JP2697288B2 - プログラム障害自動診断装置 - Google Patents

プログラム障害自動診断装置

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JP2697288B2
JP2697288B2 JP2302181A JP30218190A JP2697288B2 JP 2697288 B2 JP2697288 B2 JP 2697288B2 JP 2302181 A JP2302181 A JP 2302181A JP 30218190 A JP30218190 A JP 30218190A JP 2697288 B2 JP2697288 B2 JP 2697288B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプログラム障害自動診断装置に関し、特にコ
ンピュータシステム上に於いて稼働しているプログラム
が何らかの原因により異常終了した場合に、このプログ
ラムが異常終了した時点の記憶装置上の内容を基に、異
常終了したプログラム名と異常終了の原因とを自動的に
分析し診断を行い、この診断結果を表示するプログラム
障害自動診断装置に関する。
〔従来の技術〕
従来はプログラム障害の自動診断を行わず、プログラ
ムが何らかの原因により異常終了した場合に、このプロ
グラムが異常終了した時点の記憶装置上のプログラム実
行状態を基に、異常終了したプログラム名及び異常終了
の原因の究明を手作業にて行っていた。
第9図は従来の手作業による原因の究明手順を示す流
れ図である。
最初に、ステップ(以下Sと記す)91でプログラムが
何らかの原因により異常終了した場合には、コンソール
上に表示されるプログラム名と、このプログラムが異常
終了した時点の記憶装置上のアドレスとプログラム例外
コードとを確認する。次にS92でプログラムが異常終了
した時点の記憶装置上のアドレスを基に、リンクマップ
情報から異常終了した原因の命令行のアドレスを究明す
る。次にS93で異常終了した原因の命令行のアドレスを
基に、コンパイル結果情報から該当の命令行を究明す
る。次にS94でプログラム例外コードと、異常終了した
原因の命令行と、これを構成している要素(例えばデー
タ項目)の記憶装置上の内容とを基に原因を究明すると
いう手順を取る。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したように従来は障害の分析および診断を手作業
により行っており,障害原因も多種多様となっている現
状では、障害発生から解決の実施までの対応時間が大き
くなることが多く、このことが稼働システムに対して多
大の影響を与えることがあるという問題点がある。又、
この場合の障害原因分析および診断には、プログラムに
対する経験豊富な人間を当てないと、非常に能率が悪い
という問題点もある。
本発明の目的は、プログラム異常終了時に異常終了の
原因情報および解決策情報を即座に把握し、解決策実施
に至るまでの対応時間が短縮し、稼働システムに与える
影響を減少させることができ、プログラム経験に左右さ
れずに確かな原因の分析と最適な解決策とを容易に把握
できるプログラム障害自動診断装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のプログラム障害自動診断装置は、プログラム
の実行前にロードモジュール作成のためのリンクの実行
結果を格納し、前記プログラムの実行中に異常終了した
場合に前記プログラムを検出するために参照されるロー
ドモジュールリンク情報記憶装置と、前記プログラムの
実行前にソースプログラムを翻訳しこの翻訳により作成
されたオブジェクトを格納し、前記プログラムの実行中
に異常終了した場合に前記プログラムの異常終了の原因
となった命令の実行アドレスを算出するために参照され
るコンパイル結果情報記憶装置と、過去に発生した異常
終了とこの過去に発生した異常終了の原因とを格納し、
前記プログラムの実行中に異常終了した場合に前記プロ
グラムの異常終了の原因を診断するために参照される障
害パターン記憶装置と、前記プログラムが実行中に異常
終了した場合に前記プログラムの異常終了の時点の記憶
装置上のプログラム実行状態を退避しておくプログラム
障害情報記憶装置と、前記プログラム障害情報記憶装置
から前記異常終了したプログラムの記憶装置上のアドレ
スおよびエラー内容を指定するプログラム例外コードを
抽出し障害情報検出結果記憶装置に格納する障害情報検
出機構と、前記異常終了したプログラムの記憶装置上の
アドレスを基に前記ロードモジュールリンク情報記憶装
置から前記異常終了したプログラム名を検出し前記異常
終了の原因となった命令の実行アドレスを算出し前記異
常終了したプログラム名と異常終了の原因となった命令
の実行アドレスを障害発生プログラム記憶装置に格納す
る障害発生プログラム検出機構と、前記コンパイル結果
情報記憶装置上の前記異常終了したプログラム名の命令
コードマップ上から異常終了した命令行を見つけるため
に前記異常終了の原因となった命令の実行アドレスをキ
ーとして検索し同一のアドレスの命令行があればこれを
異常終了した命令行として検出し、一致するアドレスが
存在しなければ前記異常終了の原因となった命令の実行
アドレスの前および後のそれぞれのアドレスの命令行を
異常終了した命令行として検出し、前記異常終了した命
令行で使用している項目のデータマップ上の情報を前記
データマップから求め、前記コンパイル結果情報記憶装
置のプログラムソースリストから前記異常終了した命令
行を検出し前記異常終了した命令行で使用している項目
のデータマップ上の情報および命令行を障害発生命令行
記憶装置に格納する障害発生命令検出機構と、前記プロ
グラム例外コードと前記異常終了の原因となった命令行
とこの命令行を構成している要素のプログラムの記憶装
置上の内容を基に前記障害パターン記憶装置から前記異
常終了の原因を照合して診断しこの診断結果と前記異常
終了の原因となった命令行を構成している要素の前記記
憶装置上の内容を障害情報診断結果記憶装置に格納する
障害情報診断機構と、前記診断結果と前記異常終了の原
因となった命令行とを構成している要素の前記記憶装置
上の内容をリストおよび表示画面の少なくとも一方に出
力する障害情報診断表示機構と、前述の各機構の実行を
制御する処理制御機構とを有する構成である。
本発明のプログラム障害自動診断装置は、プログラム
の実行前にロードモジュール作成のためのリンクの実行
結果を格納し、前記プログラムの実行中に異常終了した
場合に前記プログラムを検出するために参照されるロー
ドモジュールリンク情報記憶装置と、前記プログラムの
実行前にソースプログラムを翻訳しこの翻訳により作成
されたオブジェクトを格納し、前記プログラムの実行中
に異常終了した場合に前記プログラムの異常終了の原因
となった命令の実行アドレスを算出するために参照され
るコンパイル結果情報記憶装置と、過去に発生した異常
終了とこの過去に発生した異常終了の原因とを格納し、
前記プログラムの実行中に異常終了した場合に前記プロ
グラムの異常終了の原因を診断するために参照される障
害パターン記憶装置と、前記障害情報検出機構は実行中
に異常終了したプログラムの前記異常終了の時点の記憶
装置上のプログラム実行状態をプログラム障害情報記憶
装置に退避し、前記プログラム障害情報記憶装置から前
記異常終了したプログラムの記憶装置上のアドレスおよ
びエラー内容を指定するプログラム例外コードを抽出
し、障害情報検出結果記憶装置に格納し、 障害発生プログラム検出機構は前記異常終了したプロ
グラムの記憶装置上のアドレスを基に前記ロードモジュ
ールリンク情報記憶装置から前記異常終了したプログラ
ム名を検出し、前記異常終了の原因となった命令の実行
アドレスを算出し、前記異常終了したプログラム名と異
常終了の原因となった命令の実行アドレスを障害発生プ
ログラム記憶装置に格納し、 障害発生命令検出機構は前記コンパイル結果情報記憶
装置上の前記異常終了したプログラム名の命令コードマ
ップ上から異常終了した命令行を見つけるために前記異
常終了の原因となった命令の実行アドレスをキーとして
検索し同一のアドレスの命令行があればこれを異常終了
した命令行として検出し、一致するアドレスが存在しな
ければ前記異常終了の原因となった命令の実行アドレス
の前および後のそれぞれのアドレスの命令行を異常終了
した命令行として検出し、前記異常終了した命令行で使
用している項目のデータマップ上の情報を前記データマ
ップから求め、前記コンパイル結果情報記憶装置のプロ
グラムソースリストから前記異常終了した命令行を検出
し前記異常終了した命令行で使用している項目のデータ
マップ上の情報および命令行を障害発生命令行記憶装置
に格納し、 障害情報診断機構は前記プログラム例外コードと前記
異常終了の原因となった命令行とこの命令行を構成して
いる要素の前記記憶装置上の内容を基に前記障害パター
ン記憶装置から前記異常終了の原因を照合して診断し、
この診断結果と前記異常終了の原因となった命令行を構
成している要素の前記記憶装置上の内容を障害情報診断
結果記憶装置に格納し、 障害情報診断表示機構は前記診断結果と前記異常終了
の原因となった命令行とを構成している要素の前記記憶
装置上の内容をリストおよび表示画面の少なくとも一方
に出力し、 処理制御機構が前述の各機構の実行を制御する構成で
ある。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の一実施例のブロック図である。
ロードモジュールリンク情報記憶装置5は、プログラ
ムの実行前にロードモジュール作成のためのリンクの実
行結果を格納し、プログラムの実行中に異常終了した場
合に該当するプログラムを検出するために参照されるも
のである。コンパイル結果情報記憶装置8は、プログラ
ムの実行前にソースプログラムを翻訳しこの翻訳により
作成されたオブジェクトを格納し、プログラムの実行中
に異常終了した場合に、該当するプログラムの異常終了
の原因となった命令の実行アドレスを算出するために参
照されるものである。障害パターン記憶装置11は、過去
に発生した異常終了とこの過去に発生した異常終了の原
因とを格納し、プログラムの実行中に異常終了した場合
に該当するプログラムの異常終了の原因を診断するため
に参照されるものである。プログラム障害情報記憶装置
1は、プログラムが実行中に異常終了した場合に、実行
したプログラムの異常終了時点の記憶装置上のプログラ
ム実行状態を退避させるためのものである。障害情報検
出機構2は、プログラムが実行中に異常終了した場合
に、実行したプログラムの異常終了時点の記憶装置上の
プログラム実行状態を退避してあるプログラム障害情報
記憶装置1から、異常終了したプログラムの記憶装置上
のアドレスおよびプログラム例外コードを抽出し、障害
情報検出結果記憶装置3に格納させるためのものであ
る。障害発生プログラム検出機構4は、異常終了したプ
ログラムの記憶装置上のアドレスを基に、ロードモジュ
ールリンク(以下LMリンクと記す)情報記憶装置5から
異常終了したプログラム名を検出すると共に、異常終了
の原因となった命令の実行アドレスを算出し、障害発生
プログラム記憶装置6に異常終了したプログラム名と異
常終了の原因となった命令の実行アドレスを格納させる
ためのものである。障害発生命令検出機構7は、コンパ
イル結果情報記憶装置8上の、異常終了したプログラム
名の命令コードマップ上から異常終了した命令行を見つ
けるために、この異常終了の原因となった命令の実行ア
ドレスをキーとして検索し、同一のアドレスの命令行が
あればこれを異常終了した命令行として検出し、一致す
るアドレスが存在しなければこの異常終了の原因となっ
た命令の実行アドレスの前および後のそれぞれのアドレ
スの命令行を異常終了した命令行として検出し、この異
常終了した命令行で使用している項目のデータマップ上
の情報をデータマップから求め、コンパイル結果情報記
憶装置8のプログラムソースリストから異常終了した命
令行を検出しこの異常終了した命令行で使用している項
目のデータマップ上の情報および命令行を障害発生命令
行記憶装置9に格納するためのものである。障害情報診
断機構10は、プログラム例外コードと異常終了の原因と
なった命令を基に、障害パターン記憶装置11から、異常
終了の原因を照合して診断し、この診断結果と異常終了
の原因となった命令行を構成している要素(例えばデー
タ項目)の記憶装置上の内容を障害情報診断結果記憶装
置12に格納するものである。障害情報診断表示機構13
は、診断結果および異常終了の原因となった命令行を構
成している要素(例えばデータ項目)の記憶装置上の内
容を、リスト14又は表示画面15に出力するためのもので
ある。処理制御機構16は、各機構に対して定められた手
順に順次従い処理するよう制御するためのものである。
次に、本発明の動作について説明する。
例えば、ある数字タイプの項目(W基取融資共次回算
出区分)に数字以外のデータがセットされていて、プロ
グラム(プログラム名:KRLSG280610300)がその項目を
使用しようとして、“不正十進”というプログラム例外
コード(09−01)で異常終了した場合について説明す
る。異常終了した時点のプログラムの記憶装置上のアド
レスは“259DD6"であるとする。
(1)ここでプログラムが異常終了すると障害情報検出
機構2は、処理制御機構16の指示によりプログラム障害
情報記憶装置1に格納されているプログラム例外(09−
01)と異常終了したプログラムの記憶装置上のアドレス
(259DD6)とを抽出し、障害情報検出結果記憶装置3に
格納し、処理制御機構16に伝達する。これを受けた処理
制御機構16は、障害発生プログラム検出機構4に制御を
移す。
第2図はリンクマップ上のセグメントアドレスを示す
セグメントアドレス図である。
(2)次に障害発生プログラム検出機構4は、処理制御
機構16の指示により障害情報検出結果記憶装置機構3か
ら異常終了したプログラムの記憶装置上のアドレス(25
9DD6)を読み込む。次にLMリンク情報記憶装置5には、
第2図のリンクマップ上のセグメントアドレス図に示す
ように、複数のプログラムをリンクした結果として出力
される各プログラムの相対開始アドレス情報21が格納さ
れているので、プログラム22の中の異常終了したプログ
ラムの記憶装置上のアドレス(259DD6)をもとに、リン
クされた時の各プログラムの相対開始アドレスを x≦259DD6<y の条件で比較しながら、この条件を満たすまで検索して
いく。この結果、第2図の異常終了プログラム23に示す
ように、2598B0(x)より大きく、25A210(y)より小
さいのでKRLSG280610300が異常終了プログラム23である
ことをつきとめ、さらに異常終了の原因となった命令の
実行アドレス(0526)を 異常終了時点の記憶装置上のアドレス(259DD6)か
ら、異常終了プログラムの相対開始アドレス(2598B0)
を減ずるころで求め、障害発生プログラム記憶装置6に
異常終了したプログラム名「KRLSG280610300」と異常終
了の原因となった命令の実行アドレス(0526)を格納
し、処理制御機構16に伝達する。これを受けた処理制御
機構16は、障害発生命令検出機構7に制御を移す。
(3)障害発生命令検出機構7は、処理制御機構装置16
の指示により、障害発生プログラム記憶装置6より異常
終了したプログラム名(KRLSG280610300)と、異常終了
の原因となった命令の実行アドレス(0526)とを読み込
む。
第3図はコンパイル結果として出力するプログラムの
命令行と命令行の相対アドレスとの関係を示す命令コー
ドマップ図である。
次に障害発生命令検出機構7は、コンパイル結果情報
記憶装置8上の、異常終了したプログラム名「KRLSG280
610300」の命令コードマップ上から異常終了した命令行
を見つけるためにx≦0526≦yの条件で比較しながらそ
の条件を満たすまで検索していく。その結果、第3図の
異常終了した命令行31に示すように、 X=6100行〜Y=6101行 が異常終了の原因となった命令行であることをつきとめ
る。
第4図はコンパイル結果として出力するデータごとの
変位アドレス,属性,サイズとを示すデータマップ図、
第5図は説明のためにプログラムソースリストの一部を
切出した表示画面を示す図である。
次に障害発生命令検出機構7は、異常終了した命令行
31で使用されている項目(W基取融資共次回算出区分)
のデータマップ上の情報(変位アドレス(2C),属性
(数字),サイズ(1))をデータマップ図から求め、
コンパイル結果情報記憶装置8から、第5図に示すプロ
グラムソースリストの6100行から6101行のソース行を求
め、これらの求めたデータを障害発生命令行記憶装置9
に格納し、処理制御機構16に伝達する。これを受けた処
理制御機構16は、障害情報診断機構10に制御を移す。
(4)障害情報診断機構10は、処理制御機構装置16の指
示を受け、障害発生命令行記憶装置9からプログラムソ
ースリストの6100行から6101行のソース行とW基取融資
共次回算出区分の変位アドレス(2C),属性(数字),
サイズ(1)とを読み込む。
第6図は障害パターン記憶装置が記憶しているプログ
ラム例外コードに対応したエラー内容,原因,表示項目
の表示パターン図である。
次に障害情報診断機構10は、プログラム障害情報記憶
装置1からプログラム例外コード(09−01)を抽出し、
このプログラム例外コード(09−01)をキーにして障害
パターン記憶装置11から第6図に示すエラーメッセージ
の内容と原因と表示項目とを読み、異常終了の原因は、
この命令で使用している属性が数字であるべき項目の記
憶装置上の内容に、数字異以外のものを使用しているた
めであることをつきとめる。
第7図はプログラム障害情報記憶装置が記憶している
異常終了時点にそのプログラムが定義しているすべての
データ項目の記憶装置上の内容であるスタックフレーム
の表示パターン図である。
次に障害情報診断機構10は、プログラム障害情報記憶
装置1のスタックフレーム情報から属性が数字である項
目(W基取融資共次回算出区分)のみの記憶装置上の内
容を求め、属性と照合し、不一致の項目をつきとめる。
W求取融資共次回算出区分の記憶装置上の位置は、第7
図上で スタックフレームの開始アドレス(002328) +W基取融資共次回算出区分の変位アドレス(2C) =002354 となり、この位置からサイズ(1)分の内容を見ると属
性が数字以外の値(00)が入っているため、プログラム
が異常終了した原因はこの項目であると断定し、第5図
に示すプログラムソースリストの6100行から6101行のソ
ース行,W基取融資共次回算出区分の(00),プログラム
例外コード(09−01),プログラム名(KRLSG28061030
0),異常終了した時点の記憶装置上のアドレス(259DD
6),第6図の表示パターンのエラー内容および原因を
障害情報診断結果記憶装置12に格納し、処理制御機構16
に伝達する。これを受けた処理制御機構16は、障害情報
診断表示機構13に制御を移す。
第8図は障害情報診断表示機構の表示パターンを説明
するための表示パターン図である。
(5)障害情報診断表示機構13は、処理制御機構16の指
示により、障害情報診断結果記憶装置12から第5図に示
すプログラムソースリスト6100行から6101行のソース
行,W基取融資共次回算出区分の記憶装置上の内容(0
0),プログラム例外コード(09−01),プログラム名
(KRLSG280610300),異常終了した時点の記憶装置上の
アドレス(259DD6),第6図の表示パターンのエラー内
容および原因を、第8図に示す表示パターンのように編
集してリスト14又は表示画面15に出力した後、終了通知
を出力し、処理制御機構16に制御を移す。
(6)処理制御機構16は、障害情報診断表示機構13から
終了通知を受けた時点ですべての機構に対する制御を終
了させる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、異常終了したプログ
ラムの記憶装置上の実行状態を退避し、記憶装置上のア
ドレスおよびエラー内容を指定するプログラム例外コー
ドを基にプログラム名を検出し、異常終了の原因となっ
た命令の実行アドレスを算出し、命令行を検出し、過去
に発生した異常終了と照合して今回異常終了の原因を診
断し、この診断結果と異常終了の原因となった命令行の
内容を表示することにより、障害原因の分析および診断
の経験の少ない人間が対応しても、プログラム異常終了
時に異常終了の原因情報および解決策情報を即座に把握
でき、解決策実施に至るまでの対応時間を短縮し、稼働
システムに与える影響を減少させることができ、プログ
ラム経験に左右されずに確かな原因の分析と最適な解決
策とを容易に実施できるという効果が有る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図はリン
クマップ上のセグメントアドレスを示すセグメントアド
レス図、第3図はコンパイル結果として出力するプログ
ラムの命令行と命令行の相対アドレスとの関係を示す命
令コードマップ図、第4図はコンパイル結果として出力
するデータごとの変位アドレス,属性,サイズとを示す
データマップ図、第5図は説明のためにプログラムソー
スリストの一部を切出した表示画面を示す図、第6図は
障害パターン記憶装置が記憶しているプログラム例外コ
ードに対応したエラー内容,原因,表示項目の表示パタ
ーン図、第7図はプログラム障害情報記憶装置が記憶し
ている異常終了時点にそのプログラムが定義しているす
べてのデータ項目の記憶装置上の内容であるスタックフ
レームの表示パターン図、第8図は障害情報診断表示機
構の表示パターンを説明するための表示パターン図、第
9図は従来の手作業による原因の究明手順を示す流れ図
である。 1……プログラム障害情報記憶装置、2……障害情報検
出機構、3……障害情報検出結果記憶装置、4……障害
発生プログラム検出機構、5……ロードモジュールリン
ク(LMリンク)情報記憶装置、6……障害発生プログラ
ム記憶装置、7……障害発生命令検出機構、8……コン
パイル結果情報記憶装置、9……障害発生命令行記憶装
置、10……障害情報診断機構、11……障害パターン記憶
装置、12……障害情報診断結果記憶装置、13……障害情
報診断表示機構、14……リスト、15……表示画面、16…
…処理制御機構、21……相対開始アドレス情報、22……
プログラム、23……異常終了プログラム、31……異常終
了した命令行。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プログラムの実行前にロードモジュール作
    成のためのリンクの実行結果を格納し、前記プログラム
    の実行中に異常終了した場合に前記プログラムを検出す
    るために参照されるロードモジュールリンク情報記憶装
    置と、 前記プログラムの実行前にソースプログラムを翻訳しこ
    の翻訳により作成されたオブジェクトを格納し、前記プ
    ログラムの実行中に異常終了した場合に前記プログラム
    の異常終了の原因となった命令の実行アドレスを算出す
    るために参照されるコンパイル結果情報記憶装置と、 過去に発生した異常終了とこの過去に発生した異常終了
    の原因とを格納し、前記プログラムが実行中に異常終了
    した場合に前記プログラムの異常終了の原因を診断する
    ために参照される障害パターン記憶装置と、 前記プログラムが実行中に異常終了した場合に前記プロ
    グラムの異常終了の時点の記憶装置上のプログラム実行
    状態を退避しておくプログラム障害情報記憶装置と、 前記プログラム障害情報記憶装置から前記異常終了した
    プログラムの記憶装置上のアドレスおよびエラー内容を
    指定するプログラム例外コードを抽出し障害情報検出結
    果記憶装置に格納する障害情報検出機構と、 前記異常終了したプログラムの記憶装置上のアドレスを
    基に前記ロードモジュールリンク情報記憶装置から前記
    異常終了したプログラム名を検出し前記異常終了の原因
    となった命令の実行アドレスを算出し前記異常終了した
    プログラム名と異常終了の原因となった命令の実行アド
    レスを障害発生プログラム記憶装置に格納する障害発生
    プログラム検出機構と、 前記コンパイル結果情報記憶装置上の前記異常終了した
    プログラム名の命令コードマップ上から異常終了した命
    令行を見つけるために前記異常終了の原因となった命令
    の実行アドレスをキーとして検索し同一のアドレスの命
    令行があればこれを異常終了した命令行として検出し、
    一致するアドレスが存在しなければ前記異常終了の原因
    となった命令の実行アドレスの前および後のそれぞれの
    アドレスの命令行を異常終了した命令行として検出し、
    前記異常終了した命令行で使用している項目のデータマ
    ップ上の情報を前記データマップから求め、前記コンパ
    イル結果情報記憶装置のプログラムソースリストから前
    記異常終了した命令行を検出し前記異常終了した命令行
    で使用している項目のデータマップ上の情報および命令
    行を障害発生命令行記憶装置に格納する障害発生命令検
    出機構と、 前記プログラム例外コードと前記異常終了の原因となっ
    た命令行とこの命令行を構成している要素の前記記憶装
    置上の内容を基に前記障害パターン記憶装置から前記異
    常終了の原因を照合して診断しこの診断結果と前記異常
    終了の原因となった命令業を構成している要素の前記記
    憶装置上の内容を障害情報診断結果記憶装置に格納する
    障害情報診断機構と、 前記診断結果と前記異常終了の原因となった命令行とを
    構成している要素の前記記憶装置上の内容をリストおよ
    び表示画面の少なくとも一方に出力する障害情報診断表
    示機構と、 前述の各機構の実行を制御する処理制御機構とを有して
    いることを特徴とするプログラム障害自動診断装置。
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