JP2693282B2 - ローラー式ヘミング装置と該装置を用いたローラー式ヘミング加工方法 - Google Patents

ローラー式ヘミング装置と該装置を用いたローラー式ヘミング加工方法

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JP2693282B2
JP2693282B2 JP3081490A JP8149091A JP2693282B2 JP 2693282 B2 JP2693282 B2 JP 2693282B2 JP 3081490 A JP3081490 A JP 3081490A JP 8149091 A JP8149091 A JP 8149091A JP 2693282 B2 JP2693282 B2 JP 2693282B2
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真澄 澤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車両のドアパネ
ル等にヘミング加工を施すためのローラー式ヘミング装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばドアパネルのベルトラ
イン部を除く三縁にはアウタパネルとインナパネルとが
重ね合わせられてヘミング加工が施されており、このヘ
ミング加工を施すための装置として、例えば特開昭61
−262432号公報において本願出願人が既に開示し
たローラー式ヘミング装置hがあった。
【0003】このヘミング装置hは、図11に略示すよ
うに、例えば予め所定の移動軌跡が与えられた複数軸制
御が可能なロボットハンド等の如き移動手段rにヘムロ
ーラーmを装着してなるもので、下型kにセットされた
被ヘミング材Wの折曲げ部We に沿って上記ヘムローラ
ーmを転圧することでヘミング加工をするものである。
なお、この折曲げ部We は図示するように予めほぼ直角
状に折り曲げられた状態にあり、この折曲げ部We の先
端に沿ってヘムローラーmを転圧して、例えば所定角度
まで予備曲げした後再度転圧を繰り返すことで、図12
に示すようにこの折曲げ部We を完全に折り曲げるので
ある。
【0004】このローラー式ヘミング装置hによれば、
被ヘミング材Wの周縁の形状に沿って連続的にヘミング
加工をすることができ、よって製品精度が良好であるば
かりでなく、作業能率の向上を図ることができるもので
あった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このロ
ーラー式ヘミング装置hにあっても以下に述べるような
問題点があった。
【0006】すなわち、ヘムローラーmを上記折曲げ部
e に沿って押圧しつつ移動させることでヘミング加工
を行うものであるが、図12に示すようにこの折曲げ部
eを完全に折曲げて良好なヘミング加工を行うために
は、ヘムローラーmの下端と下型kの成形面(上面)k
0 との間の隙間を常に一定の距離δに保持した状態で移
動させる必要があり、従って、例えばロボットハンド等
のヘムローラーの移動手段rにこの理想的な移動軌跡
(以下、「ヘミングレベルLH 」という)を与える必要
がある。ここで、この一定距離δとは、図示するように
「アウタパネルWO の板厚×2+インナパネルWi の板
厚」である。
【0007】ところが、ヘムローラーの移動手段は、完
全な剛性体ではないため、ヘミング加工をすべくヘムロ
ーラーmを折曲げ部We に押圧した際には、上記移動手
段自体の弾性および折曲げ部We の反発力により移動手
段自体がたわんでしまい、従って図13に示すようにヘ
ムローラーmの実際の移動軌跡は上記ヘミングレベルL
H から図示する距離αだけずれたもの(以下、この軌跡
を「移動レベルLI 」という)となる。このため、ヘム
ローラーmの押圧力は不十分なものとなり、よって折曲
げ部We の折曲げは不完全となって良好なヘミング加工
をすることはで期待できなかった。このように、ヘムロ
ーラーの移動手段自体のたわみが原因となって、ヘミン
グレベルLH と実際の移動レベルLI とが一致しないと
いう問題点があった。
【0008】また、ヘミング加工が施されるドアパネル
等の被ヘミング材Wの折曲げ部Weは一般的に複雑かつ
連続した曲面等により形成されており、この折曲げ部W
e の形状に対してヘムローラーmを正確に追従すべくヘ
ムローラーの移動手段に軌跡を与えることは非常に困難
であり、現実的には不可能なことであった。従って、実
際のヘミング加工におけるヘムローラーmの移動軌跡
は、上記折曲げ部We の形状に対して若干の誤差を含ん
だものとなり、この点でも良好なヘミング加工を行うこ
とは困難なことであった。
【0009】さらに、ヘムローラーの移動手段rを前記
した複数軸制御が可能なロボットハンドrとした場合に
は、このロボットハンドrに所定の軌跡を与えるべくテ
ィーチングを行う必要がある。しかしながら、本来要求
される理想的なヘムローラーmの移動軌跡すなわち上記
ヘミングレベルLH を直接かつ正確にティーチングする
ことは不可能である。何故ならば、このヘミングレベル
H は、下型kの成形面k0 から一定距離を保った空間
上の軌跡だからである。よって、ヘムローラーの移動手
段としてロボットハンドrを用いた場合には、このティ
ーチング作業が非常に困難であった。
【0010】本発明は、上記した種々問題点に鑑みなさ
れたもので、ヘムローラーmを被ヘミング材Wの折曲げ
部We に対して正確に追従せさ得るとともに、ヘムロー
ラーの移動手段としてロボットハンドrを用いた場合に
は、このロボットハンドrに対して理想的なヘムローラ
ーの移動軌跡(ヘミングレベルLH )を簡便かつ直接的
にティーチングすることができるローラー式ヘミング装
置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の発明は、下型成形面上に載置した被ヘミング材の折曲
げ部を押圧してヘミング加工するヘムローラーと、前記
ヘムローラーを移動させるヘムローラー移動手段と、前
記ヘムローラーを前記ヘムローラー移動手段から前記下
型成形面の方向に押圧する押圧手段と、前記ヘムローラ
ーを押圧方向に沿って押圧方向端部と反押圧方向端部の
範囲内で移動可能に支持するヘムローラー支持部と、前
記ヘムローラーを前記下型成形面上を転動させて前記ヘ
ムローラー移動手段のティーチングを行う時に、前記ヘ
ムローラーを押圧方向端部から反押圧方向に前記ヘムロ
ーラー移動手段のたわみ量に相当するティーチングレベ
ルだけ変位させる変位手段とを備えることを特徴とす
る。また、請求項2記載の発明は、請求項1記載のロー
ラー式ヘミング装置を用いたローラー式ヘミング加工方
法であって、変位手段により、ヘムローラーを押圧方向
端部から反押圧方向に、ヘムローラー移動手段のたわみ
量に相当するティーチングレベルだけ変位させた状態
で、前記ヘムローラーを下型成形面上を転動させて前記
ヘムローラー移動手段のティーチングを行った後、前記
変位手段による前記ヘムローラーの変位を解除した状態
で該ヘムローラーを被ヘミング材の折曲げ部に押圧して
ヘミング加工を行うことを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1記載の構成によれば、ヘムローラー移
動手段のティーチングが、当該ヘムローラー移動手段の
たわみ量を見込んでなされるので、ヘミング加工中にヘ
ムローラー移動手段がたわんでも、ヘムローラーは押圧
手段により常時適正な力で被ヘミング材の折曲げ部に押
圧され、これにより良好なヘミング加工を実現できる。
【0013】請求項2記載のヘミング加工方法によれ
ば、ヘムローラー移動手段のティーチングは、ヘムロー
ラーをティーチングレベルに変位させた状態でなされ
る。ティーチングレベルは、押圧方向端部からヘムロー
ラー移動手段のたわみ量だけ反押圧方向に変位させたレ
ベルであり、このティーチングレベルに変位させた状態
で下型成形面を仮の基準面としてティーチングを行った
後、実際のヘミング加工はヘムローラーのティーチング
レベルへの変位を解除して行う。これにより、ヘミング
加工中に、ヘムローラー移動手段がたわんでも、このた
わみは吸収され、従ってヘムローラーは押圧手段により
常時適正な力で被ヘミング材に押圧される。
【0014】
【実施例】次に、本発明の第1実施例を図1〜図4に基
づいて説明する。図1は、本例のローラー式ヘミング装
置(以下、単に「ヘミング装置」ともいう)1の全体を
示している。
【0015】このヘミング装置1は、予め所定の軌跡が
ティーチングされて複数軸制御が可能なロボットハンド
2と、このロボットハンド2の先端部に装着されたヘム
ローラー支持部(以下、単に「支持部」ともいう)3
と、この支持部3に変位可能に支持されて被ヘミング材
Wに押圧されるヘムローラー4とを有している。
【0016】なお、被ヘミング材Wは、例えばアウタパ
ネルWo とインナパネルWi とからなるドアパネルであ
って、アウタパネルWo の周縁は予めほぼ直角状に上方
に折り曲げられ、この折曲げ部We の内側にインナパネ
ルWi の周縁を沿わせた状態にして下型5にセットされ
ている。下型5は、その上面に所定形状の成形面5aが
形成されたもので、上記ヘミング装置1が設置された共
通ベース7上に所定の間隔をおいて載置されている。そ
して、この下型5の成形面5aに上記被ヘミング材Wが
載置されて、固定具6,6を介して固定されている。
【0017】ロボットハンド2は、従来より公知のもの
であるので説明を省略し、以下ヘムローラー支持部3お
よびヘムローラー4について説明する。
【0018】先ず、図2に示すようにロボットハンド2
の先端部には支持ブラケット11がボルト12〜12に
よって取り付けられている。この支持ブラケット11
は、所定形状のブロック体にスライド孔11c,スプリ
ング孔11b,挿通孔11cが同心状にして図示下面側
から順次断付き形成されてなるもので、スライド孔11
cは断面が例えば正方形の角孔であり、スプリング孔1
1bおよび挿通孔11cがそれぞれ所定径の円形孔に形
成されている。
【0019】このように形成された支持ブラケット11
にはスライドブロック13が摺動自在に支持されてい
る。このスライドブロック13は、支持ブラケット11
のスライド孔11cに挿入されて摺動可能に概略角柱状
に形成されたもので、その挿入側の上端面のほぼ中央に
はネジ孔13aが形成されている。このネジ孔13aに
はストッパボルト14が取り付けられている。このスト
ッパボルト14は、支持ブラケット11に形成された挿
通孔11aに図示上方から挿入され、その軸回りにスプ
リング10を介装させて上記ネジ孔13aに締込まれて
固定されている。
【0020】スプリング10は、所定のバネ定数を有す
る圧縮コイルバネであって、その上端側が支持ブラケッ
ト11に形成されたスプリング孔11bの底面に、下端
側がスライドブロック13の上面にそれぞれ当接され
て、このスライドブロック13を支持ブラケット11に
対して図示下方に付勢している。このように設けられた
スライドブロック13は、その上面がスライド孔11c
の底面(上面)に当接する位置(反押圧方向端部)と、
ストッパボルト14の頭部が支持ブラケット11の上面
に当接する位置(押圧方向端部)との間の範囲で、支持
ブラケット11に対して変位可能となっており、これに
よりヘムローラー支持部が構成されている。また、本例
の場合、上記スプリング10が特許請求の範囲に記載し
た押圧手段に相当する。
【0021】支持ブラケット11の上面とストッパボル
ト14の頭部との間には、所定の板厚tを有するスペー
サプレート15が固定ネジ16によって取り外し自在に
嵌込み固定されている。
【0022】スライドブロック13の下面先端には支持
縁13bが図示下方に張出し形成されている。この支持
縁13bには、その板厚方向に所定径の支持孔13cが
形成されている。この支持孔13cには、支持縁13b
からさらに先端側に延出しる支持シャフト17が嵌め込
まれ、ナット20によって固定されている。
【0023】この支持シャフト17の先端側には、メタ
ルブッシュ19を介してヘムローラー4が回転自在に支
持されている。また、メタルブッシュ19と支持縁13
bとの間にはカラー18が介装されている。
【0024】本例は以上のように構成したものであり、
この構成によって以下に述べるような作用効果をなすも
のである。ここで、ロボットハンド2のティーチングの
手順を図3に基づいて説明すると、先ず、図示するよう
にスペーサプレート15を支持ブラケット11とストッ
パボルト14の頭部との間に装着しておく。このことに
より、スライドブロック13(すなわち、ヘムローラー
4)は、押圧方向端部のフリー位置(ストッパボルト1
4の頭部が支持ブラケット11の上面に当接する位置)
から反押圧方向端部に向けてスペーサプレート15の板
厚t分だけ支持ブラケット11に対して図示上方(下型
5の成形面5aから離間する方向)に変位する。この時
の、支持ブラケット11に対するヘムローラー4の位置
がティーチングレベルLT として図示されている。ま
た、このことから、本例ではスペーサプレート14が、
ヘムローラー4をティーチングレベルLT に変位させる
ための変位手段に相当し、従ってこのスペーサプレート
14の板厚tはロボットハンド2の予想されるたわみを
考慮して設定されている。
【0025】この状態とした後、ヘムローラー4を下型
5の成形面5aに当接して倣わせ、この成形面5aを仮
の軌跡としてロボットハンド2にティーチングを行うの
である。ティーチング作業が終了したならば、スペーサ
プレート14を取り外してスライドブロック13を押圧
方向端部のフリー位置に戻しておく。
【0026】以上のようにしてロボットハンド2は、と
りあえず下型5の成形面5aを仮の軌跡としてティーチ
ングが行われ、このティーチングによって与えられた軌
跡に従ってロボットハンド2は動作し、ヘミング加工が
行われるのである。
【0027】このヘミング加工時においては、図4に示
すように下型5の成形面5aには被ヘミング材Wが載置
されているので、ヘムローラー4の理想的な移動軌跡で
あるヘミングレベルLH は、ティーチングレベルLT
ら距離δだけ下型5の成形面5aから離間する方向にず
れたレベルとなるのであるが、ヘムローラー4すなわち
スライドブロック13は支持ブラケット11に対して変
位可能であることから、上記距離δのズレは吸収される
のである。すなわち、ティーチングレベルLTとヘミン
グレベルLH との誤差は吸収され、ロボットハンド2が
とりあえず下型5の成形面5aを仮の軌跡としてティー
チングされたことは、良好なヘミング加工にとって何ら
影響するものではないのである。なお、距離δは「アウ
タパネルWo の板厚×2+インナパネルWi の板厚」で
ある。
【0028】また、ヘミング加工時においては、ヘムロ
ーラー4は被ヘミング材Wの折曲げ部We に所定の押圧
力で押圧され、この押圧力に対する折曲げ部We の反発
力により、ロボットハンド2は同折曲げ部We から離間
する方向にたわむこととなるのであるが、ロボットハン
ド2のティーチングは、スペーサプレート15によって
支持ブラケット11に対するスライドブロック13の位
置をこのスペーサプレート15の板厚t分だけ変位した
ティーチングレベルLT で行われたことから、最大この
板厚tの範囲内でロボットハンド2がたわんでも、ヘム
ローラー4の被ヘミング材Wに対する押圧状態は保持さ
れる。すなわち、ロボットハンド2が最大スペーサプレ
ート14の板厚t分だけたわんでも、被ヘミング材Wの
折曲げ部We に対してヘムローラー4は押圧手段として
のスプリング10により常時適正な力で押圧され、これ
により良好なヘミング加工を行うことができる。
【0029】以上述べたように、スライドブロック13
すなわちヘムローラー4が支持ブラケット11すなわち
ロボットハンド2に対して押圧方向に変位可能に構成さ
れていることから、ロボットハンド2自体のたわみある
いはヘムローラー4の被ヘミング材4に対する移動軌跡
の誤差等は吸収されるので、ヘムローラー4は被ヘミン
グ材の折曲げ部We に対して常時正確に追従するととと
もに常時適性な押圧力で押圧され、よって良好なヘミン
グ加工を行うことができるのである。
【0030】さらに、ロボットハンド2に対してヘムロ
ーラー4が変位可能であることから、下型5の成形面5
aを仮の軌跡としてティーチング作業を簡単に行うこと
ができるのである。
【0031】次に、第2実施例を図5および図6に基づ
いて説明する。なお、ヘムローラー支持部3以外は変更
を要しないので説明を省略し、図では第1実施例と同一
の符号を付して図示した。
【0032】図5に示すように、ロボットハンド2の先
端部には支持ブラケット21がボルト12〜12によっ
て取り付けられている。この支持ブラケット21には、
図示下方に開口された断面方形のスライド孔21aが所
定の深さで形成され、このスライド孔21aの底部には
同スライド孔11aと同心上に断面所定径の円形の油圧
孔21bが形成されている。
【0033】この油圧孔21bの底部には、支持ブラケ
ット21の先端側に開口する油孔21cが形成され、こ
の油孔21cの開口部には油圧ホース22が接続され、
この油圧ホース22は図示しない例えば油圧ポンプ等の
油圧発生手段に接続されており、後述するスライドブロ
ック23がスライド孔21aに挿入されて油圧孔21b
内に油圧室を形成し、この油圧室に対して油を供給する
ことでスライドブロック23を図示下方に押出し可能に
構成している。そして、このスライドブロック23は上
方に押圧すれば、油圧孔21b内の油は戻され、上方に
移動するよう構成されている。
【0034】また、スライド孔21aの底部には油圧孔
21bに対して対向する位置に挿通孔21d,21dが
形成されている。この挿通孔21d,21dは支持ブラ
ケット21の上端面にまで貫通されている。なお、この
挿通孔21dは上記油孔21cとは干渉しない位置に形
成されている。
【0035】スライドブロック23は、支持ブラケット
21のスライド孔21aに挿入可能かつ摺動可能にほぼ
角柱状に形成されたもので、その挿入側の端面(図示上
面)の中央には、上記支持ブラケット21に形成された
油圧孔21bに挿入可能な円柱状のピストン柱23aが
形成されている。このピストン柱23aの上端近傍に
は、シールリング24が取り付けられて油圧孔21bを
油密に構成している。
【0036】さらに、このスライドブロック23の挿入
側端面には、支持ブラケット21に形成された挿通孔2
1d,21dに対応する位置にネジ孔23b,23bが
形成されている。このネジ孔23b,23bにはストッ
パボルト14,14が締込まれている。ストッパボルト
14,14は、第1実施例で示したものと同様に形成さ
れ、支持ブラケット21の挿通孔21d,21dに図示
上方から挿入されてスライドブロック23のネジ孔23
b,23bに締め込まれて固定されている。
【0037】スライドブロック23の下面先端部には、
支持縁23cが下方に張出し形成されている。この支持
縁23cには第1実施例と同様にしてヘムローラー4が
回転自在に支持されている。また、支持ブラケット21
の上面とストッパボルト14,14の頭部との間には、
第1実施例と同様にしてスペーサプレート15を取付可
能に構成されている。
【0038】以上のように第2実施例は構成したもので
あり、この構成によっても第1実施例で示したと同様の
作用効果を奏するものである。すなわち、ティーチング
はスペーサプレート15を装着した状態で、下型5の成
形面5aを仮の軌跡として行うことがでる。そして、こ
のティーチングレベルLT とヘミングレベルLH との誤
差あるいはロボットハンド2のたわみ等は、油圧孔21
b内に油を供給または排出することで、支持ブラケット
21に対するスライドブロック23すなわちヘムローラ
ー4の位置を変位させれば吸収され、従って、ヘムロー
ラー4は被ヘミング材Wに対して正確に追従するととも
に、常時適性な押圧力で押圧されることから良好なヘミ
ング加工を施すことができるのである。
【0039】この第2実施例では、同じくスペーサプレ
ート15が変位手段に相当し、油圧孔21b内に供給さ
れる圧油による押圧力が押圧手段に相当する。なお、図
6に示すように変位手段としてはスペーサプレート15
に代えてロックネジ25を用いてもよい。すなわち、変
位手段としてのロックネジ25を用いて、ティーチング
時のスライドブロック23の変位下端(ティーチングレ
ベルLT )を規制する構成としてもよい。
【0040】すなわち、スライドブロック23の図示左
側の先端面にはロック用の長溝孔23eを形成し、これ
に対応して支持ブラケット21にはネジ孔21eを形成
して、このネジ孔21eにロックネジ25を締め込んで
その先端部を上記長溝孔23eに係止させればよい。
【0041】次に、第3実施例を図7および図8に基づ
いて説明する。本例は、油圧サーボ方式によるヘムロー
ラー4の位置制御装置を例示したもので、支持ブラケッ
ト31に複動式の油圧シリンダ部32を設け、このシリ
ンダ部32を図8に示す油圧制御回路によって制御する
よう構成したものである。
【0042】支持ブラケット31の下部には前記第1,
2実施例と同様に断面方形状のスライド孔31aが形成
されている。このスライド孔31aの底部には、このス
ライド孔31aと同軸上にシリンダ孔31bが形成さ
れ、さらにこのシリンダ孔31bの底部には同じく同軸
上に挿通孔31cが形成され、この挿通孔31cは支持
ブラケット31の上面に開口されている。スライド孔3
1aの開口部(支持ブラケット31の下端)にはストッ
パプレート31fが張出し固定されている。
【0043】また、シリンダ孔31bには、その軸方向
に所定の間隔をおいて油圧ポート31d,31eが形成
され、両油圧ポート31d,31eはそれぞれ油圧ホー
スを介して油圧ポンプに接続されている。
【0044】このように形成されたシリンダ孔31bに
ピストン軸33が摺動自在に嵌め込まれている。このピ
ストン軸33の長手方向ほぼ中央には、シールリング3
4が取り付けられたピストン33aが一体に形成されて
いる。このピストン33aに対して上下の位置に上記し
た油圧ポート31d,31eが開口しており、この油圧
ポート31d,31eから油を流出入することで、ピス
トン軸33を上下方向に変位可能に構成されている。
【0045】ピストン軸33の上端部は、挿通孔31c
を経て支持ブラケット31の上面に突出し、位置検出用
のリニアエンコーダ35に連結されている。なお、ピス
トン軸33の上端部にも挿通孔31cとの間にシールリ
ング36が取り付けられており、シリンダ孔31bを油
密に保持している。
【0046】ピストン軸33の下端部は、スライド孔3
1a内に突出しており、先端に形成されたネジ部33b
を介してスライドブロック37に連結されている。
【0047】以上のようにしてシリンダ部32が構成さ
れ、このシリンダ部32によってスライブロック37を
上下方向に移動させて、支持ブラケット31に対する位
置を変位可能であるとともに、このスライドブロック3
1の位置をリニアエンコーダ35によって検出可能に構
成されているのである。なお、スライドブロック37お
よびこれに支持されたヘムローラー4は同様に構成され
ている。
【0048】以上のようにして本例のヘムローラー支持
部は構成され、シリンダ部32によってスライドブロッ
ク37ひいてはヘムローラー4をスライド孔31aの底
面とストッパプレート31fとの間でストローク可能で
あり、ヘムローラー4の位置はリニアエンコーダ35を
介して油圧制御回路により常時制御されるように構成さ
れているのである。
【0049】次に、上記シリンダ部32の油圧制御回路
を図8に基づいて説明する。シリンダ部32の油圧ポー
ト31d,31eには、それぞれ油圧ホース41,42
を介して油圧サーボ弁38に接続され、この油圧サーボ
弁38は油圧ホース43によって油圧ポンプ39に接続
されている。この油圧サーボ弁38の切り換えによって
油圧ポンプ39が発生する油圧を油圧ポート31dまた
は31eに切り換え、これによってピストン軸33を上
下方向にストローク可能に構成されている。
【0050】また、リニアエンコーダ35および油圧サ
ーボ弁38は、サーボ増幅器40を介して例えばシーケ
ンサ等の外部制御装置45に継電接続されており、リニ
アエンコーダ35によってヘムローラー4の位置を検出
し、この検出位置に応じて油圧サーボ弁38を切り換え
てヘムローラー4の位置を変位可能に構成されている。
【0051】なお、図中44は油圧サーボ弁38のリタ
ーンポートであって、シリンダ部32から排出された油
をタンク46に戻している。また、39aは油圧ポンプ
39の油圧メーターである。
【0052】本例は以上のように構成したものであり、
この構成によっても同様の作用効果を奏する。ロボット
ハンド2のティーチング時には、外部制御装置45を操
作して油圧サーボ弁38を切換え、スライドブロック3
7を押圧方向端部(ストッパプレート31fに当接する
位置)から図示上方に所定量移動させてヘムローラー4
をティーチングレベルLT に保持した後、第1、第2実
施例と同様に、下型成形面5aを仮の基準面としてティ
ーチングを行うことができる。このティーチング時にお
ける、ヘムローラー4の押圧方向端部からの移動量は、
ピストン軸33の移動量をリニアエンコーダ35により
検出することにより正確に設定でき、例えば第1および
第2実施例のように板厚tに相当する距離に設定すれば
よい。
【0053】ヘミング加工時においては、ヘムローラー
4は上記ティーチングレベルLT から一旦押圧方向端部
に戻され、この状態で被ヘミング材Wの折曲げ部We に
押圧される。ティーチングレベルLT とヘミングレベル
LH との誤差あるいはこの押圧時におけるロボットハン
ド2のたわみ等は、シリンダ部32の作動すなわち油圧
ポート31d,31eへの圧油の出入りによりピストン
軸33を変位させ、これによりヘムローラー4の支持ブ
ラケット31に対する位置を変更することにより吸収さ
れる。これにより、ヘムローラー4は被ヘミング材Wに
対して常時正確に追従されるとともに、適正な押圧力で
押圧されることとなり、従って常に良好なヘミング加工
をすることができる。この第3実施例の場合、シリンダ
部32が、ヘムローラー4を押圧するための押圧手段に
相当し、かつティーチングレベルLT に変位させるため
の変位手段に相当する。
【0054】さらに、第4実施例を図9および図10に
基づいて説明する。本例は、上記第3実施例における油
圧サーボ方式をモーターサーボ方式として例示するもの
である。
【0055】支持ブラケット51の上面には、ロータリ
エンコーダ52が付設されたサーボモーター50が取り
付けられている。
【0056】このモーターの出力軸50aには、カップ
リング53を介してボールネジ54のネジ軸54aが同
軸に連結されており、このネジ軸54aはスライド孔5
1a内に突出している。
【0057】一方、スライドブロック55の上面側には
所定径の摺動孔55aが形成され、この摺動孔55aに
は上記ボールネジ54のナット54bが軸方向に摺動可
能に嵌め込まれている。摺動孔55aの開口部には、さ
らに大径の保持孔55bが所定の深さで形成されてい
る。この保持孔55bには、ナット54bの鍔縁54c
が嵌め込まれている。そして、このナット54bは、保
持孔55bの開口部に取り付けられたリテーナ56によ
って抜け止めがなされているとともに、キー材57によ
ってスライドブロック55に対する回り止めがなされて
いる。このようにして、ナット54bは支持孔55a内
を摺動可能であり、この摺動可能な範囲はその鍔縁54
cが保持孔55bの底面とリテーナ56との間で移動可
能な範囲であり、この範囲でスライドブロック55に対
して変位可能に構成されている。
【0058】さらに、上記ナット54bの下端と支持孔
55aの底面との間には、荷重測定用のロードセル58
が取り付けられている。このロードセル58は、後述す
るサーボ増幅器59を介して外部制御装置60に継電接
続されている。
【0059】なお、スライド孔51aの開口部(支持ブ
ラケット51の下端)には、第3実施例と同様にしてス
トッパプレート61が取り付けられており、スライドブ
ロック55の変位下端を規制(抜け止め)している。ま
た、このスライドブロック55には、前記各実施例と同
様にしてヘムローラー4が支持されている。
【0060】以上のようにしてヘムローラー4を支持し
たスライドブロック55は、モーター50を所定回転数
正転または逆転することで所定距離だけ上下方向にスラ
イド可能であり、スライドブロック55ひいてはヘムロ
ーラー4の位置は、ロータリエンコーダ52によってこ
のモーター50の回転数を検出することで検出可能に構
成されている。そして、ヘムローラー4の押圧力は、ロ
ードセル58によって検知され、この検知される押圧力
が常時適性なものであるように、モーター50の回転数
を制御してヘムローラー4をヘミングレベルLH に保持
可能に構成されているのである。
【0061】次に、図10に示すように、ロータリエン
コーダ52およびロードセル58は、サーボ増幅器59
を経て例えばシーケンサ等の外部制御装置60に継電接
続され、サーボモーター50はモータードライバ62に
接続され、このドライバ62も外部制御装置60に接続
されている。
【0062】以上説明したように本例のヘムローラー支
持部、ヘムローラー位置制御装置およびその制御回路は
構成され、この構成により本例もまた第1〜第3実施例
と同様の作用効果をなすものである。
【0063】すなわち、ロボットハンド2のティーチン
グ時においては、モーター50が所定数回転されてスラ
イドブロック55がストッパプレート61に当接する下
端位置から所定距離だけ上方に変位させられてヘムロー
ラー4のティーチングレベルLT が保持される。この状
態で同様にしてティーチングを行うことができる。な
お、この時にはナット54bは摺動孔55aに対して上
方に移動して鍔縁54cがリテーナ56に当接する位置
に位置している。
【0064】そして、実際のヘミング時においては、モ
ーター50を所定回転数だけさらに回転してスライドブ
ロック55をティーチングレベルLT から距離δだけ上
方に変位して、ヘムローラー4をヘミングレベルLH
変位させる。ここで、距離δは「アウタパネルWo の板
厚×2+インナパネルWi の板厚」であることは同様で
ある。
【0065】この状態とした後、ヘムローラー4が被ヘ
ミング材Wの折曲げ部We に転圧されてヘミング加工が
行われる。実際のヘミング加工において、ロボットハン
ド2がたわむと、ヘムローラー4の押圧力は不十分なも
のとなる。この時、ロードセル58が所定の押圧力を検
知するまでモータ50が回転されてヘムローラー4の位
置が修正され、これによりヘムローラー4の適正な押圧
力が常時確保される。このようにして、ロボットハンド
2のたわみは吸収され、ヘムローラー4は常にヘミング
レベルLH に保持されて良好なヘミング加工を行うこと
ができるのである。この第4実施例のおいては、モータ
50、ボールネジ54およびナット54bがヘムローラ
ー4を押圧するための押圧手段に相当し、かつティーチ
ングレベルLT に変位させるための変位手段に相当す
る。
【0066】以上種々態様の実施例を説明したが、本発
明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲
を逸脱しない範囲で変更を加えた態様の実施が可能なも
のであり、要はロボットハンド2等のヘムローラー移動
手段に対してヘムローラー4を変位可能に構成して、こ
のヘムローラー4の位置を位置制御装置によって制御す
ればよく、これによってロボットハンド2のティーチン
グを簡便に行うことができるとともに、ヘミング加工時
にはこのヘムローラー4の位置を常時ヘミングレベルL
H に保持することができ、よって常時良好なヘミング加
工を行うことができるのである。
【0067】
【発明の効果】本発明は上記構成としたことにより、ヘ
ムローラーは被ヘミング材の周縁形状に沿った正確な軌
跡でかつ適性な押圧力で転圧されるので、つねに良好な
ヘミング加工を行うことができるとともに、ロボットハ
ンドを用いたヘミング装置とした場合であっても、この
ロボットハンドのティーチングを簡便に行うことができ
る効果がある。
【0068】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に関し、ロボットハンドを用い
たローラー式ヘミング装置の全体図である。
【図2】ヘムローラー支持部の第1実施例を示す縦断面
図である。
【図3】ティーチング時の作用説明図である。
【図4】ヘミング時の作用説明図である。
【図5】ヘムローラー支持部の第2実施例を示す縦断面
図である。
【図6】第2実施例におけるティーチングレベル設定方
法の別態様を示す同支持部の縦断面図である。
【図7】ヘムローラー支持部の第3実施例を示す縦断面
図である。
【図8】第3実施例に関し、油圧シリンダ部の油圧制御
回路図である。
【図9】ヘムローラー支持部の第4実施例を示す縦断面
図である。
【図10】第4実施例に関し、サーボモーターの駆動制
御回路図である。
【図11】ロボットハンドを用いたローラー式ヘミング
装置の全体図である。
【図12】ヘムローラーがヘミングレベルで移動する際
の作用説明図である。
【図13】従来のローラー式ヘミング装置において、ヘ
ムローラーの実際の移動レベルを示す作用説明図であ
る。
【符号の説明】
W 被ヘミング材 1 ローラー式ヘミング装置 2 ロボットハンド 3 ヘムローラー支持部 4 ヘムローラー 5 下型 5a 成形面 10 スプリング 11,21,31,51 支持ブラケット 13,23,37,55 スライドブロック 14 ストッパボルト 15 スペーサプレート 25 ロックネジ 32 シリンダ部 33 ピストン軸 35 リニアエンコーダ 38 油圧サーボ弁 39 油圧ポンプ 40,59 サーボ増幅器 45,60 外部制御装置 50 サーボモーター 52 ロータリエンコーダ 54 ボールネジ 58 ロードセル 62 モータードライバ LH ヘミングレベル LT ティーチングレベル LI 実際の移動レベル

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下型成形面上に載置した被ヘミング材の
    折曲げ部を押圧してヘミング加工するヘムローラーと、 前記ヘムローラーを移動させるヘムローラー移動手段
    と、 前記ヘムローラーを前記ヘムローラー移動手段から前記
    下型成形面の方向に押圧する押圧手段と、 前記ヘムローラーを押圧方向に沿って押圧方向端部と反
    押圧方向端部の範囲内で移動可能に支持するヘムローラ
    ー支持部と、 前記ヘムローラーを前記下型成形面上を転動させて前記
    ヘムローラー移動手段のティーチングを行う時に、前記
    ヘムローラーを押圧方向端部から反押圧方向に前記ヘム
    ローラー移動手段のたわみ量に相当するティーチングレ
    ベルだけ変位させる変位手段とを備える ことを特徴とす
    るローラー式ヘミング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のローラー式ヘミング装置
    を用いたローラー式ヘミング加工方法であって、変位手段により、ヘムローラーを押圧方向端部から反押
    圧方向に、ヘムローラー移動手段のたわみ量に相当する
    ティーチングレベルだけ変位させた状態で、前記ヘムロ
    ーラーを下型成形面上を転動させて前記ヘムローラー移
    動手段のティーチングを行った後、前記変位手段による
    前記ヘムローラーの変位を解除した状態で該ヘムローラ
    ーを被ヘミング材の折曲げ部に押圧してヘミング加工を
    行うこと を特徴とするローラー式ヘミング加工方法。
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