JP2693749B2 - 自動取引装置 - Google Patents

自動取引装置

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JP2693749B2
JP2693749B2 JP20471896A JP20471896A JP2693749B2 JP 2693749 B2 JP2693749 B2 JP 2693749B2 JP 20471896 A JP20471896 A JP 20471896A JP 20471896 A JP20471896 A JP 20471896A JP 2693749 B2 JP2693749 B2 JP 2693749B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば銀行の
機械化コーナなどに設置され、紙幣の入金および出金を
自動的に行う入出金装置などの自動取引装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、入出金装置(Automated
Tellers Machine:ATM)は、銀行
の機械化コーナーに設置されて、カードあるいは通帳な
どの取引媒体を用いて自動的に紙幣を引き出し(出金)
あるいは預け入れ(入金)などを顧客自身の操作で行え
るものであり、銀行窓口の営業終了後も時間延長して稼
動しており、また、デパート、スーパーなどの店内に設
置する無人運用などの使い方もあり、今後増々設置台数
が増えるものと予測される。 【0003】こうした背景において、入出金装置の運用
資金の効率化は、人員の効率化、合理化とともに銀行な
どの金融機関では重要な課題となっている。この課題の
1つである運用資金の効率化を図るため、入金された紙
幣を出金の紙幣にあてる紙幣自動循環式の入出金装置が
開発され、実用化されている。 【0004】通常、上記のような自動取引装置では、入
出金に用いる紙幣を収納する金庫カセットとして、装置
本体より取外し自在、かつ可搬式の金庫カセットが使用
され、装置への搬出入を容易に行なえるようになってい
る。 【0005】従来、自動取引装置においては、金庫カセ
ットに紙幣を搬送したり金庫カセットから取出された紙
幣を搬送するための搬送路が独立した状態で設けられて
いる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな金庫カセットに紙幣を搬送したり金庫カセットから
取出された紙幣を搬送するための搬送路が独立した状態
となっている従来装置にあっては、搬送路を形成するた
のガイドや搬送ローラを多数設ける必要があり、装置全
体の構成が複雑となりスペース的にも効率が悪い。しか
も、紙幣が詰まるいわゆるジャムが発生した場合には、
搬送路を十分に開放できず、ジャム処理がし難いといっ
た問題があった。 【0007】本発明は、上記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、搬送路の機構の簡素化お
よびスペース効率の向上が図れ、しかも、保守およびジ
ャム処理が容易に行なえる自動取引装置を提供しようと
するものである。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る自動取引装置は、利用客の投入した
入金用紙幣を受入れる紙幣受部と、上記紙幣受部に受入
れられた入金用紙幣を集積して収納する複数の収納部
と、上記紙幣受部から上記複数の収納部のいずれかへ紙
幣を選択的に搬送するとともに、上記収納部の各々から
上記紙幣受部へ紙幣を搬送するための共通搬送手段と、
を備えた自動取引装置において、上記複数の収納部の各
々は、上記共通搬送手段により搬送されている紙幣を当
該収納部に収納させるための集積ローラと、当該収納部
に収納されている入金用紙幣を出金用紙幣として取出す
ための取出しローラと、を有し、上記共通搬送手段は、
上記複数の収納部の各々の集積ローラおよび取出しロー
ラと、これら集積ローラおよび取出しローラと対向しか
つ開閉可能に設けられた上部搬送部と、この上部搬送部
に設けられ、上記共通搬送手段を搬送される紙幣を各収
納部へ選択的に振分けるゲート手段と、で構成されてい
ことを特徴としている。 【0009】上記構成の自動取引装置によれば、各収納
部の集積ローラおよび取出しローラの一部を利用して、
複数の収納部に紙幣を搬送するための共通搬送手段の一
部を構成していることから、従来のように独立した状態
に設けるようにしたものに比べて、搬送手段を構成する
構成要素の低減、機構の簡素化およびスペース効率の向
上が図れ、しかも、搬送路を十分開放することができ保
守およびジャム処理の容易化が可能となる。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例を図面
を参照して説明する。図2は本発明の自動取引装置とし
ての紙幣自動循環式の入出金装置を示している。この入
出金装置1は本体2の接客面側に操作盤部3が形成され
ており、その垂直盤部3aには通帳挿入口4、カード挿
入口5、および伝票発行口6が、また、水平操作盤部3
bには入金口と出金口とを兼用する紙幣受部としての入
出金口7、複数の操作ボタン8…を有した操作部9、お
よび案内表示部つまりCRT表示部10が設けられてい
る。 【0011】また、本体2内には上記通帳挿入口4から
挿入された通帳を受入れてその磁気情報の読取りおよび
記録を行なうとともに取引内容の印字を行なう通帳読取
り印字装置(図示しない)、カード挿入口5から挿入さ
れた磁気カードの取扱いと上記伝票発行口6への伝票発
行、および控ジャーナルの作成を行なうカード、伝票処
理ユニット装置11が設けられている。さらに、本体2
内には取り忘れ紙幣Aの入金返却、取忘れ回収、装填お
よび精査機能を備えた入出金機構12、および内部モニ
夕装置13が収納されている。 【0012】つぎに、図3を参照して入出金機構12の
構成を説明する。図中14aは入出金機構12の上部ユ
ニットであり、14bは下部ユニットである。この上、
部ユニット14a内の前側(接客面方向)上部には前記
入出金口7に対応して紙幣取込み・取出し装置15が設
けられている。また、上部ユニット14aの後側には金
庫カセット19が配置され装填紙幣収納部23を構成し
ている。 【0013】また、上記下部ユニット14b内には後か
ら前に第3、第2、第1の金庫カセット18、17、1
6が配置されていて、出金不適合紙幣収納部としての五
千円/排除/回収紙幣収納22、千円紙幣収納部、万円
紙幣収納部20を構成している。 【0014】上記第1〜第3の金庫カセット16、1
7、18、および第4の金庫カセットとしての金庫カセ
ット19には、各々第1、第2、第3、第4の集積、取
出し装置24、25、26、27が設けられているとと
もに、集積部としての空間301aを形成するための仕
切手段としてのフラッパ315が設けられている。 【0015】また、第1〜第3の金庫カセット16、1
7、18は図4に示すように、入出金装置12の下部ユ
ニットの搬送部51を上方に回動することにより、上部
に引出せるようになっている。また、金庫カセット19
も同様に上部ユニット14aの搬送部50を上方に回動
することにより、上部に引出せるようになっている。 【0016】また、上部ユニット14a内の前側上下方
向ほぼ中央部には鑑査部36が配置されているととも
に、この右側には出金一時集積部37、入金一時集積部
38が設けられている。 【0017】また、ユニット本体14内には紙幣搬送路
Rが形成されていて紙幣Aを各部に搬送し得るようにな
っているとともに、分岐部には図示しないロータリソレ
ノイドを駆動源とする振分ゲ一卜39a〜39jが配設
されている。また、搬送路Rは、多数の搬送ローラおよ
び搬送ベルト等によって形成され、共通搬送手段として
機能する。 【0018】さらに、紙幣搬送路Rの途中には各所に紙
幣通過検知器40a〜40pが、また、紙幣A…が集積
される各集積箇所には紙幣有無検知器(残留チェックセ
ンサ)41a〜41d、451、320aが配置された
構成となっている。上記紙幣通過検知器40a〜40p
および紙幣有無検知器41a〜41d、451、320
aは、発光素子と受光素子とからなる周知の構成であ
る。 【0019】なお、各紙幣収納部20、21、22、2
3にはそれぞれ満杯検知器44、満杯予備検知器45、
空検知器42および空予備検知器43が設けられてい
る。上記各検知器42、43、44、45はたとえばマ
イクロスイッチで構成され、押板310によってオンー
オフするようになっている。 【0020】つぎに、図5を参照して、前記入出金口7
およびこの入出金口7に対向して配置された紙幣取込み
・取出し装置15を説明する。図中415は入出金口7
を開閉する扉体であり、この扉体415の取手415a
は水平操作盤3bの上面より落ち込んだ位置にあって、
ハンドバックなどの顧客の手荷物により扉体415の開
閉動作が阻害されないようになっている。 【0021】403はフロントパネル401の配置側に
設けられ、集積部454に集積された紙幣Aを順次一枚
ずつ取込む取込みローラであり、取込み駆動モ−タ40
4で駆動されるようになっている。取込み駆動モータ4
04の軸には検知プレート405が設けられ、取込みタ
イミング検知スイッチ406によりイニシャルポジショ
ンが検知される。 【0022】407は紙幣Aを立位状態に支持する第1
のフロアで、フロアピン408を介してリンク409に
連結されている。リンク409はリンクピン410を介
して揺動自在に支持されており、フロア駆動モータ41
1の軸に設けられた偏心カム412の回動で揺動し、こ
の揺動でフロア407が上下に振動するようになってい
る。そして、この第1のフロア407は、図6(a)に
示すように、櫛状に形成され、硬貨などの異物の通過が
充分に可能に形成され、かつ図6(a)および図6
(b)で示すように、2つに折畳まれた状態で挿入され
た紙幣A′の角部が落ち込むような複数の隙間413…
を有している。 【0023】図中456は折畳紙幣A′を受ける第2の
フロアで、第1のフロア407より低い位置に設けられ
ているとともに櫛状に形成されている。図中、457
a、457bは光学的センサであり、第1のフロア40
7と第2のフロア456との隙間を光学的に検出してい
る。 【0024】415はシャッタであり、シャッタロック
解除ソレノイド416を動作させ、かつシャッタ駆動モ
ータ417を動作させて開くことができ、完全に開いた
ことはシャッタ開検知セル418で検知することができ
る。また、シャッタ415を閉じるときはシャッタ駆動
モータ417を逆回転させ、完全に閉じたかどうかはシ
ャッタ閉検知セル419で検知することができるように
なっている。420は紙幣Aの高さ位置検知セルで、紙
幣Aの投入方向を間違えた楊合などの検知が可能であ
る。 【0025】425は取込みローラ403に対向して配
置し、取込み駆動モータ404に連動して取込みローラ
403の回転の逆方向に回転して紙幣Aの二枚取りを防
止するゲ一トローラ(二枚取り防止機構)、426は紙
幣Aを取込みローラ403とゲ一トローラ425との間
の取込み部455に送込む送込みローラ、427は紙幣
Aを集積部454に放出する放出ローラ、428はフロ
ア407の下方に設けられた受皿である。 【0026】フロントパネル401およびバックアップ
402は、図7に示すように、それぞれ軸受430、4
31を介してスライドシャフト432に摺動自在に支持
されている。これらフロントパネル401およびバック
アップ402には突片433、434が設けられ、フロ
ントパネル401の突片433にフロントパネルピン4
35が取付けられ、またバックアップ402の突片43
4に長孔436が形成され、この長孔436に前記フロ
ントパネルピン435が摺動自在に嵌合している。 【0027】フロントパネル401およびバックアップ
402は、それぞれスプリング437、438を介して
取込みローラ403の配置側(図中左方向)に弾性的に
付勢され、またフロントパネル401には取込み口ーラ
403と対向する部分に切欠439が形成され、フロン
トパネル401が取込みローラ403の配置側に移動す
るのに伴い、相対的に取込みローラ403の一部が前記
切欠439を通して入れ子の状態でフロントパネル40
1の内側、つまり紙幣Aの集積部454に突出するよう
になっている。 【0028】440はフロントパネル404の取込みロ
ーラ403側への移動範囲を規制するストッパ、441
はバックアップ駆動モータで、このバックアップ駆動モ
ータ441の軸にレバ−442が取付けられている。バ
ックアップ402の軸受431にはバックアップピン4
43が取付けられ、このバックアップピン443がスプ
リング438の付勢力に抗してレバ−442に当接し、
またこの状態でフロントパネルピン435が長孔436
の一端縁に当接し、これによりフロントパネル401お
よびバックアップ402が互いに平行に離間対向してゲ
一トローラ425と放出ローラ427との間の上方部分
に臨むように保持されている。また、バックアップ40
2の下部にはヒンジ444を介してその外側に回動が可
能な可動部445として構成されている。 【0029】なお、図5中の40aは取込みカウントセ
ル、451は残留検知セル、452は人手検知セル、4
53はバックアップイニシャル検知セルである。 【0030】次に、紙幣Aを取込む動作について図7な
いし図9を参照して説明する。図9(a)は紙幣Aを投
入する際の状態で、この状態のもとでフロントパネル4
01とバックアップ402との間の投入領域454に紙
幣Aを投入する。この際、紙幣Aに硬貨やクリップなど
の異物が紛込んでいると、それがフロア407の隙間4
13…を通して受皿428内に落下する。 【0031】投入領域454はゲ一トローラ425と放
出ローラ427との間の上方部分に臨んでおり、したが
って異物はゲ一トローラ425や放出ローラ427に引
掛るようなことなく、的確に落下する。 【0032】こののち、シャッタ415が閉じ、フロア
駆動モータ411が高速で正逆回転し、これに応じてフ
ロア407が上下に振動し、この振動により紙幣Aが整
位され、また紙幣Aに残っていた異物aが完全に受皿4
28内に落下する[図9(b)]。 【0033】この時、フロアに例えば2つ折れ紙幣A′
が投入されていた場合、この2つ折れ紙幣A′が図6
(b)および図6(c)で示すようにフロア456に集
積されるためセンサ457aにより検出される。この場
合、シャッタ415を開き利用客に正しく入れ直しても
らう。 【0034】ついで、バックアップ駆動モータ441の
動作で、図7(b)に示すように、レバ−442が反時
計方向に所定の角度回動し、これに応じてスプリング4
37、438の付勢力でバックアップ402およびこれ
に追従するようにフロントパネル401が一体的に取込
みローラ403の配置側に移動する。 【0035】この移動に伴い、相対的に取込みローラ4
03の一部がフロントパネル401の切欠439を通し
て入れ子の状態でフロントパネル401の内側に突出す
るとともに、フロントパネル401がストッパ440に
当接して停止し、紙幣Aがバックアップ402により取
込みローラ403に押圧される状態となる[図9
(c)、図7(b)]。 【0036】このような状態で、送込みローラ426、
取込みローラ403、ゲ一トローラ425がそれぞれ回
転し、紙幣Aが送込みローラ426により取込みローラ
403とゲ一トローラ425との間の取込み部455に
送込まれ、ゲ一トローラ425により二枚取りが防止さ
れながら、紙幣Aが取込みローラ403により順次一枚
ずつ取込められる。 【0037】取込みが完了すると残留検知セル451で
残留チェックが行なわれ、こののち各部材が当初の位置
に復帰し、紙幣Aの取込み工程が終了する[図9
(d)]。 【0038】次に、紙幣Aを集積部454に放出する動
作について図7、図8および図10を参照して説明す
る。まず、バックアップ駆動モータ441が図7(a)
の状態から図8に示すように、時計方向に回転する。こ
れに応じてバックアップ402およびフロントパネル4
01がスプリング438、437に抗して取込みローラ
403の反対側に移動し、この位置においてバックアッ
プ402の可動部445が図示しないソレノイドにより
駆動されて外側に開き、この状態で放出ローラ427て
フロントパネル401とバックアップ402との間に紙
幣Aが放出される[図10(a)]。 【0039】こののち、バックアップ402の可動部4
45が前記ソレノイドの「オフ」により閉じ、ついでバ
ックアップ駆動モータ441の動作でフロントパネル4
01およびバックアップ402が当初の位置に戻る[図
10(b)]。 【0040】この状態でフロア駆動モータ411の動作
によりフロア407が上昇し、またシャッタ駆動モータ
417の動作でシャッタ415が開き、これにより、顧
客に対する紙幣Aの返却可能状態となる[図10
(c)]。 【0041】そして、紙幣Aが顧客により抜取られる
と、シャッタ駆動モータ417の動作でシャッタ415
が閉じ、さらに残留検知セル451で紙幣Aの残留チェ
ックが行なわれて紙幣Aの放出工程が終了する[図10
(d)]。 【0042】次に、図11および図12を参照して入金
一時集積部38について説明する。図中201は支持ピ
ンで、この支持ピン201にバックアップレバ−202
およびバックアップリンク203がそれぞれ回動自在に
取付けられている。バックアップレバ−202の先端部
には、紙幣Aの集積部230に臨む上部搬送手段231
が設けられ、この上部搬送手段231は三つのタイミン
グプ−り204…、およびこれらタイミングプーリ20
4…に掛渡されたタイミングベルト205により構成さ
れている。中間のタイミングプーリ204が駆動ベルト
206を介して駆動源(図示せず)に連結され、これに
より前記駆動源に連動してタイミングベルト205が無
端走行するようになっている。 【0043】バックアップリンク203の上端部には長
孔208が形成され、この長孔208にリンクディスク
209に取付けられたディスクピン210が遊合し、こ
の遊合によりリンクディスク209の回動に応じてバッ
クアップリンク203が支持ピン201を支点にして揺
動するようになっている。 【0044】バックアップレバー203の下端部には連
結ピン211が取付けられ、この連結ピン211とバッ
クアップレバ−202との間にスプリング212が張設
され、このスプリング212の弾性力でバックアップレ
バー202が図中反時計方向に付勢され、との付勢力で
バックアップレバー202がバックアップリンク203
に取付けられたストッパピン213に当接している。 【0045】集積部230の下部には、上部搬送手段2
31と対向するように、下部搬送手段232を構成する
搬送ベルト214が水平に設けられ、この搬送ベルト2
14が前記駆動源に連動して走行するようになってい
る。そして、この搬送ベルト214の下方に、リンク支
点ピン215が設けられ、このリンク支点ピン215に
集積第一リンク216が回動自在に取付けられている。
この集積第一リンク216の下端部と前記バックアッデ
リンク203の下端部との間に集積第二リンク217が
掛渡されている。 【0046】集積第一リンク216には紙幣Aの飛出し
を防止する飛出し防止プレート218が取付けられ、さ
らにこの飛出し防止プレート218の中段部にヒンジ2
19を介して紙幣Aの受台220が回動自在に取付けら
れている。 【0047】この受台220はその先端縁が傾斜面22
1に摺動自在に当接して水平に支持され、またこの受台
220は前記搬送ベルト214に対して入れ子の状態に
構成され、水平状態のまま搬送ベルト214の上方から
下方に移行し得るようになっている。 【0048】集積部230の側方には、紙幣Aの集積手
段233を構成するタタキ車222が設けられ、このタ
タキ車222が前記駆動源に連動して回転することによ
り、紙幣Aが集積部230に順次一枚ずつ送込まれるよ
うになっている。 【0049】図中234は集積ガイドであり、リンク支
点235を介してプランジャソレノイド236に結合し
ている。又、集合ガイド234は図示しないスプリング
により左方に押圧されている。この時、飛出し防止プレ
ート218との間隔は新券(新規に発行された紙幣)を
集積するために最適な間隔が設けられている。 【0050】次にプランジャンレノイド236に通電す
ると集積ガイド234は右方(図11(a)の二点鎖線
位置)に移動される。この時、飛出し防止プレート21
8との間隔は旧券(改券前の紙幣)を集積するために最
適な間隔となるように設定されている。 【0051】次に動作について述べる。紙幣Aの集積待
機時においては、図11(a)および図12(a)に示
すように、飛出し防止プレート218がほほ垂直に起立
し、受台220が搬送ベルト214の上方に臨み、受台
220の上方にタイミングベルト205が大きく離間し
て退避している。 【0052】そして、このような状態のもとで同一の駆
動源を介してタイミングベルト205、搬送ベルト21
4、タタキ車222がそれぞれ動作し、タタキ車222
の動作で受台220の上に紙幣Aが順次一枚ずつ送込ま
れて集積される。この際、紙幣Aが受台220の上を適
度に滑り動くことができるから、その整位が用に行われ
る。 【0053】このようにして紙幣Aが集積されると、図
11(b)に示すように、リンクディスク209が回転
し、バックアップリンク203が図中反時計方向に回動
する。この回動に応じてスプリング212の付勢力でバ
ックアップレバー202が図中反時計方向に回動し、タ
イミングベルト205が下降する。 【0054】また、集積第一リンク216の下端部が集
積第二リンク217を介して図中右方向に引かれて集積
第一リンク216が図中反時計方向に回動し、この回動
により飛出しプレート218がほぼ水平状態に倒伏して
紙幣Aの搬送路から退避するとともに、さらに飛出し防
止プレート218の動作に追従して受台220が水平状
態のまま下降して搬送べルト214の下方に退避する
[図12(b)参照]。 【0055】このようにタイミングベルト205が下降
し、かつ受台220が搬送ベルト214の下方に退避す
ることにより、受台220の上に集積されていた紙幣A
がタイミングベルト205と搬送ベルト214とで挾ま
れ、これに応じてタイミングベル卜205および搬送ベ
ルト214の無端走行動作で紙幣Aが集積部230から
所定位置に搬送される[図13(a)参照]。 【0056】そして、搬送の終了後に、各部材が当初の
状態に復帰して次回の動作を待機する[図13(b)参
照]。 【0057】次に図1および図14〜図20を参照し
て、前記カセット16、17、18、19に設けられた
第1〜第4の集積・取出し機構24、25、26、27
について説明する。 【0058】これらはいずれも同一の構成となっている
ため、ここでは第1の集積・取出し機構24のみを説明
し、他の説明を省略する。図中20は収納部で、この収
納部20の上部の一端縁側に形成された受入口340に
対応して取込み手段としての集積ローラ302およびタ
タキ車303が設けられ、これら集積ローラ302およ
びタタキ車303により紙幣Aが収納部20に送込まれ
るようになっている。 【0059】また、図20に示すように、集積ローラ3
02の軸302aにはワンウェイクラッチ335を介し
て歯車336が設けられ、図14に矢印した反時計方向
にのみ回転可能とし、外部から誤って集積ローラ302
を廻しても集積された紙幣Aが外部に出ることを防止し
ている。なお、337は装置内に設けられた歯車で前記
歯車336と噛合するようになっている。 【0060】また、収納部20の上部の他端側に形成さ
れた取出口341に対応してパルスモータ(図示せず)
に連動する取出ローラ304およびフィードローラ30
5が設けられ、これら取出ローラ304およびフィード
ローラ305により取出ローラ304のゴム面304a
を介して収納部1内の紙幣Aが順次一枚ずつ取出される
ようになっている。なお、取出ローラ304には紙幣A
の排出側においてゲ一トローラ306およびピックアッ
プローラ307が設けられている。 【0061】図19に示すように、取出ローラ304の
軸304bには検知プレート322が設けられ取込タイ
ミング検知スイッチ323によりイニシャルポジション
が検知される。また、321は取出ローラロック解除ソ
レノイドであり、ONすることにより取出しローラの軸
304bに設けられたプレート330に形成された凹み
330aに嵌合したレバ−331が吸引され、取出ロー
ラ304のロックが解除される。 【0062】ロック解除ソレノイド321は紙幣取出し
時のみONする。このため、金庫上部搬送部51を開い
た時や金庫を取りはずした時、誤って取出し口一ラ30
4を廻しても集積された紙幣Aが外部に出ることを防止
している。 【0063】なお、332はレバ−331を常時凹み3
30aに嵌合する方向に付勢するスプリングであり、3
33は取出ローラの軸304bに設けられた歯車であ
り、装置内の歯車334と噛合するようになっている。 【0064】308はスライドシャフトで、このスライ
ドシャフト308に紙幣Aを収納部20の下方に押込む
押込み板309、および収納部20内の紙幣Aを押上け
るバックアップ310が取付けられ、バックアップ31
0は常時スプリング(図示せず)により上方に弾性的に
付勢されているが、電磁ブレーキ311を介して適宜任
意の位置に停止させて固定することができるようになっ
ている。 【0065】収納部20の中段部分の両側にばフラッパ
315が設けられ、これらフラッパ315はソレノイド
(図示せず)に連動して開閉するようになっていて、通
常には収納部20の内部に突出しない開状態を保つよう
にスプリング(図示せず)により弾性的に付勢されてい
る。なお、316は残留検知センサ、317は取出検知
センサである。 【0066】押込み板309およびバックアップ310
には、図18に示すように、それぞれの一端側から他端
側に亘って長い長孔状の透過孔309a、310aが形
成されている。また、これら押込み板309およびバッ
クアップ310の上下部間に亘って空検知センサ320
が設けられている。この空検知センサ320は発光素子
320aと受光素子320bとからなり、発光素子32
0aから出射した光が、押込み板309およびバックア
ップ310の移動方向つまり垂直方向に対して斜めに傾
く状態で透過孔309a、310aを通して受光素子3
20bに入射するようになっている。 【0067】図1は金庫カセット16の斜め外観図であ
る。上部が搬送路の一部を形成するよう集積ローラ30
2、取出ローラ304の外周部の一部が金庫カバー34
4から露出するようになっている。 【0068】なお、上面にはガイドローラ342…が配
設されていて、搬送部51に設けられたローラ345…
と転接した状態となっている。 【0069】次に、動作について述べる。まず、待機時
においては、図15(a)に示すように、フラッパ31
5が収納部20内に突出する閉状態に保持され、これら
フラッパ315の下方側に集積された紙幣Aが配置し、
この紙幣Aがその下方からバックアップ310により弾
性的に押圧されている。しかして、紙幣Aの集積時に
は、集積ローラ302およびタタキ車303により紙幣
Aが収納部20内に順次取込めまれ、フラッパ315の
上方の空間の一時保管部310aに一時的に集積される
[図15(b)]。 【0070】紙幣Aの取込みが終了すると、押込み板3
09が下降し、一時保管部30laの紙幣Aがフラッパ
315と共に押下げられて規定の収納位置まで移行する
[図15(c)]。この後、ソレノイドの「オン」によ
りフラッパ315が閉じられ[図15(d)]、また押
込み板309が上昇して待期位置に戻る。これにより、
紙幣Aがフラッパ315に係止されてその下方側に集積
状態に保持される[図15(e)]。なお、押込み板3
09はフラッパ315に対して入れ子の状態に構成され
ていて、フラッパ315の配置に拘らず上下に移動し得
るものである。 【0071】このようにして収納部20に対する紙幣A
の集積収納が終了するが、図15(c)に示すように、
押込み板309で紙幣Aを押込んだ際には、一時保管部
30laに対する紙幣Aの残留チェックが残留検知セン
サ316により行なわれ、残留が検知された場合、つま
り、残留検知センサ316が暗の場合には、上述の集積
収納工程が再び繰返される。 【0072】一方、紙幣Aの取出時には、図16(a)
に示す待機状態から、押込み板309が下降するととも
に、フラッパ315が開き、紙幣Aの上層面に押込み板
309が当る[図16(b)]。この後、押込み板30
9が、バックアップ310で上方に押圧されている紙幣
Aと一体的に上昇して待機位置に戻り、紙幣Aが取出ロ
ーラ304およびフィードローラ305に接触する[図
16(c)]。 【0073】そして、この状態で、取出ローラ304お
よびフィードローラ305の動作により取出ローラ30
4のゴム面304aを介して紙幣Aが順次取出され、所
定枚数の取出が終了すると、取込タイミング検知スイッ
チ323の信号によりゴム面304aが紙幣Aの搬送経
路面に出ず、かつ収納部301内に残っている紙幣Aに
接触しない位置を保つ状態で取出ローラ304が停止す
る[図16(d)]。 【0074】ところで紙幣Aの取出しは、取出ローラ3
04のゴム面304aが紙幣Aに接触するときだけ行わ
れるので、取出細流の紙幣Aを除いて、他の紙幣Aの先
端縁は収納部301の取出側フロア301Aと面一の位
置で停止しているはずである。しかし、取出し紙幣Aの
整位や多数枚取りをゲートローラ306によっておこな
っているため、通常、紙幣Aの先端縁はゲートローラ3
06の位置まで案内されていたり、あるいは、何等らの
原因で取出しタイミングがずれて紙幣Aの先端縁がピッ
クアップローラ307の位置まで達していることがあ
る。 【0075】ところが、紙幣Aを集積収納する場合に
は、図15(c)に示すように、収納部20内の紙幣A
をフラッパ315の下方に押込んで、フラッパ315の
上方に集積部としての一時保管部301aを形成しなけ
ればならないから、前述のように、取出側フロア301
Aから先端縁が突出する紙幣A(以下、チョロ出券A″
という)があると、このチョロ出券A″が押込み板30
9で押圧された際にその先端縁が折れてしまい、その取
出時時に取出不能となる場合がある。このため、チョロ
出券A″を取出側フロア301Aと面一となる位置まで
引き戻す必要がある。 【0076】そこで、紙幣Aを順次取出し、所定枚数の
取出しが終了した時点において、ピックアップローラ3
07の部分にまで紙幣Aの先端縁が突出している場合に
は、これを取出検知センサ317で検知し、この検知に
基づいて該紙幣Aをそのままリジェクト券として取出し
てリジェクト庫に収納する。 【0077】紙幣Aの先端縁がゲ一トローラ306の部
分に突出している(チョロ出券A″)場合には、つま
り、取出検知センサ317が明の場合には、まず押込み
板309を下降し、該チョロ出券A″をゲートローラ3
06の部分から引き戻し[図17(a)]、さらに該チ
ョロ出券A″およびバックアップ310の上に集積して
いる紙幣Aを押込み板309で押圧してバックアップ3
10と一体的に下方に移動させる。そして、一定位置ま
で移動した時点に、電磁ブレーキ311を介してバック
アップ310を固定し、この状態のもとで押込み板30
9のみを上昇させて待機位置に戻す[図17(b)]。 【0078】これに応じてバックアップ310の上の紙
幣Aに対する押圧が解除され、この後、この状態のもと
で電磁ブレーキ311の「オフ」によりバックアップパ
310を上昇させる[図17(c)]。この際、バック
アップ310の上の紙幣Aに対する押圧が解除されてい
るから、その最上層に位置するチョロ出券A″が取出側
フロア301Aとの摩擦で自由に移動して整位される。 【0079】ここで、押込み板309を再び下降させて
紙幣Aを下方に押込み、その上方側空間部分の紙幣Aの
残留を残留検知センサ316で検知し、この残留検知セ
ンサ316が暗であるならば、チョロ出券A″の整位不
充分ということで、電磁ブレーキ311を「オン」して
バックアップ310を固定し、押込み板309を待機位
置に戻し、この後、電磁ブレーキ311を「オフ」して
バックアップ310を上昇させるという前述の整位動作
を再び繰返す。 【0080】また、残留検知センサ316が明であるな
らば、チョロ出券A″の整位完了ということで、押込み
板309により紙幣Aを下方に押込んだのちに、ソレノ
イドを介してフラッパ315を閉じ、紙幣Aをこれらフ
ラッパ315の下方に保持する[図17(d)]。 【0081】一方、紙幣Aの取出時において、収納部2
0内の紙幣Aがすべて取出されると、図14(a)に示
すように、取出検知センサ317が一定時間明となる。
これに応じて空検知センサ320が「オン」状態となる
とともに、バックアップ310が押込み板309に押圧
されて押込み板309と一体的に下降する[図14
(b)]。 【0082】そして、バックアップ310がフラッパ3
15の配置部分を通過すると、これらフラッパ315が
ソレノイドの「オン」により閉じ、これらフラッパ31
5によってバックアップ310が係止される。また、押
込み板309が上昇して待機位置に戻る[図14
(c)]。 【0083】この際、空検知センサ320の出射光が透
過孔309a、309bを逐次通過するが、この出射光
が押込み板309およびバックアップ310の移動(下
降)方向に対して斜めに向いているから、押込み板30
9およびバックアップ310の移動に応じて相対的に前
記出射光が透過孔309a、310aの一端側から他端
側に順次移行する状態となる。このため、バックアップ
310の上面の広範囲部分sに対する空検知が可能とな
り、したがってバックアップ310の上に折れ券や癖券
などの紙幣Aが残っていた楊合でも、それを見逃すこと
なく的確に検知することができる。 【0084】図21は電気回路を説明するためのブロッ
ク図である。すなわち、主制御部150は装置全体を制
御するものであり、記憶部152は、たとえばROM
(リード・オンリ・メモリ)で構成され、制御プログラ
ムなどが記憶されるようになっている。 【0085】入出金機構制御部151は主制御部150
からの信号と鑑査制御部155からの信号に応じて入出
金機構12を制御するものである。鑑査制御部155は
鑑査部36を制御するものである。操作盤部・内部モニ
タ装置制御部153は操作盤部3および内部モニタ装置
13を制御するものである。 【0086】カード・伝票処理制御装置154はカード
・伝票処理ユニット装置11を制御するものである。通
帳読取り印字制御部156は、通帳挿入口4から挿入さ
れた通帳の磁気ストライプを読取るとともに通帳および
ジャーナルに取引内容を記録する通帳読取り印字装置1
57の制御を行なうものである。 【0087】主制御部150は、入出金装置12内の各
検知器からの信号、および鑑査部36からの信号に応じ
て各収納部20、21、22、23への収納枚数を計数
したり、金種ごとの収納枚数、装填枚数、精査枚数など
を計数するものである。また、主制御部150は、リモ
ートモニタ入出力制御部159によってこの入出金装置
とは離れた位置に設けられたリモートモニタ装置176
を制御する。更に、主制御部150は、通信制御部15
8によって図示しない中央処理装置とデータ伝送を行な
うようになっている。 【0088】内部モニタ装置13は、図22に示すよう
に、動作進行状態コード表示部161、リセットボタン
162、装填ボタン160、補充ボタン163、金種ご
との取引枚数を表示するか、あるいは万円紙幣、千円紙
幣の装填枚数あるいは精査枚数を表示する枚数表示部1
64、収納ボタン166、締上ボタン168、照合ボタ
ン169、返却ボタン167、万円紙幣収納部22のニ
アエンドを点滅で示し、エンドを点灯で示す表示器17
0、千円紙幣収納部21のニアエンドを点滅で表示しエ
ンドを点灯で示す表示器171、五千円/排除券収納部
20のニアエンドを点滅で表示しエンドを点灯で示す表
示器172、回収、装填を示す表示器174、およびテ
ンキー金種キーからなるキーボード173などで構成さ
れている。 【0089】リモートモニタ175は、図23に示すよ
うに構成されている。すなわち、万円紙幣収納部22の
ニアエンドを点滅で示し、エンドを点灯で示す表示器1
78、千円紙幣収納部22のニアエンドを点滅で示し、
エンドを点灯で示す表示器179、五千円/排除券収納
部20のニアエンドを点滅で示し、エンドを点灯で示す
表示器180、科目、動作ステップ、動作状態コードを
表示したり、万円紙幣、千円紙幣の装填枚数あるいは精
査枚数を表示する表示部177、および枚数ボタン17
6などによって構成されている。 【0090】次に、このような構成において、動作を説
明する。たとえば今、まず利用客(顧客)はCRT表示
部10に表示されている「カードあるいは通帳を挿入し
て下さい」という操作案内を見てカードをカード挿入口
5に挿入する。 【0091】すると、そのカードの磁気ストライプ上の
データが図示しない読取部により読取られ、主制御部1
50へ供給される。これにより、主制御部150はカー
ドの正当性をチェックする。そして、カードが正当な場
合、主制御部150は、CRT表示部10で「暗証番号
を投入して下さい。」という操作案内を表示せしめる。
そして、利用客が暗証番号を操作ボタン8により投入す
ると、主制御部150は、カードから読取った暗証番号
と操作ボタン8により入力した暗証番号との一致または
関連性のチェックを行なう。 【0092】一致した場合、または関連性があらかじめ
規定された規則を満足する場合、主制御部150はCR
T表示部10で「取引種目を選択して下さい」と案内す
るとともに、「入金、出金、振替振込、残高照会」の選
択ボタンの指示を表示する。 【0093】そして、取引種目の選択時、入金に対応す
る操作ボタン8が投入されると、主制御部150は入金
受付状態となり、入出金機構12に入金指令を出力す
る。これにより、入出金機構12は入出金口7の扉体4
15を開く。 【0094】ついで利用客が紙幣束Aを金種表裏混合で
一括かつ立位状態で紙幣収納室454に投入したのち、
扉体415を閉めると、シャッタ閉検知器419が扉体
415の閉ったことを検知する。 【0095】次に、フロア駆動モータ411が高速で回
転し、これに応じてフロア407が上下に振動し、この
振動により紙幣Aが整位される。この時、検知器457
により紙幣Aの集積不良が検出されると、主制御部15
0は扉体415を開きCRT表示部10で「紙幣を正し
く入れ直し扉を閉めて下さい」と案内する。扉体415
が閉められると再び上述した整位動作を行ない、検知器
457、451の検知により主制御部150が紙幣収納
室454に正しく紙幣Aが入金されたと判定したのち、
紙幣Aは取込ローラ403を介してその最前端のものか
ら一枚ずつ取込まれる。 【0096】この取込まれた紙幣Aは取込搬送路R2を
介して搬送される。このとき、紙幣Aは紙幣通過検知器
40aにより取込検知が行なわれ、その検知信号により
主制御部150が取込枚数を計数している。 【0097】また、紙幣Aが鑑査部36を通過する際
に、「短手長さ」、「長手長さ」、「磁気パターンマッ
チング」、「透過光の色分解」、「反射光による微細部
分の分割マッチング」などの検知が行なわれることによ
り、「券種判別」、「真偽判別」、「表裏判別」、「新
/旧券判別」が行なわれ、その結果が主制御部150に
供給される。 【0098】これにより、主制御部150はその鑑査結
果を図示しないカウンタで計数する。また、主制御部1
50は、真偽判別で「偽」となった紙幣A、重ね取りし
たり、著しくスキューしたり、破損したりして正しい紙
幣として認識できなかった場合、入出金機構12に排除
信号を出力する。これにより、その紙幣Aの先端が紙幣
通過検知器40fに到達したとき、第3の振分けゲ一卜
39cが左方へ第4の振分けゲー卜39dが左方へ回動
される。すると、その紙幣Aは出金一時集積部37に一
時集積される。 【0099】一方、真偽判別で「真」と判別され、かつ
表裏判別で「裏」と判別された紙幣の場合、主制御部1
50は入出金機構12にその信号を出力する。これによ
り、その紙幣Aは振分けゲー卜39c、39dで振分け
られて左側搬送路を経て入金一時集積部38に集積され
る。また、真偽判別で「真」と判別され、かつ表裏判別
で「表」と判別された紙幣Aは振分けゲ一卜39cで振
分けられて、右側搬送路を経て入金一時集積部38に集
積される。 【0100】また、鑑査結果が旧券であるとき、入出金
機構12はプランジャソレノイド236を「オン」し図
11(a)の二点鎖線で示す位置まで集積ガイド234
が移動して集積巾を拡げる。一度「オン」すると入出金
機構12は取込処理が終了するまで「オン」の状態を維
持する。 【0101】一方、検知器451によって紙幣収納室4
54の紙幣無しが検知されると、取込ローラ403の回
転を止め、取込処理を終了する。 【0102】つぎに、出金一時集積部37に排除紙幣A
が集積されている場合には、アーム92が下方向に移動
して、排除紙幣Aが搬送ベルト82および62にはさま
れ、一括して紙幣収納室454まで搬送される[図10
参照]。このように紙幣収納室454に戻され、集積さ
れた排除紙幣Aは、再度取込み搬送され入金処理が行な
われる。 【0103】このようにして、投入された全紙幣Aが集
積されたのち、計数照合される。つまり、鑑査部36で
判定された真券のうち、万円紙幣の鑑別枚数、五千円紙
幣の鑑別枚数および千円紙幣の鑑別枚数と、入金一時集
積部38への搬送路上にある通過検知器401、40h
によるそれぞれの計数枚数とが主制御部150で照合さ
れ、2重のチェックで計数保証される。 【0104】そして、このように計数照合されたのち、
主制御部150は券種別枚数と合計入金額を操作盤部3
のCRT表示部10に表示せしめ、顧客に投入金額およ
び券種別枚数の確認をうながす。顧客が確認ボタンを押
下すると、オンライン交信の末、受入れ「可」となる
と、入金一時集積部38の紙幣Aは紙幣取込み取出し装
置15の集積部454に搬送される。 【0105】すなわち、入金一時集積部38のタイミン
グベルト205が下降し、更に受台220が搬送ベルト
214の下方に退避する。このため、受台220の上に
集積されていた紙幣Aは、タイミングベルト205と搬
送ベルト214とで挾まれ集積部230から搬送される
[図13(a)参照]。 【0106】次に、紙幣取込・取出し装置15において
は、バックアップ402及びフロントパネル401が取
込口−ラ403の反対側に移動し、バックアップ402
の可動部445が外側に開き放出ローラ427を介して
入金一時集積部38より搬送された紙幣類を迎え入れ集
積部454に集積される。 【0107】更に、取出ローラ403を回転させ紙幣A
は一枚づつ取り込まれる。この取込まれた紙幣Aは取込
搬送路R2を介して搬送される。このとき、紙幣Aは紙
幣通過検知器40aにより取込検知が行なわれ、その検
知信号により主制御部150が取込枚数を計数してい
る。また、紙幣Aが鑑査部36を通過する際に、再度
「短手長さ」、「長手長さ」、「磁気パターンマッチン
グ」、「透過光の色分解」、「反射光による微細部分の
分割マッチング」などの検知が行なわれる。それによ
り、「券種判別」、「真偽判別」、「正損判別」が行な
われ、その結果が主制御部150に供給される。そし
て、主制御部150はその鑑査結果を図示しないカウン
タで計数する。 【0108】また、主制御部150は真偽判別で「偽」
となった紙幣A、重ね取りしたり、著しくスキューした
り、破損したりして正しい紙幣として認識できなかった
場合、入出金機構12に排除信号を出力する。これによ
り、その紙幣Aの先端が紙幣通過検知器40jに到達し
たとき、第7の振分けゲ一卜39gが左方へ回動され
る。すると、その紙幣Aは五千円/排除券/回収紙幣収
納部22に集積される。 【0109】一方、真偽判別で「真」と判別された紙幣
の場合、主制御部150は入出金機構1の信号を出力す
る。これにより、その紙幣Aは、振分けゲ一卜39gで
振分けられ、第3の取出し装置26により一時保管部3
01aに集積される。この時、各収納部20、21、2
2ではフラッパ315が収納部20内に突出する閉状態
に保持され、フラッパ315の上方に空間が形成されて
おり、集積ローラ302及びタタキ車によって紙幣Aが
集積される。 【0110】一方、千円紙幣、万円紙幣の場合も同様に
動作して、それぞれ第1、第2の一時保管部33、34
にに集積される。上記集積時、通過検知器40k、40
m、40oの検知信号により、主制御部150は五千
円、千円、一万円紙幣のそれぞれの集積枚数を図示しな
いカウンタにより計数する。 【0111】一方、検知器451によって紙幣収納室4
54の紙幣無しが検知されると取込ローラ404の回転
を止め、取込処理を終了する。取込みが終了すると押込
み板309が下降し、一時保管部301aの紙幣Aがフ
ラッパ315と共に押下げられ、規定の収納位置まで移
行する[図15(c)参照]。 【0112】この後、ソレノイドの「オン」によりフラ
ッパ315が閉じられ[図15(d)参照]、また、押
込み板309が上昇して待機位置に戻る。これにより、
紙幣Aがフラッパ315に係止され、その下方側に集積
状態に保持される[図15(e)参照]。 【0113】つぎに、取引種目の整択時、出金に対応す
る操作ボタン8が投入されると、主制御部150は「金
額をボタンで押し最後に円ボタンを押して下さい。」と
いう案内文字をCRT表示部10に表示せしめる。つい
で利用客は案内にしたがって操作ボタン8により金額を
投入する。この金額の投入により、主制御部150は
「金額がよろしければ確認ボタンまたは両替ボタンを、
ちがうときは訂正ボタンを押して下さい。」という案内
文字をCRT表示部10に表示せしめる。このボタンの
押下げにより、主制御部150は「交信中です。しばら
<お待ち下さい。」という案内文字をCRT表示部10
で表示せしめる。 【0114】このとき、主制御部150はオンライン交
信を行なうとともに、入出金装置12に出金指令を出力
する。これにより、入出金装置12は上記金額に対応す
る紙幣Aを紙幣収納部21、22から取出し、出金一時
集積部37に集積する。 【0115】すなわち、図16(a)に示す待機状態か
ら、押込み板309が下降するとともに、フラッパ31
5が開き、紙幣Aの上層面に押込み板309が当る[図
16(b)]。この後、押込み板309が、バックアッ
プ310で上方に押圧されている紙幣Aと一体的に上昇
して待機位置に戻り、紙幣Aが取出ローラ304および
フィードローラ305に接触する[図16(c)]。 【0116】そして、この状態で、取出ローラ304お
よびフィードローラ305の動作により取出ローラ30
4のゴム面304aを介して紙幣Aが順次取出され、所
定枚数の取出しが終了すると、ゴム面304aが紙幣A
の搬送経路面に出ず、かつ収納部301内に残っている
紙幣Aに接触しない位置を保つ状態で取出ローラ304
が停止する[図16(d)]。 【0117】このようにして取出された紙幣Aは、振分
けゲート39a、39b、39c、39d、39e、3
9f、39g、39h、39iで振分けられ、一時集積
部37に集積される。このとき、万円紙幣収納部22か
ら取出された紙幣Aは、紙幣通過検知器40nにより取
出検知が行なわれ、その検知信号により主制御部150
が取出枚数を計数している。また、千円紙幣収納部21
から取出された紙幣Aは、紙幣通過検知器40lにより
取出検知が行なわれ、その検知信号により主制御部15
0が取出枚数を計数している。 【0118】取出された紙幣Aが鑑査部36を通過する
際に「券種判別」などが行なわれ、その結果が主制御部
150に供給される。これにより、主制御部150はそ
の鑑査結果を図示しないカウンタで計数する。更に、一
時集積部37に集積させる紙幣Aは、紙幣通過検知器4
0gにより集積検知が行なわれ、その検知信号により主
制御部150が集積枚数を計数している。 【0119】そして、通過検知器40n、40lによる
取出し枚数が設定枚数となったとき、主制御部150は
対応する紙幣収納部22、21からの紙幣の取出しを終
了せしめる。また、主制御部150は鑑査結果に応じた
千円紙幣と万円紙幣の加算枚数と、集積枚数とが一致す
るか否かにより枚数照合を行なう。 【0120】このとき、取出された紙幣Aは鑑査部36
を通過し、「券種判別」により各券に対応した紙幣収納
部22、21から取出された券種である事が再確認され
る。この「券種判別」については、通常、再鑑は必要な
いが、不足分を係員がセットする際にセットミスが皆無
とは言えないので再確認する事が最良である。 【0121】「正損判別」については、入金時の運用モ
ードにより、正損による振分けが必要かどうか決定され
る。つまり、入金では「真」紙幣で券種判定可能であれ
ばどんなに汚れ、破れ、セロファンテープを貼り補修し
た券等でも受入れる。それらを出金用として万円収納部
20、千円収納部21に収納するかあるいは五千円/排
除/回収紙幣収納部22に収納するようにしても良く、
前者では出金時の正損判定が必要であり、後者では特に
必要ではない。 【0122】いずれにせよ顧客に払出される紙幣として
損券は避けなければならない。 【0123】正損区分制御を行なう場合、損券は、通常
の紙幣の取出し時に発生した重ね取り、著しいスキュー
および、規定以上のピッチ、つまり異常搬送券であり、
鑑査部36で鑑別不可となった排除紙幣と同様に五千円
/排除/回収紙幣収納部22に案内され集積し収納され
る。 【0124】なお、排除券が発生した場合は第1ゲ一卜
39aを右方に回動させ、そのまま五千円/排除/回収
紙幣収納部22に集積し収納される。排除紙幣の収納場
所については排除紙幣集積部に切替える事が可能であ
る。 【0125】このように排除紙幣が発生した場合、指定
枚数分の補充を行なう為、追加取出しを行なう。 【0126】しかして、一時集積部37に集積された払
出し紙幣Aは、図10に示す機構により一括して送り出
され、紙幣収納室454に集積される。その後、オンラ
イン交信した末、取引「許可」となると、入出金口7を
開動して紙幣Aを顧客に渡して処理は終了する。 【0127】このように、金庫カセット16、17、1
8、19に設けられた集積ローラおよび取出しローラの
一部により、搬送手段として機能する搬送路Rの一部を
構成するようにしたから、従来のように搬送路を独立し
て構成するようにしたものに比べ、搬送路Rの機構の簡
素化およびスペース効率の向上が図れる。しかも、搬送
路Rを十分開放することができ保守およびジャム処理の
容易化が可能となる。 【0128】また、搬送路Rの一部を形成する金庫カセ
ット16、17、18、19の一部が、集積動作を行う
集積ローラ302の外周面の一部と、取出し動作を行う
ための取出しローラ304の外周面の一部と、金庫カバ
−344の上面により構成されるため、確実な搬送が行
なえる。 【0129】なお、集積ローラ302および取出しロー
ラ304が金庫カセット16、17、18、19に組込
まれている上記実施例にあっては、本体と金庫カセット
16、17、18、19との位置関係を厳密に一定にし
なくとも安定した取出し性能や集積性能を維持可能とな
る。 【0130】また、金庫カセット16、17、18、1
9に取出しローラ304を接触させるべく大きく紙幣面
を解放するための窓部を必要とせず、金庫カセット1
6、17、18、19に紙幣の取出しを防止する扉や、
この扉を本体への装着動作に連動して開閉する扉開閉機
構を不要とすることが可能となる。 【0131】なお、本発明は上記一実施例に限らず、要
旨変えない範囲で種々変形実施可能なことは勿論であ
る。 【0132】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
収納部に設けられた集積ローラおよび取出しローラによ
って共通搬送手段の一部を構成することにより、共通
送手段の機構の簡素化およびスペース効率の向上が図
れ、しかも、保守およびジャム処理が容易に行なえる自
動取引装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の実施の形態に係る自動取引装置の金
庫カセットを示す斜視図。 【図2】上記自動取引装置を一部破断して示す斜視図。 【図3】上記自動取引装置の紙幣入出金機構を示す断面
図。 【図4】上記金庫カセットの取出し状態を示す図。 【図5】上記入出金機構の紙幣取込み取出し装置を概略
的に示す側面図。 【図6】上記紙幣取込み取出し装置の紙幣支持部の動作
を示す斜視図。 【図7】上記紙幣取込み取出し装置の動作を示す側面
図。 【図8】上記紙幣取込み取出し装置の動作を示す側面
図。 【図9】上記紙幣取込み取出し装置の動作を示す側面
図。 【図10】上記紙幣取込み取出し装置の動作を示す側面
図。 【図11】上記入出金機構の一時集積部の構成および動
作を示す側面図。 【図12】上記入出金機構の一時集積部の動作を概略的
に示す側面図。 【図13】上記入出金機構の一時集積部の動作を概略的
に示す側面図。 【図14】上記入出金機構の集積・取出し装置の異なる
動作状態を概略的に示す断面図。 【図15】上記入出金機構の集積・取出し装置の異なる
動作状態を概略的に示す断面図。 【図16】上記入出金機構の集積・取出し装置の異なる
動作状態を概略的に示す断面図。 【図17】上記入出金機構の集積・取出し装置の異なる
動作状態を概略的に示す断面図。 【図18】上記集積・取出し装置の紙幣検出部を示す斜
視図。 【図19】上記集積・取出し装置における取出しローラ
側の駆動系を示す斜視図。 【図20】上記集積・取出し装置における集積ローラ側
の駆動系を示す斜視図。 【図21】上記自動取引装置全体の構成を概略的に示す
ブロック図。 【図22】内部モニタの構成を示す平面図。 【図23】リモートモニタの構成を示す平面図。 【符号の説明】 A…紙幣 7…入出金口(紙幣受部) 12…入出金機構 16、17、18、19…金庫カセット 20、21、22、23…収納部 302…集積ローラ(取込み手段) 304…取出し口ーラ(取出し手段) 344…金庫カバー R…搬送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G07D 13/00 G07D 9/00 321C G07F 19/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.利用客の投入した入金用紙幣を受入れる紙幣受部
    と、 上記紙幣受部に受入れられた入金用紙幣を集積して収納
    する複数の収納部と、 上記紙幣受部から上記複数の収納部のいずれかへ紙幣を
    選択的に搬送するとともに、上記収納部の各々から上記
    紙幣受部へ紙幣を搬送するための共通搬送手段と、 を備えた自動取引装置において、 上記複数の収納部の各々は、上記共通搬送手段により搬
    送されている紙幣を当該収納部に収納させるための集積
    ローラと、当該収納部に収納されている入金用紙幣を出
    金用紙幣として取出すための取出しローラと、を有し、上記共通搬送手段は、上記複数の収納部の各々の集積ロ
    ーラおよび取出しローラと、これら集積ローラおよび取
    出しローラと対向しかつ開閉可能に設けられた上部搬送
    部と、この上部搬送部に設けられ、上記共通搬送手段を
    搬送される紙幣を各収納部へ選択的に振分けるゲート手
    段と、で構成されている ことを特徴とする自動取引装
    置。
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