JP2690899B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2690899B2
JP2690899B2 JP62168596A JP16859687A JP2690899B2 JP 2690899 B2 JP2690899 B2 JP 2690899B2 JP 62168596 A JP62168596 A JP 62168596A JP 16859687 A JP16859687 A JP 16859687A JP 2690899 B2 JP2690899 B2 JP 2690899B2
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/46Applications of alarms, e.g. responsive to approach of end of line
    • B41J29/48Applications of alarms, e.g. responsive to approach of end of line responsive to breakage or exhaustion of paper or approach of bottom of paper

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  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は記録装置、特に連続した記録紙を順次記録部
に搬送して記録を行なわせるとともに、記録部よりも上
流の記録紙搬送路上の所定位置において記録紙上のニア
エンドマークを検出する手段が設けられこの検出手段の
出力に応じて記録紙の有無を検出する記録装置に関する
ものである。 [従来の技術] 従来より、連続した記録紙、たとえばロール状の記録
紙を用い、この記録紙を順次記録部に送り込んで記録を
行なわせる装置としてファクシミリ装置用の感熱プリン
タなどが知られている。 このような装置では、記録中に記録紙がなくなって記
録不能となることを防止するため、記録紙にあらかじめ
着色などによってニアエンドマークを設け、このニアエ
ンドマークを反射型のフォトセンサなどによって検出す
ることにより記録紙の有無を判定する技術が知られてい
る。 第7図は、従来のファクシミリ装置などのための記録
部の構成を示している。図において、符号6はプラテン
ローラで、このプラテンローラ6に対してサーマルヘッ
ド4がバネ5により圧接可能に設けられており、サーマ
ルヘッド4、プラテンローラ6の間を感熱紙などからな
る記録紙1が図の左から右へ搬送され、順次サーマルヘ
ッド4により記録を受ける。 記録紙1の搬送はプラテンローラ6及び予備搬送ロー
ラ2によって行なわれる。記録を受けた記録紙1はさら
にカッタCTの間を通過するように搬送され、適当な位置
でカッタCTにより切断される。 サーマルヘッド4による記録位置と、予備搬送ローラ
2の間で予備搬送ローラ2の近傍位置には反射型のフォ
トセンサなどから構成されるセンサ3が設けられてお
り、このセンサ3により記録紙1の裏面に設けられたニ
アエンドマークが検出される。センサ3とサーマルヘッ
ド4により記録位置の間の距離はL0でかなり離れてい
る。 また、第8図に示すように、ニアエンドマークNEMは
印刷などの手法により記録紙1の裏面のセンサ3に対応
する縁部などの位置に搬送方向に連続して形成される。 [発明が解決しようとする問題点] このような構成では、センサ3が反射率の変化などに
よりニアエンドマークNEMを検出すると、装置の制御部
は直ちに記録紙無しと判断して記録中のページを最後ま
で記録した後のタイミングなどにおいて処理を中止し、
記録紙無しを警告するなどのエラー処理に移行する。 ニアエンドマークNEMは記録紙の最終端部の数ページ
分にわたって設けられるから、記録中のページ、あるい
はその後の何ページかは充分記録できる。 しかし、従来装置ではセンサ3と記録位置の距離L0が
かなり大きいために、ニアエンドマークNEMがセンサ3
の直前まで到達した搬送位置では、記録のための搬送を
開始するとすぐに記録紙無しと判定され、距離L0分だけ
記録紙が無駄になってしまう。 特に、感熱紙などの記録紙は高価であるから、このよ
うな記録紙の無駄は大きな問題である。 また、従来の連続した記録紙を用いる記録装置では、
同サイズあるいは異なるサイズの記録紙を複数有し、そ
れらのいずれかを共通の記録部に搬送して記録に用いる
ものが知られている。 このような装置では、用いる記録紙に応じて記録紙記
録部から逆方向に搬送して着脱し、記録紙を交換する必
要がある。 このような構造では、記録紙先端の位置が種々変化
し、一定しないので、従来のようにリアルタイムでセン
サ出力を読み、記録紙の有無を判定する方式を用いる
と、記録紙の制御位置に応じて検出結果が変化してしま
うという問題がある。 たとえば、記録紙交換のために、記録紙先端を記録位
置まで送るとき、ニアエンドマークがセンサのすぐ近傍
まで来ていると、記録紙を搬送しはじめるとすぐに紙な
しが検出される。しかし、別の記録紙を使うためにセン
サ位置まで紙を戻すと再び紙ありが検出されてしまう。
そこでまた記録紙を進めるとまた紙なしになる、という
ように無限ループを繰り返す可能性がある。 [問題点を解決するための手段] 以上の問題点を解決するため、本発明においては、 記録紙がロール状に巻回されたロール状記録紙を複数
備え、前記複数のロール状記録紙の中の1つを選択的に
記録位置に搬送し、そのロール状記録紙に対し記録動作
を行う記録装置において、 前記複数のロール状記録紙の各々に対応して設けら
れ、前記記録位置の上流側の記録紙搬送路上でロール状
記録紙のニアエンドマークを検出する複数の検出手段
と、 前記複数のロール状記録紙の各々に対応して設けら
れ、前記記録位置にあるロール状記録紙を前記上流側に
巻き戻す複数の巻戻手段と、 前記複数のロール状記録紙の各々に対応して設けら
れ、前記ニアエンドマークの検出結果を記憶する複数の
記憶手段と、 前記記録位置にあるロール状記録紙を対応する前記巻
戻手段により巻戻した後この巻戻されたロール状記録紙
に対応する前記検出手段の検出結果を対応する前記記憶
手段に記憶させる制御手段とを有し、 前記複数のロール状記録紙の中の1つが選択された場
合、選択されたロール状記録紙に対応した前記記憶手段
の記憶内容に基づいて記録開始前にそのロール状記録紙
の有無を判断する構成を採用した。 [作用] 以上の構成によれば、記録紙がロール状に巻回された
ロール状記録紙を複数備え、前記複数のロール状記録紙
の中の1つを選択的に記録位置に搬送し、そのロール状
記録状に対し記録動作を行うに際して、記録位置にある
ロール状記録紙を対応する巻戻手段により上流側に巻戻
した後、この巻戻されたロール状記録紙に対応するニア
エンドマークの検出手段の検出結果を該ロール状記録紙
に対応する記憶手段に記憶しておき、この記憶手段に記
憶された内容に応じて複数のロール状記録紙の有無を判
断する。 [実施例] 以下、図面に示す実施例に基づき、本発明を詳細に説
明する。 第1図は本発明の実施例として、ファクシミリ装置に
用いられるダブルロール自動切り換え方式の記録装置の
構成を示している。 図において符号4、5、6はサーマルヘッド4、バネ
5およびプラテンローラ6で第7図の従来例と同様の記
録部を構成する。プラテンローラ6はチェーンやベルト
などの駆動系を介してモータ7により駆動される。 この記録部には、同一ないし異なるサイズの記録紙1
a、1bのいずれか記録紙搬送部14により送り込んで記録
することができる。 記録紙搬送部14は、第7図の予備搬送ローラ2と同様
な2つの予備搬送ローラ2a、2bにより構成されている。
予備搬送ローラ2a、2bはそれぞれモータ8、9によりチ
ェーン、ベルトなどを介して駆動される。予備搬送ロー
ラ2a、2bは従来と同様に記録位置に記録紙を送り込むと
ともに、一方の記録紙が用いられる場合、他方の記録紙
を予備搬送位置に引き戻すように動作する。 予備搬送ローラ2a、2bの近傍にはそれぞれセンサ3a、
3bが同様の位置関係で配置されている。これらは従来例
と同様に記録紙1a、1bに設けられたニアエンドマークを
検出する。ニアエンドマークは第7図の従来例と同様に
記録紙に設けられているものとする。 図の右側には、記録装置の制御系が示されている。各
ローラを駆動するモータ7〜9はそれぞれモータの形式
に対応した構成を有するモータドライバ11により駆動さ
れる。モータドライバ11はモータ制御部12から入力され
る制御信号をモータの駆動に適した電圧、パルス幅など
に変換する。モータ制御部12は周辺CPUなどから構成さ
れ、主制御部10の制御に応じてモータ駆動を行なう。 主制御部10はそれぞれデータ、およびアドレスバスに
より接続されたMPU(マイクロプロセッサ)21、ROM2
2、、RAM23から構成されている。ROM23は後述の制御プ
ログラムなどを格納する。一方、RAM23には記録データ
や各種の変数が格納される。 制御部10のMPU21は、入力ポート13を介してセンサ3
a、3bの出力を取り込み、記録紙の有無を監視しつつ記
録動作の全体を制御する。 次に以上の構成における動作につき詳述する。 第2図〜第4図は、記録紙の搬送状態のうちの代表的
なものを示している。 第2図は、記録紙1bの先端が予備搬送位置α2にあ
り、記録紙1aが記録位置βにある状態である。前回の記
録動作で記録紙1aが用いられた場合には、各記録紙はこ
の状態で停止し、次の記録動作はこの搬送位置から開始
される。 第3図は記録紙1aと記録紙1bがともに予備搬送位置α
1、α2にある状態で、記録紙1aを記録位置から上流に
巻き戻した時と、記録紙1bを記録位置から上流に巻き戻
した時各記録紙はこの位置にくる。 第4図は、記録紙1aが予備搬送位置α1にあり、記録
紙1bが記録位置βにある状態である。前回の記録動作で
記録紙1bが用いられた場合には、各記録紙はこの状態で
停止し、次の記録動作はこの搬送位置から開始される。 第2図、第4図に示すように、予備搬送位置α1、α
2から記録位置βまでの距離はそれぞれL1、L2である。 本実施例では、従来例のようにいずれかの記録紙の有
無を判定する場合、記録紙が記録位置βにあるときに判
定せず、予備搬送位置α1ないしα2に引き戻してセン
サ3a、3bの出力を判定する。このときのセンサ3a、3bの
出力状態は入力ポート13を介してMPU21に伝達され、MPU
21はその出力状態をRAM23に設けられたレジスタ23a、23
bにそれぞれ記憶し、このレジスタの記憶内容に基づき
記録紙の有無を判定する。 前述のように、記録動作開始時には、記録紙は前回の
記録が終了した位置、すなわち、第2図または第4図の
位置にある。ファクシミリ手順により記録紙サイズの決
定に従い、記録紙1aのいずれかが選択されて用いられ
る。 第2図の位置で記録紙1aが使用される場合には、記録
紙1aはすでに記録位置にあり、MPU21は後述の手順によ
りセットされたレジスタ23aの内容に応じ、記録紙1aが
紙ありであればそのまま記録を開始する。同様に、第4
図の位置で記録紙1bが使用される場合には、記録紙1bは
すでに記録位置にあり、MPU21は後述の手順によりセッ
トされたレジスタ23bの内容に応じ、記録紙1bが紙あり
であればそのまま記録を開始する。ただし、後述の手順
により、紙なしの場合には、記録紙は記録位置βに搬送
されないので、紙なしの状態で第2図、第4図のような
状態は生じない。 一方、第2図、第4図の搬送位置で、それぞれ記録位
置βにない記録紙1bまたは1aを用いる場合には、第5
図、第6図に示すような手順により記録制御が行なわれ
る。第5図、第6図はMPU21の制御手順を示すフローチ
ャート図である。 まず、第5図から説明する。第2図の状態で、記録紙
1bに記録を行なう場合、まずステップS1において、MPU2
1は前に記録紙1bを印字した後にあらかじめレジスタ23b
に入れておいたセンサ3bの紙有無情報を内部の制御レジ
スタ(AX)にロードし、次にステップS2で記録紙1bが紙
有りであるかどうかを判定する。紙有りの場合にはフォ
トセンサなどからなるセンサは白の情報を、紙無しの場
合には第7図に示したようなニアエドマークにより、黒
の情報を出力し、これらの出力状態に対応したデータが
レジスタ23a、23bに記憶されている。 ステップS2でレジスタの内容が白の場合にはステップ
S3に、そうでない場合にはステップS15に移行する。 ステップS3では記録紙1aを逆方向(リバース:第2図
の左方向)に距離L1だけ搬送し、第3図のように予備搬
送位置α1まで戻す。記録紙の搬送は、必要なモータ7
〜9をモータ制御部12およびモータドライバ11を介して
制御することにより行なわれる(以後の説明においても
同じ)。 この位置において、ステップS4ではセンサ3aの出力を
検出する。センサ3aの出力が白ならば、ステップS5に、
黒ならばステップS22に移行する。 ステップS5では、レジスタ23aにセンサの検出情報と
して白データを格納する。 ステップS6では、記録紙1bを順方向(フォトワード:
第2図の右方向)に距離L2だけ搬送し、第4図のように
記録位置βまで送る。 ステップS7、S8では記録紙1bにより記録を行なう。 ステップS9では、今使用した記録紙1bの有無を検出す
るため、記録紙1bを逆方向に距離L2だけ戻し、ステップ
S10でセンサ3bの出力を判定する。センサ3bの出力が白
ならばステップS11へ、黒ならばステップS13に移行す
る。 ステップS11ではレジスタ23bに白の検出データを記憶
する。 ステップS12では、記録紙1bを距離L2順方向に搬送
し、第4図の搬送位置で処理を停止する。ステップS31
はこの処理終了時のレジスタ23a、23bに記憶されている
記録紙1a、1bの状態を示している。図示のように、記録
紙1a、1bはともに紙有りの検出状態である。 一方、ステップS13ではレジスタ23bに黒の検出データ
を記憶する。 ステップS14では、記録紙1aを距離L1だけ順方向に搬
送し、第2図の搬送位置で処理を停止する。ステップS3
0はこの処理終了時のレジスタ23a、23bに記憶されてい
る記録紙1a、1bの状態を示している。図示のように、記
録紙1aが紙有り、1は紙なしの検出状態である。 一方、ステップS2で記録紙1bがなし(黒)の状態であ
れば、ステップS15、S16において記録紙1aにより記録を
行なう。画像サイズが適合しない場合には、画像の縮
小、拡大その他の適当な処理が行なわれ、その後記録が
行なわれる。 ステップS17では今使用した記録紙1aの有無を検出す
るため、記録紙1aを逆方向に距離L1だけ戻し、ステップ
S18でセンサ3aの出力を判定する。センサ3aの出力が白
ならばステップS19へ、黒ならばステップS21に移行す
る。 ステップS19ではレジスタ23aに白の検出データを記憶
する。 ステップS20では、記録紙1aを距離L1順方向に搬送
し、第2図の搬送位置で処理を停止する。このときのレ
ジスタの内容は前述のステップS30と同じである。 ステップS21では、レジスタ23aに黒の検出データを格
納し、第3図の位置で処理を停止する。ステップS33は
この処理終了時のレジスタ23a、23bに記憶されている記
録紙1a、1bの状態を示している。図示のように、記録紙
1a、1bはともに紙無しの検出状態である。 さらに、ステップS4でセンサ3aの出力が黒だった場合
にはステップS22に移行する。ステップS22では、レジス
タ23aに黒の検出データを格納する。 ステップS23では記録紙1bを順方向に距離L2だけ搬送
し、ステップS24では記録紙1bにより記録を行なう。 ステップS25では、今使用した記録紙1bの有無を検出
するため、記録紙1bを逆方向に距離L2だけ戻し、ステッ
プS26でセンサ3bの出力を判定する。センサ3bの出力が
白ならばステップS27へ、黒ならばステップS29に移行す
る。 ステップS27ではレジスタ23bに白の検出データを記憶
する。 ステップS28では、記録紙1bを距離L2順方向に搬送
し、第4図の搬送位置で処理を停止する。ステップS32
はこの処理終了時のレジスタ23a、23bに記憶されている
記録紙1a、1bの状態を示している。図示のように、記録
紙1aが紙無し、1bは紙有りの検出状態である。 一方、ステップS29では、ステップS33においてレジス
タ23bに黒の検出データを格納し、処理を終了する。終
了状態は第3図である。 一方、第4図のような記録紙の状態で、記録紙1aを用
いて記録を行なう場合には第6図に示す制御を行なう。 第6図は、第5図とフローの流れは同様であり、第5
図の符号Sを付した各ステップのかわりに符号Tと、第
5図と同じ番号を付した各ステップから構成されてい
る。 各ステップを見るとわかるように、第6図では記録紙
1aと記録紙1b、センサ3aとセンサ3b、および搬送量L1と
L2がそれぞれ第5図と逆になっているだけで、アルゴリ
ズムは全く同じである。ただし、ステップT30からT33の
レジスタの状態は第5図のステップS30からS33と同じで
ある。 第6図の処理を要約すると、まず、ステップT1、T2で
レジスタ23aの内容により予備搬送位置α1にある記録
紙1aの有無が調べられ、記録紙1aが紙有りならばステッ
プT3へ、紙無しならばステップT15に移行し、記録紙1b
により記録を行なう。 ステップT3、T4では記録紙1bを逆方向に搬送し、第3
図の状態とし、センサ3bにより記録紙1bの有無を検出す
る。 ここで記録紙1bが紙ありが確認された、すなわち記録
紙1a、1bが両方紙ありならば、ステップT5〜T7で目的の
記録紙1aにより記録を行なう。 一方、ステップT4で記録紙1bの紙無しが検出される
と、ステップT22でレジスタ23bに黒の検出データを格納
し、ステップT23で記録紙1aを記録位置に進め、ステッ
プT24で記録紙1aにより記録を行なう。 以上のように、第5図と同様に、記録紙の有無により
記録に用いる記録紙が選択され、その後、用いた記録紙
の有無を再度予備搬送位置で検出し、レジスタに記憶す
る。 以上に示したように、本実施例によれば、センサの出
力を参照する場合は必ず、記録紙の先端がセンサの位置
までくるように逆方向に搬送し、そこでニアエンドマー
クの検出を行なって、その結果をレジスタに記憶し、記
録紙の有無は記録開始時にレジスタの内容に基づいて判
定される。 したがって、センサと記録位置βの距離、すなわち第
2図、第4図の距離L1、L2の分,記録紙が無駄になるこ
とがなく、記録紙を有効に利用することができる。 特に、実施例のようなダブルロールあるいはそれより
も多くの記録紙ロールを用いる構成では、一方のセンサ
3bが記録位置と非常に離れた位置に配置される。したが
って、従来方式を用いると、このように記録位置からセ
ンサが遠い装置では、大きな記録紙の無駄が生じるが、
上記の実施例によれば、センサの位置に起因する記録紙
の無駄を生じることがない。 さらに、従来のリアルタイム検出では、ダブルロール
方式など記録紙の順方向、逆方向の搬送を行なう装置で
は記録紙位置により検出結果が変化してしまう問題があ
ったが、上記のように検出結果をレジスタに記憶する方
式によれば、この問題を解決できる。 また、第2図、第4図の位置から、そのまま記録位置
にある記録紙を用いて記録を行なう場合のフローチャー
トを例示しなかったが、その場合も、同様に記録後、記
録紙先端をセンサ位置まで引き戻して検出を行ない、そ
の結果をレジスタに記憶する。 以上の実施例では、記録動作中の記録紙の有無の検出
について述べなかったが、従来例の通り、数ページ分の
長さにわたりニアエンドマークを設けておけば、少なく
とも記録中のページは充分最後まで記録できるので、問
題はないが、記録紙カットを行なわず、記録ページ長が
かなり長くなるような用途では、記録中はセンサの出力
により記録紙の有無を判定してもよい。 また、記録期間中に記録紙の有無を調べる方法とし
て、記録紙のカッタが第7図のように設けられる場合、
カッタによる切断を行なった後続けて次のページを記録
するにはカッタ位置から記録位置へ記録紙を逆送する
が、この時センサの位置まで記録紙先端を戻し、そこで
センサによる検出を行なうことが考えられる。 以上に示した構成は、ファクシミリ装置の記録装置に
限定されることなく、種々の記録装置に適用できる。記
録紙の形状はロール紙以外の形状でも連続していれば同
様に構成を実施できる。また、記録紙が1種類のみ用い
られる装置においても同上述の記録紙有無の検出処理を
行なえる。 [発明の効果] 以上から明らかなように、本発明によれば、記録紙が
ロール状に巻回されたロール状記録紙を複数備え、前記
複数のロール状記録紙の中の1つを選択的に記録位置に
搬送し、そのロール状記録紙に対し記録動作を行う記録
装置において、記録位置にあるロール状記録紙を対応す
る巻戻手段により上流側に巻戻した後、この巻戻された
ロール状記録紙に対応するニアエンドマークの検出手段
の検出結果を該ロール状記録紙に対応する記憶手段に記
憶しておき、この記憶手段に記憶された内容に応じて複
数のロール状記録紙の有無を判断するようにしているの
で、あるロール状記録紙のニアエンドマークの検出手段
と記録位置との距離が離れていてもその分だけ記録紙が
無駄になることがなく、複数のロール状記録紙をそれぞ
れ有効利用でき、記録装置のランニングコストを低減す
ることができ、また、ロール状記録紙の位置によってそ
の有無情報に誤差が生じる問題を全てのロール状記録紙
について回避できる、という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明を採用したファクシミリ装置用の記録装
置の構成を示した説明図、第2図から第4図は第1図の
装置における記録紙の搬送位置を示した説明図、第5
図、第6図はそれぞれ第1図のMPUの制御手順を示した
フローチャート図、第7図は従来の記録装置の構成を示
した説明図、第8図はニアエンドマークの構成を示した
説明図である。 1a、1b……記録紙 2a、2b……予備搬送ローラ 3a、3b……センサ、4……サーマルヘッド 6……プラテンローラ、7〜9……モータ 21……MPU、23……RAM 23a、23b……レジスタ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.記録紙がロール状に巻回されたロール状記録紙を複
    数備え、前記複数のロール状記録紙の中の1つを選択的
    に記録位置に搬送し、そのロール状記録紙に対し記録動
    作行う記録装置において、 前記複数のロール状記録紙の各々に対応して設けられ、
    前記記録位置の上流側の記録紙搬送路上でロール状記録
    紙のニアエンドマークを検出する複数の検出手段と、 前記複数のロール状記録紙の各々に対応して設けられ、
    前記記録位置にあるロール状記録紙を前記上流側に巻き
    戻す複数の巻戻手段と、 前記複数のロール状記録紙の各々に対応して設けられ、
    前記ニアエンドマークの検出結果を記憶する複数の記憶
    手段と、 前記記録位置にあるロール状記録紙を対応する前記巻戻
    手段により巻戻した後、この巻戻されたロール状記録紙
    に対応する前記検出手段の検出結果を対応する前記記憶
    手段に記憶させる制御手段とを有し、 前記複数のロール状記録紙の中の1つが選択された場
    合、選択されたロール状記録紙に対応した前記記憶手段
    の記憶内容に基づいて記録開始前にそのロール状記録紙
    の有無を判断することを特徴とする記録装置。
JP62168596A 1987-07-08 1987-07-08 記録装置 Expired - Lifetime JP2690899B2 (ja)

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