JP2697430B2 - 内燃機関の鉄系焼結合金製2層バルブシート - Google Patents
内燃機関の鉄系焼結合金製2層バルブシートInfo
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L3/00—Lift-valve, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces; Parts or accessories thereof
- F01L3/02—Selecting particular materials for valve-members or valve-seats; Valve-members or valve-seats composed of two or more materials
- F01L3/04—Coated valve members or valve-seats
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、すぐれた高温強度を
有し、かつ耐摩耗性にもすぐれた内燃機関の鉄系焼結合
金製2層バルブシートに関するものである。
有し、かつ耐摩耗性にもすぐれた内燃機関の鉄系焼結合
金製2層バルブシートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関のバルブシートとして、
特開平3−158445号公報に記載される通り、重量
%で(以下%は重量%を示す)、 Cr:25〜45%,W:20〜30%,Co:20〜
30%,Nb:0.2〜2%、およびC:1〜3%を含
有するCr−W−Co系合金の耐摩耗性分散相:5〜1
5%, Co:55〜65%,Cr:25〜32%、およびM
o:7〜10%を含有するCo−Cr−Mo系合金の耐
酸化性分散相:5〜15%、 を含有し、残りが素地を形成するFe基合金と不可避不
純物からなり、かつ前記Fe基合金が、バルブシートに
占める割合で、 Cr:1〜3%, Mo:0.3〜3%, Ni:0.5〜3%, Co:2〜8%, C:0.6〜1.5%, Nb:0.2〜1%, を含有し、残りがFeからなる組成、並びに10〜20
容量%の空孔率を有する耐摩耗性のすぐれたFe基焼結
合金が用いられている。
特開平3−158445号公報に記載される通り、重量
%で(以下%は重量%を示す)、 Cr:25〜45%,W:20〜30%,Co:20〜
30%,Nb:0.2〜2%、およびC:1〜3%を含
有するCr−W−Co系合金の耐摩耗性分散相:5〜1
5%, Co:55〜65%,Cr:25〜32%、およびM
o:7〜10%を含有するCo−Cr−Mo系合金の耐
酸化性分散相:5〜15%、 を含有し、残りが素地を形成するFe基合金と不可避不
純物からなり、かつ前記Fe基合金が、バルブシートに
占める割合で、 Cr:1〜3%, Mo:0.3〜3%, Ni:0.5〜3%, Co:2〜8%, C:0.6〜1.5%, Nb:0.2〜1%, を含有し、残りがFeからなる組成、並びに10〜20
容量%の空孔率を有する耐摩耗性のすぐれたFe基焼結
合金が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年の自動車は
じめ、各種駆動機関の高速化、高出力化、および軽量化
はめざましく、これに伴ない、これの構造部材であるバ
ルブシートの使用環境は一段と苛酷さを増し、特に内燃
機関内の燃焼ガスの高温化は著しく、かかる状況下で上
記の従来鉄系焼結合金製バルブシートは、すぐれた耐摩
耗性を示すものの、高温強度が十分でないために、軽量
化のための薄肉化および小型化をはかることができない
のが現状である。
じめ、各種駆動機関の高速化、高出力化、および軽量化
はめざましく、これに伴ない、これの構造部材であるバ
ルブシートの使用環境は一段と苛酷さを増し、特に内燃
機関内の燃焼ガスの高温化は著しく、かかる状況下で上
記の従来鉄系焼結合金製バルブシートは、すぐれた耐摩
耗性を示すものの、高温強度が十分でないために、軽量
化のための薄肉化および小型化をはかることができない
のが現状である。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者等は、
上述のような観点から、耐摩耗性および高温強度のすぐ
れた鉄系焼結合金製バルブシートを開発すべく、特に上
記の従来鉄系焼結合金製バルブシートに着目し、研究を
行なった結果、上記の従来鉄系焼結合金製バルブシート
を構成するFe基焼結合金を耐摩耗性の要求されるバル
ブ当接層とし、これにバックアップ層として、 C:0.3〜1.2%, Cr:1.2〜3.5
%, Mo:0.1〜1%、 を含有し、残りがFeと不可避不純物からなる組成、並
びに10〜20容量%の空孔率を有するFe基焼結合金
を一体焼結結合すると、このバックアップ層はすぐれた
高温強度をもつことから、バルブシート自体が、すぐれ
た耐摩耗性と合せてすぐれた高温強度を具備するように
なるという研究結果を得たのである。
上述のような観点から、耐摩耗性および高温強度のすぐ
れた鉄系焼結合金製バルブシートを開発すべく、特に上
記の従来鉄系焼結合金製バルブシートに着目し、研究を
行なった結果、上記の従来鉄系焼結合金製バルブシート
を構成するFe基焼結合金を耐摩耗性の要求されるバル
ブ当接層とし、これにバックアップ層として、 C:0.3〜1.2%, Cr:1.2〜3.5
%, Mo:0.1〜1%、 を含有し、残りがFeと不可避不純物からなる組成、並
びに10〜20容量%の空孔率を有するFe基焼結合金
を一体焼結結合すると、このバックアップ層はすぐれた
高温強度をもつことから、バルブシート自体が、すぐれ
た耐摩耗性と合せてすぐれた高温強度を具備するように
なるという研究結果を得たのである。
【0005】したがって、この発明は、上記の研究結果
にもとづいてなされたものであって、 (a) Fe基焼結合金のバルブ当接層と、これと一体
焼結結合されたFe基焼結合金のバックアップ層の2層
構造を有する内燃機関の鉄系焼結合金製2層バルブシー
トにして、上記バルブ当接層を、 Cr:25〜45%,W:20〜30%,Co:20〜
30%,Nb:0.2〜2%、およびC:1〜3%を含
有するCr−W−Co系合金の耐摩耗性分散相:5〜1
5%、 Co:55〜65%,Cr:25〜32%、およびM
o:7〜10%を含有するCo−Cr−Mo系合金の耐
酸化性分散相:5〜15%、を含有し、残りが素地を形
成するFe基合金と不可避不純物からなり、かつ前記F
e基合金が、バルブ当接層に占める割合で、 Cr:1〜3%, Mo:0.3〜3%, Ni:0.5〜3%, Co:2〜8%, C:0.6〜1.5%, Nb:0.2〜1%, Mn:0.1〜1%、 を含有し、残りがFeからなる組成、並びに10〜20
容量%の空孔率を有する耐摩耗性のすぐれたFe基焼結
合金で構成し、上記バックアップ層を、 C:0.3〜1.2%, Cr:1.2〜3.5
%, Mo:0.1〜1%、 を含有し、残りがFeと不可避不純物からなる組成、並
びに10〜20容量%の空孔率を有する高温強度のすぐ
れたFe基焼結合金で構成してなる内燃機関の鉄系焼結
合金製2層バルブシート。 (b) 上記(a)の鉄系焼結合金製2層バルブシート
に、熱伝導性を向上させる目的で、全体に占める割合で
5〜20%の純銅またはCu合金を含浸してなる内燃機
関の鉄系焼結合金製2層バルブシート。 (c) 上記(a)の鉄系焼結合金製2層バルブシート
に、潤滑性を付与する目的で、全体に占める割合で5〜
20%の純鉛またはPb合金を溶浸してなる内燃機関の
鉄系焼結合金製2層バルブシート。に特徴を有するもの
である。
にもとづいてなされたものであって、 (a) Fe基焼結合金のバルブ当接層と、これと一体
焼結結合されたFe基焼結合金のバックアップ層の2層
構造を有する内燃機関の鉄系焼結合金製2層バルブシー
トにして、上記バルブ当接層を、 Cr:25〜45%,W:20〜30%,Co:20〜
30%,Nb:0.2〜2%、およびC:1〜3%を含
有するCr−W−Co系合金の耐摩耗性分散相:5〜1
5%、 Co:55〜65%,Cr:25〜32%、およびM
o:7〜10%を含有するCo−Cr−Mo系合金の耐
酸化性分散相:5〜15%、を含有し、残りが素地を形
成するFe基合金と不可避不純物からなり、かつ前記F
e基合金が、バルブ当接層に占める割合で、 Cr:1〜3%, Mo:0.3〜3%, Ni:0.5〜3%, Co:2〜8%, C:0.6〜1.5%, Nb:0.2〜1%, Mn:0.1〜1%、 を含有し、残りがFeからなる組成、並びに10〜20
容量%の空孔率を有する耐摩耗性のすぐれたFe基焼結
合金で構成し、上記バックアップ層を、 C:0.3〜1.2%, Cr:1.2〜3.5
%, Mo:0.1〜1%、 を含有し、残りがFeと不可避不純物からなる組成、並
びに10〜20容量%の空孔率を有する高温強度のすぐ
れたFe基焼結合金で構成してなる内燃機関の鉄系焼結
合金製2層バルブシート。 (b) 上記(a)の鉄系焼結合金製2層バルブシート
に、熱伝導性を向上させる目的で、全体に占める割合で
5〜20%の純銅またはCu合金を含浸してなる内燃機
関の鉄系焼結合金製2層バルブシート。 (c) 上記(a)の鉄系焼結合金製2層バルブシート
に、潤滑性を付与する目的で、全体に占める割合で5〜
20%の純鉛またはPb合金を溶浸してなる内燃機関の
鉄系焼結合金製2層バルブシート。に特徴を有するもの
である。
【0006】つぎに、この発明の鉄系焼結合金製2層バ
ルブシートにおいて、バルブ当接層およびバックアップ
層を構成するFe基焼結合金の組成および空孔率を上記
の通りに限定した理由を説明する。
ルブシートにおいて、バルブ当接層およびバックアップ
層を構成するFe基焼結合金の組成および空孔率を上記
の通りに限定した理由を説明する。
【0007】A.バルブ当接層の成分組成 (a) 耐摩耗性分散相の含有量 これの含有量が5%未満では所望のすぐれた耐摩耗性を
確保することができず、一方これの含有量が15%を越
えると、相手部材であるバルブの損傷が急激に増すよう
になることから、これの含有量を5〜15%と定めた。
確保することができず、一方これの含有量が15%を越
えると、相手部材であるバルブの損傷が急激に増すよう
になることから、これの含有量を5〜15%と定めた。
【0008】(i) 耐摩耗性分散相におけるCr含有量 Cr成分には、分散相の素地に固溶して耐熱性を向上さ
せるほか、炭化物や金属間化合物を形成して耐摩耗性を
向上させる作用があるが、その含有量が25%未満では
前記作用に所望の効果が得られず、一方これの含有量が
45%を越えると相手攻撃性が増すようになることか
ら、その含有量を25〜45%と定めた。
せるほか、炭化物や金属間化合物を形成して耐摩耗性を
向上させる作用があるが、その含有量が25%未満では
前記作用に所望の効果が得られず、一方これの含有量が
45%を越えると相手攻撃性が増すようになることか
ら、その含有量を25〜45%と定めた。
【0009】(ii) 同W含有量 W成分にもCrと同様炭化物や金属間化合物を形成し、
かつCrとの共存において耐摩耗性を向上させる作用が
あるが、その含有量が20%未満では分散相に所望のす
ぐれた耐摩耗性を確保することができず、一方その含有
量が30%を越えると、硬さの上昇を招き、相手攻撃性
が増加するようになることから、その含有量を20〜3
0%と定めた。
かつCrとの共存において耐摩耗性を向上させる作用が
あるが、その含有量が20%未満では分散相に所望のす
ぐれた耐摩耗性を確保することができず、一方その含有
量が30%を越えると、硬さの上昇を招き、相手攻撃性
が増加するようになることから、その含有量を20〜3
0%と定めた。
【0010】(iii) 同Co含有量 Co成分には、分散相の素地に固溶して、これの強度を
向上させる作用があるが、その含有量が20%未満では
所望の強度向上効果が得られず、一方その含有量が30
%を越えてもより一層の強度向上効果は現われないこと
から、経済性も考慮して、その含有量を20〜30%と
定めた。
向上させる作用があるが、その含有量が20%未満では
所望の強度向上効果が得られず、一方その含有量が30
%を越えてもより一層の強度向上効果は現われないこと
から、経済性も考慮して、その含有量を20〜30%と
定めた。
【0011】(iv) 同Nb含有量 Nb成分にもCrやW成分と同様に炭化物を形成して耐
摩耗性を向上させる作用があるが、その含有量が0.2
%未満では所望の耐摩耗性向上効果が得られず、一方そ
の含有量が2%を越えてもより一層の耐摩耗性向上効果
が現われないことから、その含有量を0.2〜2%と定
めた。
摩耗性を向上させる作用があるが、その含有量が0.2
%未満では所望の耐摩耗性向上効果が得られず、一方そ
の含有量が2%を越えてもより一層の耐摩耗性向上効果
が現われないことから、その含有量を0.2〜2%と定
めた。
【0012】(v) 同C含有量 C成分には、上記の通り炭化物を形成して耐摩耗性を向
上させると共に、分散相の素地に固溶し、特にCoとの
共存において強度を向上させる作用があるが、その含有
量が1%未満では前記作用に所望の効果が得られず、一
方その含有量が3%を越えると相手攻撃性が増すように
なることから、その含有量を1〜3%と定めた。
上させると共に、分散相の素地に固溶し、特にCoとの
共存において強度を向上させる作用があるが、その含有
量が1%未満では前記作用に所望の効果が得られず、一
方その含有量が3%を越えると相手攻撃性が増すように
なることから、その含有量を1〜3%と定めた。
【0013】なお、上記耐摩耗性分散相は、 Cr:25〜45%, W:20〜30%, Co:20〜30%, C:1〜3%, Nb:0.2〜2%, Si:0.2〜2%、 を含有し、残りがFeと不可避不純物からなる組成をも
つのが望ましい。
つのが望ましい。
【0014】(b) 耐酸化性分散相の含有量 これの含有量が5%未満では、所望の耐酸化性を確保す
ることができず、この結果耐摩耗性分散相に酸化による
脱落が起るようになり、一方これの含有量が15%を越
えると、バルブシートの強度が低下するようになること
から、その含有量を5〜15%と定めた。
ることができず、この結果耐摩耗性分散相に酸化による
脱落が起るようになり、一方これの含有量が15%を越
えると、バルブシートの強度が低下するようになること
から、その含有量を5〜15%と定めた。
【0015】(i) 耐酸化性分散相におけるCo含有量 Co成分には、分散相の素地を形成し、Crとの共存に
おいて耐酸化性を向上させる作用があるが、その含有量
が55%未満では所望の耐酸化性を確保することができ
ず、一方その含有量が65%を越えると相対的にCr含
有量が減少するようになって耐酸化性が低下するように
なることから、その含有量を55〜65%と定めた。
おいて耐酸化性を向上させる作用があるが、その含有量
が55%未満では所望の耐酸化性を確保することができ
ず、一方その含有量が65%を越えると相対的にCr含
有量が減少するようになって耐酸化性が低下するように
なることから、その含有量を55〜65%と定めた。
【0016】(ii) 同Cr含有量 Cr成分には、上記の通り分散相の素地に固溶して耐酸
化性を向上させる作用があるが、その含有量が25%未
満では所望のすぐれた耐酸化性を確保することができ
ず、一方その含有量が32%を越えると、焼結時にバル
ブシートの素地を形成するFe基合金とのぬれ性が低下
し、素地に対する密着性が低下するようになることか
ら、その含有量を25〜32%と定めた。
化性を向上させる作用があるが、その含有量が25%未
満では所望のすぐれた耐酸化性を確保することができ
ず、一方その含有量が32%を越えると、焼結時にバル
ブシートの素地を形成するFe基合金とのぬれ性が低下
し、素地に対する密着性が低下するようになることか
ら、その含有量を25〜32%と定めた。
【0017】(iii) 同Mo含有量 Mo成分には、分散相の素地に固溶し、これの強度を向
上させる作用があるが、その含有量が7%未満では所望
の強度向上効果が得られず、一方その含有量が10%を
越えると分散相自体の靭性が低下するようになることか
ら、その含有量を7〜10%と定めた。
上させる作用があるが、その含有量が7%未満では所望
の強度向上効果が得られず、一方その含有量が10%を
越えると分散相自体の靭性が低下するようになることか
ら、その含有量を7〜10%と定めた。
【0018】なお、上記耐酸化性分散相は、 Co:55〜65%, Cr:25〜32%, Mo:7〜10%, Si:1.5〜3.5%、 を含有し、残りがFeと不可避不純物からなる組成をも
つのが望ましい。
つのが望ましい。
【0019】(c) 素地を形成するFe基合金の成分
組成 (i) Cr Cr成分には、素地に固溶して耐酸化性を向上させるほ
か、炭化物を形成して耐摩耗性を向上させる作用がある
が、その含有量が1%未満では前記作用に所望の効果が
得られず、一方その含有量が3%を越えると焼結性が劣
化し、強度低下をきたすようになることから、その含有
量を1〜3%と定めた。
組成 (i) Cr Cr成分には、素地に固溶して耐酸化性を向上させるほ
か、炭化物を形成して耐摩耗性を向上させる作用がある
が、その含有量が1%未満では前記作用に所望の効果が
得られず、一方その含有量が3%を越えると焼結性が劣
化し、強度低下をきたすようになることから、その含有
量を1〜3%と定めた。
【0020】(ii) MoおよびNb これらの成分には、炭化物を形成して耐摩耗性を向上さ
せる作用があるが、その含有量がMo:0.3%未満お
よびNb:0.2%未満では所望の耐摩耗性向上効果が
得られず、一方、その含有量がそれぞれMo:3%およ
びNb:1%を越えると、強度が低下するようになるこ
とから、その含有量をそれぞれMo:0.3〜3%、N
b:0.2〜1%と定めた。
せる作用があるが、その含有量がMo:0.3%未満お
よびNb:0.2%未満では所望の耐摩耗性向上効果が
得られず、一方、その含有量がそれぞれMo:3%およ
びNb:1%を越えると、強度が低下するようになるこ
とから、その含有量をそれぞれMo:0.3〜3%、N
b:0.2〜1%と定めた。
【0021】(iii) CoおよびNi これらの成分には、共存した状態で素地に固溶して強度
を向上させる作用があるが、その含有量が、それぞれC
o:2%未満およびNi:0.5%未満では所望の強度
向上効果が得られず、一方その含有量がCo:8%およ
びNi:3%をそれぞれ越えてもより一層の向上効果が
現われないことから、経済性を考慮して、その含有量を
Co:2〜8%、Ni:0.5〜3%と定めた。
を向上させる作用があるが、その含有量が、それぞれC
o:2%未満およびNi:0.5%未満では所望の強度
向上効果が得られず、一方その含有量がCo:8%およ
びNi:3%をそれぞれ越えてもより一層の向上効果が
現われないことから、経済性を考慮して、その含有量を
Co:2〜8%、Ni:0.5〜3%と定めた。
【0022】(iv) C C成分には、上記の通りCr,Mo,およびNbと結合
して炭化物を形成し、耐摩耗性を向上させるほか、素地
に固溶して、これを強化する作用があるが、その含有量
が0.6%未満では前記作用に所望の効果が得られず、
一方その含有量が1.5%を越えると相手攻撃性が増す
ようになることから、その含有量を0.6〜1.5%と
定めた。
して炭化物を形成し、耐摩耗性を向上させるほか、素地
に固溶して、これを強化する作用があるが、その含有量
が0.6%未満では前記作用に所望の効果が得られず、
一方その含有量が1.5%を越えると相手攻撃性が増す
ようになることから、その含有量を0.6〜1.5%と
定めた。
【0023】(v) Mn Mn成分には、素地に固溶して靭性を向上させる作用が
あるが、その含有量が0.1%未満では所望の靭性向上
効果が得られず、一方その含有量が1%を越えると耐摩
耗性が低下するようになることから、その含有量を0.
1〜1%と定めた。
あるが、その含有量が0.1%未満では所望の靭性向上
効果が得られず、一方その含有量が1%を越えると耐摩
耗性が低下するようになることから、その含有量を0.
1〜1%と定めた。
【0024】B.バックアップ層の成分組成 (a) C C成分には、素地に固溶して、これらの強度を向上させ
る作用があるが、その含有量が0.3%未満では所望の
強度向上効果が得られず、一方その含有量が1.2%を
越えると、炭化物が、析出し、高温強度低下の原因とな
ることからその含有量を0.3〜1.2%と定めた。
る作用があるが、その含有量が0.3%未満では所望の
強度向上効果が得られず、一方その含有量が1.2%を
越えると、炭化物が、析出し、高温強度低下の原因とな
ることからその含有量を0.3〜1.2%と定めた。
【0025】(b) CrおよびMo これらの成分には、いずれも共存固溶して高温強度を向
上させる作用があるが、その含有量がそれぞれCr:
1.2%未満および0.1%未満では所望の高温強度向
上効果が得られるが、一方その含有量がそれぞれCr:
3.5%およびMo:1%を越えると、素地中に炭化物
が析出するようになって、高温強度を低下させることか
ら、その含有量を、それぞれCr:1.2〜3.5%お
よびMo:0.1〜1%と定めた。
上させる作用があるが、その含有量がそれぞれCr:
1.2%未満および0.1%未満では所望の高温強度向
上効果が得られるが、一方その含有量がそれぞれCr:
3.5%およびMo:1%を越えると、素地中に炭化物
が析出するようになって、高温強度を低下させることか
ら、その含有量を、それぞれCr:1.2〜3.5%お
よびMo:0.1〜1%と定めた。
【0026】C.空孔率および銅含浸(鉛溶浸)割合 空孔率が10容量%未満では、銅含浸(鉛溶浸)を行な
う場合、これの割合が5%未満となってしまい、これに
よってもたらされる熱伝導性および潤滑性の向上効果が
十分に得られず、一方空孔率が20容量%を越えると、
銅含浸(鉛溶浸)の割合も20%を越えて多くなるが、
強度および耐摩耗性の急激な低下が避けられなくなるこ
とから、空孔率を10〜20容量%、銅含浸(鉛溶浸)
割合を5〜20%と定めた。
う場合、これの割合が5%未満となってしまい、これに
よってもたらされる熱伝導性および潤滑性の向上効果が
十分に得られず、一方空孔率が20容量%を越えると、
銅含浸(鉛溶浸)の割合も20%を越えて多くなるが、
強度および耐摩耗性の急激な低下が避けられなくなるこ
とから、空孔率を10〜20容量%、銅含浸(鉛溶浸)
割合を5〜20%と定めた。
【0027】
【実施例】つぎに、この発明の2層バルブシートを実施
例により具体的に説明する。原料粉末として、いずれも
−100meshの粒度を有するFe粉末、35%Cr−2
5%Cr−25%Co−2.5%C−1%Si−1%N
b−0.5%Feの組成を有する耐摩耗性分散相形成粉
末、58%Co−28%Cr−8.5%Mo−2.5%
Si−3%Feの組成を有する耐酸化性分散相形成粉
末、Fe−1%Cr合金粉末、Fe−13%Cr−5%
Nb合金粉末、Mn粉末、Co粉末、Ni粉末、Mo粉
末、および黒鉛粉末を用意し、これら原料粉末をそれぞ
れ表1に示されるバルブ当接層およびバックアップ層形
成のための配合組成に配合し、ステアリン酸亜鉛:1%
を加えてミキサーにて30分間混合した後、バルブ当接
層とバックアップ層の相対割合が重量比で4:6となる
割合に金型内に装入し、5〜7ton /cm2 の範囲内の所
定の圧力で圧粉体にプレス成形し、この圧粉体を500
℃に30分間保持して脱脂し、ついでアンモニア分解ガ
ス雰囲気中、1180℃の温度に1時間保持の条件で焼
結して、同じく表1に示される空孔率を有し、かつ配合
組成と実質的に同一の組成、並びに外径:34mm×内
径:27mm×厚さ:7.2mmの寸法をもった焼結体を形
成し、この焼結体の1部に、純銅または表2に示される
組成のCu合金溶解材を含浸材として用い、所定量の前
記含浸材を上記焼結体の上面に載置し、この状態で、メ
タン変成ガス雰囲気中、温度:1100℃に15分間保
持の条件で同じく表2に示される割合の銅含浸処理を行
ない、さらに他の上記焼結体の1部には、溶浸材として
純鉛または表2に示される組成のPb合金材を用い、こ
れら溶浸材の加熱浴中に、窒素雰囲気中、浴表面に8kg
/cm2 の圧力を付加した状態で1時間浸漬し、表1に示
される割合の鉛溶浸処理を行なうことにより焼結ままの
本発明2層バルブシート、銅含浸の本発明2層バルブシ
ート4〜6、および鉛含浸の本発明2層バルブシート7
〜9をそれぞれ製造した。
例により具体的に説明する。原料粉末として、いずれも
−100meshの粒度を有するFe粉末、35%Cr−2
5%Cr−25%Co−2.5%C−1%Si−1%N
b−0.5%Feの組成を有する耐摩耗性分散相形成粉
末、58%Co−28%Cr−8.5%Mo−2.5%
Si−3%Feの組成を有する耐酸化性分散相形成粉
末、Fe−1%Cr合金粉末、Fe−13%Cr−5%
Nb合金粉末、Mn粉末、Co粉末、Ni粉末、Mo粉
末、および黒鉛粉末を用意し、これら原料粉末をそれぞ
れ表1に示されるバルブ当接層およびバックアップ層形
成のための配合組成に配合し、ステアリン酸亜鉛:1%
を加えてミキサーにて30分間混合した後、バルブ当接
層とバックアップ層の相対割合が重量比で4:6となる
割合に金型内に装入し、5〜7ton /cm2 の範囲内の所
定の圧力で圧粉体にプレス成形し、この圧粉体を500
℃に30分間保持して脱脂し、ついでアンモニア分解ガ
ス雰囲気中、1180℃の温度に1時間保持の条件で焼
結して、同じく表1に示される空孔率を有し、かつ配合
組成と実質的に同一の組成、並びに外径:34mm×内
径:27mm×厚さ:7.2mmの寸法をもった焼結体を形
成し、この焼結体の1部に、純銅または表2に示される
組成のCu合金溶解材を含浸材として用い、所定量の前
記含浸材を上記焼結体の上面に載置し、この状態で、メ
タン変成ガス雰囲気中、温度:1100℃に15分間保
持の条件で同じく表2に示される割合の銅含浸処理を行
ない、さらに他の上記焼結体の1部には、溶浸材として
純鉛または表2に示される組成のPb合金材を用い、こ
れら溶浸材の加熱浴中に、窒素雰囲気中、浴表面に8kg
/cm2 の圧力を付加した状態で1時間浸漬し、表1に示
される割合の鉛溶浸処理を行なうことにより焼結ままの
本発明2層バルブシート、銅含浸の本発明2層バルブシ
ート4〜6、および鉛含浸の本発明2層バルブシート7
〜9をそれぞれ製造した。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】
【表3】
【0030】また、比較の目的で、表3に示される通り
バックアップ層の形成を行なわない以外は同一の条件で
従来単層バルブシート1〜9をそれぞれ製造した。
バックアップ層の形成を行なわない以外は同一の条件で
従来単層バルブシート1〜9をそれぞれ製造した。
【0031】つぎに、この結果得られた本発明2層バル
ブシート1〜9および従来単層バルブシート1〜9の常
温および400℃の引張強さを測定し、この測定結果を
表1,2に示した。
ブシート1〜9および従来単層バルブシート1〜9の常
温および400℃の引張強さを測定し、この測定結果を
表1,2に示した。
【0032】
【発明の効果】表1〜3に示される結果から、本発明2
層バルブシート1〜9は、いずれも従来単層バルブシー
ト1〜9に比して相対的に高い常温および高温強度を有
することが明らかである。上述のように、この発明の鉄
系焼結合金製2層バルブシートは、特にすぐれた高温強
度を有するので、小型化および薄肉化した状態で、苛酷
な条件下での実用に供しても、すぐれた性能を長期に亘
って発揮するのである。
層バルブシート1〜9は、いずれも従来単層バルブシー
ト1〜9に比して相対的に高い常温および高温強度を有
することが明らかである。上述のように、この発明の鉄
系焼結合金製2層バルブシートは、特にすぐれた高温強
度を有するので、小型化および薄肉化した状態で、苛酷
な条件下での実用に供しても、すぐれた性能を長期に亘
って発揮するのである。
Claims (3)
- 【請求項1】 Fe基焼結合金のバルブ当接層と、これ
と一体焼結結合されたFe基焼結合金のバックアップ層
の2層構造を有する内燃機関の鉄系焼結合金製2層バル
ブシートにして、 上記バルブ当接層を、以下重量%で、 Cr:25〜45%,W:20〜30%,Co:20〜
30%,Nb:0.2〜2%、およびC:1〜3%を含
有するCr−W−Co系合金の耐摩耗性分散相:5〜1
5%, Co:55〜65%,Cr:25〜32%、およびM
o:7〜10%を含有するCo−Cr−Mo系合金の耐
酸化性分散相:5〜15%、を含有し、残りが素地を形
成するFe基合金と不可避不純物からなり、かつ前記F
e基合金が、バルブ当接層に占める割合で、 Cr:1〜3%, Mo:0.3〜3%, Ni:0.5〜3%, Co:2〜8%, C:0.6〜1.5%, Nb:0.2〜1%, Mn:0.1〜1%、 を含有し、残りがFeからなる組成、並びに10〜20
容量%の空孔率を有する耐摩耗性のすぐれたFe基焼結
合金で構成し、 上記バックアップ層を、 C:0.3〜1.2%, Cr:1.2〜3.5
%,Mo:0.1〜1%、 を含有し、残りがFeと不可避不純物からなる組成、並
びに10〜20容量%の空孔率を有する高温強度のすぐ
れたFe基焼結合金で構成したことを特徴とする内燃機
関の鉄系焼結合金製2層バルブシート。 - 【請求項2】 Fe基焼結合金のバルブ当接層と、これ
と一体焼結結合されたFe基焼結合金のバックアップ層
の2層構造を有する内燃機関の鉄系焼結合金製2層バル
ブシートにして、 上記バルブ当接層を、以下重量%で、 Cr:25〜45%,W:20〜30%,Co:20〜
30%,Nb:0.2〜2%、およびC:1〜3%を含
有するCr−W−Co系合金の耐摩耗性分散相:5〜1
5%, Co:55〜65%,Cr:25〜32%、およびM
o:7〜10%を含有するCo−Cr−Mo系合金の耐
酸化性分散相:5〜15%、を含有し、残りが素地を形
成するFe基合金と不可避不純物からなり、かつ前記F
e基合金が、バルブ当接層に占める割合で、 Cr:1〜3%, Mo:0.3〜3%, Ni:0.5〜3%, Co:2〜8%, C:0.6〜1.5%, Nb:0.2〜1%, Mn:0.1〜1%、 を含有し、残りがFeからなる組成、並びに10〜20
容量%の空孔率を有する耐摩耗性のすぐれたFe基焼結
合金で構成し、 上記バックアップ層を、 C:0.3〜1.2%, Cr:1.2〜3.5
%, Mo:0.1〜1%、 を含有し、残りがFeと不可避不純物からなる組成、並
びに10〜20容量%の空孔率を有する高温強度のすぐ
れたFe基焼結合金で構成し、 かつ、全体に占める割合で5〜20%の純銅またはCu
合金を含浸したことを特徴とする内燃機関の鉄系焼結合
金製2層バルブシート。 - 【請求項3】 Fe基焼結合金のバルブ当接層と、これ
と一体焼結結合されたFe基焼結合金のバックアップ層
の2層構造を有する内燃機関の鉄系焼結合金製2層バル
ブシートにして、 上記バルブ当接層を、以下重量%で、 Cr:25〜45%,W:20〜30%,Co:20〜
30%,Nb:0.2〜2%、およびC:1〜3%を含
有するCr−W−Co系合金の耐摩耗性分散相:5〜1
5%, Co:55〜65%,Cr:25〜32%、およびM
o:7〜10%を含有するCo−Cr−Mo系合金の耐
酸化性分散相:5〜15%、を含有し、残りが素地を形
成するFe基合金と不可避不純物からなり、かつ前記F
e基合金が、バルブ当接層に占める割合で、 Cr:1〜3%, Mo:0.3〜3%, Ni:0.5〜3%, Co:2〜8%, C:0.6〜1.5%, Nb:0.2〜1%, Mn:0.1〜1%、 を含有し、残りがFeからなる組成、並びに10〜20
容量%の空孔率を有する耐摩耗性のすぐれたFe基焼結
合金で構成し、 上記バックアップ層を、 C:0.3〜1.2%, Cr:1.2〜3.5
%, Mo:0.1〜1%、 を含有し、残りがFeと不可避不純物からなる組成、並
びに10〜20容量%の空孔率を有する高温強度のすぐ
れたFe基焼結合金で構成し、かつ、全体に占める割合
で5〜20%の純鉛またはPb合金を溶浸したことを特
徴とする内燃機関の鉄系焼結合金製2層バルブシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3327133A JP2697430B2 (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 内燃機関の鉄系焼結合金製2層バルブシート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3327133A JP2697430B2 (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 内燃機関の鉄系焼結合金製2層バルブシート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05140702A JPH05140702A (ja) | 1993-06-08 |
JP2697430B2 true JP2697430B2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=18195685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3327133A Expired - Fee Related JP2697430B2 (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 内燃機関の鉄系焼結合金製2層バルブシート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2697430B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101363025B1 (ko) * | 2011-05-26 | 2014-02-14 | 한국분말야금(주) | 고온 내마모용 철계 소결 합금 및 이를 이용한 밸브 시이트의 제조 방법 |
KR101333747B1 (ko) * | 2011-05-26 | 2013-11-27 | 한국분말야금(주) | 고온 내마모용 철계 소결 합금 및 이를 이용한 밸브 시이트의 제조 방법 |
CN106121761A (zh) * | 2016-08-15 | 2016-11-16 | 苏州亘富机械科技有限公司 | 一种涂覆有离子氮化层的气门导管 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59123746A (ja) * | 1982-12-27 | 1984-07-17 | Toyota Motor Corp | 焼結複合耐摩耗部材 |
JPH03158445A (ja) * | 1989-11-16 | 1991-07-08 | Mitsubishi Materials Corp | 耐摩耗性に優れたFe基焼結合金製バルブシート |
-
1991
- 1991-11-15 JP JP3327133A patent/JP2697430B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05140702A (ja) | 1993-06-08 |
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