JPH11106019A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JPH11106019A
JPH11106019A JP9290293A JP29029397A JPH11106019A JP H11106019 A JPH11106019 A JP H11106019A JP 9290293 A JP9290293 A JP 9290293A JP 29029397 A JP29029397 A JP 29029397A JP H11106019 A JPH11106019 A JP H11106019A
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pitch changing
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Takehiko Nagao
武彦 長尾
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  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 長尺状のワークの寸法・形状が変更された場
合のビームピッチの変更を短時間でできる搬送装置を低
コストで提供する。 【構成】 長尺状のワークWを搬送するために対をなす
移動ビーム100、100と、対をなす固定ビーム20
0、200と、これらの移動ビーム100、100と固
定ビーム200、200とを並び方向に連結するピッチ
変更機構部300とを有した搬送装置Aであって、この
ピッチ変更機構部300は、対をなすピッチ変更移動台
部330、330と、この対をなすピッチ変更移動台部
330、330を相互に遠ざかる方向および近づく方向
に移動させるピッチ変更用軸部331とを備え、ピッチ
変更移動台部330の1つ当たりに1つの前記移動ビー
ム100と1つの固定ビーム200とが接続されている
ことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送装置に関し、
特に、高周波焼入装置に用いられる、いわゆるウォーキ
ングビームと呼ばれる搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の高周波焼入装置に用いられる、い
わゆるウォーキングビームと呼ばれる搬送装置として
は、図7(概略的正面図)および図8(概略的側面図)
に示されるように、ワークWとしてのクランクシャフト
を所定の間隔ずつ(1ステップずつ)前進移動(図8に
おける右方向への移動)させるための移動ビーム機構部
800と、ワークWが載置される固定ビーム機構部90
0とを有したものがある。
【0003】移動ビーム機構部800は、図9に示され
たような所定の方形移動が可能な並設された1対の移動
ビーム部810、810(図7参照)と、移動ビーム部
810を支え且つ移動ビーム部810の上下移動の駆動
軸となる1対のクランク部820、820(図8参照)
と、このクランク部820の下部が固定され且つ内部に
ネジ溝が設けられている移動ビームピッチ変更用移動台
部830(図7参照)と、並設位置の移動ビームピッチ
変更用移動台部830、830同士を連結且つピッチ変
更するための、1対の相互に逆ネジ溝が設けられている
移動ビームピッチ変更用軸部831と、この移動ビーム
ピッチ変更用軸部831に連結された移動ビームピッチ
変更用モータ835と、同じ移動ビーム部810側に取
り付けられている1対のクランク部820、820の下
部(ピッチ変更用台部830)を連結しているシャフト
部841(図8参照)と、このシャフト部841が接続
されている油圧シリンダ840と、移動ビーム部810
とシャフト部851を介して接続されたステップ移動用
油圧シリンダ850とを有している。
【0004】移動ビーム部810は、長尺板状をしてお
り、その上縁部には、所定の間隔ずつ(1ステップず
つ)にワークWを支持するための略V字状の溝811
(図8参照)が設けられている。
【0005】固定ビーム機構部900は、並設された1
対の固定ビーム部910(図7参照)と、固定ビーム部
910を支える支持軸部920と、この支持軸部920
の下部が固定され且つ内部にネジ溝が設けられている固
定ビームピッチ変更用移動台部930(図7参照)と、
並設位置の固定ビームピッチ変更用移動台部930、9
30同士を連結且つピッチ変更するための、1対の相互
に逆ネジ溝が設けられている固定ビームピッチ変更用軸
部931と、この固定ビームピッチ変更用軸部931に
連結された固定ビームピッチ変更用モータ935とを有
する。
【0006】固定ビーム部910は、移動ビーム部81
0と略同形状で、長尺板状をしており、その上縁部に
は、移動ビーム部810と同じ所定の間隔ずつ(1ステ
ップずつ)にワークWを支持するための略V字状の溝9
11(図8参照)が設けられている。この固定ビーム機
構部900は、全体として移動ビーム機構部800のほ
ぼ外側に配置されている。
【0007】ワークWとしてのクランクシャフトは、例
えば図7に示されるような4気筒用のクランクシャフト
である。この場合のワークWは、5つのジャーナル部J
1〜J5と、このジャーナル部J1〜J5の各隣接する
ジャーナル部間に突設されたクランク部Kと、このクラ
ンク部K間に設けられているピン部P1〜P4とが一体
成形されたものである。
【0008】つまり、ジャーナル部J1〜J5は、クラ
ンクシャフトの回転中心軸上に位置し、クランク部Kと
ピン部P1〜P4とは、クランクシャフトの回転中心軸
から離れた位置にある。したがって、クランクシャフト
であるワークWを、固定ビーム部910の溝911や移
動ビーム部810の溝811で支持する場合に、クラン
ク部Kとピン部P1〜P4とは、その位置が不定のため
支える位置としては不適当である。そのため、溝91
1、811の位置をクランクシャフトの回転中心軸上に
位置するジャーナル部J1〜J5の位置に合わせること
になるが、ジャーナル部J3は、クランクシャフトの長
手方向の中心付近に位置するため、2ヵ所の並設位置の
溝911、911または2ヵ所の並設位置の溝811、
811で支えるのに不適当であるため上記支持には使用
できない。
【0009】よって、溝911、911が、溝811、
811よりも内側に位置するため、溝911、911は
ジャーナル部J2、J4を支え、溝811、811はジ
ャーナル部J1、J5を支えていた。
【0010】以上のように構成された搬送装置は、以下
のように動作する。図8のように、移動ビーム部810
の溝811と、固定ビーム部910の溝911とは、側
面水平視で上下位置が揃い、移動ビーム部810が固定
ビーム部910の下側にある状態が初期位置(状態)で
ある。先ず、油圧シリンダ840を動作させて、シャフ
ト部841を押し出す。そうすると、シャフト部841
に連結されたクランク部820、820の上椀部820
A、820Aが垂直方向となるまで曲がる。この曲がり
により、クランク部820、820の上部に連結されて
いる移動ビーム部810は垂直上昇する。この上昇は、
溝811の底部と溝911の底部とが側面水平視で同一
となる位置を経由して、少なくとも溝811の底部が、
溝911の上縁部(つまり固定ビーム部910の上端
部)よりも上となる位置までされる。
【0011】これにより、初期状態において例えば、図
8における左端の溝911、911にワークWが支持さ
れていた場合は、ワークWが固定ビーム部910、91
0から移動ビーム部810、810に乗り移り、左端の
溝911、911の上部側に、固定ビーム部910、9
10の上端部に当たらないように上昇させられることと
なる。
【0012】次に、ステップ移動用油圧シリンダ850
を動作させて、シャフト部851を所定の間隔(1ステ
ップ)分だけ引っ込める。そうすると、移動ビーム部8
10、810はシャフト部851によって1ステップ分
だけ図8における右側へ水平移動する。よって、ワーク
Wは、固定ビーム部910、910の左から2番目の溝
911、911の上部へ移動していることとなる。
【0013】次に、油圧シリンダ840を動作させて、
シャフト部841を前記押し出し量と同じだけ引っ込め
る。そうすると、シャフト部841に連結されたクラン
ク部820、820が初期状態と同じとなるまで曲が
る。この曲がりにより、クランク部820、820の上
部に連結されている移動ビーム部810は垂直下降す
る。この下降は、溝811の底部と溝911の底部とが
側面水平視で同一となる位置を経由して、溝811の底
部の水平位置と初期状態の溝811の底部の水平位置と
が同じとなる位置までされる。
【0014】これにより、ワークWが移動ビーム部81
0、810から固定ビーム部910、910の左から2
番目の溝911、911に乗り移り支持される。また、
移動ビーム部810、810は、その上縁部が、ワーク
Wの下部に当たらない位置まで下降していることとな
る。
【0015】次に、ステップ移動用油圧シリンダ850
を動作させて、シャフト部851を所定の間隔(1ステ
ップ)分だけ押し出す。そうすると、移動ビーム部81
0、810はシャフト部851によって1ステップ分だ
け図8における左側へ水平移動する。よって、移動ビー
ム部810、810は初期位置に戻ることとなる。
【0016】したがって、以上のような1サイクルの動
作を繰り返す毎に、ワークWを所定の間隔(1ステッ
プ)分だけ前進移動させることができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成され動作する従来の搬送装置において、搬送さ
れるワークWの構造が変更されたときは、以下のような
調整をすることとなる。
【0018】ワークWが、例えば4気筒用のクランクシ
ャフトから6気筒用のクランクシャフトへ変更された場
合を説明する。ワークWは、図10に示されるように、
ジャーナル部J1〜J7を有する。したがって、移動ビ
ーム部810、810および固定ビーム部910、91
0がワークWを安定して支持する位置は、移動ビーム部
810、810がジャーナル部J2、J6であり、固定
ビーム部910、910がジャーナル部J1、J7とな
る。
【0019】いずれの位置も、ワークWが4気筒用のク
ランクシャフトであった場合よりもピッチが拡がる。そ
こで、先ず移動ビーム部810、810の外側に位置す
る固定ビーム部910、910のピッチを、固定ビーム
ピッチ変更用移動台部930、930と、固定ビームピ
ッチ変更用軸部931と、固定ビームピッチ変更用モー
タ935とからなる第1のピッチ変更機構部によって調
整する。
【0020】つまり、固定ビームピッチ変更用軸部93
1を固定ビームピッチ変更用モータ935によって、例
えば左回転させると、固定ビームピッチ変更用軸部93
1上の固定ビームピッチ変更用移動台部930、930
が、相互に離れる方向に移動するので、所定の位置(つ
まりジャーナル部J1、J7の下)に、固定ビームピッ
チ変更用移動台部930、930に接続されている固定
ビーム部910、910が来るようにする。
【0021】同様に、固定ビーム部910、910の内
側に位置する移動ビーム部810、810のピッチを、
移動ビームピッチ変更用移動台部830と、移動ビーム
ピッチ変更用軸部831と、移動ビームピッチ変更用モ
ータ835とからなる第2のピッチ変更機構部によって
調整する。
【0022】つまり、移動ビームピッチ変更用軸部83
1を移動ビームピッチ変更用モータ835によって、例
えば左回転させると、移動ビームピッチ変更用軸部83
1上の移動ビームピッチ変更用移動台部830、830
が、相互に離れる方向に移動するので、所定の位置(つ
まりジャーナル部J2、J6の下)に、移動ビームピッ
チ変更用移動台部830、830に接続されている移動
ビーム部810、810が来るようにする。
【0023】尚、ワークWが小さいものに変更されたと
きは、先ず固定ビーム部910、910の内側に位置す
る移動ビーム部810、810のピッチを、第2のピッ
チ変更機構部の移動ビームピッチ変更用モータ835に
よって、例えば右回転させて、移動ビームピッチ変更用
移動台部830、830が、相互に近づくようにして調
整する。次に、移動ビーム部810、810の外側に位
置する固定ビーム部910、910のピッチを、第1の
ピッチ変更機構部の固定ビームピッチ変更用モータ93
5によって、例えば右回転させて、固定ビームピッチ変
更用移動台部930、930が、相互に近づくようにし
て調整する。
【0024】このように、ワークWの形状・寸法が変更
されたときには、第1のピッチ変更機構部と第2のピッ
チ変更機構部とを使用して、2回に渡る調整を必要とし
た。そのため、調整には、非常に時間がかかっていた。
【0025】更に、上述した構成からわかるように調整
のための移動対象(固定ビーム部910、910や移動
ビーム部810、810)が極めて大きく、且つこの移
動対象には多様なもの(油圧シリンダ840、ステップ
移動用油圧シリンダ850等)が接続されているため、
全体として重い。そのためピッチ変更には、モータ等の
駆動装置を使用する必要があり、それも第1のピッチ変
更機構部と第2のピッチ変更機構部とで別々に必要な構
成のため、搬送装置が高価となっていた。
【0026】本発明の主たる目的は、長尺状のワークの
寸法・形状が変更された場合のビームピッチの変更を短
時間でできる搬送装置を低コストで提供することにあ
る。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明に係る搬送装置は、長尺状のワークを搬送す
るために対をなす移動ビームと、対をなす固定ビーム
と、これらの移動ビームと固定ビームとを並び方向に連
結するピッチ変更機構部とを有した搬送装置であって、
このピッチ変更機構部は、対をなすピッチ変更移動台部
と、この対をなすピッチ変更移動台部を相互に遠ざかる
方向および近づく方向に移動させるピッチ変更用軸部と
を備え、ピッチ変更移動台部の1つ当たりに1つの前記
移動ビームと1つの固定ビームとが接続されていること
を特徴としている。
【0028】よって、本発明に係る搬送装置の場合に
は、ピッチ変更移動台部の1つ当たりに1つの前記移動
ビームと1つの固定ビームとが接続されている構造とし
て、従来2つのピッチ変更機構部であったものを1つの
ピッチ変更機構部とした。そのため、調整箇所が半分と
なり、長尺状のワークの寸法・形状が変更された場合の
ビームピッチの変更を短時間(略半分)でできる。
【0029】また、本発明に係る搬送装置は、前記ピッ
チ変更機構部として、前記ピッチ変更用軸部を回動する
回動駆動装置を連結している。よって、回動駆動装置
(通常モータ)は、1つとなったピッチ変更機構部の構
成部として接続される。そのため、従来のように回動駆
動装置が2台必要でなく1台でよくなった。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
搬送装置として、高周波焼入装置に用いられる搬送装置
を図1〜図6を参照しつつ説明する。図1は本発明の実
施の形態に係る搬送装置の概略構成を示す概略的正面
図、図2は本発明の実施の形態に係る搬送装置を示す正
面図、図3は本発明の実施の形態に係る搬送装置を示す
一部破断した側面図、図4は本発明の実施の形態に係る
搬送装置を示す平面図、図5は本発明の実施の形態に係
る搬送装置をその周辺装置とともに示した側面図、図6
は本発明の実施の形態に係る搬送装置に係るステップ移
動用油圧シリンダを示す側面図である。尚、ワークWの
搬送方向は、図3、図4および図5における右方向(紙
面上では上方向)である。
【0031】本発明に係る搬送装置Aは、図1に示され
るように、長尺状のワークWを搬送するために1対の並
設された移動ビーム100、100と、1対の並設され
た固定ビーム200、200と、これらの移動ビーム1
00、100と固定ビーム200、200とをその底部
側で並び方向に連結する1式のピッチ変更機構部300
とを有している。
【0032】この1式のピッチ変更機構部300は、搬
送装置Aの長手方向の両端付近にそれぞれ配置された2
つのピッチ変更部300A、300B(図4参照)とを
有している。ピッチ変更部300A、300Bは、それ
ぞれ、ネジ溝を設けた1対のピッチ変更移動台部33
0、330と、この1対のピッチ変更移動台部330、
330を相互に遠ざかる方向および近づく方向に移動さ
せる前記ネジ溝と噛み合うネジ溝を設けたピッチ変更用
軸部331とを備えている。ピッチ変更移動台部33
0、330の1つ当たりに1つの前記移動ビーム100
と1つの固定ビーム200とが接続されている。
【0033】また、ピッチ変更用軸部331には、回動
駆動装置としてのモータ335(図4参照)の駆動力を
直角に受けて伝達するためのギアブロック336が接続
されている。ピッチ変更部300A側のギアブロック3
36と、ピッチ変更部300B側のギアブロック336
との間は、シャフト337で連結されている。このシャ
フト337はピッチ変更部300A側のギアブロック3
36を突き抜けて設けられており、その先端部にモータ
335が連結されている。このモータ335は、搬送装
置Aを設置する基礎部分に固定される。
【0034】尚、ピッチ変更用軸部331は、具体的に
は、中心付近がネジ溝なし部331aで、右半分側のネ
ジ溝331bの切り方(溝の傾斜角)と左半分側のネジ
溝331cの切り方(溝の傾斜角)が線対称となってい
る相互に逆溝を形成したネジである。一方のピッチ変更
移動台部330は、ピッチ変更用軸部331の右半分側
のネジ溝331bに取り付けられ、他方のピッチ変更移
動台部330は、ピッチ変更用軸部331の左半分側の
ネジ溝331cに相互に線対称となるように取り付けら
れる。
【0035】移動ビーム100は、例えば図3に示され
るように、略方形状で長尺の移動ビーム本体部110
と、この移動ビーム本体部110に所定の間隔(1ステ
ップ)f毎に締結部品等の固定手段で固定されたワーク
Wを支持するワーク支持部111と、移動ビーム本体部
110を支え且つ移動ビーム本体部110の上下移動の
駆動軸となる1対のクランク部120、120とを有し
ている。
【0036】ワーク支持部111は、略方形の板状をし
ており、その上縁部中央に、略V字状の溝部111Vが
設けられている。この溝部111Vが移動ビーム本体部
110の上縁部から完全に突出するように、ワーク支持
部111は移動ビーム本体部110に固定されている。
【0037】クランク部120は、図3に示されるよう
に、初期状態に略ヘ字状に支点部121にて上椀部12
2と下椀部123とが折れ曲がった形状のものである。
このクランク部120の上椀部122の上端部122A
は、1つの移動ビーム100当たり、移動ビーム100
の両端付近にそれぞれ接続されている。この上椀部12
2は初期状態においては、略水平となっているが、移動
ビーム本体部110を上昇させるときは、次第に垂直方
向に支点部121を中心として回転するものの、垂直方
向以上(つまり垂直方向から反時計方向)には回転しな
いようになっている。一方、クランク部120の下椀部
123の下端部123Aと、1つの移動ビーム100側
にあるもう1つのクランク部120の下端部123Aと
は、シャフト部141によって接続されている。
【0038】このシャフト部141の下端部123A
は、油圧シリンダ140に接続されている。また、クラ
ンク部120の支点部121は、その中心を貫くように
設けられた支持軸部350(図2参照)によって軸支さ
れている。この支持軸部350は、もう1つの移動ビー
ム100側にある対向する位置のクランク部120の支
点部121の中心をも軸支している。この支持軸部35
0の長さは、ピッチ変更用軸部331の長さと同様に設
定されている。
【0039】この支持軸部350の両端側は、移動柱部
500、500(図2参照)の上部側に支持されてい
る。移動柱部500の下端側は、搬送装置Aの最下部に
位置する台座部600に水平移動可能に支持されてい
る。その水平移動方向は、ワークWの搬送方向(図3お
よび図5における右方向)およびその反対方向である。
【0040】台座部600は、搬送装置Aを設置する基
礎部分に固定される部分である。台座部600には、前
記ピッチ変更用軸部331の両端側が回動可能に取り付
けられている。
【0041】搬送装置Aの長手方向の中央付近には、図
4に示されるように、1対のステップ移動用油圧シリン
ダ700が設けられ、搬送装置Aを設置する基礎部分に
固定されている。
【0042】ステップ移動用油圧シリンダ700は、図
6に示されるように、スライド本体部710と、シリン
ダ720と、このシリンダ720のスライド本体部71
0内部側端部に接続され、スライド本体部710の長手
方向(水平方向)をスライド自在となっている大型スラ
イド体730と、この大型スライド体730の垂直方向
にスライド自在に設けられている小型スライド体740
とを有している。
【0043】大型スライド体730のスライド可能幅
は、所定の間隔(1ステップ)fである。また、小型ス
ライド体740のスライド可能幅の寸法は、移動ビーム
100がクランク部120によって上昇する高さの寸法
と同じとしている。
【0044】一方のステップ移動用油圧シリンダ700
の小型スライド体740と、他方のステップ移動用油圧
シリンダ700の小型スライド体740とは、軸体部7
50(図4参照)で連結されている。この軸体部750
は、ステップ移動用油圧シリンダ700からのステップ
移動圧力を移動ビーム100に与えるために、移動ビー
ム100の下部側に図示しない連結板を介して連結され
ている。
【0045】固定ビーム200は、一般的な搬送装置に
おいては、従来の技術で説明した固定ビーム部910お
よびその支持軸部920のように完全固定となっている
のが普通であるが、本発明の実施の形態で説明する高周
波焼入装置に用いられる搬送装置Aの場合は、固定ビー
ム200が特殊な形態となっている。つまり、固定ビー
ム200は、完全固定タイプの固定ビーム210と、搬
送方向には固定されている(移動しない)ものの上下移
動機構を有した固定ビーム250とからなる。
【0046】図5に示されるように、完全固定タイプの
固定ビーム210は、焼入が行われない位置に配置され
るものであり、一方、上下移動機構を有した固定ビーム
250は、焼入が行われる位置に配置されるものであ
る。
【0047】尚、図5において、2点鎖線で示したBは
焼入装置であり、S1〜S7はステーション番号であ
る。ステーションS1は、ワークWが図示しないワーク
投入装置により、投入される入口ステーションである。
ステーションS2、S4、S5、S7は、アイドルステ
ーションである。ステーションS3は、ワークWのピン
部分を焼入するステーションである。ステーションS6
は、ワークWのジャーナル部分を焼入するステーション
である。
【0048】したがって、ステーションS2、S4、S
5、S7には、完全固定タイプの固定ビーム210が配
置され、一方、ステーションS3、S6には、上下移動
機構を有した固定ビーム250が配置される。完全固定
タイプの固定ビーム210は、ワークWを支持するワー
ク支持部210Aと、台座部600に固定されている支
持台部210B(または210C)とを有している。
【0049】ワーク支持部210Aは、略方形の板状を
しており、その上縁部中央に、ワークWを支持する略V
字状の溝部210V(溝部111Vと略同形状)が設け
られている。ワーク支持部210Aは、溝部210Vの
底部が支持台部210B、210Cの上部側より上に来
るように、支持台部210B(または210C)に固定
されている。
【0050】上下移動機構を有した固定ビーム250
は、ワークWを支持するワーク支持部250Aと、この
ワーク支持部250Aの上下移動機構部250Bとを有
する。この上下移動機構部250Bが台座部600に固
定されている。ワーク支持部250Aは、略方形の板状
をしており、その上縁部中央に、ワークWを支持する略
V字状の溝部250V(溝部111Vと略同形状)が設
けられている。上下移動機構部250Bは、油圧シリン
ダ等の駆動装置とワーク支持部250Aを支える枠体と
を有する。
【0051】ワーク支持部250Aが一番下に下がった
状態が、図5におけるステーションS3のワーク支持部
250Aの状態であり、そのときのワーク支持部250
Aの高さは、移動ビーム100のワーク支持部111が
初期状態の位置(つまり、ワーク支持部111が一番下
に来ている状態の位置)と同じである。また、ワーク支
持部250Aが一番上に上がった状態が図5におけるス
テーションS6のワーク支持部250Aの状態であり、
そのときのワーク支持部250Aの高さは、完全固定タ
イプの固定ビーム210のワーク支持部210Aの高さ
と同じである。
【0052】ワーク支持部210A、250Aの設置間
隔も、所定の間隔(1ステップ)fである。また、ワー
ク支持部210A(250A)の溝部210V(250
V)の中心線と、ワーク支持部111の溝部111Vの
中心線とは、側面視同一である。
【0053】尚、移動ビーム100のワーク支持部11
1と、固定ビーム200のワーク支持部210A、25
0Aとの正面視ピッチを、ワーク支持部111とワーク
支持部210A(250A)の正面視幅寸法に加えたと
きの合計寸法は、ワークWのジャーナル部分の幅よりも
小さく設定されている。つまり、ワークWの1つのジャ
ーナル部分に対して1つの移動ビーム100のワーク支
持部111と1つの固定ビーム200のワーク支持部2
10A(250A)とが当接し、支えることができるよ
うになっている。
【0054】以上のように構成された搬送装置Aでワー
クWを図5の右方向に搬送する状況を説明する。ワーク
Wは、図2に実線で示されたように、3気筒用のクラン
クシャフトであるとする。ワークWが3気筒用のクラン
クシャフトである場合は、ジャーナル部J1〜J4の
内、ジャーナル部J1と、ジャーナル部J4とを、それ
ぞれワーク支持部111、210A(250A)で支え
ることになる。
【0055】図5において、ステーションS1の位置に
ある移動ビーム100、100のワーク支持部111、
111に、ワークWが図示しないワーク投入装置によ
り、投入される。
【0056】先ず、移動ビーム100、100のワーク
支持部111、111に支持されたこのワークWを垂直
上昇させるために、2台の油圧シリンダ140、140
を稼働させる。油圧シリンダ140のシャフト部141
(図3参照)が押し出され、クランク部120の下椀部
123の下端部123Aが押され、上椀部122が支点
部121を中心に上昇回転を始める。この際、支点部1
21もスライドし、上椀部122が垂直位置に来たとき
は、支点部121もその垂線方向に来ている。よって油
圧シリンダ140の上椀部122の上端部122Aは、
図9のaのように垂直上昇し、ワーク支持部111、1
11に支持されたワークWは垂直上昇する。
【0057】この状態で、移動ビーム100のワーク支
持部111の溝部111Vの底部の水平位置は、固定ビ
ーム200のワーク支持部210、250の上縁部の水
平位置よりも上に来ている。また、ステップ移動用油圧
シリンダ700の小型スライド体740は、大型スライ
ド体730のなかで、移動ビーム100が上昇した分だ
け上昇している。
【0058】次に、2台のステップ移動用油圧シリンダ
700、700を稼働させて、移動ビーム100、10
0を1ステップf分だけ前進移動させる。つまり、大型
スライド体730が1ステップf分だけ前進移動させら
れ、それによって、小型スライド体740も1ステップ
f分だけ前進移動させられる。したがって、小型スライ
ド体740に接続されている移動ビーム100は、その
下部側を台座部600上をスライドしつつ水平に1ステ
ップf分だけ(図9のbのように)前進移動させられる
のである。
【0059】この状態で、例えば左端のワーク支持部1
11、111の溝部111V、111Vの底部の中心線
と、ステーションS2の位置にある完全固定タイプの固
定ビーム210、210のワーク支持部210A、21
0Aの溝部210V、210Vの底部の中心線とは、側
面視同一となっており、且つ溝部111V、111Vの
底部の水平位置は、溝部210V、210Vの底部の水
平位置よりも上である。
【0060】次に、2台の油圧シリンダ140、140
のシャフト部141を、前記で押し出した分だけ引っ込
める。すると、クランク部120の下椀部123の下端
部123Aが引っ張られ、上椀部122が支点部121
を中心に下降回転を始める。この際、支点部121もス
ライドするので、上椀部122が初期状態の略水平位置
に戻ったときは、ワーク支持部111、111が(図9
のcのように)垂直下降し、初期状態のワーク支持部1
11、111の水平位置まで下がっている。また、ステ
ップ移動用油圧シリンダ700の小型スライド体740
は、大型スライド体730のなかで、移動ビーム100
(ワーク支持部111)が下降した分だけ下降してい
る。
【0061】そして、ワークWは、この過程で、ステー
ションS2の位置にある完全固定タイプの固定ビーム2
10、210に引き渡され、支持されていることとな
る。
【0062】次に、2台のステップ移動用油圧シリンダ
700、700の大型スライド体730を1ステップf
分だけ(図9のdのように)戻す。すると、移動ビーム
100、100を初期状態に戻すことができる。
【0063】以上のサイクルを繰り返すことで、ワーク
Wは1ステップfづつ図5(図3)の右方向に前進させ
られる。尚、ステーションS3、S6の位置に、上下移
動機構を有した固定ビーム250が配置されており、こ
の搬送時にはそれぞれワーク支持部250Aが上昇した
位置にある。ただし、ワークWが載置された後、焼入装
置Bの加熱コイル部を有した腕部1000がワークWに
接近させられ、ワークWを受け取る。この後、ワーク支
持部250Aが下降し、焼入装置Bは、ワークWを加熱
開始する。加熱終了後、焼入装置Bのジャケットから焼
入水が噴射され、所定箇所の焼入が完了する。この後、
ワーク支持部250Aが再び上昇し、ワークWを受け取
る。この一連の過程が加わる。
【0064】次に、ワークWの形状・寸法が変更され、
搬送装置Aの移動ビーム100等のピッチを変更する場
合について説明する。変更後のワークWは、図2におい
て2点鎖線で示された6気筒用のクランクシャフトであ
る。
【0065】この場合のワークWは、ジャーナル部J1
〜J7を有する。したがって、ワークWを移動ビーム1
00と固定ビーム200とで支持する位置は、ジャーナ
ル部J1、J7が好ましい。ただし、ジャーナル部J
2、J6であっても支障はない。どちらにしても、3気
筒用のクランクシャフトの場合よりも、移動ビーム10
0、100間および固定ビーム200、200間のピッ
チを広く調整し直す必要がある。
【0066】そこで、図4で示されたモータ335を稼
働させて、ピッチ変更部300Aのピッチ変更用軸部3
31を回転し、図2に示されたピッチ変更移動台部33
0、330を相互に拡がるように移動させる。モータ3
35は、図4において右端側に示されているもう一方の
ピッチ変更用軸部331(ピッチ変更部300Bのピッ
チ変更用軸部331)も同時に回転させるので、このピ
ッチ変更用軸部331のピッチ変更移動台部330、3
30も前記と同様に相互に拡がっている。
【0067】この操作によりピッチ変更移動台部33
0、330をそれぞれジャーナル部J1、J7の下側に
くるようにして、ピッチ変更移動台部330、330の
上部に接続されている移動ビーム100と固定ビーム2
00とを、それぞれジャーナル部J1、J7の下側に位
置合わせをする。尚、モータ335を回転させすぎて、
位置合わせ箇所を通り過ぎた場合は、モータ335を反
対回転させて、ピッチ変更移動台部330、330を近
づけて、ピッチ変更移動台部330、330の上部に接
続されている移動ビーム100と固定ビーム200と
を、それぞれジャーナル部J1、J7の下側に位置合わ
せをする。
【0068】このように、位置合わせは、1つのピッチ
変更用軸部331とこのピッチ変更用軸部331に接続
された移動ビーム100と固定ビーム200とを見なが
ら簡単にできる。
【0069】尚、搬送装置Aにおいて、上記の構造・構
成は単なる1つの具体的な例示であり、上記に限定しな
いことは言うまでもない。例えば、上記位置合わせは、
移動ビーム100と固定ビーム200とを見ながらモー
タ335を手動制御するとしているが、図示しない制御
装置によって、数値制御等による自動制御としてもよ
い。その際、モータ335は、例えばサーボモータ等の
自動制御に適したモータが好ましく、必要に応じて位置
センサ等のセンサ類を設けて行う。
【0070】ピッチ変更移動台部330、330とピッ
チ変更用軸部331とは、ネジ溝が設けられているので
はなく、リニアモータカーで利用されているような電磁
的構造等によって、2つのピッチ変更移動台部330を
少なくとも相互に拡がるように、および近づくようにリ
ニア移動できるものであってもよい。
【0071】固定ビーム200は、完全固定タイプの固
定ビーム210と、搬送方向には固定されている(移動
しない)が上下移動機構を有した固定ビーム250とか
らなるのではなく、従来の技術で説明した固定ビーム機
構部900のように全体が完全に固定されたものであっ
てもよい。固定ビーム200は、上下移動機構を有した
固定ビーム250がなく、完全固定タイプの固定ビーム
210だけの場合は、移動ビーム100の内側に配置し
てもよい。
【0072】移動ビーム100と固定ビーム200と
は、それぞれ一対づつでなく、二対以上であってもよい
が、構造が複雑で位置合わせも複雑となるので、上述の
ように一対であるのが好ましい。
【0073】ピッチ変更機構部300は、2つのピッチ
変更部300A、300Bからなるのではなく、搬送装
置Aの移動ビーム100(固定ビーム200)の搬送方
向の寸法に応じて、1つまたは3つ以上のピッチ変更部
からなるのであってもよい。
【0074】ワーク支持部111、210A、250A
は、正面視幅寸法の異なる物を多種類用意しておき、ワ
ークWの1つのジャーナル部分の正面視幅寸法に応じて
適宜取り替え設置してもよい等である。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る搬送
装置は、長尺状のワークを搬送するために対をなす移動
ビームと、対をなす固定ビームと、これらの移動ビーム
と固定ビームとを並び方向に連結するピッチ変更機構部
とを有した搬送装置であって、このピッチ変更機構部
は、対をなすピッチ変更移動台部と、この対をなすピッ
チ変更移動台部を相互に遠ざかる方向および近づく方向
に移動させるピッチ変更用軸部とを備え、ピッチ変更移
動台部の1つ当たりに1つの前記移動ビームと1つの固
定ビームとが接続されていることを特徴としている。
【0076】よって、本発明に係る搬送装置の場合に
は、ピッチ変更移動台部の1つ当たりに1つの前記移動
ビームと1つの固定ビームとが接続されている構造とし
て、従来2つのピッチ変更機構部であったものを1つの
ピッチ変更機構部とした。そのため、調整箇所が半分と
なり、長尺状のワークの寸法・形状が変更された場合の
ビームピッチの変更を短時間(略半分)でできる。
【0077】また、本発明に係る搬送装置は、前記ピッ
チ変更機構部として、前記ピッチ変更用軸部を回動する
回動駆動装置を連結している。よって、回動駆動装置
(通常モータ)は、1つとなったピッチ変更機構部の構
成部として接続される。そのため、従来のように回動駆
動装置が2台必要でなく1台でよくなり、本発明に係る
搬送装置は、低コスト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る搬送装置の概略構成
を示す概略的正面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る搬送装置を示す正面
図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る搬送装置を示す一部
破断した側面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る搬送装置を示す平面
図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る搬送装置をその周辺
装置とともに示した側面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る搬送装置に係るステ
ップ移動用油圧シリンダを示す側面図である。
【図7】従来の搬送装置を示す概略的正面図である。
【図8】従来の搬送装置を示す概略的側面図である。
【図9】従来および本発明の実施の形態に係る搬送装置
の移動ビーム部分の移動方向を示す図である。
【図10】従来の搬送装置においてワークの形状・サイ
ズが変更された状態を示す概略的正面図である。
【符号の説明】
A 搬送装置 W ワーク 100 移動ビーム 200 固定ビーム 300 ピッチ変更機構部 330 ピッチ変更移動台部 331 ピッチ変更用軸部 335 モータ(回転駆動装置)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状のワークを搬送するために対をな
    す移動ビームと、対をなす固定ビームと、これらの移動
    ビームと固定ビームとを並び方向に連結するピッチ変更
    機構部とを有した搬送装置であって、 このピッチ変更機構部は、対をなすピッチ変更移動台部
    と、この対をなすピッチ変更移動台部を相互に遠ざかる
    方向および近づく方向に移動させるピッチ変更用軸部と
    を備え、ピッチ変更移動台部の1つ当たりに1つの前記
    移動ビームと1つの固定ビームとが接続されていること
    を特徴とする搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記ピッチ変更機構部として、前記ピッ
    チ変更用軸部を回動する回動駆動装置を連結しているこ
    とを特徴とする請求項1記載の搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013535396A (ja) * 2010-08-04 2013-09-12 エスゲーエル カーボン ソシエタス ヨーロピア シリコン処理の装置および方法
KR20160134141A (ko) * 2015-05-14 2016-11-23 민은아 다양한 알약 크기에 대응 가능한 알약정량이송장치

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