JP2693347B2 - コネクタ接続用端末抜け防止構造を有するフラットケーブル - Google Patents

コネクタ接続用端末抜け防止構造を有するフラットケーブル

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JP2693347B2
JP2693347B2 JP4263981A JP26398192A JP2693347B2 JP 2693347 B2 JP2693347 B2 JP 2693347B2 JP 4263981 A JP4263981 A JP 4263981A JP 26398192 A JP26398192 A JP 26398192A JP 2693347 B2 JP2693347 B2 JP 2693347B2
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俊夫 金沢
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/77Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
    • H01R12/79Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures connecting to rigid printed circuits or like structures

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フラットケーブルに関
し、特にコネクタに直接挿入して接続できるような端末
部において抜け防止構造を有するフラットケーブルの提
供に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種のフラットケーブルは、端
末部で自己の導体を露出してコネクタへの差し込み端子
構造を形成しており、より具体的には、端末部において
導体の片面を露出しその反対側に補強板を添えて接着固
定したものとし、補強板の補強効果(剛性)により導体
端末の変形を防止し、コネクタへ挿入したときに導体の
露出片面がコネクタ内のコンタクトに接触することで電
気的な接続を可能にしたものである。
【0003】ところで、上記のフラットケーブルでは、
その端末部によりコネクタへ挿入が可能である反面、導
体露出片面とコネクタ内のコンタクトとの接触圧だけで
電気的且つ機械的な接続を維持するようにしているため
コネクタから容易に抜け出る可能性があり、接続不良が
簡単に発生してしまう恐れがあった。また、完全に挿入
された状態でクリック感を確認できないので不完全挿入
等のトラブルが発生する恐れがあった。
【0004】そこで、従来では、補強板の外面に補強板
自身の厚みを大きくするか別なテープを添えて接着固定
することにより突起を形成し、これを抜け止めに利用す
ることが提案されていた。(実公昭60−25827
号)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のフラットケーブ
ルにかかる端末抜け防止構造では、コネクタ側に補強板
外面の突起に対応した嵌合用の凹部を特別に形成しなけ
ればならず、コネクタを特殊な形状にするため汎用的な
または一般的なコネクタに対して適用できない問題が生
ずる。
【0006】本発明は、前述した従来技術の問題点に鑑
み、コネクタに特殊な形状を強いることなく所定の抜け
止めが図れる、接続用端末抜け防止構造を有するフラッ
トケーブルを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明により提供する接
続用端末抜け防止構造を有するフラットケーブルは、フ
ラットケーブルの端末部で導体の片面を露出しその反対
側で補強板を添えて接着固定してあり、該導体と該補強
板との間にフィルムを接着固定することにより、導体露
出片面側に導体自身の見掛け上厚みを大きくした先端部
分が形成されたものである。
【0008】
【0009】
【実施例】図1は、本発明にかかる端末抜け防止構造を
有するフラットケーブルの好ましい一実施例を示したも
のである。
【0010】フラットケーブル1は、フラットな導体2
を複数本並列(紙面上表裏方向に並列)してそれらを一
括して絶縁するように2枚の絶縁シート3,4をラミネ
ートすることにより構成されており、端末部で2枚の絶
縁シート3,4が除去された格好に後退され片側の絶縁
シート4の端末外面に接着固定されそこから延長するよ
うな補強板5が設けられている。剥き出し状態の導体2
は、絶縁シート4の厚み分だけ一方に変位された状態で
かかる補強板5の内面側に接着固定されることにより、
補強板5に支持された導体で片面露出部2aを形成して
なる差し込み端子構造が構成されている。
【0011】そして、本発明によれば、かかる差し込み
端子構造の先端側で、導体2と補強板5との間にフィル
ム6を介在して導体2の裏面と補強板5との内面とに接
着固定することにより、補強板5の外面をフラットのま
まにして導体片面露出部2aに、導体自身の見掛け上厚
みを大きくした先端部分7が形成されている
【0012】このように形成されたフラットケーブル1
は、その端末部の先端部分7からコネクタ8の挿入口9
を通して内部に挿入されると、コネクタ内のコンタクト
10が先端部分7の見掛け上厚みが大きい部分を乗り越
えて導体の見掛け上低い露出面2aに移行しようとす
る。そのとき、コンタクト10が先端部分の見掛け上厚
みが大きい部分に乗り上がるとき挿入抵抗を一番強く受
け、それを通り越すと挿入抵抗が急激に弱くなって端末
部が惰性力によりコネクタ内にきちんと深く挿入され、
もって不完全挿入行為を防止して確実な接触接続を成就
させることができる。また、一旦挿入した端末部は、先
端部分7の見掛け上厚みが大きい部分がコンタクト10
にひっかかる状態となり、フラットケーブル1を強制的
に引き抜くときにコンタクトが先端部分の見掛け上厚み
が大きい部分を乗り越えなければならず、そのとき引き
抜き抵抗を大きくなるので、不用意な抜けを無くせる。
【0013】図2は、本発明にかかる端末抜け防止構造
を有するフラットケーブルの他の実施例を示したもの
で、図1と同一部分はそれと同一符号を用いてあるので
前述の説明を参照されたい。
【0014】本実施例では、フラットケーブル1の端末
部で絶縁シート3,4の片側3を除去した格好で後退し
て導体2の片面露出部2aを形成し、片側の絶縁シート
4の外面に補強板5が接着固定しており、先端側で補強
板5の内面と絶縁シート4との間にフィルム6が介在接
着固定されることにより、導体端末部及び絶縁シート4
の端末部が、フィルム6の分だけ導体片面露出部2a側
に見掛け上厚みが大きくした先端部分7′を形成したも
のである。
【0015】
【0016】
【発明の作用・効果】以上説明したような本発明にかか
る端末抜け防止構造を有するフラットケーブルによれ
ば、補強板の外面とは反対側の導体表裏側の一方でフィ
ルムを接着固定することにより、導体片面露出部側で見
掛け上厚みを大きくした先端部分を形成したことから、
コネクタ内に挿入する当初に導体側に見掛け上厚みが大
きい分だけ挿入抵抗を強く受け、それに打ち勝つ挿入力
で挿入することによってフラットケーブル端末部が惰性
力で勢いコネクタ内に深く挿入され、作業者の如何を問
わず誰でもが完全挿入を確実に行うようなクリック感が
得られ、一方、導体側で見掛け上厚みが大きくなる部分
はコネクタ内のコンタクトに対し相対的な引き抜き抵抗
を与えるので、不用意な引き抜きによる接続不良を招く
ことが無くなる。
【0017】そして、本発明では、フィルムの接着固定
により導体側で厚みが大きくなるようにしたので、コネ
クタのコンタクトとの接触圧の強弱のみで挿入時のクリ
ック感と抜け防止が図られて、補強板の外面をフラット
なままにでき、ひいてはコネクタに特別な抜け防止のた
めの構造を必要とせず、一般的なまたは汎用的なコネク
タに適用可能な抜け防止構造となり、この種のフラット
ケーブルの適用範囲を広げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる端末抜け防止構造を有するフラ
ットケーブルの一実施例をコネクタとともに示す縦断面
的説明図。
【図2】本発明にかかる端末抜け防止構造を有するフラ
ットケーブルの他の一実施例を示す側面図。
【符号の説明】
1 フラットケーブル 2 導体 2a 導体の片面露出部 3,4 絶縁シート 5 補強板 6 フィルム7,7′ 厚みの大きい先端部分 8 コネクタ 9 挿入開口 10 コンタクト

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フラットケーブルの端末部で導体の片面を
    露出しその反対側で補強板を添えて接着固定してあり、
    該導体と該補強板との間にフィルムを接着固定すること
    により、導体露出片面側に導体自身の見掛け上厚みを大
    きくした先端部分が形成されていることを特徴とするコ
    ネクタ接続用端末抜け防止構造を有するフラットケーブ
    ル。
JP4263981A 1992-10-02 1992-10-02 コネクタ接続用端末抜け防止構造を有するフラットケーブル Expired - Fee Related JP2693347B2 (ja)

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JPH06119956A JPH06119956A (ja) 1994-04-28
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19512788C2 (de) * 1995-04-05 1997-02-27 Gore W L & Ass Gmbh Bandkabel-Steckverbindungsanordnung
JP4878735B2 (ja) * 2004-01-22 2012-02-15 住友電気工業株式会社 フラットケーブル

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JPH01124689U (ja) * 1988-02-18 1989-08-24
JPH01142114U (ja) * 1988-03-23 1989-09-28

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