JP2694221B2 - ビデオ信号のオーバースキャン部分のディジタルデータを伝送するシステムおよびその方法 - Google Patents
ビデオ信号のオーバースキャン部分のディジタルデータを伝送するシステムおよびその方法Info
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- JP2694221B2 JP2694221B2 JP5238471A JP23847193A JP2694221B2 JP 2694221 B2 JP2694221 B2 JP 2694221B2 JP 5238471 A JP5238471 A JP 5238471A JP 23847193 A JP23847193 A JP 23847193A JP 2694221 B2 JP2694221 B2 JP 2694221B2
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/08—Systems for the simultaneous or sequential transmission of more than one television signal, e.g. additional information signals, the signals occupying wholly or partially the same frequency band, e.g. by time division
- H04N7/081—Systems for the simultaneous or sequential transmission of more than one television signal, e.g. additional information signals, the signals occupying wholly or partially the same frequency band, e.g. by time division the additional information signals being transmitted by means of a subcarrier
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Color Television Systems (AREA)
- Television Systems (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、ビデオ信号内
のデータの伝送に関し、特に、NTSC−TV信号の垂
直および水平オーバースキャン部分の直交振幅変調され
たディジタルデータの伝送に関する。
のデータの伝送に関し、特に、NTSC−TV信号の垂
直および水平オーバースキャン部分の直交振幅変調され
たディジタルデータの伝送に関する。
【0002】
【従来の技術】NTSC−TV信号の1本の水平ライン
の活性ビデオ部分は、約52μsであるのに対して、垂
直方向の活性ビデオ部分は、約12msである。しか
し、典型的なNTSC−TV受像機は、水平および垂直
方向に、それぞれ伝送された画像の両サイド約6%およ
び3%をオーバースキャンする。このオーバースキャン
により、画面の上下左右縁部が見えなくなる。オーバー
スキャン期間は、信号線の両サイドにおける活性区間の
約1.5μsおよび画面上下における活性区間の約73
0μsである。
の活性ビデオ部分は、約52μsであるのに対して、垂
直方向の活性ビデオ部分は、約12msである。しか
し、典型的なNTSC−TV受像機は、水平および垂直
方向に、それぞれ伝送された画像の両サイド約6%およ
び3%をオーバースキャンする。このオーバースキャン
により、画面の上下左右縁部が見えなくなる。オーバー
スキャン期間は、信号線の両サイドにおける活性区間の
約1.5μsおよび画面上下における活性区間の約73
0μsである。
【0003】このNTSC信号の見えない部分を用い
て、信号の水平および垂直オーバースキャン部分に他の
情報を伝送することができる。今日まで、横長画面TV
受像機の設計者は、水平オーバースキャン部分を用い
て、横長画面TV画像に変換されたサイドパネル情報
を、中央パネル情報と共に伝送していた。
て、信号の水平および垂直オーバースキャン部分に他の
情報を伝送することができる。今日まで、横長画面TV
受像機の設計者は、水平オーバースキャン部分を用い
て、横長画面TV画像に変換されたサイドパネル情報
を、中央パネル情報と共に伝送していた。
【0004】上述したNTSC−TV信号のオーバース
キャン部分の使用例は、(1)Inoueら、"Encoding and
Decoding in the 6-MHz NTSC-Compatible Widescreen
Television System", IEEE Transactions on Circuits
and Systems for Video Technology, 第1巻第1号、1991
年3月、49-58頁に記載されている。
キャン部分の使用例は、(1)Inoueら、"Encoding and
Decoding in the 6-MHz NTSC-Compatible Widescreen
Television System", IEEE Transactions on Circuits
and Systems for Video Technology, 第1巻第1号、1991
年3月、49-58頁に記載されている。
【0005】他の例は、Meiseらの米国特許第4,551,754
号およびIsnardiらの米国特許第4,888,641号に記載され
ている。本願では、テレビシステムの設計に関するこれ
らの特許の教示を参考のために援用している。Meiseら
では、横長画面画像のサイドパネル情報は、水平オーバ
ースキャン中に時間圧縮される(第3欄の48頁から6
4頁を参照のこと)。Isnardiらでは、補助チャネル
は、横長画面HDTVシステムで使用される補助ビデオ
情報を伝送するために使用される(図1および図3aと
共に、第4欄から第5欄を参照のこと)。
号およびIsnardiらの米国特許第4,888,641号に記載され
ている。本願では、テレビシステムの設計に関するこれ
らの特許の教示を参考のために援用している。Meiseら
では、横長画面画像のサイドパネル情報は、水平オーバ
ースキャン中に時間圧縮される(第3欄の48頁から6
4頁を参照のこと)。Isnardiらでは、補助チャネル
は、横長画面HDTVシステムで使用される補助ビデオ
情報を伝送するために使用される(図1および図3aと
共に、第4欄から第5欄を参照のこと)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、NTSC−T
V信号のオーバースキャン部分は、横長画面受像機のサ
イドパネル情報の伝送に限定される必要はない。この伝
送時間は、多数の異なる目的で、ディジタルまたはアナ
ログにかかわらず、多数の異なるタイプの情報を伝送す
るのに使用することができる。
V信号のオーバースキャン部分は、横長画面受像機のサ
イドパネル情報の伝送に限定される必要はない。この伝
送時間は、多数の異なる目的で、ディジタルまたはアナ
ログにかかわらず、多数の異なるタイプの情報を伝送す
るのに使用することができる。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、複合ビデオ信号のオ
ーバースキャン部分において、ディジタルデータを伝送
するシステム及びその方法を提供することにある。
であり、その目的とするところは、複合ビデオ信号のオ
ーバースキャン部分において、ディジタルデータを伝送
するシステム及びその方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの局面によ
ると、水平オーバースキャン部分を有する、ベースバン
ドビデオ信号を伝送するためのシステムにおける、該水
平オーバースキャン部分内のディジタルデータを伝送す
るシステムであって、該システムは、a)該ビデオ信号
を受け取り、該ビデオ信号の水平ライン期間の該水平オ
ーバースキャン部分内で活性であり、該期間以外では不
活性である制御信号を生成する制御手段と、b)該ベー
スバンド信号によって占められる周波数帯域内の周波数
を有する第1搬送波信号を生成する搬送波生成手段と、
c)所定レートで、ディジタルデータを供給する供給手
段と、d)該供給手段と該搬送波生成手段とに連結さ
れ、該制御信号に応答する変調手段であって、該ビデオ
信号の該水平オーバースキャン部分内で、直交振幅変調
(QAM)を用いて該第1搬送波信号で該ディジタルデ
ータを変調する、変調手段と、を含み、これにより上記
目的が達成される。
ると、水平オーバースキャン部分を有する、ベースバン
ドビデオ信号を伝送するためのシステムにおける、該水
平オーバースキャン部分内のディジタルデータを伝送す
るシステムであって、該システムは、a)該ビデオ信号
を受け取り、該ビデオ信号の水平ライン期間の該水平オ
ーバースキャン部分内で活性であり、該期間以外では不
活性である制御信号を生成する制御手段と、b)該ベー
スバンド信号によって占められる周波数帯域内の周波数
を有する第1搬送波信号を生成する搬送波生成手段と、
c)所定レートで、ディジタルデータを供給する供給手
段と、d)該供給手段と該搬送波生成手段とに連結さ
れ、該制御信号に応答する変調手段であって、該ビデオ
信号の該水平オーバースキャン部分内で、直交振幅変調
(QAM)を用いて該第1搬送波信号で該ディジタルデ
ータを変調する、変調手段と、を含み、これにより上記
目的が達成される。
【0009】本発明の1つの実施態様によると、前記変
調手段が、a)前記供給手段に連結され、前記供給手段
から受け取られたN個の連続したビットのグループを、
Iチャネルに第1信号を生成し、Qチャネルに第2信号
を生成することによって、それぞれ、QAM信号点配置
の2Nポイントのひとつとして符号化するQAM符号化
手段であって、該第1および第2信号のそれぞれの対
が、該N個の連続ビットに対応する振幅レベルの対を各
々に有する、QAM符号化手段と、b)該QAM符号化
手段に連結され、該符号化手段によって生成される該第
1信号を整形する第1パルス整形手段と、c)該QAM
符号化手段に連結され、該符号化手段によって生成され
る該第2信号を整形する第2パルス整形手段と、d)前
記搬送波生成手段に連結され、該第1搬送波信号に対し
て位相が90°シフトされた第2搬送波信号を生成する
位相シフト手段と、e)該第1パルス整形手段と、該搬
送波生成手段とに連結され、該整形された第1信号を該
第1搬送波信号で乗算して、第1出力信号を生成する第
1乗算手段と、f)該第2パルス整形手段と、該位相変
調手段とに連結され、該整形された第2信号を該第2搬
送波信号で乗算して第2出力信号を生成する第2乗算手
段と、g)該第1および第2乗算手段に連結され、該第
1出力信号と、該第2出力信号とを加算する加算手段
と、を含む。
調手段が、a)前記供給手段に連結され、前記供給手段
から受け取られたN個の連続したビットのグループを、
Iチャネルに第1信号を生成し、Qチャネルに第2信号
を生成することによって、それぞれ、QAM信号点配置
の2Nポイントのひとつとして符号化するQAM符号化
手段であって、該第1および第2信号のそれぞれの対
が、該N個の連続ビットに対応する振幅レベルの対を各
々に有する、QAM符号化手段と、b)該QAM符号化
手段に連結され、該符号化手段によって生成される該第
1信号を整形する第1パルス整形手段と、c)該QAM
符号化手段に連結され、該符号化手段によって生成され
る該第2信号を整形する第2パルス整形手段と、d)前
記搬送波生成手段に連結され、該第1搬送波信号に対し
て位相が90°シフトされた第2搬送波信号を生成する
位相シフト手段と、e)該第1パルス整形手段と、該搬
送波生成手段とに連結され、該整形された第1信号を該
第1搬送波信号で乗算して、第1出力信号を生成する第
1乗算手段と、f)該第2パルス整形手段と、該位相変
調手段とに連結され、該整形された第2信号を該第2搬
送波信号で乗算して第2出力信号を生成する第2乗算手
段と、g)該第1および第2乗算手段に連結され、該第
1出力信号と、該第2出力信号とを加算する加算手段
と、を含む。
【0010】Nは5であってもよい。
【0011】前記ベースバンドビデオ信号が、垂直オー
バースキャン部分を有し、前記制御手段が、該垂直オー
バースキャン部分の少なくとも一部で活性であり、前記
ディジタルデータが、該ベースバンドビデオ信号の該垂
直オーバースキャン部分の該一部で符号化されてもよ
い。
バースキャン部分を有し、前記制御手段が、該垂直オー
バースキャン部分の少なくとも一部で活性であり、前記
ディジタルデータが、該ベースバンドビデオ信号の該垂
直オーバースキャン部分の該一部で符号化されてもよ
い。
【0012】前記第1および第2信号のそれぞれが、6
つの潜在的振幅レベルを有し、それによって、合計で3
6対の振幅レベルを形成してもよい。
つの潜在的振幅レベルを有し、それによって、合計で3
6対の振幅レベルを形成してもよい。
【0013】前記QAMエンコーダが、4fSC/5のシ
ンボルクロックレートを有し、前記供給手段の所定のレ
ートが2fSCであり、前記第1搬送波信号が、fSC/2
の周波数を有することが好ましい。
ンボルクロックレートを有し、前記供給手段の所定のレ
ートが2fSCであり、前記第1搬送波信号が、fSC/2
の周波数を有することが好ましい。
【0014】前記第1および第2パルス整形手段が、平
方根自乗余弦周波数応答特性をそれぞれ有するフィルタ
であってもよい。
方根自乗余弦周波数応答特性をそれぞれ有するフィルタ
であってもよい。
【0015】本発明の他の局面によると、ディジタルデ
ータとビデオ情報との組合せを有するビデオ信号を伝送
するためのシステムであって、ディジタルデータの信号
源を有し、該ビデオ信号がfSCの周波数を有する色副搬
送波信号を有し、該ビデオ信号が水平オーバースキャン
部分を有するシステムにおいて、該水平オーバースキャ
ン部分内で伝送されるように該ディジタルデータを変調
する変調システムであって、装置が、a)該信号源から
受け取られたN個の連続したビットのグループを、Iチ
ャネルに第1信号を生成し、Qチャネルに第2信号を生
成することによって、それぞれ、QAM信号点配置の2
Nポイントのひとつとして符号化するQAM符号化手段
であって、該第1および第2信号が、該N個の連続した
ビットの一連のグループの値に対応する一連の振幅レベ
ルを有する、QAM符号化手段と、b)該QAM符号化
手段に連結され、該符号化手段によって生成される該第
1信号を整形する第1パルス整形手段と、c)該QAM
符号化手段に連結され、該符号化手段によって生成され
る該第2信号を整形する第2パルス整形手段と、d)f
SC/2の周波数を有する第1搬送波信号を生成する搬送
波生成手段と、e)該第1搬送波信号に対して位相が9
0°シフトされた第2搬送波信号を生成する位相シフト
手段と、f)該第1パルス整形手段と、搬送波生成手段
とに連結され、該整形された第1信号を該第1搬送波信
号で乗算して第1出力信号を生成する第1乗算手段と、
g)該第2パルス整形手段と、該位相変調手段とに連結
され、該整形された第2信号を該第2搬送波信号で乗算
して第2出力信号を生成する第2乗算手段と、h)該第
1および第2乗算手段に連結され、該第1出力信号と、
該第2出力信号とを加算する加算手段と、を含み、これ
により上記目的が達成される。
ータとビデオ情報との組合せを有するビデオ信号を伝送
するためのシステムであって、ディジタルデータの信号
源を有し、該ビデオ信号がfSCの周波数を有する色副搬
送波信号を有し、該ビデオ信号が水平オーバースキャン
部分を有するシステムにおいて、該水平オーバースキャ
ン部分内で伝送されるように該ディジタルデータを変調
する変調システムであって、装置が、a)該信号源から
受け取られたN個の連続したビットのグループを、Iチ
ャネルに第1信号を生成し、Qチャネルに第2信号を生
成することによって、それぞれ、QAM信号点配置の2
Nポイントのひとつとして符号化するQAM符号化手段
であって、該第1および第2信号が、該N個の連続した
ビットの一連のグループの値に対応する一連の振幅レベ
ルを有する、QAM符号化手段と、b)該QAM符号化
手段に連結され、該符号化手段によって生成される該第
1信号を整形する第1パルス整形手段と、c)該QAM
符号化手段に連結され、該符号化手段によって生成され
る該第2信号を整形する第2パルス整形手段と、d)f
SC/2の周波数を有する第1搬送波信号を生成する搬送
波生成手段と、e)該第1搬送波信号に対して位相が9
0°シフトされた第2搬送波信号を生成する位相シフト
手段と、f)該第1パルス整形手段と、搬送波生成手段
とに連結され、該整形された第1信号を該第1搬送波信
号で乗算して第1出力信号を生成する第1乗算手段と、
g)該第2パルス整形手段と、該位相変調手段とに連結
され、該整形された第2信号を該第2搬送波信号で乗算
して第2出力信号を生成する第2乗算手段と、h)該第
1および第2乗算手段に連結され、該第1出力信号と、
該第2出力信号とを加算する加算手段と、を含み、これ
により上記目的が達成される。
【0016】本発明の他の局面によると、ビデオ信号を
伝送するディジタルデータの信号源を有するシステムで
使用されるのに適した方法であって、該信号がfSCの周
波数を有する色副搬送波を有し、該信号がオーバースキ
ャン部分を有する、該オーバースキャン部分内のディジ
タルデータを変調する該方法は、a)Iチャネルに第1
信号を、Qチャネルに第2信号を生成することによっ
て、該信号源から受け取られたN個のビットのグループ
を、それぞれ、QAM信号点配置における2Nポイント
のひとつとして該オーバースキャン部分において符号化
する工程であって、該第1および第2信号が、該N個の
ビットに対応する振幅レベルを有する、工程と、b)該
符号化手段によって生成される該第1および第2信号を
整形する工程と、c)fSC未満の周波数Fを有する第1
搬送波信号を生成する工程と、d)該第1搬送波信号と
同一の周波数を有し、該第1搬送波信号に対して位相が
90°シフトされた第2搬送波信号を生成する工程と、
e)該整形された第1信号を該第1搬送波信号で乗算し
て、第1出力信号を生成する工程と、f)該整形された
第2信号を該第2搬送波信号で乗算して、第2出力信号
を生成する工程と、g)該第1出力信号と該第2出力信
号とを加算する工程と、を包含する方法が提供され、こ
れにより上記目的が達成される。
伝送するディジタルデータの信号源を有するシステムで
使用されるのに適した方法であって、該信号がfSCの周
波数を有する色副搬送波を有し、該信号がオーバースキ
ャン部分を有する、該オーバースキャン部分内のディジ
タルデータを変調する該方法は、a)Iチャネルに第1
信号を、Qチャネルに第2信号を生成することによっ
て、該信号源から受け取られたN個のビットのグループ
を、それぞれ、QAM信号点配置における2Nポイント
のひとつとして該オーバースキャン部分において符号化
する工程であって、該第1および第2信号が、該N個の
ビットに対応する振幅レベルを有する、工程と、b)該
符号化手段によって生成される該第1および第2信号を
整形する工程と、c)fSC未満の周波数Fを有する第1
搬送波信号を生成する工程と、d)該第1搬送波信号と
同一の周波数を有し、該第1搬送波信号に対して位相が
90°シフトされた第2搬送波信号を生成する工程と、
e)該整形された第1信号を該第1搬送波信号で乗算し
て、第1出力信号を生成する工程と、f)該整形された
第2信号を該第2搬送波信号で乗算して、第2出力信号
を生成する工程と、g)該第1出力信号と該第2出力信
号とを加算する工程と、を包含する方法が提供され、こ
れにより上記目的が達成される。
【0017】本発明の他の局面によると、復合ビデオ信
号を受け取るためのシステムであって、該ビデオ信号
が、水平オーバスキャン部分に、変調されかつ符号化さ
れたディジタルデータを含み、該データが、該ビデオ信
号によって限定される周波数帯域内の搬送波信号を有す
るシステムにおいて、該ディジタルデータを復号化する
システムは、該ビデオ信号を受け取り、該ビデオ信号の
水平ライン期間の該水平オーバースキャン部分では活性
であり、該水平オーバースキャン期間以外では不活性で
ある制御信号を生成する制御手段と、該搬送波信号を再
構成する搬送波再構成手段と、該ビデオ信号を受け取
り、該搬送波再構成手段に連結され、該変調されかつ符
号化されたディジタルデータを復調および復号化する復
調手段と、を含み、該復調手段は、該変調されかつ符号
化されたディジタルデータから、該符号化されたディジ
タルデータを抽出して、Iチャネル信号とQチャネル信
号とを生成する抽出手段と、該ディジタルデータを最初
に符号化したシンボルクロックを再構成するシンボルク
ロック再構成手段と、該抽出手段と該シンボルクロック
再構成手段とに連結され、該Iチャネル信号と、該Qチ
ャンル信号とをそれぞれ整形する第1および第2整形手
段と、該第1および第2整形手段に連結され、該整形さ
れたIおよびQチャネル信号をディジタルデータに復号
化するQAMデコーダ手段であって、該IおよびQチャ
ネル信号の振幅が5ビットのグループに対応している、
QAMデコーダ手段と、を含み、これにより上記目的が
達成される。
号を受け取るためのシステムであって、該ビデオ信号
が、水平オーバスキャン部分に、変調されかつ符号化さ
れたディジタルデータを含み、該データが、該ビデオ信
号によって限定される周波数帯域内の搬送波信号を有す
るシステムにおいて、該ディジタルデータを復号化する
システムは、該ビデオ信号を受け取り、該ビデオ信号の
水平ライン期間の該水平オーバースキャン部分では活性
であり、該水平オーバースキャン期間以外では不活性で
ある制御信号を生成する制御手段と、該搬送波信号を再
構成する搬送波再構成手段と、該ビデオ信号を受け取
り、該搬送波再構成手段に連結され、該変調されかつ符
号化されたディジタルデータを復調および復号化する復
調手段と、を含み、該復調手段は、該変調されかつ符号
化されたディジタルデータから、該符号化されたディジ
タルデータを抽出して、Iチャネル信号とQチャネル信
号とを生成する抽出手段と、該ディジタルデータを最初
に符号化したシンボルクロックを再構成するシンボルク
ロック再構成手段と、該抽出手段と該シンボルクロック
再構成手段とに連結され、該Iチャネル信号と、該Qチ
ャンル信号とをそれぞれ整形する第1および第2整形手
段と、該第1および第2整形手段に連結され、該整形さ
れたIおよびQチャネル信号をディジタルデータに復号
化するQAMデコーダ手段であって、該IおよびQチャ
ネル信号の振幅が5ビットのグループに対応している、
QAMデコーダ手段と、を含み、これにより上記目的が
達成される。
【0018】本発明の他の局面によると、変調かつ符号
化されたディジタルデータとビデオ情報との組合せを有
するビデオ信号を受け取るためのシステムであって、該
信号がfSCの周波数を有する色副搬送波信号を有し、該
信号が水平オーバースキャン部分を有するシステムにお
いて、該水平オーバースキャン部分内で受け取られる、
該変調されかつ符号化されたディジタルデータを復調す
る復調システムであって、装置が、該変調かつ符号化さ
れたディジタルデータから、該符号化されたディジタル
データを抽出して、第1振幅レベルを有するIチャネル
信号と、第2振幅レベルを有するQチャネル信号とを生
成する抽出手段と、該ディジタルデータを最初に符号化
したシンボルクロックを再構成するシンボルクロック再
構成手段と、該抽出手段と、該シンボルクロック再構成
手段とに連結され、該Iチャネル信号と、該Qチャネル
信号とをそれぞれ整形する第1および第2整形手段と、
該第1および第2整形手段に連結され、該整形されたI
およびQチャネル信号をディジタルデータに復号化する
QAMデコーダ手段であって、該IおよびQチャネル信
号のそれぞれの対の振幅が、5つの二進ビットのそれぞ
れとディジタル値とに対応する、QAMデコーダ手段
と、を含み、これにより上記目的が達成される。
化されたディジタルデータとビデオ情報との組合せを有
するビデオ信号を受け取るためのシステムであって、該
信号がfSCの周波数を有する色副搬送波信号を有し、該
信号が水平オーバースキャン部分を有するシステムにお
いて、該水平オーバースキャン部分内で受け取られる、
該変調されかつ符号化されたディジタルデータを復調す
る復調システムであって、装置が、該変調かつ符号化さ
れたディジタルデータから、該符号化されたディジタル
データを抽出して、第1振幅レベルを有するIチャネル
信号と、第2振幅レベルを有するQチャネル信号とを生
成する抽出手段と、該ディジタルデータを最初に符号化
したシンボルクロックを再構成するシンボルクロック再
構成手段と、該抽出手段と、該シンボルクロック再構成
手段とに連結され、該Iチャネル信号と、該Qチャネル
信号とをそれぞれ整形する第1および第2整形手段と、
該第1および第2整形手段に連結され、該整形されたI
およびQチャネル信号をディジタルデータに復号化する
QAMデコーダ手段であって、該IおよびQチャネル信
号のそれぞれの対の振幅が、5つの二進ビットのそれぞ
れとディジタル値とに対応する、QAMデコーダ手段
と、を含み、これにより上記目的が達成される。
【0019】
【作用】複合ビデオ信号の水平オーバースキャン部分に
おいて、ディジタルデータを伝送する。信号源は、色副
搬送波周波数(fSC)の4倍の周波数4fSCを有するシ
ンボルクロックを用いて、32値QAMエンコーダによ
って符号化されるディジタルデータを与え、符号化され
たデータは、fSC/2の周波数を有する搬送波信号を用
いて直交振幅変調される。変調されたディジタルデータ
は、ベースバンド帯域ビデオ信号の水平および垂直オー
バースキャン部分のビデオ信号と入れ替わる。ビデオ信
号は受け取られ、変調されたディジタルデータは、ビデ
オ信号から抽出され、QAM技術を用いて変調され、シ
ンボルクロックの再構成されたもので復号化される。
おいて、ディジタルデータを伝送する。信号源は、色副
搬送波周波数(fSC)の4倍の周波数4fSCを有するシ
ンボルクロックを用いて、32値QAMエンコーダによ
って符号化されるディジタルデータを与え、符号化され
たデータは、fSC/2の周波数を有する搬送波信号を用
いて直交振幅変調される。変調されたディジタルデータ
は、ベースバンド帯域ビデオ信号の水平および垂直オー
バースキャン部分のビデオ信号と入れ替わる。ビデオ信
号は受け取られ、変調されたディジタルデータは、ビデ
オ信号から抽出され、QAM技術を用いて変調され、シ
ンボルクロックの再構成されたもので復号化される。
【0020】
【実施例】A.概説 図1は、本発明に使用されるのに適したエンコーダ10
の高レベルな機能を示すブロック図である。
の高レベルな機能を示すブロック図である。
【0021】図1に示されるように、ディジタルデータ
は、順方向誤り訂正コーディングを行うチャネルコーダ
12に供給される。チャネルコーダ12は、冗長ビット
を付加し、他の修正を行って、データを強力にし、かつ
ノイズ、マルチパス歪などのチャネル損傷に対する耐性
を与える。
は、順方向誤り訂正コーディングを行うチャネルコーダ
12に供給される。チャネルコーダ12は、冗長ビット
を付加し、他の修正を行って、データを強力にし、かつ
ノイズ、マルチパス歪などのチャネル損傷に対する耐性
を与える。
【0022】チャネルコーダ12の出力は、ディジタル
変調器14に与えられる。変調器14は、直交振幅変調
(QAM:quadrature amplitude modulation)技術を用
いて、直交位相関係にある第1および第2搬送波信号
を、チャネルコーダ12によって供給されるデータを用
いて変調する。このとき、チャネルコーダ12によって
供給されるデータは、dc−4.2MHzのビデオ帯域
幅内にあり、活性ビデオ情報(輝度および色)に通常課
せられる振幅レベルの制限を満足するようなデータであ
る。変調器14の詳細は、図4、図5および図6を参照
しながら後述する。
変調器14に与えられる。変調器14は、直交振幅変調
(QAM:quadrature amplitude modulation)技術を用
いて、直交位相関係にある第1および第2搬送波信号
を、チャネルコーダ12によって供給されるデータを用
いて変調する。このとき、チャネルコーダ12によって
供給されるデータは、dc−4.2MHzのビデオ帯域
幅内にあり、活性ビデオ情報(輝度および色)に通常課
せられる振幅レベルの制限を満足するようなデータであ
る。変調器14の詳細は、図4、図5および図6を参照
しながら後述する。
【0023】QAM技術は当業者に公知であることに留
意すべきである。QAM技術に関しては、Schwartz, In
formation Transmission, Modulation and Noise, McGr
aw HillのElectrical Engineeringシリーズ、1980年版
権所有、4-3節、224頁以下に記載されている。本願で
は、これを参考のために援用している。
意すべきである。QAM技術に関しては、Schwartz, In
formation Transmission, Modulation and Noise, McGr
aw HillのElectrical Engineeringシリーズ、1980年版
権所有、4-3節、224頁以下に記載されている。本願で
は、これを参考のために援用している。
【0024】ディジタル変調器14の出力は、ファース
トインファーストアウト(FIFO)バッファ16に与
えられる。FIFO16は、ディジタルデータが、所定
のレートで受け取られ、符合化され、水平および垂直オ
ーバースキャン領域に対応するバーストで伝送され得る
ように、使用される。
トインファーストアウト(FIFO)バッファ16に与
えられる。FIFO16は、ディジタルデータが、所定
のレートで受け取られ、符合化され、水平および垂直オ
ーバースキャン領域に対応するバーストで伝送され得る
ように、使用される。
【0025】図1はまた、同期プロセッサ18を示す。
プロセッサ18は、複合ビデオ信号をその入力信号とし
て受け取り、制御信号C1を生成する。C1は、図2に
示されるように、NTSC−TV信号の水平オーバース
キャン部分においてアクティブ・ハイ高活性であり、T
V信号の非オーバースキャン部分においてアクティブ・
ロウである。同期プロセッサ18の詳細は、図8を参照
しながら後述する。
プロセッサ18は、複合ビデオ信号をその入力信号とし
て受け取り、制御信号C1を生成する。C1は、図2に
示されるように、NTSC−TV信号の水平オーバース
キャン部分においてアクティブ・ハイ高活性であり、T
V信号の非オーバースキャン部分においてアクティブ・
ロウである。同期プロセッサ18の詳細は、図8を参照
しながら後述する。
【0026】図1および図2を参照すると、信号C1
は、スイッチ20の位置およびFIFO16からの変調
されたディジタルデータの流れを制御する。C1がロジ
ックハイ状態にあるとき、スイッチ20は、B1に位置
し、オーバースキャン部分で伝送されるデータの信号源
はFIFO16である。C1がロジックロウ状態にある
とき、スイッチ20は、A1に位置し、非オーバースキ
ャン部分で伝送されるデータの信号源はビデオ信号であ
る。
は、スイッチ20の位置およびFIFO16からの変調
されたディジタルデータの流れを制御する。C1がロジ
ックハイ状態にあるとき、スイッチ20は、B1に位置
し、オーバースキャン部分で伝送されるデータの信号源
はFIFO16である。C1がロジックロウ状態にある
とき、スイッチ20は、A1に位置し、非オーバースキ
ャン部分で伝送されるデータの信号源はビデオ信号であ
る。
【0027】図2を参照すると、「B」で示される第1
区間の始まりから、「B」で示される第2区間の終わり
までにわたるビデオ信号の活性区間は、754画素に該
当する区域を占めている。図2の「B」で示される2つ
の区間は、それぞれ、20画素に該当する区域、すなわ
ち、1番目から20番目の画素と、735番目から75
4番目の画素を占める。しかし、図4を参照して後述さ
れるように、本発明は、これらの区間で、画素情報では
なくシンボルを伝送している。各シンボルには、約5つ
の画素区域が必要であるため、少なくとも4個の完全な
シンボルがこれらの区間において伝送される。これらの
シンボルの第1番目と第4番目は、ダミーシンボルであ
り、第2番目と第3番目のシンボルのみが有効である。
区間の始まりから、「B」で示される第2区間の終わり
までにわたるビデオ信号の活性区間は、754画素に該
当する区域を占めている。図2の「B」で示される2つ
の区間は、それぞれ、20画素に該当する区域、すなわ
ち、1番目から20番目の画素と、735番目から75
4番目の画素を占める。しかし、図4を参照して後述さ
れるように、本発明は、これらの区間で、画素情報では
なくシンボルを伝送している。各シンボルには、約5つ
の画素区域が必要であるため、少なくとも4個の完全な
シンボルがこれらの区間において伝送される。これらの
シンボルの第1番目と第4番目は、ダミーシンボルであ
り、第2番目と第3番目のシンボルのみが有効である。
【0028】ダミーシンボルは、問題を引き起こし得る
ような2つの遷移があるために付加してある。第1遷移
は、画素0(水平ブランキング期間の最後の画素)から
画素1(変調されたディジタルデータ信号の最初の画
素)までである。第2遷移は、画素20(変調されたデ
ィジタルデータ信号の最後の画素)から画素21(表示
された活性ビデオの最初の画素)までである。同様の問
題が、画素733から画素734までの遷移および画素
753から画素754までの遷移で発生し得ることに留
意すべきである。
ような2つの遷移があるために付加してある。第1遷移
は、画素0(水平ブランキング期間の最後の画素)から
画素1(変調されたディジタルデータ信号の最初の画
素)までである。第2遷移は、画素20(変調されたデ
ィジタルデータ信号の最後の画素)から画素21(表示
された活性ビデオの最初の画素)までである。同様の問
題が、画素733から画素734までの遷移および画素
753から画素754までの遷移で発生し得ることに留
意すべきである。
【0029】割り当てられたビデオ帯域幅内の信号に適
合するように、複合ビデオ信号が4.2MHzの帯域制
限ローパスフィルタを通過する時、これらの遷移は、オ
ーバー/アンダーシュート、およびリンギングを受け、
それによって、オーバースキャン領域の境界付近の数個
の画素が変形する。この境界付近にダミーシンボル(5
個の画素)を送ることによって、各グループの4つのシ
ンボルのうちの2つの内部シンボルが歪を受けなくなる
ことは確実である。なぜなら、リンギングは、これらの
内部画素において大幅に減少しているはずであるからで
ある。
合するように、複合ビデオ信号が4.2MHzの帯域制
限ローパスフィルタを通過する時、これらの遷移は、オ
ーバー/アンダーシュート、およびリンギングを受け、
それによって、オーバースキャン領域の境界付近の数個
の画素が変形する。この境界付近にダミーシンボル(5
個の画素)を送ることによって、各グループの4つのシ
ンボルのうちの2つの内部シンボルが歪を受けなくなる
ことは確実である。なぜなら、リンギングは、これらの
内部画素において大幅に減少しているはずであるからで
ある。
【0030】本発明の実施態様では、2つのダミーシン
ボルは、有効なシンボルのそれぞれと同一である。この
ことは、32値QAMエンコーダにおいてマップされた
各シンボルを2回繰り返すことによって、容易に行われ
る。例えば、有効なシンボルがAおよびBであるなら
ば、4つのシンボルはA、A、B、Bである。
ボルは、有効なシンボルのそれぞれと同一である。この
ことは、32値QAMエンコーダにおいてマップされた
各シンボルを2回繰り返すことによって、容易に行われ
る。例えば、有効なシンボルがAおよびBであるなら
ば、4つのシンボルはA、A、B、Bである。
【0031】以下に記載する本発明の実施態様では、シ
ンボルは、水平および垂直オーバースキャン期間の両方
において繰り返されるが、垂直走査期間においては、シ
ンボルをあまり繰り返さずに送ってもよい。垂直オーバ
ースキャン領域のサンプルの各水平ラインは、繰り返さ
れるラインの最初と最後の画素のみを有していてもよい
であろう。
ンボルは、水平および垂直オーバースキャン期間の両方
において繰り返されるが、垂直走査期間においては、シ
ンボルをあまり繰り返さずに送ってもよい。垂直オーバ
ースキャン領域のサンプルの各水平ラインは、繰り返さ
れるラインの最初と最後の画素のみを有していてもよい
であろう。
【0032】一旦符号化された複合ビデオ信号が変調さ
れ伝送されると、この信号は、従来のTV受像機(図示
されていない)で受け取られて復調され、複合ビデオ信
号を生成する。
れ伝送されると、この信号は、従来のTV受像機(図示
されていない)で受け取られて復調され、複合ビデオ信
号を生成する。
【0033】図3は、本発明に使用されるのに適したT
V受像機のデコーダ22の高レベルな機能を示すブロッ
ク図である。ここでは、エンコーダ10の複合ビデオ出
力信号は、デコーダ22の複合ビデオ入力信号である。
V受像機のデコーダ22の高レベルな機能を示すブロッ
ク図である。ここでは、エンコーダ10の複合ビデオ出
力信号は、デコーダ22の複合ビデオ入力信号である。
【0034】NTSC複合ビデオ信号は、同期再生器2
4に与えられる。再生器24は、従来の受像機処理を行
うNTSC受像機26に送られるバーストゲート(Bu
rst Gate)信号と共に、水平同期(H)および
垂直同期(V)信号を再生する。従来の受像機処理で
の、H、VおよびBurst Gateの使用は、当業
者に公知である。しかし、これらの信号は、図9を参照
しながら以下に記載するように、タイミングの目的のた
めにも、再生器24で使用される。
4に与えられる。再生器24は、従来の受像機処理を行
うNTSC受像機26に送られるバーストゲート(Bu
rst Gate)信号と共に、水平同期(H)および
垂直同期(V)信号を再生する。従来の受像機処理で
の、H、VおよびBurst Gateの使用は、当業
者に公知である。しかし、これらの信号は、図9を参照
しながら以下に記載するように、タイミングの目的のた
めにも、再生器24で使用される。
【0035】簡単に説明すると、図9において、再生器
24は、H、VおよびBurstGateを用いて、制
御信号C2(信号C1が再構成されたもの)を生成す
る。図3を参照すると、次に、制御信号C2は、複合ビ
デオ信号の適切な部分のFIFOバッファ30への書き
込みを制御するのに使用される。
24は、H、VおよびBurstGateを用いて、制
御信号C2(信号C1が再構成されたもの)を生成す
る。図3を参照すると、次に、制御信号C2は、複合ビ
デオ信号の適切な部分のFIFOバッファ30への書き
込みを制御するのに使用される。
【0036】変調されたディジタルデータが複合ビデオ
信号から抽出され、FIFO30に記憶されると、この
信号は、所定のレートで読み出され、ディジタル復調器
32に入力される。復調器32は、適切にデータを復調
し、ダミーシンボルを除去し、チャネルデコーダ34へ
と通過させる。復調器32の詳細は、図6を参照しなが
ら後述する。
信号から抽出され、FIFO30に記憶されると、この
信号は、所定のレートで読み出され、ディジタル復調器
32に入力される。復調器32は、適切にデータを復調
し、ダミーシンボルを除去し、チャネルデコーダ34へ
と通過させる。復調器32の詳細は、図6を参照しなが
ら後述する。
【0037】最後に、チャネルデコーダ34は、伝送中
に発生するデータ内の誤りを訂正し、訂正されたディジ
タルデータを出力する。
に発生するデータ内の誤りを訂正し、訂正されたディジ
タルデータを出力する。
【0038】B.実施態様の詳細な説明 1.エンコーダ10 a.チャネルコーダ12 図4に示されるように、ディジタルデータは、順方向誤
り訂正を行うチャネルコーダ12に入力する。チャネル
コーダ12で使用される技術は、当業者に公知である。
当業者に理解されているように、本発明の実施態様で使
用される技術と異なるタイプの順方向誤り訂正技術を使
用しても、同様の結果が得られる。
り訂正を行うチャネルコーダ12に入力する。チャネル
コーダ12で使用される技術は、当業者に公知である。
当業者に理解されているように、本発明の実施態様で使
用される技術と異なるタイプの順方向誤り訂正技術を使
用しても、同様の結果が得られる。
【0039】本発明の実施態様では、チャネルコーダ1
2は、ランダムノイズを防ぐ内部畳み込み(convolutio
nal)コーダと、インパルスノイズまたはバーストノイ
ズを防ぐ外部ブロックコーダとを有する連鎖システムを
含み得る。これらのノイズは、伝送中にチャネル内で取
り込まれたり、または畳み込みデコーダによって生じる
誤りのために持ち込まれる。例えば、レート145/1
55のリードソロモンブロック符号(Reed Solomon blo
ck code)は、レート4/5のトレリス(Trellis)コー
ドに連鎖させることができる。
2は、ランダムノイズを防ぐ内部畳み込み(convolutio
nal)コーダと、インパルスノイズまたはバーストノイ
ズを防ぐ外部ブロックコーダとを有する連鎖システムを
含み得る。これらのノイズは、伝送中にチャネル内で取
り込まれたり、または畳み込みデコーダによって生じる
誤りのために持ち込まれる。例えば、レート145/1
55のリードソロモンブロック符号(Reed Solomon blo
ck code)は、レート4/5のトレリス(Trellis)コー
ドに連鎖させることができる。
【0040】次に、ディジタルデータは、一度に1ビッ
トずつ、2fSCのレートで、チャネルコーダ12から出
力する(ここで、fSCは、本発明の実施態様では、色副
搬送波の周波数であり、fSCは、3.579545MHzであ
る)。多くのTV受像機では、この色副搬送波または多
数の色副搬送波が、ビデオ信号から再生される。多くの
システムでは、4fSCの周波数は、色信号を変調および
復調するのに有利である。
トずつ、2fSCのレートで、チャネルコーダ12から出
力する(ここで、fSCは、本発明の実施態様では、色副
搬送波の周波数であり、fSCは、3.579545MHzであ
る)。多くのTV受像機では、この色副搬送波または多
数の色副搬送波が、ビデオ信号から再生される。多くの
システムでは、4fSCの周波数は、色信号を変調および
復調するのに有利である。
【0041】b.ディジタル変調器14 変調器14は、32値直交振幅変調器(QAM)であ
る。チャネルコーダ12から2fSCのレートで出力する
データは、同一のレートで変調器14に入力する。
る。チャネルコーダ12から2fSCのレートで出力する
データは、同一のレートで変調器14に入力する。
【0042】変調器14の詳細は、図4に破線で示した
枠内に示される。
枠内に示される。
【0043】まず、上記のように、ディジタルデータ
は、32値QAMエンコーダ40に、2fSCのレートで
入力する。QAMエンコーダ40は、チャネルコーダ1
2から受け取られる連続した一群の5連続ビットを、そ
れぞれのシンボルにマップする。これらのシンボルは、
QAMエンコーダ40によって生成される2つの振幅レ
ベルによって示される。その1つは、Iチャネルに供給
され、もう1つは、Qチャネルに供給される。本発明で
は、各チャネルに6個の可能なレベルが存在するため、
36個の可能な組合せがあり、そのうちの32個だけが
使用される。
は、32値QAMエンコーダ40に、2fSCのレートで
入力する。QAMエンコーダ40は、チャネルコーダ1
2から受け取られる連続した一群の5連続ビットを、そ
れぞれのシンボルにマップする。これらのシンボルは、
QAMエンコーダ40によって生成される2つの振幅レ
ベルによって示される。その1つは、Iチャネルに供給
され、もう1つは、Qチャネルに供給される。本発明で
は、各チャネルに6個の可能なレベルが存在するため、
36個の可能な組合せがあり、そのうちの32個だけが
使用される。
【0044】このマッピング技術をさらに例示するため
に、図5は、32値QAMエンコーダの信号点配置を示
す。この信号点配置のドットで示される任意の状態につ
いて、グラフのIおよびQ軸のそれぞれに沿って対応す
るレベルが存在する。従って、QAMエンコーダ40
は、5つのビットを受け取り、この値と、信号点配置の
所定ポイントとの対応に基づいて、IおよびQチャネル
の両方に、適切な振幅レベルの信号を出力する。さら
に、QAMエンコーダ40は、各シンボルを繰り返し、
それによって、上記の理由により、ダミーシンボルを一
連のシンボルに加える。これにより、QAMエンコーダ
40のシンボルクロックレートは、4fSC/5となる
(すなわち、ディジタルデータは、5ビット毎に生成さ
れるIおよびQチャネルに、2fSCで新しい振幅レベル
を有して入力し、次に、各シンボルは、繰り返されて、
4fSC/5の総シンボルレートを与える)。
に、図5は、32値QAMエンコーダの信号点配置を示
す。この信号点配置のドットで示される任意の状態につ
いて、グラフのIおよびQ軸のそれぞれに沿って対応す
るレベルが存在する。従って、QAMエンコーダ40
は、5つのビットを受け取り、この値と、信号点配置の
所定ポイントとの対応に基づいて、IおよびQチャネル
の両方に、適切な振幅レベルの信号を出力する。さら
に、QAMエンコーダ40は、各シンボルを繰り返し、
それによって、上記の理由により、ダミーシンボルを一
連のシンボルに加える。これにより、QAMエンコーダ
40のシンボルクロックレートは、4fSC/5となる
(すなわち、ディジタルデータは、5ビット毎に生成さ
れるIおよびQチャネルに、2fSCで新しい振幅レベル
を有して入力し、次に、各シンボルは、繰り返されて、
4fSC/5の総シンボルレートを与える)。
【0045】QAMエンコーダ40は、IおよびQチャ
ネルに、適切な振幅レベルの信号を生成すると、これら
の信号は、それぞれのパルス整形回路を通じて送られ
る:Iパルス整形フィルタ42は、Iチャネルのパルス
を整形し、Qパルス整形フィルタ44は、Qチャネルの
パルスを整形する。フィルタ42および44は、平方根
自乗余弦フィルタである。
ネルに、適切な振幅レベルの信号を生成すると、これら
の信号は、それぞれのパルス整形回路を通じて送られ
る:Iパルス整形フィルタ42は、Iチャネルのパルス
を整形し、Qパルス整形フィルタ44は、Qチャネルの
パルスを整形する。フィルタ42および44は、平方根
自乗余弦フィルタである。
【0046】図6は、fSC/2の搬送波信号周波数を中
心とし、自乗余弦フィルタによって整形されるときに限
定された、4fSC/5の伝送帯域幅を含むQAM信号に
よって占められるであろう周波数スペクトルを示す。Q
AMシンボルクロックレートとして4fSC/5を選択す
ると、保存性余弦ロールオフファクターが25%となる
ことに留意しなければならない。さらに、このように選
択すると、上記のように、ダミーシンボルを考慮に入れ
た後のビットクロックレートが首尾よく2fSCとなる。
心とし、自乗余弦フィルタによって整形されるときに限
定された、4fSC/5の伝送帯域幅を含むQAM信号に
よって占められるであろう周波数スペクトルを示す。Q
AMシンボルクロックレートとして4fSC/5を選択す
ると、保存性余弦ロールオフファクターが25%となる
ことに留意しなければならない。さらに、このように選
択すると、上記のように、ダミーシンボルを考慮に入れ
た後のビットクロックレートが首尾よく2fSCとなる。
【0047】この時点で、平方根自乗余弦フィルタを用
いた同様のフィルタリングは、図7を参照しながら後述
されるように、デコーダ22で行われることに留意しな
ければならない。図11および図12は、それぞれ、平
方根自乗余弦フィルタの周波数応答と、プロットされた
データポイントの表とを示す。各チャネルについて2つ
の平方根自乗余弦フィルタ(1つはエンコダー10内に
あり、もう1つは、デコーダ22内にある)を直列に組
合せることにより、ロールオフファクター25%の自乗
余弦フィルタと等価な全帯域幅の整形が行われる。
いた同様のフィルタリングは、図7を参照しながら後述
されるように、デコーダ22で行われることに留意しな
ければならない。図11および図12は、それぞれ、平
方根自乗余弦フィルタの周波数応答と、プロットされた
データポイントの表とを示す。各チャネルについて2つ
の平方根自乗余弦フィルタ(1つはエンコダー10内に
あり、もう1つは、デコーダ22内にある)を直列に組
合せることにより、ロールオフファクター25%の自乗
余弦フィルタと等価な全帯域幅の整形が行われる。
【0048】自乗余弦フィルタリングを用いることが当
業者に公知であることに留意しなければならない。自乗
余弦フィルタで得られた全帯域幅の整形を図6に示され
ている。
業者に公知であることに留意しなければならない。自乗
余弦フィルタで得られた全帯域幅の整形を図6に示され
ている。
【0049】一旦整形されると、パルスは、それぞれの
搬送波信号を変調する用意ができる。本実施例では、図
4の除算器46によって示されるように、各搬送波信号
は、4fSCクロックを8で除算することによって生成さ
れるfSC/2の周波数を有している。
搬送波信号を変調する用意ができる。本実施例では、図
4の除算器46によって示されるように、各搬送波信号
は、4fSCクロックを8で除算することによって生成さ
れるfSC/2の周波数を有している。
【0050】変調された信号にできるだけ従来の4.2
MHzビデオ帯域幅を用いることは有用であることに留
意しなければならない。従って、fSC/2の搬送波信号
周波数を選択すると、32値QAM信号にdcからfSC
の帯域を用いることができる。
MHzビデオ帯域幅を用いることは有用であることに留
意しなければならない。従って、fSC/2の搬送波信号
周波数を選択すると、32値QAM信号にdcからfSC
の帯域を用いることができる。
【0051】次に、フィルタ42および44からの出力
されたパルスは、乗算器48aおよび48bによって示
されるように、それぞれの搬送波信号を変調する。すな
わち、Iチャネルの信号は、同位相搬送波信号を変調
し、Qチャネルの信号は、直交位相搬送波信号(機能ブ
ロック50で示されるように、90°位相変調された信
号)を変調する。
されたパルスは、乗算器48aおよび48bによって示
されるように、それぞれの搬送波信号を変調する。すな
わち、Iチャネルの信号は、同位相搬送波信号を変調
し、Qチャネルの信号は、直交位相搬送波信号(機能ブ
ロック50で示されるように、90°位相変調された信
号)を変調する。
【0052】各パルスが、それぞれの搬送波信号を変調
した後、IおよびQチャネルからの信号は、加算器52
によって示されるように加算される。次に、組み合わさ
れた信号は、バンドパスフィルタ54を通過する。バン
ドパスフィルタ54は、dc−fSCで限定される領域内
に入らない周波数成分を実質的に除去する。次に、フィ
ルタされ、変調されたデータは、FIFO16に送られ
る。
した後、IおよびQチャネルからの信号は、加算器52
によって示されるように加算される。次に、組み合わさ
れた信号は、バンドパスフィルタ54を通過する。バン
ドパスフィルタ54は、dc−fSCで限定される領域内
に入らない周波数成分を実質的に除去する。次に、フィ
ルタされ、変調されたデータは、FIFO16に送られ
る。
【0053】c.FIFO16 図4に示されるように、変調器14から出力されたデー
タは、FIFO16に送られる。FIFO16は、デー
タを読み出しかつ書き込むための独立した制御入力(図
示されていない)を有する。上記のように、同期プロセ
ッサ18によって生成される制御信号C1は、FIFO
16からのデータの読み出しを制御する。
タは、FIFO16に送られる。FIFO16は、デー
タを読み出しかつ書き込むための独立した制御入力(図
示されていない)を有する。上記のように、同期プロセ
ッサ18によって生成される制御信号C1は、FIFO
16からのデータの読み出しを制御する。
【0054】FIFO16は、二重ポートRAMを用い
て、読み出しと書込みとを同時に行えるように設計する
ことができる。従って、FIFO16への書込みは、所
定レートで行われるが、データの読取りは、C1によっ
て制御される。
て、読み出しと書込みとを同時に行えるように設計する
ことができる。従って、FIFO16への書込みは、所
定レートで行われるが、データの読取りは、C1によっ
て制御される。
【0055】FIFO16の設計は、当業者に公知であ
ることに留意しなければならない。当業者に理解される
ように、変調されたデータを記憶することができ、記憶
装置からのおよび記憶装置へのデータフローの出入りを
命ずる制御信号に応答できるものであれば、FIFO1
6の代替物として使用できる。
ることに留意しなければならない。当業者に理解される
ように、変調されたデータを記憶することができ、記憶
装置からのおよび記憶装置へのデータフローの出入りを
命ずる制御信号に応答できるものであれば、FIFO1
6の代替物として使用できる。
【0056】d.同期プロセッサ18 図4には示されないが、同期プロセッサ18(図1を参
照)は、水平同期(H)信号と、垂直同期(V)信号
と、ビットクロックとからの制御信号C1を駆動する。
照)は、水平同期(H)信号と、垂直同期(V)信号
と、ビットクロックとからの制御信号C1を駆動する。
【0057】図8は、同期プロセッサ18の機能ブロッ
ク図を示す。エンコーダ10で得られるHおよびVは、
それぞれのエッジ検出器71および72に入力される。
ク図を示す。エンコーダ10で得られるHおよびVは、
それぞれのエッジ検出器71および72に入力される。
【0058】エッジ検出器71は、Hのエッジを検出す
ると、新しいラインの開始を示すLINE START
信号を生成する。同様に、エッジ検出器72は、Vのエ
ッジを検出すると、新しいフィールドの開始を示すVR
(垂直リセット)信号を生成する。LINE STAR
TおよびVRは、画素カウンタ73およびラインカウン
タ74をそれぞれリセットする。
ると、新しいラインの開始を示すLINE START
信号を生成する。同様に、エッジ検出器72は、Vのエ
ッジを検出すると、新しいフィールドの開始を示すVR
(垂直リセット)信号を生成する。LINE STAR
TおよびVRは、画素カウンタ73およびラインカウン
タ74をそれぞれリセットする。
【0059】4fSCの周波数を有するCLKは、その出
力を4つのデコーダV1−V4に与える画素カウンタ7
3を駆動する。デコーダV1−V4の出力は、組み合わ
され、ビデオ信号の水平オーバースキャン部分の左右サ
イドの存在を示す制御信号C1の前エッジと後エッジと
を生成する。
力を4つのデコーダV1−V4に与える画素カウンタ7
3を駆動する。デコーダV1−V4の出力は、組み合わ
され、ビデオ信号の水平オーバースキャン部分の左右サ
イドの存在を示す制御信号C1の前エッジと後エッジと
を生成する。
【0060】画素カウンタ73が、所定のカウント値に
達すると、デコーダV1は、SRフリップ−フロップ7
5をセットする論理ハイ信号を出力する。この信号は、
ビデオ信号の水平オーバースキャン部分の左サイドが始
まったことを示し、SR75がセットされると、ORゲ
ート76および77を用いてC1の前エッジを生成す
る。次に、画素カウンタ73が第2の所定カウントに達
すると、デコーダV2は、SR75をリセットする論理
ハイ信号を出力する。この信号は、ビデオ信号の水平オ
ーバースキャン部分の左サイドが終わったことを示し、
SR75がリセットされると、ORゲート76および7
7を用いてC1の後エッジを生成する。
達すると、デコーダV1は、SRフリップ−フロップ7
5をセットする論理ハイ信号を出力する。この信号は、
ビデオ信号の水平オーバースキャン部分の左サイドが始
まったことを示し、SR75がセットされると、ORゲ
ート76および77を用いてC1の前エッジを生成す
る。次に、画素カウンタ73が第2の所定カウントに達
すると、デコーダV2は、SR75をリセットする論理
ハイ信号を出力する。この信号は、ビデオ信号の水平オ
ーバースキャン部分の左サイドが終わったことを示し、
SR75がリセットされると、ORゲート76および7
7を用いてC1の後エッジを生成する。
【0061】上記の説明は、デコーダV3およびV4
が、SR78と共に、C1の前および後エッジを生成す
ること以外は、水平オーバースキャン部分の右サイドに
ついてC1が生成される場合と同様である。
が、SR78と共に、C1の前および後エッジを生成す
ること以外は、水平オーバースキャン部分の右サイドに
ついてC1が生成される場合と同様である。
【0062】さらに、上記説明は、デコーダY1−Y4
が、SRフリップ−フロップ79、80およびORゲー
ト81と共に、C1の必要な前および後エッジを生成す
ること以外は、垂直オーバースキャンの上下部分につい
てC1が生成される場合と同様である。しかし、情報の
各ラインのための水平ブランキング期間が保持されなけ
ればならないため、ORゲート81の出力は、ORゲー
ト77に達する前に、SRフリップ−フロップ84の出
力とAND演算(ANDゲート85)される。これによ
り、デコーダV1の画素カウント値で開始し、デコーダ
V4の画素カウント値で終了する区間からの垂直オーバ
ースキャン中にのみ、C1が確実に論理ハイになる。
が、SRフリップ−フロップ79、80およびORゲー
ト81と共に、C1の必要な前および後エッジを生成す
ること以外は、垂直オーバースキャンの上下部分につい
てC1が生成される場合と同様である。しかし、情報の
各ラインのための水平ブランキング期間が保持されなけ
ればならないため、ORゲート81の出力は、ORゲー
ト77に達する前に、SRフリップ−フロップ84の出
力とAND演算(ANDゲート85)される。これによ
り、デコーダV1の画素カウント値で開始し、デコーダ
V4の画素カウント値で終了する区間からの垂直オーバ
ースキャン中にのみ、C1が確実に論理ハイになる。
【0063】さらに、上記のように、水平オーバースキ
ャンを決定するために、LINESTARTは、画素カ
ウンタ73をリセットするために使用される。一方、垂
直オーバースキャンを決定するために、LINE ST
ARTは、VRがリセットを行っている間、ラインカウ
ンタ74に入力されるクロック信号となる。
ャンを決定するために、LINESTARTは、画素カ
ウンタ73をリセットするために使用される。一方、垂
直オーバースキャンを決定するために、LINE ST
ARTは、VRがリセットを行っている間、ラインカウ
ンタ74に入力されるクロック信号となる。
【0064】e.スイッチ20 図1のスイッチ20は、図4には示されていない。スイ
ッチ20は、その制御入力信号に応答して、2つの入力
信号から選択する。この機能は、マルチプレクサを使用
すると容易に実現される。ここで、2つの信号入力は、
ビデオ信号と変調されたディジタルデータであり、制御
信号はC1である。
ッチ20は、その制御入力信号に応答して、2つの入力
信号から選択する。この機能は、マルチプレクサを使用
すると容易に実現される。ここで、2つの信号入力は、
ビデオ信号と変調されたディジタルデータであり、制御
信号はC1である。
【0065】スイッチ20の実際の設計は、当業者によ
く知られている。当業者に理解されているように、スイ
ッチ20の機能は、制御信号入力に基づいて与えられた
任意の瞬間にNTSC−TV信号または変調されたディ
ジタルデータのいずれかを伝送することである。明か
に、スイッチ20は、制御信号に応答することができ、
通過する信号を取り扱うことが可能でなければならな
い。従って、上記の機能を行えるものであれば、いかな
る代替物でも本発明に使用することができる。
く知られている。当業者に理解されているように、スイ
ッチ20の機能は、制御信号入力に基づいて与えられた
任意の瞬間にNTSC−TV信号または変調されたディ
ジタルデータのいずれかを伝送することである。明か
に、スイッチ20は、制御信号に応答することができ、
通過する信号を取り扱うことが可能でなければならな
い。従って、上記の機能を行えるものであれば、いかな
る代替物でも本発明に使用することができる。
【0066】2.デコーダ22 a.同期再生器24 図3に示されるように、同期再生器24は、制御信号C
2および受け取られたビデオ入力信号からのPRを駆動
する。
2および受け取られたビデオ入力信号からのPRを駆動
する。
【0067】図9は、同期再生器24の機能ブロック図
を示す。ビデオ信号は、従来の同期分離器86に入力さ
れる。分離器86は、信号H、VおよびBGを生成し、
これらの信号は、従来の受像器回路(図示されていな
い)ならびにビデオ信号の水平および垂直オーバースキ
ャン部分を同定する回路によって使用される。
を示す。ビデオ信号は、従来の同期分離器86に入力さ
れる。分離器86は、信号H、VおよびBGを生成し、
これらの信号は、従来の受像器回路(図示されていな
い)ならびにビデオ信号の水平および垂直オーバースキ
ャン部分を同定する回路によって使用される。
【0068】水平同期信号Hは、狭バンドパスフィルタ
として作用するPLL87に与えられ、実質的にノイズ
を含まない水平同期信号を生成する。PLL87の出力
は、エッジ検出器89に与えらる。エッジ検出器89
は、Hのエッジを検出すると、新しいラインの開始を示
すLINE START信号を生成する。同様に、垂直
同期信号Vは、PLL88に与えられ、その出力はエッ
ジ検出器90に与えられる。エッジ検出器90は、フィ
ルタされた出力信号のパルスのエッジを検出すると、新
しいフィールドの開始を示すVR(垂直リセット)信号
を生成する。
として作用するPLL87に与えられ、実質的にノイズ
を含まない水平同期信号を生成する。PLL87の出力
は、エッジ検出器89に与えらる。エッジ検出器89
は、Hのエッジを検出すると、新しいラインの開始を示
すLINE START信号を生成する。同様に、垂直
同期信号Vは、PLL88に与えられ、その出力はエッ
ジ検出器90に与えられる。エッジ検出器90は、フィ
ルタされた出力信号のパルスのエッジを検出すると、新
しいフィールドの開始を示すVR(垂直リセット)信号
を生成する。
【0069】バーストゲート信号BGは、ビデオ入力信
号と共に、基準入力信号をPLL92に供給するバース
トゲート91に与えられる。PLL92は、位相比較器
94、ループフィルタ96、4fsc電圧で制御された発
振器(VCO)98および周波数を4で除算する回路1
00を含む。PLL92の出力は、画素カウンタ102
を駆動し、画素カウンタ102は、4つのデコーダX1
−X4にその出力を与える。デコーダX1−X4の出力
は組み合わされて、ビデオ信号の水平オーバースキャン
部分の左右サイドを示すC2の前および後エッジを生成
する。
号と共に、基準入力信号をPLL92に供給するバース
トゲート91に与えられる。PLL92は、位相比較器
94、ループフィルタ96、4fsc電圧で制御された発
振器(VCO)98および周波数を4で除算する回路1
00を含む。PLL92の出力は、画素カウンタ102
を駆動し、画素カウンタ102は、4つのデコーダX1
−X4にその出力を与える。デコーダX1−X4の出力
は組み合わされて、ビデオ信号の水平オーバースキャン
部分の左右サイドを示すC2の前および後エッジを生成
する。
【0070】画素カウンタ102が所定のカウントに達
すると、デコーダX1は、SRフリップ−フロップ11
6をセットする論理ハイ信号を出力する。このことは、
ビデオ信号の水平オーバースキャン部分の左サイドが開
始したことを示すので、SR116がセットされると、
ORゲート118およびORゲート120を介してC2
の前エッジを生成する。次に、画素カウンタ102が第
2の所定カウントに達すると、デコーダX2は、論理ハ
イ信号を出力し、SR116をリセットする。このこと
は、ビデオ信号の水平オーバースキャン部分の左サイド
が終了したことを示すので、SR116がリセットされ
ると、ORゲート118および120を介してC2の後
エッジを生成する。
すると、デコーダX1は、SRフリップ−フロップ11
6をセットする論理ハイ信号を出力する。このことは、
ビデオ信号の水平オーバースキャン部分の左サイドが開
始したことを示すので、SR116がセットされると、
ORゲート118およびORゲート120を介してC2
の前エッジを生成する。次に、画素カウンタ102が第
2の所定カウントに達すると、デコーダX2は、論理ハ
イ信号を出力し、SR116をリセットする。このこと
は、ビデオ信号の水平オーバースキャン部分の左サイド
が終了したことを示すので、SR116がリセットされ
ると、ORゲート118および120を介してC2の後
エッジを生成する。
【0071】上記の説明は、デコーダX3およびX4
が、SR124と共に、C2の前および後エッジを生成
する以外は、水平オーバースキャン部分の右サイドにつ
いてC2が生成される場合と同様である。
が、SR124と共に、C2の前および後エッジを生成
する以外は、水平オーバースキャン部分の右サイドにつ
いてC2が生成される場合と同様である。
【0072】さらに、上記の説明は、デコーダZ1−Z
4が、SRフリップ−フロップ140および142、な
らびにORゲート144と共に、C2の必要な前および
後エッジを生成すること以外は、垂直オーバースキャン
の上下部分についてC2が生成される場合と同様であ
る。しかし、同期プロセッサ18の場合と同じように、
情報の各ラインの水平ブランキング期間を保持するた
め、ORゲート144の出力は、ORゲート120に達
する前に、SR162の出力とAND演算(ANDゲー
ト160)される。これにより、垂直オーバースキャン
期間、すなわち、デコーダX1の開始画素カウント値か
ら、デコーダX4の終了画素カウント値までの区間の
み、C2は確実に論理ハイとなる。
4が、SRフリップ−フロップ140および142、な
らびにORゲート144と共に、C2の必要な前および
後エッジを生成すること以外は、垂直オーバースキャン
の上下部分についてC2が生成される場合と同様であ
る。しかし、同期プロセッサ18の場合と同じように、
情報の各ラインの水平ブランキング期間を保持するた
め、ORゲート144の出力は、ORゲート120に達
する前に、SR162の出力とAND演算(ANDゲー
ト160)される。これにより、垂直オーバースキャン
期間、すなわち、デコーダX1の開始画素カウント値か
ら、デコーダX4の終了画素カウント値までの区間の
み、C2は確実に論理ハイとなる。
【0073】さらに、水平オーバースキャンについて
は、LINE STARTは、画素カウンタ102をリ
セットするために使用される。一方、垂直オーバースキ
ャンについては、LINE STARTは、ラインカウ
ンタ126に入力されるクロック信号であり、VRはリ
セットを行う。
は、LINE STARTは、画素カウンタ102をリ
セットするために使用される。一方、垂直オーバースキ
ャンについては、LINE STARTは、ラインカウ
ンタ126に入力されるクロック信号であり、VRはリ
セットを行う。
【0074】PRの生成は、図9に示される。PRは、
再生されたシンボルクロック4fSC/5の位相を、QA
Mエンコーダ40に使用されるオリジナルシンボルクロ
ックと同期させるために必要な位相リセット信号である
(図4参照)。
再生されたシンボルクロック4fSC/5の位相を、QA
Mエンコーダ40に使用されるオリジナルシンボルクロ
ックと同期させるために必要な位相リセット信号である
(図4参照)。
【0075】PRは、受け取られたビデオ信号からの位
相情報を抽出することによって生成される。位相情報
は、所定の画素区域の所定の水平ライン上で伝送され
る。従って、デコーダ148および150は、画素カウ
ンタ102とラインカウンタ126の出力を復号化す
る。この場合、所定のラインと画素区域の間に、波形整
形器152によって整形されるビデオ信号が、ANDゲ
ート154を通過するように、復号化する。PR信号
は、除算器68をリセットする(図5を参照)ために使
用されて、再構成されたシンボルクロックを適切な位相
にする。
相情報を抽出することによって生成される。位相情報
は、所定の画素区域の所定の水平ライン上で伝送され
る。従って、デコーダ148および150は、画素カウ
ンタ102とラインカウンタ126の出力を復号化す
る。この場合、所定のラインと画素区域の間に、波形整
形器152によって整形されるビデオ信号が、ANDゲ
ート154を通過するように、復号化する。PR信号
は、除算器68をリセットする(図5を参照)ために使
用されて、再構成されたシンボルクロックを適切な位相
にする。
【0076】b.NTSC受像機26 図7を参照すると、受像機26は当業者に公知である。
受像機26は、本願の説明の中に含まれる。なぜなら、
上記のように、本発明は、たいていの従来の受像機で得
られる色副搬送波周波数を利用して、デコーダ22(お
よび特にQAMデコーダ70)の設計を簡単にしている
からである。従って、受像機26は、ビデオ信号を表示
するのに必要な情報を受け取るだけでなく、fSCまたは
4fSCの周波数を有する信号の信号源を供給する。
受像機26は、本願の説明の中に含まれる。なぜなら、
上記のように、本発明は、たいていの従来の受像機で得
られる色副搬送波周波数を利用して、デコーダ22(お
よび特にQAMデコーダ70)の設計を簡単にしている
からである。従って、受像機26は、ビデオ信号を表示
するのに必要な情報を受け取るだけでなく、fSCまたは
4fSCの周波数を有する信号の信号源を供給する。
【0077】c.FIFO30 図7には示されていないが、FIFO30は、ビデオ信
号のオーバースキャン部分に存在する変調されたディジ
タルデータを受け取る。FIFO30は、データを読み
取り、書き込むための独立した制御入力(図示されてい
ない)を有する。上記のように、再生器24で生成され
る制御信号C2は、FIFO30への書込みを制御す
る。
号のオーバースキャン部分に存在する変調されたディジ
タルデータを受け取る。FIFO30は、データを読み
取り、書き込むための独立した制御入力(図示されてい
ない)を有する。上記のように、再生器24で生成され
る制御信号C2は、FIFO30への書込みを制御す
る。
【0078】FIFO30は、二重ポートRAMを用い
て、読取りおよび書込みを同時に行えるように設計され
得る。従って、FIFO30からの読取りは、所定レー
トで行われるが、FIFO30へのデータの書込みは、
C1によって制御され得る。
て、読取りおよび書込みを同時に行えるように設計され
得る。従って、FIFO30からの読取りは、所定レー
トで行われるが、FIFO30へのデータの書込みは、
C1によって制御され得る。
【0079】FIFO30の設計は、当業者に公知であ
ることに留意しなければならない。当業者に理解される
ように、変調されたデータを記憶することができ、記憶
装置からのおよび記憶装置へのデータフローの出入りを
命令する制御信号に応答することができるものであれ
ば、FIFO30の代わりに使用できる。
ることに留意しなければならない。当業者に理解される
ように、変調されたデータを記憶することができ、記憶
装置からのおよび記憶装置へのデータフローの出入りを
命令する制御信号に応答することができるものであれ
ば、FIFO30の代わりに使用できる。
【0080】d.復調器32 変調されたディジタルデータは、FIFO30から読み
出されると、復調器32に入力される。復調器32は、
32値QAM復調器である。
出されると、復調器32に入力される。復調器32は、
32値QAM復調器である。
【0081】復調器32の詳細は、図7の破線内に示さ
れる。まず、変調されたディジタルデータは、直交搬送
波信号から分離される。QAM機構でこの分離を行うた
めに、変調されたディジタル信号は、IおよびQチャネ
ルのそれぞれの搬送波信号を再構成したものによって乗
算される。
れる。まず、変調されたディジタルデータは、直交搬送
波信号から分離される。QAM機構でこの分離を行うた
めに、変調されたディジタル信号は、IおよびQチャネ
ルのそれぞれの搬送波信号を再構成したものによって乗
算される。
【0082】この場合、Iチャネルに関しては、変調さ
れたディジタルデータは、乗算器58aを用いて、周波
数を8で除算する回路60によって供給される再構成さ
れた同位相搬送波で乗算される。同位相搬送波を再構成
するには、信号は、元の搬送波と同一の周波数を有し、
かつ変調されたシンボルに対して元の搬送波と同位相で
あることが必要である。
れたディジタルデータは、乗算器58aを用いて、周波
数を8で除算する回路60によって供給される再構成さ
れた同位相搬送波で乗算される。同位相搬送波を再構成
するには、信号は、元の搬送波と同一の周波数を有し、
かつ変調されたシンボルに対して元の搬送波と同位相で
あることが必要である。
【0083】まず、元の搬送波と同一の周波数fSC/2
を有する信号は、NTSC受像器に存在する、色副搬送
波または多数の色副搬送波から再構成される。これは、
図7に、「÷8」機能ブロック60によって示される。
を有する信号は、NTSC受像器に存在する、色副搬送
波または多数の色副搬送波から再構成される。これは、
図7に、「÷8」機能ブロック60によって示される。
【0084】次に、再構成された搬送波は、同期再生器
24で生成されたPR信号を用いて、元の搬送波と同位
相にされる。PRは、再構成された搬送波が、元の搬送
波信号と同位相になるように、リセット信号として除算
器60に与えられる。従って、送像器で生成された信号
PRは、fSC/2信号と4fSC/5信号とを同期させ
る。
24で生成されたPR信号を用いて、元の搬送波と同位
相にされる。PRは、再構成された搬送波が、元の搬送
波信号と同位相になるように、リセット信号として除算
器60に与えられる。従って、送像器で生成された信号
PRは、fSC/2信号と4fSC/5信号とを同期させ
る。
【0085】当業者に公知のように、再構成された同位
相搬送波と受け取られた信号との乗算によって、同位相
搬送波成分が除去される。
相搬送波と受け取られた信号との乗算によって、同位相
搬送波成分が除去される。
【0086】さらに、Qチャンルに関しては、変調され
たディジタルデータは、乗算器58bによって示される
ように、再構成された直交位相搬送波によって乗算され
る。fSC/2の周波数を有し、同位相搬送波に対して位
相が90°シフトした(機能ブロック62によって行わ
れる)直交位相搬送波は、上記の再構成された搬送波信
号から再構成される。
たディジタルデータは、乗算器58bによって示される
ように、再構成された直交位相搬送波によって乗算され
る。fSC/2の周波数を有し、同位相搬送波に対して位
相が90°シフトした(機能ブロック62によって行わ
れる)直交位相搬送波は、上記の再構成された搬送波信
号から再構成される。
【0087】当業者に公知のように、再構成された直交
位相搬送波と受け取られた信号との乗算によって、直交
位相搬送波信号成分が除去される。
位相搬送波と受け取られた信号との乗算によって、直交
位相搬送波信号成分が除去される。
【0088】搬送波信号が除去された後、再生された信
号は、Iパルス整形器64とQパルス整形器66とによ
って、それぞれのチャネルで整形される。上述したよう
に、パルス整形器64および66は、再生された信号を
整形するために、平方根自乗余弦フィルタを用いる。さ
らに、パルス整形器64および66は、整形プロセス
で、機能ブロック68によって示されるように再構成さ
れた4fSC/5のシンボルクロックレートを使用する。
号は、Iパルス整形器64とQパルス整形器66とによ
って、それぞれのチャネルで整形される。上述したよう
に、パルス整形器64および66は、再生された信号を
整形するために、平方根自乗余弦フィルタを用いる。さ
らに、パルス整形器64および66は、整形プロセス
で、機能ブロック68によって示されるように再構成さ
れた4fSC/5のシンボルクロックレートを使用する。
【0089】パルス整形器64および66において4f
SC/5シンボルクロックを使用するのは、QAMデコー
ダ70で行われるサンプリングを正確にして、シンボル
間の干渉を最小にするためである。
SC/5シンボルクロックを使用するのは、QAMデコー
ダ70で行われるサンプリングを正確にして、シンボル
間の干渉を最小にするためである。
【0090】次に、整形されたパルスは、QAMエンコ
ーダ40と反対の機能を行うQAMデコーダ70に送ら
れる。QAMデコーダ70は、パルス整形器64および
66からのパルスを受け取り、IおよびQチャネルで受
け取られた信号の振幅レベルをサンプリングする。次
に、逆マッピング(図5を参照)によって、IおよびQ
チャネル信号の振幅レベルを、対応する一群の5ビット
値に翻訳する。この一連の5ビットは、一度に1ビット
ずつ、2fSCのレートで、チャネルデコーダ34に送ら
れる。デコーダ34は、誤り検出および補正を行う。全
ての4サンプルグループについて第1および第4のシン
ボルは、ダミーシンボルであるため、除去されることに
留意しなければならない。
ーダ40と反対の機能を行うQAMデコーダ70に送ら
れる。QAMデコーダ70は、パルス整形器64および
66からのパルスを受け取り、IおよびQチャネルで受
け取られた信号の振幅レベルをサンプリングする。次
に、逆マッピング(図5を参照)によって、IおよびQ
チャネル信号の振幅レベルを、対応する一群の5ビット
値に翻訳する。この一連の5ビットは、一度に1ビット
ずつ、2fSCのレートで、チャネルデコーダ34に送ら
れる。デコーダ34は、誤り検出および補正を行う。全
ての4サンプルグループについて第1および第4のシン
ボルは、ダミーシンボルであるため、除去されることに
留意しなければならない。
【0091】f.チャネルデコーダ34 図6に示されるように、ディジタルデータは、誤り検出
および補正を行うチャネルデコーダ34に入力する。チ
ャネルデコーダ34で使用される誤り検出および補正技
術は、当業者に公知である。当業者によく知られている
ように、全体として同様の結果が得られるならば、異な
るタイプの誤り検出および補正技術を本発明の実施態様
で使用することができる。次に、チャネルデコーダ34
は、復調されたディジタルデータを出力する。
および補正を行うチャネルデコーダ34に入力する。チ
ャネルデコーダ34で使用される誤り検出および補正技
術は、当業者に公知である。当業者によく知られている
ように、全体として同様の結果が得られるならば、異な
るタイプの誤り検出および補正技術を本発明の実施態様
で使用することができる。次に、チャネルデコーダ34
は、復調されたディジタルデータを出力する。
【0092】3.その他の重要性 本システムのその他の重要性は、ゴーストキャンセルで
ある。Chaoらに発行された米国特許第4,864,403号に記
載のものと同様のゴーストキャンセルは、本発明と組み
合わされてマルチパス歪を大幅に減少し得る。本願で
は、自動ゴーストキャンセルに関するこの特許の教示を
参考のために援用している。
ある。Chaoらに発行された米国特許第4,864,403号に記
載のものと同様のゴーストキャンセルは、本発明と組み
合わされてマルチパス歪を大幅に減少し得る。本願で
は、自動ゴーストキャンセルに関するこの特許の教示を
参考のために援用している。
【0093】図10は、本発明の高レベルな機能ブロッ
ク図に組み合わされた、Chaoらによるゴーストキャンセ
ルシステムを示す。伝送された信号は、アンテナ200
でピックアップされ、チューナ/IF202を通過し、
ゴーストキャンセルシステム204によって処理され、
最後に、本発明のデコーダ22に供給される。ゴースト
キャンセルシステム204を使用しないと、シンボル間
の干渉に関連した問題が起こり、復調器32の復号化能
力を劣化させる(図3を参照のこと)。
ク図に組み合わされた、Chaoらによるゴーストキャンセ
ルシステムを示す。伝送された信号は、アンテナ200
でピックアップされ、チューナ/IF202を通過し、
ゴーストキャンセルシステム204によって処理され、
最後に、本発明のデコーダ22に供給される。ゴースト
キャンセルシステム204を使用しないと、シンボル間
の干渉に関連した問題が起こり、復調器32の復号化能
力を劣化させる(図3を参照のこと)。
【0094】本発明のさらに他の重要性は、帯域が制限
された信号に対するシンボル間の干渉である。本発明の
エンコーダ/デコーダ構造の変調/復調機構の設計を上
記に記載したが、本願で援用している、Proakis、Digit
al Communications, McGrawHill著作権1989年、532-36
頁による詳細な理論分析は、さらなる理論的な支持を提
供している。
された信号に対するシンボル間の干渉である。本発明の
エンコーダ/デコーダ構造の変調/復調機構の設計を上
記に記載したが、本願で援用している、Proakis、Digit
al Communications, McGrawHill著作権1989年、532-36
頁による詳細な理論分析は、さらなる理論的な支持を提
供している。
【0095】
【発明の効果】以上の説明から明かなように、本発明の
伝送システム及びその方法によれば、複合ビデオ信号の
垂直及び水平オーバースキャン部分において、ディジタ
ルデータを伝送することができる。従来、HDTVのサ
イドパネル情報の伝送にしか用いられていなかったオー
バースキャン部分を用いることにより、より多くの情報
を伝送することが可能となる。例えば、伝送された画像
を再生する際に生じる歪や干渉を補正するための付加的
な情報を伝送することにより、画像品質の向上を図るこ
とも可能となる。
伝送システム及びその方法によれば、複合ビデオ信号の
垂直及び水平オーバースキャン部分において、ディジタ
ルデータを伝送することができる。従来、HDTVのサ
イドパネル情報の伝送にしか用いられていなかったオー
バースキャン部分を用いることにより、より多くの情報
を伝送することが可能となる。例えば、伝送された画像
を再生する際に生じる歪や干渉を補正するための付加的
な情報を伝送することにより、画像品質の向上を図るこ
とも可能となる。
【0096】本発明は、NTSC−TV信号の垂直およ
び水平オーバースキャン部分内のディジタルデータをQ
AM技術を用いて符号化する、システムおよびその方法
について、例示され記載されているが、本発明は、記載
される詳細な発明の説明に限定されるものではない。請
求の範囲の等価物の範囲内で、かつ本発明の精神から逸
脱しない限り、様々な改変が本発明において行われ得
る。
び水平オーバースキャン部分内のディジタルデータをQ
AM技術を用いて符号化する、システムおよびその方法
について、例示され記載されているが、本発明は、記載
される詳細な発明の説明に限定されるものではない。請
求の範囲の等価物の範囲内で、かつ本発明の精神から逸
脱しない限り、様々な改変が本発明において行われ得
る。
【図1】本発明で使用されるのに適したエンコーダの高
レベルな機能ブロック図を示す。
レベルな機能ブロック図を示す。
【図2】TV信号のオーバースキャン部分を限定するた
めの、図1に示されるエンコーダで使用される制御信号
を示す。
めの、図1に示されるエンコーダで使用される制御信号
を示す。
【図3】図1で示される送信機によって伝送される信号
を受け取り、復号化するデコーダの高レベルな機能ブロ
ック図を示す。
を受け取り、復号化するデコーダの高レベルな機能ブロ
ック図を示す。
【図4】図1に示されるエンコーダによって使用される
変調器の機能ブロック図を示す。
変調器の機能ブロック図を示す。
【図5】図4に示されるQAMエンコーダの32値QA
M信号点配置を示す。
M信号点配置を示す。
【図6】図1および図3のエンコーダおよびデコーダで
使用されるQAM搬送波信号の典型的な周波数スペクト
ルを示す。
使用されるQAM搬送波信号の典型的な周波数スペクト
ルを示す。
【図7】図3に示される復調器の機能ブロック図を示
す。
す。
【図8】図1に示される同期プロセッサの機能ブロック
図を示す。
図を示す。
【図9】図3に示される同期再生器の機能ブロック図を
示す。
示す。
【図10】ゴーストキャンセルシステムを導入した本発
明の高レベルなブロック図を示す。
明の高レベルなブロック図を示す。
【図11】平方根自乗余弦フィルタの典型的な周波数応
答を示す。
答を示す。
【図12】プロットされたデータポイントを示す表であ
る。
る。
10 エンコーダ 12 チャネルコーダ 14 ディジタル変調器 16 ファーストインファーストアウト(FIFO)バ
ッファ 18 同期プロセッサ 20 スイッチ 22 デコーダ 24 同期再生器 26 従来のNTSC−TV受像機 30 FIFOバッファ 32 ディジタル復調器 34 チャネルデコーダ
ッファ 18 同期プロセッサ 20 スイッチ 22 デコーダ 24 同期再生器 26 従来のNTSC−TV受像機 30 FIFOバッファ 32 ディジタル復調器 34 チャネルデコーダ
Claims (11)
- 【請求項1】 水平オーバースキャン部分を有する、ベ
ースバンドビデオ信号を伝送するためのシステムにおけ
る、該水平オーバースキャン部分内のディジタルデータ
を伝送するシステムであって、該システムは、 a)該ビデオ信号を受け取り、該ビデオ信号の水平ライ
ン期間の該水平オーバースキャン部分内で活性であり、
該期間以外では不活性である制御信号を生成する制御手
段と、 b)該ベースバンド信号によって占められる周波数帯域
内の周波数を有する第1搬送波信号を生成する搬送波生
成手段と、 c)所定レートで、ディジタルデータを供給する供給手
段と、 d)該供給手段と該搬送波生成手段とに連結され、該制
御信号に応答する変調手段であって、該ビデオ信号の該
水平オーバースキャン部分内で、直交振幅変調(QA
M)を用いて該第1搬送波信号で該ディジタルデータを
変調する、変調手段と、 を含むシステム。 - 【請求項2】 前記変調手段が、 a)前記供給手段に連結されたQAM符号化手段であっ
て、該符号化手段はIチャネルに第1信号を生成し、Q
チャネルに第2信号を生成することによって、前記供給
手段から受け取られたN個の連続したビットのグループ
を、それぞれ、QAM信号点配置の2Nポイントのひと
つとして符号化し、該第1および第2信号のそれぞれの
対が、該N個の連続ビットに対応する振幅レベルの対を
各々に有する、QAM符号化手段と、 b)該QAM符号化手段に連結され、該符号化手段によ
って生成される該第1信号を整形する第1パルス整形手
段と、 c)該QAM符号化手段に連結され、該符号化手段によ
って生成される該第2信号を整形する第2パルス整形手
段と、 d)前記搬送波生成手段に連結され、該第1搬送波信号
に対して位相が90°シフトされた第2搬送波信号を生
成する位相シフト手段と、 e)該第1パルス整形手段と、該搬送波生成手段とに連
結され、該整形された第1信号を該第1搬送波信号で乗
算して、第1出力信号を生成する第1乗算手段と、 f)該第2パルス整形手段と、該位相変調手段とに連結
され、該整形された第2信号を該第2搬送波信号で乗算
して第2出力信号を生成する第2乗算手段と、g)該第
1および第2乗算手段に連結され、該第1出力信号と、
該第2出力信号とを加算する加算手段と、 を含む、請求項1に記載のシステム。 - 【請求項3】 Nが5である、請求項2に記載のシステ
ム。 - 【請求項4】 前記ベースバンドビデオ信号が、垂直オ
ーバースキャン部分を有し、前記制御手段が、該垂直オ
ーバースキャン部分の少なくとも一部で活性であり、前
記ディジタルデータが、該ベースバンドビデオ信号の該
垂直オーバースキャン部分の該一部で符号化される、請
求項3に記載のシステム。 - 【請求項5】 前記第1および第2信号のそれぞれが、
6つの潜在的振幅レベルを有し、それによって、合計で
36対の振幅レベルを形成する、請求項4に記載のシス
テム。 - 【請求項6】 前記QAMエンコーダが、4fSC/5の
シンボルクロックレートを有し、前記供給手段の所定の
レートが2fSCであり、前記第1搬送波信号が、fSC/
2の周波数を有する、請求項5に記載のシステム。 - 【請求項7】 前記第1および第2パルス整形手段が、
平方根自乗余弦周波数応答特性をそれぞれ有するフィル
タである、請求項6に記載のシステム。 - 【請求項8】 ディジタルデータとビデオ情報との組合
せを有するビデオ信号を伝送するためのシステムであっ
て、ディジタルデータの信号源を有し、該ビデオ信号が
fSCの周波数を有する色副搬送波信号を有し、該ビデオ
信号が水平オーバースキャン部分を有するシステムにお
いて、該水平オーバースキャン部分内で伝送されるよう
に該ディジタルデータを変調する変調システムであっ
て、装置が、 a)Iチャネルに第1信号を生成し、Qチャネルに第2
信号を生成することによって、該信号源から受け取られ
たN個の連続したビットのグループを、それぞれ、QA
M信号点配置の2Nポイントのひとつとして符号化する
QAM符号化手段であって、該第1および第2信号が、
該N個の連続したビットの一連のグループの値に対応す
る一連の振幅レベルを有する、QAM符号化手段と、 b)該QAM符号化手段に連結され、該符号化手段によ
って生成される該第1信号を整形する第1パルス整形手
段と、 c)該QAM符号化手段に連結され、該符号化手段によ
って生成される該第2信号を整形する第2パルス整形手
段と、 d)fSC/2の周波数を有する第1搬送波信号を生成す
る搬送波生成手段と、 e)該第1搬送波信号に対して位相が90°シフトされ
た第2搬送波信号を生成する位相シフト手段と、 f)該第1パルス整形手段と、搬送波生成手段とに連結
され、該整形された第1信号を該第1搬送波信号で乗算
して第1出力信号を生成する第1乗算手段と、 g)該第2パルス整形手段と、該位相変調手段とに連結
され、該整形された第2信号を該第2搬送波信号で乗算
して第2出力信号を生成する第2乗算手段と、 h)該第1および第2乗算手段に連結され、該第1出力
信号と、該第2出力信号とを加算する加算手段と、 を含む、システム。 - 【請求項9】 ビデオ信号を伝送するディジタルデータ
の信号源を有するシステムで使用されるのに適した方法
であって、該信号がfSCの周波数を有する色副搬送波を
有し、該信号がオーバースキャン部分を有する、該オー
バースキャン部分内のディジタルデータを変調するため
の該方法は、 a)Iチャネルに第1信号を、Qチャネルに第2信号を
生成することによって、該信号源から受け取られたN個
のビットのグループを、それぞれ、QAM信号点配置に
おける2Nポイントのひとつとして該オーバースキャン
部分において符号化する工程であって、該第1および第
2信号が、該N個のビットに対応する振幅レベルを有す
る、工程と、 b)該符号化手段によって生成される該第1および第2
信号を整形する工程と、 c)fSC未満の周波数Fを有する第1搬送波信号を生成
する工程と、 d)該第1搬送波信号と同一の周波数を有し、該第1搬
送波信号に対して位相が90°シフトされた第2搬送波
信号を生成する工程と、 e)該整形された第1信号を該第1搬送波信号で乗算し
て、第1出力信号を生成する工程と、 f)該整形された第2信号を該第2搬送波信号で乗算し
て、第2出力信号を生成する工程と、 g)該第1出力信号と該第2出力信号とを加算する工程
と、 を包含する方法。 - 【請求項10】 復合ビデオ信号を受け取るためのシス
テムであって、該ビデオ信号が、水平オーバスキャン部
分に、変調されかつ符号化されたディジタルデータを含
み、該データが、該ビデオ信号によって限定される周波
数帯域内の搬送波信号を有するシステムにおいて、該デ
ィジタルデータを復号化するシステムは、 該ビデオ信号を受け取り、該ビデオ信号の水平ライン期
間の該水平オーバースキャン部分では活性であり、該水
平オーバースキャン期間以外では不活性である制御信号
を生成する制御手段と、 該搬送波信号を再構成する搬送波再構成手段と、 該ビデオ信号を受け取り、該搬送波再構成手段に連結さ
れ、該変調されかつ符号化されたディジタルデータを復
調および復号化する復調手段と、を含み、該復調手段
は、 該変調されかつ符号化されたディジタルデータから、該
符号化されたディジタルデータを抽出して、Iチャネル
信号とQチャネル信号とを生成する抽出手段と、 該ディジタルデータを最初に符号化したシンボルクロッ
クを再構成するシンボルクロック再構成手段と、 該抽出手段と該シンボルクロック再構成手段とに連結さ
れ、該Iチャネル信号と、該Qチャンル信号とをそれぞ
れ整形する第1および第2整形手段と、 該第1および第2整形手段に連結され、該整形されたI
およびQチャネル信号をディジタルデータに復号化する
QAMデコーダ手段であって、該IおよびQチャネル信
号の振幅が5ビットのグループに対応している、QAM
デコーダ手段と、 を含む、システム。 - 【請求項11】 変調かつ符号化されたディジタルデー
タとビデオ情報との組合せを有するビデオ信号を受け取
るためのシステムであって、該信号がfSCの周波数を有
する色副搬送波信号を有し、該信号が水平オーバースキ
ャン部分を有するシステムにおいて、該水平オーバース
キャン部分内で受け取られる、該変調されかつ符号化さ
れたディジタルデータを復調する復調システムであっ
て、装置が、 該変調かつ符号化されたディジタルデータから、該符号
化されたディジタルデータを抽出して、第1振幅レベル
を有するIチャネル信号と、第2振幅レベルを有するQ
チャネル信号とを生成する抽出手段と、 該ディジタルデータを最初に符号化したシンボルクロッ
クを再構成するシンボルクロック再構成手段と、 該抽出手段と、該シンボルクロック再構成手段とに連結
され、該Iチャネル信号と、該Qチャネル信号とをそれ
ぞれ整形する第1および第2整形手段と、 該第1および第2整形手段に連結され、該整形されたI
およびQチャネル信号をディジタルデータに復号化する
QAMデコーダ手段であって、該IおよびQチャネル信
号のそれぞれの対の振幅が、5つの二進ビットのそれぞ
れとディジタル値とに対応する、QAMデコーダ手段
と、 を含むシステム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/951,101 | 1992-09-25 | ||
US07/951,101 US5309235A (en) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | System and method for transmitting digital data in the overscan portion of a video signal |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06225341A JPH06225341A (ja) | 1994-08-12 |
JP2694221B2 true JP2694221B2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=25491267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5238471A Expired - Fee Related JP2694221B2 (ja) | 1992-09-25 | 1993-09-24 | ビデオ信号のオーバースキャン部分のディジタルデータを伝送するシステムおよびその方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5309235A (ja) |
JP (1) | JP2694221B2 (ja) |
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1992
- 1992-09-25 US US07/951,101 patent/US5309235A/en not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-09-24 JP JP5238471A patent/JP2694221B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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