体記憶装置 Withdrawn JPH05206398A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003060921A1 (fr) * 2002-01-11 2003-07-24 Sony Corporation Circuit a cellule de memoire, memoire, detecteur de vecteur de mouvement et codeur de prediction de compensation de mouvement
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