JP2688094B2 - ポーリング通信方式 - Google Patents
ポーリング通信方式Info
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- JP2688094B2 JP2688094B2 JP1319391A JP31939189A JP2688094B2 JP 2688094 B2 JP2688094 B2 JP 2688094B2 JP 1319391 A JP1319391 A JP 1319391A JP 31939189 A JP31939189 A JP 31939189A JP 2688094 B2 JP2688094 B2 JP 2688094B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は通信機能を備えた複数の端末が接続される通
信路においてセンター装置が行うポーリング通信方式に
関するものである。
信路においてセンター装置が行うポーリング通信方式に
関するものである。
従来の技術 従来のポーリング通信方式においては、センター装置
と各端末との電文の送受において、その電文の長さが固
定長であったり、上限の長さ以内の可変長であるなどの
制約を設けており、これによって全端末に対して各1回
のポーリングを完了するポーリングの一周期の時間を予
測できる値にして、端末に対するサービス性(ポーリン
グ間隔時間)を予測、確保していた。
と各端末との電文の送受において、その電文の長さが固
定長であったり、上限の長さ以内の可変長であるなどの
制約を設けており、これによって全端末に対して各1回
のポーリングを完了するポーリングの一周期の時間を予
測できる値にして、端末に対するサービス性(ポーリン
グ間隔時間)を予測、確保していた。
発明が解決しようとする課題 ところが、ある端末において、送出すべき情報や受信
を必要とする情報が一時に発生した場合には、従来のポ
ーリング通信方式では、前述のように電文長の制約によ
り限られた長さの電文だけがポーリングの一周期で送受
されるにすぎず、全情報を送受し終わるのに時間を要し
てしまうという問題があった。
を必要とする情報が一時に発生した場合には、従来のポ
ーリング通信方式では、前述のように電文長の制約によ
り限られた長さの電文だけがポーリングの一周期で送受
されるにすぎず、全情報を送受し終わるのに時間を要し
てしまうという問題があった。
上記問題を解決するために1回のポーリングまたはセ
レクティングで送受できる電文を複数可能とすると、ポ
ーリングの一周期に要する時間が最悪の場合、大きな値
となり、各端末のポーリング間隔時間が大きくなり、こ
のためある端末で緊急を要する情報が発生しても、充分
短い時間にこの情報が送信されることを保証できなくな
るという問題が発生する。
レクティングで送受できる電文を複数可能とすると、ポ
ーリングの一周期に要する時間が最悪の場合、大きな値
となり、各端末のポーリング間隔時間が大きくなり、こ
のためある端末で緊急を要する情報が発生しても、充分
短い時間にこの情報が送信されることを保証できなくな
るという問題が発生する。
本発明は上記問題を解決するものであり、1回のポー
リングまたはセレクティングで複数の電文を扱えること
を可能にしつつ、緊急情報の送信遅れをある上限値以内
に抑えることが可能なポーリング通信方式を提供するこ
とを目的とするものである。
リングまたはセレクティングで複数の電文を扱えること
を可能にしつつ、緊急情報の送信遅れをある上限値以内
に抑えることが可能なポーリング通信方式を提供するこ
とを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記問題を解決するため本発明のポーリング通信方式
は、通信機能を備えた複数の端末とセンター装置を同一
の通信路に接続し、センター装置が行うポーリングおよ
びセレクティングにより、センター装置と端末間で通信
を行う通信方式であって、1回のポーリングおよびセレ
クティングによって前記センター装置と一台の端末間で
複数の電文を送受することを許容し、前記センター装置
において、全端末をいくつかのグループに区分し、各グ
ループごとにポーリングおよびセレクティングに要する
時間を累積し、この時間が各グループごとの所定の値を
越えたときに、端末よりの緊急電文を受領する優先ポー
リングを全端末に対して一周期行い、そのあと通常のポ
ーリングおよびセレクティングを継続することとしたも
のである。
は、通信機能を備えた複数の端末とセンター装置を同一
の通信路に接続し、センター装置が行うポーリングおよ
びセレクティングにより、センター装置と端末間で通信
を行う通信方式であって、1回のポーリングおよびセレ
クティングによって前記センター装置と一台の端末間で
複数の電文を送受することを許容し、前記センター装置
において、全端末をいくつかのグループに区分し、各グ
ループごとにポーリングおよびセレクティングに要する
時間を累積し、この時間が各グループごとの所定の値を
越えたときに、端末よりの緊急電文を受領する優先ポー
リングを全端末に対して一周期行い、そのあと通常のポ
ーリングおよびセレクティングを継続することとしたも
のである。
作用 上記方式により、全端末をいくつかに区分けしたグル
ープごとにポーリングおよびセレクティングを行いなが
らその時間を累積し、累積した時間が各グループごとの
所定値以内であれば、次々にグループごとにポーリング
およびセレクティングが行われ、緊急電文が発生して
も、このポーリングの中で処理され、かつ全端末に対し
て各1回のポーリングを完了するポーリング周期の上限
値以内に送信されうる。
ープごとにポーリングおよびセレクティングを行いなが
らその時間を累積し、累積した時間が各グループごとの
所定値以内であれば、次々にグループごとにポーリング
およびセレクティングが行われ、緊急電文が発生して
も、このポーリングの中で処理され、かつ全端末に対し
て各1回のポーリングを完了するポーリング周期の上限
値以内に送信されうる。
次にあるグループのある端末の通信終了時点で、ポー
リングおよびセレクティングの累積時間がグループごと
のある所定値を越えたときは、次の端末から一周期分の
優先ポーリングを行い、そのときに緊急電文が発生して
いれば、その電文はポーリング周期の上限値以内に受領
される。緊急電文の発生の有無に関わらず、一周期分の
優先ポーリングが終了すると、継続して通常のポーリン
グおよびセレクティングを開始する。よって、緊急電文
の受領をポーリング周期の上限値以内に実行することを
保証しつつ、ある端末で情報が集中しても一度のポーリ
ングで複数の電文の受領を行うことにより比較的早く処
理される。
リングおよびセレクティングの累積時間がグループごと
のある所定値を越えたときは、次の端末から一周期分の
優先ポーリングを行い、そのときに緊急電文が発生して
いれば、その電文はポーリング周期の上限値以内に受領
される。緊急電文の発生の有無に関わらず、一周期分の
優先ポーリングが終了すると、継続して通常のポーリン
グおよびセレクティングを開始する。よって、緊急電文
の受領をポーリング周期の上限値以内に実行することを
保証しつつ、ある端末で情報が集中しても一度のポーリ
ングで複数の電文の受領を行うことにより比較的早く処
理される。
実施例 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明のポーリング通信方式を行う通信設備
の構成図である。
の構成図である。
センター装置21は、通信機能を備えた16台の端末1〜
16と同一の通信路22に接続され、ポーリングおよびセレ
クティングにより順次通信を行う。このポーリングおよ
びセレクティングにおいて、第2図に示すようにセンタ
ー装置21のデータ要求にしたがって一台の端末からは最
大Nまで続けてデータを送ることを許容し、この端末の
送信完了のあとセンター装置21から最大Mまで続けて一
台の端末に送ることを許容している。センター装置21の
送信完了通知でこの端末との通信を終了し、センター装
置21は次の端末との通信に移る。
16と同一の通信路22に接続され、ポーリングおよびセレ
クティングにより順次通信を行う。このポーリングおよ
びセレクティングにおいて、第2図に示すようにセンタ
ー装置21のデータ要求にしたがって一台の端末からは最
大Nまで続けてデータを送ることを許容し、この端末の
送信完了のあとセンター装置21から最大Mまで続けて一
台の端末に送ることを許容している。センター装置21の
送信完了通知でこの端末との通信を終了し、センター装
置21は次の端末との通信に移る。
また全端末1〜16は端末1から端末8までを第1の端
末グループ、端末9から端末16までを第2の端末グルー
プと区分けされ、センター装置21は、各グループごとに
ポーリングおよびセレクティングを行い、この通信に要
する時間を累積し、この時間が各グループごとの所定の
上限値、たとえば300msを越えたときに、端末1〜16よ
りの緊急電文を受領する優先ポーリングを次の端末1〜
16から一周期分行い、このあと通常のポーリングおよび
セレクティングを継続する。
末グループ、端末9から端末16までを第2の端末グルー
プと区分けされ、センター装置21は、各グループごとに
ポーリングおよびセレクティングを行い、この通信に要
する時間を累積し、この時間が各グループごとの所定の
上限値、たとえば300msを越えたときに、端末1〜16よ
りの緊急電文を受領する優先ポーリングを次の端末1〜
16から一周期分行い、このあと通常のポーリングおよび
セレクティングを継続する。
上記通信方式を第3図の累計時間図により具体的に説
明する。
明する。
センター装置21から全端末1〜16に対する1回目の通
信の第1の端末グループに対する通信において、端末1
から端末6との間では送受すべきデータがなく、各端末
で通信に要する時間を5msとして合計30msを要し、端末
7および端末8との間では、それぞれ110ms,150ms要す
る場合、合計時間は290msであり、各端末グループに共
通に与えられた通信累計時間の上限値300ms以内である
ため、優先ポーリングは行われない。第1回目の第2の
端末グループに対する通信においても合計290msの通信
累計時間であるため、優先ポーリングは行われない。
信の第1の端末グループに対する通信において、端末1
から端末6との間では送受すべきデータがなく、各端末
で通信に要する時間を5msとして合計30msを要し、端末
7および端末8との間では、それぞれ110ms,150ms要す
る場合、合計時間は290msであり、各端末グループに共
通に与えられた通信累計時間の上限値300ms以内である
ため、優先ポーリングは行われない。第1回目の第2の
端末グループに対する通信においても合計290msの通信
累計時間であるため、優先ポーリングは行われない。
次に、センター装置21からの第2回目の第1の端末グ
ループに対する通信において、端末1および端末2との
間で、それぞれ150ms,140ms要する場合、この時点で
は、通信累計時間は290msであり、上限値を越えないた
め次の端末3との通信に移る。センター装置21は、この
端末3との間の通信で、端末ごとの通信時間の上限値15
0msを要したとすると、通信累計時間は440msとなり、通
信累計時間の上限値300msを越えるため、次の端末4か
ら優先ポーリングが始まる。端末4から端末5までは、
緊急電文がないとすれば、合計10ms要する。端末6で、
第1回目の通信が終了した直後に緊急電文が発生してい
たとすると、この場合、第1回目の通信の第1の端末グ
ループで残り260ms、第1回目の通信の第2の端末グル
ープで合計290ms、第2回目の通信の第1の端末グルー
プで合計450msの合計1000ms後に、緊急電文が送信され
ることになる。
ループに対する通信において、端末1および端末2との
間で、それぞれ150ms,140ms要する場合、この時点で
は、通信累計時間は290msであり、上限値を越えないた
め次の端末3との通信に移る。センター装置21は、この
端末3との間の通信で、端末ごとの通信時間の上限値15
0msを要したとすると、通信累計時間は440msとなり、通
信累計時間の上限値300msを越えるため、次の端末4か
ら優先ポーリングが始まる。端末4から端末5までは、
緊急電文がないとすれば、合計10ms要する。端末6で、
第1回目の通信が終了した直後に緊急電文が発生してい
たとすると、この場合、第1回目の通信の第1の端末グ
ループで残り260ms、第1回目の通信の第2の端末グル
ープで合計290ms、第2回目の通信の第1の端末グルー
プで合計450msの合計1000ms後に、緊急電文が送信され
ることになる。
以上のケースは、第1図の通信設備の構成において、
第2図に示す上限値300msの要件の下で、最悪に近いケ
ースであるが、この場合でも端末6のポーリング間隔
は、1秒であり、この方式においては各端末のポーリン
グ間隔(ポーリング周期の上限値)を1.1秒程度で抑え
ることができる。
第2図に示す上限値300msの要件の下で、最悪に近いケ
ースであるが、この場合でも端末6のポーリング間隔
は、1秒であり、この方式においては各端末のポーリン
グ間隔(ポーリング周期の上限値)を1.1秒程度で抑え
ることができる。
このように緊急電文の受領の遅れを1.1秒に保証しつ
つ、ある端末1〜16で情報が集中しても1回のポーリン
グで複数の電文の受領を行うことができ、短い時間で通
信を完了することができる。
つ、ある端末1〜16で情報が集中しても1回のポーリン
グで複数の電文の受領を行うことができ、短い時間で通
信を完了することができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、ポーリングを行う全端
末をいくつかのグループに分け、そのグループごとにセ
ンター装置と端末間の通信に要する時間を累積し、この
値が所定値を越えたときに緊急電文を受領するための優
先ポーリングを一周期行うことにより、センター装置と
端末間通信での送受電文数を複数認めて、一時的な情報
の多発生に対して短い時間で送受することを可能にしつ
つ、緊急電文に対してその受信の遅れをある上限値以内
とすることを保証することができる。
末をいくつかのグループに分け、そのグループごとにセ
ンター装置と端末間の通信に要する時間を累積し、この
値が所定値を越えたときに緊急電文を受領するための優
先ポーリングを一周期行うことにより、センター装置と
端末間通信での送受電文数を複数認めて、一時的な情報
の多発生に対して短い時間で送受することを可能にしつ
つ、緊急電文に対してその受信の遅れをある上限値以内
とすることを保証することができる。
第1図は本発明のポーリング通信方式を行う通信設備の
構成図、第2図は第1図のセンター装置と端末の正常時
の通信プロトコル、第3図は第1図のセンター装置と端
末間の通信時の累計時間図である。 1〜16……端末、21……センター装置、22……通信路。
構成図、第2図は第1図のセンター装置と端末の正常時
の通信プロトコル、第3図は第1図のセンター装置と端
末間の通信時の累計時間図である。 1〜16……端末、21……センター装置、22……通信路。
Claims (1)
- 【請求項1】通信機能を備えた複数の端末とセンター装
置を同一の通信路に接続し、センター装置が行うポーリ
ングおよびセレクティングにより、センター装置と端末
間で通信を行う通信方式であって、1回のポーリングお
よびセレクティングによって前記センター装置と一台の
端末間で複数の電文を送受することを許容し、前記セン
ター装置において、全端末をいくつかのグループに区分
し、各グループごとにポーリングおよびセレクティング
に要する時間を累積し、この時間が各グループごとの所
定の値を越えたときに、端末よりの緊急電文を受領する
優先ポーリングを全端末に対して一周期行い、そのあと
通常のポーリングおよびセレクティングを継続するポー
リング通信方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1319391A JP2688094B2 (ja) | 1989-12-08 | 1989-12-08 | ポーリング通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1319391A JP2688094B2 (ja) | 1989-12-08 | 1989-12-08 | ポーリング通信方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03179951A JPH03179951A (ja) | 1991-08-05 |
JP2688094B2 true JP2688094B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=18109648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1319391A Expired - Fee Related JP2688094B2 (ja) | 1989-12-08 | 1989-12-08 | ポーリング通信方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2688094B2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-08 JP JP1319391A patent/JP2688094B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03179951A (ja) | 1991-08-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |