JP2685093B2 - 光磁気ディスクの外部磁界印加装置および光磁気ディスク装置 - Google Patents

光磁気ディスクの外部磁界印加装置および光磁気ディスク装置

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JP2685093B2 JP62307597A JP30759787A JP2685093B2 JP 2685093 B2 JP2685093 B2 JP 2685093B2 JP 62307597 A JP62307597 A JP 62307597A JP 30759787 A JP30759787 A JP 30759787A JP 2685093 B2 JP2685093 B2 JP 2685093B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、均一な磁界を発生すると同時に、磁界極性
反転時間が短かい光磁気ディスクの外部磁界印加装置に
関するものである。 〔従来の技術〕 光磁気ディスク装置の外部磁界印加方法としては、従
来、特開昭57−186209号に記載されているように、電磁
コイルを用いる方法と、あるいは特開昭59−54003号に
記載されているように、永久磁石を回転させる方法とが
ある。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記従来技術は、いずれの方法も磁界極性反転時間に
ついて配慮されておらず、電磁コイルによる方法では数
m sec、永久磁石を回転させる方法では数十m secを必要
としていた。光磁気ディスクの1トラックに新たな情報
を記録する場合は、まず、古い情報を消去する動作でデ
ィスクを1回転し、つぎに新しい情報を記録する動作で
1回転し、合計2回転が少なくとも必要であるが、磁界
極性反転に時間がかかると、さらに何回転かが必要とな
り、実効的なデータ転送時間が遅くなるという問題がお
こる。消去から記録へ移る際の1トラックジャンプ時間
内で磁界極性反転が終了すれば、上記の問題は生じない
が、上記従来方法ではいずれの方法にしても時間がかか
りすぎる。 本発明の目的は、1トラックジャンプの時間、例えば
約1m sec以内で磁界極性反転が終了するような小型電磁
コイル、およびその駆動方法を有する光磁気ディスクの
外部磁界印加装置を得ることである。 〔問題点を解決するための手段〕 上記目的は、電磁コイルのインダクタンスLCを出来る
だけ小さくすることによって、インダクタンスLCとコイ
ル抵抗RCとにより決定される電流立ち上りの時定数をτ
とするとき τ=LC/RC (1) を小さくすること、および磁界極性反転時に定常値より
も高い電圧を、瞬間的に印加することによって達成され
る。 〔作用〕 コイルのインダクタンスを小さくするためには、発生
磁界強度が低下しない範囲で、上記コイルに使用してい
る磁性体量を少なくすればよい。また、コイルの時定数
が変わらなくても、磁界極性反転時に高い電圧を印加す
れば、電流の立ち上りは早くなる。そこで、駆動電流が
目標値になった時点で、印加電圧を目標値まで下げれ
ば、見かけ上、磁界極性反転時間を短かくすることがで
きる。 〔実施例〕 つぎに本発明の実施例を図面とともに説明する。第1
図は本発明による光磁気ディスクの外部磁界印加装置の
一実施例の全体構成を示す図、第2図(a)〜(e)は
上記実施例における電磁コイルの形状をそれぞれ示す
図、第3図(a)はディスク半径方向の電磁コイル形状
を示す断面図、(b)は上記電磁コイルにおける磁界強
度の変化を示す図、第4図(a)および(b)は、主磁
極終端部におけるコイル形状をそれぞれ示す図、第5図
(a)〜(c)は電磁コイル形状のその他の例をそれぞ
れ示す図、第6図は電磁コイルの駆動方法を示す図で、
(a)は印加電圧の変化、(b)はコイル電流の変化を
示す図、第7図は電磁コイルの他の駆動方法を示す図
で、(a)は印加電圧の変化を示し、(b)はコイル電
流の変化を示す図である。第1図において、1は光磁気
ディスクであり、磁気光学効果をもつ垂直磁化膜を有し
ている。半導体レーザ2から出射された光は、コリメー
トレンズ3によって平行光束に変換され、ビームスプリ
ッタ4を介して絞り込みレンズ5に入射し、上記光磁気
ディスク1上に微小スポットを形成する。上記絞り込み
レンズ5はディスク1の上下振れに追従して上下される
ように、ボイスコイル6に取付けられている。上記ディ
スク1からの反射光は、絞り込みレンズ5を通ってビー
ムスプリッタ4によって分離され、検光子7に導かれ
る。検光子7はある特定の偏光面の光だけを通過させる
性質を有している。したがって、ディスク1上の垂直磁
化の上下方向に対応して偏光面の回転した光は、上記検
光子7により光量変化に変換される。その後、レンズ8
によって光検出器9に集光され、電気信号に変換され
る。 情報を記録するには、半導体レーザ2を情報信号に対
応して変調し、ディスク1上の垂直磁化膜の温度を局所
的にキュリー温度以上に加熱し、磁化を失ったところに
外部から記録磁場を印加して行う。消去は外部磁場の方
向を、上記記録の場合と逆にして行う。外部磁場は電磁
コイル10により発生する。さらに、電磁コイル10に対向
させて磁性体17が配置されている。第1図における電磁
コイル10の形状および磁性体17の配置としては、後に記
載するような種々の構成をとることができる。 光ヘッド11は情報の記録位置に光スポットを位置付け
るために、ディスクの半径方向に移動できるようになっ
ている。上記移動距離あるいは現在位置は、モワレスケ
ール13等によって知ることができる。第1図に示した例
では、透過形スケールの場合を示しており、発光源12
と、光検知器14によりモワレスケール13を挟み込み、ス
ケールのパタン数を計数することによって位置を認識す
る。15は計数回路である。上記計数回路15によって、現
在の光ヘッドの位置を知ることにより、ドライブ回路16
を動作させて光ヘッド11を所望の位置に移動させる。 本実施例では、電磁コイル10の設置方法について特に
図示していないが、例えば、ディスクカバーの裏面に固
定設置するか、または可動式アームに設置し、上記ディ
スクの着脱時には、邪魔にならないように、ディスクの
上面から外へ移動できるようにしておくのがよい。 つぎに、第2図を用いて電磁コイル10の構成を詳しく
説明する。上記電磁コイル10は例えばフェライトや鉄な
どのコア101と巻線102とから構成されている。第2図
(b)に示すような従来の電磁コイル形状では、磁力線
103′が分布する空間が広く、コイルに電流を流すこと
によって得られる磁界のエネルギーが広い空間に分散し
てしまうため、ディスク上の記録膜に印加される磁界強
度は小さい。同一の起磁力によってより大きな磁界強度
を得るためには、磁力線103′が分布する空間を少なく
する必要がある。ディスクに対して垂直方向の磁界成分
Hex⊥を減少させることなく、磁力線分布の空間を少な
くするためには、第2図(a)に示すように、巻線102
の周囲をコア101で囲み補助磁極とする構造をとればよ
い。これにより、磁力線が分布する空間は図示のように
小さくなるため、磁界のエネルギー密度が増加し、小さ
な起磁力、あるいは小さな駆動電流で必要な強度の磁界
を得ることができる。さらに、コア先端部分をとがらせ
ることによって、その部分に磁界を集中させる構造とし
ては、第2図(c)〜(e)に示すような構造なども考
えられる。さらに、ディスクを挟んで、電磁コイルと対
向させて磁性体17を配置させることにより、磁界の印加
効率を高めることができる。これは、磁力線が磁性体に
吸われるために垂直方向の磁界成分が増加するためであ
る。 第3図にディスク半径方向に関する電磁コイルの形状
を示す。主磁極110の長さは、記録領域全体に均一な磁
界を印加するため、上記記録領域よりも長い。また、補
助磁極111の長さは、上記主磁極110と同じであるか、ま
たは主磁極110よりも短かい。上記補助磁極111を主磁極
110よりも短かくすることにより、第3図(b)に示す
ように上記主磁極110の終端部分における磁界強度を約1
0%上昇させることができ、記録消去に有効な磁界印加
領域が広がる。上記磁界強度が上昇する理由は、以下の
ように考えられる。すなわち、主磁極終端部より発生す
る磁界は、補助磁極111側に引かれるため、上記補助磁
極111が主磁極110に較べて長いほど、磁界は主磁極110
より離れた部分に到達する。このため、磁界の水平成分
が増加し、光磁気記録に関係する垂直成分の磁界強度が
低下することになる。補助磁極111を短かくすることは
電磁コイルの磁性体量を減少させることになるため、結
果として、インダクタンスを低下させる効果もある。例
えば補助磁極111を主磁極110と同じ長さにした場合は、
上記補助磁極111を巻線102の専有領域全体にわたって配
置した場合(第3図の破線部分)に較べて、インダクタ
ンスは約5〜10%程度低下する。 上記のような形状の電磁コイルを用いることにより、
広い有効磁界印加領域を保ちながら、磁界反転時間が短
かい電磁コイルを実現することができる。 上記のように、記録領域全体に均一な磁界を印加する
ためには、コア101を記録領域よりも長くしておく必要
があるため、第4図に示すような位置に突起部分103を
設けることは可能である。例えば、記録領域の長さが30
mmの場合はコアの長さが約35mm必要である。したがっ
て、ディスク内周側と外周側とにそれぞれ約2.5mmの余
裕ができることになり、この部分に突起103を設けるこ
とが可能である。第4図(b)は同図(a)におけるA
−A′断面図である。上記突起部分103は電磁コイル幅
方向の中心に設けている。上記突起部分103の高さhは
数100μm程度である。ディスクは通常±400μm程度上
下に振動しているが、このとき、上記ディスク1と突起
部分103とが接触しないように、上記突起部分103の高さ
hと電磁コイル・ディスク間の距離が選ばれる。光磁気
ディスク装置に振動などの外乱が加わると、ディスクは
通常状態以上に上下振れをおこし、電磁コイル自体も振
動する。この時、上記電磁コイルとディスクとの接触が
起きるが、接触するのは上記突起部分先端と記録領域以
外のディスク表面である。したがって、電磁コイルとの
接触によって記録領域が損傷をうけることがなく、デー
タ破壊を防止することができる。 上記突起部分103の材質としては、電磁コイルのコア1
01と同じ材質としてもよいが、潤滑性や耐摩耗性が良好
な材質として、例えばテフロン系樹脂やチタン酸バリウ
ム等のセラミックスを用いてもよい。また、上記突起部
分を設ける位置は、第4図(a)、(b)に示した場所
以外に、第5図における(a)のように巻線102上、
(b)のように電磁石保持材104上、あるいは(c)に
示すように電磁石コア101の側壁部分等に設けることが
考えられる。上記位置は、もちろん、ディスクの内周側
あるいは外周側のどちらか一方でも構わない。 つぎに、電磁コイルの駆動方法について説明する。第
1図における18は電磁コイル駆動回路である。磁界反転
時に通常の電圧よりも高い電圧を瞬間的に印加すること
により、上記電磁コイルに流れる電流の立ち上り時間を
短縮することができる。第6図には、磁界極性反転時に
所定の時間t0だけ通常の電圧V1のk倍の電圧を印加した
場合における電圧の変化を(a)に示し、電磁コイルに
流れる電流変化を(b)に示す。電磁コイルのインダク
タンスをL、抵抗をRとすると、時刻t=0からの電磁
コイル電流Iの変化は、 となる。電流Iが通常の駆動電流値I0=V1/Rになる時刻
をt=t0とすると、(2)式より これをt0について解くとつぎの関係式が得られる。 例えばk=2とすると となり、電磁コイル時定数の69%の時間で、電流を反転
することができることになる。一般に電流が飽和値の90
%まで立ち上る時間は、時定数の約2倍である。この点
を考慮すると、一定の電圧を印加することによって極性
反転を行う場合に較べて、上記方法を用いると反転時間
を半分以下にすることができる。 なお、上記方法では2電源が必要であるが、つぎに記
す方法を用いることにより、単一の電源によって同様の
効果を実現することができる。第7図には上記実施例の
変形例を示す。本変形例は、電磁コイルの電流が所定の
値I=I0に達した時点で、印加する電圧を第7図(a)
に示すように高周波でON−OFFするものである。高周波
駆動時にパルス幅Wを変化させれば、実効的に電磁コイ
ルに印加される電圧を変化することができる。上記方法
はディジタル制御が可能であるため、印加電圧を容易に
制御することができる。高周波の周波数は例えば電磁コ
イル時定数の約1/10程度にしておけば、高周波駆動時の
電流変動はほとんど無視できる。 上記説明による電磁コイル構造とその駆動方法を用い
ることによって、磁界極性反転時間を1m sec以下にする
ことが可能である。 〔発明の効果〕 上記のように本発明による光磁気ディスクの外部磁界
印加装置は、電磁コイルのインダクタンスを小さくする
手段と、磁界極性反転時に、所定の時間だけ通常の電磁
コイル駆動電圧より高い電圧を印加する手段を設けたこ
とにより、電磁コイルのインダクタンスを構造によって
低下させ、高速磁界反転が可能な電磁コイル駆動方法を
用いているため、磁界反転時間を1m sec以下にすること
ができる。これにより、光磁気ディスク装置におけるト
ラックジャンプの時間内に磁界極性を反転させることが
可能になり、付加的なディスク回転をすることなく記録
・消去を連続して行うことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明による光磁気ディスクの外部磁界印加装
置の一実施例を示す全体構成図、第2図(a)〜(e)
は上記実施例における電磁コイルの形状をそれぞれ示す
図、第3図(a)はディスク半径方向の電磁コイル形状
を示す断面図、(b)は上記電磁コイルにおける磁界強
度の変化を示す図、第4図(a)および(b)は主磁極
終端部における電磁コイルの形状をそれぞれ示す図、第
5図(a)〜(c)は電磁コイル形状のその他の例をそ
れぞれ示す図、第6図は電磁コイルの駆動方法を示す図
で、(a)は印加電圧の変化、(b)はコイル電流の変
化を示す図、第7図は電磁コイルの他の駆動方法を示す
図で、(a)は印加電圧の変化、(b)はコイル電流の
変化を示す図である。 1……ディスク、10……電磁コイル 101……コア、102……巻線 103……突起部分、110……主磁極 111……補助磁極

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.光磁気ディスクの外部磁界印加装置において、電磁
    コイルのインダクタンスを小さくする手段と、磁界極性
    反転時に、所定の時間だけ通常の電磁コイル駆動電圧よ
    り高い電圧を印加する手段とを設け、上記所定の時間
    は、コイルのインダクタンスをL、コイル抵抗をR、通
    常印加する電圧をV1、所定時間内に印加する上記高い電
    圧をV0とし、これらの電圧の比k=V0/V1を用いて で表されることを特徴とする光磁気ディスクの外部磁界
    印加装置。 2.上記電磁コイルのインダクタンスを小さくする手段
    は、磁性体量を少なくした電磁コイルを用いることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載した光磁気ディス
    クの外部磁界印加装置。 3.上記電磁コイルは、主磁極に巻かれた巻線外周部
    に、磁性体を配置して補助磁極とするE型コアを用い、
    ディスク半径方向に細長く形成されたことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項または第2項に記載した光磁気デ
    ィスクの外部磁界印加装置。 4.上記補助磁極は、該補助磁極の長さが主磁極と同じ
    か、または主磁極より短いことを特徴とする特許請求の
    範囲第3項に記載した光磁気ディスクの外部磁界印加装
    置。 5.上記電磁コイルは、ディスクと対向する端面に突起
    部分を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃
    至第3項のいずれかに記載した光磁気ディスクの外部磁
    界印加装置。 6.上記突起部分は、ディスク上の情報記録領域以外の
    少なくとも一箇所で、光磁気ディスク装置に振動などの
    外乱が加わったとき、上記ディスクと接するように配置
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第5項に記
    載した光磁気ディスクの外部磁界印加装置。 7.上記突起部分は、例えばセラミックス、テフロン樹
    脂等の潤滑性を有し、かつ、耐摩耗性が良好な材質より
    なることを特徴とする特許請求の範囲第5項または第6
    項に記載した光磁気ディスクの外部磁界印加装置。 8.上記電磁コイル駆動電圧は、上記所定時間ののち、
    通常の印加電圧V1に切換えることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項乃至第7項のいずれかに記載した光磁気デ
    ィスクの外部磁界印加装置。 9.上記電磁コイル駆動電圧は、上記所定の時間ののち
    も高い電圧V0を印加し、高周波でのON−OFFを行なうこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載した光磁気
    ディスクの外部磁界印加装置。 10.上記高周波は、コイルの時定数の約1/10以下の周
    波数であることを特徴とする特許請求の範囲第9項に記
    載した光磁気ディスクの外部磁界印加装置。 11.上記高周波は、該高周波のパルス幅を可変とする
    ことを特徴とする特許請求の範囲第9項または第10項に
    記載した光磁気ディスクの外部磁界印加装置。 12.上記高周波は、ディジタル制御を行なうことを特
    徴とする特許請求の範囲第9項乃至第11項のいずれかに
    記載した光磁気ディスクの外部磁界印加装置。 13.光磁気ディスクの外部磁界印加装置において、電
    磁コイルのインダクタンスを小さくする手段と、磁界極
    性反転時に、所定の時間だけ通常の電磁コイル駆動電圧
    より高い電圧を印加する手段とを設け、上記電磁コイル
    は、ディスクと対向する端面に突起部分を設けたことを
    特徴とする光磁気ディスクの外部磁界印加装置。 14.上記突起部分は、ディスク上の情報記録領域以外
    の少なくとも一箇所で、光磁気ディスク装置に振動など
    の外乱が加わったとき、上記ディスクと接するように配
    置されていることを特徴とする特許請求の範囲第13項に
    記載した光磁気ディスクの外部磁界印加装置。 15.上記突起部分は、例えばセラミックス、テフロン
    樹脂等の潤滑性を有し、かつ、耐摩耗性が良好な材質よ
    りなることを特徴とする特許請求の範囲第13項に記載し
    た光磁気ディスクの外部磁界印加装置。 16.光磁気ディスクの外部磁界印加装置において、電
    磁コイルのインダクタンスを小さくする手段と、磁界極
    性反転時に、所定の時間だけ通常の電磁コイル駆動電圧
    より高い電圧を印加する手段とを設け、上記電磁コイル
    駆動電圧は、所定時間ののちも高い電圧V0を印加し、高
    周波でON−OFFを行なうことを特徴とする光磁気ディス
    クの外部磁界印加装置。 17.上記高周波は、コイルの時定数の約1/10以下の周
    波数であることを特徴とする特許請求の範囲第16項に記
    載した光磁気ディスクの外部磁界印加装置。 18.上記高周波は、該高周波のパルス幅を可変とする
    ことを特徴とする特許請求の範囲第16項または第17項に
    記載した光磁気ディスクの外部磁界印加装置。 19.光磁気ディスクを用いて、情報の記録または消去
    を行なう光磁気ディスク装置において、電磁コイルのイ
    ンダクタンスを小さくする手段と、磁界極性反転時に通
    常の電磁コイル駆動電圧より高い電圧を、所定の時間だ
    け印加する手段とを有し、かつ上記所定の時間t0は、コ
    イルのインダクタンスをL、コイル抵抗をR、通常印加
    する電圧をV1、所定時間内に印加する上記高い電圧をV0
    としてこれらの電圧比をk=V0/V1を用いて で表される電磁コイル駆動電圧発生部とを有し、かつ上
    記電磁コイルが光磁気ディスクを挟むように、光ヘッド
    に対応して設けたことを特徴とする光磁気ディスク装
    置。
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