JP2691839B2 - テープ付きリードフレームの加工方法 - Google Patents
テープ付きリードフレームの加工方法Info
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- JP2691839B2 JP2691839B2 JP4322479A JP32247992A JP2691839B2 JP 2691839 B2 JP2691839 B2 JP 2691839B2 JP 4322479 A JP4322479 A JP 4322479A JP 32247992 A JP32247992 A JP 32247992A JP 2691839 B2 JP2691839 B2 JP 2691839B2
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Description
n Chip)型の半導体装置あるいは、ヒートシンク
付きの半導体装置等において用いられるテープ付きリー
ドフレームの加工方法に関する。
ドフレームを構成するインナーリードの先部に絶縁性の
あるテープを介して半導体素子を固定した後、該半導体
素子と前記インナーリードとを導電性ワイヤを介して連
結し、全体を絶縁性樹脂で覆うことによって製造されて
いる。そして、前記リードフレームの加工にあっては、
予め先端が連結片によって固定保持されたインナーリー
ドの先端部及び前記連結片を覆う前記テープを貼着し、
打抜き加工によって、前記連結片を貼着されたテープと
共に分離していた。
結片をインナーリードから打抜き加工によって分離する
場合に、ダイ及びパンチに板厚に対応する一定のクリア
ランスが設けられていることが原因で、図2に示すよう
に下部のテープ21を引きちぎり、場合によっては前記
テープ21がインナーリード22から剥がれる場合があ
るという問題点があった。勿論、ここで、前記パンチと
ダイとのクリアランスを極めて小さくすれば、理論上、
前記テープ21が円滑に切断されるが、この場合には、
金属からなるインナーリード22を切断する場合の抵抗
が大きくなり、打抜き加工が円滑に行えないという問題
点が生じ、更には二次剪断によるバリがテープに付着す
るという問題点があった。前記問題点は、LOC型の半
導体装置のみでなく、接着テープ、絶縁テープを用いる
リードフレームにおいては、一般に生じる共通の問題点
であった。本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもの
で、テープの切断面が円滑になり、更にはリードフレー
ムのバリ等も無くなるテープ付きリードフレームの加工
方法を提供することを目的とする。
記載のテープ付きリードフレームの加工方法は、少なく
とも一面にテープが貼着されたリードフレームをクリア
ランスを有するパンチとダイを用いた打抜き加工の後
に、更に、シェービング加工を行うようにして構成され
ている。
抜き加工の後に、更にはパンチとダイとのクリアランス
が極めて小さいシェービング加工を行っているので、引
きちぎられたテープが再度切断加工され、更には片だれ
したリードフレームもその端面が削られ、切断面が綺麗
になり、バリも無くなる。
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の一実施例に係るテープ付き
リードフレームの加工方法を示す説明図である。
るリードフレーム10の板厚に対応するクリアランスを
有するパンチ及びダイによって、下部に絶縁性接着テー
プ11が貼着されたリードフレーム10を切断する。こ
れによって、リードフレーム10の下部にバリが生じる
と共に、絶縁性接着テープ11の下部に引きちぎり部分
12を生じる。
のクリアランスが極めて小さい(3μm以下)シェービ
ング用金型を用いて、図1(A)に1点鎖線で示す位置
にて、前記打抜き加工部分を再度切断する。これによっ
て、リードフレーム10の表面が円滑に切削されると共
に、絶縁性接着テープ11の引きちぎり部分12も再度
切断される。そして、リードフレーム10の切断におい
ては、切断された金属片が直ちに逃げるので、前記クリ
アランスが極めて小さい場合であっても切削抵抗が小さ
い。また、絶縁性接着テープ11の引きちぎり部分12
の切断においては、パンチ13とダイ14とのクリアラ
ンスが極めて小さいので、剪断力が円滑に作用し、通常
の鋏で切るようにその表面を滑らかに切断する。
絶縁性接着テープを貼着した場合にっいて説明したが、
リードフレームの上面に、絶縁性接着テープを貼着した
場合であっても本発明は適用される。
ムの加工方法は、以上の説明からも明らかなように、通
常の打抜き加工の後に、更にシェービング加工を行って
いるので、リードフレームの切断面及びテープの切断面
が綺麗になり、バリ等も生じない。更には、切削抵抗も
比較的小さくて済むので、金型の損傷も少なく、従来の
装置を用いて支障なく作業が行える。
ームの加工方法の説明図である。
端面の断面図である。
着テープ 12 引きちぎり部分 13 パンチ 14 ダイ
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも一面にテープが貼着されたリ
ードフレームをクリアランスを有するパンチとダイを用
いた打抜き加工の後に、更に、シェービング加工を行う
ことを特徴とするテープ付きリードフレームの加工方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4322479A JP2691839B2 (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | テープ付きリードフレームの加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4322479A JP2691839B2 (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | テープ付きリードフレームの加工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06151673A JPH06151673A (ja) | 1994-05-31 |
JP2691839B2 true JP2691839B2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=18144094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4322479A Expired - Fee Related JP2691839B2 (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | テープ付きリードフレームの加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2691839B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60200553A (ja) * | 1984-03-26 | 1985-10-11 | Nec Corp | 半導体装置の製造方法 |
-
1992
- 1992-11-06 JP JP4322479A patent/JP2691839B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06151673A (ja) | 1994-05-31 |
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Legal Events
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