JP2700068B2 - 固型粉末化粧料 - Google Patents

固型粉末化粧料

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JP2700068B2
JP2700068B2 JP63166031A JP16603188A JP2700068B2 JP 2700068 B2 JP2700068 B2 JP 2700068B2 JP 63166031 A JP63166031 A JP 63166031A JP 16603188 A JP16603188 A JP 16603188A JP 2700068 B2 JP2700068 B2 JP 2700068B2
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伯 松田
進 川瀬
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q1/00Make-up preparations; Body powders; Preparations for removing make-up
    • A61Q1/12Face or body powders for grooming, adorning or absorbing
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/81Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions involving only carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • A61K8/8141Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides or nitriles thereof; Compositions of derivatives of such polymers
    • A61K8/8152Homopolymers or copolymers of esters, e.g. (meth)acrylic acid esters; Compositions of derivatives of such polymers

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、平均粒径が0.01μm〜1μmの有機重合体
微粉末を含有して成る固型粉末化粧料に関する。さらに
詳しくはスポンジ、パフ、チップ等の塗布体に水を含ま
せて使用した場合、有機重合体微粉末が乳化剤として働
き、独特の清涼感とクリーミーな感触、フィット感が得
られ、さらに化粧持ちにも優れている小型粉末化粧料に
関する。
[従来の技術] 従来、ファンデーション、アイシャドー等の粉末固型
化粧料には、塗布体に水を含ませないで使用する(以
下、Dry使用という)パウダータイプ、塗布体に水を含
ませないで使用することも、塗布体に水を含ませて使用
することもできる(以下、Dry,Wet両用使用という)両
用タイプ、塗布体に水を含ませて使用する(以下、Wet
使用という)ケークタイプの三種類がある。
この中で、両用タイプ製品は粉末をシリコーン、金属
石鹸等で疎水化処理し、Wet使用時に於ける成型体への
水のしみ込みを防止している。しかしこの場合、粉末自
体の水含みが悪く、水を含ませた塗布体で物理的に成型
体の表面を擦り取っているにすぎないためクリーミーな
感触に欠け、清涼感にも乏しいといった欠点を有してい
た。又、これらの製品系に親水性界面活性剤を乳化剤と
して配合し、Wet使用時に製品系に配合されている油分
と乳化するよう処方構成にすれば、これらの点は改善さ
れるが、背反現象として系全体の耐水性が悪化し化粧持
ちが著しく悪くなるという問題点があった。
一方、Wet使用専用のケークタイプ製品は、カオリ
ン、マイカ等の親水性粉末を多量に配合し、Wet使用時
のクリーミーな感触を出していたが、やはり同様に親水
性界面活性剤を併用している為、化粧持ちについては満
足できるものではなかった。
さらに、以上述べてきた界面活性剤は、分子中に親水
基と親油基を有する界面活性能を示す一群の物質であっ
て、皮膚への浸透性も強く、人によっては皮膚への刺激
につながることもあり、その配合料には制限があった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明者らは、上記事情に鑑み、鋭意研究を重ねた結
果、特定粒径の有機重合体微粉末を乳化剤として配合す
れば、親水性界面活性剤を使用せずに、Wet使用時に、
製品系に配合されている油分と塗布体に含ませた水を成
型体表面で乳化させることができクリーミーな使用感触
で、強い耐水性を兼ね備えた、清涼感に富んだ、さらに
は安全性の高い固型粉末化粧料が得られる事を見出し本
発明を完成するに至った。
[課題を解決するための手段] すなわち、本発明は、(1)平均粒径が0.01μm〜1
μmの有機重合体微粉末を含有することを特徴とする固
型粉末化粧料および(2)有機重合体微粉末がメチルメ
タクリレート、スチレン及びアクリロニトリルから選ば
れる一種又は二種以上のモノマーを、これと乳化共重合
可能な他のモノマーの存在下又は非存在下に、水溶性高
分子が保護コロイドとして溶存した水性媒体中で乳化重
合させて重合体粒子のエマルジョンを調製し、このエマ
ルジョンから重合体粒子を回収して乾燥し、しかる後こ
れを解砕後、分級して得られることを特徴とする請求項
1の固型粉末化粧料に関する。
以下、本発明の構成について述べる。
本発明に用いられる有機重合体としては、ポリメタク
リル酸アルキルエステル、ポリスチレン、ポリスチレン
誘導体、ポリアクリロニトリル、ポリアクリロニトリル
誘導体、或はポリ酢酸ビニル等から選択される一種又は
二種以上のホモポリマーあるいはコポリマーである。但
し、化粧品に適用できる有機重合体微粉末であればよ
く、上記粉末に限定されるものではない。
上記の有機重合体微粉末のなかではメチルメタクリレ
ート、エチルメタクリレート、プロピルメタクリレー
ト、イソプロピルメタクリレート、ブチルメタクリレー
ト、イソブチルメタクリレート、ヘキシルメタクリレー
ト、オクチルメタクリレート、デシルメタクリレート、
ノニールフェニールメタクリレート、ベンジルメタクリ
レート、ジシクロペンテニルメタクリレート、イソボル
ニルメタクリレート等のポリメタクリル酸アルキルエス
テル、メチルアクリレート、エチルアクリレート、イソ
プロピルアクリレート、ブチルアクリレート、2−エチ
ルヘキシルアクリレート等のポリアクリル酸アルキルエ
ステルが好ましく、特にポリメチルメタクリレートが微
粉末にし易く、又、粉末自体球形で透明感があり、臭い
もほとんどなく安全性に良好で乳化能に優れている。
上記有機重合体微粉末の粒子径は、平均で0.01μm〜
1μmであり、好ましくは0.02μm〜0.5μmである。
粒子径が0.1μm未満であると、凝集性が著しく高くな
り、乳化性が悪化して本発明の化粧料を得ること困難で
ある。又1μmを越えると、水−油界面への吸着性が低
下し同様に乳化性が悪化してしまう。
上記有機重合体微粉末の製造は、特に限定されない
が、例えばソープフリー重合法など従来公知の方法に従
えば良い。ポリメチルメタクリレートを例にとって示す
と、メチルメタクリレートのモノマーをこれと乳化共重
合可能な他のモノマー、例えばメタクリル酸の存在下で
乳化重合させて重合体粒子のエマルジョンを調製し、こ
のエマルジョンから重合体粒子を回収して乾燥し、しか
る後これをジェットミルで解砕、分級する方法が挙げら
れる。
本発明の有機重合体微粉末の配合量は固型粉末化粧料
組成物全量中の0.1〜50重量%、好ましくは0.5〜10重量
%である。配合量が0.1重量%未満の場合、その効果が
発揮されず意味がない。また、50重量%を超えた場合、
固型粉末化粧料の肌へのつきが悪くなり、又耐衝撃性も
悪くなり、好ましくない。
本発明の小型粉末化粧料には、前記必須成分である有
機重合体微粉末の他に、通常化粧料に用いられる他の成
分を、必要に応じて適宜配合することができる。
例えばタルク、カオリン、セリサイト、白雲母、合成
雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、バーミキ
ュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、珪ソウ
土、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸ア
ルミニウム、ケイ酸バリウム、硫酸バリウム、ケイ酸ス
トロンチウム、タングステン酸金属塩、シリカ、ヒドロ
キシアバタイト、ゼオライト、窒化ホウ疎、セラミクス
パウダー等の無機粉末、ナイロンパウダー、ポリエチレ
ンパウダー、ベンゾグアナミンパウダー、四弗化エチレ
ンパウダー、ジスチレンベンゼンピンホールポリマーパ
ウダー、微結晶セルロース等の有機粉末、酸化チタン、
酸化亜鉛等の無機白色顔料、酸化鉄(ベンガラ)、チタ
ン酸鉄等の無機赤色顔料、γ−酸化鉄等の無褐色系顔
料、黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料、黒酸化鉄、カ
ーボンブラック等の無機黒色系顔料、マンゴバイオレッ
ト、コバルトバイオレット等の無機紫色顔料、酸化クロ
ム、水酸化クロム、チタン酸コバルト等の無機緑色系顔
料、群青、紺青等の無機青色系顔料、酸化チタンコーテ
ッドオキシ塩化ビスマス、オキシ塩化ビスマス、酸化チ
タンコーテッドタルク、魚鱗箔、着色酸化チタンコーテ
ッド雲母等のパール顔料、ベントン等の粘土鉱物、アル
ミニウムパウダー、カッパーパウダー等の金属粉末顔
料、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤
色220号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色203
号、橙色204号、黄色205号、黄色401号及び青色404号等
の有機顔料、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色22
7号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、橙色205号、
黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3号
及び青色1号のジルコニウム、バリウム又はアルミニウ
ムレーキ等の有機顔料、クロロフィル、β−カロチン等
の天然色素、スクワラン、流動パラフィン、ワセリン、
マイクロクリスタリンワックス、オゾケライト、セレシ
ン、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレ
イン酸、イソステアリン酸、セチルアルコール、ヘキサ
デシルアルコール、オレイルアルコール、2−エチルヘ
キサン酸セチル、パルミチン酸−2−エチルヘキシル、
ミリスチン酸−2−オクチルドデシル、ジ−2−エチル
ヘキサン酸ネオペンチルグリコール、トリ−2−エチル
ヘキサン酸グリセロール、オレイン酸−2−オクチルド
デシル、ミリスチン酸イソプロピル、トリイソステアリ
ン酸グリセロール、トリヤシ油脂肪酸グリセロール、オ
リーブ油、アボガド油、ミツロウ、ミリスチン酸ミリス
チル、ミンク油、ラノリン等の各種炭化水素、シリコー
ン油、高級脂肪酸、油脂類、エステル類、高級アルコー
ル、ロウ類等の油性成分、アルキッド樹脂、尿素樹脂等
の樹脂、カンファ、クエン酸アセチルトリブチル等の可
塑剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、界面活性
剤、保湿剤、香料、増粘剤等が挙げられる。
これらの中で粉末は、配合する固型粉末化粧料の目的
に応じ、適宜疎水化処理してもかまわない。ここで言う
疎水化処理の方法は、メチルハイドロジェンポリシロキ
サン、高粘度シリコーンオイル、シリコーン樹脂等のシ
リコーン化合物による処理、アニオン活性剤、カチオン
活性剤等の界面活性剤による処理、ナイロン、ポリメチ
ルメタクリレート、ポリエチレン、テフロン、ポリアミ
ノ酸等の高分子化合物による処理、金属石鹸、親油性ワ
ックス、多価アルコール部分エステル又は完全エステル
等による処理等がある。但し一般に粉末の疎水化処理に
適用できる方法であれば良く、これらの方法に限定され
るものではない。
[発明の効果] 本発明の平均粒径が0.01μm〜1μmの有機重合体微
粉末を配合してなる固型粉末化粧料は、親水性界面活性
剤を使用することなく、Wet使用時に、製品系に配合さ
れている油分と塗布体に含ませた水を成型体表面で乳化
させることができ、クリーミーな使用感触と、強い耐水
性を兼ね備えた、清涼感に富んだ、さらには安全性の高
い固型粉末化粧料である。本発明によれば、油分の極性
に影響されず、かつ従来のようにHLB(親水親油)バラ
ンスに基づいて界面活性剤を取拾選択しなければならな
いという煩雑な手順をも必要としない。また有機重合体
微粉末は、水にも油分にも溶解しない物質であるので、
化粧料を塗布した後の耐水性、耐油(皮脂)制に影響を
与えず、化粧持ちに対する悪影響がない。さらに、皮膚
に対する安全性も良好であり、従来汎用されていたポリ
オキシエチレン(以下、POEという)ソルビタン脂肪酸
エステルぱPOEアルキルエーテルなどの親水性活性剤に
比較して明らかに優れている。
[実施例] 次に、実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明する
が、本発明は、これらの実施例に限定されるものではな
い。配合量は、重量%である。なお、化粧料の性能は、
次の表に挙げた項目について、専門パネル15名による5
段階評価で確認した。
評価結果は、15名の平均値に基づいて、次の記号によ
り示した。
◎………4.5以上5.0まで ○………3.5以上4.5未満 △………2.5以上3.5未満 ×………1.5以上2.5未満 XX………1.0以上1.5未満 実施例1、比較例1〜2 以下の各成分からDry使用、Wet使用どちらにも使用で
きる両用タイプパウダーファンデーションを調製した。
(製造方法) 成分1〜6をヘンシェルミキサーで混合し、この混合
物に体して成分7〜12を加熱混合したものを添加し混合
する。このものをパルベライザーで粉砕し、中皿に加圧
成型して、両用タイプパウダーファンデーションを調製
した。
表2より明らかなように、本発明の有機重合体微粉末
を配合してなる両用タイプパウダーファンデーション
(実施例1)は、Wet使用時の密着感、清涼感に優れ、
成型品の表面においてスポンジに含まれた水とファンデ
ーション中の油分がすみやかに乳化し、独特のクリーミ
ーな感触が味わえる新奇な使用感を有していた。又、化
粧持ちについても、非常に優れているものであった。一
方、乳化剤としての有機重合体を配合していない比較例
1は、のびの感触が軽かったものの、密着感に乏しく、
クリーミー感、清涼感が感じられなかった。さらに、親
水性界面活性剤を配合した比較例2は、密着感、クリー
ミー感、清涼感が良好であったが、のびが重く、化粧持
ちが悪いという欠点をしていた。
実施例2、比較例3 以下の成分から、Wet使用専用のケークタイプファン
デーションを調製した。
(製造方法) 成分1〜7をヘンシェルミキサーで混合し、この混合
物に対して成分8〜13を加熱混合したものを添加し混合
する。このものをパルベライザーで粉砕し、中皿に加圧
成型して、ケークタイプファンデーションを調製した。
表3より明らかなように、本発明の有機重合体微粉末
を配合してなるケークタイプファンデーション(実施例
2)は、Wet使用時の密着感、清涼感に優れ、成形品の
表面においてスポンジに含まれた水とファンデーション
中の油分がすみやかに乳化し、独特のクリーミーな感触
が味わえる新奇な使用感を有していた。又、化粧持ちに
ついても、非常に優れているものであった。一方、親水
性界面活性剤を配合した比較例2は、密着感、クリーミ
ー感、清涼感が良好であったが、のびが重く、化粧持ち
が非常に悪いという欠点を有していた。
実施例3、比較例4 以下の各成分からDry使用、Wet使用どちらにも使用で
きる両用タイプパウダーファンデーションを調製した。
(製造方法) 成分1〜6をヘンシェルミキサーで混合し、この混合
物に対して成分7〜12を加熱混合したものを添加し混合
する。このものをパルベライザーで粉砕し、中皿に加圧
成型して、両用タイプパウダーファンデーションを調製
した。
表4より明らかなように、本発明の有機重合体微粉末
を配合してなる疎水化処理粉末をもちいない両用タイプ
パウダーファンデーション(実施例3)は、Wet使用時
の密着感、清涼感に優れ、成形品の表面においてスポン
ジに含まれた水とファンデーション中の油分がすみやか
に乳化し、独特のクリーミーな感触が味わえる新奇な使
用感を有していた。又、化粧持ちについても、非常に優
れているものであった。一方、親水性界面活性剤を配合
して比較例4は、のびが重く、化粧持ちが悪かった。ま
た、比較例4は、Wet使用した場合、成形体にしみこん
だ水の発揮速度が遅く、防腐防ばい面から見て好ましい
ものではなかった。
さらに、比較例4は、一度水使用すると、成型体にし
みこんだ水が発揮した後、成型体内の粉末が、凝結を起
し、成形品表面がケーキングしてしまい、Dry使用で
は、二度と使用不可能になってしまうという、致命的な
欠点を有していた。これに対し、実施例3のファンデー
ションはWet使用後は、すみやかに成型体表面から水が
揮散し再びDry使用できる安定な両用ファンデーション
であった。
実施例4、比較例5 以下の各成分から、Dry使用、Wet使用どちらにも使用
できる、両用タイプほお紅を調製した。
第5表より明らかなように、本発明の有機重合体微粉
末を配合してなる両用タイプほお紅(実施例4)は、比
較例5と比べて、Wet使用時の密着感、清涼感に優れ、
成形品の表面においてスポンジに含まれた水と、ほお紅
中の油分がすみやかに乳化し、独特のクリーミーな感触
が味わえる新奇な使用感を有していた。又、化粧持ちに
ついても、非常に優れているものであった。
フロントページの続き (72)発明者 竹内 文克 埼玉県狭山市上広瀬130番地 綜研化学 株式会社狭山事業所内 審査官 冨士 美香 (56)参考文献 特開 昭61−76555(JP,A) 特開 昭63−119411(JP,A) 特開 昭64−42413(JP,A) 特開 平1−265008(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平均粒径が0.01μm〜1μmの有機重合体
    微粉末を0.1〜50重量%含有することを特徴とする、Dr
    y、Wet両用使用もしくはWet使用の固型粉末化粧料。
  2. 【請求項2】メチルメタクリレート、スチレン及びアク
    リロニトリルから選ばれる一種又は二種以上のモノマー
    を、これと乳化共重合可能な他のモノマーの存在下又は
    非存在下に、水溶性高分子が保護コロイドとして溶存し
    た水性媒体中で乳化重合させて重合体粒子のエマルジョ
    ンを調製し、このエマルジョンから重合体粒子を回収し
    て乾燥し、しかる後これを解砕後、分級して得られる平
    均粒径が0.01μm〜1μmの有機重合体微粉末を含有す
    ることを特徴とする固型粉末化粧料。
JP63166031A 1988-07-05 1988-07-05 固型粉末化粧料 Expired - Lifetime JP2700068B2 (ja)

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