JP2700817B2 - パレット搬送転換装置 - Google Patents

パレット搬送転換装置

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JP2700817B2
JP2700817B2 JP8515789A JP8515789A JP2700817B2 JP 2700817 B2 JP2700817 B2 JP 2700817B2 JP 8515789 A JP8515789 A JP 8515789A JP 8515789 A JP8515789 A JP 8515789A JP 2700817 B2 JP2700817 B2 JP 2700817B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はパレット搬送転換装置に係り、特にパレット
搬送方向に対して直角方向が長手方向であるワークを搭
載したパレットの搬送において、搬送方向を転換するパ
レット搬送転換装置に関する。
〔従来の技術〕
駆動源の作動により、回動自在な複数のローラ上を、
ワークを搭載したパレットを搬送する際に、搬送方向に
対して直角方向が長手方向であるパレットを搬送する場
合がある。かかる場合のパレット搬送装置には、パレッ
トの横壁に隣接して、パレットの横方向へのずれ・おど
りを規制するためのガイド部材が設けてある。ところ
で、かかるパレット搬送装置において、パレットの搬送
方向を変えるために回動機構を設けると、回動の際に前
記ガイド部材が通常のパレット搬送路の端部と接触干渉
することがある。
従来、かかる干渉を防止するため、第5図に示すパレ
ット回動機構部A1のようにガイド部材を設けないで、第
1のパレット搬送路CからパレットBをパレット回動機
構部A1に移載し、パレットBをB′の位置に回転してか
ら、そのパレットB′を第2のパレット搬送路Dに搬送
する。
あるいは、第6図に示すパレット回動機構部A2のよう
にパレットBのガイド部材Ga,Gaを所定間隔で対向させ
て設け、このパレット回動機構部A2を回動させる際に、
第1および第2のパレット搬送路C,Dの端部(斜線部
分)を、前記のパレット回動機構部A2のガイド部材Ga,G
aが接触干渉しない位置まで離脱させていた。例えば、
パレット回動機構部A2の回動の際に第1および第2のパ
レット搬送路C,Dの端部(斜線部分)を下降させてお
き、前記回動の終了後に前記端部を上昇させて復帰させ
ていた。
なお、第5図および第6図においてGc,Gcは第1のパ
レット搬送路Cのガイド部材、Gd,Gdは第2のパレット
搬送路Dのガイド部材である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、第5図のパレット回動機構A1のよう
に、ガイド部材を設けない場合は、第1のパレット搬送
路Cからパレット回動機構部A1へとパレットBを移載す
る際、またはパレット回動機構部A1から第2のパレット
搬送路DへとパレットBを移載する際、パレットBの長
手方向がパレット搬送方向に対して直角方向であるた
め、通常のパレットの搬送状態に対し、パレットにずれ
が生じやすく搬送作業が中断するおそれがあった。
また、第6図のパレット回動機構部A2のように第1お
よび第2のパレット搬送路C,Dの端部を、ガイド部材Ga,
Gaが接触干渉しない位置まで離脱させる場合、第1およ
び第2のパレット搬送路C,Dの端部のローラと、パレッ
ト回動機構部A2の端部のローラとの隙間にパレットBが
落下するおそれがあるため、パレット落下防止のための
補助機構を設ける必要があり、装置が複雑でかつ大型化
してしまうという課題があった。
本発明は前記課題に鑑みてなされたものであり、設置
面積を最小にし、簡単な構造であるとともに、パレット
の搬送方向を変更する際に、パレットの位置ずれが生じ
ることのないパレット搬送転換装置を提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本発明のパレット搬送転
換装置Aは、図面に示すように、水平面の二軸方向に伸
びる第1および第2のパレット搬送路C,Dの中心線の交
差部に、この第1および第2のパレット搬送路C,Dの端
部に近接させて設けられるとともに、垂設された回動軸
1bを中心として駆動源(実施例のシリンダ1d)の作動に
より回動自在なパレット回動機構と、このパレット回動
機構1の回動軸1bに連結し、この回動軸1bを中心として
回動自在であるとともに、駆動源(実施例のモータ2g)
の作動により、回転自在な複数のローラ2e,2e・・・を
水平面に平行な状態で設けたパレット搬送機構2と、こ
のパレット搬送機構2のローラ群2e,2e・・・の下方に
設けられ、パレットBを位置決めする時に、前記ローラ
群2e,2e・・・の上方へパレットBの先端部支持部材3a
が突出して搬送されるパレットBと係合することでパレ
ットBを前記ローラ群2e,2e・・・のほぼ中央上に位置
させて支持するパレット支持機構3と、前記ローラ群2
e,2e・・・の両端部の外方に設けられたパレット搬送方
向に伸びるピン4cを回動軸として駆動源(実施例のシリ
ンダ4d)の作動により昇降回動自在であり、上端よりパ
レット搬送方向に伸びた状態で突出するガイド部材4aを
前記パレットBの横壁に近接させるように上昇回動させ
るとともに、前記パレット回動機構1の回動作動時に外
部と接触干渉することのない位置までガイド部材4aを下
降回動させることが可能なパレットガイド機構4を備え
ている。
〔作用〕
前記手段で構成されたパレット搬送転換装置Aは、ま
ず、第1のパレット搬送路C上を移動するパレットB
が、その搬送方向転換部にさしかかる時点で、ここで配
設したパレット搬送転換装置Aを構成するパレット搬送
機構2のローラ2e群上に自動的に移載される。
この時、パレットBの横壁はパレットガイド機構4の
ガイド部材4aに近接し、パレットBの搬送方向の位置ず
れが規制された状態にある。
次に、パレット支持機構3がパレットBをパレット搬
送機構2のローラ2e群上にて位置決め支持した後、パレ
ットガイド機構4がガイド部材4aをパレットBから離脱
させ、パレット回動機構1の作動時に、外部と接触干渉
することのない位置に前記ガイド部材4aを下降回動させ
る。
前記の作動の後、パレット回動機構1によりパレット
搬送機構2の方向を回転移動させることで、パレット支
持機構3により支持された状態にあるパレットBを次に
搬送される第2のパレット搬送路Dの方向に向ける。
このパレット搬送機構2の回動時、パレットガイド機
構4のガイド部材4aは下降回動して収納された状態にあ
るため、前記の回動に必要な面積は少なくてすみ、第1
および第2のパレット搬送路C,Dの端部を、パレット搬
送機構2に近接して位置させることが可能である。
前記の作動で、パレット搬送機構2が、パレットBが
搬送されてきた第1のパレット搬送路Cとは別の第2の
パレット搬送路Dの方向に方向転換した後、前記収納さ
れた状態にあるパレットガイド機構4のガイド部材4aが
パレットBの横壁に近接する位置に復帰する。
そして、パレット支持機構3がパレット搬送機構2の
ローラ2e群上でのパレットBの支持を解除し、パレット
Bをパレットガイド機構4のガイド部材4aに沿うかたち
で搬送することで、第2のパレット搬送路D上にパレッ
トBを効率良く移載することが可能である。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本発明のパレット搬送転換装置
の実施例について説明する。
第1図はこのパレット搬送転換装置の全体の平面図、
第2図は同装置の正面図、第3図は同装置の側面図であ
る。
このパレット搬送転換装置Aは、第1図乃至第3図に
示すようにパレット回動機構1(第2図および第3図参
照)、パレット搬送機構2、パレット支持機構3および
パレットガイド機構4により構成されている。以下、各
機構の構成を順次詳細に説明する。なお、図において、
Cはパレット回動機構1に水平面状に対向して配設した
第1のパレット搬送路、Dは回動機構1に他の水平面状
に対向して配設した第2のパレット搬送路である。
パレット回動機構1は、パレット搬送機構2を回動さ
せワークWを搭載するパレットBの方向転換を行う機構
であり、1a,1aは角形鋼材からなる枠体であり、この枠
体1aは、第1のパレット搬送路C(第1図参照)と、こ
の第1のパレット搬送路Cの搬送方向に対して直角に設
置された第2のパレット搬送路Dとの下方にそれぞれの
端部が隣接した状態で設けられている。
1b(第2図参照)は前記枠体1aの中央部に設けた回動
軸で、第1のパレット搬送路Cと第2のパレット搬送路
Dの中心線が交差する部分に(第1図参照)、枠体1aに
取り付けられたベアリング1cにより回動自在に立設され
ている。また、この回動軸1bはその上端部がパレット搬
送機構2と連結した状態にある。
1d(第1図参照)は上記の回動軸1bに回動力を付与す
るシリンダであり、このシリンダの基端部が、枠体1aに
設けられたブラケット1eに垂直方向に立設したピン1fに
より回動自在に支持された状態で設けられている。一
方、シリンダ1dのピストンロッドの先端は、パレット搬
送機構2の下端に設けられたブラケット1gに垂直方向に
立設したピン1hにより回動自在に支持された状態で設け
られている。
1i,1i(第2図および第3図参照)はベアリングを介
して内方に傾斜したテーパ付きローラ1j,1jが回転自在
に取り付けられた支持ローラであり、このテーパ付きロ
ーラ1j,1jがパレット搬送機構2の下端に当接してパレ
ット搬送機構2を支持する状態で枠体1aの上に複数個設
けられている。
1k,1k,(第1図および第2図参照)はパレット搬送機
構2の回動範囲を規制するストッパであり、その前面を
パレットBの搬送方向に向け、回動軸1bを中心にして左
右に一対前記枠体1a上に設けられている。
以上記載したようにパレット回動機構1は構成されて
いる。
パレット搬送機構2は、パレットBを、パレット搬送
路C上からパレット搬送転換装置Aへと移載するととも
に、このパレット搬送転換装置Aから第2のパレット搬
送路D上へと移載する機構であり、2aは角形鋼材からな
るパレット搬送機構2の機台であり、その四端部から柱
が立設した形状をしており、さらに、中央部に取り付け
られた四辺形の鋼材2bの中央に、前記パレット回動機構
1の回動軸1bが連結されている(第2図参照)。
2cは前記機台2aの下端に設けられた円形の鋼板で、そ
の中心部に回動軸1bを貫通させた状態で設けられてお
り、この円形の鋼板2cの下面が前記支持ローラ1i,1iの
テーパ付きローラ1j,1jに当接することで、パレット搬
送機構2が水平な状態で支持されている。
2d,2dはパレット搬送機構2を形成する複数の円柱ロ
ーラの両端を回動自在に支持する一対の軸受け部材であ
り、断面がコの字形をした鋼材により形成されるととも
に、機台2aの四端部に立設する柱上に水平面に平行な状
態で設けられている。
2e,2e・・・は、前記の軸受け部材2d,2dに回動自在
で、かつ、水平に平行で等間隔に複数配列されたパレッ
トBの搬送用の円柱ローラであり、その一方の端部付近
に従動用のギヤ2f,2f・・・が設けられている。
2g(第3図参照)は機台2aを形成する鋼材の上面に取
り付けられたパレット搬送機構2を駆動するためのモー
タである。このモータ2gはその回転軸に取り付けたギヤ
2hの回動が、円柱ローラ2e,2e・・・に取り付けたギヤ2
f,2f・・・に係合したチェーン等の連動部材2iを介して
円柱ローラ2e,2e・・・に伝達される。
2j,2j・・・は所定の位置で連動部材2iと係合し回動
自在な状態で取付けられた連結部材2iの張力調整用ギヤ
である。
2kはパレット回動機構1のストッパ1kと相まってパレ
ット搬送機構2の回動範囲を規制するストッパであり、
それぞれのストッパ1kに対して一個ずつ、2箇所の回動
位置でパレット搬送機構2を停止できる状態で機台2aの
下端の鋼材の側面に取り付けられている。
以上記載したようにパレット搬送機構2は構成されて
いる。
パレット支持機構3は、パレット回動機構1の作動時
に、パレット搬送機構2の円柱ローラ2e,2e・・・上
で、パレットBの位置決め支持を行う機構であり、3a,3
aはL字型のパレットの先端部支持部材であり、パレッ
トBの先端壁面に設けられた溝B1(第3図参照)に嵌合
し、パレットBの先端を所定位置で位置決め支持するも
のであり、円柱ローラ2eの長手方向に一対設けられ、そ
の立設部をパレット搬送方向の前方に突出させるととも
に、その下方の端部が回動軸3bに連結されている。
また、3cはパレットの先端部支持部材3a,3aの下辺部
に円柱ローラ2eの長手方向を向けて設けられた円柱ビー
ム、3d(第2図参照)は円柱ビーム3cに固着されたブラ
ケット、3e(第3図参照)は円柱ローラ2eの長手方向に
伸びるブラケット3dのピンであり、後述するシリンダの
ピストンロッドの先端と連結してシリンダを支持してい
る。3f(第1図参照)はパレット搬送機構2の機台2aの
下端の鋼材上に設けられたブラケット、3gは円柱ローラ
2eの長手方向に伸びるブラケット3fのピン、3hはその基
端がピン3gにより支持されたシリンダである。
3i,3iは回転軸3bの軸受部材であり、パレット搬送機
構2を形成する円形の鋼板2c上に、円柱ローラ2eの長手
方向に一対設けられている。そして、パレットの先端部
支持部材3a,3aは回転軸3bを介して軸受部材3i,3iにより
回動自在な状態で設けられている。
なお、パレットの先端部支持部材3a,3aは、常時は円
柱ローラ2eの上端より下降させた状態にしてあり、パレ
ット支持作動時に所定の円柱ローラ2e間において円柱ロ
ーラ2eの上端より上方にその上端を突き出させてパレッ
トBの先端を支持する。
3j,3j(第1図および第3図参照)はパレットBの後
端壁面に当接し、パレットBの後端を所定位置で位置決
めするほぼコの字形のパレットの後端部支持部材であ
り、パレットの先端部支持部材3a,3aよりパレット搬送
方向の後方の所定位置で円柱ローラ2eの長手方向に一対
設けられ、その下方の端部が後述する回転軸に連結され
ている。
3k,3kは前記のパレットの後端部支持部材3j,3jを連結
する回転軸、3lはパレットの後端部支持部材3j,3jの下
辺部にあって円柱ローラ2eの長手方向に向けて設けられ
た円柱ビームであり、この円柱ビーム3lはシリンダ30の
ピストンロッドの先端に支持されている。また、3m(第
3図参照)はパレット搬送機構2の機台2aの下端の鋼材
の側面に設けられたブラケット、3nは円柱ローラ2eの長
手方向に伸びるブラケット3mのピンであり、シリンダ30
の後端と連結する。
3pは軸受け部材2d,2d間に、ローラ2eの長手方向に伸
びる状態で取り付けられた断面L字鋼材(第1図および
第3図参照)、3q,3qは断面L字鋼材3pの立設壁に、円
柱ローラ2eの長手方向に一対設けられた軸受け部材、前
記パレットの後端部支持部材3j,3jは前記軸受け部材3q,
3qを軸受けとして、円柱ローラ2eの長手方向にある回動
軸3k,3kを介して、回動自在な状態で設けられている。
なお、パレットの後端部支持部材3j,3jは、通常は上
端を円柱ローラ2eの上端より下降させた状態にしてあ
り、パレット支持作動時に、所定の円柱ローラ2e間にお
いて円柱ローラ2eの上端より上方にその上端を突き出さ
せてパレットBの後端を支持する。また、パレットの後
端部支持部材3j,3jとパレットの先端部支持部材3a,3aに
より、パレットBはその中心が円柱ローラ2e,2e・・・
のほぼ中央に来るようにして支持される。
以上記載のようにパレット支持機構3は構成されてい
る。
パレットガイド機構4は、パレット搬送機構2の円柱
ローラ2e,2e・・・上で、パレット搬送方向に対して長
手方向が直角方向であるパレットBの側壁部に隣接し、
パレットBの搬送方向の規制を行う機構であり、4a,4a
はガイド部材、4b,4bはパレット搬送機構2の軸受け部
材2d,2dの外壁部にそれぞれ一対取り付けられたブラケ
ット、4c,4c(第2図参照)はブラケット4b,4bが有する
パレット搬送方向に軸を向けたピン、前記ガイド部材4
a,4aはピン4c,4cを中心として、下部のブラケット4a1,4
a1を介し、回転自在に取り付けられている。また、4a2,
4a2は断面L字形状をなすとともに、パレット搬送方向
の後方が途中で外方にひらいた平行に位置する一対の鋼
材であり、この鋼材4a2,4a2の内壁に、樹脂角材からな
る隣接部材4a3,4a3が設けられている。さらに、ガイド
部材4a,4aは上昇時に隣接部材4a3,4a3がパレットBの側
壁部に近接する構造をなしている。
4d,4dはそれぞれのガイド部材4a,4aにそれぞれ1個ず
つ設けられたパレットガイド機構4を形成するガイド部
材4a,4aの昇降駆動源になるシリンダである。4e,4eはシ
リンダ4d,4dの基端と連結し、パレット搬送機構2の機
台2a,2aの下端の鋼材上に設けられたブラケット、4f,4f
はブラケット4e,4eに有するパレット搬送方向に軸方向
を向けたピンであり、前記シリンダ4d,4dはピン4f,4fを
中心として回転自在に支持されている。一方、シリンダ
4d,4dのピストンロッドの先端において鋼材4a2,4a2の下
部の一対のブラケット4a1,4a1間にビーム4g,4g(第1図
参照)がパレット搬送方向に長手方向を向けて設けられ
ている。また、前記シリンダ4d,4dはビーム4gの突出部4
g1,4g1に有するパレット搬送方向に軸方向を向けたピン
4h(第2図参照)を中心として回転自在に支持されてい
る。
なお、ガイド部材4a,4aはシリンダ4d,4dの収縮により
第2図に記載の実線で表示した上昇位置から、二点鎖線
で表示した下降位置まで移動し、パレットBの下方に収
納された状態となることが可能である。
以上に記載したように、パレットガイド機構4は構成
されている。
次に、図面に基づき本発明の実施例であるパレット搬
送装置Aの動作について詳しく説明する。
先ず、ワークW(第2図参照)を搭載するとともにパ
レット搬送方向に対して直角方向が長手方向であるパレ
ットBが、第1のパレット搬送路C上からパレット搬送
転換装置A上へと流動されてくる。この時、パレット搬
送転換装置Aは第1図に示す状態であり、このパレット
搬送転換装置Aのパレット搬送方向が、第1のパレット
搬送路Cのパレット搬送方向と同一の方向を向いた状態
にある。また、第1のパレット搬送路C上のパレットB
は、その側壁に近接して設けられた一対のガイド部材G
c,Gcにより、搬送方向が規制され、位置ずれが防止され
た状態にある。
次に、パレットBが第1のパレット搬送路C上からパ
レット搬送転換装置A上へとそれぞれのガイド部材Gc,G
cに沿いながら移載されていく。
この時、パレット搬送機構2の円柱ローラ2e,2e・・
・はモータ2gの駆動に従動して回転している状態にあ
る。パレットの先端部支持部材3a,3aがシリンダ3hの伸
長により円柱ローラ2eの上端より突出してパレットBの
溝B1に係合するまで、パレットBをガイド部材4a,4aに
て横方向へのずれを規制しながら搬送する。なお、前記
の作動時にパレットガイド機構4のガイド部材4a,4a
が、パレットBの側壁に近接した状態にあるため、パレ
ットBが所定の搬送路より外れることはない。
次に、シリンダ30の伸長により、パレットの後端部支
持部材3jが円柱ローラ2e,2e・・・上端より突出すると
ともに、パレットBを前方へと押圧することで、パレッ
ト搬送機構2の円柱ローラ2e,2e・・・上でパレットB
が位置決め支持される。
前記の作動にて、円柱ローラ2e,2e・・・上でのパレ
ットBの位置決め支持が完了した後、シリンダ4d,4dが
収縮することで、パレットガイド機構4のガイド部材4
a,4aが、第2図に記載の二点鎖線で表示した収納位置に
下降する。
前記の作動により、パレット搬送機構2を回動させる
時に必要なパレット搬送機構2、パレットガイド機構4
およびパレットBの軌道による回転面積を最小にするこ
とが可能となる。
次に、シリンダ1dが伸長することにより、パレット回
動機構1が作動し、回動軸1b上のパレット搬送機構2の
パレット搬送方向を第2のパレット搬送路Dのパレット
搬送方向に向ける。
第4図は本発明の実施例であるパレット搬送転換装置
Aのパレット搬送機構2が半転した状態を示す全体の平
面図である。
この時、上記の作動にて、パレットガイド機構4のガ
イド部材4a,4aが収納された状態にあるため、回動時に
第1および第2のパレット搬送路C,Dの端部と接触干渉
することはない。
次に、シリンダ4d,4dの伸長により、パレットガイド
機構4のガイド部材4a,4aを第4図に記載のようにパレ
ットBに近接した上昇位置に位置させた後、シリンダ3
h、シリンダ30が収縮することでパレットの先端部支持
部材3a,3aとパレットの後端部支持部材3j,3jが円柱ロー
ラ2eの上端より下降し、パレット支持機構3によるワー
ク位置決め支持を解除する。
この時、モータ2gの駆動により円柱ローラ2e,2e・・
・は回動した状態にあり、パレットBは自動的にガイド
部材4a,4aに沿って第2のパレット搬送路Dへと移動す
る。
なお、第2のパレット搬送路D上のパレットBは、そ
の側壁に近接して設けられた一対のガイド部材により、
搬送方向が規制され、位置ずれが防止される。
また、前記の作動時に、パレットガイド機構4のガイ
ド部材4a,4aがパレットBの側壁に近接した状態にある
ため、パレットBが所定の搬送路により外れることはな
い。
前記の作動で、パレットBがパレット搬送転換装置A
上から離脱した後、パレットガイド機構4のガイド部材
4a,4aが、シリンダ4d,4dの収縮により収納される。
次に、シリンダ1dが収縮することでパレット回動機構
1が作動し、パレット搬送機構2のパレット搬送方向
を、第1のパレット搬送路Cのパレット搬送方向と同一
の方向に向ける。しかる後、シリンダ4d,4d、シリンダ3
hを伸長させることで、パレットガイド機構4のガイド
部材4a,4aを上昇位置に位置させるとともに、パレット
支持機構3のパレットの先端支持部材3a,3aを円柱ロー
ラ2eの上端から突出させ、パレット搬送転換装置Aをパ
レットBの搬入を待つ原位置に復帰させる。
以上の作動により本発明の実施例であるパレット搬送
装置Aのパレット搬送工程の1サイクルが終了する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、パレット搬送
方向に対して直角方向が長手方向であるワークの搬送路
の転換の際に、パレットを係合して位置決めするととも
に、パレットの搬送路の規制を行うパレットガイド機構
をパレットの下方に収納可能な状態にするように構成し
たから、パレット搬送機構、パレットガイド機構および
パレットの回動に必要な面積を最小にするとともに、構
造が簡単なパレット搬送転換装置を提供することもで
き、パレットの搬送路を転換する際の作業性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すパレット搬送転換装置
の平面図、第2図は同装置の正面図、第3図は同装置の
側面図、第4図はパレット搬送機構が半転した状態を示
す平面図、第5図および第6図は従来のパレット搬送転
換装置の説明図である。 1……パレット回動機構、 2……パレット搬送機構、 3……パレット支持機構、 4……パレットガイド機構、 A……パレット搬送転換装置、 B……パレット、 C……第1のパレット搬送路、 D……第2のパレット搬送路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平面の二軸方向に伸びる第1および第2
    のパレット搬送路の中心線の交差部に、この第1および
    第2のパレット搬送路の端部に近接させて設けられると
    ともに、垂設された回動軸を中心として駆動源の作動に
    より回動自在なパレット回動機構と、 このパレット回動機構の回動軸に連結し、この回動軸を
    中心として回動自在であるとともに、駆動源の作動によ
    り、回転自在な複数のローラを水平面に平行な状態で設
    けたパレット搬送機構と、 このパレット搬送機構のローラ群の下方に設けられ、パ
    レットを位置決めする時に、前記ローラ群の上方へパレ
    ットの先端部支持部材が突出して搬送されるパレットと
    係合することでパレットを前記ローラ群のほぼ中央上に
    位置させて支持するパレット支持機構と、 前記ローラ群の両端部の外方に設けられたパレット搬送
    方向に伸びるピンを回動軸として駆動源の作動により昇
    降回動自在であり、上端よりパレット搬送方向に伸びた
    状態で突出するガイド部材を前記パレットの横壁に近接
    させるように上昇回動させるとともに、前記パレット回
    動機構の回動作動時に外部と接触干渉することのない位
    置まで前記ガイド部材を降下回動させることが可能なパ
    レットガイド機構とを備えたことを特徴とするパレット
    搬送転換装置。
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