JPH10177884A - 可撓性ケーブルの接続装置 - Google Patents
可撓性ケーブルの接続装置Info
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- JPH10177884A JPH10177884A JP8349166A JP34916696A JPH10177884A JP H10177884 A JPH10177884 A JP H10177884A JP 8349166 A JP8349166 A JP 8349166A JP 34916696 A JP34916696 A JP 34916696A JP H10177884 A JPH10177884 A JP H10177884A
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- reinforcing plate
- protrusion
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数を増やすことなく、簡単な構成で可
撓性ケーブルのコネクターからの抜けを防止でき、しか
も、露出導体を損傷することなく、且つ容易に可撓性ケ
ーブルのコネクターヘの挿入を行うことができる可撓性
ケーブルの接続装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 補強板２が貼着された可撓性ケーブル１
をコネクター４に接続する可撓性ケーブルの接続装置に
おいて、上記補強板２に、厚み方向に突出した突起部７
を設けるとともに、上記コネクター４に、上記補強板２
の突起部７に嵌合する凹部８を設けてなるものである。
撓性ケーブルのコネクターからの抜けを防止でき、しか
も、露出導体を損傷することなく、且つ容易に可撓性ケ
ーブルのコネクターヘの挿入を行うことができる可撓性
ケーブルの接続装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 補強板２が貼着された可撓性ケーブル１
をコネクター４に接続する可撓性ケーブルの接続装置に
おいて、上記補強板２に、厚み方向に突出した突起部７
を設けるとともに、上記コネクター４に、上記補強板２
の突起部７に嵌合する凹部８を設けてなるものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレキシブル・フ
ラット・ケーブル（以下、ＦＦＣと称す）やフレキシブ
ル・プリント・サーキット（以下、ＦＰＣと称す）ケー
ブル等の可撓性ケーブルをコネクターに接続する可撓性
ケーブルの接続装置に関し、より詳細には，可撓性ケー
ブルのコネクターからの抜けを防止した可撓性ケーブル
の接続装置に関するものである。
ラット・ケーブル（以下、ＦＦＣと称す）やフレキシブ
ル・プリント・サーキット（以下、ＦＰＣと称す）ケー
ブル等の可撓性ケーブルをコネクターに接続する可撓性
ケーブルの接続装置に関し、より詳細には，可撓性ケー
ブルのコネクターからの抜けを防止した可撓性ケーブル
の接続装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の可撓性ケーブルの接続装
置について、図５乃至図７とともに説明する。ここで、
図５は従来の可撓性ケーブルの接続装置を示す（ａ）側
面図、（ｂ）平面図、図６は従来の他の可撓性ケーブル
の接続装置における接続前状態を示す平面図、図７は従
来の他の可撓性ケーブルの接続装置における接続状態を
示す平面図である。
置について、図５乃至図７とともに説明する。ここで、
図５は従来の可撓性ケーブルの接続装置を示す（ａ）側
面図、（ｂ）平面図、図６は従来の他の可撓性ケーブル
の接続装置における接続前状態を示す平面図、図７は従
来の他の可撓性ケーブルの接続装置における接続状態を
示す平面図である。
【０００３】図５において、１はＦＦＣやＦＰＣケーブ
ル等の可撓性ケーブル、２は可撓性ケーブル１に貼着さ
れた補強板、３は露出導体、４は可撓性ケーブル１を接
続するコネクターで、上記補強板２には可撓性ケーブル
１の幅方向に切欠した切欠き部５が、上記コネクター４
の内側には上記補強板２の切欠き部５に係合する係合凸
部６がそれぞれ設けられている。
ル等の可撓性ケーブル、２は可撓性ケーブル１に貼着さ
れた補強板、３は露出導体、４は可撓性ケーブル１を接
続するコネクターで、上記補強板２には可撓性ケーブル
１の幅方向に切欠した切欠き部５が、上記コネクター４
の内側には上記補強板２の切欠き部５に係合する係合凸
部６がそれぞれ設けられている。
【０００４】尚、上記構成において、補強板２は補強効
果を出すため、一般に硬質な樹脂が使用される。更に、
幅方向が厚み方向に比べて非常に大きな寸法となってい
るので、機械的、構造的にも幅方向には非常に変形し難
いものとなっている。
果を出すため、一般に硬質な樹脂が使用される。更に、
幅方向が厚み方向に比べて非常に大きな寸法となってい
るので、機械的、構造的にも幅方向には非常に変形し難
いものとなっている。
【０００５】上記のように構成することにより、補強板
２が貼着された可撓性ケーブル１をコネクター４に挿入
する際、補強板２の切欠き部５にコネクター４の係合凸
部６が係合するので、可撓性ケーブル１のコネクター４
からの抜けを防止することができる。
２が貼着された可撓性ケーブル１をコネクター４に挿入
する際、補強板２の切欠き部５にコネクター４の係合凸
部６が係合するので、可撓性ケーブル１のコネクター４
からの抜けを防止することができる。
【０００６】また、従来の他の例として、図６及び図７
に示すように、補強板２が貼着された可撓性ケーブル１
のコネクター４への挿入部に切欠き部２５と突起部２７
とを設けるとともに、コネクター４に上記切欠き部２５
及び突起部２７に係合する係合突起部２６を設けたもの
がある。
に示すように、補強板２が貼着された可撓性ケーブル１
のコネクター４への挿入部に切欠き部２５と突起部２７
とを設けるとともに、コネクター４に上記切欠き部２５
及び突起部２７に係合する係合突起部２６を設けたもの
がある。
【０００７】これによると、可撓性ケーブル１をコネク
ター４に挿入する際、可撓性ケーブル１の切欠き部２５
及び突起部２７が、コネクター４の係合突起部２６と係
合することによって、可撓性ケーブル１のコネクター４
からの抜けを防止することができる。
ター４に挿入する際、可撓性ケーブル１の切欠き部２５
及び突起部２７が、コネクター４の係合突起部２６と係
合することによって、可撓性ケーブル１のコネクター４
からの抜けを防止することができる。
【０００８】そしてまた、実開平４−９２３８１号公報
には、コネクタプラグの左右の側面部にプラグ側係止凸
部を設けるとともに、コネクタソケットの左右の側面部
の内面に上記ブラグ側係止凸部に嵌合するソケット側係
止凹部を設け、コネクタプラグのコネクタソケットから
の抜けを防止する電気コネクタ構造が提案されている。
には、コネクタプラグの左右の側面部にプラグ側係止凸
部を設けるとともに、コネクタソケットの左右の側面部
の内面に上記ブラグ側係止凸部に嵌合するソケット側係
止凹部を設け、コネクタプラグのコネクタソケットから
の抜けを防止する電気コネクタ構造が提案されている。
【０００９】さらに、実開平４−６９８７８号公報に
は、コネクタプラグの欠切部に嵌合するコネクタソケッ
トの突起部を板バネで構成し、この板バネのバネ圧を用
いて、コネクタプラグのコネクタソケットからの抜けを
防止するものが提案されている。
は、コネクタプラグの欠切部に嵌合するコネクタソケッ
トの突起部を板バネで構成し、この板バネのバネ圧を用
いて、コネクタプラグのコネクタソケットからの抜けを
防止するものが提案されている。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図５と
ともに上述した従来の可撓性ケーブルの接続装置におい
ては、可撓性ケーブル１をコネクター４に挿入する際、
係合凸部６によって可撓性ケーブル１の幅方向寸法が小
さくなろうとするのに対して、上述したように補強板２
の幅方向寸法は小さくなり難い（変形し難い）ため、可
撓性ケーブル１のコネクター４への挿入が非常に困難で
あるという問題があった。
ともに上述した従来の可撓性ケーブルの接続装置におい
ては、可撓性ケーブル１をコネクター４に挿入する際、
係合凸部６によって可撓性ケーブル１の幅方向寸法が小
さくなろうとするのに対して、上述したように補強板２
の幅方向寸法は小さくなり難い（変形し難い）ため、可
撓性ケーブル１のコネクター４への挿入が非常に困難で
あるという問題があった。
【００１１】同様に、図６及び図７とともに上述した従
来の可撓性ケーブルの接続装置においても、可撓性ケー
ブル１をコネクター４に挿入する際、係合突起部２６に
より突起部２７が可撓性ケーブル１の幅方向に押圧され
て、可撓性ケーブル１の幅方向に歪みが生じるため、露
出導体３が補強板２より剥がれてしまうという問題があ
った。
来の可撓性ケーブルの接続装置においても、可撓性ケー
ブル１をコネクター４に挿入する際、係合突起部２６に
より突起部２７が可撓性ケーブル１の幅方向に押圧され
て、可撓性ケーブル１の幅方向に歪みが生じるため、露
出導体３が補強板２より剥がれてしまうという問題があ
った。
【００１２】また、実開平４−９２３８１号公報に記載
の技術を単に可撓性ケーブルの接続装置に適用した場
合、挿入時に係止凸部が押圧されて、可撓性ケーブルの
幅方向に歪みが発生し、露出導体が補強板より剥がれて
しまうという問題が生じる。
の技術を単に可撓性ケーブルの接続装置に適用した場
合、挿入時に係止凸部が押圧されて、可撓性ケーブルの
幅方向に歪みが発生し、露出導体が補強板より剥がれて
しまうという問題が生じる。
【００１３】さらに、実開平４−６９８７８号公報に記
載のもののように、板バネを用いて突起部を形成した場
合、部品増加によるコスト増大を招来してしまうという
問題が生じる。
載のもののように、板バネを用いて突起部を形成した場
合、部品増加によるコスト増大を招来してしまうという
問題が生じる。
【００１４】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、部品点数を増やすことなく、簡単な構成で
可撓性ケーブルのコネクターからの抜けを防止でき、し
かも、露出導体を損傷することなく、且つ容易に可撓性
ケーブルのコネクターヘの挿入を行うことができる可撓
性ケーブルの接続装置を提供することを目的とする。
ものであり、部品点数を増やすことなく、簡単な構成で
可撓性ケーブルのコネクターからの抜けを防止でき、し
かも、露出導体を損傷することなく、且つ容易に可撓性
ケーブルのコネクターヘの挿入を行うことができる可撓
性ケーブルの接続装置を提供することを目的とする。
【００１５】
【課題を解決するための手段】本願請求項１に記載の発
明に係る可撓性ケーブルの接続装置は、補強板が貼着さ
れた可撓性ケーブルをコネクターに接続する可撓性ケー
ブルの接続装置において、上記補強板に、厚み方向に突
出した突起部を設けるとともに、上記コネクターに、上
記補強板の突起部に嵌合する凹部を設けてなるものであ
る。
明に係る可撓性ケーブルの接続装置は、補強板が貼着さ
れた可撓性ケーブルをコネクターに接続する可撓性ケー
ブルの接続装置において、上記補強板に、厚み方向に突
出した突起部を設けるとともに、上記コネクターに、上
記補強板の突起部に嵌合する凹部を設けてなるものであ
る。
【００１６】これによって、可撓性ケーブルのコネクタ
ーへの挿入時、補強板の突起部が厚み方向に撓むので、
過度の抵抗感を伴うことなく、上記突起部がコネクター
の凹部に嵌合され、可撓性ケーブルのコネクターからの
抜けを防止することができる。
ーへの挿入時、補強板の突起部が厚み方向に撓むので、
過度の抵抗感を伴うことなく、上記突起部がコネクター
の凹部に嵌合され、可撓性ケーブルのコネクターからの
抜けを防止することができる。
【００１７】本願請求項２に記載の発明に係る可撓性ケ
ーブルの接続装置は、補強板が貼着された可撓性ケーブ
ルをコネクターに接続する可撓性ケーブルの接続装置に
おいて、上記補強板に、幅方向に突出した突出部と、該
突出部の歪みを吸収するスリットとを設けるとともに、
上記コネクターに、上記補強板の突出部に嵌合する凹部
を設けてなるものである。
ーブルの接続装置は、補強板が貼着された可撓性ケーブ
ルをコネクターに接続する可撓性ケーブルの接続装置に
おいて、上記補強板に、幅方向に突出した突出部と、該
突出部の歪みを吸収するスリットとを設けるとともに、
上記コネクターに、上記補強板の突出部に嵌合する凹部
を設けてなるものである。
【００１８】これによって、可撓性ケーブルのコネクタ
ーへの挿入時、補強板の突出部がスリットを変形させな
がら幅方向に撓むので、過度の抵抗感を伴うことなく、
上記突出部がコネクターの凹部に嵌合され、可撓性ケー
ブルのコネクターからの抜けを防止することができる。
ーへの挿入時、補強板の突出部がスリットを変形させな
がら幅方向に撓むので、過度の抵抗感を伴うことなく、
上記突出部がコネクターの凹部に嵌合され、可撓性ケー
ブルのコネクターからの抜けを防止することができる。
【００１９】本願請求項３に記載の発明に係る可撓性ケ
ーブルの接続装置は、補強板が貼着された可撓性ケーブ
ルをコネクターに接続する可撓性ケーブルの接続装置に
おいて、上記コネクターに、厚み方向に突出した係合突
起部を設けるとともに、上記補強板に、上記コネクター
の係合突起部に嵌合する係合穴を設けてなるものであ
る。
ーブルの接続装置は、補強板が貼着された可撓性ケーブ
ルをコネクターに接続する可撓性ケーブルの接続装置に
おいて、上記コネクターに、厚み方向に突出した係合突
起部を設けるとともに、上記補強板に、上記コネクター
の係合突起部に嵌合する係合穴を設けてなるものであ
る。
【００２０】これによって、可撓性ケーブルのコネクタ
ーヘの挿入時、可撓性ケーブルに貼着された補強板が厚
み方向に撓むので、過度の抵抗感を伴うことなく、コネ
クターの係合突起部が補強板の係合穴に嵌合され、可撓
性ケーブルのコネクターからの抜けを防止することがで
きる。
ーヘの挿入時、可撓性ケーブルに貼着された補強板が厚
み方向に撓むので、過度の抵抗感を伴うことなく、コネ
クターの係合突起部が補強板の係合穴に嵌合され、可撓
性ケーブルのコネクターからの抜けを防止することがで
きる。
【００２１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の可撓性ケーブルの
接続装置の第１実施形態を、図１とともに説明するが、
上記従来例と同一部分には同一符号を付し、その説明は
省略する。ここで、図１は本実施形態の可撓性ケーブル
の接続装置を示す（ａ）側面図、（ｂ）平面図である。
接続装置の第１実施形態を、図１とともに説明するが、
上記従来例と同一部分には同一符号を付し、その説明は
省略する。ここで、図１は本実施形態の可撓性ケーブル
の接続装置を示す（ａ）側面図、（ｂ）平面図である。
【００２２】本実施形態の可撓性ケーブルの接続装置
は、可撓性ケーブル１に貼着された補強板２の厚み方向
端面に、円錐形状の突起部７を設けるとともに、コネク
ター４の内側厚み方向端面に、上記突起部７と嵌合する
凹部８を設けている。
は、可撓性ケーブル１に貼着された補強板２の厚み方向
端面に、円錐形状の突起部７を設けるとともに、コネク
ター４の内側厚み方向端面に、上記突起部７と嵌合する
凹部８を設けている。
【００２３】このように構成してなる可撓性ケーブルの
接続装置においては、可撓性ケーブル１をコネクター４
へ挿入する際、突起部７の形状が円錐形状であること
と、補強板２は厚み方向には撓むことが可能であること
により、過度の抵抗感を持つことなく、容易に突起部７
が凹部８に嵌合される。これによって、可撓性ケーブル
１のコネクター４からの抜けを防止することができる。
接続装置においては、可撓性ケーブル１をコネクター４
へ挿入する際、突起部７の形状が円錐形状であること
と、補強板２は厚み方向には撓むことが可能であること
により、過度の抵抗感を持つことなく、容易に突起部７
が凹部８に嵌合される。これによって、可撓性ケーブル
１のコネクター４からの抜けを防止することができる。
【００２４】上述したように、本実施形態の可撓性ケー
ブルの接続装置においては、突起部７は補強板２に一体
成形にて設けられているので、部品点数の増加はない。
また、突起部７は厚み方向に挑むことができるので、可
撓性ケーブル１の幅方向の歪みは生じず、露出導体３が
補強板２より剥がれるのを防止することが可能である。
ブルの接続装置においては、突起部７は補強板２に一体
成形にて設けられているので、部品点数の増加はない。
また、突起部７は厚み方向に挑むことができるので、可
撓性ケーブル１の幅方向の歪みは生じず、露出導体３が
補強板２より剥がれるのを防止することが可能である。
【００２５】また、本発明の可撓性ケーブルの接続装置
の第２実施形態を、図２とともに説明するが、上記従来
例と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略す
る。ここで、図２は本実施形態の可撓性ケーブルの接続
装置を示す（ａ）側面図、（ｂ）平面図である。
の第２実施形態を、図２とともに説明するが、上記従来
例と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略す
る。ここで、図２は本実施形態の可撓性ケーブルの接続
装置を示す（ａ）側面図、（ｂ）平面図である。
【００２６】本実施形態の可撓性ケーブルの接続装置
は、可撓性ケーブル１に貼着された補強板２の幅方向端
面に突出部９を設け、該突出部９の内側に該突出部７の
撓みを吸収するスリット１０を設けている。また、コネ
クター４の内側幅方向端面には、上記突起部９と嵌合す
る凹部１１を設けている。
は、可撓性ケーブル１に貼着された補強板２の幅方向端
面に突出部９を設け、該突出部９の内側に該突出部７の
撓みを吸収するスリット１０を設けている。また、コネ
クター４の内側幅方向端面には、上記突起部９と嵌合す
る凹部１１を設けている。
【００２７】このように構成してなる可撓性ケーブルの
接続装置においては、可撓性ケーブル１をコネクター４
ヘ挿入する際、突起部７が内側に押圧されてスリット１
０が変形することにより、過度の抵抗感を持つことな
く、容易に突起部９が凹部１１に嵌合される。これによ
って、可撓性ケーブル１のコネクター４からの抜けを防
止することができる。
接続装置においては、可撓性ケーブル１をコネクター４
ヘ挿入する際、突起部７が内側に押圧されてスリット１
０が変形することにより、過度の抵抗感を持つことな
く、容易に突起部９が凹部１１に嵌合される。これによ
って、可撓性ケーブル１のコネクター４からの抜けを防
止することができる。
【００２８】上述したように、本実施形態の可撓性ケー
ブルの接続装置においては、突出部９は補強板２に一体
成形にて設けられているので、部品点数の増加はない。
また、補強板２の幅方向の歪みはスリット１０により吸
収することができるので、可撓性ケーブル１の幅方向の
歪みは生じず、露出導体３が補強板２より剥がれるのを
防止することが可能である。
ブルの接続装置においては、突出部９は補強板２に一体
成形にて設けられているので、部品点数の増加はない。
また、補強板２の幅方向の歪みはスリット１０により吸
収することができるので、可撓性ケーブル１の幅方向の
歪みは生じず、露出導体３が補強板２より剥がれるのを
防止することが可能である。
【００２９】次に、本発明の可撓性ケーブルの接続装置
の第３実施形態を、図３とともに説明するが、上記従来
例と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略す
る。ここで、図３は本実施形態の可撓性ケーブルの接続
装置を示す（ａ）側面図、（ｂ）平面図である。
の第３実施形態を、図３とともに説明するが、上記従来
例と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略す
る。ここで、図３は本実施形態の可撓性ケーブルの接続
装置を示す（ａ）側面図、（ｂ）平面図である。
【００３０】本実施形態の可撓性ケーブルの接続装置
は、可撓性ケーブル１に貼着された補強板２の表面に係
合穴１２を設けるとともに、コネクター４の可撓性ケー
ブル１挿入部の側外方に上記係合穴１２に係合する係合
突起部１３を設けている。さらに、コネクター４には係
合突起部１３側の側端面１４に、可撓性ケーブル１が挿
入時突出可能なスリット１５が設けられている。
は、可撓性ケーブル１に貼着された補強板２の表面に係
合穴１２を設けるとともに、コネクター４の可撓性ケー
ブル１挿入部の側外方に上記係合穴１２に係合する係合
突起部１３を設けている。さらに、コネクター４には係
合突起部１３側の側端面１４に、可撓性ケーブル１が挿
入時突出可能なスリット１５が設けられている。
【００３１】このように構成してなる可撓性ケーブルの
接続装置においては、可撓性ケーブル１をコネクター４
ヘ挿入する際、補強板２及び露出導体３に無理なストレ
スをかけることなく、スリット１５の側外方に突出した
補強板２の係合穴１２にコネクター４の係合突起部１３
を係合させることが可能であるので、これによって、可
撓性ケーブル１のコネクター４からの抜けを防止するこ
とができる。
接続装置においては、可撓性ケーブル１をコネクター４
ヘ挿入する際、補強板２及び露出導体３に無理なストレ
スをかけることなく、スリット１５の側外方に突出した
補強板２の係合穴１２にコネクター４の係合突起部１３
を係合させることが可能であるので、これによって、可
撓性ケーブル１のコネクター４からの抜けを防止するこ
とができる。
【００３２】さらに、本発明の可撓性ケーブルの接続装
置の第４実施形態を、図４とともに説明するが、上記従
来例と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略す
る。ここで、図４は本実施形態の可撓性ケーブルの接続
装置を示す（ａ）側面図、（ｂ）平面図、（ｃ）正面図
である。
置の第４実施形態を、図４とともに説明するが、上記従
来例と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略す
る。ここで、図４は本実施形態の可撓性ケーブルの接続
装置を示す（ａ）側面図、（ｂ）平面図、（ｃ）正面図
である。
【００３３】本実施形態の可撓性ケーブルの接続装置
は、可撓性ケーブル１に貼着された補強板２の表面に係
合穴１６を設けるとともに、コネクター４の可撓性ケー
ブル１挿入方向の先端部に上記係合穴１６に係合する係
合突起部１７を設けている。さらに、コネクター４には
係合突起部１７側の側端面１８に、可撓性ケーブル１が
挿入時突出可能なスリット１９が設けられている。
は、可撓性ケーブル１に貼着された補強板２の表面に係
合穴１６を設けるとともに、コネクター４の可撓性ケー
ブル１挿入方向の先端部に上記係合穴１６に係合する係
合突起部１７を設けている。さらに、コネクター４には
係合突起部１７側の側端面１８に、可撓性ケーブル１が
挿入時突出可能なスリット１９が設けられている。
【００３４】このように構成してなる可撓性ケーブルの
接続装置においては、可撓性ケーブル１をコネクター４
ヘ挿入する際、補強板２及び露出導体３に無理なストレ
スをかけることなく、スリット１９の先端方に突出した
補強板２の係合穴１６にコネクター４の係合突起部１７
を係合させることが可能であるので、これによって、可
撓性ケーブル１のコネクター４からの抜けを防止するこ
とができる。
接続装置においては、可撓性ケーブル１をコネクター４
ヘ挿入する際、補強板２及び露出導体３に無理なストレ
スをかけることなく、スリット１９の先端方に突出した
補強板２の係合穴１６にコネクター４の係合突起部１７
を係合させることが可能であるので、これによって、可
撓性ケーブル１のコネクター４からの抜けを防止するこ
とができる。
【００３５】
【発明の効果】本発明の可撓性ケーブルの接続装置は、
上述したような構成であるので、部品点数を増やすこと
なく、簡単な構成で可撓性ケーブルのコネクターからの
抜けを防止でき、しかも、露出導体を損傷することな
く、且つ容易に可撓性ケーブルのコネクターへの挿入を
行うことができる。また、露出導体の損傷を防止できる
ので、本装置を内部配線に使用する電子機器の信頼性、
品質を向上させることが可能となる。
上述したような構成であるので、部品点数を増やすこと
なく、簡単な構成で可撓性ケーブルのコネクターからの
抜けを防止でき、しかも、露出導体を損傷することな
く、且つ容易に可撓性ケーブルのコネクターへの挿入を
行うことができる。また、露出導体の損傷を防止できる
ので、本装置を内部配線に使用する電子機器の信頼性、
品質を向上させることが可能となる。
【図１】本発明の可撓性ケーブルの接続装置の第１実施
形態を示す（ａ）側面図、（ｂ）平面図である。
形態を示す（ａ）側面図、（ｂ）平面図である。
【図２】本発明の可撓性ケーブルの接続装置の第２実施
形態を示す（ａ）側面図、（ｂ）平面図である。
形態を示す（ａ）側面図、（ｂ）平面図である。
【図３】本発明の可撓性ケーブルの接続装置の第３実施
形態を示す（ａ）側面図、（ｂ）平面図である。
形態を示す（ａ）側面図、（ｂ）平面図である。
【図４】本発明の可撓性ケーブルの接続装置の第４実施
形態を示す（ａ）側面図、（ｂ）平面図、（ｃ）正面図
である。
形態を示す（ａ）側面図、（ｂ）平面図、（ｃ）正面図
である。
【図５】従来の可撓性ケーブルの接続装置を示す（ａ）
側面図、（ｂ）平面図である。
側面図、（ｂ）平面図である。
【図６】従来の他の可撓性ケーブルの接続装置における
接続前状態を示す平面図である。
接続前状態を示す平面図である。
【図７】従来の他の可撓性ケーブルの接続装置における
接続状態を示す平面図である。
接続状態を示す平面図である。
１ 可撓性ケーブル ２ 補強板 ３ 露出導体 ４ コネクター ７ 突起部 ８ 凹部 ９ 突出部 １０ スリット １１ 凹部 １２ 係合穴 １３ 係合突起部 １５ スリット １６ 係合穴 １７ 係合突起部 １９ スリット
Claims (3)
- 【請求項１】 補強板が貼着された可撓性ケーブルをコ
ネクターに接続する可撓性ケーブルの接続装置におい
て、 上記補強板に、厚み方向に突出した突起部を設けるとと
もに、 上記コネクターに、上記補強板の突起部に嵌合する凹部
を設けたことを特徴とする可撓性ケーブルの接続装置。 - 【請求項２】 補強板が貼着された可撓性ケーブルをコ
ネクターに接続する可撓性ケーブルの接続装置におい
て、 上記補強板に、幅方向に突出した突出部と、 該突出部の歪みを吸収するスリットとを設けるととも
に、 上記コネクターに、上記補強板の突出部に嵌合する凹部
を設けたことを特徴とする可撓性ケーブルの接続装置。 - 【請求項３】 補強板が貼着された可撓性ケーブルをコ
ネクターに接続する可撓性ケーブルの接続装置におい
て、 上記コネクターに、厚み方向に突出した係合突起部を設
けるとともに、 上記補強板に、上記コネクターの係合突起部に嵌合する
係合穴を設けたことを特徴とする可撓性ケーブルの接続
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8349166A JPH10177884A (ja) | 1996-10-16 | 1996-12-27 | 可撓性ケーブルの接続装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27277796 | 1996-10-16 | ||
| JP8-272777 | 1996-10-16 | ||
| JP8349166A JPH10177884A (ja) | 1996-10-16 | 1996-12-27 | 可撓性ケーブルの接続装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10177884A true JPH10177884A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=26550374
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8349166A Pending JPH10177884A (ja) | 1996-10-16 | 1996-12-27 | 可撓性ケーブルの接続装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10177884A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100767262B1 (ko) | 2005-05-14 | 2007-10-18 | (주)우주일렉트로닉스 | 커넥터 |
| JP4592803B1 (ja) * | 2009-05-27 | 2010-12-08 | 株式会社東芝 | 電子機器 |
| JP2013037958A (ja) * | 2011-08-09 | 2013-02-21 | Daiichi Seiko Co Ltd | 電気コネクタ及び電気コネクタ装置 |
| JP2014211956A (ja) * | 2013-04-17 | 2014-11-13 | リコーイメージング株式会社 | フレキシブルプリント基板の誤挿入防止装置 |
-
1996
- 1996-12-27 JP JP8349166A patent/JPH10177884A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100767262B1 (ko) | 2005-05-14 | 2007-10-18 | (주)우주일렉트로닉스 | 커넥터 |
| JP4592803B1 (ja) * | 2009-05-27 | 2010-12-08 | 株式会社東芝 | 電子機器 |
| JP2010277783A (ja) * | 2009-05-27 | 2010-12-09 | Toshiba Corp | 電子機器 |
| JP2013037958A (ja) * | 2011-08-09 | 2013-02-21 | Daiichi Seiko Co Ltd | 電気コネクタ及び電気コネクタ装置 |
| JP2014211956A (ja) * | 2013-04-17 | 2014-11-13 | リコーイメージング株式会社 | フレキシブルプリント基板の誤挿入防止装置 |
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