JP2695290B2 - 簡易型パネルヒータ - Google Patents

簡易型パネルヒータ

Info

Publication number
JP2695290B2
JP2695290B2 JP2338655A JP33865590A JP2695290B2 JP 2695290 B2 JP2695290 B2 JP 2695290B2 JP 2338655 A JP2338655 A JP 2338655A JP 33865590 A JP33865590 A JP 33865590A JP 2695290 B2 JP2695290 B2 JP 2695290B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pole
sheet body
panel heater
heater
simplified
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2338655A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04208317A (ja
Inventor
章 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2338655A priority Critical patent/JP2695290B2/ja
Publication of JPH04208317A publication Critical patent/JPH04208317A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2695290B2 publication Critical patent/JP2695290B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
  • Surface Heating Bodies (AREA)
  • Central Heating Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は,一般家庭の暖房用に使用される電気パネル
ヒータに関し,構造の簡易化を図った簡易型パネルヒー
タに関するものである。
〔従来技術〕
近年,住居の気密性が良くなったため,電気ヒータだ
けで暖房を行なうケースが増えている。その場合,使用
される電気ヒータは大別すると温風式と輻射式に分けら
れる。
温風式の場合,コンパクトで取扱いやすいが,下記の
ような短所がある。
〈温風式の短所〉 (1)風が人体に直接当たり,不快感がある。
(2)ファンで風を送るので,ある程度騒音がある。
(3)部屋の上下で温度差が大きい。
(4)輻射熱が少ないので寒く感じ,部屋の温度を比較
的高く設定する必要があり,消費電力が多い。
一方,図8に示すようなパネルPとその支持部Sとを
有する従来の輻射式パネルヒータは上記のような短所は
ないが,は逆に下記のような短所があった。
〈輻射式パネルヒータの短所〉 1.パネルヒータとして輻射熱を多くするためには輻射面
積を大きくする必要があり,輻射面を大きくすると必然
的に機器も大きくなり取扱いに不便である。
2.発熱量の多いオイルヒータにした場合,重量が30〜40
kgと重く取扱いが不便である。
3.パネルヒータ,オイルヒータともに,大きく,重いた
め,夏期の収納時に,収納する場所を取ると共に,しま
う事自体わずらわしい。
〔発明が解決しようとする課題〕
従って,本発明の課題は,輻射式パネルヒータの暖房
性における長所を維持したまま,収納性の改善及び収納
する場合のスペースを小型化することである。
〔課題を解決するための手段〕
収納性及び収納スペースを改善するために,本発明
は,輻射面材に断熱材を接合して構成した柔軟なシート
体の上記断熱材の上記輻射面材との接合面に形成された
溝に発熱用ヒータ線を埋設すると共に上記シート体の一
端を温度調節回路等よりなる制御回路を内設したポール
に固定し,収納時には上記シート体を上記ポールに巻き
付け,使用時には上記シート体をポールからほどき,平
面状にして使用することを特徴とする簡易型パネルヒー
タとして構成されている。
〔作用〕
制御回路を内設したポールにシート体を巻き付けた状
態で収納できるので,大きい収納スペースを取らない。
また,使用に際してはシート体をポールから解くだけで
パネル状のヒータが得られ,手間を取らない。更に,上
記シート体は該シート体を構成する断熱材に形成された
溝に発熱用ヒータ線を埋設するため,ポールへ巻き付け
る際,及びポールからほどく際に上記発熱用ヒータ線に
負荷がかからず,これらの作業が容易に行えると共に,
上記発熱用ヒータ線の破損等を防止できる。
〔実施例〕
続いて,添付図面を参照しながら,本発明を具体化し
た実施例につき説明し,本発明の理解に供する。
ここに,図1は本発明の一実施例に係る簡易型パネル
ヒータの使用状態を示す斜視図,図2は同簡易型パネル
ヒータの内部構造を示す断面図,図3は同パネルヒータ
の制御回路図,図4は他の例に係るパネルヒータの制御
回路図,図5は図1に示した簡易型パネルヒータの他の
使用例を示す斜視図,図6は別の実施例に係る簡易型パ
ネルヒータの使用状態を示す斜視図,図7は図6に示し
た簡易型パネルヒータの収納状態を示す斜視図である。
先ず,第1図を参照して,吊り下げて使用することの
できる一実施例に係る簡易型パネルヒータにつき説明す
る。
図1に示した簡易型パネルヒータ1は,織物や編み物
等の柔軟なシート体2を本体とし,このシート体2内に
発熱用のヒータ線4を内蔵して構成される。
図2に示すように,上記シート体2の裏面は,例えば
ニードルパンチフェルト等の柔軟性のある断熱材2aで覆
われている。上記断熱材2aの材質としては,耐熱性の高
いポリエステル繊維等が好適である。また,上記断熱材
2aとの間で上記ヒータ線4を挟み込む輻射面3は,例え
ばポリエステル織物等により構成することができる。
図2に示すように,上記断熱材2aの上記輻射面材3と
の接合面にはヒータ線4を配設するための溝20が形成さ
れており,上記輻射面材3と断熱材2aは,接着や縫い合
わせにより接合され,この接合時にヒータ線4がシート
体2内の上記溝20内に収容される。
図2に示すように,ヒータ線4に近接して上記ヒータ
線4の過昇温度防止サーモカップル5が配設されてい
る。サーモカップル5は,上記輻射面材3の温度が上が
り過ぎないように通電を停止させるためのもので,図3
又は図4に示す如く,サーモスタットと温度ヒューズに
直列に連結され,安全性が考慮されている。
上記シート体2の一端は,該シート体2を巻き付ける
ための上ポール6に固着されている。上ポール6の中に
は,制御回路や結線部等が内蔵されている。また,上記
上ポール6には,例えばワイヤレスリモコン8からの赤
外線信号を受けて電源の入り・切りを行なう赤外線受光
部7及びその通電表示灯9が設けられている。
また,上記シート体2の他端には,シート体2を図示
のように上ポール6から吊り下げたとき,シート体2が
パネル状に広がるようにシート体2を引張るための下ポ
ール10が固着されている。この下ポール10には,ACコー
ドの入力部11及び電源メインスイッチ12が設けられてい
る。
上記のような簡易型パネルヒータ1を天井等から吊り
下げて用いる場合には,紐,ワイヤ,チェーン等の条体
13を上ポール6の上端に取り付け,天井のフック等に引
っかける。
前記赤外線受光部7からの信号は,図3に示す赤外信
号受信部14に伝えられ,赤外信号受信部14がリレー15を
作動させることにより,ヒータ線4の駆動回路が入り・
切りされる。
上記のような簡易型パネルヒータ1は,図5に示すよ
うに,支持ポール17で支持させるようにしてもよい。こ
のような簡易型パネルヒータ1は,通常壁面に沿って配
置されて使用される場合が多い。このような場合,一種
の壁飾り(タペストリ)の役目をなすことができので,
シート体2を柄のある織物(タフト等)で構成しておけ
ば装飾品としても効果的である。
上記したような簡易型パネルヒータ1は,図1や図5
に示したようにして用いられるが,収納する場合には前
記上ポール6又は下ポール10若しくはその両方に適当に
巻き付けて収納することができる。その際,上述したよ
うに制御回路等は上ポール6内に内蔵されているため,
上ポール6,下ポール10,及びこれらに巻き付けたシート
体2以外に場所を取らず,コンパクトに収納できる。ま
た,ヒーガ線4はシート体2を構成する断熱材2aに形成
された溝20内に配設されているため,上記シート体2を
巻き付けたりほどいたりする際に上記ヒータ線4に負荷
がかからず,これらの作業が容易に行えると共に,上記
ヒータ線4の破損等を防止できる。
また,上記輻射面材3の表面に遠赤外線塗料を塗布す
れば,更に遠赤外線を多く放射でき,快い暖房を得るこ
とができる。
図6及び図7に示した他の実施例に係る簡易型パネル
ヒータ1′では,ヒータ線4を埋設したシート体2を使
用時に垂直にして用いる垂直ポール15,15にシート体2
の両端を固定し,収納時には第7図に示すように両垂直
ポール15,15にシート体2を巻き付けてコンパクト化
し,使用時には,図6に示すように,垂直ポール15,15
からシート体2をほどいて垂直ポール15,15で垂直面状
に広げて使用する。
なお,上記垂直ポール15の下端には脚部18を取り付
け,垂直ポール15を自立させる。この場合においても,
図1に示した例と同様,ワイヤレスリモコン8を用い電
源のON・OFFをしてもよいが,図6に示すように,一方
の垂直ポール15の上端部に電源スイッチ20を具備する操
作部19を設けたり,更には,図示せぬ温度調整つまみを
設けて設定温度を種々調整し得るようにしてもよい。
また制御回路としては,図4に示す如く,サイリスタ
等を使用した温度調整回路21を用いてヒータ線4の温度
を調節する如くなしてもよい。
なお,22は電流ヒューズを示す。
〔発明の効果〕
本発明は,以上述べたように構成されているので,シ
ート体をポールからほどいて平面状にすれば,大きな輻
射面を有する簡易型のパネルヒータを得ることができ,
良好な暖房感覚が得られ,また,シート体を巻き付ける
だけで簡単に収納することができる。また,シート体は
該シート体を構成する断熱材に形成された溝に発熱用ヒ
ータ線を埋設するため,ポールへ巻き付ける際,及びポ
ールからほどく際に上記発熱用ヒータ線に負荷がかから
ず,これらの作業が容易に行えると共に,上記発熱用ヒ
ータ線の破損等を防止できる。更に,温度調節回路等の
制御回路は上記ポール内に内設されているため,収納場
所を取らない極めてコンパクトなパネルヒータを得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明の一実施例に係る簡易型パネルヒータの使
用状態を示す斜視図,図2は同簡易型パネルヒータの内
部構造を示す断面図,図3は同パネルヒータの制御回路
図,図4は他の例に係るパネルヒータの制御回路図,図
5は図1に示した簡易型パネルヒータの他の使用例を示
す斜視図,図6は別の実施例に係る簡易型パネルヒータ
の使用状態を示す斜視図,図7は図6に示した簡易型パ
ネルヒータの収納状態を示す斜視図,図8は従来のパネ
ルヒータを示す斜視図である。 〔符号の説明〕 1,1′……簡易型パネルヒータ 2……シート体、3……輻射面材 4……ヒータ線、6……上ポール 10……下ポール、15……垂直ポール 20……溝、2a……断熱材

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】輻射面材に断熱材を接合して構成した柔軟
    なシート体の上記断熱材の上記輻射面材との接合面に形
    成された溝に発熱用ヒータ線を埋設すると共に上記シー
    ト体の一端を温度調節回路等よりなる制御回路を内設し
    たポールに固定し,収納時には上記シート体を上記ポー
    ルに巻き付け,使用時には上記シート体をポールからほ
    どき,平面状にして使用することを特徴とする簡易型パ
    ネルヒータ。
  2. 【請求項2】使用時に上記ポールを水平状態にして,上
    記シート体を上記ポールから吊り下げて使用する請求項
    1記載の簡易型パネルヒータ。
  3. 【請求項3】使用時に上記ポールを垂直状態にし,上記
    シート体を上記ポールにより垂直に支えて使用する請求
    項1記載の簡易型パネルヒータ。
JP2338655A 1990-11-30 1990-11-30 簡易型パネルヒータ Expired - Fee Related JP2695290B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2338655A JP2695290B2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 簡易型パネルヒータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2338655A JP2695290B2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 簡易型パネルヒータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04208317A JPH04208317A (ja) 1992-07-30
JP2695290B2 true JP2695290B2 (ja) 1997-12-24

Family

ID=18320224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2338655A Expired - Fee Related JP2695290B2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 簡易型パネルヒータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2695290B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109186164B (zh) * 2018-09-19 2024-05-03 珠海格力电器股份有限公司 加热片组件、空调器室外机、空调器

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5121249A (ja) * 1974-08-13 1976-02-20 Daikin Ind Ltd Paneruhiita
JPS5618791U (ja) * 1979-07-20 1981-02-19
JPS57143398U (ja) * 1981-03-05 1982-09-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04208317A (ja) 1992-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107427133B (zh) 用于暖风及温热、按摩的炕面石床垫床
JP2695290B2 (ja) 簡易型パネルヒータ
JPH09112940A (ja) ロールスクリーン型暖房装置
JP3254332B2 (ja) 床暖房制御方法
CN215675418U (zh) 一种可卷曲电暖画
JP3234954U (ja) 暖足器
KR200308911Y1 (ko) 난방겸용 액자
CN213019827U (zh) 一种新型远红外调温定时取暖器
CN213370134U (zh) 一种新型发热围巾
JP2010246804A (ja) ヒーター付きクッション
JPS5911328Y2 (ja) 暖房装置
JPH04161587A (ja) 暖房カーテン
JP3180001B2 (ja) 電気カーペット
JPH0351909Y2 (ja)
JPS6337606Y2 (ja)
JP3936432B2 (ja) 面発熱体装備建具
JPH089545Y2 (ja) フレキシブルパネルヒーター
JPH10339078A (ja) 扉による暖房方法及び暖房用ヒータ付扉
KR200280244Y1 (ko) 커텐히터
JPH07213578A (ja) サウナ装置
JPH071142Y2 (ja) 足温器
JP3101476U (ja) 暖房器具
JPS5827338Y2 (ja) 温風こたつ
JP2002164155A (ja) 椅子用加温シ−ト
JP3034691U (ja) 床暖房用シーズヒーター

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees