JP2531633Y2 - 磁界発生装置 - Google Patents

磁界発生装置

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JP2531633Y2
JP2531633Y2 JP1991027221U JP2722191U JP2531633Y2 JP 2531633 Y2 JP2531633 Y2 JP 2531633Y2 JP 1991027221 U JP1991027221 U JP 1991027221U JP 2722191 U JP2722191 U JP 2722191U JP 2531633 Y2 JP2531633 Y2 JP 2531633Y2
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JP
Japan
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magnetic field
magnetic
coil
magnetic core
frame
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JP1991027221U
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JPH0677002U (ja
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泉 石井
努 熊谷
泰三 滝口
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Sony Corp
Toko Inc
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Sony Corp
Toko Inc
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、光磁気記録媒体に情報
を記録、消去する場合にその記録媒体に磁界を加える磁
界発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気デイスクに情報の記録や消去を行
う場合には、デイスク面に磁界を加えレーザ光線を照射
する。
【0003】レーザ光線の照射を受けた点は加熱されて
保磁力が低下するので磁化反転が容易な状態になり、加
える磁界により情報の記録や消去が可能になる。
【0004】磁界発生装置はコイルの電流によって磁界
を発生させるものが多く用いられるが、電流によってコ
イルや磁極が発熱するので磁界の集中や放熱等を考慮す
る必要があり、その固定を含めた装置全体の構造が複雑
であり、組立てが面倒であった。
【0005】
【考案が解決しょうとする課題】本考案の課題は、コイ
ルの放熱を良好にすると共に、全体の構造を簡単にして
組立てを容易にした磁界発生装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案の磁界発生装置
は、壁面を平行に立設した樋状部分を設けてある磁性金
属体の片側の壁面を互いに固着して形成された磁心と、
該磁心の前記固着された壁面に巻回されたコイルと、枠
体とを有し、コイルと該磁心を枠体内に嵌め込み、磁心
の支持部を枠体の縁に固着したことを特徴とするもので
ある。
【0007】
【実施例】以下、本考案の磁界発生装置の実施例を示す
図1から図4までを参照しながら説明する。図1は正面
図、図2は平面図、図3は底面図、図4は分解斜視図で
ある。
【0008】図1から図4において、1は磁心6を構成
するパーマロイの板等からなる磁性金属体、2はコイ
ル、3は窓状に貫通孔16が設けられたガラス入りエポ
キシ樹脂からなる合成樹脂の枠体である。
【0009】磁性金属体1は、図4で明らかなように、
長さ方向の中央に壁面4を平行に立設した樋状部分5を
設けてあり、夫々の壁面4の高さと長さは等しい。樋状
部分5の両端には、樋状部分5の底面を延長した平坦面
からなる支持部8を設けてある。
【0010】同じ形状の2つの磁性金属体1の片側の壁
面4が例えば溶接技術により互いに固着されて、磁心6
が形成される。磁心6の固着された壁面7にコイル2が
巻回される。コイル2はあらかじめ巻回したものを、壁
面7に嵌め込むとよい。コイル2と磁心6は、コイル2
を形成する線材の絶縁被膜により絶縁されているが、コ
イル2の壁面7と壁面4間にある部分をマイラーフィル
ムのような絶縁材で包んで絶縁をいっそう完全にするこ
ともできる。
【0011】コイル2を巻回した磁心6が枠体3の貫通
孔16に嵌め込まれる。壁面4、壁面7は枠体3の貫通
孔16内にあるが、支持部8は枠体3の貫通孔16の
側の縁、実施例では底面の縁9に接着剤を用いて固着さ
れる。支持部8は磁心6に発生する熱の放熱板の役割も
兼ねている。
【0012】枠体3は、コイル2を巻回した磁心6を保
持し、磁界発生装置を放熱板に固定する役割をする。1
0、11、12は夫々突起であり、14、15は螺子孔
である。突起10、11の先端は壁面4、壁面7の上端
よりもわずかに上側にあり、上側に位置するデイスクが
壁面4、壁面7さらにコイル2に接触することを防ぐ。
突起12は支持部8や樋状部分5の底面に接触する放熱
板の位置合わせを行う。
【0013】図7は磁界発生装置と光磁気デイスクの位
置関係の1例を示す説明図である。枠体3の突起10、
11はデイスク40の書き込み領域41の外側でデイス
ク40の面と対向している。突起10、11はデイスク
40が正常な位置に装着されなかったり、大きく振動し
た場合、その面、特に書き込み領域41がコア6やコイ
ル2からなる磁界発生部分に接触することを防止する。
42はデイスク40の中心にあるモータへの装着部であ
る。
【0014】なお、支持部8は枠体3に設けられた凹み
に嵌め込まれており、組立て時に磁心6が水平方向に移
動しにくくしてある。13は、枠体3の隅から引き出さ
れるコイル2に電流を供給するリードである。
【0015】このように構成された磁界発生装置は、磁
心6の壁面7が磁極となり、主に壁面4との間の空間で
磁路が形成される。そして、壁面7の上に位置する磁気
デイスク面に垂直方向の磁界を発生することができる。
【0016】図5は本考案の磁界発生装置の固着された
壁面の側面形状と、磁界強度の関係を示す説明図であ
る。壁面7の上端を点線で示すように同じ水平面にする
と、壁面7の上側の磁界強度は長さ方向の端近傍で点線
のように強くなり易い。磁極である壁面7の上側の同じ
水平位置では、同じ磁界強度であることが望ましい。
【0017】コイル2の形状や巻回数により、壁面7の
位置による磁界強度の差が大きくなり不都合な場合に
は、壁面7の中央部分の両側に実線で示すように高さの
低い部分20を設けると磁界強度の差は小さくなる。壁
面7の端は高さを、中央部分と同じにしてあるが中央部
分より低い場合もある。
【0018】図6は固着される別の壁面の平面形状を示
す説明図であるが、壁面30の上端に凹部31を設ける
ことにより、中央部分の両側に高さの低い部分を設けて
もよい。なお、磁性金属体1や枠体3の材質は、特に実
施例に限定する必要はない。また、支持部8は平坦面で
あるが部分的に突起を設けて枠体3の縁に食い込ませた
り、端を湾曲させて縁を包むようにして固着してもよ
い。さらに、樋状部分5の底面の水平位置を支持部8の
水平位置よりも上側にして、壁面7、壁面4と共に枠体
3の貫通孔内にあるようにしてもよい。
【0019】
【考案の効果】以上述べたように、本考案の磁界発生装
置は実質的に2個の磁性金属体の樋状部分の壁面を固着
して磁心を形成し、該固着した壁面にコイルを巻回して
磁極としてある。そして、コイルと磁心を枠体に嵌め込
んで固着してある。磁心の壁面とは別の面である支持部
は枠体の貫通孔の縁に固着されており、磁心を枠体に固
定すると共に、磁心に発生する熱の放熱板の役割を兼ね
ている。支持部に別の放熱板を接触させることにより、
いっそう放熱が促進される。
【0020】また、組立ては磁性金属体を固着して形成
した磁心、コイル、枠体をあらかじめ準備しておき、そ
れらを順次嵌め合わせるだけなので簡単である。特に、
磁心は同じ形状の2個の磁性金属体の片側の壁面を単に
固着することにより支持部を含めて形成されるので、製
造が容易であり、価格も安価になる。
【0021】さらに磁極となる互いに固着された壁面に
高さの低い部分を設けることにより、磁極から生ずる磁
界強度を均一にできる。壁面の加工も金属体であるから
容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の磁界発生装置の実施例を示す正面図で
ある。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の底面図である。
【図4】本考案の磁界発生装置の分解斜視図である。
【図5】本考案の磁界発生装置の説明図である。
【図6】本考案の磁界発生装置の別の説明図である。
【図7】本考案の磁界発生装置とデイスクの位置関係の
1例を示す説明図である。 1 磁性金属体 2 コイル 3 枠体 6 磁心

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面を平行に立設した樋状部分を設けて
    ある同じ形状の2個の磁性金属体の片側の壁面を互いに
    固着して形成された磁心と、該磁心の前記固着された壁
    面に巻回されたコイルと、枠体とを有し、枠体は中央に
    窓状の貫通孔が設けられ、磁心には磁性金属体の樋状部
    分の底面を延長させてなる支持部を設けてあり、コイル
    磁心の壁面が枠体の貫通孔内に嵌め込まれ、磁心の支
    持部が該貫通孔の片側の縁に固着されていることを特徴
    とする磁界発生装置。
JP1991027221U 1991-03-28 1991-03-28 磁界発生装置 Expired - Lifetime JP2531633Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0677002U JPH0677002U (ja) 1994-10-28
JP2531633Y2 true JP2531633Y2 (ja) 1997-04-09

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62173606A (ja) * 1986-01-27 1987-07-30 Sony Corp 双極性磁界発生装置
JPH01150202A (ja) * 1987-12-07 1989-06-13 Hitachi Ltd 光磁気ディスクの外部磁界印加装置および光磁気ディスク装置
JPH02173902A (ja) * 1988-12-27 1990-07-05 Toshiba Corp 磁界発生装置

Patent Citations (3)

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JPH02173902A (ja) * 1988-12-27 1990-07-05 Toshiba Corp 磁界発生装置

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JPH0677002U (ja) 1994-10-28

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