JP2695075B2 - 画像記録方法及び装置 - Google Patents
画像記録方法及び装置Info
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Description
かつ異なる色に発色する複数の感熱発色層が設けられた
感熱記録材料へ画像を記録する場合に、記録ヘッドによ
る各感熱発色層への画像記録及び光の照射による定着を
繰り返すことにより画像を記録する画像記録方法及び装
置に関する。
録する方法として、感熱記録方法がある。この感熱記録
方法は、紙や合成紙等の支持体に発色剤、顕色剤を塗布
した感熱記録材料を用い、サーマルヘツドによりこの感
熱記録材料を加熱処理するプロセスにより記録するもの
である。このような感熱記録方法は、現像が不要であ
る、支持体が紙の場合は紙質が一般紙に近い、取扱
いが容易である、発色濃度が高い、記録装置が簡単
であり安価である、記録時の騒音がドツトプリンタ等
に比べて少ない等の利点があり、白黒のフアクシミリや
プリンタの分野で近年急速に普及している。
報産業の急速な発展に伴い、計算機、フアクシミリをは
じめとする情報機器の端末機から簡単にカラーハードコ
ピーを得たいという要求が強まってきている。
に発色する複数の発色層を設けることにより、従来にな
く良好な感熱発色画像を得ることができる多色感熱記録
材料を提案した(特願平2−89384号、特願平2−
134303号)。この感熱記録材料へは、主走査方向
にヘッドが配列された感熱ヘッドを副走査方向へ走査記
録して画像を記録するようになっている。
が加えられることにより、発色層に含有されるジアゾニ
ウム塩がカプラと反応して発色する。次いで、光エネル
ギを与えることにより発色層中のジアゾニウム塩が分解
されて窒素ガスと透明な物質になる。このため、この層
に更に熱が加えられても更に発色することはない。
来得ることのできなかった優れた色、優れた色分離性及
び画像保存性も良好な多色画像を得ることができる。ま
た、得られた画像を透過画像とすることも、反射画像と
することもできる。
せるために、感熱記録材料は発色層毎に異なる熱が供給
されることにより、発色層毎に別々に発色するようにな
っている。
た熱を供給するためには、例えば、感熱記録材料の搬送
速度、すなわち、副走査速度を変更する。これにより、
感熱ヘッドが同一温度であっても、感熱記録材料の単位
面積当たりに供給されるエネルギが発色する色に対して
発色するに充分なエネルギになる。また、この感熱記録
材料において、一方の面に多重に発色層が設けら、各発
色層を発色させる場合には、上層を下の層が加熱されな
い程度のエネルギで加熱発色させ、次回の画像を記録す
る時のエネルギによって既に画像の記録された発色層が
発色しないようにこの発色層の定着処理が終了した後
に、下の発色層の加熱処理を行う必要がある。
は、発色層に対応する所定波長の光を照射することによ
り光重合または光分解等の光反応が起こり、これ以降に
エネルギが供給されても発色が抑制されるようになって
いる。
ように、副走査速度を変更して感熱記録材料に供給する
エネルギを変化させる場合には、各発色層に対応して感
熱記録材料の副走査速度が異なるため、定着処理時間が
異なってしまう。したがって、副走査速度が速くなるの
に応じて定着時間が短くなり、画像記録の終了後に定着
処理のための光を照射しても、発色層を定着させるに充
分な反応時間が得られず定着不足になることがある。こ
の感熱記録材料の定着不足の部位に次の画像を記録ため
に熱を供給すると、この熱によって定着不足の部位が発
色してしまう。これにより、定着不足の色画像は、より
高い熱により再度発色して濃度が高くなり、画像信号に
基づく適正な画像を再現できない。そこで、画像記録の
終了後に充分な定着処理時間を設けることが考えられる
が、定着処理時間の延長は記録時間の増加を招き、好ま
しくない。
間を延長させることなく、適正に画像を定着することが
でき、画像信号に基づく色画像の再現性を向上すること
ができる画像記録方法及び装置を得ることが目的であ
る。
に請求項1に記載の発明の画像記録方法は、熱エネルギ
が供給されることにより各々異なる色に発色する感度が
異なる複数の発色層が積層されると共に全層または最終
記録層以外の層が光の照射により定着可能な感熱感光発
色層である感熱記録材料に、発色させるための熱エネル
ギーが低い発色層から順に画像データに基づいて熱エネ
ルギを供給することにより前記感熱感光発色層を発色さ
せ、発色した該感熱感光発色層を定着した後に次の発色
層を発色させて複数の色画像を重ねて記録するにあた
り、発色させた熱エネルギより少ない熱エネルギによっ
て色画像の発色の終了した該感熱感光発色層を加熱しな
がら光を照射して定着することを特徴としている。
ルギが供給されることにより各々異なる色に発色する感
度が異なる複数の発色層が積層されると共に全層または
最終記録層以外の層が光の照射により定着可能な感熱感
光発色層である感熱記録材料に、発色させるための熱エ
ネルギーが低い発色層から順に熱エネルギを供給して画
像を記録する記録手段と、前記感熱感光発色層を定着可
能な光を照射する光源と、前記光源からの光が照射され
る位置近傍の前記感熱記録材料を加熱する加熱手段と、
発色させた熱エネルギより少ない熱エネルギによって色
画像の発色の終了した該感熱感光発色層を加熱するよう
に前記加熱手段を制御すると共に加熱しながら該感熱感
光発色層を定着するための光を照射するように前記光源
を制御する制御手段とを備えたことを特徴としている。
を発色させるための熱エネルギーが低い発色層から順に
画像データに基づいて熱エネルギを供給することにより
感熱感光発色層を発色させ、発色した感熱感光発色層を
定着した後に次の発色層を発色させて複数の色画像を重
ねて記録する。この感熱記録材料は、熱エネルギが供給
されることにより各々異なる色に発色する感度が異なる
複数の発色層が積層されている。また、この感熱記録材
料の発色層は、全層または最終記録層以外の層が光の照
射により定着可能な感熱感光発色層である。このため、
感熱感光発色層を発色させた後には、この発色層を発色
させた熱エネルギより少ない熱エネルギによって色画像
の発色の終了した感熱感光発色層を加熱しながら感熱感
光発色層を定着するための光を照射する。したがって、
光が照射されることにより発色層が定着され、かつ定着
時に略同時に感熱感光発色層である感熱記録材料が加熱
されることにより、定着処理反応が促進される。このた
め、定着処理時間を延長させることなく、短時間で発色
層の定着処理を行なうことができる。これにより、発色
層は定着不足になることなく、定着処理の終了した発色
層は、再度発色して濃度が高くなることなく、画像信号
に基づく適正な画像を再現できる。
項2に記載の発明の画像記録装置は、光源を備え、光源
は感熱記録材料に光を照射することにより感熱記録材料
の感熱感光発色層を定着させる。この感熱記録材料は、
熱エネルギが供給されることにより各々異なる色に発色
する感度が異なる複数の発色層が積層されると共に全層
または最終記録層以外の層が光の照射により定着可能な
感熱感光発色層である。記録手段は、この感熱記録材料
を発色させるための熱エネルギーが低い発色層から順に
熱エネルギを供給して画像を記録する。加熱手段は、光
源からの光が照射される位置近傍の感熱記録材料を加熱
する。制御手段は、該感熱感光発色層を定着するための
波長の光を照射するように光源を点灯させることによっ
て定着処理を開始させる。また、制御手段は、定着処理
時に、加熱手段によって発色させた熱エネルギより少な
い熱エネルギによって色画像の発色の終了した該感熱感
光発色層が加熱されるように制御する。したがって、光
が照射されることにより発色層の定着が開始され、かつ
この定着時において光源からの光が照射される位置近傍
の感熱記録材料が加熱されることにより、定着処理反応
が促進される。このため、定着処理時間を延長させるこ
となく、短時間で発色層の定着処理を行なうことができ
る。
細に説明する。本実施例はデジタルカラープリンタ10
に本発明を適用したものである。
材料12について説明する。図2に示したように、本実
施例に用いた感熱記録材料12は、支持体22上に第
1、第2及び第3の感熱記録層20、18、16からな
る感熱発色層が順に積層されている。また、発色層に傷
等が生じないように保護するために第3の感熱記録層1
6の表面には保護層14が塗布されている。また、同様
に支持体22の表面にはバックコート層24が塗布され
ている。第1の感熱発色層20は電子供与性染料前駆体
と電子受容性化合物を主成分としている。第2の感熱層
18は、最大吸収波長が360±20nmであるジアゾニ
ウム塩化合物と該ジアゾニウム塩化合物と熱時反応して
呈色するカプラを含有している。第3の感熱層16は、
最大吸収波長が420±20nmであるジアゾニウム塩化
合物と該ジアゾニウム塩化合物と熱時反応して呈色する
カプラを含有している。
の各感熱記録層の発色色相を、減色混合における3原
色、シアン、マゼンタ及びイエロとなるように選択す
る。すなわち、第1の各感熱記録層がシアンの発色色相
であるC層20、第2の各感熱記録層がマゼンタの発色
色相であるM層18及び第3の各感熱記録層がイエロの
発色色相であるY層16になっている。
画像記録装置10について、第1実施例として図面を参
照して説明する。
ケーシング50内に収納されており、画像記録装置の前
面には感熱記録材料12の搬入・排出口112が設けら
れ、作業員の手によって未処理の感熱記録材料12が挿
入されるようになっている。搬入・排出口112から紙
面手前側には載置台52が延長されており、感熱記録材
料12をこの載置台52上へ載置して搬入・排出口11
2へ平面的に挿入することができるようになっている。
また、感熱処理が終了した感熱記録材料10は、この搬
入・排出口112から排出されるようになっており、前
記載置台52は、この排出される既に処理の終了した感
熱記録材料12の受け台としての役目も有している。ま
た、この載置台52は、搬入・搬出口112方向へ挿入
することにより装置内部へ収納可能となっている。
6が接続されており、このVTR116からの画像信号
に基づいて後述するサーマルヘツド46による画像記録
時の画像記録信号が作成されるようになっている。な
お、他に画像記録装置に接続される画像信号源として、
CCDカメラ等が挙げられる。
パネル117には、電源スイツチ120、プリント枚数
等が表示される表示装置122、プリントボタン96が
設けられている。また、プリントボタン96の下方に
は、開閉可能なサブカバー126が設けられ、図示しな
い画質等の微調整ツマミが取り付けられている。
3右側面からは、感熱記録材料12の載置台52が突出
されている。この載置台52へ感熱記録材料12を記録
層を上面にし、感熱記録材料12の先端をケーシング5
0内へ挿入することにより感熱記録材料12が図3矢印
A方向へ搬送される。
ラ54が配設されており、感熱記録材料12を挟持搬送
するようになっている。搬送ローラ54の下流側には、
複数のガイド板56が順に配設されており、感熱記録材
料12が案内されるようになっている。したがって、複
数のガイド板56により感熱記録材料12は略C字状に
搬送される。
転軸へ連結されている。モータは制御装置26に接続さ
れており、感熱記録材料12の挿入または搬出に応じて
制御装置26によってモータの正逆方向の回転が制御さ
れるようになっている。
の搬送ローラ58が配設されている。これらの搬送ロー
ラ58はベルトにより連結されており、このベルトはモ
ータ66の回転軸に連結されている。モータ66は制御
装置26へ接続され、制御装置26からの信号により1
方向(図3反時計方向)へ回転されるようになってい
る。
熱記録材料12の発色層が形成されない側に対応して、
プラテンローラ60が配置されている。プラテンローラ
60は、駆動ベルトを介してモータ68の回転軸に連結
されている。モータ68は、制御装置26からの信号に
よって1方向へ回転されるようになっている。
イン型のサーマルヘッド46が配設されている。このサ
ーマルヘッド46の先端部には発熱体62が取付けら
れ、制御装置26から画像信号が供給されると、画像信
号に応じて発熱し、感熱記録材料12を加熱するように
なっている。なお、発熱体62への発熱量は、加熱時間
によって変更することができるようになっている。すな
わち、プラテンローラ60の回転速度を発色層に応じて
変更することにより、感熱記録材料10へ供給するエネ
ルギを変更する。
め信号によって、最初の発色層(本実施例ではY層1
6)の加熱記録時にバー状の位置決めマークが記録され
るようになっている。なお、この位置決めマークは、第
1の光電センサ70で感熱記録材料12の先端部を検出
した時点から所定時間後に記録される。この位置決めマ
ークに基づいて他の色層(M層18、C層20)の記録
の記録時期を定めるようにしている。
送ローラ64が配設されており、感熱記録材料12が搬
送ローラ64に挟持される。プラテンローラ60と搬送
ローラ64との間には第2の光電センサ72が取付けら
れており、この第2の光電センサ72は、前記位置決め
マークを検出して検出した信号を出力するように制御装
置26へ接続されている。
して連結されている。搬送ローラ64は、図示しないモ
ータの回転軸と連結されており、制御装置26からの信
号に応じて1方向へ回転するようになっている。
材料12の表面(発色層側)に紫外光を照射する2つの
光源78が設けられている。この光源78は、制御装置
26からの信号に応じて点灯、消灯するようになってい
る。また、この光源78から照射される光の波長は、約
365nmと420nmとに切換可能とされ、各々感熱
記録材料12のY色層とM色層の定着用とされている。
面から加熱できる位置にはヒータ28が配設されてい
る。ヒータ28は、制御装置26に接続されており、制
御装置26が出力する信号に応じて発熱する。
76を備えた搬送経路切換手段74が設けられており、
制御装置26からの信号に応じてカム76が回転するこ
とにより感熱記録材料12の搬送経路を排出方向(図3
右方)またはループ方向(図3上方)に切り換えるよう
になっている。
は、搬送ローラ54の近傍へと搬送される。ここで、搬
送ローラ54を逆転させることにより、ガイド板に案内
されて搬送されてくる感熱記録材料12を挟持して、載
置台52上へと搬送するようになっている。
料12は、ガイド板56に設けられた孔を通過して、再
度搬送ローラ58へ挟持され、ループ状搬送経路へ至る
ようになっている。すなわち、本実施例では、同一面を
Y色、M色、C色の少なくとも3回のスキヤニング(加
熱処理)を行なうため、載置台52から挿入された感熱
記録材料12をカム76によってループ状搬送経路へ案
内し、3回目のスキヤニング後に、カム76を排出方向
にして、感熱記録材料12を載置台52へ取り出すよう
にしている。
記録材料12に供給するエネルギー(熱量)は同一とさ
れ、副走査速度を変更することにより、感熱記録材料1
2の単位面積当たりに受けるエネルギを変化させてい
る。例えば、Y色画像記録時の副走査速度を30mm/
sとし、M色画像記録時の副走査速度を16mm/sと
し、C色画像記録時の副走査速度を6mm/sとする。
これにより、感熱記録材料12が受ける発熱体62から
のエネルギー(熱量)は、1回目(Y色層16)のスキ
ャニング時は”弱”とされ、下層のM色層18及びC色
層20には何ら影響がなく、2回目の回転時は”中”、
3回目の回転時は”強”とされるように制御装置26に
よって制御される。
着するには、光を照射することにより行なっているが、
上記のように副走査速度を変更するために定着時間が異
なってしまう。
更することにより、この光定着反応に要する時間が発色
層により異なってしまう。したがって、副走査速度が速
く、定着処理時間が短い場合には、光反応が充分に行わ
れず、定着が不完全のまま加熱処理に移行してしまう。
このため、本実施例では、感熱記録材料12を加熱処理
しながら光を照射して、定着処理を行っている。この加
熱処理により、光定着処理反応は促進され、再度エネル
ギが供給されることによる不要な発色が抑制されるに充
分な定着処理が可能になる。
促進され、定着処理速度が向上する。なお、本実施例で
は、発色層に応じて副走査速度を変更し感熱記録材料1
2に付与されるエネルギを変更するため、定着処理を行
なう発色層に応じて適正な加熱温度を選択するようにし
てもよい。例えば、Y色層16の定着処理時のヒータの
温度は30°C〜80°Cに、M色層18の定着処理時
のヒータの温度は30°C〜90°Cにすることが好ま
しい。
発色層に応じた適正な定着処理状態を実験的に求めた。
これによれば、各発色層毎に適正に定着処理を行なうこ
とができる。 (状態1) Y色層: 感熱記録材料の加熱温度 70°C 光照射による供給エネルギ 75mW/cm2 副走査速度 30mm/s M色層: 感熱記録材料の加熱温度 80°C 光照射による供給エネルギ 45mW/cm2 副走査速度 15mm/s C色層: 副走査速度 6mm/s 図4に示したように、制御装置26は、CPU80、R
AM84、ROM82、入力ポート86、出力ポート8
8及びこれらを接続するデータバスやコントロールバス
等のバス90で構成されるマイクロコンピユータ94を
備えている。入力ポート86には、プリントボタン9
6、光電センサ70、72及び73が接続され、このプ
リントボタン96の操作と光電センサ70、72及び7
3による感熱記録材料10の検出により、一連の加熱処
理がなされるようになっている。なお、この制御装置2
6には、図6及び図7に示した画像を記録するための制
御プログラムが記憶されている。
を回転させるモータ68、サーマルヘツド46、光源7
8、ヒータ28、感熱記録材料12を搬送する搬送ロー
ラ58を回転させるモータ66、カム76がそれぞれド
ライバ69、44、79、29、67、75を介して接
続され、それぞれの駆動が制御されるようになってい
る。なお、ドライバ44は、サーマルヘツド32へ画像
信号に応じたパルス信号を出力するようになっている。
を介してモータ68に接続されており、プラテンローラ
60を回転させるように信号を送出する。また、マイク
ロコンピュータ94はドライバ79を介して光源78に
接続されており、感熱記録材料12の記録した色の画像
に応じて制御信号を送出する。これにより、光源78
は、365nmと420nmの波長の紫外光とに切り換
えられ感熱記録材料12を照射するようになっている。
ッド46の各発熱体62を加熱するための流れがブロッ
ク図として示されている。
M、Cの各色の他文字等を示すK(黒色)信号が含まれ
ている。これらの信号は、制御装置26においてY、
M、Cの3色に変換される。
階調(256階調なら0〜255)で表され、LUT
(ルックアップテーブル)36を介して1ライン分のデ
ータを記憶するラインバッファ42へ出力する。このラ
インバッファ42には、プラテンローラ60を回転させ
るドライバ69からの信号が入力され、プラテンローラ
60の回転に同期して1ライン分の信号をドライバ44
へ出力するようになっている。これにより、ドライバ4
4から出力されるパルス幅の信号に応じてサーマルヘッ
ド46の各発熱体62が加熱され、各発色層へエネルギ
(発熱量)が付与される。
憶された制御プログラム(図6及び図7)と共に説明す
る。
搬出口112から挿入され、載置台52に案内されて画
像記録装置10内に搬入される。感熱記録材料12が装
置内に搬入され、光電センサ73がオンすると、図6に
示した制御プログラムを実行し、搬送ローラ54が駆動
を開始し、図3A方向へ感熱記録材料12が所定量搬送
される(ステップ200)。なお、プリントボタン96
の操作がなされていない場合は、光電センサ73がオン
しても搬送ローラ54は継続して駆動されず、プリント
ボタン96の操作を待って駆動が開始されると共に制御
プログラムが進行する(ステップ202)。
ップ204ではカウンタ値iに初期値として1をセット
する。なお、カウンタ値iは、1のときY色、2のとき
M色、3のときC色の状態に対応している。
ウンタ値iが設定された後には、記録する色に対応する
感熱記録材料の搬送速度が設定される。すなわち、1回
目のスキャニング時には、感熱記録材料12に供給され
るエネルギは、”弱”に設定され、第1の加熱処理制御
を可能にする。搬送速度の設定が終了すると、搬送ロー
ラ54が駆動され、感熱記録材料12は、ガイド板56
に案内されて搬送を開始する(ステップ206)。
料12が光電スイッチ70を通過すると光電スイッチ7
0がオンする(ステップ208)。なお、この光電スイ
ッチ70のオンオフするレベルは、感熱記録材料12の
有無および後述する位置決めマークの有無を判別できる
ように設定される。すなわち、2回目および3回目のス
キャニング開始時には、記録された位置決めマークが通
過することによって光電スイッチ70がオンするレベル
に設定される。
て所定時間を経過したのち、サーマルヘッド46によっ
て感熱記録材料12に位置決めマークが記録される(ス
テップ210、212)。位置決めマークは次回以降
(M色層18、C色層20を記録するとき)のスキャニ
ング時の同期用に用いられる。この位置決めマークの記
録が終了すると画像の記録を開始する(1回目のスキャ
ニング、ステップ214)。したがって、1回目のスキ
ャニングでは発熱体62は画像信号に応じて感熱記録材
料12を加熱し、Y色層16のみを発色させる。
するが、加熱の終了した発色層を、光を照射すると共に
感熱記録材料12を加熱して定着反応を促進する定着処
理が行なわれる。
換手段のカム76を移動させて搬送経路を設定する(ス
テップ216)。すなわち、Y層及びM層の記録時には
継続して記録が行なわれるため、ループ方向に設定さ
れ、C層の記録のときにはその必要がないため排出方向
に切り換えられる。このように、感熱記録材料12の搬
送経路の設定が行なわれる。
8へ進み、光電センサ70がオフになったか否かを判断
することにより、感熱記録材料12の搬送が完了したか
否かを判断し、完了するまで画像記録が継続される。画
像記録、すなわち、発熱体62による加熱処理が終了す
ると、全ての色画像の記録が終了したか否かを判断する
(ステップ220)。未だ終了でない場合には、カウン
タ値iを1インクリメントしてステップ206へ戻り、
繰り返し加熱処理が行なわれる。
感熱記録材料12の搬送速度をM色層18を記録するた
めに感熱記録材料12に供給されるエネルギが”中”と
なるように搬送速度を切り換えて(ステップ206)、
2回目のスキャニングへ移り、M色層18の加熱処理が
開始され、画像信号に応じて感熱記録材料12を加熱
し、M色層18のみを発色させる(ステップ214)。
層20の加熱処理を可能にするために、感熱記録材料1
2に供給されるエネルギが”強”となるように搬送速度
を切り換え、C色層20の加熱処理が行われ、画像信号
に応じて感熱記録材料12を加熱し、C色層20のみを
発色させる。
76は排出方向に移動されガイド板によって案内された
感熱記録材料12が搬送ローラ54へと至る。このと
き、搬送ローラ54は逆回転し、感熱記録材料12は図
1B方向とは反対方向へ搬送されることによって、搬入
・搬出口112へ送り出され載置台52上に配置され
る。これにより、本制御プログラムを終了すると共に一
枚の感熱記録材料の加熱処理を終了する。
に、感熱記録材料12が光電センサ72を通過すると光
電センサ72がオンしたときの信号の立ち上がりで本制
御プログラムに割り込み処理がかかり、図7に示した割
り込みルーチンが実行される。
は加熱の終了した発色層を定着するために、光を照射す
ると共に感熱記録材料12を加熱して定着反応を促進す
る設定を行なうものである。
ップ230においてカウンタ値iが取り込まれる。これ
により、加熱処理の行なわれている感熱記録材料12に
おける発色層の特定が可能になる。ステップ232で
は、i=1か否かを判断し、肯定判断の場合にはステッ
プ234へ進み波長420nmの光を照射するように光源
78を点灯すると共にヒータ28をオンする。否定判断
の場合には、ステップ236へ進み波長365nmの光を
照射するように光源78を点灯すると共にヒータ28を
オンする。光源78の点灯及びヒータ28のオン制御が
終了すると本割り込みルーチンを終了する。
したときの場合には、感熱記録材料12のY色層16を
定着させるための波長420nmの光が光源78から照射
されると共にヒータ28がオンすることにより所定の温
度で感熱記録材料12が加熱される。これにより、Y色
層は、光源78によって波長420nmの光により定着処
理が行なわれると共に加熱されることによりこの反応が
促進される。このため、Y色層16は充分な定着処理が
なされてM色層18及びC色層20を記録するときのエ
ネルギによって再度発色しない。同様に、M色層18の
場合にも、M色層18を定着させるための波長365nm
の光が光源78から照射されると共にヒータ28がオン
して感熱記録材料12が加熱されることにより、M色層
18は、C色層20を記録するときに供給されるエネル
ギによって再度発色しないように定着される。
号の立ち下がりで、光源を消灯しかつヒータ28をオフ
するようにしてもよい。
よって感熱記録材料12を加熱しながら光源78によっ
て光を照射することにより定着処理を行なっている。し
たがって、感熱記録材料12の発色層は定着処理反応が
促進され、短い定着処理時間であっても充分な定着処理
が行なわれる。
記録するときには、M色層18を記録するときのエネル
ギより少ないエネルギで記録するため、感熱記録材料1
2の搬送速度がM色層18を記録するときの搬送速度よ
り速くなっている。このため、感熱記録材料12が光源
78を通過する時間は少なくなる。したがって、Y色層
16の定着時間はM色層18より短くなる。このため、
定着処理が不十分で未定着処理部分が生じることがあっ
た。
感熱記録材料12を加熱しながら光を定着することによ
り、定着処理の光反応を促進するようにしている。これ
により、定着処理は充分に行なわれ、各々の発色層は定
着処理が行なわれた後には再度発色しないようになっ
た。
12を加熱しながら光を照射することにより定着処理を
行なっているため、従来不十分であった定着処理におい
て、定着処理時間を延長することなく処理を行なうこと
ができ、各々の発色層には最適な画像、すなわち、画像
データに基づいた適正な画像が形成される。したがっ
て、本実施例では、画像信号に基づく画像の再現性を向
上することができる。
本実施例の画像記録装置とについて比較実験を行なった
結果、以下の状態2に示したように、本実施例によれ
ば、少ない定着エネルギで、より確実な定着処理を行な
うことができ、色再現性のよい画像を形成することがで
きたことを確認している。 (状態2)本実施例 光定着時の媒体温度 70°C 定着エネルギ Y色: 25mJ/cm2 M色: 30mJ/cm2 比較例 光定着時の媒体温度 25°C 定着エネルギ Y色: 30mJ/cm2 M色: 40mJ/cm2 また、本発明者は、ヒータ28によって感熱記録材料1
2を加熱する温度と発色層を定着に要するエネルギとの
関係を実験により求めた。この結果を図9に示した。
記録材料12を加熱するのに、光を照射する発色層が積
層された反対側から感熱記録材料12を加熱した場合に
ついて説明したが、第2実施例として、発色層側から感
熱記録材料12を加熱する場合について説明する。第2
実施例は、上記第1実施例と略同様の構成であるため、
同一部分の説明は省略し、定着用の光源78およびヒー
タ部分について説明する。
材料12との間に、石英ガラス152の表面にITO膜
(酸化インジウム膜)154が蒸着された発熱体150
が配設されている。この発熱体150のITO膜154
の両端には通電が可能なようにプラス電源線およびマイ
ナス電源線が接続されており、発熱体150は、この電
源線に通電される電圧に応じた熱を発生するような構造
である。したがって、この発熱体150に通電されると
るITO膜154は温度上昇して感熱記録材料12に供
給するエネルギが増大する。一方、通電を遮断すると温
度上昇が停止すると共に発熱体150の残留熱量だけに
なり、徐々に温度降下する。この発熱体150を用いる
ことにより、上記第1実施例と同様の効果を得ることが
できる。更に、光源78と感熱記録材料12との間に発
熱体150を設けたことにより、発色層を定着するため
に照射する光の照射側から感熱記録材料12を加熱する
ことができるため、未だ記録の行なわれていない発色層
を加熱することなく、定着処理の加熱を行なうことがで
きる。
のとして、図11に示したように、ITO膜154をラ
ンプ78の表面に設けてもよい。また、光源78に赤外
線ランプや赤外線ヒータを更に設けてもよい。このよう
にすることによって、上記と同様に、定着時の光の照射
側から感熱記録材料12の発色層を加熱することができ
るため、未だ記録の行なわれていない発色層を加熱する
ことなく、定着処理の加熱を行なうことができる。
検出し、検出した温度に基づいてヒータ28の温度を制
御して感熱記録材料12を加熱する第3実施例について
説明する。図10に示したように、第3実施例では、環
境温度(室温)を検出する温度センサ38を制御装置2
6に接続する。この検出された環境温度(室温)に基づ
いて感熱記録材料12の温度を推測することができる。
各発色層(Y色層16、M色層18)に応じて定着処理
のときに必要な上記光定着反応(化1参照)を促進する
ためのエネルギが定められている。このため、ヒータ2
8をオンさせて、感熱記録材料12に供給されるエネル
ギがこの定められたエネルギになるように感熱記録材料
12を加熱するようになっている。
よって、上記定められたエネルギになるように感熱記録
材料12を加熱するためのエネルギは異なってしまう。
例えば、感熱記録材料12の温度が高いときには、光定
着反応を促進するためのエネルギが少なくて済む。一
方、感熱記録材料12の温度が低いときには、供給する
エネルギは大きくなる。このため、同じエネルギを供給
しても光定着反応に寄与する度合いが異なってしまう。
熱記録材料12の温度に基づいてヒータ28のオンオフ
を制御して、感熱記録材料12に供給されるエネルギが
上記定められたエネルギになるようにする。例えば、環
境温度が高く、感熱記録材料12の温度が高いことが予
測される場合には、感熱記録材料12に供給するエネル
ギを少なくし、環境温度が低く、感熱記録材料12の温
度が低いことが予想される場合には、供給するエネルギ
を大きくする。これにより、感熱記録材料12に供給さ
れるエネルギは適正になる。
時には、感熱記録材料12の温度に応じてヒータ28の
オンオフ制御を行なうため、上記定められたエネルギに
なるための最適なエネルギによって感熱記録材料12を
加熱することができ、最適なエネルギで感熱記録材料1
2を加熱して定着反応を促進することができる。
度と比較して感熱記録材料12の温度を推定するように
してもよい。また、感熱記録材料12の温度を直接測定
してもよい。
発明の画像記録方法によれば、色画像の発色が終了した
感熱記録材料を加熱しながら光を照射して定着処理を行
なうため、感熱記録材料の発色層の定着処理反応を促進
できる、という効果がある。
よれば、光源からの光が照射される位置近傍の感熱記録
材料を加熱手段により加熱しながら光を照射して発色層
毎に充分な定着処理を可能とし、未定着処理のまま次層
の感熱記録に以降することなく、各発色層毎に画像デー
タに基づいた色画像を記録することができるため、感熱
記録材料には各発色層毎に色分離のよい画像を記録する
ことができる、という効果がある。
す斜視図である。
断面図である。
部構成を示す断面図である。
図である。
図である。
を示す概略断面図である。
の関係を示す特性図である。
を示す断面図である。
す概略断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 熱エネルギが供給されることにより各々
異なる色に発色する感度が異なる複数の発色層が積層さ
れると共に全層または最終記録層以外の層が光の照射に
より定着可能な感熱感光発色層である感熱記録材料に、
発色させるための熱エネルギーが低い発色層から順に画
像データに基づいて熱エネルギを供給することにより前
記感熱感光発色層を発色させ、発色した感熱感光発色層
を光を照射することにより定着した後に次の発色層を発
色させて複数の色画像を重ねて記録するにあたり、 発色させるための熱エネルギより少ない熱エネルギによ
って色画像の発色の終了した該感熱感光発色層を加熱し
ながら光を照射して定着することを特徴とする画像記録
方法。 - 【請求項2】 熱エネルギが供給されることにより各々
異なる色に発色する感度が異なる複数の発色層が積層さ
れると共に全層または最終記録層以外の層が光の照射に
より定着可能な感熱感光発色層である感熱記録材料に、
発色させるための熱エネルギーが低い発色層から順に熱
エネルギを供給して画像を記録する記録手段と、 前記感熱感光発色層を定着可能な光を照射する光源と、前記光源からの光が照射される位置近傍の 前記感熱記録
材料を加熱する加熱手段と、 発色させるための熱エネルギより少ない熱エネルギによ
って色画像の発色の終了した感熱感光発色層を加熱する
ように前記加熱手段を制御すると共に加熱しながら該感
熱感光発色層を定着するための光を照射するように前記
光源を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3272866A JP2695075B2 (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 画像記録方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3272866A JP2695075B2 (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 画像記録方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05104756A JPH05104756A (ja) | 1993-04-27 |
JP2695075B2 true JP2695075B2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=17519858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP3272866A Expired - Fee Related JP2695075B2 (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 画像記録方法及び装置 |
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JP (1) | JP2695075B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57153545U (ja) * | 1981-03-23 | 1982-09-27 | ||
JP2695010B2 (ja) * | 1989-07-11 | 1997-12-24 | 富士写真フイルム株式会社 | 画像記録方法 |
-
1991
- 1991-10-21 JP JP3272866A patent/JP2695075B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH05104756A (ja) | 1993-04-27 |
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