JP2694147B2 - 放電加工方法 - Google Patents

放電加工方法

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JP2694147B2 JP61295549A JP29554986A JP2694147B2 JP 2694147 B2 JP2694147 B2 JP 2694147B2 JP 61295549 A JP61295549 A JP 61295549A JP 29554986 A JP29554986 A JP 29554986A JP 2694147 B2 JP2694147 B2 JP 2694147B2
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、所要形状の型電極を用いて被加工体に該型
電極に応じた形状の底付きあるいは穴明け加工を行なう
型彫放電加工、軸方向に走行移動する細線状のワイヤ電
極を用いて被加工体を糸鋸状にカット加工するワイヤカ
ット放電加工等の放電加工の方法に関する。 〔従来技術及び問題点〕 従来、放電加工装置に於て、対向により放電間隙を形
成する電極、被加工体の加工面の一点に放電が集中して
発生することにより、エッチピットが形成されたり、ア
ーク痕を残し、加工不良に至ることが発生する。特に10
μR max以下の低消耗加工条件に於てはしばしば発生す
る。ワイヤカット放電加工に於ては更に集中放電によっ
てワイヤ電極の断線を起こし、安定した高能率加工を行
なうことができなかった。前記集中放電を防止するため
には多くの提案が既になされてきている。加工送りの制
御、加工電源の制御、加工液の供給制御、電極の振動制
御等の種々の試みがなされているが、何れも充分ではな
い。 本発明は、以上の問題点に鑑み、集中放電を防止して
精度の良い放電加工を能率良く行ない得るようにするこ
とを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 この目的を達成するため、本発明の放電加工方法は、
被加工体と放電間隙を介して対向配置される電極に複数
箇所の通電点を設け、加工電源の一方の極を各通電点に
スイッチを介して接続すると共に他方の極を被加工体に
接続し、放電間隙に加工液を供給介在させた状態で、時
間間隔をおいて供給される加工用パルスを前記スイッチ
により加工電源に接続された通電点に通電して放電間隙
に放電パルスを繰返し発生させると共に、被加工体と電
極間に加工送りを与えて放電加工を行なう放電加工方法
に於て、所要形状の型電極を用いて被加工体を該型電極
に応じた形状に加工する型彫放電加工にあっては通電点
を型電極の複数箇所に設け、パルス条件の異なるパルス
を含むパルス列により形成された所定パルス列パターン
と複数の前記スイッチの動作順序とをプログラム設定し
ておき、該プログラムに従って前記スイッチを順次動作
させて前記パルス列パターンを形成する各パルスのパル
ス条件からなる各加工用パルスを、前記型電極の複数箇
所に設けた各通電点に順次通電し、パルス条件の異なる
加工用パルスを各通電点に周期的に通電して放電加工を
行なうことを特徴とし、 また、前記の放電加工が、軸方向に走行移動する細線
状のワイヤ電極を用いて被加工体を糸鋸状にカット加工
するワイヤカット放電加工にあってはワイヤ電極に接触
して通電する通電点を被加工体の両側に設け、パルス条
件の異なるパルスを含むパルス列により形成された所定
パルス列パターンと複数の前記スイッチの動作順序とを
プログラム設定しておき、該プログラムに従って前記ス
イッチを順次動作させて前記パルス列パターンを形成す
る各パルスのパルス条件からなる各加工用パルスを、前
記被加工体の両側に設けた各通電点に交互に通電し、パ
ルス条件の異なる加工用パルスを各通電点に周期的に通
電して放電加工を行なうことを特徴とする。 又更に、前記プログラムを複数種設定しておいて、そ
のうちの所定プログラムにより各通電点に通電して放電
加工を行なうと共に、各通電点に通電したときの放電間
隙の放電状態を検出し、該検出信号に応じて前記所定プ
ログラムを他のプログラムに切換えて放電加工を行なう
ことを特徴とする。 〔作用〕 型彫放電加工にあっては各加工用パルスが複数箇所の
通電点に順繰りに通電されることにより、又、ワイヤカ
ット放電加工にあっては各加工用パルスが被加工体の両
側から交互に通電されることにより、放電点の移動が促
進され分散性が向上して集中放電が防止される。又、プ
ログラム設定される所定パルス列パターンとして波形等
のパルス条件の異なるパルスを含む所定パルス列パター
ンをプログラムしておき、該プログラムに従って前記パ
ルス列パターンを形成する各パルスのパルス条件からな
る各加工用パルスを各通電点に順次通電して、パルス条
件の異なる加工用パルスを各通電点に周期的に通電する
ようにしたことにより、或る通電点に同一パルス条件の
加工用パルスのみを通電する場合よりも、放電状態を変
化させあるいは放電間隙を開き気味として放電点の移動
を一層促進させて分散性を高めることが可能となり、
又、加工液の更新や加工屑の排除も容易となって加工が
安定化し、集中放電を防止する作用が向上する。又、検
出された放電状態に応じたプログラムを切換え変更する
ことにより、更に加工が安定化して加工能率が向上す
る。 〔実施例〕 以下図面に基づいて本発明の実施例を説明する。 第1図は型彫放電加工を行なう一実施例の回路構成図
であり、図に於て1は被加工体で、所要形状を有する型
電極2を微小な放電間隙を介して対向配置し、放電間隙
に放電パルスを繰返し発生させて加工を行なう。電極へ
の通電点は形状に応じて配分したA、B、Cの3点があ
り、これに各々加工用パルスを通電する。3が電圧源
で、スイッチ4A、4B、4Cを経て各パルスコンデンサ5A、
5B、5Cを充電し、スイッチ7A、7B、7Cによって前記各通
電点A、B、Cに通電する。6A、6B、6Cは各々コンデン
サ5A、5B、5Cに並列に接続した充電電圧制御用の制御抵
抗、8はプログラム制御装置で、入力設定されたプログ
ラムにしたがって充電スイッチ4A、4B、4C、放電スイッ
チ7A、7B、7C及び制御抵抗6A、6B、6Cを順次制御する。 電極2は追従送りされ、被加工体1と微小間隙を維持
し、パルス放電を繰返して加工するが、電極2の各通電
点A、B、Cへ通電される各加工用パルスはプログラム
制御装置8による各スイッチ4A〜4C、7A〜7Cの制御順
序、オン、オフ時間制御、及び制御抵抗6A、6B、6Cの抵
抗値制御によって諸種の波形成形されたパルスが供給さ
れる。第2図は供給パルスのプログラムパルス列パター
ンで、横軸が各通電点の時間的変化を示し縦軸がパルス
電圧を示す。(a)図はA、B、Cの3通電点に対して
4パルス毎に電圧波高値の高いV2パルスを供給するよう
プログラムされたもので、始めにA点に抵抗6Aを制御し
て設定された高い電圧パルスV2を加える。これはスイッ
チ4Aをオン・オフしてコンデンサ5Aを充電しスイッチ7A
をオン・オフしてコンデンサを放電する。パルス幅τon
1はスイッチ7Aのオン時間によって制御される。次にB
点にスイッチ4Bをオン・オフしてコンデンサ5Bを充電
し、スイッチ7Bをオン・オフして放電することによって
低い電圧パルスV1を供給する。この場合コンデンサ5Bに
並設した抵抗6Bの制御によってコンデンサ5Bが設定され
た低い電圧V1に充電されるようにしてある。 又、スイッチ4Bのオン・オフによるコンデンサ5Bの充
電時間が休止幅τoff1になり、スイッチ7Bのオン導通時
間がパルス幅τon2を制御する。C点にはスイッチ4Cの
オン・オフによってコンデンサ5Cを充電し、休止幅τof
f2の後にスイッチ7Cのオン・オフによってパルス幅τon
3の低い電圧パルスV1を供給する。各通電点に各パルス
が一巡供給した後のA点には制御抵抗6Aによって低い電
圧パルスV1が供給され、B点には高い電圧パルスV2が供
給される。又、三巡目にはC点に高い電圧パルスV2が供
給されるよう制御され、以後このパターンパルス列が各
通電点A、B、Cに配分され通電点を順繰りに移動しな
がら通電され、電極、被加工体間にパルス放電を行なっ
て加工する。通電点の移動により電極2、被加工体1間
の放電点が移動し易くなる。特に電極2としてグラファ
イトのような金属に比較して抵抗が高くまた方向性のあ
る材料で、加工面積の大きい電極を用いる場合は放電点
が移動し易く集中放電が防止される。又前記のようにパ
ルス列の中に高い電圧パルスV2を組入れることによって
放電状態に変化を与え、放電間隙を広げることができ、
又その電極2への通電点を変化させることによって放電
点の分散を促進し、加工屑の排除を良くし、集中放電を
防止して安定した放電加工を行なうことができる。
(b)図はV1<V2<V3の3つの異なる電圧のパルス列を
各通電点A、B、Cに分配供給するようにプログラムさ
れたもので、図のように各通電点には順次電圧の異なる
パルスが、充電スイッチ4A、4B、4C、放電スイッチ7A、
7B、7C及び制御抵抗6A、6B、6Cの設定プログラム制御に
よって分配供給される。勿論加工用パルスの無負荷電圧
だけでなく、スイッチ7A、7B、7C、及び4A、4B、4Cのオ
ン・オフ時間制御によってパルス幅、休止幅の制御がで
きる。又、プログラム制御装置には、パルス幅τon、休
止幅τoff、無負荷電圧Vだけでなく、放電電流波高値I
pや通電極性等のパルス条件の異なるパルスを含む任意
の各種パターンのパルス列をプログラムすることがで
き、これ等各種プログラムから適宜のプログラムを選択
して、該プログラムに応じた所定パターンの加工用パル
ス列を各通電点に順次分配供給することができ、またス
イッチ7A、7B、7Cをオン・オフする順序を変えて各通電
点への通電順序を変更するプログラムを入力設定するこ
とができる。又、電極2の通電点は形状によって更に多
く設けることができる。 尚、第1図に於て、コンデンサの充電電圧を制御する
制御抵抗6A、6B、6Cを除去し、充電スイッチ4A、4B、4C
のオン・オフ時間制御によって充電エネルギの制御をす
ることができ、又電源3が充分な容量を有するときはコ
ンデンサ5A、5B、5Cを除去することができ、この場合は
充電スイッチ4A、4B、4Cも不要である。 第3図は各通電点に電圧パルスを分配供給したときの
放電状態を検出してプログラム制御装置8を制御するよ
うにしたものである。10A、10B、10Cは電極2の各通電
点と被加工体1間の電圧を検出する回路、11は検出信号
を判別し論理しながらプログラムを変更する制御信号を
制御装置8に供給する制御信号発生装置である。例えば
制御信号は放電状態を検出した信号を段階的に判別する
ことにより放電状態に応じた制御信号を発生し、制御装
置8に入力してあるプログラムを切換えるように制御す
る。その制御プログラムは、例えば第2図(a)のパル
ス列に於て、放電状態が良くなる場合は高い電圧パルス
V2を増加させるとか、放電状態が悪くなるときは低い電
圧パルスV1を増加させるプログラムに変更するとか、又
はパルス列のパルス幅、休止幅をプログラム変更するよ
うにする。 尚、制御信号発生装置11は各検出回路からの検出信号
を判別積算等して積算値が所定に達する毎に制御信号を
発生するようにすれば頻繁な制御をしなくても済むから
円滑なプログラム変更制御をすることができる。又検出
信号の判別は、各検出回路からの信号を比較判別すると
か、放電集中度の判別等を行なって、各通電点の放電が
バランスするようにプログラム変更することができる。 第4図はワイヤカットを行なう実施例で、上下のガイ
ド間13,13間にガイドされるワイヤ電極12に被加工体1
を対向して加工する。ワイヤ電極12には上下通電子14
A、14Bにより2点に通電される。15は加工液噴流ノズル
である。ワイヤ電極12には上下2点に交互に通電され、
スイッチ4A、4B、7A、7B及び制御抵抗6A、6Bを制御装置
8によりプログラム制御することによって任意の設定パ
ターンのパルス列を交互に配分して放電加工する。上下
の各通電子14A、14B、に流れる電流は各検出コイル16
A、16B、例えばロゴスキコイルにより検出され放電間隙
の状態を検出し判別制御装置11によりプログラム制御装
置8を制御しながらワイヤカット放電加工する。放電電
流はワイヤ電極12の上下方向から交互に流れ放電点が移
動し易くなり集中放電を防止し、流れる電流を増加しな
がら設定プログラムにしたがって放電させることによ
り、又放電状態の検出に基づいてプログラムを変更制御
することにより、安定した、断線のない高性能加工を行
なうことができる。 尚、電源は、第1図、第3図及び第4図に於て、電圧
源3を含めて全く独立した電源を各通電点に設けて通電
するようにすることができる。 〔発明の効果〕 以上の通り、本発明によれば、型彫放電加工にあって
は各加工用パルスを複数箇所の通電点に順次通電するこ
とにより、又、ワイヤカット放電加工にあっては各加工
用パルスを被加工体の両側から交互に通電することによ
り、放電点の移動を促進し分散性を高めて集中放電を防
止することができ、加工を安定化して精度の良い加工を
能率良く行なうことができる。又、パルス幅τon、休止
幅τoff、放電電流波高値Ip、無負荷電圧V、通電極性
等のパルス条件のいずれかが異なるパルスを含む所定の
パルス列パターンをプログラムしておいて、該プログラ
ムに従って前記パターンを形成する各パルスのパルス条
件からなる各加工用パルスを複数箇所の各通電点に順次
通電して、パルス条件の異なる加工用パルスを各通電点
に周期的に通電するようにしたから、或る通電点に同一
パルス条件の加工用パルスのみを通電する場合よりも、
放電状態を変化させあるいは放電間隙を開き気味として
加工液の更新、加工屑の排除を行なわれやすくして放電
点の移動を一層促進し分散性を向上させて集中放電を一
層確実に防止し加工を安定化して精度の良い加工を能率
良く行なうことができる。 又、放電状態を検出し、検出信号に応じてプログラム
を切換え変更することにより、放電状態に応じて自動的
に最良のパルス列パターン及び各通電点への通電順序を
選択して、更に加工を安定化し集中放電を防止して能率
の良い放電加工を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例回路構成図、第2図はプログ
ラムされたパルス列パターンの説明図、第3図及び第4
図は本発明の他の実施例図である。 1……被加工体 2……電極 3……電圧源 4A、4B、4C、7A、7B、7C……スイッチ 5A、5B、5C……コンデンサ 6A、6B、6C……制御抵抗 8……プログラム制御装置 10A、10B、10C……検出回路 11……制御信号発生装置

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.被加工体と放電間隙を介して対向配置される電極に
    複数箇所の通電点を設け、加工電源の一方の極を各通電
    点にスイッチを介して接続すると共に他方の極を被加工
    体に接続し、放電間隙に加工液を供給介在させた状態
    で、時間間隔をおいて供給される加工用パルスを前記ス
    イッチにより加工電源に接続された通電点に通電して放
    電間隙に放電パルスを繰返し発生させると共に、被加工
    体と電極間に加工送りを与えて放電加工を行なう放電加
    工方法に於て、所要形状の型電極を用いて被加工体を該
    型電極に応じた形状に加工する型彫放電加工にあっては
    通電点を型電極の複数箇所に設け、パルス条件の異なる
    パルスを含むパルス列により形成された所定パルス列パ
    ターンと複数の前記スイッチの動作順序とをプログラム
    設定しておき、該プログラムに従って前記スイッチを順
    次動作させて前記パルス列パターンを形成する各パルス
    のパルス条件からなる各加工用パルスを、前記型電極の
    複数箇所に設けた各通電点に順次通電し、パルス条件の
    異なる加工用パルスを各通電点に周期的に通電して放電
    加工を行なうことを特徴とする放電加工方法。 2.被加工体と放電間隙を介して対向配置される電極に
    複数箇所の通電点を設け、加工電源の一方の極を各通電
    点にスイッチを介して接続すると共に他方の極を被加工
    体に接続し、放電間隙に加工液を供給介在させた状態
    で、時間間隙をおいて供給される加工用パルスを前記ス
    イッチにより加工電源に接続された通電点に通電して放
    電間隙に放電パルスを繰返し発生させると共に、被加工
    体と電極間に加工送りを与えて放電加工を行なう放電加
    工方法に於て、軸方向に走行移動する細線状のワイヤ電
    極を用いて被加工体を糸鋸状にカット加工するワイヤカ
    ット放電加工にあってはワイヤ電極に接触して通電する
    通電点を被加工体の両側に設け、パルス条件の異なるパ
    ルスを含むパルス列により形成された所定パルス列パタ
    ーンと複数の前記スイッチの動作順序とをプログラム設
    定しておき、該プログラムに従って前記スイッチを順次
    動作させて前記パルス列パターンを形成する各パルスの
    パルス条件からなる各加工用パルスを、前記被加工体の
    両側に設けた各通電点に交互に通電し、パルス条件の異
    なる加工用パルスを各通電点に周期的に通電して放電加
    工を行なうことを特徴とする放電加工方法。 3.被加工体と放電間隙を介して対向配置される電極に
    複数箇所の通電点を設け、加工電源の一方の極を各通電
    点にスイッチを介して接続すると共に他方の極を被加工
    体に接続し、放電間隙に加工液を供給介在させた状態
    で、時間間隔をおいて供給される加工用パルスを前記ス
    イッチにより加工電源に接続された通電点に通電して放
    電間隙に放電パルスを繰返し発生させると共に、被加工
    体と電極間に加工送りを与えて放電加工を行なう放電加
    工方法に於て、所要形状の型電極を用いて被加工体を該
    型電極に応じた形状に加工する型彫放電加工にあっては
    通電点を型電極の複数箇所に設け、パルス条件の異なる
    パルスを含むパルス列により形成された所定パルス列パ
    ターンと複数の前記スイッチの動作順序のプログラムを
    複数種設定しておき、該複数種のプログラムのうちの所
    定プログラムに従って前記スイッチを順次動作させて前
    記パルス列パターンを形成する各パルスのパルス条件か
    らなる各加工用パルスを、前記型電極の複数箇所に設け
    た各通電点に順次通電し、パルス条件の異なる加工用パ
    ルスを各通電点に周期的に通電して放電加工を行なうと
    共に、各通電点に通電したときの放電間隙の放電状態を
    検出し、該検出信号に応じて前記所定プログラムを他の
    プログラムに切換えて放電加工を行なうことを特徴とす
    る放電加工方法。 4.被加工体と放電間隙を介して対向配置される電極に
    複数箇所の通電点を設け、加工電源の一方の極を各通電
    点にスイッチを介して接続すると共に他方の極を被加工
    体に接続し、放電間隙に加工液を供給介在させた状態
    で、時間間隔をおいて供給される加工用パルスを前記ス
    イッチにより加工電源に接続された通電点に通電して放
    電間隙に放電パルスを繰返し発生させると共に、被加工
    体と電極間に加工送りを与えて放電加工を行なう放電加
    工方法に於て、軸方向に走行移動する細線状のワイヤ電
    極を用いて被加工体を糸鋸状にカット加工するワイヤカ
    ット放電加工にあってはワイヤ電極に接触して通電する
    通電点を被加工体の両側に設け、パルス条件の異なるパ
    ルスを含むパルス列により形成された所定パルス列パタ
    ーンと複数の前記スイッチの動作順序のプログラムを複
    数種設定しておき、該複数種のプログラムのうちの所定
    プログラムに従って前記スイッチを順次動作させて前記
    パルス列パターンを形成する各パルスのパルス条件から
    なる各加工用パルスを、前記被加工体の両側に設けた各
    通電点に交互に通電し、パルス条件の異なる加工用パル
    スを各通電点に周期的に通電して放電加工を行なうと共
    に、各通電点に通電したときの放電間隙の放電状態を検
    出し、該検出信号に応じて前記所定プログラムを他のプ
    ログラムに切換えて放電加工を行なうことを特徴とする
    放電加工方法。
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