JP2577124B2 - ワーク位置決め装置 - Google Patents

ワーク位置決め装置

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JP2577124B2
JP2577124B2 JP22691090A JP22691090A JP2577124B2 JP 2577124 B2 JP2577124 B2 JP 2577124B2 JP 22691090 A JP22691090 A JP 22691090A JP 22691090 A JP22691090 A JP 22691090A JP 2577124 B2 JP2577124 B2 JP 2577124B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、多種類のワークの位置決めを行なうことが
できるワーク位置決め装置に関する。
(従来の技術) 一般に自動車の車体は、フロアメーン工程、ボデーサ
イド組立工程、メーンボデー組立工程、メインサブ組立
工程、メタルライン工程並びにメタルサブ工程の6工程
を経て組み立てられている。
従来、このような各工程のうち、メインサブ組立工程
以降に車体(以下にワークという。)を搬送するものと
しては、例えば第4図及び第5図に示すようなワーク搬
送装置がある。尚、第5図は、第4図のA矢視図であ
る。
図示するように、このワーク搬送装置は、搬送方向に
伸延したレール2に、搬送装置本体3がこのレール2に
従って移動するようになっており、搬送装置本体3に
は、ワーク1を支持する枠部材4が取付けられている。
この枠部材4には、ワーク1の下端部に当接してワー
ク1を支持する支持部材5が取付けられており、さらに
この支持部材5には、ワーク1が搬送中に搬送方向に位
置ずれすることを防止する位置決め治具6が取付けられ
ている。
支持部材5及び位置決め治具6は、例えば第6〜8図
に示すように構成されている。尚、第6図は第5図に示
すBの拡大図、第7図は第6図のC矢視図、第8図は第
6図のD矢視図である。
図示するように、支持部材5は、ワーク1の下端に当
接してワーク1を支持するようになっており、ワーク1
が当接する当接面は、ワーク1が位置ずれしないように
いわゆるすべり止めとして作用するウレタンゴム7によ
り形成されている。
又、支持部材5の端部には、位置決め治具6が固着さ
れており、この位置決め治具6は、ワーク1の端部の形
状に合せてこれを覆うように形成されており、ワーク1
の搬送方向の位置ずれを規制するようになっている。
このような位置決め治具6が第4図及び第5図に示す
ように、夫々の支持部材5に固着されていることによっ
て、ワーク1は、夫々の位置決め治具6により搬送装置
本体3が移動する際に、その移動方向、つまり搬送方向
に位置ずれが生じないようになっている。
又、このような位置決め治具6は、ワーク1の形状に
合せた形状になっているために、例えば生産する車種の
変更等が行なわれた場合には、次に生産するワークの形
状に合った位置決め治具に取り換え、さらにこの位置決
め治具の位置をワーク1の大きさに合せて搬送装置本体
3に対して微調節する等の必要があることから、従来に
は、このような取り換え作業の煩雑性やこれに伴う生産
性の低下を解消すべく、生産するワークに対応して予め
専用の位置決め機構を支持部材5に複数設けているもの
もある。
この位置決め機構は、ワークの端部に当接してワーク
を固定する固定部材と、この固定部材を駆動するシリン
ダ等の駆動部材により構成されており、生産するワーク
に応じて対応する駆動部材を作動させ、ワークを固定部
材によって支持部材5に対して固定し、搬送中のワーク
の位置ずれを防止している。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の位置決め治具や位置
決め機構にあっては、位置決め治具や固定部材の形状を
対応するワークの形状に合せて予め形成しておく必要が
あり、つまり、位置決め治具や固定部材は、搬送するワ
ークの専用のものとなることから、対応するワーク以外
には使用することができず、汎用性がなった。しかも、
ワークの品種に対応して位置決め治具や固定部材の製作
が必要なことから、生産コストの大幅な低減を図ること
が困難であった。
又、前述したように、複数の固定部材を駆動部材によ
り駆動させてワークの位置決めを行なうようにすれば、
位置決め治具の交換にかかる作業が省略することができ
る分、生産性を向上させることができるが、反面、例え
ば、従来のような搬送装置にそのような位置決め機構を
複数取付けると、搬送装置本体にかかる重量が大きくな
り、搬送速度を低下せざるを得なくなる虞れもあり、結
果的に生産性が悪くなる虞れがあった。
本発明は、このような従来の問題点を解決するために
成されたものであり、多種類のワークの位置決めを行な
うことができる汎用性の優れた軽量コンパクトなワーク
位置決め装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために本発明は、多種類のワーク
を共通の位置決め方向に位置決めするワーク位置決め装
置であって、夫々のワークの端部が当接する当接面を有
し、ワークを該当接面にて支持する支持部材に、前記位
置決め方向に伸延する軸を設け、支持部材の当接面から
突出する突出部が形成された同一形状の複数の爪を、位
置決めする夫々のワークの位置決め方向の幅だけ離間さ
せて前記軸に回動自在に取付けたことを特徴とする。
(作用) 上記のように構成された本発明のワーク位置決め装置
は、以下のように作用する。
ワークが支持部材に載置されることによって、ワーク
の端部が当接面に当接し、ワークが支持部材によって支
持される。
すると、このワークに対応して予め軸に取付けられて
いる爪の突出部が、位置決め方向のワークの両端部を挟
み、ワークが位置決め方向に移動することを規制する。
このとき、他種類のワークに対応する爪のうち、ワーク
の内側に位置する爪は、突出部がワークに接触すること
により軸を中心に回動し、そのワークの位置決めに邪魔
にならない位置に移動する。
これにより、ワークは、位置決め方向の両端部に対応
する夫々の爪の突出部により規制され、位置決め方向に
対してずれが生じなくなり、位置決めされることにな
る。
このように、位置決めしようとする夫々のワークの位
置決め方向の幅だけ離間させて、複数の爪を軸に回動自
在に取付けることによって、多種類のワークに対して共
通の位置決め方向の位置決めを行なうことができるよう
になる。
(実施例) 以下に、本発明のワーク位置決め装置を図面に基づい
て詳細に説明する。
第1図〜第3図は、本発明のワーク位置決め装置の概
略構成図であり、第2図は第1図のE矢視図、第3図は
第1図のF矢視図である。尚、図示するワーク位置決め
装置は、従来と同様のワーク搬送装置に従来の位置決め
治具6の代りに凸けられており、ここではそのワーク搬
送装置の説明は省略する。
図示するように、本発明のワーク位置決め装置10は、
ワーク1を支持する支持部材5に設けられた軸11に、複
数の同一形状の爪12を回転自在に取付けることによって
構成されている。
支持部材5には、従来と同様にウレタンゴム7により
形成され、ワーク1の端部が当接する当接面が形成され
ており、載置されたワーク1は、このウレタンゴム7に
より位置ずれしにくくなっている。
又、この支持部材5には、この支持部材5が取付けら
れる搬送装置本体3の搬送方向、つまりワーク1の位置
決め方向に伸延した軸11,13が設けられている。
軸13は、支持部材5に固着されており、端部に軸11を
支持する支持板14が固定されている。
そして、軸11は、支持部材5とこの支持板14とにより
着脱自在に支持されている。
この軸11には、この軸11を中心に回動自在に複数の爪
12が取付けられており、これらの爪12は、軸11を支持部
材5及び支持板14から取り外すことによって、軸方向の
任意の位置に取付けることができるようになっている。
つまり、夫々の爪12は、ワークの位置決め方向の幅に応
じた位置に配置できるようになっている。
これらの爪12の一端には、ワーク1が支持部材5に載
置されない状態において、爪12が軸13に当接して静止す
るように重量バランスを保つ重り部15が形成されてい
る。
又、他端には、静止状態においてウレタンゴム7の当
接面よりも突出する突出部16が形成されている。
そして、夫々の爪12は、対応するワークが支持部材5
に載置された際に、そのワークの端部の外側に接近した
位置に配置されている。つまり、このワーク位置決め装
置10が第4図に示す従来の位置決め治具6の代りに支持
部材5に取付けられることによって、夫々の爪12は、対
応するワークの位置決め方向の幅だけ離間し、夫々対応
するワークを突出部16により位置決め方向(ワーク搬送
装置3の搬送方向)にずれないように規制している。
ここで例えば、第1図及び第3図に示すようにワーク
1が支持部材5に載置された際に、爪12がこのワーク1
を位置決めする様子を説明する。
まず、ワーク1が支持部材5に載置されることによっ
て、支持部材5は、ワーク1の下端部をウレタンゴム7
の当接面に当接させてワーク1を支持する。
すると、このワーク1に対応して予め軸11に取付けら
れている爪12(第3図に示す左から3番目の爪12)の突
出部16が、位置決め方向(搬送方向)にワーク1の端部
が移動することを規制する。このとき、他の種類のワー
クに対応する爪12のうち、ワーク1の内側に位置する爪
12(第3図に示す左から1,2番目の爪12)は、夫々の突
出部16がワーク1に接触することにより軸11を中心に回
動し、そのワーク1の位置決めに邪魔にならないように
図中下方に移動する。このようなワーク位置決め装置10
が第4図に示す従来のワーク位置決め治具6の代りに枠
部材4に取付けられているので、ワーク1は、位置決め
方向の両端部が対応する夫々の爪12の突出部16により規
制されて位置決め方向に対してずれが生じなくなり、位
置決めされることになる。
このように、位置決めしようとするワークの位置決め
方向の幅だけ離間させて、夫々の爪12を軸11に回転自在
に取付けることによって、多種類のワークに対して共通
の位置決め方向の位置決めを行なうことができるように
なる。
したがって、夫々の爪12の形状は、例示したように、
支持部材5の当接面よりもワーク1が位置ずれしない程
度に突出した突出部16が形成されてあれば良いので、ワ
ークの形状にかかわらず同一形状に形成することがで
き、位置決めしようとする多種類のワークに対して共用
して使用することができるようになるので、汎用性が極
めて優れることになる。しかも、このような爪12は、製
作容易であり、管理も容易である等の利点もあり、生産
コストの大幅な低減化を図ることができる。
さらに、夫々の爪12は、対応するワークが支持部材5
に載置されることによって、このワークを自動的に位置
決めすることができるので、従来のような駆動手段が不
必要であり、そのような駆動手段を用いた従来の位置決
め機構に比べると、構造が極め簡単なことから、軽量か
つコンパクトで安価は装置になる。そして、このような
位置決め装置を用いたワーク搬送装置においては、従来
の位置決め機構が取付けられたワーク搬送装置と比べて
搬送装置本体の軽量化が図られることになるので、ワー
クの搬送速度が低下する虞がなく、むしろ高速化を図る
ことができるようになる。
尚、本発明のワーク位置決め装置は、上記実施例で例
示したワーク搬送装置に限らず、多種類のワークを共通
の位置決め方向に位置決めする機構、装置等に適用でき
るのはもちろんである。
(発明の効果) 以上の説明により明らかように、本発明にあっては以
下のような効果を奏す。
夫々の爪の形状は、支持部材の当接面よりもワークが
位置ずれしない程度に突出した突出部が形成されてあれ
ば良いので、ワークの形状にかかわらず同一形状に形成
することができ、位置決めしようとする多種類のワーク
に対して共用して使用することができるようになるの
で、汎用性が極めて優れることになる。しかも、このよ
うな爪は、製作や管理が容易である等の利点もあり、生
産コストの大幅な低減を図ることができる。
さらに、夫々の爪は、対応するワークが支持部材に載
置されることによって、このワークを自動的に位置決め
することができるので、従来のような駆動手段が不必要
であり、そのような駆動手段を用いた従来の位置決め機
構に比べると、構造が極めて簡単なことから、軽量かつ
コンパクトで安価な装置になる。そして、このような位
置決め装置を従来のワーク搬送装置に利用した場合に
は、従来の位置決め機構が取付けられたワーク搬送装置
に比べて搬送装置本体の軽量化が図られることになるの
で、ワークの搬送速度が低下する虞がなく、むしろ高速
化を図ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のワーク位置決め装置の概略構成図、第
2図は第1図のE矢視図、第3図は第1図のF矢視図、
第4図〜第8図は従来の位置決め治具の説明図である。 1……ワーク、3……搬送装置本体、5……支持部材、
7……ウレタンゴム、10……ワーク位置決め装置、11,1
3……軸、12……爪、15……重り部、16……突出部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多種類のワークを共通の位置決め方向に位
    置決めするワーク位置決め装置であって、夫々のワーク
    の端部が当接する当接面を有し、ワークを該当接面にて
    支持する支持部材に、前記位置決め方向に延伸する軸を
    設け、支持部材の当接面から突出する突出部が形成され
    た同一形状の複数の爪を、位置決めする夫々のワークの
    位置決め方向の幅だけ離間させて前記軸に回動自在に取
    付けたことを特徴とするワーク位置決め装置。
JP22691090A 1990-08-29 1990-08-29 ワーク位置決め装置 Expired - Lifetime JP2577124B2 (ja)

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JPH04111739A JPH04111739A (ja) 1992-04-13
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