JP2684330B2 - 熱融着−切断装置 - Google Patents

熱融着−切断装置

Info

Publication number
JP2684330B2
JP2684330B2 JP34587593A JP34587593A JP2684330B2 JP 2684330 B2 JP2684330 B2 JP 2684330B2 JP 34587593 A JP34587593 A JP 34587593A JP 34587593 A JP34587593 A JP 34587593A JP 2684330 B2 JP2684330 B2 JP 2684330B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
pair
hole
support rod
bush
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP34587593A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07187146A (ja
Inventor
伸一 赤根
Original Assignee
有限会社中土製袋所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社中土製袋所 filed Critical 有限会社中土製袋所
Priority to JP34587593A priority Critical patent/JP2684330B2/ja
Publication of JPH07187146A publication Critical patent/JPH07187146A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2684330B2 publication Critical patent/JP2684330B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Package Closures (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合成樹脂フィルム製チ
ューブの袋素材を熱融着及び切断する熱融着−切断装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、固定受け台の上方に横杆組立体を
上下方向に移動自在に配設すると共に、横杆組立体の下
部にこれと平行な固定受け台に接離する熱融着用の加熱
押圧体を配設し、加熱押圧体に横杆組立体と平行な下方
に向って開口する凹溝を形成し、横杆組立体の一端寄り
及び他端寄りに鉛直方向に沿って一対の支杆をそれぞれ
設け、一対の支杆の間に加熱押圧体の凹溝に臨んで横杆
組立体と平行な切断用カッターを設けた熱融着−切断装
置が実公昭62−10103号公報として知られてい
る。
【0003】また、固定受け台の上方に第1の横枠体を
上下方向に移動自在に配設すると共に、第1の横枠体の
下部にこれと平行な第2の横枠体を配設し、第2の横枠
体の下部に第1の横枠体と平行な固定受け台に接離する
押圧体を配設し、押圧体に第2の横枠体と平行な下方に
向って開口する凹溝を形成し、第1の横枠体の一端寄り
及び他端寄りに互いに平行な一対の支杆をそれぞれ揺動
自在に設け、一対の支杆の間に押圧体の凹溝に臨んで第
1の横枠体と平行なカッターを配置し、一対の支杆の下
端部にカッターの一端部及び他端部をそれぞれ回動自在
に連結し、第1の横枠体の一端寄りの上部にカッターを
押圧体の長手方向に沿って移動するためのエアーシリン
ダーを設け、エアーシリンダーのピストンロッドの先端
部を一方の支杆の上端部に連結し、第1の横枠体の他端
寄りの上部に他方の支杆の上端部に臨んでカッターの移
動を阻止するストッパを設けた熱融着−切断装置が実開
昭61−71425号公報として提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実公昭62
−10103号公報記載のものは、横杆組立体を下方に
向って移動すると、加熱押圧体が横杆組立体の移動に伴
いながら水平状態のまま固定受け台に向って下降すると
同時に、加熱押圧体の下面が袋素材の所定の箇所を固定
受け台の上面に向って押圧し、袋素材の上側及び下側の
合成樹脂フィルムを加熱押圧体により押圧しながら横杆
組立体の長手方向に沿って熱融着し、一対の支杆が横杆
組立体と共に下方に向って移動すると同時に、切断用カ
ッターが一対の支杆の移動に伴いながら水平状態のまま
固定受け台に向って下降し、袋素材の加熱押圧体の凹溝
に相当する箇所を切断用カッターの刃先により切断する
ようにしたにすぎないものであった。
【0005】また、実公昭57−16823号公報記載
のものは、第1の横枠体を下方に向って移動すると、第
2の横枠体が第1の横枠体と共に下方に向って移動する
と同時に、押圧体が第2の横枠体の移動に伴いながら水
平状態のまま固定受け台に向って下降し、押圧体の下面
が袋素材の所定の箇所を固定受け台の上面に向って押圧
し、一対の支杆が第1の横枠体と共に下方に向って移動
すると同時に、カッターが一対の支杆の移動に伴いなが
ら水平状態のまま固定受け台に向って下降し、カッター
の一対の支杆の移動に伴う下降に際し、エアーシリンダ
ーのピストンロッドを伸長し、一対の支杆がエアーシリ
ンダーのピストンロッドの伸長に伴いながら第1の横枠
体の一端寄り及び他端寄りに対して揺動し、カッターを
一対の支杆の揺動に伴いながら押圧体の長手方向に水平
移動し、袋素材の押圧体の凹溝に相当する箇所をカッタ
ーの刃先により切断するようにしたものにすぎず、カッ
ターのエアーシリンダーによる水平移動に大きな力を必
要とし、装置の組立て作業が手数を要して面倒であり、
装置全体の構造が複雑となり、装置の製造コストが高価
となるものであった。
【0006】本発明の目的は、上述する問題点に対処し
て、受け台の上部に袋素材を給送した状態において、水
平部材を下方に向って移動することにより、加熱押圧体
が水平部材の移動に伴いながら水平状態のまま受け台に
向って下降すると同時に、加熱押圧体の下面が袋素材の
所定の箇所を受け台の上面に向って押圧し、袋素材の上
側及び下側の合成樹脂フィルムを加熱押圧体により押圧
しながら水平部材の長手方向に沿って熱融着し、第1及
び第2の軸受が水平部材と共に下方に向って移動すると
同時に、第1及び第2の保持体が第1及び第2の軸受と
共に下方に向って移動し、一対の懸吊棒が一対のコイル
スプリングを介して一対の支持棒を吊下げた状態のまま
第1及び第2の保持体と共に下方に向って移動し、一対
の支持棒が一対の懸吊棒と共に下方に向って移動し、切
断刃が一対の支持棒の移動に伴いながら水平状態のまま
受け台に向って下降し、切断刃の一対の支持棒の移動に
伴う下降に際し、水平移動手段が一対の支持棒の上端部
を第1及び第2の軸受のガイド孔に沿って水平部材の長
手方向に移動し、一対のコイルスプリングが一対の支持
棒の上端部の移動に伴って弾性変形し、切断刃が一対の
支持棒の上端部の移動に伴いながら水平移動手段により
加熱押圧体の長手方向に沿って水平移動し、袋素材の加
熱押圧体の凹溝に相当する箇所を切断刃の刃先により大
きな抵抗を与えることなく切断し、袋素材の切断刃によ
る切断に良好の切味が得られ、従来のように切断刃の水
平移動手段による水平移動に大きな力を必要とせず、コ
イルスプリングを長期使用しても、コイルスプリングの
金属疲労が少なく、コイルスプリングが金属疲労により
破損するおそれのない熱融着−切断装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の熱融着−切断装
置は、受け台の上方に水平部材を上下方向に移動自在に
配設すると共に、前記水平部材の下部にこれと平行な前
記受け台に接離する加熱押圧体を配設し、前記加熱押圧
体に前記水平部材と平行な下方に向って開口する凹溝を
形成した熱融着−切断装置において、前記水平部材の一
端寄り及び他端寄りに垂直方向に沿って第1及び第2の
軸受をそれぞれ設け、前記第1及び第2の軸受の上部に
第1及び第2の保持体をそれぞれ設け、前記第1及び第
2の保持体の内部に鉛直方向に沿って一対の懸吊棒をそ
れぞれ固設し、前記水平部材の一端寄り及び他端寄りの
下部に前記一対の懸吊棒と同一軸線上に沿って一対の支
持棒をそれぞれ設け、前記第1及び第2の軸受に前記一
対の支持棒の上端部を前記水平部材の長手方向に沿って
案内するガイド孔をそれぞれ設け、前記一対の支持棒の
間に前記加熱押圧体の凹溝に臨んで前記水平部材と平行
な切断刃を設け、前記第1及び第2の軸受の内部の前記
一対の懸吊棒と前記一対の支持棒との間に一対のコイル
スプリングをそれぞれ設け、前記懸吊棒の下端部に前記
コイルスプリングを介して前記支持棒の上端部を接続
し、前記支持棒の側部に前記切断刃を前記加熱押圧体の
長手方向に沿って移動する水平移動手段を設けたことを
特徴とする構成を有するものである。
【0008】
【作用】受け台の上部に袋素材を給送した後、受け台の
上方に配設した水平部材を下方に向って移動すると、水
平部材の下部に配設した加熱押圧体が水平部材の移動に
伴いながら水平状態のまま受け台に向って下降し、加熱
押圧体の下面が袋素材の上側及び下側の合成樹脂フィル
ムを受け台の上面に向って押圧しながら水平部材の長手
方向に沿って熱融着する。
【0009】また、水平部材の一端寄り及び他端寄りに
それぞれ設けた第1及び第2の軸受が水平部材と共に下
方に向って移動すると同時に、第1及び第2の軸受の上
部に設けた第1及び第2の保持体が第1及び第2の軸受
と共に下方に向って移動し、第1及び第2の保持体の内
部に固設した一対の懸吊棒が一対のコイルスプリングを
介して一対の支持棒を吊下げた状態のまま第1及び第2
の保持体と共に下方に向って移動し、水平部材の一端寄
り及び他端寄りの下部に設けた一対の支持棒が一対の懸
吊棒と共に下方に向って移動し、一対の支持棒の間に加
熱押圧体に形成した凹溝に臨んで設けた切断刃が一対の
支持棒の移動に伴いながら水平状態のまま受け台に向っ
て下降する。
【0010】さらに、切断刃の一対の支持棒の移動に伴
う下降に際し、支持棒の側部に設けた水平移動手段が一
対の支持棒の上端部を第1及び第2の軸受に設けたガイ
ド孔に沿って水平部材の長手方向に移動し、一対の懸吊
棒と一対の支持棒との間に設けた一対のコイルスプリン
グが一対の支持棒の上端部の移動に伴って弾性変形し、
切断刃が一対の支持棒の上端部の移動に伴いながら水平
移動手段により加熱押圧体の長手方向に沿って水平移動
し、切断刃の刃先が袋素材の加熱押圧体の凹溝に相当す
る箇所を切断する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0012】図1において、1は受け台であり、受け台
1の上方には水平部材として角パイプ2が上下方向に移
動自在に配設されると共に、角パイプ2の下部にはこれ
と平行な受け台1に接離する加熱押圧体としてシールバ
ー3が配設され、シールバー3には、図2に示すよう
に、角パイプ2と平行な下方に向って開口する凹溝4が
形成されている。
【0013】角パイプ2の一端寄り及び他端寄りには、
図1に示すように、垂直方向に沿って第1及び第2の軸
受となるブッシュ5,6がそれぞれ設けられると共に、
ブッシュ5,6の上部には第1及び第2の保持体となる
ホルダ7,8がそれぞれ設けられ、ホルダ7,8の内部
には、図3に示すように、鉛直方向に沿って一対の懸吊
棒9,10がそれぞれ固設され、角パイプ2の一端寄り
及び他端寄りの下部には懸吊棒9,10と同一軸線上に
沿って一対の支持棒11,12がそれぞれ設けられ、ブ
ッシュ5,6には、図4に示すように、支持棒11,1
2の上端部を角パイプ2の長手方向に沿って案内するガ
イド孔13,14がそれぞれ設けられ、支持棒11,1
2の間にはシールバー3の凹溝4に臨んで角パイプ2と
平行な切断刃15が設けられている。
【0014】ブッシュ5,6の内部の懸吊棒9,10と
支持棒11,12との間には、図3に示すように、一対
のコイルスプリング16,17がそれぞれ設けられ、懸
吊棒9,10の下端部にはコイルスプリング16,17
を介して支持棒11,12の上端部がそれぞれ接続さ
れ、支持棒11の側部には、図1に示すように、切断刃
15をシールバー3の長手方向に沿って移動する水平移
動手段としてカム18が設けられている。
【0015】受け台1の上面には、図1及び図2に示す
ように、角パイプ2と平行な上方に向って開口する凹溝
19が形成され、受け台1の凹溝19の両側には角パイ
プ2の長手方向に沿って互いに平行なシーズヒータ2
0,20がそれぞれ設けられると共に、受け台1の凹溝
19の両側の上部には角パイプ2の長手方向に沿って互
いに平行な剥離テープ21,21がそれぞれ設けられ、
受け台1の凹溝19には切断刃15の刃先が入り込むよ
うになっている。
【0016】受け台1はシーズヒータ20,20により
加熱された状態となっている。
【0017】受け台1の上方には、図1に示すように、
水平方向に沿って角パイプ2が配設され、角パイプ2の
上壁22の一端寄り及び他端寄りには、図3に示すよう
に、嵌合孔23及び嵌合孔24がそれぞれ穿設されると
共に、角パイプ2の下壁25の一端寄り及び他端寄りに
は嵌合孔23及び嵌合孔24と同一中心軸線上に嵌合孔
26及び嵌合孔27がそれぞれ穿設されている。
【0018】角パイプ2の一端寄りには、図1及び図3
に示すように、垂直方向に沿ってブッシュ5が配設さ
れ、ブッシュ5の内部には、図4に示すように、上端と
下端との間に角パイプ2の長手方向に沿って長円形のガ
イド孔13が設けられ、ブッシュ5の上端寄りの外周に
は、図5に示すように、外方に向って張出したフランジ
28が形成され、ブッシュ5のガイド孔13の角パイプ
2の長手方向と直交する水平方向の幅b1が懸吊棒9及
びコイルスプリング16の外径と略同一となっている。
【0019】ブッシュ5は電気絶縁材料よりなる。
【0020】ブッシュ5の上部には、図1及び図3に示
すように、ホルダ7が配設され、ホルダ7の周壁29に
は、図5に示すように、中心軸と直交する方向に通孔3
0が設けられると共に、ホルダ7の端壁31の中央には
懸吊棒9を挿通する貫通孔32が設けられている。
【0021】ホルダ7は電気絶縁材料よりなる。
【0022】角パイプ2の上壁22の嵌合孔23及び下
壁25の嵌合孔26には、図3及び図5に示すように、
上方よりブッシュ5が嵌入され、角パイプ2の上壁22
の一端寄りの上面にはブッシュ5のフランジ28が当接
されると共に、ブッシュ5のフランジ28にはホルダ7
の周壁29の端面が当接され、ホルダ7の周壁29及び
ブッシュ5のフランジ28は、図1に示すように、角パ
イプ2の上壁22の一端寄りに複数のボルトにより固定
されている。
【0023】ホルダ7の内部には、図3に示すように、
鉛直方向に沿って懸吊棒9が配設され、懸吊棒9の外周
面には、図5に示すように、環状凹溝33が形成される
と共に、懸吊棒9の上端寄りには電熱線取付部34が形
成され、懸吊棒9の電熱線取付部34には接続孔35が
穿設され、懸吊棒9の下端寄りには小径の軸部36が形
成され、懸吊棒9の電熱線取付部34の接続孔35に
は、図1に示すように、ニクロム線37及びニクロム線
38の一端がそれぞれ接続されている。
【0024】懸吊棒9は導電材料よりなる。
【0025】ホルダ7の周壁29と懸吊棒9との間に
は、図3に示すように、円筒形のカラー39が配設さ
れ、カラー39には、図5に示すように、ホルダ7の周
壁29の通孔30と連通するねじ孔40が穿設され、ホ
ルダ7の周壁29の内周面にはカラー39の外周面が嵌
合されると共に、懸吊棒9の外周面にはカラー39の内
周面が嵌合されている。
【0026】ホルダ7の端壁31とカラー39の上端と
の間には、図5に示すように、座金41が配設されると
共に、ブッシュ5のフランジ28とカラー39の下端と
の間には座金42が配設され、座金41及び座金42は
ホルダ7の周壁29の内周面にそれぞれ嵌合されてい
る。
【0027】ホルダ7の端壁31の貫通孔32及びカラ
ー39には、図3に示すように、上方より懸吊棒9が挿
通され、ブッシュ5のガイド孔13には上方より懸吊棒
9の下端寄りが挿入され、ホルダ7の周壁29の通孔3
0には、図5に示すように、ボルト43が挿通され、カ
ラー39のねじ孔40にはボルト43の先端寄りが螺着
され、懸吊棒9の環状凹溝33の周面にはボルト43の
先端が圧接され、懸吊棒9はホルダ7の周壁29にカラ
ー39を介してボルト43により固定されている。
【0028】角パイプ2の他端寄りには、図1及び図3
に示すように、垂直方向に沿ってブッシュ6が配設さ
れ、ブッシュ6の内部には、図4に示すように、上端と
下端との間に角パイプ2の長手方向に沿って長円形のガ
イド孔14が設けられ、ブッシュ6の上端寄りの外周に
は、図6に示すように、外方に向って張出したフランジ
44が形成され、ブッシュ6のガイド孔14の角パイプ
2の長手方向と直交する水平方向の幅b2が懸吊棒10
及びコイルスプリング17の外径と略同一となってい
る。
【0029】ブッシュ6は電気絶縁材料よりなる。
【0030】ブッシュ6の上部には、図1及び図3に示
すように、ホルダ8が配設され、ホルダ8の周壁45に
は、図6に示すように、中心軸と直交する方向に通孔4
6が設けられると共に、ホルダ8の端壁47の中央には
懸吊棒10を挿通する貫通孔48が設けられている。
【0031】ホルダ8は電気絶縁材料よりなる。
【0032】角パイプ2の上壁22の嵌合孔24及び下
壁25の嵌合孔27には、図3及び図6に示すように、
上方よりブッシュ6が嵌入され、角パイプ2の上壁22
の他端寄りの上面にはブッシュ6のフランジ44が当接
されると共に、ブッシュ6のフランジ44にはホルダ8
の周壁45の端面が当接され、ホルダ8の周壁45及び
ブッシュ6のフランジ44は、図1に示すように、角パ
イプ2の上壁22の他端寄りに複数のボルトにより固定
されている。
【0033】ホルダ8の内部には、図3に示すように、
鉛直方向に沿って懸吊棒10が配設され、懸吊棒10の
外周面には、図6に示すように、環状凹溝49が形成さ
れると共に、懸吊棒10の上端寄りには電熱線取付部5
0が形成され、懸吊棒10の電熱線取付部50には接続
孔51が穿設され、懸吊棒10の下端寄りには小径の軸
部52が形成され、懸吊棒10の電熱線取付部50の接
続孔51には、図1に示すように、ニクロム線53及び
ニクロム線54の一端がそれぞれ接続されている。
【0034】懸吊棒10は導電材料よりなる。
【0035】ホルダ8の周壁45と懸吊棒10との間に
は、図3に示すように、円筒形のカラー55が配設さ
れ、カラー55には、図6に示すように、ホルダ8の周
壁45の通孔46と連通するねじ孔56が穿設され、ホ
ルダ8の周壁45の内周面にはカラー55の外周面が嵌
合されると共に、懸吊棒10の外周面にはカラー55の
内周面が嵌合されている。
【0036】ホルダ8の端壁47とカラー55の上端と
の間には、図6に示すように、座金57が配設されると
共に、ブッシュ6のフランジ44とカラー55の下端と
の間には座金58が配設され、座金57及び座金58は
ホルダ8の周壁45の内周面にそれぞれ嵌合されてい
る。
【0037】ホルダ8の端壁47の貫通孔48及びカラ
ー55には、図3に示すように、上方より懸吊棒10が
挿通され、ブッシュ6のガイド孔14には上方より懸吊
棒10の下端寄りが挿入され、ホルダ8の周壁45の通
孔46には、図6に示すように、ボルト59が挿通さ
れ、カラー55のねじ孔56にはボルト59の先端寄り
が螺着され、懸吊棒10の環状凹溝49の周面にはボル
ト59の先端が圧接され、懸吊棒10はホルダ8の周壁
45にカラー55を介してボルト59により固定されて
いる。
【0038】角パイプ2の一端寄りの下部には、図3に
示すように、懸吊棒9と同一軸線上に沿って支持棒11
が配設され、支持棒11の長手方向中央付近には接続孔
60が穿設され、支持棒11の外周面の一部には、図5
に示すように、切欠凹部61が形成されると共に、支持
棒11の上端寄りには小径の軸部62が形成され、支持
棒11の下端寄りには切断刃取付部63が形成され、支
持棒11の切断刃取付部63にはねじ孔64が穿設さ
れ、支持棒11の接続孔60には、図1に示すように、
ニクロム線38の他端が接続されている。
【0039】支持棒11は導電材料よりなる。
【0040】ブッシュ5のガイド孔13の内部には、図
3に示すように、懸吊棒9と支持棒11との間に鉛直方
向に沿ってコイルスプリング16が配設され、コイルス
プリング16の上端寄りの内部には、図5に示すよう
に、懸吊棒9の軸部36が嵌入されると共に、コイルス
プリング16の下端寄りの内部には支持棒11の軸部6
2が嵌入され、懸吊棒9の軸部36の外周面にはコイル
スプリング16の上端寄りが溶接により固着され、支持
棒11の軸部62の外周面にはコイルスプリング16の
下端寄りが溶接により固着され、懸吊棒9の下部にはコ
イルスプリング16を介して支持棒11が吊下げられた
状態に支持され、支持棒11はコイルスプリング16と
共にブッシュ5のガイド孔13の長手方向に沿って移動
されるようになっている。
【0041】コイルスプリング16は熱伝導率の小さな
導電材料よりなる。
【0042】角パイプ2の他端寄りの下部には、図3に
示すように、懸吊棒10と同一軸線上に沿って支持棒1
2が配設され、支持棒12の外周面の一部には平面部6
5が形成され、支持棒12の平面部65には接続孔66
が穿設され、支持棒12の上端寄りには、図6に示すよ
うに、小径の軸部67が形成されると共に、支持棒12
の下端寄りには切断刃取付部68が形成され、支持棒1
2の切断刃取付部68にはねじ孔69が穿設され、支持
棒12の平面部65の接続孔66には、図1に示すよう
に、ニクロム線54の他端が接続されている。
【0043】ブッシュ6のガイド孔14の内部には、図
3に示すように、懸吊棒10と支持棒12との間に鉛直
方向に沿ってコイルスプリング17が配設され、コイル
スプリング17の上端寄りの内部には、図6に示すよう
に、懸吊棒10の軸部52が嵌入されると共に、コイル
スプリング17の下端寄りの内部には支持棒12の軸部
67が嵌入され、懸吊棒10の軸部52の外周面にはコ
イルスプリング17の上端寄りが溶接により固着され、
支持棒12の軸部67の外周面にはコイルスプリング1
7の下端寄りが溶接により固着され、懸吊棒10の下部
にはコイルスプリング17を介して支持棒12が吊下げ
られた状態に支持され、支持棒12はコイルスプリング
17と共にブッシュ6のガイド孔14の長手方向に沿っ
て移動されるようになっている。
【0044】コイルスプリング17は熱伝導率の小さな
導電材料よりなる。
【0045】角パイプ2の上壁22の一端寄り及び他端
寄りの嵌合孔23及び嵌合孔24の側部には、図3に示
すように、嵌合孔70及び嵌合孔71がそれぞれ穿設さ
れると共に、角パイプ2の下壁25の一端寄り及び他端
寄りの嵌合孔26及び嵌合孔27の側部には嵌合孔70
及び嵌合孔71と同一中心軸線上に通孔72及び通孔7
3がそれぞれ穿設されている。
【0046】角パイプ2の一端寄りのブッシュ5の側部
には、図1に示すように、垂直方向に沿ってブッシュ7
4が配設され、ブッシュ74の上端寄りの内部には、図
2に示すように、上方に向って開口する通穴75が設け
られると共に、ブッシュ74の内部には中心軸線上に沿
って通穴75と連通する貫通孔76が設けられ、ブッシ
ュ74の通穴75と貫通孔76との間には段部77が形
成され、ブッシュ74の上端部の外周には外方に向って
張出したフランジ78が形成され、ブッシュ74の下端
には筒状のボルト部79が形成されている。
【0047】ブッシュ74は電気絶縁材料よりなる。
【0048】ブッシュ74の上部には、図1に示すよう
に、ホルダ80が配設され、ホルダ80の内部には、図
2に示すように、中心軸線上に沿ってブッシュ74の通
穴75と連通するねじ孔81が設けられ、ホルダ80の
下端部の外周には外方に向って張出したフランジ82が
形成されている。
【0049】ホルダ80は電気絶縁材料よりなる。
【0050】角パイプ2の上壁22の嵌合孔70には、
図2に示すように、上方よりブッシュ74が嵌入され、
角パイプ2の下壁25の通孔72には上方よりブッシュ
74のボルト部79が挿通され、角パイプ2の上壁22
の一端寄りの上面にはブッシュ74のフランジ78が当
接されると共に、ブッシュ74のフランジ78にはホル
ダ80のフランジ82が当接され、ブッシュ74のボル
ト部79にはナット83が螺着され、ホルダ80のフラ
ンジ82及びブッシュ74のフランジ78は、図1に示
すように、角パイプ2の上壁22の一端寄りに複数のボ
ルトにより固定され、ブッシュ74のボルト部79は角
パイプ2の下壁25の通孔72にナット83により固定
されている。
【0051】ホルダ80の上部には、図1に示すよう
に、キャップ84が配設され、キャップ84の端壁85
には、図2に示すように、ホルダ80のねじ孔81と連
通するねじ孔86が設けられている。
【0052】キャップ84は電気絶縁材料よりなる。
【0053】ホルダ80の上端寄りの外側には、図2に
示すように、キャップ84の周壁87が嵌合され、ホル
ダ80の上端にはキャップ84の端壁85が当接され、
キャップ84の端壁85のねじ孔86及びホルダ80の
ねじ孔81には上方よりボルト88が螺着され、ボルト
88の先端には下方に向って突出した凸部89が形成さ
れ、ボルト88はホルダ80のねじ孔81にキャップ8
4により固定されている。
【0054】ブッシュ74の貫通孔76の内部には、図
2に示すように、鉛直方向に沿って支持棒90が配設さ
れ、支持棒90の上端寄りの内部には上方に向って開口
するねじ穴91が穿設され、支持棒90のねじ穴91に
は上方よりボルト92が螺着され、支持棒90の下端に
は円板93が溶接により固着されている。
【0055】ホルダ80のねじ孔81及びブッシュ74
の通穴75の内部には、図2に示すように、ボルト88
と支持棒90との間に鉛直方向に沿ってコイルスプリン
グ94が配設され、コイルスプリング94の上端寄りの
内部にはボルト88の凸部89が嵌入されると共に、コ
イルスプリング94の下端寄りの内部にはボルト92の
頭部95が嵌入され、ボルト88の凸部89の外周面に
はコイルスプリング94の上端寄りが溶接により固着さ
れ、ボルト92の頭部95の外周面にはコイルスプリン
グ94の下端寄りが溶接により固着され、ボルト88の
下部にはコイルスプリング94を介して支持棒90が吊
下げられた状態に支持されている。
【0056】角パイプ2の他端寄りのブッシュ6の側部
には、図1に示すように、垂直方向に沿ってブッシュ9
6が配設され、ブッシュ96の上端寄りの内部には、図
7に示すように、上方に向って開口する通穴97が設け
られると共に、ブッシュ96の内部には中心軸線上に沿
って通穴97と連通する貫通孔98が設けられ、ブッシ
ュ96の通穴97と貫通孔98との間には段部99が形
成され、ブッシュ96の上端部の外周には外方に向って
張出したフランジ100が形成され、ブッシュ96の下
端には筒状のボルト部101が形成されている。
【0057】ブッシュ96は電気絶縁材料よりなる。
【0058】ブッシュ96の上部には、図1に示すよう
に、ホルダ102が配設され、ホルダ102の内部に
は、図7に示すように、中心軸線上に沿ってブッシュ9
6の通穴97と連通するねじ孔103が設けられ、ホル
ダ102の下端部の外周には外方に向って張出したフラ
ンジ104が形成されている。
【0059】ホルダ102は電気絶縁材料よりなる。
【0060】角パイプ2の上壁22の嵌合孔71には、
図7に示すように、上方よりブッシュ96が嵌入され、
角パイプ2の下壁25の通孔73には上方よりブッシュ
96のボルト部101が挿通され、角パイプ2の上壁2
2の他端寄りの上面にはブッシュ96のフランジ100
が当接されると共に、ブッシュ96のフランジ100に
はホルダ102のフランジ104が当接され、ブッシュ
96のボルト部101にはナット105が螺着され、ホ
ルダ102のフランジ104及びブッシュ96のフラン
ジ100は、図1に示すように、角パイプ2の上壁22
の他端寄りに複数のボルトにより固定され、ブッシュ9
6のボルト部101は角パイプ2の下壁25の通孔73
にナット105により固定されている。
【0061】ホルダ102の上部には、図1に示すよう
に、キャップ106が配設され、キャップ106の端壁
107には、図7に示すように、ホルダ102のねじ孔
103と連通するねじ孔108が設けられている。
【0062】キャップ106は電気絶縁材料よりなる。
【0063】ホルダ102の上端寄りの外側には、図7
に示すように、キャップ106の周壁109が嵌合さ
れ、ホルダ102の上端にはキャップ106の端壁10
7が当接され、キャップ106の端壁107のねじ孔1
08及びホルダ102のねじ孔103には上方よりボル
ト110が螺着され、ボルト110の先端には下方に向
って突出した凸部111が形成され、ボルト110はホ
ルダ102のねじ孔103にキャップ106により固定
されている。
【0064】ブッシュ96の貫通孔98の内部には、図
7に示すように、鉛直方向に沿って支持棒112が配設
され、支持棒112の上端寄りの内部には上方に向って
開口するねじ穴113が穿設され、支持棒112のねじ
穴113には上方よりボルト114が螺着され、支持棒
112の下端には円板115が溶接により固着されてい
る。
【0065】ホルダ102のねじ孔103及びブッシュ
96の通穴97の内部には、図7に示すように、ボルト
110と支持棒112との間に鉛直方向に沿ってコイル
スプリング116が配設され、コイルスプリング116
の上端寄りの内部にはボルト110の凸部111が嵌入
されると共に、コイルスプリング116の下端寄りの内
部にはボルト114の頭部117が嵌入され、ボルト1
10の凸部111の外周面にはコイルスプリング116
の上端寄りが溶接により固着され、ボルト114の頭部
117の外周面にはコイルスプリング116の下端寄り
が溶接により固着され、ボルト110の下部にはコイル
スプリング116を介して支持棒112が吊下げられた
状態に支持されている。
【0066】角パイプ2の下部には、図1に示すよう
に、支持棒90の下端と支持棒112の下端との間に水
平方向に沿ってシールバー3が配設され、シールバー3
の下面には、図2及び図7に示すように、受け台1の凹
溝19に対峙する箇所に角パイプ2と平行な下方に向っ
て開口する凹溝4が形成され、シールバー3の凹溝4の
両側には角パイプ2の長手方向に沿って互いに平行なシ
ーズヒータ118,118がそれぞれ設けられると共
に、シールバー3の凹溝4の両側の下部には受け台1の
剥離テープ21,21に対峙する箇所に角パイプ2の長
手方向に沿って互いに平行な剥離テープ119,119
がそれぞれ設けられている。
【0067】シールバー3はシーズヒータ118,11
8により加熱された状態となっている。
【0068】シールバー3の一端寄りの上面には、図2
に示すように、支持棒90の下端に固着した円板93が
当接されると共に、シールバー3の他端寄りの上面に
は、図7に示すように、支持棒112の下端に固着した
円板115が当接され、図1に示すように、円板93は
シールバー3の一端寄りの上部に複数のボルトにより固
定され、円板115はシールバー3の他端寄りの上部に
複数のボルトにより固定され、シールバー3は水平状態
のまま角パイプ2と共に上下方向に移動されるようにな
っている。
【0069】支持棒11の切断刃取付部63と支持棒1
2の切断刃取付部68との間には、図1,図3及び図4
に示すように、シールバー3の凹溝4の内部に臨んで角
パイプ2と平行な受け板120及び押え板121が配設
され、受け板120と押え板121との間にはシールバ
ー3の凹溝4の長手方向に沿って切断刃15が設けられ
ている。
【0070】受け板120,押え板121及び切断刃1
5は導電材料よりなる。
【0071】受け板120の一端部には、図5に示すよ
うに、支持棒11の切断刃取付部63のねじ孔64と連
通する通孔122が穿設され、受け板120の他端部に
は、図6に示すように、支持棒12の切断刃取付部68
のねじ孔69と連通する通孔123が穿設されている。
【0072】押え板121の一端部には、図5に示すよ
うに、受け板120の通孔122と連通する通孔124
が穿設され、押え板121の他端部には、図6に示すよ
うに、受け板120の通孔123と連通する通孔125
が穿設されている。
【0073】押え板121の通孔124及び受け板12
0の通孔122には、図5に示すように、ボルト126
が挿通されると共に、押え板121の通孔125及び受
け板120の通孔123には、図6に示すように、ボル
ト127が挿通され、支持棒11の切断刃取付部63の
ねじ孔64にはボルト126の先端部が螺着され、支持
棒12の切断刃取付部68のねじ孔69にはボルト12
7の先端部が螺着され、支持棒11の切断刃取付部63
には、図4に示すように、受け板120及び押え板12
1の一端部がボルト126により固定され、支持棒12
の切断刃取付部68には受け板120及び押え板121
の他端部がボルト127により固定され、切断刃15は
受け板120と押え板121との間に挟持され、受け板
120,押え板121及び切断刃15は水平状態のまま
角パイプ2と共に上下方向に移動されるようになってい
る。
【0074】懸吊棒9及び支持棒11はニクロム線37
及びニクロム線38の通電により加熱されると共に、懸
吊棒10及び支持棒12はニクロム線53及びニクロム
線54の通電により加熱され、受け板120,押え板1
21及び切断刃15は支持棒11及び支持棒12と共に
加熱された状態となっている。
【0075】支持棒11の下端寄りの側部には、図1に
示すように、切断刃15をシールバー3の長手方向に沿
って移動するカム18が配設され、カム18には傾斜面
128が形成されている。
【0076】支持棒11の切欠凹部61には、図1に示
すように、ブラケット129が配設され、ブラケット1
29の側部には支持棒11の長手方向に沿って垂直板1
30が設けられ、垂直板130には支持ピン131が固
定され、支持ピン131にはカム18の傾斜面128に
接しながら従動するカムフォロワ132が回動自在に設
けられている。
【0077】次に、この実施例の作用について説明す
る。
【0078】まず、受け台1の上部に袋素材133を袋
給送手段(図示せず)により給送した後、角パイプ2を
水平状態のまま下方に向って移動すると、ホルダ7及び
ホルダ8が角パイプ2と共に下方に向って移動すると同
時に、ホルダ80及びホルダ102が角パイプ2と共に
下方に向って移動する。
【0079】ホルダ7及びホルダ8の角パイプ2による
下方への移動により、懸吊棒9及び懸吊棒10がコイル
スプリング16及びコイルスプリング17を介して支持
棒11及び支持棒12を吊下げた状態のままホルダ7及
びホルダ8と共に下方に向って移動すると同時に、支持
棒11及び支持棒12が懸吊棒9及び懸吊棒10と共に
下方に向って移動し、図8に示すように、受け板12
0,押え板121及び切断刃15が支持棒11及び支持
棒12の移動に伴いながら水平状態のまま受け台1の凹
溝19の上部に向って下降し、カムフォロワ132が支
持棒11の移動に伴ってカム18の傾斜面128に接触
する。
【0080】ホルダ80及びホルダ102の角パイプ2
による下方への移動により、ボルト88及びボルト11
0がホルダ80及びホルダ102と共に下方に向って移
動すると同時に、支持棒90及び支持棒112がコイル
スプリング94及びコイルスプリング116を介してボ
ルト88及びボルト110と共に下方に向って移動し、
図8に示すように、シールバー3が支持棒90及び支持
棒112の移動に伴いながら水平状態のまま受け台1に
向って下降する。
【0081】シールバー3の支持棒90及び支持棒11
2の移動に伴う下降により、図8に示すように、シール
バー3の下面が袋素材133の所定の箇所を受け台1の
上面に向って押圧し、袋素材133の上側及び下側の合
成樹脂フィルムが受け台1の上面とシールバー3の下面
との間に挟み込まれ、受け台1及びシールバー3が剥離
テープ21,21及び剥離テープ119,119を介し
て袋素材133の上側及び下側の合成樹脂フィルムを幅
方向に沿って一体に熱融着する。
【0082】また、シールバー3の下面が図8に示す袋
素材133を受け台1の上面に向って押圧した状態の位
置から、角パイプ2を水平状態のまま下方に向って移動
すると、ホルダ7及びホルダ8が角パイプ2と共に下方
に向って移動すると同時に、ホルダ80及びホルダ10
2が角パイプ2と共に下方に向って移動する。
【0083】ホルダ80及びホルダ102の角パイプ2
による下方への移動により、ボルト88及びボルト11
0がコイルスプリング94及びコイルスプリング116
の付勢力に抗しながらホルダ80及びホルダ102と共
に下方に向って移動すると同時に、ブッシュ74及びブ
ッシュ96が角パイプ2の移動に伴いながら支持棒90
及び支持棒112の長手方向に沿って下方に摺動し、図
9に示すように、受け台1がシールバー3の角パイプ2
の移動に伴う下降を阻止する。
【0084】ホルダ7及びホルダ8の角パイプ2による
下方への移動により、懸吊棒9及び懸吊棒10がコイル
スプリング16及びコイルスプリング17を介して支持
棒11及び支持棒12を吊下げた状態のままホルダ7及
びホルダ8と共に下方に向って移動すると同時に、支持
棒11及び支持棒12が懸吊棒9及び懸吊棒10と共に
下方に向って移動し、カムフォロワ132が支持棒11
の移動に伴ってカム18の傾斜面128に接触しながら
斜め下方に従動する。
【0085】カムフォロワ132の支持棒11の移動に
伴うカム18の傾斜面128に対する従動により、支持
棒11の軸部62及び支持棒12の軸部67がカムフォ
ロワ132の従動に伴いながらブッシュ5のガイド孔1
3及びブッシュ6のガイド孔14に沿って角パイプ2の
長手方向に移動し、コイルスプリング16及びコイルス
プリング17が支持棒11の軸部62及び支持棒12の
軸部67の移動に伴って弾性変形し、受け板120,押
え板121及び切断刃15が水平状態のままシールバー
3の凹溝4の内部を図8の矢印A方向に移動しながら受
け台1の凹溝19に向って下降し、切断刃15が袋素材
133の熱融着した箇所の間を幅方向に沿って切断し、
図9に示すように、切断刃15の刃先がシールバー3の
凹溝4から受け台1の凹溝19の内部に入り込む。
【0086】さらに、切断刃15の刃先が図9に示す受
け台1の凹溝19の内部に入り込んだ状態の位置から、
角パイプ2を水平状態のまま上方に向って移動すると、
ホルダ7及びホルダ8が角パイプ2と共に上方に向って
移動すると同時に、ホルダ80及びホルダ102が角パ
イプ2と共に上方に向って移動する。
【0087】ホルダ80及びホルダ102の角パイプ2
による上方への移動により、ボルト88及びボルト11
0がホルダ80及びホルダ102と共に上方に向って移
動すると同時に、ブッシュ74及びブッシュ96が角パ
イプ2の移動に伴いながら支持棒90及び支持棒112
の長手方向に沿って上方に摺動し、図8に示すように、
コイルスプリング94及びコイルスプリング116が支
持棒90及び支持棒112を介してシールバー3を受け
台1に向って押圧した状態を維持する。
【0088】ホルダ7及びホルダ8の角パイプ2による
上方への移動により、懸吊棒9及び懸吊棒10がコイル
スプリング16及びコイルスプリング17を介して支持
棒11及び支持棒12を吊下げた状態のままホルダ7及
びホルダ8と共に上方に向って移動すると同時に、支持
棒11及び支持棒12が懸吊棒9及び懸吊棒10と共に
上方に向って移動し、カムフォロワ132が支持棒11
の移動に伴ってカム18の傾斜面128に接触しながら
斜め上方に従動する。
【0089】カムフォロワ132の支持棒11の移動に
伴うカム18の傾斜面128に対する従動により、支持
棒11の軸部62及び支持棒12の軸部67がカムフォ
ロワ132の従動に伴いながらブッシュ5のガイド孔1
3及びブッシュ6のガイド孔14に沿って角パイプ2の
長手方向に移動し、受け板120,押え板121及び切
断刃15が水平状態のままシールバー3の凹溝4の内部
を図9の矢印B方向に移動しながら受け台1の凹溝19
の上部から上昇し、図8に示すように、切断刃15の刃
先が受け台1の凹溝19からシールバー3の凹溝4の内
部に入り込み、コイルスプリング16及びコイルスプリ
ング17が支持棒11の軸部62及び支持棒12の軸部
67の移動に伴って懸吊棒9及び懸吊棒10の中心軸線
上に沿った元の待機状態に復帰する。
【0090】さらに、切断刃15の刃先が図8に示すシ
ールバー3の凹溝4の内部に入り込んだ状態の位置か
ら、角パイプ2を水平状態のまま上方に向って移動する
と、ホルダ7及びホルダ8が角パイプ2と共に上方に向
って移動すると同時に、ホルダ80及びホルダ102が
角パイプ2と共に上方に向って移動する。
【0091】ホルダ7及びホルダ8の角パイプ2による
上方への移動により、懸吊棒9及び懸吊棒10がコイル
スプリング16及びコイルスプリング17を介して支持
棒11及び支持棒12を吊下げた状態のままホルダ7及
びホルダ8と共に上方に向って移動すると同時に、支持
棒11及び支持棒12が懸吊棒9及び懸吊棒10と共に
上方に向って移動し、図1に示すように、受け板12
0,押え板121及び切断刃15が支持棒11及び支持
棒12の移動に伴いながら水平状態のまま受け台1の凹
溝19の上部から上昇し、カムフォロワ132が支持棒
11の移動に伴ってカム18の傾斜面128から上方に
離間する。
【0092】ホルダ80及びホルダ102の角パイプ2
による上方への移動により、ボルト88及びボルト11
0がホルダ80及びホルダ102と共に上方に向って移
動すると同時に、支持棒90及び支持棒112がコイル
スプリング94及びコイルスプリング116を介してボ
ルト88及びボルト110と共に上方に向って移動し、
図1に示すように、シールバー3が支持棒90及び支持
棒112の移動に伴いながら水平状態のまま受け台1の
上部から上昇し、シールバー3の下面が受け台1の上面
から上方に離間した元の待機状態に復帰する。
【0093】なお、上述した実施例では、支持棒の側部
に切断刃を加熱押圧体の長手方向に沿って移動するカム
を設け、支持棒にカムに従動するカムフォロワを設けた
が、支持棒にカムを固設し、支持棒の側部にカムに従動
するカムフォロワを設けても良い。
【0094】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の熱融着−
切断装置によれば、受け台の上部に袋素材を給送した状
態において、水平部材を下方に向って移動することによ
り、加熱押圧体が水平部材の移動に伴いながら水平状態
のまま受け台に向って下降すると同時に、加熱押圧体の
下面が袋素材の所定の箇所を受け台の上面に向って押圧
するので、袋素材の上側及び下側の合成樹脂フィルムを
加熱押圧体により押圧しながら水平部材の長手方向に沿
って熱融着することができる。
【0095】また、第1及び第2の軸受が水平部材と共
に下方に向って移動すると同時に、第1及び第2の保持
体が第1及び第2の軸受と共に下方に向って移動するの
で、一対の懸吊棒を一対のコイルスプリングを介して一
対の支持棒を吊下げた状態のまま第1及び第2の保持体
と共に下方に向って移動することができ、一対の支持棒
が一対の懸吊棒と共に下方に向って移動するので、切断
刃を一対の支持棒の移動に伴いながら水平状態のまま受
け台に向って下降することができる。
【0096】さらに、切断刃の一対の支持棒の移動に伴
う下降に際し、水平移動手段が一対の支持棒の上端部を
第1及び第2の軸受のガイド孔に沿って水平部材の長手
方向に移動するので、一対のコイルスプリングを一対の
支持棒の上端部の移動に伴って弾性変形させることがで
き、切断刃が一対の支持棒の上端部の移動に伴いながら
水平移動手段により加熱押圧体の長手方向に沿って水平
移動するので、袋素材の加熱押圧体の凹溝に相当する箇
所を切断刃の刃先により大きな抵抗を与えることなく切
断することができ、袋素材の切断刃による切断に良好の
切味が得られ、従来のように切断刃の水平移動手段によ
る水平移動に大きな力を必要とせず、コイルスプリング
を長期使用しても、コイルスプリングの金属疲労が少な
いので、コイルスプリングが金属疲労により破損するお
それがなく、装置全体の構造が簡単となり、装置の製造
コストの低減化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の熱融着−切断装置の正面図
【図2】図1の要部側断面図
【図3】図1の要部切断正面図
【図4】図3の底面図
【図5】図3の要部側断面図
【図6】図3の要部側断面図
【図7】図1の要部側断面図
【図8】袋素材のシールバーによる熱融着時の要部切断
正面図
【図9】袋素材の切断刃による切断時の要部切断正面図
【符号の説明】
1 受け台 2 角パイプ 3 シールバー 4 凹溝 5 ブッシュ 6 ブッシュ 7 ホルダ 8 ホルダ 9 懸吊棒 10 懸吊棒 11 支持棒 12 支持棒 13 ガイド孔 14 ガイド孔 15 切断刃 16 コイルスプリング 17 コイルスプリング 18 カム 19 凹溝 20 シーズヒータ 21 剥離テープ 22 上壁 23 嵌合孔 24 嵌合孔 25 下壁 26 嵌合孔 27 嵌合孔 28 フランジ 29 周壁 30 通孔 31 端壁 32 貫通孔 33 環状凹溝 34 電熱線取付部 35 接続孔 36 軸部 37 ニクロム線 38 ニクロム線 39 カラー 40 ねじ孔 41 座金 42 座金 43 ボルト 44 フランジ 45 周壁 46 通孔 47 端壁 48 貫通孔 49 環状凹溝 50 電熱線取付部 51 接続孔 52 軸部 53 ニクロム線 54 ニクロム線 55 カラー 56 ねじ孔 57 座金 58 座金 59 ボルト 60 接続孔 61 切欠凹部 62 軸部 63 切断刃取付部 64 ねじ孔 65 平面部 66 接続孔 67 軸部 68 切断刃取付部 69 ねじ孔 70 嵌合孔 71 嵌合孔 72 通孔 73 通孔 74 ブッシュ 75 通穴 76 貫通孔 77 段部 78 フランジ 79 ボルト部 80 ホルダ 81 ねじ孔 82 フランジ 83 ナット 84 キャップ 85 端壁 86 ねじ孔 87 周壁 88 ボルト 89 凸部 90 支持棒 91 ねじ穴 92 ボルト 93 円板 94 コイルスプリング 95 頭部 96 ブッシュ 97 通穴 98 貫通孔 99 段部 100 フランジ 101 ボルト部 102 ホルダ 103 ねじ孔 104 フランジ 105 ナット 106 キャップ 107 端壁 108 ねじ孔 109 周壁 110 ボルト 111 凸部 112 支持棒 113 ねじ穴 114 ボルト 115 円板 116 コイルスプリング 117 頭部 118 シーズヒータ 119 剥離テープ 120 受け板 121 押え板 122 通孔 123 通孔 124 通孔 125 通孔 126 ボルト 127 ボルト 128 傾斜面 129 ブラケット 130 垂直板 131 支持ピン 132 カムフォロワ 133 袋素材 b1 幅 b2 幅

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受け台の上方に水平部材を上下方向に移
    動自在に配設すると共に、前記水平部材の下部にこれと
    平行な前記受け台に接離する加熱押圧体を配設し、前記
    加熱押圧体に前記水平部材と平行な下方に向って開口す
    る凹溝を形成した熱融着−切断装置において、前記水平
    部材の一端寄り及び他端寄りに垂直方向に沿って第1及
    び第2の軸受をそれぞれ設け、前記第1及び第2の軸受
    の上部に第1及び第2の保持体をそれぞれ設け、前記第
    1及び第2の保持体の内部に鉛直方向に沿って一対の懸
    吊棒をそれぞれ固設し、前記水平部材の一端寄り及び他
    端寄りの下部に前記一対の懸吊棒と同一軸線上に沿って
    一対の支持棒をそれぞれ設け、前記第1及び第2の軸受
    に前記一対の支持棒の上端部を前記水平部材の長手方向
    に沿って案内するガイド孔をそれぞれ設け、前記一対の
    支持棒の間に前記加熱押圧体の凹溝に臨んで前記水平部
    材と平行な切断刃を設け、前記第1及び第2の軸受の内
    部の前記一対の懸吊棒と前記一対の支持棒との間に一対
    のコイルスプリングをそれぞれ設け、前記懸吊棒の下端
    部に前記コイルスプリングを介して前記支持棒の上端部
    を接続し、前記支持棒の側部に前記切断刃を前記加熱押
    圧体の長手方向に沿って移動する水平移動手段を設けた
    ことを特徴とする熱融着−切断装置。
JP34587593A 1993-12-24 1993-12-24 熱融着−切断装置 Expired - Fee Related JP2684330B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34587593A JP2684330B2 (ja) 1993-12-24 1993-12-24 熱融着−切断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34587593A JP2684330B2 (ja) 1993-12-24 1993-12-24 熱融着−切断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07187146A JPH07187146A (ja) 1995-07-25
JP2684330B2 true JP2684330B2 (ja) 1997-12-03

Family

ID=18379588

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34587593A Expired - Fee Related JP2684330B2 (ja) 1993-12-24 1993-12-24 熱融着−切断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2684330B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111137512A (zh) * 2020-03-13 2020-05-12 骆垚锋 一种塑料连卷包装带包装热压条
CN111152992A (zh) * 2020-03-13 2020-05-15 骆垚锋 一种塑料连卷包装带安全封口压板

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103213314A (zh) * 2013-04-11 2013-07-24 浙江超伟机械有限公司 一种制袋机
CN107972929A (zh) * 2017-12-07 2018-05-01 安徽九华峰生物科技有限公司 一种包装袋横边封口机构
JP7253754B2 (ja) * 2020-12-28 2023-04-07 功 壇 フィルム材製袋装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111137512A (zh) * 2020-03-13 2020-05-12 骆垚锋 一种塑料连卷包装带包装热压条
CN111152992A (zh) * 2020-03-13 2020-05-15 骆垚锋 一种塑料连卷包装带安全封口压板
CN111137512B (zh) * 2020-03-13 2021-07-16 骆垚锋 一种塑料连卷包装带包装热压条

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07187146A (ja) 1995-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3884017A (en) Machine for closuring containers
JP2684330B2 (ja) 熱融着−切断装置
JP2010284705A (ja) 接合機へのナット供給装置
JPH0543576B2 (ja)
JPH0128506Y2 (ja)
CN212635935U (zh) 一种新型超声波切割刀具
CN205464776U (zh) 一种带压力监测的电阻焊接压力追随机构
CN111687922A (zh) 一种新型超声波切割刀具
CN212019722U (zh) 一种点焊机头
KR100303052B1 (ko) 범프형성장치및방법
CN215435064U (zh) 热熔机
CN216706226U (zh) 一种轮速传感器的骨架自动焊接装置
KR890003293Y1 (ko) 비닐봉지 가열 접착 절단 장치
CN217476730U (zh) 一种塑料袋叠的离线固定定位装置
CN208513852U (zh) 用于管板点焊的自适应伪电极机构
CN113500284A (zh) 一种可识别焊件镂空处避免虚焊的超声波焊接设备
JP4209570B2 (ja) 定置式溶接装置
US2883516A (en) Resistance welding equipment
CN112809307B (zh) 用于液体加热器外壳焊接的焊接设备
CN219256496U (zh) 超声波密封装置
CN216758686U (zh) 一种tb05碟片支架焊接装置
CN219381649U (zh) 耗材熔接器
JP3245493U (ja) 部品供給装置、部品供給ユニット及びそれを用いた抵抗溶接機
JPH0341902Y2 (ja)
CN213733422U (zh) 一种3d打印的送丝机构

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970617

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees