JP2687488B2 - サイジングミル及び丸棒材の圧延方法 - Google Patents

サイジングミル及び丸棒材の圧延方法

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JP2687488B2
JP2687488B2 JP63254477A JP25447788A JP2687488B2 JP 2687488 B2 JP2687488 B2 JP 2687488B2 JP 63254477 A JP63254477 A JP 63254477A JP 25447788 A JP25447788 A JP 25447788A JP 2687488 B2 JP2687488 B2 JP 2687488B2
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    • B21B13/00Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
    • B21B13/08Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories with differently-directed roll axes, e.g. for the so-called "universal" rolling process
    • B21B13/12Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories with differently-directed roll axes, e.g. for the so-called "universal" rolling process axes being arranged in different planes

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、熱間圧延ラインにおいて粗圧延及び中間
圧延がなされた丸棒状の金属材料を、更に圧延して所定
の直径の製品に仕上げる為に用いられるサイジングミル
に関する。
〔従来の技術〕
サイジングミルは、圧延材料の通過予定ラインに沿っ
て順に配列された2又は3のロールスタンドから構成さ
れる。各ロールスタンドは、夫々外周に溝が形成されて
いる一対の圧延ロールを夫々有している。そして上記通
過予定ラインに沿って送られる圧延材料が、各ロールス
タンドにおける圧延ロールの溝に通される。これにより
上記圧延材料は所定の直径に圧延されて仕上材となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記仕上材の直径の精度を高める為、発明者が勤める
会社においては次のことを行なっている。即ち、仕上材
の直径が決まると、減面率を考慮して圧延材料の直径の
決める。次に上記溝の底面を、断面形状において円弧に
形成すると共に溝の深さも決める。
従って上記のようにして決定された溝を有する圧延ロ
ールを用いると、上記圧延材料の直径が予め定められた
公差の範囲内であれば、圧延後の仕上材の寸法は公差の
範囲内に納まる。しかし上記圧延材料の直径に上記公差
を越える偏差があると、仕上材にも、上記偏差に対応す
る偏差が表われ、仕上材の直径が許容範囲から外れてし
まう問題がある。
さらにまた、圧延ロールの溝が上記のように構成され
たサイジングミルでは、直径が相違する仕上材が要求さ
れた場合、上記の溝の寸法を変更する必要がある。この
場合、一対の圧延ロール相互の間隔を変更するのみで
は、上記要求に応ずることは困難である。即ち、第15図
に示されるように溝128において断面形状が円弧になっ
ている部分140の両端140a,140bと円弧の中心140cとを結
ぶ二つの直線のなす角αは例えば170゜の如く大きく設
定される。すると一対の圧延ロールの溝により形成され
る輪郭は略真円となる。このようなものにおいて、例え
ば大きい直径の仕上材を得るべく溝底間の寸法をW1から
W2へと広げる。すると一対の圧延ロール間の肩寸法(一
方の圧延ロールの溝における円弧の一端での接線と、他
方の圧延ロールの溝における円弧の他端での接線との間
の距離)はX1からX2へと増大する。しかしその増大によ
ってできる余裕代の大きさXは図示の如く非常に小さ
い。従って、上記のように溝底間の寸法をW2に広げた圧
延ロール間に圧延材料の通すと、圧延ロールを通ったあ
との仕上材の断面形状は長円形となってしまう。このよ
うになる結果、上記の如く一対の圧延ロール相互の間隔
を変えるのみでは、直径が相違する仕上材を得ることは
困難である。
従って、直径が僅かでも相違する仕上材を得たい場合
には、溝の寸法を変更することが必要である。その上圧
延材料の直径も上記比率に応じて変更する必要がある。
これらの変更は、上記溝を切削し直す作業や、サイジン
グミルよりも前段の圧延工程を組み替える等の作業を要
する。その為、長い時間と多額の費用を要する。
本発明は以上のような点に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、以下の通りである。
本発明の第1の目的は、丸棒状の仕上材の要求がある
場合、仕上材より太い径の圧延材料を圧延することによ
り、要求される直径の仕上材にして供給できるサイジン
グミルを提供することである。
本発明の第2の目的は、圧延材料を圧延する場合、そ
の圧延材料の直径に大きい偏位があっても、圧延された
後の仕上材は一定の直径の仕上材になるようにしたサイ
ジングミルを提供することである。
本発明においては、圧延ロールの溝は、底面とその両
側に続く側面から構成される。底面は断面形状において
円弧である。その円弧の両端と円弧の中心とを結ぶ二つ
の直線の成す角度は、90゜〜140゜の範囲から選択され
た値に定めている。また両側面は、その断面形状におい
て上記底面の円弧の半径よりも大きい半径の円弧又は直
線に定めてある。従って、従来と同様に予め定められた
公差の範囲内の直径の圧延材料を受け入れて、それを所
定の直径に圧延できる。それのみならず、直径に公差を
越える大きな偏差のある圧延材料を受け入れても、それ
を所定の直径に圧延することができる。
本発明の第3の目的は、直径が僅かに相違する仕上材
が要求される場合、圧延材料の直径の変更を要せず、し
かも、ロールスタンドにおける一対の圧延ロール相互の
間隔を僅かに変更するのみで、上記要求される直径の仕
上材の供給が可能なサイジングミルを提供することであ
る。
本発明に依れば、上記のように所定の直径の仕上材を
得ようとする場合において、圧延材料の直径の許容範囲
が広い。この為、圧延材料の直径は一定のままで、圧延
ロール相互の間隔を変えることによって仕上材の直径を
変更しても、上記一定のままの圧延材料の直径は許容範
囲内に入る。従って上記の如く、圧延材料の直径の変更
を要せず、しかも、ロールスタンドにおける一対の圧延
ロール相互の間隔を僅かに変更するのみで上記要求され
る直径の仕上材の供給が可能となる。
このような手段による仕上材の直径の変更は、極めて
短時間で、しかも僅かな費用で実行できる。
〔課題を解決する為の手段〕
上記目的を達成する為に、本願発明は前記請求の範囲
記載の通りの手段を講じたものであって、その作用は次
の通りである。
〔作用〕
圧延材料の通過予定ラインに沿って、複数のロールス
タンドが配列されている。各ロールスタンドは、夫々外
周面に圧延用の溝が形成してある二つで一対の圧延ロー
ルを有する。各圧延ロールに形成してある溝の底面は、
断面形状において円弧である。溝の両側面は、断面形状
において底面の円弧の半径よりも大きい半径の円弧又は
直線である。
通過予定ラインに沿って送られる圧延材料は、各ロー
ルスタンドにおいて夫々一対の圧延ロールにおける溝の
間を通る。その結果、その圧延材料が圧延される。この
場合、圧延材料の太さに太い細いの偏差があっても、そ
れは所定の寸法に圧延される。
〔実施例〕
以下本願の実施例を示す図面について説明する。
第1図乃至第3図において、サイジングミル1は、ベ
ース2上に設置された三つのロールスタンド3,4,5と、
それらを駆動する為の駆動装置6から成る。上記ロール
スタンド3,4,5は圧延材料の通過予定ラインAに沿って
順に配列されている。駆動装置6は、電気モータ7と、
分配減速機8と、夫々ロールスタンド3,5用のピニオン
ギャーボックス9,11及びスピンドルキャリア10,12と、
ロールスタンド4用のピニオンギャーボックス13とを含
む。
上記のようなサイジングミル1は、粗圧延機列、中間
圧延機列、仕上圧延機列を含む圧延ラインにおいて、仕
上圧延機列の次に配列される。第1、2図にはその仕上
圧延機列のうちの最終段の圧延機が符号15で示される。
圧延機15はよく知られているようにベース16上に設置し
たロールスタンド17とその駆動装置18とから成り、駆動
装置18は電気モータ19とピニオン減速機20とを含む。
第4、5図には上記ロールスタンド3の詳細が示され
る。ロールスタンド3は周知のようにハウジング23と、
ハウジング23に上下動自在に取付けられたロールチョッ
ク24と、夫々ロールチョック24によって回動自在に支承
された一体の圧延ロール25,25と、一対の圧延ロール25,
25相互の間隔を調節する為のロール間隔調節装置即ち圧
下装置26とを含む。
各々の圧延ロール25,25の外周面には夫々溝28が形成
されており、それらの溝28,28は孔型29を構成する。
圧下装置26は操作軸30と作動軸31とを有し、それらは
各々に取付けた連動用の歯車32,33によって連動してい
る。操作軸30には調節操作用のハンドル34が取付けてあ
る。作動軸31の下部は筒状部35となっており、その内周
面には雌ねじが形成されている。圧下スクリュー38がハ
ウジング23に取付けられた軸受37によって上下動自在に
支承されている。圧下スクリュー38のうちの上部部分の
外周には雄ねじが形成され、それは上記雌ねじと螺合し
ている。圧下スクリュー38の下端は、上側のロールチョ
ック24の押し下げを可能にそれに対侍させてある。尚上
側のロールチョック24は、図示はせぬが周知のようにハ
ウジング内に備えられたばねによって上方へ向けての付
勢力が加えられている。
上記圧下装置26の作用は次の通りである。ハンドル34
によって操作軸30を回すと歯車32,33を介して作動軸31
が回る。その回動により、圧下スクリュー38が上又は下
へ移動する。その移動によって上記上側のロールチョッ
ク24は、上記付勢力によって上動、又は付勢力に抗して
押し下げられる。その結果、上側と下側の圧延ロール2
5,25相互の間隔が調節される。このような調節による両
圧延ロール相互の間隔の設定は任意に行なえる。またそ
の設定された間隔は、圧下装置26の機構上安定に保持さ
れる。
第6図には上記溝28の詳細な形状が示される。溝28は
底面40とその両側に続く側面41,41から構成される。底
面40は断面形状において円弧である。その開き角θ即
ち、円弧の両端と円弧の中心とを夫々結ぶ二つの直線の
成す角度は、90゜〜140゜のうちから選択された任意の
値にされる。例えば120゜である。側面41は断面形状に
おいてこの実施例では直線になっている。しかしこれは
上記底面40の円弧の半径よりも大きな半径の円弧であっ
てもよい。
次に、ロールスタンド4,5はいずれも上記ロールスタ
ンド3と均等の構成である。ただロールスタンド4は、
一対の圧延ロールが上記圧延材料の通過予定ラインAを
挟んでその左右に配置されている点が異なるのみであ
る。その様子を各ロールスタンドにおける圧延ロールの
関係で示せば第7図の通りである。即ち、ロールスタン
ド3における圧延ロール25の軸線25aの方向とロールス
タンド4における圧延ロール44の軸線44aの方向とは、
相互に90゜異なっている。また、ロールスタンド4にお
ける圧延ロール44の軸線44aの方向とロールスタンド5
における圧延ロール45の軸線45aの方向とは、相互に90
゜異なっている。尚第7図において各圧延ロール44,45
の溝は夫々符号46,47で示される。又、前記圧延機15の
ロールスタンド17における圧延ロールは符号48で示され
る。
次に第8図を参照して、ビレットが圧延されて丸棒状
の製品にされるまでを説明する。ビレットBは粗圧延列
51における複数のロールスタンドOH〜6V、中間圧延列52
における複数のロールスタンド7H〜10V、仕上圧延列53
における複数のロールスタンド11H〜14Vで順に圧延され
る。尚上記OH〜14Vは多数のロールスタンドのスタンド
ナンバーを示す。またそれらにおいて「H」は一対の圧
延ロールが水平状態であることを示し、「V」は垂直状
態であることを示す。スタンド14Vは第1、2図に示し
たスタンド15である。上記ビレットは各ロールスタンド
OH〜14Vで圧延されて、夫々図示の如き断面形状とな
る。各々の圧延後の寸法の一例は図に付記した通りであ
る。上記のようにしてスタンドOH〜14Vで圧延されてで
きた丸棒材が、第1〜3図のサイジングミル1に圧延材
料Wとして送られる。サイジングミル1において上記圧
延材料Wは、ロールスタンド3,4,5において順に圧延さ
れ、所定の直径の丸棒状の仕上材となる。
次に上記装置を用いて、直径24.24mmの仕上材を得よ
うとする場合と、直径50.64mmの仕上材を得ようとする
場合の2例について説明する。
先ず一例として、材質がS45Cで直径が26mmである圧延
材料が、900℃の温度で圧延されて、直径24.24mmの仕上
材にされるまでを説明する。上記の場合、各ロールスタ
ンドにおいて、圧延ロールの溝の大きさや圧延ロール相
互の間隔、即ち、第9A〜9D図に示される寸法R1〜R3及び
S1〜S3は表1のように設定される。
第9A図に示されるように直径D1,D1′が夫々26.00mmの
圧延材料Wは、第9B図のように先ずロールスタンド3の
圧延ロール25で圧延され、縦方向の直径D2が24.24mm
(=S1)に圧縮される。その結果、横方向の直径D3は2
6.53mmになる。次に第9C図のようにロールスタンド4の
圧延ロール44で圧延され、横方向の直径D4が24.20mm
(=S2)に圧縮される。その結果縦方向の直径D5が24.6
4mmに広がる。次に第9D図のようにロールスタンド5の
圧延ロール45で圧延され、縦方向、横方向共に直径D6が
24.24mmの仕上材となる。
上記圧延の場合における減面率は、ロールスタンド3
が7.4%、ロールスタンド4が5.1%、ロールスタンド5
が1.1%である。全体としての(圧延材料Wが仕上材に
なるまでの)減面率は13.1%である。
上記材質S45Cは鋼材は11×10-6の線膨張係数を有す
る。従って上記圧延されてできた仕上材は、常温まで温
度が低下することにより直径24mmの製品となる。
次に、前記とは異なる材質例えば52100(SUJ2相当)
のビレットを例えば850℃で圧延して、前記とは異なる
直径例えば50.64mmの仕上材を作る場合について説明す
る。この場合は、第10図に示されるように中間圧延例52
のロールスタンド8Vにおいて得られた直径53mmの丸棒材
を、サイジングミルに送り込む圧延材料として用いる。
尚上記ロールスタンド8Vよりも後段のロールスタンド9H
〜14Vは、丸棒材の移動ラインから除去される。そして
それらのスタンドのあった箇所には、代わりに丸棒材を
支える為の案内(ダミーガイド)が配置される。またサ
イジングミル1における各ロールスタンド3,4,5におい
て、それらの圧延ロールにおける溝は、前記第9図の各
寸法R1〜R3、S1〜S3が夫々次のように設計される。
R1=26.25mm、R2=25.50mm、R3=25.50mm、開き角θ=1
10゜ R1=50.64mm、S2=50.60mm、S3=50.64mm そしてそのような寸法をもった溝が各圧延ロールに形
成され、また前記ロール間隔調節装置26によって上記圧
延ロール相互の間隔が設定される。
上記のような設定がなされたロールスタンド3,4,5に
よって上記直径53mmの圧延材料が圧延されることによ
り、その圧延材料は前記第9図の直径D1〜5が夫々次の
ような値となって、直径D6が50.64mmの仕上材となる。
D1=53.0mm、D1′=52.5mm、D2=50.64mm、D3=53.56m
m、D4=50.60mm、D5=51.08mm 上記材質52100の鋼材は15×10-6の線膨張係数を有す
る。従って上記圧延された仕上材は常温まで温度が低下
することにより直径50mmの製品となる。
上記圧延の場合における減面率は、ロールスタンド3
が4.4%、ロールスタンド4が2.8%、ロールスタンド5
が1.7%である。全体としての減面率は8.7%である。
次に、上記サイジングミルにおいては、比較的細い
(圧延後の寸法よりも僅かに大きい程度の)材料を所定
寸法の仕上材に圧延できる。それのみならず、比較的太
い材料でもそれを所定寸法の仕上材に圧延できる。この
点について説明する。各ロールスタンドにおける一対の
圧延ロールにおいては、前述の如く溝を底面とその両側
に続く側面から構成している。そして、底面は断面形状
において円弧である。その開き角即ち、円弧の両端と円
弧の中心とを夫々結ぶ二つの線の成す角度は、90゜〜14
0゜のうちから選択した値にしている。従って、ロール
スタンド3を例にとれば、第6図に示される如く一方の
ロールの溝28における側面41と他方のロールの溝28にお
ける側面41との間に、符号42で示される如く比較的大き
い余裕空間が形成される。この為、上記の比較的細い圧
延材料は何ら支障なく圧延できる。そればかりが、材料
が太くても、その材料が上記両溝28,28の間へ進入する
ことが可能である。その結果、そのような太い材料でも
圧延できる。このような圧延が各ロールスタンドで行な
われることにより、比較的細い材料でも太い材料でも夫
々所定寸法の仕上材に圧延できる。
上記余裕空間42は上記開き角が小さく設定される程大
きくなる。従って受け入れ可能な圧延材料の直径の許容
範囲が広くなる。しかし開き角が90゜以下となると、圧
延材料が全ロールスタンド3,4,5を通る過程で一度もロ
ールに接しない部分即ち圧延されない部分が生ずる。従
って上記開き角は90゜以上に定めるのがよい。一方上記
開き角が大きくなると、上記余裕空間42が小さくなり、
上記許容範囲が狭くなる。従って、サイジングミルに送
り込まれる圧延材料の直径の一般的な偏差の大きさを考
慮して、上記開き角の最大値は140゜程度が妥当であ
る。
次に、前記第1図乃至第7図に示されたサイジングミ
ルを用いて、サイジングミルに送り込まれる圧延材料の
直径が一定のまま、各ロールスタンドにおける夫々一対
の圧延ロール相互の間隔を変更するのみの操作で、直径
が僅かに相違する仕上材を形成する場合について説明す
る。
一例として、前記50mmとは直径が僅かに相違する製品
例えば直径48.4mmや直径52.2mmの製品を作る為に、夫々
直径48.9mm、52.7mmの仕上材を形成する場合について説
明する。この場合には、圧延材料、各ロールスタンド3,
4,5における圧延ロールは前記50.64mmの仕上材の形成の
場合のものをそのまま用いる。ただ各ロールスタンド3,
4,5における前記の間隔S1,S2,S3を夫々次の表2のよう
に設定する。
このような設定で夫々直径53mmの圧延材料を圧延する
ことによって、夫々直径48.9mm、52.7mmの仕上材が得ら
れる。
尚直径が前記24.24mmの近傍(例えば24.0〜25.8mm)
の寸法の仕上材を得たい場合にも同様の操作で行なうこ
とができる。即ち、前記24.24mmの仕上材を得る場合の
圧延ロール及び圧延材料をそのまま用い、大きい直径の
仕上材を得たい場合は、各スタンドにおける圧延ロール
相互の間隔を大きく設定し、小さい直径の仕上材を得た
い場合は上記間隔を小さく設定する。
上記の事項を、先に説明した第15図の例に対比して描
かれている第14図を用いて更に説明する。図において、
溝底間寸法がW3(前記W1に等しい)のときには肩寸法は
X3(前記X1に等しい)である。この状態から、より太径
の仕上材を得るべく溝底間寸法をW4(前記W2に等しい)
に広げる。すると肩寸法はX4に増大する。肩寸法のX3か
らX4への増大によってできる余裕代の大きさX′は、前
記開き角θが小さく(第14図では100゜)に設定されて
いる為、図示の如く、前記第15図の場合に比べて非常に
大きく確保される。従って、溝底間寸法をW4に設定した
場合においてもほぼ真円の仕上材を得ることが可能とな
る。
次に上記圧延ロールの溝における開き角の大きさと、
その開き角の場合における特徴について示せば表3の通
りである。
次に、上記各ロールスタンド3,4,5は次のような間隔
で配列するとより好ましい。即ち、隣接するロールスタ
ンドにおいて、その一方のスタンドにおける圧延ロール
の軸心と、他方のロールスタンドにおける圧延ロールの
軸心との間の距離が、圧延材料の直径の30倍以下となる
ようにする。こうすることによって、圧延材料が各ロー
ルスタンド3,4,5で順次圧延される場合、その圧延材楼
が隣接するロールスタンド間で捻転することが防止され
る。従って圧延材料は、隣接するそれらロールスタンド
のうちの一方のロールスタンドの圧延ロールで圧延され
た後、他方のロールスタンドの圧延ロールで圧延される
ことにより、その全周面の圧延が確実に達成される。尚
上記距離の最大値は、厳密には圧延材料の材質の違いに
よる捻れにくさの違いに対応して相違する。しかし一般
に多く用いられている材質の鋼材では、圧延材料の直径
の30倍程度以下にすることによって、上記全周面の圧延
に支障をきたすような捻れは防止できる。
次に第11図にはサイジングミル1eが二つのロールスタ
ンド3e,4eを含む場合において、それらのロールスタン
ド3e,4eにおける圧延ロール25e,44e相互の関係が第7図
の場合と同様に示される。
尚このような例においても、両ロールスタンド3e,4e
における圧延ロールの軸心相互間の距離は、圧延材料の
直径の約30倍以下にすると良い。
第12A〜12C図には、上記二つのロールスタンドを含む
サイジングミルにおいて圧延材料が圧延される状態が示
される。この図に基づき、直径D1e,D1′eが25mmの圧延
材料が直径24.24mmの仕上材に圧延される場合の例を説
明する。この場合、各寸法は次のように設定される。
R1e=12.12mm、R2e=12.12mm、S1e=24.01mm、S2e=24.
24mm、開き角θe=120゜ 上記のような設定がなされたロールスタンドによって
上記直径D1e=D1′e=25.0mmの圧延材料が圧延される
ことにより、その圧延材料は、寸法D2e=24.10mm(=S1
e)、D3e=25.18mmを経て、直径D4e=24.24mmの仕上材
となる。
尚、機能上前図のものと同一又は均等構成と考えられ
る部分には、前図と同一の符号にアルファベットのeを
付して重複する説明を省略した。(また次図のものにお
いても同様の考えでアルファベットのfを付して重複す
る説明を省略する。) 次に第13図には任意の直径の製品を無段階的に形成で
きる圧延システムが示される。該圧延システムは3組の
サイジングミル101,102,103を有する。各々のサイジン
グミル101〜103には、夫々ロールスタンド組100A,100B,
100Cが1組ずつ備えられる。それらのロールスタンド組
100A〜100Cとは別にもう一組のロールスタンド組100Dが
準備されている。各ロールスタンド組100A〜100Dは、い
ずれも前記第1〜3図に示されたロールスタンド3,4,5
と均等な構成の3台のロールスタンド3f,4f,5fから構成
されている。各組毎に相違する点は圧延ロールにおける
溝の寸法(前記円弧の半径)のみである。その寸法は、
円圧の操業を開始する前の時点において、例えばロール
スタンド組100Aは24.0〜25.8φの製品を形成するのに適
する寸法に形成されている。同様に、ロールスタンド組
100Bは22.2〜23.9φ、100Cは20.5〜22.1φ、100Dは30.4
〜32.8φ用としてある。
上記システムを用いて行なう多種の製品の製造を表4
を参照して説明する。表4は20.5φ〜84.5φの範囲内の
任意の直径の製品を製造する場合の例である。このよう
な多種の製品の製造は、予め注文がまとめられ、圧延計
画が立てられる。その圧延計画は直径の小さいものから
大きいものへと順次製造していくように立てられる。
先ず表4の順序1の欄に示されるように、全てのスタ
ンドを用い、又サイジングミル101〜103に夫々装着され
ているスタンド組100A〜100Cを全て用い20.5φ〜22.1φ
の製品を製造する。
次に順序2の欄に示されるように、サイジングミル10
3のスタンド組100Cを除去し、22.2φ〜23.9φの製品を
製造する。尚その製造を行なっている間に、上記除去し
たスタンド組100Cにおける圧延ロールの溝を25.9〜27.9
φの製品の形成に適する寸法に改削しておく。
次に順序3の欄に示されるように、サイジングミル10
2のスタンド組100Bを除去し、24.0φ〜25.8φの製品を
製造する。尚その製造を行なっている間に、上記除去し
たスタンド組100Bにおける圧延ロールの溝を28.0〜30.3
φの製品の形成に適する寸法に改削しておく。
次に順序4の欄に示されるように、サイジングミル10
1のスタンド組100Aを別に準備されているスタンド組100
Dと取替える。またサイジングミル102,103には夫々圧延
ロールが改削されたスタンド組100B,100Cを夫々装着す
る。この状態において、ロールスタンド13H,14Vは使用
せず、又スタンド組100D,100B,100Cは全て使用して、2
5.9φ〜27.9φの製品を製造する。
次に順序5の欄に示されるように、順序2の場合と同
様の操作を行なって28.0φ〜30.3φの製品を製造する。
その間においても、除去したスタンド組100Cにおける圧
延ロールの溝を、次にそのスタンド組100Cが用いられる
32.9〜37.6φの製品の形成に適する寸法に改削してお
く。
以上と同様の操作を表4の順序通りに繰り返し行な
い、必要な直径の製品を夫々形成する。
圧延設備におけるロールスタンドの取替は一般に比較
的多くの作業手間を要する。しかし以上のような方法に
依れば、極めて多種の直径の製品を、少ないロールスタ
ンドの取替回数で行ない得る。また圧延ロールの改削作
業も長時間を要する。しかしその改削作業は上記のよう
にロールスタンドが休止している間に行える。従って改
削の為に圧延作業を休む必要が無く。圧延作業を能率的
に行える。
ちなみに従来の方法によって多種の製品を製造する場
合を表5に示す。
この従来の方法の場合には、製造できる製品の直径が
段階的にしかならない。それのみならず、直径の変更を
行なう毎に毎回ロールスタンドの取替又は孔型替等の作
業を要する。これらの作業は圧延ラインの休止を要し、
圧延作業の能率低下をもたらしていた。しかし上記本願
の方法によれば、それらの解決を図ることができる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明にあっては、圧延材料の直径に大
きい偏差があっても、一定の直径の仕上材を得ることの
できる効果がある。
その上、一定の直径の圧延材料を用いて、ロールスタ
ンドにおける一対の圧延ロール相互の間隔を僅かに変更
するのみで、直径が僅かに相違する仕上材を得ることの
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図はサイジング
ミルと、仕上げ圧延機列のうちの最終段の圧延機を示す
平面図、第2図は第1図の装置を矢印II方向から見た状
態を示す図、第3図は第1図のサイジングミルを矢印II
I方向から見た状態を示す図、第4図はロールスタンド
を一部を破断して示す正面部分図、第5図はロールスタ
ンドの側面部分図、第6図はロールにおける溝の形状を
示す正面図、第7図は第1図の装置における多数のロー
ル相互の関係を示す斜視図、第8図は鋼片が順次圧延さ
れて仕上材になるまでの形状の変化を模式的に示す図、
第9A図乃至第9D図は、圧延材料が第1図のサイジングミ
ルにより圧延される過程における、圧延材料の寸法の変
化を順に説明する図、第10図は鋼片が順次圧延されて第
8図とは異なる太さの仕上材になるまでの形状の変化を
模式的に示す図、第11図はサイジングミルにおけるロー
ルスタンドの数が2である場合におけるロール相互の関
係を示す斜視図、第12A図乃至第12C図は、ロールスタン
ドの数が2であるサイジングミルにおいて圧延材料が圧
延されるときの寸法変化を模式的に示す図、第13図は圧
延システムの異なる実施例を示す平面図、第14図は本発
明のサイジングミルにおいて、圧延ロール相互の間隔を
変更させた場合における溝の肩寸法の変化を説明する
図、第15図は従来のサイジングミルにおいて、圧延ロー
ル相互の間隔を変更させた場合における溝の肩寸法の変
化を説明する図。 1……サイジングミル、3,4,5……ロールスタンド、25
……圧延ロール、28……溝、40……底面、41……側面。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧延材料の通過予定ラインに沿って配列さ
    れた二つのロールスタンドを含み、各ロールスタンド
    は、ハウジングと、夫々周囲に溝を有し、しかも上記ハ
    ウジングに対して、夫々回動自在に装着した二つで一対
    の圧延ロールとを含み、しかも一つのロールスタンドに
    おける圧延ロールの軸線の方向と他の一つのロールスタ
    ンドにおける圧延ロールの軸線の方向は相互に90゜異な
    らしめてあり、さらに、上記各圧延ロールにおける溝
    は、底面がその断面形状において円弧で、しかもその円
    弧の大きさは、円弧の両端と円弧の中心を結ぶ二つの直
    線の成す角が90〜140゜のうちから選択された値となる
    ようにしてあり、両側面が上記断面形状において上記底
    面の半径よりも大きい半径の円弧又は直線にしてあるサ
    イジングミル。
  2. 【請求項2】ハウジングに対し、一対の圧延ロールが相
    互に遠近移動自在に装着してあり、さらに各ロールスタ
    ンドは、一対の圧延ロール相互の間隔を調節する為の調
    節装置を備える請求項1記載のサイジングミル。
  3. 【請求項3】二つのロールスタンドの内の一方のロール
    スタンドにおける圧延ロールの軸線と他方のロールスタ
    ンドにおける圧延ロールの軸線との距離は、圧延材料の
    直径の30倍以下としてある請求項1記載のサイジングミ
    ル。
  4. 【請求項4】圧延材料の通過予定ラインに沿って配列さ
    れた、上記ロールスタンドと同様の構成のもう一つのロ
    ールスタンドを含み、しかも各ロールスタンドにおける
    圧延ロールの軸線の方向は、ロールスタンド毎に順に90
    ゜ずつ異ならしめてある請求項1記載のサイジングミ
    ル。
  5. 【請求項5】圧延材料の通過予定ラインに沿って配列さ
    れた三つのロールスタンドを含み、各ロールスタンド
    は、ハウジングと、夫々周囲に溝を有し、しかも上記ハ
    ウジングに対して、夫々回動自在でかつ相互に遠近移動
    自在に装着した二つで一対の圧延ロールと、上記一対の
    圧延ロール相互の間隔を調節する為の調節装置とを含
    み、しかも各ロールスタンドにおける圧延ロールの軸線
    の方向は、ロールスタンド毎に順に90゜ずつ異ならしめ
    てあり、さらに、上記各圧延ロールにおける溝は、底面
    がその断面形状において円弧で、しかもその円弧の大き
    さは、円弧の両端と円弧の中心を結ぶ二つの直線の成す
    角が90〜140゜のうちから選択された値となるようにし
    てあり、両側面が上記断面形状において上記底面の半径
    よりも大きい半径の円弧又は直線にしてあるサイジング
    ミルを用いて圧延材料を圧延し仕上材を形成する方法に
    おいて、上記方法は、上記仕上材の予定直径に応じて上
    記各ロールスタンドにおける各一対の圧延ロールの溝相
    互の間隔を設定するステップと、それらの間隔が設定さ
    れたロールスタンドに上記圧延材を通すステップとを含
    む圧延材料の圧延方法。
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