JP2684492B2 - エッチング処理装置 - Google Patents

エッチング処理装置

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JP2684492B2
JP2684492B2 JP4202017A JP20201792A JP2684492B2 JP 2684492 B2 JP2684492 B2 JP 2684492B2 JP 4202017 A JP4202017 A JP 4202017A JP 20201792 A JP20201792 A JP 20201792A JP 2684492 B2 JP2684492 B2 JP 2684492B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば銅プリント基盤
を塩化第二銅エッチング液でエッチングするエッチング
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】塩化第二銅エッチング液による銅プリン
ト基盤のエッチング法は一般に民生用、産業機器用など
幅広い分野で多く利用されている。このエッチング液を
用いて被エッチング材である銅(Cu)をエッチング処
理する反応機構は下記の(1)式により示され、この反
応により塩化第二銅(CuCl)は塩化第一銅(Cu
Cl)になる。 Cu+CuCl→2CuCl・・・(1) この塩化第一銅は水に対する溶解度が小さく難溶性であ
るが、塩化第二銅エッチング液に約10%含まれる塩酸
(HCl)により銅錯体を形成してエッチング処理後の
溶液中に溶解している。しかしながらこの塩化第一銅は
銅の溶解能力が無いので、エッチング液中にこの塩化第
一銅が存在するとエッチング速度(銅の単位時間あたり
の溶解量)が低下し、このため被エッチング材のエッチ
ング処理の効率が著しく悪化する。
【0003】そこで従来では、被エッチング材が浸漬さ
れる反応槽中の塩化第一銅の濃度を例えば定期的に検出
して、その濃度が一定値以上になったときに過酸化水素
水(H)と塩酸とを反応槽内に理論量添加し、反
応槽内にてその混合溶液を撹拌して反応を進行させる方
法が行われている。この時の反応式を下記の(2)式に
示す。 2CuCl+2HCl+H→2CuCl+HO・・・(2)
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら上述
の酸化再生法では、酸化剤として用いる過酸化水素水に
は強力な酸化作用があるため、皮膚に付着すると水泡が
できてしまったり、また下記の(3)式に示すように、
過酸化水素水は一部自己分解して純酸素(O)を発生
するため、油分等と長時間接触すると発火する可能性が
あるという危険性があった。 2H→2HO+O・・・(3) また過酸化水素水は比較的高価であると共に、上記の
(3)式に示すように一部自己分解して水を生成するの
で、この水によりエッチング液の濃度が希釈されてしま
い経済的にも問題があった。
【0005】本発明はこのような事情のもとになされた
ものであり、その目的はエッチング処理を安全に行うこ
とができ、しかも自動的にエッチング液の濃度管理を行
うことができるエッチング処理装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】塩化第二銅溶液からなる
エッチング液と銅とをエッチング反応させるエッチング
反応槽と、前記エッチング反応槽より流出するエッチン
グ液を貯留する酸化再生槽と、 この酸化再生槽内のエッ
チング液を槽外に取り出し、当該酸化再生槽に戻して循
環させるための、ポンプを備えた循環路と、 一端が前記
循環路に連通すると共に他端が大気に開放された空気吸
引路を有し、当該エッチング液の液流によって空気吸引
路の内部が負圧になって空気を吸引する空気吸引手段
と、 この空気吸引手段により吸引された空気により酸化
再生されたエッチング液を前記エッチング反応槽に循環
して供給する循環手段と、前記エッチング液中の塩化第
一銅濃度を検出する第一の検出手段と、前記エッチング
液中の銅の濃度を検出する第二の検出手段と、前記エッ
チング液を希釈調整するための希釈液を供給する希釈液
供給手段と、前記第一の検出手段からの検出値に基づい
前記ポンプに起動・停止命令を出力し、前記酸化再生
槽内のエッチング液と空気との接触を制御すると共に、
前記第二の検出手段からの検出値に基づいて前記希釈液
供給手段による希釈液の供給を制御する制御手段と、を
有してなることを特徴とする。
【0007】
【作用】エッチング液中の塩化第一銅濃度と銅濃度(ト
ータル銅濃度)を検出手段により検出し、その検出値に
基づいて、エッチング液に対する酸化再生処理あるいは
濃度の希釈調整処理を制御することにより、エッチング
液の濃度を常に一定範囲内に保つようにエッチング液を
管理すると共に、濃度が一定範囲内に保たれたエッチン
グ液を例えば連続的にエッチング反応槽に供給する。
【0008】
【実施例】図1は本発明の実施例に係るエッチング装置
の構成図である。図1中11は例えば銅プリント基盤等
の被エッチング材を塩化第二銅エッチング液でエッチン
グ処理するためのエッチング反応槽であり、そしてこの
エッチング反応槽11内のエッチング液は所定量以上に
なるとエッチング反応槽11に設けられた供給管12を
介してエッチング反応槽11から受槽13へ供給され、
常に一定の水位に保持される。ここで受槽13内に供給
されたエッチング液には、塩化第二銅と、上述の(従来
の技術)の項で説明した(1)式に示すエッチング反応
の生成物である塩化第一銅とが含まれている。次にこの
エッチング液はポンプ14を介して後述の酸化再生手段
(空気吸引手段)21を備えた酸化再生槽22へ供給さ
れ、さらに酸化再生槽22内で所定量以上になると酸化
再生槽22に設けられた供給管23を介して循環槽31
へ供給される。
【0009】循環槽31には、循環槽31内に供給され
たエッチング液中の塩化第一銅濃度を検出するための第
一の検出手段32と、エッチング液中のトータル銅濃度
(Cu、Cu2+の総量)を検出するための第2の検
出手段33が配設されている。この第一の検出手段32
としては例えば酸化還元電位測定器が用いられ、酸化還
元電位を測定することによりエッチング液中の酸化物質
である塩化第二銅と還元物質である塩化第一銅の濃度比
を検出し、別に実験により求めた換算式により塩化第一
濃度に換算して測定することとした。また第二の検出手
段33としては例えば比重測定器が用いられる。さらに
循環槽31には、エッチング液の温度を検出するための
温度検出器34と、この温度検出器34からの検出信号
に基づいてオン、オフ制御され、エッチング液の温度を
エッチング処理に適した温度に調整するヒーター35と
循環槽31内のエッチング液の量を管理するレベルアラ
ーム36とが設けられている。
【0010】そしてこのように内部に検出手段等が配設
された循環槽31は、その底部がポンプ38を備えた循
環供給路Aを介して前記酸化再生手段21に接続されて
いる。この循環供給路Aは本発明の循環路をなすもので
ある。また循環供給路Aには希釈液供給路54の一端側
が接続されており、この希釈液供給路54の他端側は2
つに分岐されて、その一方の分岐路の導入口が水槽51
内に配設されると共に、他方の分岐路の導入口が塩酸槽
52内に配設され、これら分岐路には2連の定量ポンプ
53が設けられている。
【0011】このような循環槽31では、エッチング液
中の塩化第一銅濃度とトータル銅濃度がそれぞれ第一の
検出手段32と第二の検出手段33により検出され、そ
れぞれの検出値は制御手段37に入力される。この制御
手段37は、塩化第一銅濃度の設定値と第一の検出手段
32の検出値とを比較し、検出値が設定値a1以上にな
った時にポンプ38に起動命令を出力すると共に、検出
値が設定値a2以下になった時にポンプ38に停止命令
を出力する機能を有し、またトータル銅濃度の設定値b
1と第二の検出手段33の検出値とを比較し、検出値が
設定値b1以上になった時に定量ポンプ53に起動命令
を出力すると共に、検出値が設定値b2以下になった時
に定量ポンプ53に停止命令を出力する機能を有してい
る。
【0012】そして制御手段37からの起動命令により
ポンプ38が起動されると、循環槽31から塩化第一銅
を含むエッチング液が循環供給路Aを介して酸化再生手
段21へ供給される。一方制御手段37からの起動命令
により定量ポンプ53が起動されると、水槽51と塩酸
槽52とからそれぞれ水と塩酸が汲み上げられ、混合さ
れて所定の濃度に調整される。そして希釈液として希釈
液供給路54を介して循環供給路Aへ供給される。
【0013】次に空気吸引手段をなす酸化再生手段21
について説明する。酸化再生手段21を備えた酸化再生
槽22では、塩化第一銅を空気で酸化し塩化第二銅を生
成させる酸化反応が進められて塩化第一銅を含むエッチ
ング液から塩化第二銅が再生される。この場合具体的な
酸化再生方法としてはエゼクター法やタービン翼撹拌法
等を用いることができる。
【0014】この内エゼクター法は、空気吸引手段とし
て図2に示すエゼクター61を使用するものである。エ
ゼクター61は上部側に配設された管62と、その下部
側に配設された管63との2本の管を上下に対向配置す
ると共に、その対向している部分を大気に向けて開口す
る開口部65が設けられた球状の空気取り込み室64に
より覆うことによって構成されている。そして管62の
上端は循環供給路Aに接続され、管63の下端部は酸化
再生槽22内の底部付近まで伸びている。また管62は
下側に向かうにつれて縮径し、管63の上端側に形成さ
れた開口部63Aは管62の下端側開口部62Bを囲む
ようにひとまわり大きく形成されている。
【0015】このようなエゼクター61では、循環供給
路Aからエゼクター61内に酸化再生処理が必要なエッ
チング液が供給されると、そのエッチング液はエゼクタ
ー61内部を管62、管63へ流下していく。このとき
管62の縮径によって、管62中を流下するエッチング
液の速度は速くなる。そしてこのエッチング液はエゼク
ター61内から開口部63Bを介して酸化再生槽22へ
向けて吐出されるが、エッチング液の流下によってエゼ
クター61内部の圧力が減圧されるので、開口部65よ
り空気がエゼクター61内に吸引され、この空気はさら
に開口部63Aを介して管63内へ取り込まれる。そし
て空気は管63の下端を通った後、酸化再生槽22の液
面まで上昇して大気に放出されるが、この間にエッチン
グ液と空気が接触しエッチング液中の塩化第一銅の酸化
が行われ、塩化第二銅が再生される。
【0016】一方タービン翼撹拌法は空気吸引手段とし
て図3(a)に示すタービン翼式撹拌機71を使用する
ものである。この撹拌機71はモーター72に接続され
た回転軸73の端部に撹拌盤74を取り付けて構成さ
れ、さらに撹拌盤74には、図3(b)に示すように、
複数のタービン翼75が周方向に設けられている。そし
て撹拌機71は撹拌槽76中に配設され、その撹拌槽7
6の側面には排出口77が例えば接線方向に形成されて
いる。
【0017】このようタービン翼式撹拌機71では、撹
拌槽76中に酸化再生処理が必要なエッチング液が供給
されると共に空気がタービン翼75に巻き込むように吹
き込まれ、このエッチング液と空気とを撹拌盤74で撹
拌することにより接触させてエッチング液中の塩化第一
銅を酸化し塩化第二銅を再生する。この時撹拌盤74は
モーター72の駆動により回転する。そして再生された
エッチング液は排出口77を介して撹拌槽76の外部へ
吐出される。また撹拌槽76の代わりに酸化再生槽22
の内部に撹拌機71を配設して同様にエッチング液の酸
化再生を行うことも可能である。
【0018】このようにして酸化再生されたエッチング
液は酸化再生槽22で所定量以上になると循環槽31へ
供給管23を介して供給され、循環槽31においてもそ
の内部のエッチング液は所定量以上になると供給管39
を介して再生液槽41に供給される。そして再生液槽4
1からは常時起動しているポンプ42により循環供給管
Bを介してエッチング液がエッチング反応槽11へ常に
供給されている。
【0019】以上においてこの実施例では、ポンプ1
4、42や、反応11のエッチング液の循環路をなす
循環供給路Bやこれ以外の管路部分及びその途中に配設
されている各槽13、22、31、41等は、本発明の
循環手段をなすものである。また酸化再生槽2、循環
槽31や再生液槽41そして塩酸槽52に排ガスライン
を介して排ガスフィルターを接続することも可能であ
り、このようにするとそれぞれの槽内で発生する排ガス
を、その中に含まれる汚染物質を排ガスフィルターによ
り除去した後、外気中へ排出することができる。さらに
循環槽31にエッチング液のエッチング能力を表示する
表示手段を設けて制御手段37により制御することも可
能である。
【0020】ここでエッチング液中の塩化第一銅濃度と
トータル銅濃度を管理する理由は次の通りである。即ち
エッチング処理を行うにつれてエッチング液中の塩化第
一銅濃度が高くなるが、塩化第一銅濃度が高くなるとそ
の分エッチング処理の効率は低下する。またエッチング
処理と酸化再生処理を行うにつれて、エッチング液中の
銅イオンの量が増加しエッチング液の濃度が高くなる
が、エッチング液の濃度が変化すると被エッチング材の
エッチング処理にばらつきが生じる。従ってエッチング
液の塩化第一銅濃度とトータル銅濃度を管理する必要が
あり、本実施例ではこれらをそれぞれ例えば酸化還元電
位や比重を管理することで行っている。
【0021】次に上述の実施例の作用を説明する。ポン
プ14、ポンプ42は常時起動されており、従ってエッ
チング反応槽11内のエッチング液は、受槽13、酸化
再生槽2、循環槽41を経てエッチング反応槽11内
へ戻るように循環されている。
【0022】またエッチング反応槽11内では被エッチ
ング材のエッチング処理が行われ、このためエッチング
液中の塩化第一銅濃度及びトータル銅濃度は増加してい
く。そして塩化第一銅濃度が設定値を越えると、制御手
段37の起動命令によりポンプ38が起動し、これによ
り循環槽31内のエッチング液が循環供給路Aを介して
循環する。この結果先述のように循環供給路Aを流れる
エッチング液は、酸化再生手段21を備えた酸化再生槽
22内を通過する際、空気により酸化され塩化第一銅は
塩化第二銅に再生されていく。そして塩化第一銅濃度が
ある設定値以下になるとポンプ38は制御手段37の停
止命令により停止する。
【0023】一方エッチング液中のトータル銅濃度が設
定値を越えると、制御手段37の起動命令により定量ポ
ンプ53が起動し、これにより塩酸と水からなる希釈液
が希釈液供給路54と循環供給路Aを介して酸化再生槽
22へ供給される。そしてエッチング液に添加されてエ
ッチング濃度の希釈調整が行われ、トータル銅濃度があ
る設定値位下になると定量ポンプ53は制御手段37の
停止命令により停止する。
【0024】このようにエッチング液の塩化第一銅濃度
が高くなると酸化再生手段21により塩化第一銅を酸化
して塩化第二銅を再生すると共に、トータル銅濃度が高
くなると希釈液を供給してトータル銅濃度を希釈調整す
ることでエッチング液の管理を行っている。
【0025】即ち本発明では、危険で取扱いに注意を要
する過酸化水素水等の酸化剤を用いないで、空気又は純
酸素により塩化第一銅を酸化して塩化第二銅を再生する
ので、酸化再生処理の安全性が向上すると共に、比較的
高価な過酸化水素水を酸化剤として用いる場合より酸化
剤のコストが抑えられるので経済的にも安価に酸化再生
処理を行うことが可能となる。
【0026】また本発明では、エッチング液中の塩化第
一銅濃度とトータル銅濃度を検出し、その値に基づいて
エッチング液に対する酸化再生処理や濃度の希釈調整処
理が制御されているので、自動的にエッチング液の濃度
を一定範囲内に保つようにエッチング液の管理を行うこ
とができる。
【0027】さらに本発明では、再生されたエッチング
液は循環供給路Bを介して連続的にエッチング反応槽1
1へ循環供給されているので、エッチング反応槽11で
は常に濃度が一定範囲に保たれたエッチング液を用いて
被エッチング材のエッチング処理を行うことができる。
このためエッチング処理のばらつきを防ぐことができる
と共に、エッチング速度を一定に保つことができ、被エ
ッチング材に対して安定したエッチング処理を施すこと
ができると共に、エッチング処理の効率が向上する。
【0028】また実施例では、エッチング反応槽11
酸化再生槽22の他に、受槽13、循環槽31及び再生
液槽41とつの槽を用いる構成例を示したが、これら
の槽は必ずしも必要ではなく、エッチング装置の目的や
規模に応じて1槽あるいは2槽にすることも可能であ
る。また供給管に直接酸化再生手段21、検出手段3
2、34等を配設するような構成も可能である。同様に
水槽51、塩酸槽52に対してもこれに限定されるもの
ではない。さらに検出手段に対しても実施例中で説明さ
れた酸化還元電位測定器や比重測定器に限定されるもの
ではなく、目的や規模に応じた適切な測定器を用いるこ
とが可能である。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば塩化第二銅エッチング液
のエッチング反応の際に生成する塩化第一銅を過酸化水
素水等の酸化剤を用いず、空気で酸化し塩化第二銅を再
生しているので、酸化再生処理の安全性が向上すると共
に、酸化剤のコストが抑えられるので経済的にも安価に
処理を行うことができる。
【0030】またエッチング液中の塩化第一銅濃度やト
ータル銅濃度の検出値に基づいて、エッチング液の濃度
を一定範囲に保つように酸化再生処理や濃度の希釈調整
処理が制御されているので、安定したエッチング処理を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るエッチング装置の構成図
である。
【図2】本発明の実施例に係る酸化再生手段としてのエ
ゼクターの断面図である。
【図3(a)】本発明の実施例に係る酸化再生手段とし
てのタービン翼式の撹拌機の断面図である。
【図3(b)】タービン翼式撹拌機の撹拌盤の平面図で
ある。
【符号の説明】 11 エッチング反応槽 14、38、42 ポンプ 21 酸化再生手段 31 循環槽 32 第一の検出手段 33 第二の検出手段 37 制御手段 41 再生液槽 51 水槽 52 塩酸槽 53 定量ポンプ 54 希釈液供給路 A、B 循環供給路 61 エゼクター 71 タービン翼式撹拌機

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩化第二銅溶液からなるエッチング液と
    銅とをエッチング反応させるエッチング反応槽と、前記エッチング反応槽より流出するエッチング液を貯留
    する酸化再生槽と、 この酸化再生槽内のエッチング液を槽外に取り出し、当
    該酸化再生槽に戻して循環させるための、ポンプを備え
    た循環路と、 一端が前記循環路に連通すると共に他端が大気に開放さ
    れた空気吸引路を有し、当該エッチング液の液流によっ
    て空気吸引路の内部が負圧になって空気を吸引する空気
    吸引手段と、 この空気吸引手段により吸引された空気により酸化 再生
    されたエッチング液を前記エッチング反応槽に循環して
    供給する循環手段と、 前記エッチング液中の塩化第一銅濃度を検出する第一の
    検出手段と、 前記エッチング液中の銅の濃度を検出する第二の検出手
    段と、 前記エッチング液を希釈調整するための希釈液を供給す
    る希釈液供給手段と、 前記第一の検出手段からの検出値に基づいて前記ポンプ
    に起動・停止命令を出力し、前記酸化再生槽内のエッチ
    ング液と空気との接触を制御すると共に、前記第二の検
    出手段からの検出値に基づいて前記希釈液供給手段によ
    る希釈液の供給を制御する制御手段と、 を有してなることを特徴とするエッチング処理装置。
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