JP2693473B2 - 部品装着装置 - Google Patents

部品装着装置

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JP2693473B2
JP2693473B2 JP63075322A JP7532288A JP2693473B2 JP 2693473 B2 JP2693473 B2 JP 2693473B2 JP 63075322 A JP63075322 A JP 63075322A JP 7532288 A JP7532288 A JP 7532288A JP 2693473 B2 JP2693473 B2 JP 2693473B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば回路基板に電子部品を装着する面実
装タイプの部品装着装置に係わり、特に吸着ノズルの制
御の改良に関する。
(従来の技術) 従来から、回路基板に電子部品を装着する場合には、
部品装着装置が用いられている。このような装置におい
ては、第4図に示すように、上下シャフト1の下端部に
設けられた段状凹部2の段部に、吸着ノズル3のフラン
ジ部4との間に位置してノズル3を矢印A方向に付勢す
るスプリング5を設け、このスプリング5の押圧力によ
って電子部品6を回路基板7に押付けるようにしてい
る。
ところで、前記電子部品6は回路基板7に対して接着
剤8により接着されるが、この接着剤8は種類によって
粘度が異なるため、粘度の低いものに対しては小さい装
着力で、また粘度の高いものに対しては大きい装着力で
装着するのが望ましい。また、電子部品6には様々な大
きさのものがあり、この部品6の大きさによっても装着
力を変えた方が、装着の信頼性が向上する。
ところが、前記従来の装置によれば、スプリング5の
押圧力によって電子部品6を押付けていたので、単一の
スプリング5では部品6の装着力は一定であり、したが
って電子部品6を最適な装着力で装着することができな
い。そこで、電子部品6の最適な装着力を得るには、ま
ず規制ナット9を取外し、つぎに接着剤8の粘度や電子
部品6の大きさなどに応じた押圧力を有する他のスプリ
ングに交換するといった面倒な作業が余儀なくされてい
た。また、このようにスプリング5を交換しても、大き
さの異なる電子部品を連続的に装着する場合や、別の回
路基板が流れてきて接着剤の種類が変わるような場合に
は、電子部品を最適な装着力で装着することができなく
なる。そのため、電子部品の装着力が強すぎる場合に
は、部品にクラックが生じ、逆に弱すぎる場合には、部
品の回路基板への接着が不十分となる事情がある。
(発明が解決しようとする課題) 前述したように、従来の装置では、電子部品6の最適
な装着力を得るために、スプリング5を交換しなければ
ならないので、このスプリング5の交換に費やす時間
分、電子部品6の装着効率が損われる不具合があった。
また、このようにスプリング5を交換しても、電子部品
6を最適な装着力で装着できなくなる場合があり、部品
6の装着力が強すぎて部品6にクラックが生じたり、逆
に弱すぎて部品6の接着不良を生じる不具合があった。
本発明はこのような事情に着目してなされたものでそ
の目的とするところは、電気的信号によって部品の最適
な装着力を簡単に制御することができる部品装着装置を
提供することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段および作用) 本発明の請求項1は、供給される気体の圧力により部
品装着方向に駆動される吸着ノズルに吸着された部品を
被装着部材に装着する部品装着装置において、前記吸着
ノズルを軸方向に進退自在に保持するノズル保持部材
と、このノズル保持部材に設けられ前記吸着ノズルに圧
縮空気を付与するエアールームと、このエアールームと
連通し、前記吸着ノズルに吸着された部品を前記被装着
部材に装着する際、前記吸着ノズルを部品装着方向に駆
動させて部品に所定の装着力を加えて前記被装着部材に
装着するために前記エアールームに供給される気体の圧
力を制御する電空レギュレータと、前記吸着ノズルに吸
着された各部品の最適装着力データに基づき前記エアー
ルームに供給する気体の圧力を制御する制御信号を前記
電空レギュレータに印加する制御装置とを具備したこと
を特徴とする。
(実施例) 以下、本発明を第1図ないし第3図に示す実施例にも
とづいて説明する。第1図は本発明の部品装着装置の全
体を示すもので、11は移動ブロック、12はこのブロック
11にブッシュ13を介して連結されたノズル保持部材とし
ての上下シャフトである。このシャフト12の下端部には
段状凹部14が設けられており、この凹部14には十字状の
吸着ノズル15がシャフト12に対して同心軸上に、かつ軸
方向に沿ってスライド自在に嵌挿されている。したがっ
て、段状凹部14の段部には、吸着ノズル15の中途部に突
設されたフランジ部16との間に位置してエアールーム17
が形成さている。なお、上下シャフト12の下端部には、
吸着ノズル15の抜け止めをなす規制ナット18が螺合され
ている。
前記上下シャフト12、ブッシュ13および移動ブロック
11には、第1のエアー孔19、第2のエアー孔20がそれぞ
れ穿設されている。第1のエアー孔19の一端は前記段状
凹部14の内底部に開口しているとともに、他端には第1
のエアーライン21を介して真空ポンプ22が接続されてい
る。一方、第2のエアー孔20の一端は前記エアールーム
17と連通しているとともに、他端には第2のエアーライ
ン23を介して吸着ノズル15を駆動する圧縮空気圧を制御
する電空レギュレータ24、所定のプログラムが格納され
このプログラムにもとづいて所定の電圧(または電流)
の制御信号SPを電空レギュレータ24に出力する、例えば
マイクロコンピュータを主体とする制御装置25、および
エアー源26が接続されている。なお、吸着ノズル15の軸
心部には、一端がノズル15の上端部に開口するととも
に、他端がノズル15の下端部に開口した吸引孔27が穿設
されている。
前記空電レギュレータ24は、制御信号SPの電圧(電
流)値に比例した空気圧の圧縮空気をエアー源26からエ
アールーム17に供給するものである。その構成を第2図
を参照して説明すると、制御信号SPを入力して磁気的作
用により制御信号SPの電圧(電流)に比例した大きさの
力で可動部材(図示しない)を一定方向に発生する、い
わゆるフォースモータからなる電気/力変換部28と、こ
の電気/力変換部28の可動部材に接続されるとともに、
エアー源26からの圧縮空気が案内され可動部材に加えら
れている力に比例した背圧を発生する、いわゆるノズル
フラッパからなる力/空気圧変換部29と、この力/空気
圧変換部29において発生した背圧に応じた量だけ開閉弁
が開きエアー源26からの圧縮空気を制御信号SPが示す所
定の空気圧でエアールーム17に供給する、いわゆるブー
スターリレーである駆動部30とからなっている。
このような構成の装置において、回路基板31(被装着
部材)に電子部品32(部品))を装着する場合には、ま
ず真空ポンプ22の吸引力によって吸着ノズル15の下端部
に電子部品32を吸着する。ついで、移動ブロック11を回
動することよって上下シャフト12を所定の装着位置に位
置決めする。このとき、搬送されてきた回路基板31も所
定の装着位置に位置決めされ、基板31上の所定箇所に塗
布された接着剤33の直上に、電子部品32が配置されるよ
うになっている。さらに、この状態では制御装置25から
電空レギュレータ24に例えば電圧VOの制御信号SPを出力
する。すると、この電空レギュレータ24により、入力し
た制御信号SPの電圧VOに比例した空気圧POの圧縮空気
が、エアー源26から第2のエアーライン23、第2のエア
ー孔20を介してエアーライン17に供給される。これによ
り、吸着ノズル15のフランジ部16の上面には前記空気圧
POの圧縮空気が加わり、ノズル15が矢印B方向(部品装
着方向)に下降する。その結果、吸着ノズル15の下端部
の電子部品32が、接着剤33によって回路基板31の上面
に、空気圧POに応じた装着力で装着される。そして、所
定時間経過後、制御信号SPの電空レギュレータ24への印
加を停止する。すると、吸着ノズル15は真空ポンプ22の
吸引力によって矢印C方向に上昇し、装着部位から元部
位まで復帰する。
このような構成の装置によれば、制御装置25に種々の
パターンに応じた電子部品32一点ごとの装着力データを
記憶させておくことにより、電子部品32の最適な装着力
を簡単に制御することができる。これにより、従来の装
置のように、電子部品32の最適な装着力を得るために、
規制ナットを取外し、スプリングを交換するといった面
倒な作業を省略できるので、その分、電子部品32の装着
効率を向上することができる。また、大きさの異なる電
子部品を連続的に装着する場合や、別の回路基板が流れ
てきて接着剤の種類が変わるような場合においても、電
子部品を最適な装着力で装着することができ、したがっ
て部品の装着力が強すぎて部位にクラックが生じたり、
逆に弱すぎて部品の接着不良を生じることを防止でき
る。その結果、品質の向上、ひいては信頼性の向上を図
ることができる。
また、電子部品32がICの場合には、接着剤33ではな
く、クリーム半田を用いることが多い。この場合には、
ICをある程度強い力で押付けた方が望ましいが、このよ
うにすると、ズレが発生し易くなる。そこで、本発明の
装置によれば、装着の瞬間は弱い力で押付けており、そ
の状態から徐々に装着力を高めることもできるため、IC
のズレを防止でき、しかも回路基板に対して強固に装着
することができる。
なお、本発明は前記一実施例に限定されるものではな
い。例えば、前記一実施例では吸着ノズル15が1本のも
のを示したが、二段式や三段式の吸着ノズルを設けたも
のにおいても実施可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の部品装着装置によれ
ば、電気的信号によって部品の最適な装着力を簡単に制
御することができ、部品の装着効率を向上することがで
きる。また、部品の装着力が強すぎて部品にクラックが
生じたり、逆に弱すぎて部品の接着不良を生じることを
防止でき、品質の向上、ひいては信頼性の向上を図るこ
とができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は部品装着装置の全体の構成図、第2図は要部を
示すブロック図、第3図は電圧と空気圧との関係を示す
グラフ、第4図は従来の部品装着装置の全体を示す構成
図である。 12……上下シャフト、14……段状凹部、15……吸着ノズ
ル、17……エアールーム、24……電空レギュレータ、25
……制御装置、32……電子部品。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給される気体の圧力により部品装着方向
    に駆動される吸着ノズルに吸着された部品を被装着部材
    に装着する部品装着装置において、 前記吸着ノズルを軸方向に進退自在に保持するノズル保
    持部材と、このノズル保持部材に設けられ前記吸着ノズ
    ルに圧縮空気を付与するエアールームと、このエアール
    ームと連通し、前記吸着ノズルに吸着された部品を前記
    被装着部材に装着する際、前記吸着ノズルを部品装着方
    向に駆動させて部品に所定の装着力を加えて前記被装着
    部材に装着するために前記エアールームに供給される気
    体の圧力を制御する電空レギュレータと、前記吸着ノズ
    ルに吸着された各部品の最適装着力データに基づき前記
    エアールームに供給する気体の圧力を制御する制御信号
    を前記電空レギュレータに印加する制御装置とを具備し
    たことを特徴とする部品装着装置。
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