JP2690693B2 - ライン型ドットプリンタの印字ヘッド - Google Patents
ライン型ドットプリンタの印字ヘッドInfo
- Publication number
- JP2690693B2 JP2690693B2 JP16914494A JP16914494A JP2690693B2 JP 2690693 B2 JP2690693 B2 JP 2690693B2 JP 16914494 A JP16914494 A JP 16914494A JP 16914494 A JP16914494 A JP 16914494A JP 2690693 B2 JP2690693 B2 JP 2690693B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hammer
- spring
- yoke
- permanent magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Impact Printers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はライン型ドットプリンタ
の印字ヘッドに関し、特にスプリングチャージ方式のラ
イン型ドットプリンタの印字ヘッドに関する。
の印字ヘッドに関し、特にスプリングチャージ方式のラ
イン型ドットプリンタの印字ヘッドに関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は、従来のライン型ドットプリンタ
の印字ヘッドの一例を示す斜視図である。
の印字ヘッドの一例を示す斜視図である。
【０００３】スプリングチャージ方式のライン型ドット
プリンタの従来の印字ヘッドにおいては、図２に示すよ
うに、ハンマスプリング１１は、先端部の複数個の板ば
ね状のスプリング部１１ｂのそれぞれに印字ピン１１ａ
を植設しており、後端部は互いに連結されて一体となっ
ている。複数個のスプリング部１１ｂは、印字行の方向
（矢印Ａ方向）に所定のピッチで直線状に配設されてい
る。ハンマスプリング１１の後端部は、スペーサ１２を
介してヨークベース１３に固定されており、これらは印
字ハンマ１９を構成している。ヨーク１６は、ハンマス
プリング１１の各スプリング部１１ｂに対向して配置さ
れて櫛歯状に形成されている櫛歯部１６ａを有してい
る。永久磁石１８は、ヨーク１６の下端の側面に結合さ
れていて、ヨーク１６の櫛歯部１６ａを介して対応する
ハンマスプリング１１のスプリング部１１ｂを吸引す
る。ヨーク１６の各櫛歯部１６ａには、電磁コイル（図
示省略）が巻回されている。永久磁石１８のヨーク１６
を結合している面と反対側の面に結合されているコア１
５は、上面において複数個の印字ハンマ１９を矢印Ａ方
向に並べて固定している。
プリンタの従来の印字ヘッドにおいては、図２に示すよ
うに、ハンマスプリング１１は、先端部の複数個の板ば
ね状のスプリング部１１ｂのそれぞれに印字ピン１１ａ
を植設しており、後端部は互いに連結されて一体となっ
ている。複数個のスプリング部１１ｂは、印字行の方向
（矢印Ａ方向）に所定のピッチで直線状に配設されてい
る。ハンマスプリング１１の後端部は、スペーサ１２を
介してヨークベース１３に固定されており、これらは印
字ハンマ１９を構成している。ヨーク１６は、ハンマス
プリング１１の各スプリング部１１ｂに対向して配置さ
れて櫛歯状に形成されている櫛歯部１６ａを有してい
る。永久磁石１８は、ヨーク１６の下端の側面に結合さ
れていて、ヨーク１６の櫛歯部１６ａを介して対応する
ハンマスプリング１１のスプリング部１１ｂを吸引す
る。ヨーク１６の各櫛歯部１６ａには、電磁コイル（図
示省略）が巻回されている。永久磁石１８のヨーク１６
を結合している面と反対側の面に結合されているコア１
５は、上面において複数個の印字ハンマ１９を矢印Ａ方
向に並べて固定している。
【０００４】印字ハンマ１９は、後端部が連続していて
一体となっているハンマスプリング１１を、２個の結合
ピン１７によってスペーサ１２を介してヨークベース１
３に固定している。
一体となっているハンマスプリング１１を、２個の結合
ピン１７によってスペーサ１２を介してヨークベース１
３に固定している。
【０００５】コア１５の上面には、各印字ハンマ１９に
対応してそれぞれ２個のピン１４が植設されており、一
方、印字ハンマ１９には、この２個のピン１４に対応し
て、１個の丸穴１９ａと１個の楕円穴１９ｂとが設けら
れている。従って１個のピン１４を丸穴１９ａに嵌入さ
せ、他の１個のピン１４を楕円穴１９ｂに嵌入させるこ
とにより、各印字ハンマ１９を正確にコア１５に対して
位置決めして固定することができる。
対応してそれぞれ２個のピン１４が植設されており、一
方、印字ハンマ１９には、この２個のピン１４に対応し
て、１個の丸穴１９ａと１個の楕円穴１９ｂとが設けら
れている。従って１個のピン１４を丸穴１９ａに嵌入さ
せ、他の１個のピン１４を楕円穴１９ｂに嵌入させるこ
とにより、各印字ハンマ１９を正確にコア１５に対して
位置決めして固定することができる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなライン
型ドットプリンタの従来の印字ヘッドは、ハンマスプリ
ングをヨークベースに固定するための結合ピンと、印字
ハンマをにコアに対してに位置決めするためのピンとの
２種類のピンを必要とするため、構造が複雑であり、従
って製造コストが高くなるという欠点を有している。
型ドットプリンタの従来の印字ヘッドは、ハンマスプリ
ングをヨークベースに固定するための結合ピンと、印字
ハンマをにコアに対してに位置決めするためのピンとの
２種類のピンを必要とするため、構造が複雑であり、従
って製造コストが高くなるという欠点を有している。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明のライン型ドット
プリンタの印字ヘッドは、複数個の板ばね状のスプリン
グ部を印字行の方向に所定のピッチで直線状に配設され
後端部が連結されて一体となっているハンマスプリング
を有する複数個の印字ハンマと、前記ハンマスプリング
の前記スプリング部を吸引する永久磁石と、前記印字ハ
ンマと前記永久磁石との間に設けられ先端部が前記ハン
マスプリングの前記スプリング部に対向して配置されて
櫛歯状に形成された櫛歯部を有するヨークと、前記ヨー
クの前記各櫛歯部に巻回された複数個の電磁コイルと、
前記永久磁石の前記ヨークを結合している面と反対側の
面に結合され上面において前記印字ハンマを固定するコ
アとを備えるライン型ドットプリンタの印字ヘッドにお
いて、各前記印字ハンマの前記ハンマスプリングをスペ
ーサを介してヨークベースに結合する２個以上のピンを
前記ハンマスプリングの下面より下に突出させ、前記コ
アの上面に１個の丸穴と少なくとも１個の楕円穴を設
け、前記１個の丸穴および前記少なくとも１個の楕円穴
を前記２個以上のピンのそれぞれが嵌入可能な位置に配
置させたものであり、特に、楕円穴の数を１個としたも
のである。
プリンタの印字ヘッドは、複数個の板ばね状のスプリン
グ部を印字行の方向に所定のピッチで直線状に配設され
後端部が連結されて一体となっているハンマスプリング
を有する複数個の印字ハンマと、前記ハンマスプリング
の前記スプリング部を吸引する永久磁石と、前記印字ハ
ンマと前記永久磁石との間に設けられ先端部が前記ハン
マスプリングの前記スプリング部に対向して配置されて
櫛歯状に形成された櫛歯部を有するヨークと、前記ヨー
クの前記各櫛歯部に巻回された複数個の電磁コイルと、
前記永久磁石の前記ヨークを結合している面と反対側の
面に結合され上面において前記印字ハンマを固定するコ
アとを備えるライン型ドットプリンタの印字ヘッドにお
いて、各前記印字ハンマの前記ハンマスプリングをスペ
ーサを介してヨークベースに結合する２個以上のピンを
前記ハンマスプリングの下面より下に突出させ、前記コ
アの上面に１個の丸穴と少なくとも１個の楕円穴を設
け、前記１個の丸穴および前記少なくとも１個の楕円穴
を前記２個以上のピンのそれぞれが嵌入可能な位置に配
置させたものであり、特に、楕円穴の数を１個としたも
のである。
【０００８】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【０００９】図１は本発明の一実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【００１０】図１の実施例は、基本的構成は、図２の従
来例と同じである。すなわち、先端部の複数個のスプリ
ング部１ｂがそれぞれ印字ピン１ａを植設されて印字行
の方向（矢印Ａ方向）に所定のピッチで直線状に配設さ
れており、後端部が互いに連結されて一体となっている
ハンマスプリング１は、スペーサ２を介してヨークベー
ス３に固定されて印字ハンマ９を構成している。ヨーク
６は、ハンマスプリング１の各スプリング部１ｂに対向
して配置されて櫛歯状に形成されている櫛歯部６ａを有
しており、ヨーク６の下端の側面には、ヨーク６の櫛歯
部６ａを介して対応するハンマスプリング１のスプリン
グ部１ｂを吸引するための永久磁石８が結合されてい
る。またヨーク６の各櫛歯部６ａには、電磁コイル（図
示省略）が巻回されている。コア５は、永久磁石８のヨ
ーク６を結合している面と反対側の面に結合されてお
り、その上面において複数個の印字ハンマ９を矢印Ａ方
向に並べて固定する。
来例と同じである。すなわち、先端部の複数個のスプリ
ング部１ｂがそれぞれ印字ピン１ａを植設されて印字行
の方向（矢印Ａ方向）に所定のピッチで直線状に配設さ
れており、後端部が互いに連結されて一体となっている
ハンマスプリング１は、スペーサ２を介してヨークベー
ス３に固定されて印字ハンマ９を構成している。ヨーク
６は、ハンマスプリング１の各スプリング部１ｂに対向
して配置されて櫛歯状に形成されている櫛歯部６ａを有
しており、ヨーク６の下端の側面には、ヨーク６の櫛歯
部６ａを介して対応するハンマスプリング１のスプリン
グ部１ｂを吸引するための永久磁石８が結合されてい
る。またヨーク６の各櫛歯部６ａには、電磁コイル（図
示省略）が巻回されている。コア５は、永久磁石８のヨ
ーク６を結合している面と反対側の面に結合されてお
り、その上面において複数個の印字ハンマ９を矢印Ａ方
向に並べて固定する。
【００１１】印字ハンマ９は、後端部が連続していて一
体となっている複数個のハンマスプリング１を、２個の
ピン４によってスペーサ２を介してヨークベース３に固
定しており、ピン４の下端は、ハンマスプリング１の下
面より下に突出している。
体となっている複数個のハンマスプリング１を、２個の
ピン４によってスペーサ２を介してヨークベース３に固
定しており、ピン４の下端は、ハンマスプリング１の下
面より下に突出している。
【００１２】一方、コア５の上面には、２個のピン４の
それぞれを嵌入させる位置に、１個の丸穴９ａと１個の
楕円穴９ｂとが設けられている。従って１個のピン４を
丸穴９ａに嵌入させ、他の１個のピン４を楕円穴９ｂに
嵌入させることにより、各印字ハンマ９を正確にコア５
に対して位置決めして固定することができる。
それぞれを嵌入させる位置に、１個の丸穴９ａと１個の
楕円穴９ｂとが設けられている。従って１個のピン４を
丸穴９ａに嵌入させ、他の１個のピン４を楕円穴９ｂに
嵌入させることにより、各印字ハンマ９を正確にコア５
に対して位置決めして固定することができる。
【００１３】上述のように構成することにより、印字ハ
ンマ９におけるハンマスプリング１およびスペーサ２お
よびヨークベース３の結合と、印字ハンマ９のコア５に
対する位置決めとを１種類のピンで行うことが可能とな
る。
ンマ９におけるハンマスプリング１およびスペーサ２お
よびヨークベース３の結合と、印字ハンマ９のコア５に
対する位置決めとを１種類のピンで行うことが可能とな
る。
【００１４】上述の実施例において、楕円穴の数を２個
以上とし、これに対応してピンの数を３個以上とするこ
ともできる。
以上とし、これに対応してピンの数を３個以上とするこ
ともできる。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のライン型
ドットプリンタの印字ヘッドは、印字ハンマのハンマス
プリングおよびスペーサおよびヨークベースを２個以上
のピンで結合してその２個以上のピンの下端を印字ハン
マの下面から下に突出させ、コアの上面の印字ハンマの
２個以上のピンに対応する位置に１個の丸穴と少なくと
も１個の楕円穴とを設け、２個以上のピンをそれぞれ１
個の丸穴および少なくとも１個の楕円穴とに嵌入させて
印字ハンマのコアに対する位置決めを行うように構成す
ることにより、１種類のピンによって印字ハンマの結合
とコアに対する位置決めとを行うことが可能になるた
め、構造を簡単にすることが可能になるという効果があ
り、従って製造コストを低減できるという効果がある。
ドットプリンタの印字ヘッドは、印字ハンマのハンマス
プリングおよびスペーサおよびヨークベースを２個以上
のピンで結合してその２個以上のピンの下端を印字ハン
マの下面から下に突出させ、コアの上面の印字ハンマの
２個以上のピンに対応する位置に１個の丸穴と少なくと
も１個の楕円穴とを設け、２個以上のピンをそれぞれ１
個の丸穴および少なくとも１個の楕円穴とに嵌入させて
印字ハンマのコアに対する位置決めを行うように構成す
ることにより、１種類のピンによって印字ハンマの結合
とコアに対する位置決めとを行うことが可能になるた
め、構造を簡単にすることが可能になるという効果があ
り、従って製造コストを低減できるという効果がある。
【図１】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図２】従来のライン型ドットプリンタの印字ヘッドの
一例を示す斜視図である。
一例を示す斜視図である。
１・１１ ハンマスプリング １ａ・１１ａ 印字ピン ２・１２ スペーサ ３・１３ ヨークベース ４・１４ ピン ５・１５ コア ６・１６ ヨーク ６ａ・１６ａ 櫛歯部 ８・１８ 永久磁石 ９・１９ 印字ハンマ ９ａ・１９ａ 丸穴 ９ｂ・１９ｂ 楕円穴 １７ 結合ピン
Claims (2)
- 【請求項１】 複数個の板ばね状のスプリング部を印字
行の方向に所定のピッチで直線状に配設され後端部が連
結されて一体となっているハンマスプリングを有する複
数個の印字ハンマと、前記ハンマスプリングの前記スプ
リング部を吸引する永久磁石と、前記印字ハンマと前記
永久磁石との間に設けられ先端部が前記ハンマスプリン
グの前記スプリング部に対向して配置されて櫛歯状に形
成された櫛歯部を有するヨークと、前記ヨークの前記各
櫛歯部に巻回された複数個の電磁コイルと、前記永久磁
石の前記ヨークを結合している面と反対側の面に結合さ
れ上面において前記印字ハンマを固定するコアとを備え
るライン型ドットプリンタの印字ヘッドにおいて、各前
記印字ハンマの前記ハンマスプリングをスペーサを介し
てヨークベースに結合する２個以上のピンを前記ハンマ
スプリングの下面より下に突出させ、前記コアの上面に
１個の丸穴と少なくとも１個の楕円穴を設け、前記１個
の丸穴および前記少なくとも１個の楕円穴を前記２個以
上のピンのそれぞれが嵌入可能な位置に配置させたこと
を特徴とするライン型ドットプリンタの印字ヘッド。 - 【請求項２】 複数個の板ばね状のスプリング部を印字
行の方向に所定のピッチで直線状に配設され後端部が連
結されて一体となっているハンマスプリングを有する複
数個の印字ハンマと、前記ハンマスプリングの前記スプ
リング部を吸引する永久磁石と、前記印字ハンマと前記
永久磁石との間に設けられ先端部が前記ハンマスプリン
グの前記スプリング部に対向して配置されて櫛歯状に形
成された櫛歯部を有するヨークと、前記ヨークの前記各
櫛歯部に巻回された複数個の電磁コイルと、前記永久磁
石の前記ヨークを結合している面と反対側の面に結合さ
れ上面において前記印字ハンマを固定するコアとを備え
るライン型ドットプリンタの印字ヘッドにおいて、各前
記印字ハンマの前記ハンマスプリングの前記後端部をス
ペーサを介してヨークベースに結合する２個のピンを前
記ハンマスプリングの下面より下に突出させ、前記コア
の上面に１個の丸穴と１個の楕円穴とを設け、前記１個
の丸穴および前記１個の楕円穴を前記２個のピンのそれ
ぞれが嵌入可能な位置に配置させたことを特徴とするラ
イン型ドットプリンタの印字ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16914494A JP2690693B2 (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | ライン型ドットプリンタの印字ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16914494A JP2690693B2 (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | ライン型ドットプリンタの印字ヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0825656A JPH0825656A (ja) | 1996-01-30 |
| JP2690693B2 true JP2690693B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=15881108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16914494A Expired - Fee Related JP2690693B2 (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | ライン型ドットプリンタの印字ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2690693B2 (ja) |
-
1994
- 1994-07-21 JP JP16914494A patent/JP2690693B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0825656A (ja) | 1996-01-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970722 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |