JP2690543B2

JP2690543B2 - 捩じれ或いは撚りを備えた糸を造るための機械

Info

Publication number: JP2690543B2
Application number: JP1014236A
Authority: JP
Inventors: ホルスト・ウオルフ
Original assignee: チンザー・テクステイルマシイネン・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング
Priority date: 1988-01-26
Filing date: 1989-01-25
Publication date: 1997-12-10
Anticipated expiration: 2012-12-10
Also published as: EP0326003A2; JPH01221527A; US4893460A; EP0326003A3; DE3802200A1

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、機械長手方向全長にわたって分散して設け
られている多数の駆動装置の交差している接線ベルトに
よりそれぞれ作業ゾーン毎に駆動される機械長手方向全
長にわたって分散して設けられている多数の作業ユニッ
トを備えており、この場合機械のこれら作業ユニットを
備えている全領域を経て走りかつ機械の多数の駆動装置
によって駆動される接線ベルトを備えている様式の、捩
じれ或いは撚りを備えた糸を造るための機械に関する。

精紡機、例えば一列或いは二つの列のリング精紡機の
作業ユニットをただ一つの接線ベルトで駆動しかつこの
接線ベルトをその全長にわたって配分して設定された多
数の位置において自体単個のモータで駆動することは既
に一般に知られている。この目的には、ただ一つの駆動
モータのみを使用する場合よりもそのしなやかさを失う
ことが著しく僅かな、著しく薄くかつ細身の接線ベルト
が使用される。

更に、この接線ベルトを駆動するため、この接線ベル
トをその転向位置以外にその直線状に経過しているベル
ト区画部においても、駆動モータと結合されている駆動
ローラに接線ベルトを対抗ローラを介して押付けること
により、この接線ベルトに荷重を与えることが知られて
いる（WO84/02932）。しかしこの場合、スピンドルの領
域内における駆動モータの配設には場所上問題がある。

更に、単個の駆動モータをスピンドル列の間に設け、
その駆動力を中間ベルトを介して接線ベルトに荷重を与
える駆動ローラに伝達することも公知技術に数えられて
いる。（ドイツ連邦共和国公開特許公報第35 00 322
号）。しかし、この構造は特別な中間ベルトとその上接
線ベルトのためのニップローラ−接線ベルトはこのニッ
プローラ間で打叩作用を受けて弱まる−を必要とする。

このようなことから本発明の根底をなす課題は、駆動
装置の配設のための場所が節約される傍ら作業ユニット
の駆動が改善される、冒頭に記載した様式の、捩じれ或
いは撚りを備えた糸を造るための機械を造ることであ
る。

この課題は本発明により、駆動装置が作業ユニットの
ワーブに沿った接線ベルトの走行路から離間するように
機械の内部方向に機械縦軸線に対して位置ずれして設け
られており、かつ電動モータと結合されているそれぞれ
一つの駆動プーリと接線ベルトを作業ユニットの一列の
ワーブに沿ったその走行路から所属する駆動プーリ方向
におよびこれらの駆動プーリから同じ列のワーブに沿っ
た走行路へと転向する二つの転向プーリとを備えている
ことにより解決される。

この構成によって、ただ一つの接線ベルトを設けるだ
けでよいと言う利点が得られ、この接線ベルトはその回
動の途上で少なくともリング精紡機の一つの機械側面の
全ての或いは殆ど全てのスピンドルに接触しかつ間隔を
もってループ状にスピンドル列間れ設けられていてかつ
単個のモータと結合されている駆動プーリを経て案内さ
れる。この場合、接線ベルトのその直線状の、スピンド
ルワーブの傍らを接線方向で通過する区間部からの駆動
プーリ方向への転向は、特に同軸方向でかつ高さずれを
もって設けられている転向プーリを介して行われる。こ
れらの転向プーリは自由に反対方向で回転可能であるの
が有利である。

本発明による他の構成により、接線ベルトが下方に存
在している転向プーリから所属している駆動プーリへ
と、この駆動プーリから所属している上方に存在してい
る転向プーリへと、そしてこの転向プーリからスピンド
ルワーブに沿って次の上方に存在している転向プーリへ
と案内されている。接線ベルトはこの転向プーリから駆
動プーリを経て下方の転向プーリへと、そしてこの転向
プーリからスピンドルワーブに沿って次の下方に存在し
ている転向プーリへと走る。この場合、機械が偶数の駆
動装置を有しているのが有利である。

しかし、本発明による他の構成により、奇数の駆動プ
ーリが設けられている場合、接線ベルトがその機械の一
方の側から他方の機械側へと走る区画部上で上方に存在
している転向ローラから下方に存在している転向ローラ
へと或いは反対方向に案内されるように構成することも
可能である。

本発明による他の構成により、接線ベルトがそれぞれ
上方の転向プーリから次の駆動位置の下方の転向プーリ
へと案内される。この場合、偶数或いは奇数の駆動プー
リを設けるのが重要である。

本発明による有利な構成により、転向プーリの軸線が
互いに傾斜しており、この場合接線ベルトの走行方向に
依存してワーブの軸線に対する転向プーリの傾斜と駆動
プーリの高さ位置が変更可能であるように構成されてい
る。

本発明による他の構成により、転向プーリの軸線がワ
ーブの軸線に対して平行であり、この場合接線ベルトの
走行方向に依存して駆動プーリの傾斜および高さ位置が
変更可能であるように構成されている。

本発明による他の構成により、駆動装置の両転向プー
リが互いに並列して設けられており、この場合駆動装置
の転向プーリが、接線ベルトを少なくとも一つの作業位
置を省略して駆動プーリに転向するように設けられてお
り、かつ両転向プーリを経て省略された作業ユニットを
駆動する他の接線ベルトが案内されるように構成されて
いる。

以下に添付した図面に図示した実施例につき本発明を
詳しく説明する。

第１図は、リング精紡機の作業ユニットの作業ゾーン
のための駆動部、例えばワーブ１を介して駆動されるス
ピンドルを平面図で示している。この場合、多数のこの
ようなワーブ１は機械全長にわたって配分して設けられ
ており、かつそれぞれ交差していない接線ベルト２によ
り機械全長にわたって配分して設けられている多数の駆
動装置により作業ゾーン毎に駆動される。これらの駆動
装置の各々は同軸状に設けられている駆動ゾーン４を備
えている電動モータ３から成る。ここで接線ベルト２は
駆動プーリ４並びに二つの互いに上下に設けられている
転向プーリ５、６を経て走り、この場合これらの転向プ
ーリ５、６は接線ベルト２を作業ユニットの一列のワー
ブ１に沿ったその走行路から所属している駆動プーリ４
の方向へと、そして逆にこの駆動プーリから同じ列のワ
ーブ１に沿ったその走行路へと転向する。

第４図〜第９図には接線ベルト２の案内を行うための
両転向プーリ５、６の互いに上下に行われている配設が
詳しく図示されている。第１図による実施例の場合直線
状の作業のが存在している。即ち、電動モータ３と駆動
プーリ４とを備えた四つの駆動装置が存在している。こ
の場合接線ベルト２は第４図におけると同様に領域Ｉ内
で上方へと走り、転向ローラ７を経て他方の機械側に案
内され、次の作業ゾーンにおいて領域II内で下方へと走
り、領域III内において再び上方へと、そして領域IV内
において下方へと走る。

即ち、第１図〜第４図から以下のような接線ベルトの
走行経過が認められる。接線ベルトは下方に存在してい
る転向プーリ５の下方の領域IVから所属している駆動プ
ーリ４へと、この駆動プーリから所属している上方に存
在している転向プーリ６へと、この転向プーリから上方
の領域Ｉ内でワーブ１に沿って次の上方に存在している
転向プーリ６へと、この転向プーリから所属している駆
動プーリ４へと、そしてこの駆動プーリから再び所属し
ている下方の転向プーリ５へと、そして直ちに次の下方
の領域II内へと走る。

第２図には電動モータ３と駆動プーリ４とから成る奇
数の駆動装置を備えた作業ゾーン駆動機構が示されてい
る。この図において、接線ベルトは例えば領域IIにおい
て下方へと、これに続いている領域Ｉ′において上方へ
と走り、転向ローラ７により第３図による上方の領域か
ら下方の領域内へと転向ローラ７′を経て案内され、こ
こで領域Ｉ″内で他方の機械側で下方へと案内される。
電動モータ３と駆動プーリ４並びに転向プーリ５と６と
を備えた他方の駆動装置を介して接線ベルトは再び上方
へと案内され、領域Ｉ内に存在し、此処において接線ベ
ルトは両転向ローラ７を経て他方の機械側へと案内され
る。即ち、奇数の作業ゾーン、例えばこの実施例では三
つの作業ゾーンが設けられているので、領域内において
例えば転向ローラ７と７′による接線ベルトの上方から
下方への移行が必要である。

二つの駆動装置間において直線状に指向している接線
ベルトを備えた二つの駆動装置の正面図が示されている
第４図による実施例から、この接線ベルト２が駆動装置
の上方の転向プーリ６から次の駆動装置の上方の転向プ
ーリ６へと走行しているのが明らかである。

第５図による実施例から、上記の構成の代わりに接線
ベルトを駆動装置の上方の転向プーリ６から次の駆動装
置の上方の転向プーリ５へと案内することも可能であ
る。従って接線ベルト２は僅かな角度で傾斜してワーブ
１を経て走り、この場合到来する接線ベルトの区画部は
下方の転向プーリ上に載り、駆動プーリ４から駆動力を
与えられ、そこから上方の転向プーリ６へと案内され、
そこで再び傾斜して走行して次の下方の転向プーリへと
達する。

これにより、転向プーリ５、６および駆動プーリ４は
必然的に異なる面内に存在している。この際異なるプー
リへの接線ベルトの案内を、プーリの傍らの側板或いは
接線ベルトを著しく摩耗させる特別な案内部を設けるこ
となく回避するために、プーリの相互の配設は、一つの
プーリの軸線に対して垂直にかつこのプーリのベルト走
行面の中央部を含んでいる面がプーリ−これから接線ベ
ルトが上記のプーリと走るの−の走行面の中央部をも通
るように行われる。この場合、このプーリの軸線は上記
の面に対して傾斜していてもよい。接線ベルトのこのプ
ーリへの走行路が接線ベルトの走行方向が反転した場合
変わるので、プーリのこの配設はこの接線ベルトに適合
させなければならない。これに適している二つの実施例
は第６図、第７図、第８図および第９図において、接線
ベルトの二つの反対の走行方向で示されている。

第６図にあっては、接線ベルトは転向プーリ６から駆
動プーリ４へ、そしてこの駆動プーリから転向プーリ５
へと走る。従って、駆動プーリ４は転向プーリ６に対し
て、その中央面がこの転向プーリ６の走行面の中央を通
るよに位置決めされている。転向プーリ５は駆動プーリ
４に対して、その中央面がこの駆動プーリ４の走行面の
中央を通るよに位置決めされている。

第７図により接線ベルトの走行路が逆の場合、この接
線ベルトは転向プーリ５から駆動プーリ４へと、そして
この駆動プーリ４から転向プーリ６へと走る。従ってこ
れらプーリ相互の位置決めは、駆動プーリ４の中央面が
転向プーリ５の走行面の中央を、そして転向プーリ６の
中央面が駆動プーリ４の走行面の中央面を包含するよう
に変更されなければならない。

これを達するため、転向プーリ５と転向プーリ６の軸
は、それらの中央面が駆動プーリ４の軸線内で交差する
ように互いに傾斜して設けられ、また駆動プーリ４の傾
斜は、その中央面が転向プーリ５の走行面の中央を通る
か或いは転向プーリ６の走行面の中央を通るように調節
可能に構成されている。これは、駆動プーリ４をその駆
動モータ３と共に図示していない。旋回可能な保持部内
に支承することによって行われる。

第８図および第９図による実施例にあっては、転向プ
ーリ５と６は同軸状にかつワーブ１の軸線に対して平行
に設けられている。駆動プーリ４はその駆動モータ３と
共に図示していない、その傾斜度およびその高さ位置が
調節可能なかつ相応するアーチ軌跡で移動可能な保持部
内に固定されている。この場合、接線ベルト２の走行方
向に依存して駆動プーリ４の傾斜度および高さ位置は変
更可能である。第８図により接線ベルト２が上方の転向
プーリ６から駆動プーリ４を経て下方の転向プーリへと
走るのに対して、即ち、転向プーリ６が、その回転軸線
に対して垂直な中央面が転向プーリ６の走行面の中央を
通り、その回転軸線に対して垂直な転向プーリ５の中央
面が駆動プーリ４の走行面の中央を通るように位置決め
されているのに対して、第９図による接線ベルト２の走
行方向が逆の場合、駆動プーリ４は、その中央面が転向
プーリ５の走行面の中央を、そして転向プーリ６の中央
面が駆動プーリ４の走行面の中央を通るように位置決め
されている。

上記の実施例により得られる利点は、機械にとって、
この機械の全ての作業要素を駆動することが可能なただ
一つの接線ベルトを必要とするに過ぎないことである。
この際もちろん、接線ベルトが交互に異なる高さを走行
する必要があり、これによりスピンドルをほぼベルトの
幅分だけ延長する必要があり、この場合接線ベルトは−
望ましいことであるが−スピンドルカラーの面内を走っ
てはならない。

これらの欠点を避けるため、第10図〜第12図による実
施例により駆動装置の両転向プーリ５′、６′は一つの
面内に並列して設けられている。この際、これらの転向
プーリは、接線ベルト２を少なくとも一つの作業位置を
省略して所属している駆動プーリ４方向に転向するよう
に並列して設けられている。この実施例の場合、両転向
プーリ５′、６′を経て、省略されたワーブ１′を駆動
する他の補助−接線ベルト８が案内される。この補助−
接線ベルト８は接線ベルト２の傍らをこれに所属してい
る転向プーリ５′、６′の領域上を走り、この場合これ
ら両転向プーリの一つは回転自在な領域を、他方の転向
プーリは共通の接線ベルト２の作用を受ける領域と固く
連携されている領域を備えている。従って、補助−接線
ベルト８は両転向プーリ５′、６′の一つを介して駆動
される。

即ち、この場合、接線ベルトは常にスピンドルカラー
の面内で同じ高さで走り、僅かな『省略された』作業要
素においてのみ補助−接線ベルトが必要であるに過ぎな
い。

第12図にはリング精紡機にあってのこの構造が平面図
で示されている。

第13図に示すように、駆動プーリ４と電動モータ３
を、駆動プーリ４上への接触点が接線ベルト２の行き側
の区画部の走行面内に存在するように、機械長手方向で
傾斜して設けることも可能である。これにより、接線ベ
ルト２を走行面Ｉから他の走行面IIもしくはIVへと移動
させることが可能となる。

如何なる場合にあっても本発明により、ただ一つの接
線ベルトを備えた、構造が簡単な駆動システムが構成さ
れ、この場合駆動ユニットおよび転向プーリが特別に配
設されることによりスペースが著しく節約される。もち
ろん、接線ベルトは本発明のどの実施例にあっても自体
公知のリング精紡機に組込むことが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は偶数の駆動装置を備えたリング精紡機の作業ゾ
ーンのための駆動部の概略平面図、第２図は奇数の駆動装置を備えたリング精紡機の作業ゾ
ーン駆動部の概略平面図、第３図は第２図による実施例の側方断面図、第４図は両駆動装置間で直線状に走る接線ベルトを備え
た二つの駆動装置の正面図、第５図は二つの駆動装置間で傾斜して走る接線ベルトを
備えた第４図に類似した正面図、第６図と第７図は高さをずらして設けられている駆動装
置を備えた、駆動装置と転向プーリ間の接線ベルトの走
行の二つの実施例の側面図、第８図および第９図は転向プーリと駆動装置間の接線ベ
ルトの走行とこれらのプーリの傾斜位置の他の二つの実
施例の側面図、第10図は作業ユニットの駆動部の他の実施例の部分切断
平面図、第11図は第10図による実施例の部分切断正面図、第12図は第10図および第11図による駆動装置を使用した
際の機械の駆動部の概略平面図、第13図は本発明の他の実施例の部分破断図。図中符号は、１……ワーブ、２、８……接線ベルト、３、４……駆動
プーリ、５、６、５′、６′……転向プーリ

Claims

(57)【特許請求の範囲】

【請求項１】機械長手方向全長にわたって分散して設け
られている多数の駆動装置の交差していない接線ベルト
によりそれぞれ作業ゾーン毎に駆動される機械長手方向
全長にわたって分散して設けられている多数の作業ユニ
ットを備えており、この場合機械のこれら作業ユニット
を備えている全領域を経て走りかつ機械の多数の駆動装
置によって駆動される接線ベルトを備えている様式の、
捩じれ或いは撚りを備えた糸を造るための機械におい
て、駆動装置（3,4）が作業ユニットのワーブに沿った
接線ベルトの走行路から離間するように機械の内部方向
に機械縦軸線に対して位置ずれして設けられており、か
つ電動モータ（３）と結合されているそれぞれ一つの駆
動プーリ（４）と接線ベルト（2;8）を作業ユニットの
一列のワーブ（１）に沿った走行路から所属する駆動プ
ーリ（４）方向におよび反対にこれらの駆動プーリから
同じ列のワーブ（１）に沿った走行路へと転向する転向
プーリ（５、6;5′、６′）とを備えていることを特徴
とする、上記捩じれ或いは撚りを備えた糸を造るための
機械。
【請求項２】一つの駆動装置の両転向プーリ（５、６）
が、二つの隣合っている作業ユニット間で接線ベルト
（２）を駆動プーリ（４）方向に転向しかつこの駆動プ
ーリ（４）から接線方向の走行路へと転向するように設
けられている、請求項１記載の機械。
【請求項３】転向プーリ（５、６）が互いに反対方向に
回転可能であるように支承されている、請求項２記載の
機械。
【請求項４】接線ベルト（２）が下方に存在している転
向プーリ（５）から所属している駆動プーリ（４）へ
と、この駆動プーリから所属している上方に存在してい
る転向プーリ（６）へと、この転向プーリからワーブ
（１）に沿って次の上方に存在している転向プーリ
（６）へと、この転向プーリから所属している駆動プー
リ（４）へと、次いでこの駆動プーリから所属している
下方の転向プーリ（５）へと迅速に案内されるように構
成されている、請求項１から３までの何れか一つの記載
の機械。
【請求項５】偶数の駆動装置（３、４）が設けられてい
る、請求項４記載の機械。
【請求項６】接線ベルト（２）がその機械の一方の側か
ら他方の側へと走る区画部上で上方に存在している転向
ローラから下方に存在している転向ローラ（７、７′）
へと或いは反対方向に案内されるように構成されてい
る、請求項１から３までの何れか一つに記載の機械。
【請求項７】接線ベルト（２）がそれぞれ上方の転向プ
ーリ（６）から次の駆動位置（３、４）の下方の転向プ
ーリ（５）へと案内されるように構成されている、請求
項１から３までの何れか一つに記載の機械。
【請求項８】転向プーリ（５、６）の軸線が互いに傾斜
しており、かつ接線ベルト（２）の走行方向に依存して
ワープ（１）の軸線に対する転向プーリ（５、６）の傾
斜と駆動プーリ（４）の高さ位置が変更可能であるよう
に構成されている、請求項１から７までの何れか一つに
記載の機械。
【請求項９】転向プーリ（５、６）の軸線がワーブ
（１）の軸線に対して平行であり、かつ接線ベルト
（２）の走行方向に依存して駆動プーリ（４）の傾斜お
よび高さ位置が変更可能であるように構成されている、
請求項１から７までの何れか一つに記載の機械。
【請求項１０】駆動装置（３、４）の両転向プーリ
（５′、６′）が一つの面内に並列して設けられてい
る、請求項１記載の機械。
【請求項１１】駆動装置（３、４）の転向プーリ
（５′、６′）が、接線ベルト（2;8）を少なくとも一
つの作業位置を省略して駆動プーリ（４）に転向するよ
うに設けられており、かつ両転向プーリ（５′、６′）
を経て省略された作業ユニットを駆動する他の接線ベル
ト（８）が案内されるように構成されている、請求項10
記載の機械。
【請求項１２】他方の接線ベルト（８）が両転向プーリ
（５′、６′）の一つ上を共通の接線ベルト（２）の作
用を受ける領域と固く連携されている領域を経て、かつ
他方の転向プーリ上を回転自在な領域を経て案内される
ように構成されている、請求項11記載の機械。
【請求項１３】駆動プーリ（４）が機械の長手方向で、
接線ベルト（２）のこの駆動プーリ（４）上への接触点
が接線ベルト（２）の行き側の区画部の走行面内で、接
線ベルト（２）のこの駆動プーリ（４）からの離間点が
接線ベルト（２）の帰り側の区画部の走行面内に存在す
るように傾斜して設けられている、請求項１から３まで
の何れか一つに記載の機械。