JPH0528162Y2 - - Google Patents

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JPH0528162Y2
JPH0528162Y2 JP1988062531U JP6253188U JPH0528162Y2 JP H0528162 Y2 JPH0528162 Y2 JP H0528162Y2 JP 1988062531 U JP1988062531 U JP 1988062531U JP 6253188 U JP6253188 U JP 6253188U JP H0528162 Y2 JPH0528162 Y2 JP H0528162Y2
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workpieces
workpiece
conveyor
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row
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、多数のワークをパレツトに千鳥状
に配列して載置する移載機に関するものである。
[従来の技術およびその課題] 一般に、コンベアから流れるワークをパレツト
上に回収する際に、1つのパレツトにワークを互
いに密接して多数載置できるようにする場合が多
い。その一列として、たとえば第5図のようにワ
ークWを偶数列aが奇数列bに対して列方向Aに
半ピツチP/2だけ位置ずれした状態で密接させ
る、いわゆる千鳥状に配列する方法が採られてい
る。
ここで、上記のようなワーク配列を工業用ロボ
ツトで自動的に行なうことが試みられている。と
ころが、ロボツトハンドにはチヤツキングによる
爪により、実際にはワークW間に隙間Dが生じ、
ワークWを密接させて配列できないのが現状であ
る。
この考案は上記従来の課題を解決するためにな
されたもので、多数のワークを千鳥状に密接して
配列し得るとともに、移載に高度な位置決め精度
を必要としない移載機を提供することを目的とし
ている。
[課題を解決するための手段] この考案に係る移載機は、水平面に対して所定
角度傾斜して配置され、載置されたワークがその
上を滑るパレツトと、上記ワークを把持する把持
装置と、上記把持したワークをパレツト上の前列
のワークに対して所定量だけ離間した位置まで移
送する移送装置と、上記把持したワークを前列の
ワークに対して列方向に位置ずれさせる列方向移
動装置と、上記把持したワークを上記パレツトの
載置面に対して垂直な方向に傾ける傾斜装置とを
有するものである。
[作用] この考案によれば、パレツトを水平面に対して
所定角度傾斜して配置したから、ワークを前列の
ワークに対して列方向に所定ピツチずれした位置
に載置するだけで、ワークがパレツト上を滑つて
上記前列のワークに半ピツチずれした状態で当接
する。これにより、ワークの正確な位置決めをす
ることなく、ワークを千鳥状にかつ密に配列する
ことができる。
[実施例] 以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図であ
り、図において、移載機1は、箱形のパレツト1
0と、丸形のワークWをコンベア2から移送して
上記パレツト10上に載置する移載機本体20と
を備えている。
上記パレツト10は、ワークWが載置される平
滑な載置部(載置面)11とこの載置部11を前
後左右から囲む4つの側壁部12とからなり、た
とえば傾斜したローラ13およびガイド14で支
持されている。上記載置部11の水平面Cに対す
る傾斜角度θは、載置されたワークWが自重によ
つて載置部11に沿つて滑ることができる角度、
たとえば25度に設定されている。なお、パレツト
10を傾斜させる手段としては、上記ローラ13
およびガイド14には限られず、たとえば楔形の
支持台のようなものであつてもよい。
一方、移載機本体20は、移送装置21と、第
1ないし第3のシリンダ40,30,50と、把
持装置60とを有している。
上記把持装置60は、複数のワーク把持機構6
2を有し、各ワーク把持機構62は、L形基台6
1の水平部61bに固定されたエアシリンダ装置
63の作動によつて4本1組の把持棒64を揺動
させ、これにより、ワークWを把持および解除す
るものである。上記把持棒64は、たとえばピア
ノ線のような可撓性材料からなる。
また、第1のシリンダ(上下動装置)40は、
第2図のように、把持されたワークWを上下に移
送するものであり、このシリンダ40は、垂直板
27に設けた上下一対の固定ブロツク41,41
間で支持された複数本のピストンロツド42に沿
つて往復移動自在に設けられている。なお、シリ
ンダ40の下方位置には、垂直板27を貫通する
ストツパ43が設けられ、シリンダ40の下方へ
のオーバーランが防がれている。
上記移送装置21は、持ち上げたワークWをコ
ンベアからパレツト10上の所定位置まで移送す
るもので、ワークWの移送方向に延びたガイド2
2と、このガイド22に摺動自在に設けられた筒
形の移動体23とを備えている。上記ガイド22
は、両端のブラケツト部24が図示しない天井部
に固定され、また、上記移動体23は、たとえ
ば、図示しないモータによりネジが回転し、この
回転力で移動体23全体が上記ガイド22に沿つ
て往復移動可能となつている。また、上記移動体
23の下端部には水平板25が固定され、水平板
25の前端部25aには、水平軸26aを介して
垂直板27が回動自在に支持されている。
第2のシリンダ(傾斜装置)30は、把持され
たワークWを上記パレツト10の載置面に対して
垂直な方向に傾けるためのもので、シリンダ30
の基端部31は水平軸26bを介して上記水平板
25の後端部25bに回動自在に支持され、ま
た、ピストンロツド32の先端部はピン33を介
して垂直板27の中央部に支持されている。この
ピストンロツド32の進退によつて上記垂直板2
7が水平軸26aまわりに回動し、これにより、
ワークWをパレツト10の傾斜した載置部11に
面接触させて、ワークWの安定した滑りが得られ
るようになつている。
さらに、第3のシリンダ(列方向移動装置)5
0は、把持されたワークWを第1図に示す列方向
Aに所定ピツチ、たとえばワークWの半ピツチ
P/2(第4図b参照)だけ位置ずれさせるもの
で、上記第1のシリンダ40に一体に固定されて
いる。第3のシリンダ50の複数本のピストンロ
ツド51には左右一対の可動ブロツク52,52
が固定され、各可動ブロツク52,52は把持装
置60におけるL形基台61の垂直部61aに固
定されている。これにより、上記可動ブロツク5
2,52に連動して把持装置60が列方向Aに往
復移動可能とされている。
つぎに、上記構成の動作を説明する。
まず、把持装置60でコンベア2上に流れてく
る列方向Aに密接した複数のワークWをまとめて
把持した後、第1のシリンダ40を上昇させてワ
ークWをコンベア2から持ち上げる。ついで、移
動体23をワーク搬送方向に向けて移送するとと
もに、第2のシリンダ30を収縮させてワークW
をパレツト10の載置部11に対して垂直な方向
に傾ける。その後、第1のシリンダ40を下降さ
せて、第3図のようにワークWをパレツト10に
載置する。このとき、把持棒64は、ワークWが
載置部11に当接した後も、ワークWの側面を滑
つて下方に若干下つた位置で停止する。ここで、
第4図aのように、ワークWがパレツト10の前
方の側壁部12から行方向Bに所定距離Lをあけ
た位置に載置されるように移動体23(第1図)
の停止位置を設定しておく。この状態で、第3図
の一点鎖線で示すように把持棒64の把持を解除
することにより、ワークWが矢印で示すように傾
斜した載置部11を滑つて前方の側壁部12に当
接する。
続いて、第4図bのように、上記と同様の動作
で第2列目のワークW1をコンベア2(第1図)
からパレツト10上に移載する。このとき、第2
列目のワークW1を第1列目のワークWに対して
行方向Bに所定位置Lをあけた位置に、かつ、列
方向Aに半ピツチP/2だけ右方向へずれた位置
に載置する。この列方向Aの位置ずれは第1図示
の第3のシリンダ50で行なう。この状態で把持
棒64をの把持を解除すると、第4図bのように
第2列目のワークW1がパレツト10上を矢印方
向に滑つて第1列目のワークWに対して半ピツチ
P/2ずれた状態でワークWに当接する。なお、
上記ワーク載置後は、第1図の把持装置60は第
1列のワークWに対応した列方向Aの位置に復帰
する。
さらに、第4図cの第3列目のワークW2で
は、第2列目のワークW1よりも半ピツチP/2
だけ左方向へずれた位置に載置することにより、
ワークW1,W2,……を千鳥状にかつ密接して
配列させていくことが可能となる。
上記構成において、パレツト10を水平面Cに
対して所定角度θだけ傾斜して配置したから、ワ
ークWを前列のワークWに対して行方向Bおよび
列方向Aに所定距離LおよびピツチP/2だけ位
置ずれして載置するだけで、ワークWがパレツト
10上を滑つて上記前列のワークWに当接させる
ことができる。ここで、上記Lは任意の値に設定
でき、またP/2はO<P/2<P(第4図b参
照)の範囲であればよい。したがつて、ワークW
を載置する際の正確な位置決めが不要となる。こ
れにより、たとえば、移載機1の構成も簡単とな
る。
また、上記のようにワークWを密接して配列で
きることにより、パレツト10のスペースを有効
利用できるばかりか、パレツト搬送時などにおけ
るワークW間のがたつきの発生を防止できる利点
がある。
ところで、前段のコンベア2などでワークWを
列方向に密に配列するのは極めて容易なことであ
る。ここで、この実施例では、予め列方向Aに互
いに密接したワークWを一度に把持するので、列
方向Aにも互いに密接してワークWを容易に配列
できるとともに、移載効率も向上する。
しかも、パレツト10の載置部11が傾斜して
おり、ワークWの転倒を防止する観点から、ワー
クWを載置部11に落すのではなく、ワークWを
静かに置くのが好ましい。ここで、この実施例で
は、ワークWの把持棒64としてピアノ線を用い
ているから、ワークWが載置部11に当接するよ
りもさらに下方に停止位置を設定して、ワークW
が載置部11に当接した後に把持棒64がワーク
Wの側面を滑るようにできる。したがつて、ワー
クWを落すことなく静かに置くことが可能とな
る。
さらに、奇数列のワークと偶数列のワークをコ
ンベア上で列方向に半ピツチ位置ずれさせるもの
においては、その位置ずれ操作の際に、ワークが
コンベア上で無理な応力を受けて損傷することが
ある。
しかしながら、この考案の上記構成によれば、
コンベア2上に載置された所定数のワークWをワ
ーク把持機構62で上方へ持ち上げて、空中で上
記ワークWを列方向に半ピツチ位置ずれさせ、パ
レツト10の内部に投入するものであるから、ワ
ークWの損傷を有効に防止することができる。
なお、ワークWは丸形のものに限られず、六角
形などのワークのように、後列のワークが前列の
ワークに嵌り込んで列方向に位置決めされるよう
な形状であればよい。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、傾い
たパレツト上をワークが滑るので、正確な位置決
めをすることなく、ワークを千鳥状にかつ密に配
列できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る移載機を示
す斜視図、第2図は同移載機の概略側面図、第3
図はワークの滑り状態を説明するための断面図、
第4図はワークの配列状態を説明するための工程
図、第5図は従来のワーク配列状態を説明するた
めの概略図である。 10……パレツト、11……載置面(載置部)、
30……傾斜装置、50……列方向移動装置、6
0……把持装置、W,W1,W2……ワーク、A
……列方向、θ……傾斜角度。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多数のワークを密接して移送するコンベアと、
    このコンベア上に載置された所定数のワークを1
    列縦隊にして把持するワーク把持機構と、このワ
    ーク把持機構を上記コンベアの上方へ持ち上げる
    上下動装置と、この上下動装置で持ち上げられた
    ワーク把持機構を上記コンベア上でワークを把持
    した位置よりも列方向に半ピツチ位置ずれした位
    置まで移動させる列方向移動装置と、上記ワーク
    把持機構を水平面に対して所定角度傾斜させる傾
    斜装置と、上記ワーク把持機構、上下動装置、列
    方向移動装置および傾斜装置を上記コンベアの側
    方へ移送させる移送装置と、上記コンベアの側方
    に配置されて水平面に対し所定角度傾斜したパレ
    ツトの載置面を有する載置部とを具備し、上記ワ
    ーク把持機構で持ち上げられた奇数列のワークを
    上記パレツトの内部に投入したのち、上記列方向
    移動装置を駆動して、上記ワーク把持機構で持ち
    上げられた偶数列のワークを奇数列のワークに対
    して列方向に半ピツチ位置ずれした状態で上記パ
    レツトの内部に投入するように構成したことを特
    徴とする移載機。
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JPH01168401U JPH01168401U (ja) 1989-11-28
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