JP2689409B2 - 握飯包装機における握飯移送装置 - Google Patents

握飯包装機における握飯移送装置

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JP2689409B2 JP7088602A JP8860295A JP2689409B2 JP 2689409 B2 JP2689409 B2 JP 2689409B2 JP 7088602 A JP7088602 A JP 7088602A JP 8860295 A JP8860295 A JP 8860295A JP 2689409 B2 JP2689409 B2 JP 2689409B2
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勇 村上
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市川工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は握飯包装機における握飯
の移送装置に関し、特に握飯を移送しながらフィルム包
装する移送装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】握飯を内部に海苔を封入した包装フィル
ムで折畳み包装しながら移送する手段として、特公平3
ー43124号公報や特公平5ー67484号公報等が
知られているが、握飯を連続的に移送するために実開平
4ー80805号公報に見られるように握飯の回転供給
方式が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
の回転供給方式は、間歇回動板上の係止部に係止された
握飯を前記係止部上部を往復する回動腕で係止移送して
握飯供給台上に移送した後、押上装置でその上面にフィ
ルムを当接しながら包装型枠上面に扛上し横送りプレー
トで側方に移送するようにしているので、間歇回動板上
の握飯を回動腕で一旦握飯供給台上に移送してから押上
装置で扛上しなければならないと共に回動腕の駆動機構
が回動板及び握飯供給台の側方に突出して移送装置の構
成及び駆動機構が著しく複雑となり、設置スペースも大
きくなるばかりか、回動腕による握飯の係止移送作用は
握飯の上部だけを部品的に係止することになるため係止
作用が均等に行われず、握飯の形状が崩れる等の問題点
がある。
【0004】本発明はこれらの現状に鑑み、握飯を損傷
することなく係止移送すると共にその構成及び駆動機構
を簡易化するようにした握飯包装機における握飯移送装
置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、握飯の係止部を有するターレットを間歇回
動するように設けた固定板の一側に三角状の透孔を穿設
し、該透孔の上方にフィルム供給装置と包装型枠の三角
状型孔とを順次設けると共に前記透孔下部には握飯を前
記三角状型孔の上面に扛上できる押上装置を上下動自在
に設け、前記包装型枠の上部には前端に係止部を有する
握飯の横送りプレートを設け、該横送りプレートを前記
ターレットの回転軸筒内に嵌着した回転軸に設けたクラ
ンク機構で間歇摺動自在に形成したことを特徴とするも
のである。
【0006】
【作用】ターレットにより三角状透孔の位置に回動移送
されてきた握飯は、押上装置の上方に扛上作用でその上
面にフィルム供給装置の包装フィルムを当接しながら包
装型枠の三角状型孔を挿通してその上面に突出すること
により、包装フィルムは握飯の上面から側面に沿った形
状に折曲げられ、次いでクランク機構で作動する横送り
プレートがこれを側方に摺動横送りして握飯を移送作用
によりその下面にも包装フィルムを当接包被せしめるも
のである。
【0007】
【実施例】本発明の実施例について説明すると、一側に
三角状透孔1を穿設した固定板2上には握飯Aの三角状
の係止部3′を有するターレット3が間歇回動するよう
に設けられ、前記三角状透孔1の上方には内部に海苔を
封入した包装フィルムBのフィルム供給装置4が設けら
れると共に前記三角状透孔1の内には握飯Aの押上装置
5が上方に向け上昇自在に設けられ、ターレット3の係
止部3′により三角状透孔1上に移送されてきた握飯A
を押上装置5で透孔1を介して扛上してその上面にフィ
ルム供給装置4の包装フィルムBを当接してこれを折曲
しながら上方に押上げることができるように構成されて
いる。
【0008】また前記フィルム供給装置4の上部におけ
る透孔1と対向する位置には三角状型孔6を有する包装
型枠7が設けられ、前記押上装置5により扛上された握
飯Aを包装型枠7の三角状型孔6を通過せしめ握飯Aに
対して包装フィルムBを図8のように折曲げて扛上でき
るように構成されていると共に該包装型枠7の上面には
前端に略三角状の係止部8′を有する握飯の横送りプレ
ート8が設けられ、該横送りプレート8は前記ターレッ
ト3の回転軸筒9内に嵌着した回転軸10の上端に固着
されたクランク機構11及び案内ガイド12によってタ
ーレット3の停止時に往復摺動するように構成され、包
装型枠7上面に押上装置5で扛上され握飯Aに包装フィ
ルムBを図8のように折曲げた後これを横送りプレート
8の係止部8′で係止して側方に横送し、該側方に設置
された基板13上を間歇回動する握飯の移送回動板14
に形成された嵌合孔15上に移送し包装フィルムBが握
飯A下面にも折曲当接するように構成されている。
【0009】前記包装型枠7の三角状型孔6と対向する
位置に間歇停止した移送回動板14の嵌合孔15の上方
には握飯を嵌合孔15内に押込む押込具16が下降自在
に設けられ、間歇停止している嵌合孔15上に横送りプ
レート8で横送されてきた握飯Aを押込具16の下降作
用で嵌合孔15内に嵌合することによって、握飯Aの上
面に当接している包装フィルムBの上部両端縁を図9の
ように握飯Aの両側面に当接すると共にこれを握飯Aの
下面に当接している包装フィルムB面状に重合折曲した
後図10のように該重合折曲部を再び握飯Aの両側面に
当接折曲し、上方に三角状の起立片Y・Y′を形成する
ように包被される。
【0010】前記間歇回動する移送回動板14における
前記横送りプレート8と直交する側方には、前端部を互
いに外方に彎曲せしめた一対のカム溝孔17・17′を
有する案内体18・18が設置され、該案内体18・1
8′の上側には前端両側に夫々案内ローラー19・1
9′軸支した一対の折り込みプレート20・20′が設
けられると共に該一対の折り込みプレート20・20′
はその略中央部に設けられた案内軸21・21′が前記
カム溝孔17・17′に嵌合すると共に後端部下側には
前記案内体18・18′の上面に摺接案内される摺動体
22・22′が取付けられ、該摺動体22・22′の下
部に突設した軸受部23・23′が前記カム溝孔17・
17′に嵌合し、一対の折り込みプレート20・20′
の前端が摺動体22・22′を軸として僅かに上下揺動
できるように形成され、更に前記摺動体22・22′を
連結する作動杆24′には駆動レバー24の上端が係合
し、該駆動レバー24は前記移送回動板14の停止時に
作動して一対の折り込みプレート20・20′の夫々前
端部を間歇停止している隣接した嵌合孔15・15の上
面に向け摺動するように構成されている。
【0011】また前記隣接して間歇停止している嵌合孔
15・15に対向する上方には夫々熱溶着ヒーター25
・25′が上下動自在に設けられ、更に一対の折り込み
プレート20・20′の前端部には前記熱溶着ヒーター
25・25′による溶着作用を妨げないように切欠部2
6・26′が形成されている。なお図中27は握飯搬送
コンベヤであり、28は嵌合孔15内の握飯を基板13
の放出孔13′を介して搬送コンベヤ27に押出す送出
具であり、29はクランク機構11における案内ガイド
12に嵌合するクランクピンであり、30は横送りプレ
ート8の上側に固定された握飯上面の案内板、31・3
1′は折り込みプレート20・20′の支持杆であり、
また三角状型孔6及び嵌合孔15の三角状隅部並びに係
止部8′には夫々細溝を形成し包装フィルムBの通過又
は係止を容易にするのが好ましい。
【0012】本発明の実施例は上記のように構成されて
いるので、適宜の供給手段で固定板2のターレット3間
に供給された握飯Aは、ターレット3の回動によりその
係止部3′が握飯Aを三角状透孔1の押上装置5上に移
送してくると、該押上装置5が作動して握飯Aを包装型
枠7の三角状型孔6の上面まで扛上することにより、握
飯Aは三角状孔6を通過してその上面及び側面にフィル
ムBが図8のように当接した状態に折曲られる。すると
横送りプレート8が作動してその係止部8′で握飯Aを
間歇停止している握飯移送回動板14の嵌合孔15上に
横送し、握飯Aの下面にも包装フィルムBが当接された
後、押込具16がこれを嵌合孔15内に嵌合して握飯A
に対してフィルムbは図9のように重合折曲されてから
更に該重合折曲部は図10のように握飯Aの両側面に折
曲られ包装フィルムBの両端縁には起立片Y・Y′が形
成される。
【0013】このようにして嵌合孔15に嵌合した握飯
Aは移送回動板14が順次間歇回動することにより、一
対の折り込みプレート20・20′の部分に移送されて
間歇停止した後、一対の折り込みプレート20・20′
が駆動レバー24の作動により夫々隣接した前後部位置
X・X′にある握飯上面に向け摺動しながら夫々前端部
はカム溝孔17・17′により互いに外方に回動する。
すると移送回動板14の回動方向と反対側にある折り込
みプレート20は隣接した後部位置Xにある嵌合孔15
の握飯Aの起立片Yを折畳み、移送回動板14の回動方
向側にある折り込みプレート20′は隣接した前部位置
X′にある嵌合孔15の握飯Aの起立片Y′を折畳む。
【0014】次いで移送回動板14が間歇回動して前記
後部位置Xにあった握飯Aが前部位置X′に移送される
と共に後部位置Xには新たな握飯Aが移送されて停止す
ることによって前記のように折り込みプレート20で後
部位置Xの握飯Aは起立片Yを折畳まれ、前記起立片Y
を折畳まれて前部位置X′に移送された握飯Aは折り込
みプレート20′で起立片Yの上部に起立片Y′が折畳
まれて握飯Aは包装フィルムBによって包装されるもの
である。
【0015】しかして前記夫々折り込みプレート20・
20′の作動時において夫々の切欠部26・26′には
熱溶着ヒーター25・25′が作動して夫々起立片Y・
Y′の折畳部をシールするものであり、また案内ローラ
ー19・19′は折り込みプレート20・20′が握飯
Aの高さの大小に拘らず、起立片Y・Y′を円滑に折曲
して折畳むように誘導案内するものである。
【0016】
【発明の効果】本発明はターレットの上部にフィルム供
給装置、包装型枠及び横送りプレートを順次設け、ター
レットで係止移送される握飯を直接押上装置で包装型枠
の三角状型孔を介して横送りプレートの係止部に扛上し
てこれを横送りプレートで側方に移送できるようにした
ので、握飯を移送しながらその上面及び下面に包装フィ
ルムを当接する握飯の移送機構を可及的小さな設置スペ
ースで狭い作業場所においても容易に設置することがで
きると共にターレットによる係止移送作用は握飯の側面
を確実に係止移送して握飯の形状の崩れも防止すること
ができ、しかも特に握飯を側方に摺動する横送りプレー
トのクランク機構はターレットの回転軸筒内に嵌着した
回転軸を利用して横送りプレートの下側部で行うように
して外部に突出又は露出しないようにしているため、そ
の駆動機構も簡易となり設置スペースも一層小さくてす
み、従来のこの種握飯の包装移送機構の小型化コンパク
ト化を図ることができる優れた特徴を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平面図。
【図2】本発明の縦断正面図。
【図3】本発明要部の平面図。
【図4】同縦断側面図。
【図5】図4A−A線断面図。
【図6】図4B−B線断面図。
【図7】本発明の包装工程説明図。
【図8】同包装工程説明図。
【図9】同包装工程説明図。
【図10】同包装工程説明図。
【図11】同包装工程説明図。
【符号の説明】
1 透孔 2 固定板 3 ターレット 3′ 係止部 4 フィルム供給装置 5 押上装置 6 三角状型孔 7 包装型枠 8 横送りプレート 8′ 係止部 9 回転軸筒 10 回転軸 11 クランク機構

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 握飯の係止部を有するターレットを間歇
    回動するように設けた固定板の一側に三角状の透孔を穿
    設し、該透孔の上方にフィルム供給装置と包装型枠の三
    角状型孔とを順次設けると共に前記透孔下部には握飯を
    前記三角状型孔の上面に扛上できる押上装置を上下動自
    在に設け、前記包装型枠の上部には前端に係止部を有す
    る握飯の横送りプレートを設け、該横送りプレートを前
    記ターレットの回転軸筒内に嵌着した回転軸に設けたク
    ランク機構で間歇摺動自在に形成したことを特徴とする
    握飯包装機における握飯移送装置。
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