JPH10175197A - サンプル加工装置 - Google Patents

サンプル加工装置

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JPH10175197A
JPH10175197A JP8352785A JP35278596A JPH10175197A JP H10175197 A JPH10175197 A JP H10175197A JP 8352785 A JP8352785 A JP 8352785A JP 35278596 A JP35278596 A JP 35278596A JP H10175197 A JPH10175197 A JP H10175197A
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cutting
cut
blade
block
processing apparatus
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JP8352785A
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Hiroshi Ukai
宏 鵜飼
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TOKYO DETSUKUSU KK
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TOKYO DETSUKUSU KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】厚物材料の迅速且つ正確なカッティング等の可
能なサンプル加工装置を提供する。 【解決手段】1又は2以上複数のヘッド部10の加工ユ
ニットは、上下動駆動される曲線カット用のレシプロナ
イフ30を保持するレシプロブロック22、直線カット
用の刃31を保持する直線カットブロック23、V字カ
ット用の刃31(直線カット用の刃31と同一形状)を
保持するV字カットブロック24、カット対象物に罫線
を付する罫線ブロック25の内から選ばれる1又は2以
上複数のブロックを具備し、これら1又は2以上複数の
ブロックをコンピュータ制御により選択的に駆動して
ンボール又はハニカム材等に対する任意形状のカッティ
ング又は罫線付けを行うようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術の分野】本発明は、ハニカムボード
或いはダンボール材等のサンプルをカッティングした
り、これらのサンプル材に折り目用の罫線を付けたりす
るサンプル加工装置に関する。
【従来の技術】従来、ナイフ状の刃を垂直に設置し、カ
ットすべきサンプルである厚さ15mm程度のハニカム
ボード又はダンボール材等をカットするようなサンプル
加工装置の一種であるサンプルカッター装置は存在して
いる。この種のサンプルカッター装置においては、図1
7に示すように、細い刃100をコレット101に対し
てその細長い刃先が18mm程度突出するように装着
し、段ボール等のカット部分に略直角に入るように配置
して、エアーシリンダー又は超音波振動源等の駆動源に
より刃100を上下に振動させてカット作業を行ってい
た。上記従来のサンプルカッター装置の場合、細かいカ
ット(例えば円弧等)を正確に行うことができるが、段
ボール等に対して刃100の進行方向への力を作用させ
ることが必要なので、カットの速度が遅いという欠点が
あった。また、このような従来装置においては、せいぜ
い厚さ15mm程度の薄いカット対象物のみをカットす
るに止まっており、ハニカムボード等の厚物材料に対し
てはプレスでカットするしか手段がなかった。即ち、厚
物材料をカットするにはそれなりに厚い刃物が必要にな
り、又厚い材料になると、刃物が上下する際(カット開
始時、カット終了時、レシプロ運動等)厚物材料等が刃
物と一緒に持ち上って移動してしまうケースがあり、従
来装置において予め装着されている材料固定用のバキュ
ームポンプのみでは厚物材料を定位置に静着できないこ
とがあった。一方、従来、プレスで厚物材料をカットし
た場合、カット面が潰れてしまう欠点があった。即ち、
従来のサンプルカッター装置は薄物ダンボール等のサン
プル作りの分野でしか利用できないとう課題があった。
また、従来において、ハニカムボード等の厚物材料に対
してV字状のカッテイングを行うとする場合、例えば回
転する丸鋸状の刃を2個V字状に配置してV字状のカッ
テイングを実行する試みもなされているが、丸鋸状の刃
を使用するとV字状のカッテイング面が均一にならず仕
上がり具合が不良になってしまうという種々の課題や不
都合があった。
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたたものであり、カット対象物である薄物段
ボール材は勿論、ハニカムボード、発砲スチロール等の
厚物のカット対象物であっても高速且つ正確なカッティ
ングが可能であり、しかも、カット面の仕上がりも美し
く良好であり、加えて折り目用の罫線(又は折り目線)
付けをも可能なサンプル加工装置を提供することを目的
とする。
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
サンプル載置台上にセットされ吸着源により固定される
カット対象物を、このサンプル載置台に対して任意の方
向に駆動される1又は2以上複数のヘッド部に取り付け
た加工ユニットに対するコンピュータ制御により加工す
るサンプル加工装置であって、前記1又は2以上複数の
ヘッド部の加工ユニットは、上下動駆動される曲線カッ
ト用のレシプロナイフを保持するレシプロブロック、直
線カット用の刃を保持する直線カットブロック、V字カ
ット用の刃を保持するV字カットブロック、カット対象
物に罫線を付する罫線ブロックの内から選ばれる1又は
2以上複数のブロックを具備し、これら1又は2以上複
数のブロックをコンピュータ制御により選択的に駆動し
てカット対象物に対する任意形状のカッティング又は罫
線付けを行うようにしたことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、サンプル載置台上にセットされ
吸着源により固定されるカット対象物を、このサンプル
載置台に対して任意の方向に駆動されるヘッド部に取り
付けた加工ユニットに対するコンピュータ制御により加
工するサンプル加工装置であって、前記ヘッド部の加工
ユニットは、上下動駆動される曲線カット用のレシプロ
ナイフを保持するレシプロブロックと、直線カット用の
刃を保持する直線カットブロックと、V字カット用の刃
を保持するV字カットブロックと、カット対象物に罫線
を付する罫線ブロックとを具備し、これら各ブロックを
コンピュータ制御により選択的に駆動してカット対象物
に対する任意形状のカッティング又は罫線付けを行うよ
うにしたことを特徴とするものである。請求項3記載の
発明は、請求項1又は2記載の発明における前記レシプ
ロブロックが、コンピュータ制御により高速で上下動駆
動される曲線カット用のレシプロナイフによりカット対
象物に対するカッティングを行い、前記直線カットブロ
ックが、刃先を進行方向に対して傾斜させた直線カット
用の刃を具備し、コンピュータ制御により任意の方向に
刃先を向けてカット対象物の直線的なカッティングを行
い、前記V字カットブロックが、刃自体を進行方向に対
して任角度傾斜させ、且つ、刃先も進行方向に対して傾
斜させたV字カット用の刃を具備することを特徴とする
ものである。請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
いずれか1項に記載の発明における前記直線カット用の
刃及びV字カット用の刃が、刃先側に拡開した台形状に
形成されたことを特徴とするものである。請求項5記載
の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明
における前記直線カット用の刃及びV字カット用の刃
が、刃先側に拡開した台形状で刃長が50mm程度に形
成されたことを特徴とするものである。請求項6記載の
発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明に
おける前記曲線カット用のレシプロナイフが、長い形状
に形成されたことを特徴とするものである。請求項7記
載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発
明における前記曲線カット用のレシプロナイフが、20
mm乃至150mmの範囲に属するいずれかの長さの長
い形状に形成されたことを特徴とするものである。以
下、本発明の作用について説明する。請求項1又は2記
載の発明によれば、サンプル載置台上にカット対象物を
セットし吸着源により固定した状態で、前記各ブロック
をコンピュータ制御により選択的に駆動することで、カ
ット対象物に対する直線状、V字状、四角形状等任意形
状のカッティングを高速で行ったり、また、罫線ブロッ
クによる罫線(又は折り目線)付けを行うことができ、
厚物材料等のカット対象物に対して迅速且つ正確なカッ
ティングが可能となり、且つ、カット対象物に折り目を
付すための罫線付けも容易となる。請求項3記載の発明
によれば、請求項1又は2記載の発明における前記レシ
プロブロックは、コンピュータ制御により高速で上下動
駆動される曲線カット用のレシプロナイフによりカット
対象物に対するカッティングを高速で行い、前記直線カ
ットブロックは刃先を進行方向に対して傾斜させた直線
カット用の刃を具備し、コンピュータ制御により任意の
方向に刃先を向けてカット対象物の直線的なカッティン
グを高速で行い、前記V字カットブロックは刃自体を進
行方向に対して任角度傾斜させ、且つ、刃先も進行方向
に対して傾斜させたV字カット用の刃を具備するので、
厚物のカット対象物に対しても直線状、V字状、四角形
状等任意形状のカッティングを迅速且つ正確に行えると
ともに、特に上述した曲線カット用のレシプロナイフの
高速な上下動駆動や直線カット用の刃及びV字カット用
の刃の配置により、カッティング面の仕上がりを良好と
することができる。請求項4又は5記載の発明によれ
ば、前記直線カット用の刃及びV字カット用の刃を、刃
先側に拡開した台形状、又は刃先側に拡開した台形状で
刃長が50mm程度に形成しているので、厚物のカット
対象物の直線状、V字状等々の高速でのカッテイングに
適用して好適となる。請求項6又は7記載の発明によれ
ば、前記ヘッド部に長い形状の刃を取り付け、この刃を
カット対象物に対して上下往復駆動しつつカット対象物
に対するカッティングを高速で行うようにしたので、カ
ット対象物である薄物ダンボール材は勿論のこと、ハニ
カムボード、発泡スチロール、プラスチック等の厚物材
料の迅速且つ正確なカッティングが可能であり、しか
も、カット面が潰れることもなく仕上がりも良好な高速
カッティングが可能となる。
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して詳述する。まず、図1乃至図3を参照して本
発明の実施の形態のサンプル加工装置1の概要を説明す
る。このサンプル加工装置1は、例えば、ハニカム材3
等を用いて包装用箱体を組み立てる際に、予め、当該平
面状のハニカム材3を所定の形状にカットしたり罫線を
付したりして、サンプルを作成するのに用いるものであ
る。このサンプル加工装置1は、制御装置であるコンピ
ュータ2により作成されたデータ(CADデータ)によ
り、厚物のハニカム材3(ハニカムボード、発泡材等)
のサンプルを精度良く自由な形状にカットするための装
置である。このサンプル加工装置1は、基台5の両側に
平行配置の側枠6を設け、この側枠6間にY方向に移動
可能に移動アーム7を架設している。この移動アーム7
に対してヘッド部10をX方向に移動可能に取り付けて
いる。移動アーム7の側枠6に対する取り付け機構、ヘ
ッド部10の移動アーム7に対する取り付け機構は、ラ
ックピンオン機構、ガイド機構、駆動源等を用い、前記
コンピュータ2によりX方向、Y方向の駆動制御を行う
ようになっている。また、前記基台5上には、水平で多
数の吸着穴11aを穿設したサンプル載置台11を設置
し、このサンプル載置台11上にセットするサンプルで
あるハニカム材3を、図示しないが基台5の下に設置す
るバキュームポンプにより吸着穴11aを介して吸着し
サンプル載置台11上に固定するようになっている。な
お、図1中の符号12はコンピュータ2の端末装置であ
るハンドコントローラである。また、前記制御装置であ
るコンピュータ2に関連する制御系については後述す
る。前記ヘッド部10は、図2、図3に示すように、カ
ット対象物であるハニカム材3の厚さ又は高さ等を測定
するセンサーブロック21と、上下動駆動される曲線カ
ット用のレシプロナイフ30を保持するレシプロブロッ
ク22と、直線カット用の刃31を保持する直線カット
ブロック23と、V字カット用の刃31(直線カット用
の刃31と同一形状)を保持するV字カットブロック2
4と、更にカット対象物であるハニカム材3に罫線を付
する罫線ブロック25とを具備している。前記センサー
ブロック21は、前記サンプル載置台11側に臨ませる
センサー27をエアーシリンダー28によりサンプル載
置台11に対して上下動可能な構成としている。このサ
ンプル加工装置1の作動状況を概説すると、前記ヘッド
部10に具備したセンサー27により、カット対象物で
あるハニカム材3の厚さ又は高さ等を測定し、コンピュ
ータ2に厚さ、形状等の加工データを設定した後、前記
移動アーム7のY方向の移動、前記ヘッド部10自体の
X方向への移動とともに、前記ヘッド部10のレシプロ
ブロック22、直線カットブロック23、V字カットブ
ロック24を前記コンピュータ2によるコンピュータ制
御により選択的に駆動して、ハニカム材3を所定の形状
に切り抜いて行く。また、前記ヘッド部10の罫線ブロ
ック25を前記コンピュータ2によるコンピュータ制御
により選択的に駆動して、ハニカム材3の表面に折り目
用等の罫線を付すものである。即ち、カット対象物であ
るハニカム材3の厚さ又は高さが測定されると、コンピ
ュータ2に格納した制御プログラムにより、自動的に前
記移動アーム7のY方向の移動距離、前記ヘッド部10
自体のX方向への移動距離、曲線カット用のレシプロナ
イフ30、刃31のストローク等が設定され、ハニカム
材3の所望の形状のカッティングが実行され、また、罫
線ブロック25の罫線ローラ61による罫線付けが実行
される。次に、前記ヘッド部10に配置する各レシプロ
ナイフ30、刃31及び各ブロック21乃至25につい
て説明する。本実施の形態のサンプル加工装置1は、ヘ
ッド部10の各コレット22a乃至25aに各々前記レ
シプロナイフ30、刃31、罫線ローラ61を着脱可能
に取り付けるようになっている。本発明においては、図
示する実施の形態の他、前記ヘッド部10に、単一又は
組み合わせのブロック、即ち、上下動駆動される曲線カ
ット用のレシプロナイフ30を保持するレシプロブロッ
ク22、直線カット用の刃31を保持する直線カットブ
ロック23、V字カット用の刃31(直線カット用の刃
31と同一形状)を保持するV字カットブロック24、
カット対象物であるハニカム材3に罫線を付する罫線ブ
ロック25を、単一又はこれらの各ブロックを適当に組
み合わせて具備して実施するようにしても良い。従っ
て、この場合、コレット22aに取り付けられるレシプ
ロナイフ30、コレット23aに取り付けられる直線カ
ット用の刃31、コレット24aに取り付けられるV字
カット用の刃31、コレット25aに取り付けられる罫
線ローラ61が、単一又は適当に組み合わされて実施さ
れることになる。前記レシプロナイフ30は、図4、図
5に示すように、刃先がレシプロブロック22の進行方
向に対して斜め上方に向けて所定角度傾斜した形状であ
り、また、刃先とは反対側にコレット22aに装着され
るホルダ33に設けた突起に係合する係合孔30aを設
けている。そして、係合孔30aを利用して、レシプロ
ナイフ30をホルダ33に取り付け、ホルダ33をコレ
ット22aに装着するようになっている。前記曲線カッ
ト用のレシプロナイフ30は、長い形状、例えば、20
mm乃至150mmの範囲のいずれかの長さに形成され
たことを特徴とする前記刃31は、図6に示すように、
刃先31a側に拡開した台形状で、刃長が50mm程度
に形成されている。また、刃31の刃先31aとは反対
側の端縁31bの中央部には2個の半円状の係合受溝3
1cが形成されている。図7、図8は、直線カットブロ
ック23のコレット23aに取り付けるホルダ42及び
前記刃31を示すものである。ホルダ42の下側部に
は、図7、図8に示すように、同図の状態において逆L
状の取り付け面42aが形成され、この取り付け面42
aのうちの垂直取り付け面42bには、前記刃31の係
合受溝31cに係合する2個の突起44が直線カットブ
ロック22の進行方向に対して所定角度傾斜した配置で
突出されている。そして、前記刃31の係合受溝31c
を図8に示すように前記2個の突起44に係合し、更
に、前記2個の突起44が進入可能な2個の孔46を有
する抑え蓋体45を前記垂直取り付け面42bに当てつ
けて、ねじ47によりこの垂直取り付け面42bに固定
することで、前記刃31の刃先31aを進行方向に対し
て傾斜させた図8に示す状態とするようになっている。
図9、図10は、V字カットブロック24のコレット2
4aに取り付けるホルダ43及び前記刃31を示すもの
である。ホルダ43は図9、図10に示すように、その
一側面に所定角度、例えば垂直方向に対して45度傾け
た取り付け面51が形成され、且つ、前記刃31の係合
受溝31cに係合する2個の突起52が傾斜配置に突出
されている。そして、前記刃31の係合受溝31cを図
10に示すように、前記2個の突起52に係合し、更
に、前記2個の突起52が進入可能な2個の孔54を有
する抑え蓋体53を前記取り付け面51に当てつけて、
ねじ55によりこの取り付け面51に固定することで、
前記刃31の刃先31aを進行方向に対して斜め上方に
傾斜させ、前記刃31自体を前記進行方向に対して例え
ば45度傾けた状態になるようにホルダ43に固定配置
するようになっている。図11は、前記ヘッド部10の
罫線ブロック25のコレット25aに取り付けるホルダ
60及び罫線ローラ61を示すものであり、罫線ローラ
61はホルダ60に設けた一対の保持板62の間に軸6
3を介して回転可能に保持されるようになっている。次
に、図12を参照して前記コンピュータ2に関連する制
御系について詳述する。この制御系は、コンピュータ2
の本体70と、各種データの入力等を行うキーボード7
1と、前記ハンドコントローラ12と、各種データ(C
ADデータ等)を記憶する補助記憶装置(ハードディス
ク装置等)72と、外部のCAD装置等からCADデー
タ等を受信し本体70に送るインターフェス73とを有
している。また、前記本体70により前記センサーブロ
ック21の制御、レシプロブロック22、直線カットブ
ロック23、V字カットブロック24、罫線ブロック2
5の選択的な駆動制御を行うとともに、移動アーム7の
Y方向への駆動、ヘッド部10のX方向への駆動を行う
XY駆動部74の制御、前記バキュームポンプを含むバ
キューム系駆動部75の制御を行うようになっている。
次に、図13乃至図16を参照して、本実施の形態のサ
ンプル加工装置1の作用を説明する。図13は、前記レ
シプロブロック22によるハニカム材3のカッティング
状態を示すものであり、前記曲線カット用のレシプロナ
イフ30をコンピュータ2の本体70による制御の基で
レシプロブロック22のシリンダーにより強力に上下振
動させることにより、例えば50ミリ程度の厚物のハニ
カム材3を正確且つ迅速にカットすることができる。即
ち、従来装置においては、15mm程度の薄物材のみを
カットするに止まっていたが、本実施の形態のサンプル
加工装置1においては、50ミリ程度の厚さのハニカム
材3や、図示していないが発泡材等の厚物材のカッティ
ングも可能となる。また、本実施の形態1のサンプル加
工装置1によれば、曲線カット用のレシプロナイフ30
が高速で上下方向の振動運動をするので、例え厚物材料
であっても、厚物材料のカット面を押し潰すことなく、
きれいにカットでき、精度の良い、しかも、きれいなカ
ット面を得ることができる。従って、ハニカム材3のカ
ットの他、発泡材、看板材、ディスプレー材及び精密な
緩衝材等のカット作成に威力を発揮する。また、従来装
置は薄物材のサンプル作りの分野でしか利用できなかっ
たが、本装置によれば、カットスピードの向上、厚物に
対するカット能力の拡大により、小ロットの生産装置と
しての利用が可能となった。従って、本実施の形態1の
長い形状に形成した曲線カット用のレシプロナイフ30
によれば、この刃をカット対象物に対して上下往復駆動
しつつカット対象物に対するカッティングを高速で行う
ようにしたので、カット対象物である薄物ダンボール材
は勿論、ハニカムボード、発泡スチロール、プラスチッ
ク等の厚物材料の迅速且つ正確なカッティングが可能で
あり、しかも、カット面が潰れることもなく仕上がりも
良好な高速カッティングが可能となる。図14は、直線
カットブロック23によるハニカム材3のカッティング
状態を示すものであり、コンピュータ2の本体70によ
る制御の基で直線カットブロック23のコレット23a
にホルダ42を介して保持されている刃31をハニカム
材3に対して所定の角度で配置し、この状態で、例えば
前記ヘッド部10をX方向に直線的に駆動することで、
ハニカム材3を真直ぐにカッティングすることができ
る。また、本体70による制御の基に前記刃31のハニ
カム材3に対する角度を変えて駆動することで四角形や
多角形等直線部分を備えた形状のカッティングを実行で
きる。図15は、前記V字カットブロック24によるハ
ニカム材3のカッティング状態を示すもので、コンピュ
ータ2の本体70による制御の基でV字カットブロック
24のコレット24aにホルダ43を介して保持されて
いる傾斜配置の刃31を前記ハニカム材3の全厚のに対
してある程度の深さになるように配置し、この状態で、
例えば前記XY駆動部74により移動アーム7をY方向
へ所定の長さ分(例えばハニカム材3のY方向の長さ
分)駆動し、次に、傾斜配置の刃31の方向を180度
反転させた状態で上述した場合と逆方向に駆動すること
で、図15の右欄に示すようにハニカム材3を正確且つ
迅速な動作の基にV字状に、しかも仕上げが良好な状態
にカッティングすることができる。なお、図15中の符
号3aはハニカム材3の切り抜き片である。図16は、
前記罫線ブロック25によるハニカム材3に対する罫線
(又は折り目線)付けを示すものであり、罫線ブロック
25のコレット25aにホルダ60を介して回転可能に
保持されている罫線ローラ61をハニカム材3の表面に
当て、この状態で前記ヘッド部10をX方向に直線的に
駆動することで、ハニカム材3に対して直線的な罫線
(又は折り目線)80を付し、折り目等の目安とするこ
とができる。上述した本実施の形態のサンプル加工装置
1によれば、カット対象物が例え厚物材料であっても、
この種の装置において従来発揮し得ない切れ味(カット
具合、カット面が滑らかで品質が素晴らしい性能等を発
揮できる。また、直線カットブロック23やV字カット
ブロック24によるカッテイングの場合、カット対象物
に対し刃31の刃先を角度(傾斜)をもたせて引き切る
ので、カットスピードが高速となり、且つ、きれいなカ
ット面が得られる。この場合、カッティング速度は、従
来装置の3乃至6倍位の速さで可能であり、カット対象
物に対し刃先を角度(傾斜)をもたせると、特に厚物材
料、例えばハニカム材3等のカットに有効である。本実
施の形態に係る装置の用途分野は、上記した各材料のカ
ットの他、各種緩衝材(各種の製品を梱包する際に輸送
中に製品が移動したりしないように箱の中の各部に挿入
する材料)であるハニカムボード、発砲スチロール等の
カット、看板の文字やデザインのカット、各種ディスプ
レー材料(展示装飾材)のカット等を挙げることができ
る。
【発明の効果】請求項1又は2記載の発明によれば、カ
ット対象物に対する直線状、V字状、四角形状等任意形
状のカッティングを行ったり、また、罫線ブロックによ
る罫線付けを行うことができ、厚物材料等のカット対象
物に対して迅速且つ正確なカッティングが可能となり、
且つ、カット対象物に折り目を付すための罫線(又は折
り目線)付けも容易なサンプル加工装置を提供すること
ができる。請求項3記載の発明によれば、請求項1又2
記載の発明の効果に加えて、厚物のカット対象物に対し
ても直線状、V字状、四角形状等任意形状のカッティン
グを迅速且つ正確に行えるとともに、特に上述した曲線
カット用のレシプロナイフの高速な上下動駆動や直線カ
ット用の刃及びV字カット用の刃の配置により、カッテ
ィング面の仕上がりを良好とすることができるサンプル
加工装置を提供することができる。請求項4又は5記載
の発明によれば、請求項1乃至3のいずれか1項に記載
の発明の効果に加えて、特に厚物のカット対象物の直線
状、V字状のカッテイングに適用して好適なサンプル加
工装置を提供することができる。請求項6又は7記載の
発明によれば、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
発明の効果に加えて、曲線カット用のレシプロナイフを
カット対象物に対して上下往復駆動しつつカット対象物
に対するカッティングを高速で行うようにしたので、カ
ット対象物である薄物ダンボール材は勿論、ハニカムボ
ード、発泡スチロール、プラスチック等の厚物材料の迅
速且つ正確なカッティングが可能であり、しかも、カッ
ト面が潰れることもなく仕上がりも良好で高速カッティ
ングが可能なサンプル加工装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のサンプル加工装置を示す
外観斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態のサンプル加工装置のヘッ
ド部の拡大正面図である。
【図3】本発明の実施の形態のサンプル加工装置のヘッ
ド部の拡大平面図である。
【図4】本発明の実施の形態のサンプル加工装置のレシ
プロナイフを示す正面図である。
【図5】本発明の実施の形態のサンプル加工装置のレシ
プロナイフ及びレシプロブロックのホルダを示す正面図
である。
【図6】本発明の実施の形態のサンプル加工装置の刃を
示す正面図である。
【図7】本発明の実施の形態のサンプル加工装置の直線
カットブロックのホルダ及び刃を示す側面図である。
【図8】本発明の実施の形態のサンプル加工装置の直線
カットブロックのホルダ及び刃を示す正面図である。
【図9】本発明の実施の形態のサンプル加工装置のV字
カットブロックのホルダ及び刃を示す側面図である。
【図10】本発明の実施の形態のサンプル加工装置のV
字カットブロックのホルダ及び刃を示す底面図である。
【図11】本発明の実施の形態のサンプル加工装置の罫
線ブロックのホルダ及び罫線ローラを示す側面図であ
る。
【図12】本発明の実施の形態のサンプル加工装置の制
御系を示すブロック図である。
【図13】本発明の実施の形態のサンプル加工装置のレ
シプロブロックのカッテイング状態を示す説明図であ
る。
【図14】本発明の実施の形態のサンプル加工装置の直
線カットブロックのカッテイング状態を示す説明図であ
る。
【図15】本発明の実施の形態のサンプル加工装置のV
字カットブロックのカッテイング状態を示す説明図であ
る。
【図16】本発明の実施の形態のサンプル加工装置の罫
線ブロックの罫線付けを示す説明図である。
【図17】従来装置における刃を示す説明図である。
【符号の説明】
1 サンプル加工装置 2 コンピュータ 3 ハニカム材 5 基台 6 側枠 7 移動アーム 10 ヘッド部 11 サンプル載置台 21 センサーブロック 22 レシプロブロック 23 直線カットブロック 24 V字カットブロック 25 罫線ブロック 30 レシプロナイフ 31 刃 70 本体 74 XY駆動部 75 バキューム系駆動部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年1月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】明細書
【発明の名称】サンプル加工装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術の分野】本発明は、ハニカムボード
或いはダンボール材等のサンプルをカッティングした
り、これらのサンプル材に折り目用の罫線を付けたりす
るサンプル加工装置に関する。
【従来の技術】従来、ナイフ状の刃を垂直に設置し、カ
ットすべきサンプルである厚さ15mm程度のハニカム
ボード又はダンボール材等をカットするようなサンプル
加工装置の一種であるサンプルカッター装置は存在して
いる。この種のサンプルカッター装置においては、図1
7に示すように、細い刃100をコレット101に対し
てその細長い刃先が18mm程度突出するように装着
し、段ボール等のカット部分に略直角に入るように配置
して、エアーシリンダー又は超音波振動源等の駆動源に
より刃100を上下に振動させてカット作業を行ってい
た。上記従来のサンプルカッター装置の場合、細かいカ
ット(例えば円弧等)を正確に行うことができるが、段
ボール等に対して刃100の進行方向への力を作用させ
ることが必要なので、カットの速度が遅いという欠点が
あった。また、このような従来装置においては、せいぜ
い厚さ15mm程度の薄いカット対象物のみをカットす
るに止まっており、ハニカムボード等の厚物材料に対し
てはプレス等でカットする手段があった。即ち、厚物材
料をカットするにはそれなりに厚い刃物が必要になり、
又厚い材料になると、刃物が上下する際(カット開始
時、カット終了時、レシプロ運動等)厚物材料等が刃物
と一緒に持ち上って移動してしまうという問題があり、
厚物材料を定位置に静着できないことがあった。一方、
従来、プレスで厚物材料をカットした場合、カット面が
潰れてしまう欠点があった。即ち、従来のサンプルカッ
ター装置は薄物ダンボール等のサンプル作りの分野でし
か利用できないとう課題があった。また、従来におい
て、ハニカムボード等の厚物材料に対してV字状のカッ
テイングを行うとする場合、例えば回転する丸鋸状の刃
を2個V字状に配置してV字状のカッテイングを実行す
る試みもなされているが、丸鋸状の刃を使用するとV字
状のカッテイング面が均一にならず仕上がり具合が不良
になってしまうという種々の課題や不都合があった。
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたたものであり、カット対象物である薄物段
ボール材は勿論、ハニカムボード、発砲スチロール等の
厚物のカット対象物であっても高速且つ正確なカッティ
ングが可能であり、しかも、カット面の仕上がりも美し
く良好であり、加えて折り目用の罫線(又は折り目線)
付けをも可能なサンプル加工装置を提供することを目的
とする。
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
サンプル載置台上にセットされ吸着源により固定される
カット対象物を、このサンプル載置台に対して任意の方
向に駆動される1又は2以上複数のヘッド部に取り付け
た加工ユニットに対するコンピュータ制御により加工す
るサンプル加工装置であって、前記1又は2以上複数の
ヘッド部の加工ユニットは、上下動駆動される曲線カッ
ト用のレシプロナイフを保持するレシプロブロック、直
線カット用の刃を保持する直線カットブロック、V字カ
ット用の刃を保持するV字カットブロック、カット対象
物に罫線を付する罫線ブロックの内から選ばれる1又は
2以上複数のブロックを具備し、これら1又は2以上複
数のブロックをコンピュータ制御により選択的に駆動し
てカット対象物に対する任意形状のカッティング又は罫
線付けを行うようにしたことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、サンプル載置台上にセットされ
吸着源により固定されるカット対象物を、このサンプル
載置台に対して任意の方向に駆動されるヘッド部に取り
付けた加工ユニットに対するコンピュータ制御により加
工するサンプル加工装置であって、前記ヘッド部の加工
ユニットは、上下動駆動される曲線カット用のレシプロ
ナイフを保持するレシプロブロックと、直線カット用の
刃を保持する直線カットブロックと、V字カット用の刃
を保持するV字カットブロックと、カット対象物に罫線
を付する罫線ブロックとを具備し、これら各ブロックを
コンピュータ制御により選択的に駆動してカット対象物
に対する任意形状のカッティング又は罫線付けを行うよ
うにしたことを特徴とするものである。請求項3記載の
発明は、請求項1又は2記載の発明における前記レシプ
ロブロックが、コンピュータ制御により高速で上下動駆
動される曲線カット用のレシプロナイフによりカット対
象物に対するカッティングを行い、前記直線カットブロ
ックが、刃先を進行方向に対して傾斜させた直線カット
用の刃を具備し、コンピュータ制御により任意の方向に
刃先を向けてカット対象物の直線的なカッティングを行
い、前記V字カットブロックが、刃自体を進行方向に対
して任角度傾斜させ、且つ、刃先も進行方向に対して傾
斜させたV字カット用の刃を具備することを特徴とする
ものである。請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
いずれか1項に記載の発明における前記直線カット用の
刃及びV字カット用の刃が、刃先側に拡開した台形状に
形成されたことを特徴とするものである。請求項5記載
の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明
における前記直線カット用の刃及びV字カット用の刃
が、刃先側に拡開した台形状で刃長が50mm程度に形
成されたことを特徴とするものである。請求項6記載の
発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明に
おける前記曲線カット用のレシプロナイフが、長い形状
に形成されたことを特徴とするものである。請求項7記
載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発
明における前記曲線カット用のレシプロナイフが、20
mm乃至150mmの範囲に属するいずれかの長さの長
い形状に形成されたことを特徴とするものである。以
下、本発明の作用について説明する。請求項1又は2記
載の発明によれば、サンプル載置台上にカット対象物を
セットし吸着源により固定した状態で、前記各ブロック
をコンピュータ制御により選択的に駆動することで、カ
ット対象物に対する直線状、V字状、四角形状等任意形
状のカッティングを高速で行ったり、また、罫線ブロッ
クによる罫線(又は折り目線)付けを行うことができ、
厚物材料等のカット対象物に対して迅速且つ正確なカッ
ティングが可能となり、且つ、カット対象物に折り目を
付すための罫線付けも容易となる。請求項3記載の発明
によれば、請求項1又は2記載の発明における前記レシ
プロブロックは、コンピュータ制御により高速で上下動
駆動される曲線カット用のレシプロナイフによりカット
対象物に対するカッティングを高速で行い、前記直線カ
ットブロックは刃先を進行方向に対して傾斜させた直線
カット用の刃を具備し、コンピュータ制御により任意の
方向に刃先を向けてカット対象物の直線的なカッティン
グを高速で行い、前記V字カットブロックは刃自体を進
行方向に対して任角度傾斜させ、且つ、刃先も進行方向
に対して傾斜させたV字カット用の刃を具備するので、
厚物のカット対象物に対しても直線状、V字状、四角形
状等任意形状のカッティングを迅速且つ正確に行えると
ともに、特に上述した曲線カット用のレシプロナイフの
高速な上下動駆動や直線カット用の刃及びV字カット用
の刃の配置により、カッティング面の仕上がりを良好と
することができる。請求項4又は5記載の発明によれ
ば、前記直線カット用の刃及びV字カット用の刃を、刃
先側に拡開した台形状、又は刃先側に拡開した台形状で
刃長が50mm程度に形成しているので、厚物のカット
対象物の直線状、V字状等々の高速でのカッテイングに
適用して好適となる。請求項6又は7記載の発明によれ
ば、前記ヘッド部に長い形状の刃を取り付け、この刃を
カット対象物に対して上下往復駆動しつつカット対象物
に対するカッティングを高速で行うようにしたので、カ
ット対象物である薄物ダンボール材は勿論のこと、ハニ
カムボード、発泡スチロール、プラスチック等の厚物材
料の迅速且つ正確なカッティングが可能であり、しか
も、カット面が潰れることもなく仕上がりも良好な高速
カッティングが可能となる。
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して詳述する。まず、図1乃至図3を参照して本
発明の実施の形態のサンプル加工装置1の概要を説明す
る。このサンプル加工装置1は、例えば、ダンボール又
はハニカム材3等を用いて包装用箱体を組み立てる際
に、予め、当該平面状のダンボール又はハニカム材3を
所定の形状にカットしたり罫線を付したりして、サンプ
ルを作成するのに用いるものである。このサンプル加工
装置1は、制御装置であるコンピュータ2により作成さ
れたデータ(CADデータ)により、厚物のダンボール
又はハニカム材3(ハニカムボード、発泡材等)のサン
プルを精度良く自由な形状にカットするための装置であ
る。このサンプル加工装置1は、基台5の両側に平行配
置の側枠6を設け、この側枠6間にY方向に移動可能に
移動アーム7を架設している。この移動アーム7に対し
てヘッド部10をX方向に移動可能に取り付けている。
移動アーム7の側枠6に対する取り付け機構、ヘッド部
10の移動アーム7に対する取り付け機構は、ラックピ
ンオン機構、ガイド機構、駆動源等を用い、前記コンピ
ュータ2によりX方向、Y方向の駆動制御を行うように
なっている。また、前記基台5上には、水平で多数の吸
着穴11aを穿設したサンプル載置台11を設置し、こ
のサンプル載置台11上にセットするサンプルである
ンボール又はハニカム材3を、図示しないが基台5の下
に設置するバキュームポンプにより吸着穴11aを介し
て吸着しサンプル載置台11上に固定するようになって
いる。なお、図1中の符号12はコンピュータ2の端末
装置であるハンドコントローラである。また、前記制御
装置であるコンピュータ2に関連する制御系については
後述する。前記ヘッド部10は、図2、図3に示すよう
に、カット対象物であるダンボール又はハニカム材3の
厚さ又は高さ等を測定するセンサーブロック21と、上
下動駆動される曲線カット用のレシプロナイフ30を保
持するレシプロブロック22と、直線カット用の刃31
を保持する直線カットブロック23と、V字カット用の
刃31(直線カット用の刃31と同一形状)を保持する
V字カットブロック24と、更にカット対象物である
ンボール又はハニカム材3に罫線を付する罫線ブロック
25とを具備している。前記センサーブロック21は、
前記サンプル載置台11側に臨ませるセンサー27をエ
アーシリンダー28によりサンプル載置台11に対して
上下動可能な構成としている。このサンプル加工装置1
の作動状況を概説すると、前記ヘッド部10に具備した
センサー27により、カット対象物であるダンボール又
はハニカム材3の厚さ又は高さ等を測定し、コンピュー
タ2に厚さ、形状等の加工データを設定した後、前記移
動アーム7のY方向の移動、前記ヘッド部10自体のX
方向への移動とともに、前記ヘッド部10のレシプロブ
ロック22、直線カットブロック23、V字カットブロ
ック24を前記コンピュータ2によるコンピュータ制御
により選択的に駆動して、ダンボール又はハニカム材
を所定の形状に切り抜いて行く。また、前記ヘッド部1
0の罫線ブロック25を前記コンピュータ2によるコン
ピュータ制御により選択的に駆動して、ダンボール又は
ハニカム材3の表面に折り目用等の罫線を付すものであ
る。即ち、カット対象物であるダンボール又はハニカム
3の厚さ又は高さが測定されると、コンピュータ2に
格納した制御プログラムにより、自動的に前記移動アー
ム7のY方向の移動距離、前記ヘッド部10自体のX方
向への移動距離、曲線カット用のレシプロナイフ30、
刃31のストローク等が設定され、ダンボール又はハニ
カム材3の所望の形状のカッティングが実行され、ま
た、罫線ブロック25の罫線ローラ61による罫線付け
が実行される。次に、前記ヘッド部10に配置する各レ
シプロナイフ30、刃31及び各ブロック21乃至25
について説明する。本実施の形態のサンプル加工装置1
は、ヘッド部10の各コレット22a乃至25aに各々
前記レシプロナイフ30、刃31、罫線ローラ61を着
脱可能に取り付けるようになっている。本発明において
は、図示する実施の形態の他、前記ヘッド部10に、単
一又は組み合わせのブロック、即ち、上下動駆動される
曲線カット用のレシプロナイフ30を保持するレシプロ
ブロック22、直線カット用の刃31を保持する直線カ
ットブロック23、V字カット用の刃31(直線カット
用の刃31と同一形状)を保持するV字カットブロック
24、カット対象物であるダンボール又はハニカム材
に罫線を付する罫線ブロック25を、単一又はこれらの
各ブロックを適当に組み合わせて具備して実施するよう
にしても良い。従って、この場合、コレット22aに取
り付けられるレシプロナイフ30、コレット23aに取
り付けられる直線カット用の刃31、コレット24aに
取り付けられるV字カット用の刃31、コレット25a
に取り付けられる罫線ローラ61が、単一又は適当に組
み合わされて実施されることになる。前記レシプロナイ
フ30は、図4、図5に示すように、刃先がレシプロブ
ロック22の進行方向に対して斜め上方に向けて所定角
度傾斜した形状であり、また、刃先とは反対側にコレッ
ト22aに装着されるホルダ33に設けた突起に係合す
る係合孔30aを設けている。そして、係合孔30aを
利用して、レシプロナイフ30をホルダ33に取り付
け、ホルダ33をコレット22aに装着するようになっ
ている。前記曲線カット用のレシプロナイフ30は、長
い形状、例えば、20mm乃至150mmの範囲のいず
れかの長さに形成されたことを特徴とする。前記刃31
は、図6に示すように、刃先31a側に拡開した台形状
で、刃長が50mm程度に形成されている。また、刃3
1の刃先31aとは反対側の端縁31bの中央部には2
個の半円状の係合受溝31cが形成されている。図7、
図8は、直線カットブロック23のコレット23aに取
り付けるホルダ42及び前記刃31を示すものである。
ホルダ42の下側部には、図7、図8に示すように、同
図の状態において逆L状の取り付け面42aが形成さ
れ、この取り付け面42aのうちの垂直取り付け面42
bには、前記刃31の係合受溝31cに係合する2個の
突起44が直線カットブロック22の進行方向に対して
所定角度傾斜した配置で突出されている。そして、前記
刃31の係合受溝31cを図8に示すように前記2個の
突起44に係合し、更に、前記2個の突起44が進入可
能な2個の孔46を有する抑え蓋体45を前記垂直取り
付け面42bに当てつけて、ねじ47によりこの垂直取
り付け面42bに固定することで、前記刃31の刃先3
1aを進行方向に対して傾斜させた図8に示す状態とす
るようになっている。図9、図10は、V字カットブロ
ック24のコレット24aに取り付けるホルダ43及び
前記刃31を示すものである。ホルダ43は図9、図1
0に示すように、その一側面に所定角度、例えば垂直方
向に対して45度傾けた取り付け面51が形成され、且
つ、前記刃31の係合受溝31cに係合する2個の突起
52が傾斜配置に突出されている。そして、前記刃31
の係合受溝31cを図10に示すように、前記2個の突
起52に係合し、更に、前記2個の突起52が進入可能
な2個の孔54を有する抑え蓋体53を前記取り付け面
51に当てつけて、ねじ55によりこの取り付け面51
に固定することで、前記刃31の刃先31aを進行方向
に対して斜め上方に傾斜させ、前記刃31自体を前記進
行方向に対して例えば45度傾けた状態になるようにホ
ルダ43に固定配置するようになっている。図11は、
前記ヘッド部10の罫線ブロック25のコレット25a
に取り付けるホルダ60及び罫線ローラ61を示すもの
であり、罫線ローラ61はホルダ60に設けた一対の保
持板62の間に軸63を介して回転可能に保持されるよ
うになっている。次に、図12を参照して前記コンピュ
ータ2に関連する制御系について詳述する。この制御系
は、コンピュータ2の本体70と、各種データの入力等
を行うキーボード71と、前記ハンドコントローラ12
と、各種データ(CADデータ等)を記憶する補助記憶
装置(ハードディスク装置等)72と、外部のCAD装
置等からCADデータ等を受信し本体70に送るインタ
ーフェス73とを有している。また、前記本体70によ
り前記センサーブロック21の制御、レシプロブロック
22、直線カットブロック23、V字カットブロック2
4、罫線ブロック25の選択的な駆動制御を行うととも
に、移動アーム7のY方向への駆動、ヘッド部10のX
方向への駆動を行うXY駆動部74の制御、前記バキュ
ームポンプを含むバキューム系駆動部75の制御を行う
ようになっている。次に、図13乃至図16を参照し
て、本実施の形態のサンプル加工装置1の作用を説明す
る。図13は、前記レシプロブロック22によるダンボ
ール又はハニカム材3のカッティング状態を示すもので
あり、前記曲線カット用のレシプロナイフ30をコンピ
ュータ2の本体70による制御の基でレシプロブロック
22のシリンダーにより強力に上下振動させることによ
り、例えば50ミリ程度の厚物のダンボール又はハニカ
ム材3を正確且つ迅速にカットすることができる。即
ち、従来装置においては、15mm程度の薄物材のみを
カットするに止まっていたが、本実施の形態のサンプル
加工装置1においては、50ミリ程度の厚さのダンボー
ル又はハニカム材3や、図示していないが発泡材等の厚
物材のカッティングも可能となる。また、本実施の形態
1のサンプル加工装置1によれば、曲線カット用のレシ
プロナイフ30が高速で上下方向の振動運動をするの
で、例え厚物材料であっても、厚物材料のカット面を押
し潰すことなく、きれいにカットでき、精度の良い、し
かも、きれいなカット面を得ることができる。従って、
ダンボール又はハニカム材3のカットの他、発泡材、看
板材、ディスプレー材及び精密な緩衝材等のカット作成
に威力を発揮する。また、従来装置は薄物材のサンプル
作りの分野でしか利用できなかったが、本装置によれ
ば、カットスピードの向上、厚物に対するカット能力の
拡大により、小ロットの生産装置としての利用が可能と
なった。従って、本実施の形態1の長い形状に形成した
曲線カット用のレシプロナイフ30によれば、この刃を
カット対象物に対して上下往復駆動しつつカット対象物
に対するカッティングを高速で行うようにしたので、カ
ット対象物である薄物ダンボール材は勿論、ハニカムボ
ード、発泡スチロール、プラスチック等の厚物材料の迅
速且つ正確なカッティングが可能であり、しかも、カッ
ト面が潰れることもなく仕上がりも良好な高速カッティ
ングが可能となる。図14は、直線カットブロック23
によるダンボール又はハニカム材3のカッティング状態
を示すものであり、コンピュータ2の本体70による制
御の基で直線カットブロック23のコレット23aにホ
ルダ42を介して保持されている刃31をダンボール又
はハニカム材3に対して所定の角度で配置して、この状
態で、例えば前記ヘッド部10をX方向に直線的に駆動
することで、ダンボール又はハニカム材3を真直ぐにカ
ッティングすることができる。また、本体70による制
御の基に前記刃31のダンボール又はハニカム材3に対
する角度を変えて駆動することで四角形や多角形等直線
部分を備えた形状のカッティングを実行できる。図15
は、前記V字カットブロック24によるダンボール又は
ハニカム材3のカッティング状態を示すもので、コンピ
ュータ2の本体70による制御の基でV字カットブロッ
ク24のコレット24aにホルダ43を介して保持され
ている傾斜配置の刃31を前記ダンボール又はハニカム
3の全厚のに対してある程度の深さになるように配置
し、この状態で、例えば前記XY駆動部74により移動
アーム7をY方向へ所定の長さ分(例えばダンボール又
はハニカム材3のY方向の長さ分)駆動し、次に、傾斜
配置の刃31の方向を180度反転させた状態で上述し
た場合と逆方向に駆動することで、図15の右欄に示す
ようにダンボール又はハニカム材3を正確且つ迅速な動
作の基にV字状に、しかも仕上げが良好な状態にカッテ
ィングすることができる。なお、図15中の符号3aは
ダンボール又はハニカム材3の切り抜き片である。図1
6は、前記罫線ブロック25によるダンボール又はハニ
カム材3に対する罫線(又は折り目線)付けを示すもの
であり、罫線ブロック25のコレット25aにホルダ6
0を介して回転可能に保持されている罫線ローラ61を
ダンボール又はハニカム材3の表面に当て、この状態で
前記ヘッド部10をX方向に直線的に駆動することで、
ダンボール又はハニカム材3に対して直線的な罫線(又
は折り目線)80を付し、折り目等の目安とすることが
できる。上述した本実施の形態のサンプル加工装置1に
よれば、カット対象物が例え厚物材料であっても、この
種の装置において従来発揮し得ない切れ味(カット具
合、カット面が滑らかで品質が素晴らしい性能等を発揮
できる。また、直線カットブロック23やV字カットブ
ロック24によるカッテイングの場合、カット対象物に
対し刃31の刃先を角度(傾斜)をもたせて引き切るの
で、カットスピードが高速となり、且つ、きれいなカッ
ト面が得られる。この場合、カッティング速度は、従来
装置の3乃至6倍位の速さで可能であり、カット対象物
に対し刃先を角度(傾斜)をもたせると、特に厚物材
料、例えばダンボール又はハニカム材3等のカットに有
効である。本実施の形態に係る装置の用途分野は、上記
した各材料のカットの他、各種緩衝材(各種の製品を梱
包する際に輸送中に製品が移動したりしないように箱の
中の各部に挿入する材料)であるハニカムボード、発砲
スチロール等のカット、看板の文字やデザインのカッ
ト、各種ディスプレー材料(展示装飾材)のカット等を
挙げることができる。
【発明の効果】請求項1又は2記載の発明によれば、カ
ット対象物に対する直線状、V字状或いは四角形状等任
意形状のカッティングを行ったり、また、罫線ブロック
による罫線付けを行うことができ、厚物材料等のカット
対象物に対して迅速且つ正確なカッティングが可能とな
り、且つ、カット対象物に折り目を付すための罫線(又
は折り目線)付けも容易なサンプル加工装置を提供する
ことができる。請求項3記載の発明によれば、請求項1
又2記載の発明の効果に加えて、厚物のカット対象物に
対しても直線状、V字状、四角形状等任意形状のカッテ
ィングを迅速且つ正確に行えるとともに、特に上述した
曲線カット用のレシプロナイフの高速な上下動駆動や直
線カット用の刃及びV字カット用の刃の配置により、カ
ッティング面の仕上がりを良好とすることができるサン
プル加工装置を提供することができる。請求項4又は5
記載の発明によれば、請求項1乃至3のいずれか1項に
記載の発明の効果に加えて、特に厚物のカット対象物の
直線状、V字状のカッテイングに適用して好適なサンプ
ル加工装置を提供することができる。請求項6又は7記
載の発明によれば、請求項1乃至3のいずれか1項に記
載の発明の効果に加えて、曲線カット用のレシプロナイ
フをカット対象物に対して上下往復駆動しつつカット対
象物に対するカッティングを高速で行うようにしたの
で、カット対象物である薄物ダンボール材は勿論、ハニ
カムボード、発泡スチロール、プラスチック等の厚物材
料の迅速且つ正確なカッティングが可能であり、しか
も、カット面が潰れることもなく仕上がりも良好で高速
カッティングが可能なサンプル加工装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のサンプル加工装置を示す
外観斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態のサンプル加工装置のヘッ
ド部の拡大正面図である。
【図3】本発明の実施の形態のサンプル加工装置のヘッ
ド部の拡大平面図である。
【図4】本発明の実施の形態のサンプル加工装置のレシ
プロナイフを示す正面図である。
【図5】本発明の実施の形態のサンプル加工装置のレシ
プロナイフ及びレシプロブロックのホルダを示す正面図
である。
【図6】本発明の実施の形態のサンプル加工装置の刃を
示す正面図である。
【図7】本発明の実施の形態のサンプル加工装置の直線
カットブロックのホルダ及び刃を示す側面図である。
【図8】本発明の実施の形態のサンプル加工装置の直線
カットブロックのホルダ及び刃を示す正面図である。
【図9】本発明の実施の形態のサンプル加工装置のV字
カットブロックのホルダ及び刃を示す側面図である。
【図10】本発明の実施の形態のサンプル加工装置のV
字カットブロックのホルダ及び刃を示す底面図である。
【図11】本発明の実施の形態のサンプル加工装置の罫
線ブロックのホルダ及び罫線ローラを示す側面図であ
る。
【図12】本発明の実施の形態のサンプル加工装置の制
御系を示すブロック図である。
【図13】本発明の実施の形態のサンプル加工装置のレ
シプロブロックのカッテイング状態を示す説明図であ
る。
【図14】本発明の実施の形態のサンプル加工装置の直
線カットブロックのカッテイング状態を示す説明図であ
る。
【図15】本発明の実施の形態のサンプル加工装置のV
字カットブロックのカッテイング状態を示す説明図であ
る。
【図16】本発明の実施の形態のサンプル加工装置の罫
線ブロックの罫線付けを示す説明図である。
【図17】従来装置における刃を示す説明図である。
【符号の説明】 1 サンプル加工装置 2 コンピュータ 3 ダンボール又はハニカム材 5 基台 6 側枠 7 移動アーム 10 ヘッド部 11 サンプル載置台 21 センサーブロック 22 レシプロブロック 23 直線カットブロック 24 V字カットブロック 25 罫線ブロック 30 レシプロナイフ 31 刃 70 本体 74 XY駆動部 75 バキューム系駆動部
【手続補正書】
【提出日】平成9年3月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サンプル載置台上にセットされ吸着源によ
    り固定されるカット対象物を、このサンプル載置台に対
    して任意の方向に駆動される1又は2以上複数のヘッド
    部に取り付けた加工ユニットに対するコンピュータ制御
    により加工するサンプル加工装置であって、 前記1又は2以上複数のヘッド部の加工ユニットは、上
    下動駆動される曲線カット用のレシプロナイフを保持す
    るレシプロブロック、直線カット用の刃を保持する直線
    カットブロック、V字カット用の刃を保持するV字カッ
    トブロック、カット対象物に罫線を付する罫線ブロック
    の内から選ばれる1又は2以上複数のブロックを具備
    し、これら1又は2以上複数のブロックをコンピュータ
    制御により選択的に駆動してカット対象物に対する任意
    形状のカッティング又は罫線付けを行うようにしたこと
    を特徴とするサンプル加工装置。
  2. 【請求項2】サンプル載置台上にセットされ吸着源によ
    り固定されるカット対象物を、このサンプル載置台に対
    して任意の方向に駆動されるヘッド部に取り付けた加工
    ユニットに対するコンピュータ制御により加工するサン
    プル加工装置であって、 前記ヘッド部の加工ユニットは、上下動駆動される曲線
    カット用のレシプロナイフを保持するレシプロブロック
    と、直線カット用の刃を保持する直線カットブロック
    と、V字カット用の刃を保持するV字カットブロック
    と、カット対象物に罫線を付する罫線ブロックとを具備
    し、これら各ブロックをコンピュータ制御により選択的
    に駆動してカット対象物に対する任意形状のカッティン
    グ又は罫線付けを行うようにしたことを特徴とするもの
    である。
  3. 【請求項3】前記レシプロブロックは、コンピュータ制
    御により高速で上下動駆動される曲線カット用のレシプ
    ロナイフによりカット対象物に対するカッティングを行
    い、前記直線カットブロックは、刃先を進行方向に対し
    て傾斜させた直線カット用の刃を具備し、コンピュータ
    制御により任意の方向に刃先を向けてカット対象物の直
    線的なカッティングを行い、前記V字カットブロック
    は、刃自体を進行方向に対して任角度傾斜させ、且つ、
    刃先も進行方向に対して傾斜させたV字カット用の刃を
    具備することを特徴とする請求項1又は2記載のサンプ
    ル加工装置。
  4. 【請求項4】前記直線カット用の刃及びV字カット用の
    刃は、刃先側に拡開した台形状に形成されたものである
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載のサンプル加工装
    置。
  5. 【請求項5】前記直線カット用の刃及びV字カット用の
    刃は、刃先側に拡開した台形状で刃長が50mm程度に
    形成されたものである請求項1乃至3のいずれか1項に
    記載のサンプル加工装置。
  6. 【請求項6】前記曲線カット用におけるレシプロナイフ
    は、長い形状に形成されたものである請求項1乃至3の
    いずれか1項に記載のサンプル加工装置。
  7. 【請求項7】前記曲線カット用におけるレシプロナイフ
    は、20mm乃至150mmの範囲に属するいずれかの
    長さの長い形状に形成されたものである請求項1乃至3
    のいずれか1項に記載のサンプル加工装置。
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