JP2687913B2 - 付箋紙収納容器 - Google Patents

付箋紙収納容器

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JP2687913B2
JP2687913B2 JP1966195A JP1966195A JP2687913B2 JP 2687913 B2 JP2687913 B2 JP 2687913B2 JP 1966195 A JP1966195 A JP 1966195A JP 1966195 A JP1966195 A JP 1966195A JP 2687913 B2 JP2687913 B2 JP 2687913B2
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貴志 小田
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/80Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は付箋紙収納容器に係り、
更に詳しくは、積層状に設けられた付箋紙を収納した状
態で一枚ずつ取り出すことのできるポップアップタイプ
の付箋紙収納容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、メモ用紙あるいは各種のイン
デックス用紙として付箋紙が利用されている。この付箋
紙は、一側に非転移性粘着層が設けられているととも
に、当該粘着層を利用して多数枚を積層状にした状態で
市販されている。そして、最近では、箱状の紙製容器に
付箋紙を収納し、前記容器の頂壁に形成された隙間から
一枚ずつ付箋紙を取り出すことのできるポップアップタ
イプの付箋紙収納容器が出現するに至っている。
【0003】かかる付箋紙収納容器は、容器内の付箋紙
最下面と容器底壁との間にプラスチックシートを無端状
に丸めた弾性体が介装されており、最上位の付箋紙を前
記隙間から引き出す時に、次なる付箋紙が頂壁内面に押
えられて一枚ずつの取り出しと、次なる付箋紙のリード
端を前記隙間を通じて外側に引き出すことができるよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな付箋紙収納容器にあっては、前述の弾性体を必須の
構成要素とするものであり、付箋紙を使い切った後にこ
れを廃棄する使い捨てタイプには適さないという不都合
があった。すなわち、付箋紙を収納する容器は紙製であ
る一方、弾性体はプラスチックであり、これらを全体と
して廃棄した場合には、燃焼物及び不燃物との選別がな
されないこととなり、燃焼に伴う有害ガスの発生を招来
する虞があるためである。しかも、容器を再生利用する
場合には、前記弾性体を取り除く必要があるが、一般に
ユーザーにこれを周知徹底させることはあまり期待でき
るものでもない。
【0005】また、弾性体は別個独立した部品として採
用されるものであり、部品点数が増加して組み立ても煩
雑化させるのみならず、製造コストの上昇を惹起せしめ
るという不都合もあった。更に、弾性体以外にも、例え
ば、収納容器内に受け板等の別部品を介装して、この受
け板を収納容器の底部に形成された屈折片で押し上げる
という構成も知られているが(例えば、実開平4−11
83号公報参照)、この場合においても、前記弾性体の
場合と同様に部品点数の増加、組み立て作業の煩雑化と
いう不都合は回避できない。
【0006】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の不都合に着目
して案出されたものであり、その目的は、単一の材料に
よる形成を可能にして容易に組み立てできるとともに、
製造コストの低廉化を図り、かつ、使用済容器の再生利
用も有効に行うことが期待できる付箋紙収納容器を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、一枚ずつ剥離可能な付箋紙の積層体を収
納するとともに、最上位の付箋紙を次なる付箋紙から剥
離しつつ順次取り出し可能としたポップアップタイプの
付箋紙収納容器において、前記付箋紙の周囲を包囲可能
な周壁と、この周壁の上縁に相互に所定間隔を隔てて配
置されるとともに、前記付箋紙取り出し用の隙間が形成
された一対の頂壁と、これら頂壁間の周壁上縁から容器
内側に延設されて前記付箋紙の下面側を支持する平面部
及び当該平面部に連設されて平面部の面よりも上方に位
置可能な屈曲部を備えた延長片と、前記周壁の下縁に形
成された底壁と、この底壁に形成されて部分的に起立可
能となる押し上げ片とを含み、前記周壁、頂壁、延長
片、底壁、押し上げ片は、単一のシート材を折り曲げる
ことにより形成され、前記押し上げ片は起立した状態で
前記延長片に係合して当該延長片を上方へ押し上げる、
という構成を採っている。
【0008】
【作用】付箋紙収納容器内に積層体としての付箋紙が収
納された状態で、最上位に位置する付箋紙のリード端が
前記頂壁に形成された隙間から外部に表出した状態にセ
ットされる。この状態で前記リード端を引き出すと、最
上位の付箋紙は次なる付箋紙のリード端を隙間より引き
出しながら全体的に容器外へ表出されることとなる。こ
の時、次なる付箋紙の上面は、前記延長片によって頂壁
内面と面接触した状態に保たれる。そして、前記隙間よ
り完全に表出した最上位の付箋紙を更に上方へ引き出そ
うとすると、次なる付箋紙の上面と頂壁内面との接触抵
抗が、最上位の付箋紙と次なる付箋紙との間の粘着力に
打ち勝って当該次なる付箋紙の上方への引き出しを阻止
することとなり、このとき、最上位の付箋紙のみが次な
る付箋紙から分離されることとなる。ここで、平面部に
連設された屈曲部は、平面部の面よりも上方に位置可能
形成されているため、この屈曲部領域がいわゆる腰の
ある弾力を発揮することとなり、付箋紙を上方へ押し上
げる力を効果的に発生させることとなる。しかも、延長
片を上方へと押し上げる押し上げ片を備えているため、
延長片をより高い位置に変位させることもでき、付箋紙
の残量が少なくなったときでも付勢力のバックアップを
可能とする。更に、周壁、頂壁、延長片、底壁、押し上
げ片は、単一のシート材を折り曲げることにより形成し
ているので、部品点数を増加することなく単一のシート
材料にて組み立ても容易に行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0010】図1には本実施例に係る付箋紙収納容器の
使用状態を示す全体の外観斜視図が示され、図2には付
箋紙を除去した状態の外観斜視図が示されている。ま
た、図3には前記付箋紙収納容器組み立て前の展開図が
示され、同図中点線部分が折り曲げ線として示されてい
る。これらの図において、付箋紙収納容器10は、比較
的簿型の紙製略直方体として形成されており、その内部
に付箋紙11が収納されている。
【0011】前記付箋紙11は、略方形をなす単票用紙
の一側に非転移性粘着層が設けられ、この非転移性粘着
層の位置がジグザグとなるように多数枚を重合した積層
体として構成されている。従って、付箋紙11を付箋紙
収納容器10に収納しない状態では、最上位の付箋紙1
1を上方へ引き上げたときにジグザグに連なる態様とな
る。
【0012】付箋紙収納容器10は側面から見た平面形
状が略台形をなし、かつ、前記付箋紙11の周縁が包囲
可能となる大きさに形成された四片の周壁13と、これ
ら周壁13の左右上縁にそれぞれ形成された一対の頂壁
14と、この頂壁14間において前記周壁13の上縁に
連設された延長片15と、前記周壁13の下縁に位置す
る底壁16とを備えて構成されている。
【0013】前記四片からなる周壁13のうち、図3
中、左右及び下部に位置する三片の周壁13は、それぞ
れの長手方向に沿う外側縁に片状に延びる第1の接着片
13Aを備えており、これら第1の接着片13Aが底壁
16の外縁に沿った内面側に接着されるようになってい
る。また、各周壁13が相互に隣り合う側端縁には、平
面形状が略三角形となる第2の接着片13Bが連設さ
れ、当該第2の接着片13Bによって四片の周壁13が
起立した状態で相互に連結される。
【0014】前記一対の頂壁14は、長手方向中央部に
おいて、相互に向き合う一対の舌片20をそれぞれ備え
た形状とされている。これら舌片20間には付箋紙11
が通過可能な隙間21が形成され、この隙間21を通じ
て付箋紙11を引き出すことができるようになってい
る。また、舌片20は付箋紙収納容器10を組み立てた
状態では頂壁14と同一平面上に位置するようになって
おり、使用に際して舌片20の基部側折り曲げ線20A
にて自由端20B側が上方へ若干傾斜した方向に向けら
れ、舌片20の内面側が付箋紙11を引き出す際のガイ
ド面として作用できるように構成されている。
【0015】各頂壁14間に位置する延長片15は、図
1及び図2に示されるように、周壁13の高さを若干落
ち込ませた部分の上縁から延出されている。この延長片
15は付箋紙収納容器10の内側に向かって延設された
平面部25と、この平面部25の先端側に設けられた屈
曲部26とにより構成されている。この屈曲部26は、
平面部25の幅方向二箇所に設けられた折り曲げ線27
を介して前記平面部25に連設されている一方、前記折
り曲げ線27間に形成された凹状の切り込み線29によ
って平面部25の面方向と所定角度シフトして当該平面
部25よりも上方に位置可能となっている。
【0016】前記屈曲部26は、幅方向に沿って延びる
折り曲げ線30を備えており、この折り曲げ線30を谷
折りすることで平面部25の面より上方にジグザグとな
る部位を形成して付箋紙11の一定押し上げ量が確保で
きるようになっている。また、屈曲部26には、前記切
り込み線29で切り欠かれる内側領域を脚片26Aとし
て備え、この脚片26Aにより、屈曲部26の上下高さ
位置が調整容易となる一方、後述する押し上げ片との係
合で屈曲部26を最も上方位置に固定できるようになっ
ている。
【0017】前記底壁16には一対の押し上げ片31が
形成されている。この押し上げ片31は、図3に示され
るように、平面形状が略方形をなし、一端縁が折り曲げ
線32とされるとともに、当該折り曲げ線32を除く各
縁が切り込み線33とされ、図5に示されるように、押
し上げ片31を起立させることが可能となっている。こ
の押し上げ片31において、前記折り曲げ線32と相対
する切り込み線33上には、折り曲げ線32側に僅かに
凹んだ凹状部34が設けられ、この凹状部34に前記脚
片26Aが係合できるようになっている。また、底壁1
6の下面側中央において、各押し上げ片31の基部間に
接着層35が設けられている。この接着層35は付箋紙
収納容器10を机上面等に接着固定することのできる粘
着力を有し、使用前の状態では図示しない剥離紙が貼着
される。
【0018】次に、本実施例に係る付箋紙収納容器10
の組み立て方法と、付箋紙11の取り出し要領について
説明する。
【0019】図3において、各点線に沿って予め折り癖
をつけておくとともに、底壁16を頂壁14と平行とな
るように折り曲げる。そして、各周壁13部分に連設さ
れた延長片15を内側に折り曲げ、当該延長片15を構
成する屈曲部26を平面部25に対して屈曲させてお
く。この際、頂壁14及び延長片15との間に付箋紙1
1を介在させる。
【0020】この後、前記周壁13に連設された第1の
接着片13Aを底壁16の外縁に沿う内面側にそれぞれ
接着すると同時に、周壁13の側端縁に連設された第2
の接着片13Bで各周壁13相互間を接着する。この後
一枚目、すなわち最上位の付箋紙11のリード端を前記
隙間21から引き出して、図4に示されるようにセット
する。この状態では、付箋紙11は、前記延長片15が
起き上がろうとする付勢力及び屈曲部26が平面部25
よりも上方位置に形成されていることで最上位の付箋紙
11が頂壁14の内面側に接する位置となる。
【0021】付箋紙11を引き出す場合には、上述した
最上位の付箋紙11におけるリード端を摘んで上方に引
き出すと、当該付箋紙11の上面が頂壁14の内面に接
しつつ次第に引き出され、これに伴い非転移性接着剤を
介して連なる二枚目の付箋紙11のリード端を隙間21
より同時に引き出すこととなる。最上位の付箋紙11が
全体的に表出して二枚目の付箋紙11のリード端が引き
出された状態では、当該二枚目の付箋紙11の片側上面
は前記頂壁14の内面に接する状態となり、ここに一定
の摩擦接触力が生ずることとなる。従って、最上位の付
箋紙11を更に上方へ引き上げたときには、二枚目の付
箋紙11との粘着力が前記摩擦接触力よりも小さいた
め、これによって二枚目の付箋紙11のリード端を隙間
21外に残したまま最上位の付箋紙11のみを分離して
取り出すことができる。
【0022】ここで、付箋紙11の消費が進むにつれ
て、その積層残量が減少した場合には、前記屈曲部26
による弾性力が経時的に低下する場合があり得る。この
場合、図3に示される脚片26Aの下端側を相互に向き
合う方向に折り曲げて水平に近い位置まで変位させる。
この状態で、図に示されるように、押し上げ片31を
直角に起立させ、当該押し上げ片31の前記凹状部34
に脚片26Aを係合させて固定する。これにより、付箋
紙11の残量が少なくなっても、常に最上位の付箋紙1
1が頂壁14の内面に接する位置まで付箋紙11全体を
押し上げることができ、以後も継続して一枚ずつの取り
出しが可能となる。
【0023】なお、前記底壁16の下面側に設けられた
接着層35は図示しない剥離紙を除去した後に机上面等
の所定位置に接着され、一定の位置において前述の取り
出しを行うことができる。
【0024】従って、このような実施例によれば、周壁
13の相対する上縁から一対の延長片15を設けるとと
もに、この延長片15を平面部25及び屈曲部26によ
り構成したから、平面部25は折り曲げられる前の元の
位置に復帰しようとする弾性力を発揮して一種の板ばね
作用を奏する一方、屈曲部26が折り曲げによって形
され、且つ、傾斜方向に向けられて平面部25よりも上
方に位置することとなり、これら両者の相互作用によっ
て付箋紙11を上方に押し上げる弾力を発揮し、最上位
の付箋紙11を常に頂壁14の内面に接触させておくこ
とが可能となり、ポップアップタイプのティッシュペー
パーと同じような態様で一枚ずつ付箋紙11を取り出し
できるという効果がある。
【0025】また、前記延長片15は付箋紙収納容器1
0を構成する材料を用いて構成されるものであり、従来
のようなプラスチック部材を何等必要とするものでない
ため、組み立て前の材料の原形状を僅かに設計変更する
だけで製造することができ、組み立ても極めて容易とな
る他、廃棄処理に際しての気遣いも一切不要となり、再
生紙としての利用に際して何等の不利益も生ずることが
ない。
【0026】さらに、前記底壁16には各延長片15に
それぞれ対応した押し上げ片31が設けられているた
め、付箋紙11が次第に減少して延長片15の付勢力が
相対的に低下することになっても、初期の付勢力を発揮
することができる程度にバックアップすることができ、
付箋紙11を最後まで確実に一枚ずつ取り出すことが可
能となる。
【0027】また、底壁16の下面に接着層35を設け
た構成では、この接着層35を机上若しくは机の側板等
に接着しておくことができ、一定の位置にて付箋紙11
の取り出しを実現することができる。
【0028】また、延長片15は、図示構成例の他、種
々の形状若しくは配置変更が可能である。例えば、前記
実施例では、相互に向き合う周壁13の上縁から容器中
央部まで延長片15を延設した場合を説明したが、各延
長片が相互にぶつかることがないように各延長片の基部
をシフトさせるるとともに、当該延長片の先端が他方の
周壁13まで達する程度の長さに設けることも考えられ
る。また、延長片の途中に適宜な波形部分等を設けても
よい。
【0029】さらに、前記実施例では底壁16の下面に
接着層35を設けた例を説明したが、この接着層は省略
してもよい。この場合には、付箋紙収納容器10の置き
場所に何等の制限もなく、机の引き出し内に収納するな
ど自由度が確保できるという効果を得る。
【0030】また、前記実施例では、使い捨てタイプの
付箋紙収納容器10を示したが、例えば、周壁13の一
片を開閉可能な構成とすることも可能であり、この構成
を採用すれば、詰め替え方式として新たな付箋紙11の
積層体を収納させることができ、より経済的なものとす
ることが期待できる。
【0031】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され、か
つ、作用するので、これによると、単一の材料による形
成を可能にして容易に組み立てできるとともに、製造コ
ストの低廉化を図り、かつ、使用済容器の再生利用も極
めて容易になる、という従来にない優れた効果を奏する
付箋紙収納容器を提供することができる。
【0032】特に、前記平面部に連設された屈曲部は、
平面部よりも上方に位置可能に形成されているため、当
屈曲部領域において、いわゆる腰のある弾力を発揮す
ることとなり、付箋紙を上方へ押し上げる力を効果的に
発生させることとなる。しかも、延長片を上方へと押し
上げる押し上げ片を備えているため、延長片をより高い
位置に変位させることができ、付箋紙の残量が少なくな
ったときでも付勢力のバックアップを可能とし、最上位
の付箋紙を安定して引き出すことができる。
【0033】また、周壁、頂壁、延長片、底壁、押し上
げ片は、単一のシート材を折り曲げることにより形成し
ているので、廉価に提供できる他、部品点数を増加させ
ることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の付箋紙収納容器に係る使用時の実施例
を示す全体の斜視図である。
【図2】前記実施例における付箋紙を除去した時の付箋
紙収納容器の斜視図である。
【図3】前記付箋紙収納容器の展開図である。
【図4】図1のA−A線矢視拡大断面図である。
【図5】付箋紙が減少した状態の使用状態を示す図3と
同様の断面図である。
【符号の説明】
10 付箋紙収納容器 11 付箋紙 13 周壁 14 頂壁 15 延長片 16 底壁 21 隙間26 屈曲部 31 押し上げ片 35 接着層

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚ずつ剥離可能な付箋紙の積層体を収
    納するとともに、最上位の付箋紙を次なる付箋紙から剥
    離しつつ順次取り出し可能としたポップアップタイプの
    付箋紙収納容器において、前記付箋紙の周囲を包囲可能
    な周壁と、この周壁の上縁に相互に所定間隔を隔てて配
    置されるとともに、前記付箋紙取り出し用の隙間が形成
    された一対の頂壁と、これら頂壁間の周壁上縁から容器
    内側に延設されて前記付箋紙の下面側を支持する平面部
    及び当該平面部に連設されて平面部の面よりも上方に位
    置可能な屈曲部を備えた延長片と、前記周壁の下縁に形
    成された底壁と、この底壁に形成されて部分的に起立可
    能となる押し上げ片とを含み、前記周壁、頂壁、延長
    片、底壁、押し上げ片は、単一のシート材を折り曲げる
    ことにより形成され、前記押し上げ片は起立した状態で
    前記延長片に係合して当該延長片を上方へ押し上げるこ
    とを特徴とする付箋紙収納容器。
JP1966195A 1995-01-12 1995-01-12 付箋紙収納容器 Expired - Lifetime JP2687913B2 (ja)

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