JP2689555B2 - 画像復元装置 - Google Patents
画像復元装置Info
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- JP2689555B2 JP2689555B2 JP32628888A JP32628888A JP2689555B2 JP 2689555 B2 JP2689555 B2 JP 2689555B2 JP 32628888 A JP32628888 A JP 32628888A JP 32628888 A JP32628888 A JP 32628888A JP 2689555 B2 JP2689555 B2 JP 2689555B2
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、一画面分の画像信号を複数のブロックに分
割し、各ブロック毎に符号化処理を施すことにより形成
される伝送画像信号を順次入力し、入力された伝送画像
信号から元の画像信号を復元する画像復元装置に関す
る。
割し、各ブロック毎に符号化処理を施すことにより形成
される伝送画像信号を順次入力し、入力された伝送画像
信号から元の画像信号を復元する画像復元装置に関す
る。
[従来の技術] この種の従来の再生装置の構成を第4図に示す。記録
媒体、例えばビデオテープからの再生信号は入力端子10
からデータ再生回路12に印加される。データ再生回路12
は再生信号中のシンクコード(同期コード)を検出し、
このシンクコードに同期したクロックに従って全データ
を再生する。データ再生回路12で再生されたデータは、
誤り訂正(ECC)回路14に印加され、周知のように、符
号誤りの訂正が行なわれ後段のデータ分離回路16に入力
される。データ分離回路16では、再生データのアドレス
データをメモリ制御回路20に供給し、画像データをフレ
ームメモリ18に供給する。
媒体、例えばビデオテープからの再生信号は入力端子10
からデータ再生回路12に印加される。データ再生回路12
は再生信号中のシンクコード(同期コード)を検出し、
このシンクコードに同期したクロックに従って全データ
を再生する。データ再生回路12で再生されたデータは、
誤り訂正(ECC)回路14に印加され、周知のように、符
号誤りの訂正が行なわれ後段のデータ分離回路16に入力
される。データ分離回路16では、再生データのアドレス
データをメモリ制御回路20に供給し、画像データをフレ
ームメモリ18に供給する。
メモリ制御回路20はデータ分離回路16で分離されたア
ドレスデータに従い各画像データをフレームメモリ18に
書き込んでいく。また、各画像データに対応するエラー
フラグがECC回路14からメモリ制御回路委20に供給され
ており、ECC回路14で訂正できなかった画像データのフ
レームメモリへの書込みを行なわない構成としている。
即ち、メモリ制御回路20はデータ分離回路16からのアド
レスデータにより書込みアドレスを発生し、ECC回路14
からのエラーフラグによって書込みイネーブル信号を発
生する。
ドレスデータに従い各画像データをフレームメモリ18に
書き込んでいく。また、各画像データに対応するエラー
フラグがECC回路14からメモリ制御回路委20に供給され
ており、ECC回路14で訂正できなかった画像データのフ
レームメモリへの書込みを行なわない構成としている。
即ち、メモリ制御回路20はデータ分離回路16からのアド
レスデータにより書込みアドレスを発生し、ECC回路14
からのエラーフラグによって書込みイネーブル信号を発
生する。
フレームメモリ18からの読出しは、所定の順序でフレ
ーム周期で行なわれ、端子22から再生ディジタル画像信
号が得られることになる。この時、エラーの発生した画
素のデータはフレームメモリ18に書き込まれないので、
以前にフレームメモリ18内の同一アドレスに書き込まれ
た画素のデータが読み出される。アドレスデータは画素
の画面上の位置に対応して定められているので、結局誤
りの発生した(訂正不能)画素は過去の画面中の同一位
置の画素によって置換されることになる。即ち、フレー
ム間補間を行なっていることになる。
ーム周期で行なわれ、端子22から再生ディジタル画像信
号が得られることになる。この時、エラーの発生した画
素のデータはフレームメモリ18に書き込まれないので、
以前にフレームメモリ18内の同一アドレスに書き込まれ
た画素のデータが読み出される。アドレスデータは画素
の画面上の位置に対応して定められているので、結局誤
りの発生した(訂正不能)画素は過去の画面中の同一位
置の画素によって置換されることになる。即ち、フレー
ム間補間を行なっていることになる。
一方、近年高能率符号化の1手法として、所謂ブロッ
ク符号化が提案されている。これは(n×m)個の画素
マトリクス(n,mは2以上の整数)よりなる画素ブロッ
ク内で各画素の相関性が高いことを利用し、この画素ブ
ロック毎に高能率符号化を行なうというものである。こ
のブロック符号化の一例としては、特開昭62−151090号
に開示されているように、各画素ブロックの全画素中の
最大値と最小値及びこれらの間で各画素を量子化した量
子化データに変換するものがある。
ク符号化が提案されている。これは(n×m)個の画素
マトリクス(n,mは2以上の整数)よりなる画素ブロッ
ク内で各画素の相関性が高いことを利用し、この画素ブ
ロック毎に高能率符号化を行なうというものである。こ
のブロック符号化の一例としては、特開昭62−151090号
に開示されているように、各画素ブロックの全画素中の
最大値と最小値及びこれらの間で各画素を量子化した量
子化データに変換するものがある。
このようなブロック符号化は誤りの伝搬が各画素ブロ
ック内に抑えられる点で非常に有効な高能率符号化方法
であるといえる。
ック内に抑えられる点で非常に有効な高能率符号化方法
であるといえる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、このブロック符号化により符号化された画
像データを記録媒体から再生する場合、画素ブロック単
位で復元が不能になることが多い。これは例えば、上述
の最大値、最小値などのデータや、各画素ブロックの画
面上の位置を示すアドレスデータ等に誤りが発生する
と、ブロック内の全ての画素が復元不能になるからであ
る。そのため、画面上で復元できない領域がどうしても
広くなってしまう。
像データを記録媒体から再生する場合、画素ブロック単
位で復元が不能になることが多い。これは例えば、上述
の最大値、最小値などのデータや、各画素ブロックの画
面上の位置を示すアドレスデータ等に誤りが発生する
と、ブロック内の全ての画素が復元不能になるからであ
る。そのため、画面上で復元できない領域がどうしても
広くなってしまう。
従って、このようにブロック符号化された画像データ
を記録媒体から再生するに際して第6図の再生回路で補
間を行なおうとすると、画面上の同一位置が長い期間再
生されない可能性が高くなり、画質の劣化を招く。特
に、記録時と異なる速度で再生する場合には、この原因
による画質劣化の発生が頻繁になってしまう。
を記録媒体から再生するに際して第6図の再生回路で補
間を行なおうとすると、画面上の同一位置が長い期間再
生されない可能性が高くなり、画質の劣化を招く。特
に、記録時と異なる速度で再生する場合には、この原因
による画質劣化の発生が頻繁になってしまう。
そこで本発明は、元の画像信号を復元することができ
ない程度の誤りが発生しているブロックの存在に伴う画
質劣化を最小限に抑え、良好な画像を復元することがで
きる画像復元装置を提供することを目的とする。
ない程度の誤りが発生しているブロックの存在に伴う画
質劣化を最小限に抑え、良好な画像を復元することがで
きる画像復元装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る画像復元装置は、一画面分の画像信号を
複数のブロックに分割し、各ブロック毎に符号化処理を
施すことにより形成される伝送画像信号を順次入力し、
入力された伝送画像信号から元の画像信号を復元する装
置であって、伝送画像信号を各ブロック毎に入力する入
力手段と、前記入力手段により入力される伝送画像信号
に元の画像信号を復元することができない程度の誤りが
発生しているか否かを各ブロック毎に判定する判定手段
と、前記入力手段により入力される伝送画像信号が示す
画像に動きが発生しているか否かを各ブロック毎に検出
する検出手段と、前記入力手段により入力される伝送画
像信号から元の画像信号を復元する際に、前記判定手段
において元の画像信号を復元することができな程度の誤
りが発生していないと判定されたブロックについては入
力される伝送画像信号から元の画像信号を復元し、元の
画像信号を復元することができない程度の誤りが発生し
ていると判定されたブロックについては、前記検出手段
における検出結果に従って選択される他のブロックの伝
送画像信号から復元される画像信号を用いて補間処理を
行なう復元手段とを備えることを特徴とする。
複数のブロックに分割し、各ブロック毎に符号化処理を
施すことにより形成される伝送画像信号を順次入力し、
入力された伝送画像信号から元の画像信号を復元する装
置であって、伝送画像信号を各ブロック毎に入力する入
力手段と、前記入力手段により入力される伝送画像信号
に元の画像信号を復元することができない程度の誤りが
発生しているか否かを各ブロック毎に判定する判定手段
と、前記入力手段により入力される伝送画像信号が示す
画像に動きが発生しているか否かを各ブロック毎に検出
する検出手段と、前記入力手段により入力される伝送画
像信号から元の画像信号を復元する際に、前記判定手段
において元の画像信号を復元することができな程度の誤
りが発生していないと判定されたブロックについては入
力される伝送画像信号から元の画像信号を復元し、元の
画像信号を復元することができない程度の誤りが発生し
ていると判定されたブロックについては、前記検出手段
における検出結果に従って選択される他のブロックの伝
送画像信号から復元される画像信号を用いて補間処理を
行なう復元手段とを備えることを特徴とする。
[作用] 上述のように構成することにより、元の画像信号を復
元することができない程度の誤りが発生していると判定
されたブロックに対して、最適な他のブロックを選択
し、選択されたブロックの伝送画像信号を用いて補間処
理を行なうことができるので、極めて良好な画像を復元
することが可能となる。
元することができない程度の誤りが発生していると判定
されたブロックに対して、最適な他のブロックを選択
し、選択されたブロックの伝送画像信号を用いて補間処
理を行なうことができるので、極めて良好な画像を復元
することが可能となる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の一実施例の構成ブロック図を示す。
第4図と同じ構成要素には同じ符号を付してある。15は
ECC回路14からのエラーフラグに基づいて各画素ブロッ
クが復元可能か否かを示すブロックエラーフラグを発生
するブロックエラー検出回路である。本実施例の再生装
置で再生する1ブロック分のデータフォーマットを第2
図に示す。第2図において、syncはシンクコード、IDは
ブロックアドレスデータを含む付加コード、minは最小
値、maxは最大値、d1〜d9は各画素の量子化コードを示
す。ブロックエラー検出回路15はECC回路14からのエラ
ーフラグがID,min,maxの何れかについて立っていれば、
そのブロックが再生不能であることを示すブロックエラ
ーフラグを立てる。
第4図と同じ構成要素には同じ符号を付してある。15は
ECC回路14からのエラーフラグに基づいて各画素ブロッ
クが復元可能か否かを示すブロックエラーフラグを発生
するブロックエラー検出回路である。本実施例の再生装
置で再生する1ブロック分のデータフォーマットを第2
図に示す。第2図において、syncはシンクコード、IDは
ブロックアドレスデータを含む付加コード、minは最小
値、maxは最大値、d1〜d9は各画素の量子化コードを示
す。ブロックエラー検出回路15はECC回路14からのエラ
ーフラグがID,min,maxの何れかについて立っていれば、
そのブロックが再生不能であることを示すブロックエラ
ーフラグを立てる。
データ分離回路16はECC回路14からのデータを受け、
ブロックアドレスデータをメモリ制御回路21に、画素デ
ータをブロック復号回路17に夫々印加する。ブロック復
号回路17は、ブロック単位で復号画素データを出力す
る。メモリ制御回路21はデータ分離回路16からのブロッ
クアドレスデータに基づいてフレームメモリ18への各画
素ブロックの復号画素データの書込アドレスを決定する
と共に、ブロックエラー検出回路15の出力するブロック
エラーフラグにより該当するブロックの復号画素データ
をフレームメモリ18に書き込むか否かを決定する。
ブロックアドレスデータをメモリ制御回路21に、画素デ
ータをブロック復号回路17に夫々印加する。ブロック復
号回路17は、ブロック単位で復号画素データを出力す
る。メモリ制御回路21はデータ分離回路16からのブロッ
クアドレスデータに基づいてフレームメモリ18への各画
素ブロックの復号画素データの書込アドレスを決定する
と共に、ブロックエラー検出回路15の出力するブロック
エラーフラグにより該当するブロックの復号画素データ
をフレームメモリ18に書き込むか否かを決定する。
フレームメモリ18からはブロック単位でラスター走査
順に各フレームの画像が読み出されるが、この時復元不
能であった画素ブロックについては過去の画面の復元画
素データが出力される。
順に各フレームの画像が読み出されるが、この時復元不
能であった画素ブロックについては過去の画面の復元画
素データが出力される。
ブロックエラー検出回路15からのブロックエラーフラ
グはフラグメモリ26にも供給される。アドレス制御回路
24はデータ分離回路16からのブロックアドレスデータに
従い、このブロックエラーフラグのフラグメモリ26への
書込アドレスを決定する。フラグメモリ26は各エラーフ
ラグをフレームメモリ18からの読み出し順に従って読み
出し、バッファ(BF)28によりフレームメモリ18からの
データとタイミングを合致させる。
グはフラグメモリ26にも供給される。アドレス制御回路
24はデータ分離回路16からのブロックアドレスデータに
従い、このブロックエラーフラグのフラグメモリ26への
書込アドレスを決定する。フラグメモリ26は各エラーフ
ラグをフレームメモリ18からの読み出し順に従って読み
出し、バッファ(BF)28によりフレームメモリ18からの
データとタイミングを合致させる。
30はフレームメモリ18から出力される画素データを1
フレームの期間遅延させるフレーム遅延回路であり、動
き検出回路32はフレーム遅延回路30の出力する画素デー
タとフレームメモリ18からの画素データとの差をとり、
これをブロック毎に合計する。そして、この合計値が所
定値以下ならこの画素ブロックについては動き無しとし
て、ローレベル(“0")の出力を発生し、所定値以上な
ら動き有りとしてハイレベル(“1")の出力を発生す
る。このデータを以下ブロック動きデータと称する。ブ
ロック動きデータはBF34にて後段の遅延回路(DL)44の
出力する画素ブロックに対応するようタイミングを調整
される。
フレームの期間遅延させるフレーム遅延回路であり、動
き検出回路32はフレーム遅延回路30の出力する画素デー
タとフレームメモリ18からの画素データとの差をとり、
これをブロック毎に合計する。そして、この合計値が所
定値以下ならこの画素ブロックについては動き無しとし
て、ローレベル(“0")の出力を発生し、所定値以上な
ら動き有りとしてハイレベル(“1")の出力を発生す
る。このデータを以下ブロック動きデータと称する。ブ
ロック動きデータはBF34にて後段の遅延回路(DL)44の
出力する画素ブロックに対応するようタイミングを調整
される。
第3図は本実施例の補間回路の動作を説明するための
図で、図中各正方形は1つの画素ブロックを示し、図中
の配置は各画面上での配置を示す。今、フレームメモリ
18が画素ブロックBAi,j+1のデータを出力していると
すると、DL44,46は夫々画素ブロックBi,j,Bj,j−1の
画素データを出力するよう遅延時間が設定されている。
またこの時、BF28は画素ブロックBi,j+1のブロック
エラーフラグを出力し、DL38,40の画素ブロックBi,j,B
i,j−1のブロックエラーフラグを出力するよう遅延時
間が設定されている。更に、この時BF34は画素ブロック
Bi,jのブロック動きデータを出力し、DL36は画素ブロ
ックBi,j−1のブロック動きデータを出力するよう遅
延時間が設定されている。
図で、図中各正方形は1つの画素ブロックを示し、図中
の配置は各画面上での配置を示す。今、フレームメモリ
18が画素ブロックBAi,j+1のデータを出力していると
すると、DL44,46は夫々画素ブロックBi,j,Bj,j−1の
画素データを出力するよう遅延時間が設定されている。
またこの時、BF28は画素ブロックBi,j+1のブロック
エラーフラグを出力し、DL38,40の画素ブロックBi,j,B
i,j−1のブロックエラーフラグを出力するよう遅延時
間が設定されている。更に、この時BF34は画素ブロック
Bi,jのブロック動きデータを出力し、DL36は画素ブロ
ックBi,j−1のブロック動きデータを出力するよう遅
延時間が設定されている。
DL44の出力する画素データはスイッチ48のA端子に供
給され、DL46の出力する画素データとフレームメモリ18
の出力する画素データとの平均値が演算器47で求められ
る。従って、スイッチ48のA端子に画素ブロックBi,j
の画素データが供給されている時、スイッチ48のB端子
には画素ブロックBi,j−1の画素データと画素ブロッ
クBi,j+1の画素データとの平均値となる。即ち画素
ブロックBi,jが再生不能である時、画素ブロックBi,j
の全画素データをDL44が出力中、スイッチ48をB端子側
に接続してやれば、画素ブロックBi,j−1とBi,j+1
とでフレーム内補間が行なえることになる。
給され、DL46の出力する画素データとフレームメモリ18
の出力する画素データとの平均値が演算器47で求められ
る。従って、スイッチ48のA端子に画素ブロックBi,j
の画素データが供給されている時、スイッチ48のB端子
には画素ブロックBi,j−1の画素データと画素ブロッ
クBi,j+1の画素データとの平均値となる。即ち画素
ブロックBi,jが再生不能である時、画素ブロックBi,j
の全画素データをDL44が出力中、スイッチ48をB端子側
に接続してやれば、画素ブロックBi,j−1とBi,j+1
とでフレーム内補間が行なえることになる。
次にスイッチ48の制御について説明する。アンドゲー
ト42はBF28の出力が“0"、DL38の出力が“0"、更にBF34
の出力が“1"という条件で、ハイレベルの出力を行な
い、スイッチ48をB端子に接続する。即ち画素ブロック
Bi,jについてフレーム内補間を行なうのは、画素ブロ
ックBi,jが再生不能で、且つ画素ブロックBi,j−1及
びBi,j+1が共に再生可能で、更に画素ブロックBi,j
に動きが発生している場合に限られる。
ト42はBF28の出力が“0"、DL38の出力が“0"、更にBF34
の出力が“1"という条件で、ハイレベルの出力を行な
い、スイッチ48をB端子に接続する。即ち画素ブロック
Bi,jについてフレーム内補間を行なうのは、画素ブロ
ックBi,jが再生不能で、且つ画素ブロックBi,j−1及
びBi,j+1が共に再生可能で、更に画素ブロックBi,j
に動きが発生している場合に限られる。
但し、ブロック動きデータについては画素ブロックB
i,jが再生不能の場合にはブロック動きデータが得られ
ないので、DL38の出力によりスイッチ35をY側に接続す
ることにより画素ブロックBi,j−1についてのブロッ
ク動きデータが用いられる。
i,jが再生不能の場合にはブロック動きデータが得られ
ないので、DL38の出力によりスイッチ35をY側に接続す
ることにより画素ブロックBi,j−1についてのブロッ
ク動きデータが用いられる。
今、画素ブロックBi,jが再生不能で動きが有り、且
つ画素ブロックBi,j−1及びBi,j+1が再生可能であ
れば、これら上下の画素ブロックを用い画素ブロックB
i,jに良好にフレーム内補間できる。また再生不能ブロ
ックに動きが無い時には、フレームメモリ18から出力さ
れる前画面の同一位置の画素ブロックをそのまま用いる
ことにより、極めて自然なフレーム間補間が可能であ
り、上述のごとき構成によれば、動きの有無、再生不能
ブロックの数にかかわらず最も望ましい補間が可能とな
っている。こうして得られたスイッチ48の出力は走査変
換回路50でラスター走査信号に変換され、出力端子52か
ら出力される。
つ画素ブロックBi,j−1及びBi,j+1が再生可能であ
れば、これら上下の画素ブロックを用い画素ブロックB
i,jに良好にフレーム内補間できる。また再生不能ブロ
ックに動きが無い時には、フレームメモリ18から出力さ
れる前画面の同一位置の画素ブロックをそのまま用いる
ことにより、極めて自然なフレーム間補間が可能であ
り、上述のごとき構成によれば、動きの有無、再生不能
ブロックの数にかかわらず最も望ましい補間が可能とな
っている。こうして得られたスイッチ48の出力は走査変
換回路50でラスター走査信号に変換され、出力端子52か
ら出力される。
なお、上述の実施例において、フレーム内補間法とし
ては上下の画素ブロックの平均値の画素ブロックを用
い、フレーム間補間法としては前画面の同一位置の画素
ブロックをそのまま用いる構成としたが、本発明はこれ
に限らず、他のフレーム内補間法、フレーム間補間法を
適応的に用いる構成とすることが可能である。
ては上下の画素ブロックの平均値の画素ブロックを用
い、フレーム間補間法としては前画面の同一位置の画素
ブロックをそのまま用いる構成としたが、本発明はこれ
に限らず、他のフレーム内補間法、フレーム間補間法を
適応的に用いる構成とすることが可能である。
[発明の効果] 以上説明してきたように、本発明によれば、元の画像
信号を復元することができない程度の誤りが発生してい
ると判定されたブロックに対して、そのブロックの伝送
画像が示す画像に動きが発生しているか否かに従って最
適な他のブロックを選択し、選択されたブロックの伝送
画像信号を用いて補間処理を行なうので、補間処理に伴
う画質劣化を最小限に抑えることができ、極めて良好な
画像を復元することが可能となる。
信号を復元することができない程度の誤りが発生してい
ると判定されたブロックに対して、そのブロックの伝送
画像が示す画像に動きが発生しているか否かに従って最
適な他のブロックを選択し、選択されたブロックの伝送
画像信号を用いて補間処理を行なうので、補間処理に伴
う画質劣化を最小限に抑えることができ、極めて良好な
画像を復元することが可能となる。
第1図は本発明の一実施例の構成ブロック図、第2図は
第1図の装置によって再生される信号のデータ・フォー
マット、第3図は第1図の補間動作の説明図、第4図は
従来の再生装置の構成図である。 15:ブロックエラー検出回路、17:ブロック復号回路、1
8:フレームメモリ、26:フラグメモリ、32:動き検出回
路、36,38,40,44,46:遅延回路、42:アンドゲート、47:
平均値演算回路
第1図の装置によって再生される信号のデータ・フォー
マット、第3図は第1図の補間動作の説明図、第4図は
従来の再生装置の構成図である。 15:ブロックエラー検出回路、17:ブロック復号回路、1
8:フレームメモリ、26:フラグメモリ、32:動き検出回
路、36,38,40,44,46:遅延回路、42:アンドゲート、47:
平均値演算回路
Claims (1)
- 【請求項1】一画面分の画像信号を複数のブロックに分
割し、各ブロック毎に符号化処理を施すことにより形成
される伝送画像信号を順次入力し、入力された伝送画像
信号から元の画像信号を復元する装置であって、 伝送画像信号を各ブロック毎に入力する入力手段と、 前記入力手段により入力される伝送画像信号に元の画像
信号を復元することができない程度の誤りが発生してい
るか否かを各ブロック毎に判定する判定手段と、 前記入力手段により入力される伝送画像信号が示す画像
に動きが発生しているか否かを各ブロック毎に検出する
検出手段と、 前記入力手段により入力される伝送画像信号から元の画
像信号を復元する際に、前記判定手段において元の画像
信号を復元することができな程度の誤りが発生していな
いと判定されたブロックについては入力される伝送画像
信号から元の画像信号を復元し、元の画像信号を復元す
ることができない程度の誤りが発生していると判定され
たブロックについては、前記検出手段における検出結果
に従って選択される他のブロックの伝送画像信号から復
元される画像信号を用いて補間処理を行なう復元手段 とを備えることを特徴とする画像復元装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32628888A JP2689555B2 (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 画像復元装置 |
US07/801,625 US5150210A (en) | 1988-12-26 | 1991-12-03 | Image signal restoring apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32628888A JP2689555B2 (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 画像復元装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30860694A Division JP2718384B2 (ja) | 1994-12-13 | 1994-12-13 | 画像復元装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02172385A JPH02172385A (ja) | 1990-07-03 |
JP2689555B2 true JP2689555B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=18186096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32628888A Expired - Fee Related JP2689555B2 (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 画像復元装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2689555B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05244468A (ja) * | 1992-02-28 | 1993-09-21 | Mitsubishi Electric Corp | 画像受信装置 |
GB9316153D0 (en) * | 1993-08-04 | 1993-09-22 | Avt Communications Ltd | Image processing |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2590865B2 (ja) * | 1987-03-24 | 1997-03-12 | ソニー株式会社 | 高能率符号化された画像信号の復号装置 |
-
1988
- 1988-12-26 JP JP32628888A patent/JP2689555B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02172385A (ja) | 1990-07-03 |
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