JP2698510B2 - トリミング方法およびトリミング装置 - Google Patents

トリミング方法およびトリミング装置

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JP2698510B2 JP22623992A JP22623992A JP2698510B2 JP 2698510 B2 JP2698510 B2 JP 2698510B2 JP 22623992 A JP22623992 A JP 22623992A JP 22623992 A JP22623992 A JP 22623992A JP 2698510 B2 JP2698510 B2 JP 2698510B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、容器等の成形品を連
成した合成樹脂シートのトリミング前またはトリミング
後に、合成樹脂シートを載置する刃受板を間欠的に移動
させるトリミング方法およびトリミング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記刃受板の移動機能を有するト
リミング装置として、図8に示したものが知られてい
る。このトリミング装置は、成形品51を連成した合成
樹脂シート5の上方に配置されたカット刃4と、合成樹
脂シート5の下に敷かれた刃受板3と、刃受板3の側端
部に連結された刃受板移動手段100とを備えている。
【0003】カット刃4は、昇降自在な上加圧定盤41
の下部に取付けられており、刃受板3に当接するまで降
下させて、刃受板3上に載置された合成樹脂シート5の
トリミングを行う。これにより、合成樹脂シート5は、
カット刃4によって隣合う成形品51を完全に分離しな
いで部分的につなぎ留めた状態に切断するトリミングが
行われる。刃受板3は、下受圧定盤31上に摺動自在に
配置されており、その材質として、例えば、ポリプロピ
レン、塩化ビニル、硬質ゴム等の板材が使用される。な
お、Dはカット刃を定位置より下に降下させないように
位置決めを行う正直台であって、下受圧定盤31上の四
隅にそれぞれ形成されている。
【0004】刃受板移動手段100は、刃受板3の同じ
部分にカット刃4が当接しないようトリミング前または
トリミング後に刃受板3を少しずつ移動させるものであ
って、円形の偏心カム111と、このカム111の駆動
力を刃受板3に伝達する移動台123とを備えている。
カム111は、その軸112まわりに回動可能に支持板
113上にて支持されており、軸112には支持板11
3の下方に配置されたモータ6が連結されている。移動
台123は、その裏側にはカム111を受入可能にする
円形の凹入部124が設けられており、また表側には皿
ビス8によって刃受板3が連結されている。
【0005】そして、図9に示すように、モータ6を駆
動させるとカム111が回転し、移動台123は、その
任意な点Pが点線で示した円を描くよう間欠的に動く。
また、この移動台123に連結された刃受板3は、移動
台123によってその任意な点P′が点線で示した円を
描くよう間欠的に動かされる。このように、トリミング
前またはトリミング後に、刃受板移動手段100にて刃
受板3を間欠的に円運動させることで、カット刃4にて
形成される刃受板3の傷跡が同一部分に形成されること
なく、刃受板3の円運動に沿って振り分けられることに
なる。これにより、刃受板3の延命を図ることができ、
例えば、ポリプロピレン製の刃受板を使用した場合、約
15000〜20000ショット程度まで使用可能とな
る。
【0006】また、通常、上記カム111は、カム11
1が1回転する毎にカット刃4が刃受板3の同じ場所に
当接しないように、トリミングの1ショットにおける回
転角が360°を割ることのできない角度で間欠的に回
転される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記刃
受板移動手段100では、刃受板3は、一定の角速度で
円を描くように移動されるため、刃受板3における縦方
向および横方向の移動量の大きい所と小さい所ができ
る。このため、トリミングを行っているうちに、刃受板
3にはカット刃4にて疎密な傷が形成され、密な傷跡部
分では深く削られることになる。刃受板3が深く削られ
た部分では、カット刃4が正直台Dによって定位置まで
しか降下されないので、合成樹脂シート5のトリミング
が確実に行えず、後工程で成形品51を良好に分離でき
ない。
【0008】この場合、刃受板3には、まだトリミング
を良好に行える部分があるにもかかわらず交換しなけれ
ばならないので、刃受板3を効率的に使用することがで
きないという問題があった。加えて、刃受板3の交換の
ためトリミング装置を停止させなければならずトリミン
グ装置の生産性を向上させることもできないという問題
もあった。
【0009】一方、上記のようなカムによらないで刃受
板を移動させるトリミング装置として、実開昭61−1
75400号公報に、プログラマブルコントローラに
て、X軸、Y軸駆動モータの回転方向、回転量を制御し
て刃受板を任意に移動させる刃受板移動手段を備えたも
のが提案されている。しかし、この刃受板移動手段は、
X軸、Y軸駆動モータやプログラマブルコントローラ等
を使用するため、トリミング装置が非常に複雑かつ高価
となる。
【0010】そこで、この発明の目的は、簡単かつ廉価
な手段にて、刃受板を効率的に使用可能にして合成樹脂
シートのトリミングを確実に行うとともにトリミング装
置の生産性を向上させることのできるトリミング方法お
よびトリミング装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の、この発明のトリミング方法は、複数の成形品が連成
された合成樹脂シートを刃受板上に載置し、昇降自在な
カット刃を合成樹脂シートの上から刃受板に当接するま
で押圧し、順次合成樹脂シートをトリミングする方法で
あって、トリミング前またはトリミング後に、その面方
向に、四角形を描く間欠動作とこの四角形動作を回動さ
せる間欠動作とが同時に行われるよう刃受板を移動させ
ることを特徴とする。
【0012】また、この発明のトリミング装置は、複数
の成形品が連成された合成樹脂シートを載置する刃受板
と、合成樹脂シートの上から刃受板に当接するまで押圧
する昇降自在なカット刃と、刃受板を面方向に間欠動作
させる刃受板移動手段とを備えており、刃受板移動手段
は、刃受板を四角形状に間欠動作させるカム機構と、こ
のカム機構を間欠的に回動させる首振機構とを備えたこ
とを特徴とする。
【0013】
【作用】上記構成による、この発明のトリミング方法お
よびトリミング装置によれば、例えば、図5に示すよう
に、刃受板移動手段1のカム機構2は、三角形偏心カム
11と、このカム11を受入可能な四角形状の凹入部2
4を設けたカム受入板21とを備えており、三角形偏心
カム11を間欠的に回転させると、このカム機構2と連
結された移動台23は、その任意な点O′が点線で示し
た四角形状に間欠的に動かされる。これにより、移動台
23に連結された刃受板3は、その任意な点O′1が点
線で示した四角形状に間欠的に動かされるので、カット
刃4にて形成される刃受板3の傷が、この四角形状の間
欠動作に応じて形成される。
【0014】また、カム機構2は、このカム受入板21
を三角形偏心カム11を中心に回動方向へ傾ける首振機
構7が取付けられているので、この首振機構7にてカム
受入板21を傾けると刃受板3の四角形状の間欠動作を
回動させることができる。これにより、四角形状の間欠
動作に応じて形成される刃受板3の傷は、互いに干渉す
るよう均されることになる。
【0015】
【実施例】図1は、この発明の一実施例のトリミング装
置の概略を示す側面図であり、図2は、このトリミング
装置における刃受板移動手段の部品図である。図1に示
すように、このトリミング装置は、昇降自在な上加圧定
盤41の下部に取付けられたカット刃4と、このカット
刃4の下方に配置された下受圧定盤31上に摺動可能に
配置された刃受板3と、この刃受板3に連結された刃受
板移動手段1とを備えている。
【0016】カット刃4は、合成樹脂シート5に形成さ
れた成形品51の外形に略対応した形状を有し、合成樹
脂シート5を上から押圧して各成形品51を完全に分離
しないで部分的につなぎ留めた状態に切断するものであ
る。刃受板3は、例えば、ポリプロピレン、塩化ビニ
ル、硬質ゴム等の板材が使用され、カット刃4にて合成
樹脂シート5を良好に切断できるように、この上に合成
樹脂シート5を載置させるものである。また、刃受板3
を配置した下受圧定盤31の四隅には、カット刃4が定
位置より降下しないようにそれぞれ正直台Dが取付けら
れている。この正直台Dは、刃受板3の削れ具合に応じ
て高さ調整できるようにしてある。
【0017】刃受板移動手段1は、刃受板3の側端部に
連結されており、カム機構2、首振機構7および移動台
23を備えている。図2に示すように、カム機構2は、
おむすび型の三角形偏心カム11と、将棋駒形状のカム
受入板21とをそれぞれ2個ずつ有する。三角形偏心カ
ム11a,11bは、その下部に配置された長方形形状
の支持板13の軸孔13a,13bに、棒状に形成され
たカム軸12a,12bを挿通し、この支持板13上に
配置される。これにより、三角形偏心カム11a,11
bは、支持板13上でカム軸12a,12bまわりに回
動可能に支持されることになる。また、カム軸12a,
12bは、支持板13の下面側からスプロケット61
a,61bがそれぞれ取付けられており、これらのスプ
ロケット61a,61bには無端チェーン62が掛けら
れ、2個の三角形偏心カム11a,11bが互いに連結
される。そして、カム軸12a,12bの一方には、駆
動モータ6が連結されており、この駆動モータ6を駆動
させると2個の三角形偏心カム11a,11bが無端チ
ェーン62にて同方向に回動される。
【0018】カム受入板21a,21bは、その下面に
三角形偏心カム11a,11bを受入れることのできる
四角形形状の凹入部24a,24bが設けられている。
このカム受入板21a,21bは、支持板13上に配置
された三角形偏心カム11a,11bを凹入部24a,
24bに受け入れるように上から覆い被せて支持板13
上に配置される。
【0019】上記構成を有するカム機構2は、図3を参
照して、駆動モータ6を駆動させて三角形偏心カム11
を回動させると、カム受入板21は、凹入部24の外形
に対応して、その任意な点Oが点線で示した四角形状に
動かされる。首振機構7は、カム受入板21a,21b
に固定されたハウジング部材72a,72bと、ハウジ
ング部材72a,72bに連結された棒状部71とを有
し、カム受入板21a,21bが、三角形偏心カム11
a,11bを中心に回動されるよう傾けるものである。
【0020】ハウジング部材72a,72bは、矩形状
の部材であって、溶接やネジ等既知の固定手段を用いて
カム受入板21a,21bの先端下部に取付けられてい
る。また、ハウジング部材72a,72bの中央部に
は、棒状部71を挿通固定する貫通孔が設けられてい
る。棒状部71は、その適宜箇所にユニバーサルジョイ
ント73にて連結されており、折曲可能にされている。
また、棒状部71の一端には、図示していない進退自在
なシリンダのロッドが連結されている。
【0021】上記構成を有する首振機構7は、図4の
(1) および(2) を参照して、棒状部71に連結されたシ
リンダを駆動させて棒状部71を押引すると、カム受入
板21が三角形偏心カム11に対して回動方向に移動さ
れることになる。これにより、図3中点線で示したカム
受入板21の四角形運動も回動されることになる。移動
台23は、長方形形状の板材であって、カム受入板21
a,21bの上面に固定された四角形形状のプレート2
2a,22bを介してカム機構2の上部に配置されてい
る。この移動台23の上面には、2個の皿ビス8によっ
て刃受板3が連結されており、また、その下面には、プ
レート22a,22bの上面に設けられた円形の凹部2
5a,25bと嵌合される円形の凸部23a,23bが
2個形成されている。これにより、移動台23は、カム
機構2と連結されることになり、カム機構2の駆動力を
刃受板3に伝達することができる。即ち、カム機構2に
よって移動台23は、図5を参照して、その任意な点
O′が点線で示した四角形状に動かされ、その結果、刃
受板3は、その任意な点O′1が点線で示した四角形状
に動かされることになる。
【0022】次に、上記刃受板移動手段を装備したトリ
ミング装置を用いて、成形品が連成された合成樹脂シー
トのトリミング動作について説明する。図6に示すよう
に、上記合成樹脂シート5は、その両端部が搬送コンベ
ア9にクランプされた状態で、トリミング装置の上流側
から刃受板3上の定位置に供給される。この刃受板3上
に供給された合成樹脂シート5は、上方に配置されたカ
ット刃4を合成樹脂シート5の上部から刃受板3に当接
するまで降下させてトリミングされる。これにより、成
形品51が連成された合成樹脂シート5には、隣合う成
形品51が部分的につながった状態に切り込みが入れら
れたものになる。そして、カット刃4を上昇させた後
に、トリミングされた合成樹脂シート5を搬送コンベア
9にて次工程に排送するとともに、刃受板3上には次の
合成樹脂シート5が供給される。このような作業を繰り
返すことで、成形品51が連成された合成樹脂シート5
を順次トリミングすることができる。
【0023】一方、刃受板3に連結された刃受板移動手
段1は、トリミング前またはトリミング後において、刃
受板3を下受圧定盤31上で少しずつ移動させている。
これにより、カット刃4が刃受板3の同じところを繰り
返し当接することを防ぎ、刃受板3の傷を分散させるこ
とができる。この刃受板移動手段1による刃受板3の動
作と、刃受板3に形成される傷について説明する。
【0024】図7を参照して、トリミング前またはトリ
ミング後において、駆動モータ6にて三角形偏心カム1
1を回転させていくと、移動台23を介して刃受板3
は、実線O′1に示した四角形を描くように移動され
る。これは、図6に示したようにカム受入板21が首振
機構7にて全く動かされていない状態の場合である。こ
のとき、刃受板3の合成樹脂シート5の載置面には、実
線O′1の四角形状に応じて、横方向および縦方向にそ
れぞれ間隔x,yのカット刃4の傷が付けられる。この
刃受板3に付けられた傷は、その間隔x,yにおいてカ
ット刃4が密に当接されたところでは刃受板3が深く削
られる。上記実線O′1で示した四角形状に刃受板3を
動かした場合、刃受板3の横断面X−Xおよび縦断面Y
−Yにおいて形成された傷は、波線Q1で示すように、
間隔x,yの中央部と両端部が深く削られる。
【0025】また、首振機構7のシリンダを駆動させて
棒状部71を引っ張って図4(1)に示すようにカム受入
板21を+30°傾けた状態に移動させる。この状態で
三角形偏心カム11を、トリミング前またはトリミング
後に回転させていくと、刃受板3は、図7中、一点鎖線
O′2で示した四角形を描くように移動される。この一
点鎖線O′2で示した四角形状に刃受板3を動かした場
合、刃受板3の横断面X−Xおよび縦断面Y−Yにおい
て形成された傷の凹凸は、波線Q2で示すように、波線
Q1から少しずれて形成される。
【0026】さらに、首振機構7のシリンダにて棒状部
71を押して図4(2)に示すようにカム受入板21を−
30°傾けた状態に移動させる。この状態で三角形偏心
カム11を、トリミング前またはトリミング後に回転さ
せていくと、刃受板3は、図7中、点線O′3で示した
四角形を描くように移動される。この点線O′3で示し
た四角形状に刃受板3を動かした場合、刃受板3の横断
面X−Xおよび縦断面Y−Yにおいて形成される傷の凹
凸は、波線Q3で示すように、波線Q1およびQ2から
さらに少しずれて形成される。
【0027】なお、上記刃受板3における、カム機構2
による四角形運動と、首振機構7による上記カム受入板
21の移動とは同時に行われている。以上のように、カ
ム機構2に取付けられた首振機構7によって、刃受板3
の四角形運動が図7中O1′,O2′およびO3′で示
すように回動されて、刃受板3に形成される傷の凹凸Q
1,Q2およびQ3がそれぞれ干渉しあって均される。
【0028】したがって、カット刃4にて形成された刃
受板3の傷跡が略均一にされるので、刃受板3を効率的
に長く使用することができる。また、刃受板3の交換に
よる装置ストップも減少するのでトリミング装置の生産
性を向上させることができる。なお、この発明は、上記
実施例に限定されず、例えば、カム機構2の三角形偏心
カム11の回転と、首振機構7によるカム受入板21の
動作を同時に行わず、三角形偏心カム11の1回転毎に
首振機構7によるカム受入板21の動作を行うようにし
ても良い。また、カム機構2は、三角形偏心カム11が
1個しか有しないものでも良い。その他、この発明の要
旨を変更しない範囲で種々の設計変更を施すことが可能
である。
【0029】次に、上記トリミング装置を用いた具体例
について、説明する。刃受板移動手段1におけるカム機
構2は、合成樹脂シート5を100枚トリミング(10
0ショット)する間に、三角形偏心カム11が間欠的に
1回転するように設定した。また、首振機構7は、図6
で示された状態から±30°の範囲でカム受入板21を
間欠的に移動させるように設定した。そして、この首振
機構7によるカム受入板21の移動は、三角形偏心カム
11が1回転する間に、8往復するように設定した。
【0030】なお、正直台Dは、12000ショット毎
に高さ調整を行った。このように刃受板移動手段1を設
定し、ポリプロピレン製の刃受板3を使用して合成樹脂
シート5を順次トリミングした。その結果、約1200
00ショットまで良好にトリミングを行うことができ、
図8で示した従来のトリミング装置に比べ、刃受板3の
寿命を約6倍にすることができた。
【0031】
【発明の効果】以上のように、この発明のトリミング方
法およびトリミング装置によれば、図5に示すように、
トリミング前またはトリミング後に、刃受板移動手段1
のカム機構2によって移動台23を介して刃受板3が四
角形状に動かされるので、カット刃4にて形成される刃
受板3の傷が分散される。また、首振機構7にて刃受板
3の四角形動作が間欠的に回動されるので、刃受板3に
形成される傷は、互いに干渉し均されることになる。
【0032】したがって、刃受板を効率的に使用してそ
の延命を図ることができ、しかも刃受板の交換による装
置ストップが減少しトリミング装置の生産性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のトリミング装置の概略を
示す側面図である。
【図2】図1のトリミング装置における刃受板移動手段
の構成を示す図である。
【図3】刃受板移動手段におけるカム機構の動作を示す
図である。
【図4】刃受板移動手段における首振機構の動作を示す
図である。
【図5】刃受板移動手段による刃受板の動作を示す図で
ある。
【図6】図1のトリミング装置のカット刃を取り外した
状態を示す平面図である。
【図7】刃受板の動作と刃受板に形成される傷を模式的
に示す図である。
【図8】従来のトリミング装置の概略を示す側面図であ
る。
【図9】従来のトリミング装置における刃受板移動手段
による刃受板の動作を示す図である。
【符号の説明】
1 刃受板移動手段 2 カム機構 3 刃受板 4 カット刃 5 合成樹脂シート 51 成形品 7 首振機構

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の成形品が連成された合成樹脂シート
    を刃受板上に載置し、昇降自在なカット刃を合成樹脂シ
    ートの上から刃受板に当接するまで押圧し、順次合成樹
    脂シートをトリミングする方法であって、 トリミング前またはトリミング後に、その面方向に、四
    角形を描く間欠動作とこの四角形動作を回動させる間欠
    動作とが同時に行われるよう刃受板を移動させることを
    特徴とするトリミング方法。
  2. 【請求項2】四角形動作を回動させる間欠動作が、四角
    形を1周描く毎に行われるよう刃受板を移動させること
    を特徴とする上記請求項1記載のトリミング方法。
  3. 【請求項3】複数の成形品が連成された合成樹脂シート
    を載置する刃受板と、合成樹脂シートの上から刃受板に
    当接するまで押圧する昇降自在なカット刃と、刃受板を
    面方向に間欠動作させる刃受板移動手段とを備えてお
    り、 刃受板移動手段は、刃受板を四角形状に間欠動作させる
    カム機構と、このカム機構を間欠的に回動させる首振機
    構とを備えたことを特徴とするトリミング装置。
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