JP2699513B2 - 電気ジャーポット - Google Patents

電気ジャーポット

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JP2699513B2
JP2699513B2 JP1017909A JP1790989A JP2699513B2 JP 2699513 B2 JP2699513 B2 JP 2699513B2 JP 1017909 A JP1017909 A JP 1017909A JP 1790989 A JP1790989 A JP 1790989A JP 2699513 B2 JP2699513 B2 JP 2699513B2
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heater
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water
container
heating
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貞敏 田縁
善忠 中尾
一幸 島田
効司 野田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、容器内に収容された水を沸かして保温する
電気ジャーポットに関するものである。
従来の技術 従来の電気ジャーポットは、湯沸かしヒータで容器内
の水を沸かした後は、温度検知手段が所定温度に達する
までは保温ヒータをオフし、そして所定温度に達した後
は、保温ヒータをオン,オフして容器内の水の温度を一
定に保っていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来の構成では、沸いた
後、温度検知手段が所定温度に達するまでは保温ヒータ
がオフしたままであるため、容器内の水の上部に対して
下部が早く冷えて、上下の温度差が発生することにな
り、その結果、出湯量が多い場合、出湯の最初と最後で
湯温に差が生じることがあった。また、沸騰検知を温度
検知手段の検知した温度の勾配の変化で検知している場
合には、容器内の水温に上下差があるときに再沸騰をさ
せようとすると、下部の水温が上部の水温と同じになる
までは湯沸かしヒータは下部の水のみを加熱するため、
温度検知手段の温度上昇が速く、そして同じになった後
は湯沸かしヒータは容器内の水全体を加熱するため、水
量に相当する温度上昇となるもので、このように温度勾
配に屈曲点ができるため、そこで誤って沸騰検知を行な
うおそれがあった。
本発明はこのような問題点を解決した電気ジャーポッ
トを提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明の電気ジャーポッ
トは、湯沸かしヒータがオフしてから温度検知手段が検
知した温度が所定温度に達するまでの間、制御手段が保
温ヒータ通電手段に所定のデューティのオン,オフ信号
を出力するように構成したものである。
作用 本発明の電気ジャーポットは、上記した構成としてい
るため、湯沸かしヒータがオフしてから温度検知手段が
検知した温度が所定温度に達するまでの間も、容器内の
水はわずかに加熱されており、したがって容器内の水温
の上下差はほとんど発生しないため、出湯した湯温にむ
らが発生するという問題、または、再沸騰させようとし
た場合に沸騰する前に沸騰検知を行なう問題を解消する
ことができるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図および第2図にもと
づいて説明する。図において、水を収容する容器1は外
底部に、容器1内の水を沸かす湯沸かしヒータ2と、容
器1内の水を所定の温度に保温する保温ヒータ3を設け
ている。前記湯沸かしヒータ2の通電制御を行なう湯沸
かしヒータ通電手段4はリレー接点4aとリレーコイル4b
により構成されている。また保温ヒータ3の通電制御を
行なう保温ヒータ通電手段5は双方向性サイリスタによ
り構成されている。前記容器1内の水温を検知する温度
検知手段6はサーミスタ6aと温度測定部により構成され
ている。制御手段7は前記温度検知手段6の出力信号を
入力とし、前記湯沸かしヒータ通電手段4または保温ヒ
ータ通電手段5にオン,オフ信号を出力するものであ
る。8は商用電源である。
上記実施例の構成において、次にその動作を説明す
る。まず、容器1内に水を入れ、商用電源8を印加する
と、制御手段7はリレーコイル4bにオン信号を出力し、
リレー接点4aを閉じる。これにより、湯沸かしヒータ2
が発熱して容器1内の水を加熱する。そして水が沸騰す
れば、サーミスタ6aの温度上昇が止まり、制御手段7は
サーミスタ6aの温度上昇が低下したことによって沸騰検
知を行ない、そしてリレーコイル4bにオフ信号を出力し
てリレー接点4aを開き、湯沸かしヒータ2の発熱を停止
する。そして、サーミスタ6aが所定温度(ここでは90℃
とする)になるように双方向性サイリスタ5をオン,オ
フ制御する。ここで、サーミスタ6aが所定温度に低下す
るまでの間は、制御手段7は保温ヒータ通電手段5に所
定のデューティ(ここでは10秒オン.4分50秒オフとす
る)のオン.オフ信号を出力することにより、保温ヒー
タ3をわずかに発熱させる。これにより、容器1の下部
の水温の温度低下速度が上部の水温の低下速度よりも速
くなるのを防いで、上下の水温に温度差が発生するのを
防止している。
発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように本発明によれ
ば、湯が沸いた後の容器内の上下の水温の温度差がほと
んど発生しないため、出湯量が多くても、常に一定の温
度の湯を出すことができる。また、再沸騰時に容器の下
部の湯だけが加熱されることがないため、すなわち下部
の湯の温度が上部よりも高くなろうとすると対流により
撹拌されて上下の温度差はほとんど発生しないため、沸
騰検知も確実に行なうことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電気ジャーポットの一
部破断側面図、第2図は同電気ジャーポットの回路図で
ある。 1……容器、2……湯沸かしヒータ、3……保温ヒー
タ、4……湯沸かしヒータ通電手段、5……保温ヒータ
通電手段、6……温度検知手段、7……制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野田 効司 大阪府門真市大字門真1006番番 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−26037(JP,A) 実開 昭62−7954(JP,U) 実開 昭63−37133(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水を収容する容器と、この容器内の水を沸
    かす湯沸かしヒータと、沸騰した湯を保温する保温ヒー
    タと、前記湯沸かしヒータの通電制御を行なう湯沸かし
    ヒータ通電手段と、前記保温ヒータの通電制御を行なう
    保温ヒータ通電手段と、前記湯沸かしヒータ通電手段ま
    たは保温ヒータ通電手段にオン,オフ信号を出力する制
    御手段と、前記容器内の水温を検知する温度検知手段と
    を備え、前記湯沸かしヒータがオフしてから温度検出手
    段が検知した温度が所定温度に達するまでの間、制御手
    段が保温ヒータ通電手段に所定のデューティのオン,オ
    フ信号を出力するように構成した電気ジャーポット。
JP1017909A 1989-01-27 1989-01-27 電気ジャーポット Expired - Lifetime JP2699513B2 (ja)

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JPS627954U (ja) * 1985-06-27 1987-01-17
JPS6226037A (ja) * 1985-07-27 1987-02-04 株式会社日立ホームテック 電気湯沸器
JPS6337133U (ja) * 1986-08-26 1988-03-10

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