JPH0285207A - 固型粉末化粧料 - Google Patents

固型粉末化粧料

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JPH0285207A
JPH0285207A JP16603188A JP16603188A JPH0285207A JP H0285207 A JPH0285207 A JP H0285207A JP 16603188 A JP16603188 A JP 16603188A JP 16603188 A JP16603188 A JP 16603188A JP H0285207 A JPH0285207 A JP H0285207A
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Haku Matsuda
松田 伯
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川瀬 進
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野1 本発明は、平均粒径が0.01μm〜1μmの有機重合
体微粉末を含有して成る固型粉末化粧料に関する。ざら
に詳しくはスポンジ、パフ、チップ等の塗布体に水を含
ませて使用した場合、有機重合体微粉末が乳化剤として
働き、独特の清涼感とクリーミーな感触、フィツト感が
得られ、ざらに化粧持ちにも優れている固型粉末化粧料
に関する。
[従来の技術1 従来、ファンデーション、アイシャドー等の粉末固型化
粧料には、塗布体に水を含ませないで使用する(以下、
Dry使用という)パウダータイプ、塗布体に水を含ま
せないで使用することも、塗布体に水を含ませて使用す
ることもできる(以下、Dry、 Wet両用使用とい
う)両用タイプ、塗布体に水を含ませて使用する(以下
、Wet使用という)ケークタイプの三種類がある。
この中で、両用タイプ製品は粉末をシリコーン金属石鹸
等で疎水化処理し、Wet使用時に於ける成型体への水
のしみ込みを防止している。しかしこの場合、粉末自体
の水含みが悪く、水を含ませた塗布体で物理的に成型体
の表面を擦り取っているにすぎないためクリーミーな感
触に欠け、清涼感にも乏しいといった欠点を有していた
。又、これらの製品系に親水性界面活性剤を乳化剤とし
て配合し、Wet使用時に製品系に配合されている油分
と乳化するよう処方構成にすれば、これらの点は改善さ
れるが、背反現象として系全体の耐水性が悪化し化粧持
ちが著しく悪くなるという問題点があった。
一方、Wet使用専用のケークタイプ製品は、カオリン
、マイカ等の親水性粉末を多量に配合し、Wet使用時
のクリーミーな感触を出していたが、やはり同様に親水
性界面活性剤を併用している為、化粧持ちについては満
足できるものではなかった。
さらに、以上述べてきた界面活性剤は、分子中に親水基
と親油基を有する界面活性能を示す一群の物質であって
、皮膚への浸透性も強く、人によっては皮膚への刺激に
つながることもあり、その配合量には制限があった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明者らは、上記事情に鑑み、鋭意研究を重ねた結果
、特定粒径の有機重合体微粉末を乳化剤として配合すれ
ば、親水性界面活性剤を使用せずに、Wet使用時に、
製品系に配合されている油分と塗布体に含ませた水を成
型体表面で乳化させることができ、クリーミーな使用感
触と、強い耐水性を兼ね備えた、清涼感に富んだ、さら
には安全性の高い固型粉末化粧料が得られる事を見出し
本発明を完成するに至った。
[課題を解決するための手段] すなわち、本発明は、(1)平均粒径が0.01μm〜
1μmの有機重合体微粉末を含有することを特徴とする
固型粉末化粧料および(2)有機重合体微粉末がメチル
メタクリレート、スチレン及びアクリロニトリルから選
ばれる一種又は二種以上のモノマーを、これと乳化共重
合可能な他のモノマーの存在下又は非存在下に、水溶性
高分子が保護コロイドとして溶存した水性媒体中で乳化
重合きせて重合体粒子のエマルジョンを調製し、このエ
マルジョンから重合体粒子を回収して乾燥し、しかる後
これを解砕後、分級して得られることを特徴とする請求
項lの固型粉末化粧料に関する。
以下、本発明の構成について述べる。
本発明に用いられる有機重合体としては、ポリメタクリ
ル酸アルキルエステル、ポリスチレン、ポリスチレン誘
導一体、ポリアクリロニトリル、ポリアクリロニトリル
誘導体、或はポリ酢酸ビニル等から選択される一種又は
二種以上のホモポリマーあるいはコポリマーである。但
し、化粧品に適用できる有機重合体微粉末であればよく
、上記粉末に限定されるものではない。
上記の有機重合体微粉末のなかではメチルメタクリレー
ト、エチルメタクリレート、プロピルメタクリレート、
イソプロピルメタクリレート、ブチルメタクリレート、
イソブチルメタクリレート、ヘキシルメタクリレート、
オクチルメタクリレート、デシルメタクリレート、ノニ
ールフエニールメタクリレート、ベンジルメタクリレー
ト、ジシクロペンテニルメタクリレート、イソボルニル
メタクリレート等のポリメタクリル酸アルキルエステル
、メチルアクリレート、エチルアクリレート、イソプロ
ピルアクリレート、ブチルアクリレート、2−エチルへ
キシルアクリレート等のポリアクリル酸アルキルエステ
ルが好ましく、特にポリメチルメタクリレートが微粉末
にし易く、又、粉末自体球形で透明感があり、臭いもほ
とんどなく安全性に良好で乳化能に優れている。
上記有機重合体微粉末の粒子径は、平均で0.01μm
〜1μmであり、好ましくは0.2um〜0.5μmで
ある。粒子径が0.01μm未満であると、凝集性が著
しく高(なり、乳化性が悪化して本発明の化粧料を得る
こと困難である。又1μmを越えると、水−油界面への
吸着性が低下し同様に乳化性が悪化してしまう。
上記有機重合体微粉末の製造は、特に限定されないが、
例えばソープフリー重合法など従来公知の方法に従えば
良い。ポリメチルメタクリレートを例にとって示すと、
メチルメタクリレートのモノマーをこれと乳化共重合可
能な他のモノマー例えばメタクリル酸の存在下で乳化重
合させて重合体粒子のエマルジョンを調整し、このエマ
ルジョンから重合体粒子を回収して乾燥し、しかる後こ
れをジェットミルで解砕、分級する方法が挙げられる。
本発明の有機重合体微粉末の配合量は固型粉末化粧料組
成物全量中の0.1ζ50重量%、好ましくは0.5〜
10重量%である。配合量が0.1重量%未満の場合、
その効果が発Iホされず意味がない。また、50重量%
を超えた場合、固型粉末化粧料の肌へのつきが悪くなり
、又耐衝撃性も悪くなり、好ましくない。
本発明の固型粉末化粧料には、前記必須成分である有機
重合体微粉末の他に、通常化粧料に用いられる他の成分
を、必要に応じて適宜配合することができる。
例えばタルク、カオリン、セリサイト、白雲母、合成雲
母、金雲母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、バーミキュ
ライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、珪ソウ土
、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸アル
ミニウム、ケイ酸バリウム、硫酸バリウム、ケイ酸スト
ロンチウム、タングステン酸金属塩、シリカ、ヒドロキ
シアパタイト、ゼオライト、窒化ホウ素、セラミクスパ
ウダー等の無機粉末、ナイロンパウダー、ポリエチレン
パウダー、ベンゾグアナミンパウダー、四弗化エチレン
パウダー、ジスチレンベンゼンビンホールボリマーパウ
ダー、微結晶セルロース等の有機粉体、酸化チタン、酸
化亜鉛等の無機白色顔料、酸化鉄(ベンガラ)、チタン
酸鉄等の無機赤色顔料、γ−酸化鉄等の無褐色系顔料、
黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料、黒酸化鉄、カーボ
ンブラック等の無機黒色系顔料、マンゴバイオレット、
コバルトバイオレット等の無機紫色顔料、酸化クロム、
水酸化クロム、チタン酸コバルト等の無機緑色系顔料、
群青、紺青等の無機青色系顔料、酸化チタンコーテッド
オキシ塩化ビスマス、オキシ塩化ビスマス、酸化チタン
コーテッドタルク、魚鱗箔、着色酸化チタンコーテッド
雲母等のパール顔料、ベントン等の粘土鉱物、アルミニ
ウムパウダー、カッパーパウダー等の金属粉末顔料、赤
色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205
号、赤色220号、赤色226号、赤色228号、赤色
405号、橙色203号、橙色204号、黄色205号
、黄色401号及び青色404号等の有機顔料、赤色3
号、赤色104号、赤色106号、赤色227号、赤色
230号、赤色401号、赤色505号、 橙色205
号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号
、緑色3号及び青色1号のジルコニウム、バリウム又は
アルミニウムレーキ等の有機顔料、クロロフィル、β〜
カロチン等の天然色素、スクワラン、流動パラフィン、
ワセリン、マイクロクリスタリンワックス、オシケライ
ト、セレシン、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリ
ン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、セチルアルコー
ル、ヘキサデシルアルコール、オレイルアルコール、2
−エチルヘキサン酸セチル、パルミチン酸−2−エチル
ヘキシル、ミリスチン酸−2−オクチルドデシル、ジー
2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、トリー
2−エチルヘキサン酸グリセロール、オレイン酸−2−
オクチルドデシル、ミリスチン酸イソプロピル、トリイ
ソステアリン酸グリセロール、トリヤシ油脂肪酸グリセ
ロール、オリーブ油、アボガド油、ミツロウ、ミリスチ
ン酸ミリスチル、ミンク油、ラノリン等の各種炭化水素
、シリコーン油、高級脂肪酸、油脂類、エステル類、高
級アルコール、ロウ類等の油性成分、アルキッド樹脂、
尿素樹脂等の樹脂、カンファ、クエン酸アセチルトリブ
チル等の可塑剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、
界面活性剤、保湿剤、香料、増粘剤等が挙げられる。
これらの中で粉末は、配合する固型粉末化粧料の目的に
応じ、適宜疎水化処理してもかまわない。ここで言う疎
水化処理の方法は、メチルハイドロジエンポリシロキサ
ン、高粘度シリコーンオイル、シリコーン樹脂等のシリ
コーン化合物による処理、アニオン活性剤、カチオン活
性剤等の界面活性剤による処理、ナイロン、ポリメチル
メタクリレート、ポリエチレン、テフロン、ポリアミノ
酸等の高分子化合物による処理、金属石鹸、親油性ワッ
クス、多価アルコール部分エステル又は完全エステル等
による処理等がある。但し一般に粉末の疎水化処理に適
用できる方法であれば良く、これらの方法に限定される
ものではない。
[発明の効果] 本発明の平均粒径が0.01μm〜1μmの有機重合体
微粉末を配合してなる固型粉末化粧料は、親水性界面活
性剤を使用することなく、υet使用時に、製品系に配
合されている油分と塗布体に含ませた水を成型体表面で
乳化させることかでき、クリーミーな使用感触と、強い
耐水性を兼ね備えた、清涼感に富んだ、さらには安全性
の高い固型粉末化粧料である。本発明によれば、油分の
極性に影響されず、かつ従来のようにHLB (親水親
油)バランスに基づいて界面活性剤を取捨選択しなけれ
ばならないという煩雑な手順をも必要としない。また有
機重合体微粉末は、水にも油分にも溶解しない物質であ
るので、化粧料を塗布した後の耐水性、耐油(皮脂)性
に影響を与えず、化粧持ちに対する悪影響がない。さら
に、皮膚に対する安全性も良好であり、従来汎用されて
いたポリオキシエチレン(以下、POEという)ソルビ
タン脂肪酸エステルやPOEアルキルエーテルなどの親
水性活性剤に比較して明らかに優れている。
[実施例] 次に、実施例を挙げて本発明をざらに詳しく説明するが
、本発明は、これらの実施例に限定されるものではない
。配合量は、重量%である。なお、化粧料の性能は、次
の表に上げた項目について、専門パネル15名による5
段階評価で確認した。
(以下余白) 評価結果は、15名の平均値に基づいて、次の記号によ
り示した。
0・・・・・・・・・4.5以上5.0まで0・・・・
・・・・・3.5以上4.5未満△・・・・・・・・・
2.5以上3.5未満× ・・・・・・・・・1.5以
上2.5未満××・・・・・・・・・1.0以上1.5
未満実施例1、比較例1〜2 以下の各成分から叶y使用、Wet使用どちらにも使用
できる両用タイプパウダーファンデーションを調製した
注1 撹拌機、温度計、窒素導入管、還流冷却器を装着
した11の四ツ目フラスコにメチルメタクリレートを1
00部、蒸留水350部を入れ、開始剤として過硫酸カ
リウムとチオ硫酸ナトリウムとがらなるレドックス系触
媒を5X10−”モル/L添加し、窒素気流中で60℃
にて2時間反応をおこなった。重合終了後、反応液を2
0℃迄冷却し、濾過、乾燥後、平均粒径0.4μmの粒
子を得た。
(製造方法) 成分1〜6をヘンシェルミキサーで混合し、この混合物
に体して成分7〜12を加熱混合したものを添加し混合
する。このものをバルベライザーで粉砕し、中皿に加圧
成型して、両用タイプパウダーファンデーションを調製
した。
方、乳化剤としての有機重合体を配合していない比較例
1は、のびの感触が軽かったものの、密着感に乏しく、
クリーミー感、清涼感が感じらt’L fLかった。さ
らに、親水性界面活性剤を配合した比較例2は、密着感
、クリーミー感、清涼感が良好であったが、のびが重く
、化粧持ちが悪いという欠点を有していた。
実施例2、比較例3 以下の成分から、Wet使用専用のケークタイプファン
デーションを調製した。
表2より明らかなように、本発明の有機重合体微粉末を
配合してなる両用タイプパウダーファンデーション(実
施例1)は、Wet使用時の密着感、清涼感に優れ、成
形品の表面においてスポンジに含まれた水とファンデー
ション中の油分がすみやかに乳化し、独特のクリーミー
な感触が味わえる新奇な使用感を有していた。又、化粧
持ちについても、非常に優れているものであった。−(
以下余白) クリレートを100部、蒸留水200部、過硫酸カリウ
ム0.3部、ポリビニルアルコール0.1部を入れ、窒
素気流中で80℃にて3時間反応をおこなった。重合終
了後、反応液を20℃迄冷却し、限外濾過、乾燥後、平
均粒径0.4μmの粒子を得た。
(製造方法) 成分1〜7をヘンシェルミキサーで混合し、この混合物
に対して成分8〜13を加熱混合したものを添加し混合
する。このものをバルベライザーで粉砕し、中皿に加圧
成型して、ケークタイプファンデーションを調製した。
注2 撹拌機、温度計、窒素導入管、還流冷却器を装着
した1店の四ツロフラスコにメチルメタ表3より明らか
なように、本発明の有機重合体微粉末を配合してなるケ
ークタイプファンデーション(実施例2)は、Wet使
用時の密着感、清涼感に優れ、成形品の表面においてス
ポンジに含まれた水とファンデーション中の油分がすみ
やかに乳化し、独特のクリーミーな感触が味わえる新奇
な使用感を有していた。又、化粧持ちについても、非常
に優れているものであった。一方、親水性界面活性剤を
配合した比較例2は、密着感、クリーミー感、清涼感が
良好であったが、のびが重く、化粧持ちが非常に悪いと
いう欠点を有していた。
実施例3、比較例4 以下の各成分からDry使用、υet使用どちらにも使
用できる両用タイプパウダーファンデージ3ンを調製し
た。
(以下余白) 注3 平均粒子径 0.05〜0.2μmのメチルメタ
クリレート−酢酸ビニル コポリマー。
樹脂組成 MMA :酢酸ビニル=80%=20%(製
造方法) 成分1〜6をヘンシェルミキサーで混合し、この混合物
に対して成分7〜12を加熱混合したものを添加し混合
する。このものをパルベライザーで粉砕し、中皿に加圧
成型して、両用タイプパウダーファンデーションを調製
した。
表4より明らかなように、本発明の有機重合体微粉末を
配合してなる疎水化処理粉末をもちいない両用タイプパ
ウダーファンデーション(実施例3)は、Wet使用時
の密着感、清涼感に優れ、成形品の表面においてスポン
ジに含まれた水とファンデーション中の油分がすみやか
に乳化し、独特のクリーミーな感触が味わえる新奇な使
用感を有していた。又、化粧持ちについても、非常に優
れているものであった。一方、親水性界面活性剤を配合
した比較例4は、のびが重く、化粧持ちが悪かった。ま
た、比較例4は、Wet使用した場合、成形体にしみこ
んだ水の揮発速度が遅く、防腐防ぽい面から見て好まし
いものではなかった。
ざらに、比較例4は、−度水使用すると、成型体にしみ
こんだ水が揮発した後、成型体内の粉末が、凝結を起し
、成形品表面がケーキングしてしまい、Dry使用では
、二度と使用不可能になってしまうという、致命的な欠
点を有していた。これに対し、実施例3のファンデーシ
ョンはWet使用後は、すみやかに成型体表面から水が
揮散し再びDry使用できる安定な両用ファンデーショ
ンであった。
実施例4、比較例5 以下の各成分から、Dry使用、Wet使用どちらにも
使用できる、両用タイプはお紅を調製した。
(以下余白) 第5表より明らかなように、本発明の有機重合体微粉末
を配合してなる両用タイプはお紅(実施例4)は、比較
例5と比べて、Wet使用時の密着感、清涼感に優れ、
成形品の表面においてスポンジに含まれた水と、はお紅
中の油分がすみやかに乳化し、独特のクリーミーな感触
が味わえる新奇な使用感を有していた。又、化粧持ちに
ついても、非常に優れているものであった。
特許出願人  株式会社 資生堂 注4 平均粒子径0.08〜0.2μmの微粒子球状ポ
リスチレン粉末。
(自発)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)平均粒径が0.01μm〜1μmの有機重合体微
    粉末を含有することを特徴とする固型粉末化粧料。
  2. (2)有機重合体微粉末がメチルメタクリレート、スチ
    レン及びアクリロニトリルから選ばれる一種又は二種以
    上のモノマーを、これと乳化共重合可能な他のモノマー
    の存在下又は非存在下に、水溶性高分子が保護コロイド
    として溶存した水性媒体中で乳化重合させて重合体粒子
    のエマルジョンを調製し、このエマルジョンから重合体
    粒子を回収して乾燥し、しかる後これを解砕後、分級し
    て得られることを特徴とする請求項1の固型粉末化粧料
JP63166031A 1988-07-05 1988-07-05 固型粉末化粧料 Expired - Lifetime JP2700068B2 (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6176555A (ja) * 1984-09-21 1986-04-19 Japan Synthetic Rubber Co Ltd 化粧品用顔料
JPS63119411A (ja) * 1986-11-05 1988-05-24 Nonogawa Shoji:Kk 化粧料
JPS6442413A (en) * 1987-08-11 1989-02-14 Nippon Menaade Keshohin Kk Cosmetic
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