JP2700202B2 - 易開封性容器及び易開封性包装体並びにそれらの製造方法 - Google Patents

易開封性容器及び易開封性包装体並びにそれらの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、食品等の包装に用いられる易開封性容器及
び易開封性包装体に関する。本発明はまた、それらの好
適な製造方法に関する。
〔従来の技術〕
最近の食生活の特徴をみると、顕著な事例として「本
物志向」や「個食化」の傾向がある。そして「本物志
向」ゆえに本格的な料理のレトルトなどに耐え得る容器
が望まれ、「個食化」ゆえに年寄りや子供にも楽に開け
られる容器が望まれてきた。
これらの機能を両立させた容器として、フランジ付き
容器本体を多層構造としてそのトップフィルムを剥離層
とし、蓋とのシール面と容器の開封面とを異なる面とし
た簡易ピール容器が挙げられる(特開昭62−251363号公
報)。この容器では、外側から容器の蓋を剥がすときに
必要な力は1kg/15mm幅前後で十分である。内圧に対して
は、蓋と容器本体の剥離層との接着部分をフランジの端
に限定し、剥離層にノッチを入れてノッチと接着部分と
の間に間隔を設けることで、内圧による応力を接着部分
に集中させる構造となっており、これによって2.3kg/cm
2以上の内圧に耐えることができる。しかしながらこの
容器では、ノッチを入れるのに非常に精度よく行う必要
があるため品質管理が困難であること、フランジがカー
リングしていないのでスープ等を容器から飲むとき口ざ
わりが悪いことなどの問題がある。
一方、実開平1−96868号公報に記載されているよう
な包装容器は耐圧性が不十分であるという問題がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、品質管理が比較的に楽であり、口ざわりが
よく丸みと厚みのあるフランジを有する易開封性容器を
提供しようとするものである。本発明はまた、上記の易
開封性容器を用いて密封性、開封性がともに優れた易開
封性包装体を提供しようとするものである。本発明は更
に、上記の易開封性容器及び易開封性包装体を容器の口
の形状を問わないで成形することができる好適な方法を
提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは前記課題を解決するために鋭意研究を重
ねた結果、容器をフランジ部が特定の構造を有する易開
封性容器とすることにより、その目的が達成されること
を見出し本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、開口部の周縁にフランジ部を有す
る容器において、容器が少なくとも剥離層(A)と
(A)に接する層(B)よりなる多層シートから(A)
が容器の最外層となるように形成されており、フランジ
部が該多層シートを(A)(B)、(B)(A)の順に
積層した層構成を有し、上方の(A)(B)が蓋材を接
着して容器を密封することができる幅を有する環状の層
であることを特徴とする易開封性容器を提供するもので
ある。
本発明の易開封性容器は、開口部を覆う蓋材により密
封されて易開封性包装体となる。容器のフランジ部の上
面層は剥離層(A)であり、蓋材はこの(A)に接着さ
れる。そこで、フランジ部上方の(A)(B)は蓋材を
接着し容器を密封するのに十分な幅を有する環状の層で
あることが必要である。幅が狭すぎると密封性が悪くな
る。そして、(A)は容器フランジ部以外には繋がって
おらず、包装体を開封する際に蓋材とともに容器から離
れるようになっている。
特に、開口部の周縁にフランジ部を有する容器におい
て、容器が少なくとも剥離層(A)と(A)に接する層
(B)よりなる多層シートから(A)が容器の最外層と
なるように形成されており、フランジ部が該多層シート
をフランジ部の上面及び下面が(A)となるように折り
曲げて(A)がフランジ部上面層と下面層とに分離され
るように切断して形成されたものであることが好まし
い。
上記の容器を形成する多層シートとしては、少なくと
も剥離層(A)と(A)に接する(B)との2種以上の
合成樹脂からなる多層シートで、開口部の周縁にフラン
ジ部を有する容器を形成することがきるものであれば、
任意のものを使用することができる。(A)、(B)の
厚みはそれぞれ5〜400μm、10〜2000μmとすること
が好ましい。更に、(B)の(A)と反対側に他の層
(C)が積層されている多層シートを使用することもで
きる。(C)としてはガスバリアー性の層などが挙げら
れる。(C)は単層でも多層でも構わない。容器の内層
以外は金属箔としてもよい。
また、(A)と(B)の間の剥離強度は2.0kg/15mm幅
(300mm/分 引張り時、以下同じ)以下であることが好
ましく、0.3〜1.5kg/15mm幅が更に好ましい。2.0kg/15m
m幅を超えるとこの多層シートから形成される易開封性
容器に蓋材を接着した易開封性包装体の易開封性が悪く
なることがある。
本発明の易開封性容器は上記の多層シートから(A)
が容器の最外層となるように形成されている。そしてそ
のフランジ部は、多層シートをフランジ部の上面及び下
面が(A)となるように折り曲げて(A)がフランジ部
上面層と下面層とに分離されるように切断してなるもの
である。このような構造をとることにより、フランジ部
を容器のフランジ部以外の部分に対して若干厚くするこ
とができる。フランジ部の厚みは30〜4000μmが好まし
い。フランジ部を厚くすることで容器の内容物が加熱さ
れてもフランジ部は他の部分ほど加熱されないので、フ
ランジ部を掴んで容器を持つことができる。また、折り
曲げられたフランジ部の(A)がフランジ部上面層と下
面層とに分離されるように切断されていること及び
(A)が容器の内層とつながっていないことにより、包
装体の開封の際に(A)の剥離がこの切断位置から始ま
り環状の(A)は蓋材とともに容器から剥離され、包装
体が開封される。すなわち、従来品のように(A)に包
装体開封時の切断のためのノッチ入れを施す必要がな
く、見た目のきれいな易開封性容器を得ることができ
る。ここで、フランジ部において(A)がフランジ部外
縁でフランジ部上面層と下面層とに分離されるように切
断されており、(B)の折り曲げられた上層と下層がつ
ながっていると、(B)の上層と下層の間が剥離するこ
ともなく、容器の口ざわりがフランジ部にカールを施し
たようにフランジ部の周縁に丸みが得られて好ましい。
上記の易開封性容器のフランジ部の上面層の(A)
に、容器開口部を覆って容器を密封する蓋材が(A)と
(B)の間の剥離強度より大きい接着力で接着されて本
発明の易開封性包装体となる。このような接着強度で蓋
材を接着することにより、包装帯を開封する際剥離面を
蓋材とフランジ部上面の(A)の間としないで、(A)
と(B)の層間とすることができる。ここで、蓋材をフ
ランジ部上部全面と接着しないでフランジ部の開口部側
に非接着部を設けることが、包装体の耐圧性の点から好
ましい。このように蓋材を接着することにより蓋材を強
固に接着しても包装体の開封を容易に行うことが可能で
あり、密封性、開封性がともに優れた易開封性包装体を
得ることができる。蓋材と(A)との接着はヒートシー
ル等の各種の接着方法を用いることができる。必要に応
じて(A)と蓋材との間に接着層を設けてもよい。
蓋材としては合成樹脂からなるフラットフィルム又は
落とし蓋などが好適に用いられる。容器と蓋材の接着部
は同じ材質であることが接着性の点から好ましい。
上記の易開封性容器は以下の方法で好適に製造され
る。
すなわち、少なくとも剥離層(A)と(A)に接する
層(B)よりなる多層シートを(A)が最外層になるよ
うに、開口部の周縁に幅が所望のフランジ部の幅より広
くフランジ部の幅の2倍より狭いつばを有する容器に形
成し、該つばを(A)がフランジ部の上面及び下面にな
るように所望のフランジ部幅の位置で折り曲げ、(A)
を折り曲げた屈曲部でフランジ部上面層と下面層に分離
するように切断する。
以下図面に基づいて説明する。
第1図〜第4図は本発明の易開封性容器及び易開封性
包装体の製造方法の一例を説明する断面説明図である。
先ず、少なくとも剥離層(A)と(A)に接する層
(B)よりなる多層シートから(A)が最外層になるよ
うに、開口部の周縁に幅が所望のフランジ部の幅より広
くフランジ部の幅の2倍より狭いつばを有する容器を、
真空成形法、圧空成形法や真空圧空成形法により形成す
る(第1図)。1は剥離層(A)、2は(A)に接する
層(B)、3は成形型、4はカット部、5はつば、6は
容器側壁である。つば5は水平方向に形成してもよい
が、第1図に示すように容器側壁6からの幅が所望のフ
ランジ部の幅である範囲は水平方向より下向きに、その
外周部は水平方向より上向きに形成し、所定の幅の位置
でカットして所望のつばの形状にすることが好ましい。
このカット部4は略水平に形成するとよい。
次に、つばを(A)がフランジ部の上面及び下面にな
るように所望のフランジ部幅の位置で折り曲げる。つば
の形状を上記の第1図のような形状とすると、つばの折
り曲げは上下の金型に容器を挟んで上下からつばの部分
を加熱加圧することにより行うことができる(第2
図)。この場合、容器を60〜70℃に予備加熱してあるこ
とが成形時間の短縮の点で好ましい。7は下金型、8は
凸状部、9は上金型、10は断熱部、11はヒート部であ
る。先ず前工程で得られたつば5を有する容器を、容器
を挿入することができる凹部を有する下金型7に設置す
る。下金型7は凹部の内径が容器側壁6の外径と略同じ
であり、容器側壁6とつば5との境界部に対応する位置
に凸状部8を有し、更に下部から吸引して容器を金型に
正しく挿入することができる構造となっていることが好
ましい。この状態でつばを有する容器を上金型9で加熱
加圧する。上金型9は容器の開口部に対応する位置に断
熱部10を有し、その周辺に所望のフランジ部の幅より広
い幅のヒート部11を有することが好ましい。断熱部10は
凸状でその凸部の先端の外周にアールがつけられている
ことが好ましい。また断熱部10及びヒート部11は容器の
溶着防止のためテフロン加工されていることが好まし
い。この加熱加圧によりつば5の水平方向より下向きに
形成された範囲は水平近くまで持ち上げられ、その外周
の水平方向より下向きに形成された範囲は(A)がフラ
ンジ部の上面及び下面になるように折り曲げられる。折
り曲げられて重なった上下の(B)はヒートシールされ
る。
次いで、(A)を折り曲げた屈曲部でフランジ部上面
層と下面層に分離するように切断する。切断は環状の周
囲に刃を有する一対のオス刃及びメス刃からなる切断手
段により行うことが好ましい。オス刃とメス刃は刃面が
対向している。この切断手段を用いて(A)を折り曲げ
た屈曲部で切断すると、切断面は鉛直とならないで水平
方向にとび出した山型となる。このためフランジ部周縁
に丸みが得られ、口ざわりがよくなる。すなちフランジ
部にカーリングを施したような効果が得られる。なお、
この切断により(B)もともに切断されてもよいが、
(B)の屈曲部を完全に切り落とさず、屈曲部で(B)
がつながっているようにすることが好ましい。このとき
切断手段が第5図に示すように環状の刃の周囲の少なく
とも1か所、好ましくは2か所以上に外部に突起した刃
14を設け、切断した環状の(A)がフランジ周縁から離
れるようにするとよい。この切断手段として、第2図及
び第3図に示すように上記の加熱加圧用の上下の金型に
それぞれオス刃12及びメス刃13を設けると、つばの折り
曲げ、(A)の切断を一工程で行うことができて好まし
い。すなわち、ノッチ入れ、カーリングを同時に行った
のと同じ効果が一工程で得られる。
本発明の易開封性容器の製造方法は、つばを折り曲げ
てその屈曲部を切断するという簡単なものであり、従来
のように精度を必要とするフランジ部へのノッチ入れと
いう工程が不要であり、品質管理を容易に行うことがで
きる。また、つばを折り曲げることによりフランジ部を
形成するから、容器の口の形状を問わないで所望の易開
封性容器とすることができる。またフランジ部の長さを
調整することもできる。
更に、上記で得られた易開封性容器のフランジ部の上
面の(A)に、容器開口部を覆って容器を密封する蓋材
15を(A)と(B)との間の剥離強度より大きい接着強
度で接着して、本発明の易開封包装体を製造することが
できる(第4図)。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明するが、
本発明はこれに限定されるものではない。
実施例1 厚み1.0mmのランダムPP−HDPEの共押出シート(HDPE
層の厚み20μm)を用いてHDPE層が外側になるように真
空圧空成形により第1図に示した容器を形成した。次い
で、この容器を第2図に示した環状のオス刃12及びメス
刃13を有する上下の金型間に挟んで加熱加圧した。この
ときの圧力は4.6kg/cm2、容器表面温度は160〜170℃と
した。ここで、上金型9の断熱部10とヒート部11の間に
は隙間を2mm設け、断熱部10には内部に冷却水を流し
た。また、下金型7は凹部を吸引しながら用いた。この
加熱加圧により容器のフランジ部は上面及び下面がHDPE
層になるように折り曲げられ、同時にHDPE層は折り曲げ
た屈曲部でフランジ部上面層と下面層に分離するように
切断された。この結果、フランジ部の厚みが1.6mmの易
開封性容器を得た。
更に、上記で得られた易開封性容器のフランジ部の上
面のHDPE層に、容器開口部を覆って容器を密封する蓋材
をHDPE層とPP層との間の剥離強度より大きい接着強度で
接着して、所望の易開封性包装体を得た。蓋材には厚さ
0.4mmのHDPEフラットフィルムを用いた。
この易開封性包装体の内圧強度を測定したところ、2.
3kgf/cm2であった。また、開封時の蓋材の剥離強度を測
定したところ、1.0kg/15mm幅であった。
また、本発明の易開封包装体について、品質管理によ
る不良品の発生率を調べた。結果を第1表に示す。
またフランジ部の口ざわりについて、官能検査を行っ
た。被験者は18人とし、評価は1〜5の数値の大きいほ
ど口ざわりがよい5段階評価とした。結果を第1表に示
す。
更にフランジ部の厚みについて、容器に92℃の熱湯を
入れ第6図に示すようにフランジ部を親指と人差し指で
容器を保持し、そのときの保持可能時間を測定した。被
験者は18人とした。結果を第1表に示す。
比較例1 実施例1と同様の共押出シートを用いて、HDPE層が容
器の最内層となるように実施例1で得られた容器と同じ
大きさの容器を形成した。次いで、フランジ部の最内層
のHDPEにノッチを入れ、蓋材をノッチより外側のフラン
ジ部で接着して包装体を得た。フランジ部の厚みは0.8m
mであった。この包装体の開封の最には最内層が蓋材と
ともに剥がれ、ノッチで切断されて包装体が開封され
る。この包装体について実施例1と同様に不良品発生
率、フランジ部の口ざわり、容器保持可能時間の評価を
行った。結果を第1表に示す。
〔発明の効果〕 本発明によると、口わざりがよく丸みと厚みのあるフ
ランジを有する易開封性容器を得ることができる。ま
た、上記の易開封性容器を用いて密封性、開封性がとも
に優れた易開封性包装体を得ることができる。更に、上
記の易開封性容器及び易開封性包装体を容器の口の形状
を問わないで成形することができる。この易開封性包装
体の製造方法は品質管理が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の易開封性容器及び易開封性包
装体の製造方法の一例を説明する断面説明図である。第
5図は(A)の切断手段の一例を示す斜視図である。第
6図は実施例の評価方法を表す説明図である。 符号の説明 1……剥離層(A) 2……(A)に接する層(B) 3……成形型、4……カット部 5……つば、6……容器側壁 7……下金型、8……凸状部 9……上金型 10……断熱部(テフロン加工) 11……ヒート部(テフロン加工) 12……オス刃、13……メス刃 14……突起した刃、15……蓋材

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部の周縁にフランジ部を有する容器に
    おいて、容器が少なくとも剥離層(A)と(A)に接す
    る層(B)よりなる多層シートから(A)が容器の最外
    層となるように形成されており、フランジ部が該多層シ
    ートを(A)(B)、(B)(A)の順に積層した層構
    成を有し、上方の(A)(B)が蓋材を接着して容器を
    密封することができる幅を有する環状の層であることを
    特徴とする易開封性容器。
  2. 【請求項2】開口部の周縁にフランジ部を有する容器に
    おいて、容器が少なくとも剥離層(A)と(A)に接す
    る層(B)よりなる多層シートから(A)が容器の最外
    層となるように形成されており、フランジ部が該多層シ
    ートをフランジ部の上面及び下面が(A)となるように
    折り曲げたものを(A)がフランジ部上面層と下面層と
    に分離されるように切断して形成されたものであること
    を特徴とする易開封性容器。
  3. 【請求項3】折り曲げられたフランジ部の(A)がフラ
    ンジ部外縁でフランジ部上面層と下面層とに分離される
    ように切断されており、(B)の折り曲げられた上層と
    下層がつながっている請求項2記載の易開封性容器。
  4. 【請求項4】多層シートが(B)の(A)と反対側に他
    の層(C)が積層されたものである請求項2記載の易開
    封性容器。
  5. 【請求項5】(A)と(B)の間の剥離強度が2.0kg/15
    mm幅(300mm/分 引張り時)以下である請求項1又は2
    記載の易開封性容器。
  6. 【請求項6】請求項1又は2記載の易開封性容器のフラ
    ンジ部の上面の(A)に、容器開口部を覆って容器を密
    封する蓋材が(A)と(B)の間の剥離強度より大きい
    接着力で接着されている易開封性包装体。
  7. 【請求項7】少なくとも剥離層(A)と(A)に接する
    層(B)よりなる多層シートを(A)が最外層になるよ
    うに、開口部の周縁に幅が所望のフランジ部の幅より広
    くフランジ部の幅の2倍より狭いつばを有する容器に形
    成し、該つばを(A)がフランジ部の上面及び下面にな
    るように所望のフランジ部幅の位置で折り曲げ、(A)
    を折り曲げた屈曲部でフランジ部上面層と下面層に分離
    するように切断することを特徴とする易開封性容器の製
    造方法。
  8. 【請求項8】(A)を折り曲げた屈曲部で環状の周囲に
    刃を有する一対のオス刃及びメス刃からなる切断手段に
    より切断する請求項7記載の易開封性容器の製造方法。
  9. 【請求項9】請求項7又は8で得られた易開封性容器の
    フランジ部の上面の(A)に、容器開口部を覆って容器
    を密封する蓋材を(A)と(B)との間の剥離強度より
    大きい接着強度で接着する易開封性包装体の製造方法。
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