JP2683841B2 - 陸屋根用パネルおよびその施工方法 - Google Patents

陸屋根用パネルおよびその施工方法

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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は主として、工場、倉庫、体育館などの比較
的大きなスパンを必要とする場所に設置する陸屋根用パ
ネルおよび、その施工方法に関する。
「従来の技術」 近年、工場や倉庫等の建造物では、設置される町や地
域の美観を保持したり、工場等のイメージを向上させる
等の目的から陸屋根とすることが多くなってきいてい
る。
このような陸屋根を構成する場合、従来、湿式法によ
りコンクリートを現場で打設する方法がとられていた。
しかしこの湿式法では、重量が重く、作業が困難である
ため工期が長くなるという問題があった。
これに対して、PC(プレキャスト)コンクリート、AL
C版等を用いて陸屋根を構成する乾式法がある。この工
法は、数メートル程度の間隔で配置された例えばH型鋼
上にPCコンクリート等を配置し、ボルト等で直接固定す
るものである。この工法によれば、湿式法による工法と
比較して施工が容易となり、また重量も軽くなり、コス
トダウンが可能となる。
「発明が解決しようとする課題」 しかし、このような従来の乾式法により陸屋根を構成
する場合でも、梁間の自重に耐え、また、資材や道具が
置かれてもその荷重に充分耐え得る強度をPCコンクリー
ト等が有していなければならない。このためPCコンクリ
ート等では、これらの荷重に耐え得るだけの厚さが必要
とされ、軽量化を充分達成できず、施工性も充分向上さ
せることはできなかった。
また、PCコンクリートを梁にボルトナット等で固定し
ていたため、例えば地震などによる建物の振動によって
変形や亀裂を生じ易く、上面に貼着する防水層に亀裂破
壊を生じるおそれがあった。
本発明の第1の目的は、乾式法によるメッリトをさら
に増大させ、構造体を軽量化し、断面積をさらに小さく
し、施工性を一層改善することのできる陸屋根用パネル
を提供することにある。
本発明の第2の目的は、地震などによる建物の振動で
の変形や亀裂等を防止し、上面に貼着する防水層の亀裂
破壊を防止することのできる陸屋根用パネルおよびその
施工方法を提供することにある。
「課題を解決するための手段」 請求項(1)記載の発明では、断面を波形上に成形し
た補強部材と、この補強部材の上面に接合配置された第
1の板状部材と、前記補強部材の下面に接合配置された
第2の板状部材と、からなる陸屋根用パネルにおいて、
前記補強部材に前記第1の板状部材と接する波頂上平面
部、前記第2の板状部材と接る波底平面部を形成し、且
つ、この補強部材の一端が、波頂上平面部のほぼ中央部
で切断され、他端が波頂上平面部から波底平面部へ下降
する間で切断されており、第1の板状部材は、この補強
部材の両端における波頂上平面部と当接する長さの合計
が他の切断れていない波頂上平面部の幅以下となるよう
に構成し、第1の板状部材および第2の板状部材と補強
部材とを鋲釘および接着剤の少なくともいずれか一方で
接合したことにより前記第1の目的および第2の目的を
達成する。
請求項(2)記載の発明では、断面を波形状に成形し
た補強部材と、この補強部材の上面に接合配置された第
1の板状部材と、前記補強部材の下面に接合配置された
第2の板状部材と、からなる陸屋根用パネルおいて、前
記補強部材に前記第1の板状部材と接する波頂上平面
部、前記第2の板状部材と接する波底平面部を形成し、
この波方向端部の両端が波頂上平面部から下方に折り曲
げられ、第2の板状部材と接する位置で波方向内側へ折
り曲げられ、且つ、一方の波頂上平面部から下方に折り
曲げられた箇所に互いに隣接する補強部材と嵌合して接
触する凸部を、他方の波頂上平面部から下方に折り曲げ
られた箇所に互いに隣接する補強部材と嵌合して接触す
る凹部を設けたことにより前記第1の目的を達成する。
請求項(3)記載の発明では、断面を波形状に成形し
た補強部材と、この補強部材の上面に接合配置された第
1の板状部材と、前記補強部材の下面に接合配置された
第2の板状部材と、からなる陸屋根用パネルにおいて、
前記補強部材に前記第1の板状部材と接する波頂上平面
部、前記第2の板状部材と接する波底平面部を形成し、
補強部材の波方向端部の一方が波頂上平面部の中央部か
ら下方に折り曲げられ、第2の板状部材と接触する位置
で波方向外側へL字状に折り曲げられて形成されてお
り、補強部材の波方向端部の他方が波頂上平面部の中央
部から下方に折り曲げられ、第2の板状部材と接触する
位置で波方向内側に折り曲げられて形成されており、互
いに隣接する補強部材のL字状端部へ載置して結合可能
としたことにより前記第1の目的を達成する。
請求項(4)記載の発明では、請求項(1)、請求項
(2)、請求項(3)記載の陸屋根用パネルを梁上に配
置するに際して、陸屋根用パネルの波方向と直交する側
面を所定間隔をおいて対向配置し、この所定間隔部分か
ら挟持用プレートを挿入し、この挟持用プレートと前記
梁とで陸屋根用パネルの第2の板状部材および補強部材
を波方向と直交する方向に挟持することにより前記第2
の目的を達成する。
「実施例」 第1図は、本願発明の第1の実施例に係る陸屋根用パ
ネルの側断面を表したものである。
陸屋根用パネルの標準的なサイズとしては、例えば幅
1m、長さ2m、厚さ10cmのサイズのものが使用される。こ
の陸屋根用パネル10は、強度を確保するための補強部材
として波形金属板12を備えている。波形金属板12は、陸
屋根用パネルの幅方向に20cm間隔で波形が繰り返される
構造に鉄板をプレス加工することにより形成される。こ
の波形金属板は連続した1枚のものでも、波波頂上部14
又は波底部18で重ね結合したものでもよい。
この波形金属板12の波頂上部14の上面には第1の板状
部材として窯業系等のボード、例えば第1のスレートボ
ード16が、また波底部18の下面には第2のスレートボー
ド19がそれぞれ鋲釘および接着剤の少なくともどちらか
で、例えばタッピンねじ20によってねじ止めされてい
る。
このタイプの陸屋根用パネルは、多数のパネルを並置
するため各パネルをどのように接続するかが重要であ
る。
第2図および第3図は、逆方向の側面を接続するため
に工夫した陸屋根用パネル10の両端部の形状を表したも
のである。
即ち、第2図に示すように、逆方向側面の一端では、
波形金属板12がその波頂上部14−1のほぼ中央部分で切
断されており、第1のスレートボード16の端面はこの切
断面と一致するように配置されている。波頂上部14−1
と第1のスレートボード16には互いに連通した孔22が設
けられておりタッピンねじ20−3で仮りどめされてい
る。そして陸屋根用パネルの連結時に仮止めをはずし、
他の陸屋根用パネルにタッピンねじで止められるように
なっている。
一方、逆方向側面の他端では、第3図に示すように、
波形金属板12が波頂上部14−2を越えたところA部で切
断されている。第1のスレートボード16の端部は波頂上
部14−2のほぼ中央に配置され、タッピンねじ20で波形
金属板12にねじ止めされている。波頂上部14−2の、第
1のスレートボード16が配置されていない部分には、他
の陸屋根用パネルの孔22と連通する孔24が設けられてい
る。
第4図は、このような陸屋根用パネルを互いに連結し
た状態を表したものである。
陸屋根用パネル10−1の一端に設けた孔22(第2図)
を仮止めしているタッピンねじをはずす。そして、孔22
が陸屋根用パネル10−2の波頂上部14−2に設けた孔24
(第3図)と一致するように設置する。この場合、陸屋
根用パネル10−1、10−2の第1のスレートボード16−
1、16−2間にクッション材25を挿入する。互いに連通
された孔22、24は、タッピンねじ20−3でねじ止めされ
て、両陸屋根用パネル10−1、10−2が固定される。
陸屋根用パネル10をこのように構成し、波方向に接続
することによって、組立現場で容易に各パネルを接続す
ることができる。
また、第1および第2のスレートボード16、19を波形
金属板12にタッピンねじ20で固定しており、さらに、ク
ッション材を介して陸屋根用パネルを波方向に接続して
いるので、地震などによって、建物が振動しても亀裂な
どの発生を防止できる。
第5図は、このような陸屋根用パネルを波方向と直交
する方向に設置する方法について説明するためのもので
ある。
陸屋根用パネル10は一定間隔で配置された梁上に配置
される。この梁は、2m間隔で配置されたH形鋼26によっ
て構成されている。H形鋼26には、長手方向に20cmの間
隔でスタッドボルト28が溶接されている。
このH形鋼26上にクッション材30を介して陸屋根用パ
ネル10−3、10−4を配置する。陸屋根用パネル10−
3、10−4は、約2cmの間隔32を置いてスタッドボルト2
8を挟むように対向して配置する。この場合、第1図に
示す波形金属板12の各底部18の位置がそれぞれスタッド
ボルト28に対応するように配置する。次に、間隔32か
ら、挟持用プレート34を挿入し、このプレートと前記支
持部材(梁)とで陸屋根用パネルを挟持する。
第6図は、挟持用プレートの構造を表したものであ
る。
挟持用プレート34は、第2のスレートボード19と同じ
厚さのスペーサー36と5枚の挟持板38で構成されてお
り、挟持板38はスペーサー36に溶接されている。挟持板
38と、スペーサー36の各交差部分には、両者を貫通する
ボルト穴40が設けられている。
第7図は、この挟持用プレートの側面を表したもので
ある。
このように構成された挟持用プレート34を、第5図で
示す陸屋根用パネル10−3、10−4の間隔32から挿入
し、各スタッドボルト28にボルト穴40を嵌め込む。そし
て、間隔32からナット42で挟持用プレート34を固定する
ことにより、H形鋼26と挟持用プレート34の挟持板38と
で両陸屋根用パネル10−3、10−4を挟持固定する。
その後、板状に形成された発泡性樹脂等のバックアッ
プ材44を間隔32に充填し、更にその上部にモルタル等の
防水材46を充填する。バックアップ材44の下部には、ス
タッドボルト28に対応して穴があいており、これによっ
てバックアップ材44が波形金属板12の波方向にずれない
ようになっている。
以上のようにして、H形鋼26上に設置された陸屋根用
パネル10の上面には、耐風水のため防水シート等の防水
層48がルーフィングされる。
第8図は、陸屋根用パネルで陸屋根を設置した状態の
一部を順次切断した状態を表したものである。
第9図は、他の実施例に係る陸屋根用パネルの側断面
を表したものである。前記した第1の実施例と同一部分
には同一の符号を付して適宜その説明を省略する。
この実施例では、第1図の陸屋根用パネルの波方向に
おける両側面に、金属板を成形することにより、互いに
嵌合する接合凸部50と接合凹部52を設け、接合状態を向
上させている。
第10図は、第9図に示した陸屋根用パネルの波方向に
おける一方の側面に、接合凸部50を設けた断面図であ
る。
波形金属板12は、波頂上部14から下方へ折り曲げら
れ、第2の板状部材と接する位置で波方向内側へ折り曲
げられてタッピンねじ20で第2のスレートボード19にね
じ止めされている。
第11図は、第9図に示した陸屋根用パネルの波方向に
おける他方の側面に、接合凹部52を設けたところを表す
断面図である。
第12図は、第10図に示した接合凸部50と第11図に示し
た接合凹部52を嵌合させた状態を表したものである。
このように嵌合させることによって、各パネルの接合
状態をより強固にすることができる。
第13図は、第1図に示す陸屋根用パネルの波方向側面
に、金属板を成形することにより、L次形端部54とこれ
に載置する端部56を設け接合状態を向上させた実施例を
示す。
第14図は、第13図に示した陸屋根用パネルの波方向に
おける一方の側面にL次形端部54を設けた拡大図であ
る。波形金属板12は、波頂上部14で下方に折り曲げられ
ており、第2のスレートボード19と接する位置でL字状
に折り曲げられている。波形金属板12のL字形端部54
は、第2のスレートボード19とはタッピンねじ20で固定
されている。
第15図は、第13図に示した陸屋根用パネルの波方向に
おける他方の側面にL字形端部54に載置する端部56を設
けた拡大図を示す。接合の際、クッション材25を入れる
為に、波形金属板12が第1のスレートボード16より若干
長めに成形すると都合がよい。
この端部56も下端で波方向内側へL字状に折り曲げて
あると載置し易く都合が良い。
第16図は、第14図に示したL字形端部54に第15図に示
した載置する端部56を載置して結合させたところを示
す。このように結合させることによって各パネルの接合
状態を向上させることができる。
以上説明した実施例では、波形金属板12と第1および
第2のスレートボード16、19で形成される空間を空洞に
したが、必要に応じてグラスウール等の断熱材を充填す
ることにより断熱効果をあげることができる。また、第
2のスレートボード19に有孔加工を施すことにより、吸
音効果をあげることもできる。この場合、第2のスレー
トボード19を第1のスレートボード16と同一のサイズと
することで、より一層の効果を得ることが可能となる。
また、第1および第2の板状部材を鋲釘で補強部材に
接合すれば、接合部に一定の遊びが生じ建築物の振動に
対して柔軟性を有し、上面に貼着する防水性の亀裂や破
壊を防止することができる。
以上説明した実施例では、補強部材の形状を波形とし
たが、本発明ではこれに拘束されるものでなく、適宜変
更することができる。
「発明の効果」 このように請求項(1)から(3)に記載した発明に
よれば、補強部材と第1および第2の板状部材で陸屋根
用パネルを構成したので、軽量で施工性が向上する。
請求項(4)記載の発明では、挟持用プレートと梁と
で挟持して陸屋根用パネルを設置するので、建築物の振
動に対して柔軟性を有し、上面に貼着する防水性の亀裂
や破壊を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を説明するためのものであり、
このうち第1図は陸屋根用パネルの側断面図、第2図は
陸屋根用パネルの一方の端部を示す断面図、第3図は陸
屋根用パネルの他方の端部を示す断面図、第4図は陸屋
根用パネルを波形金属板の波方向に接続した状態を説明
するための状態説明図、第5図は陸屋根用パネルの波方
向と直交する方向に設置する方法に付いて説明するため
の説明図、第6図は挟持用プレートの正面図、第7図は
挟持用プレートの側面図、第8図は陸屋根用パネルで陸
屋根を設置した状態の一部を順次切断した状態を示した
一部断面図、第9図は第1図の陸屋根用パネルの両端に
接合凸部と接合凹部を設けた側断面図、第10図は接合凸
部を示す断面図、第11図は接合凹部を示す断面図、第12
図は接合凸部と接合凹部の接合状態を説明するための説
明図、第13図は第1図の陸屋根用パネルの両端にL字形
端部とL字形端部に載置する端部を設けた側断面図、第
14図はL字形端部を示す断面図、第15図はL字形端部に
載置する端部を示す断面図、第16図はとL字形端部の接
合状態を説明するための状態説明図である。 10……陸屋根用パネル、12……波形金属板、 14……波頂上部、 16……第1のスレートボード、18……波底部、 19……第2のスレートボード、 20……タッピンねじ、22、24……孔、 25……クッション材、26……H形鋼、 28……スタッドボルト、 30……クッション材、32……間隔、 34……挟持用プレート、36……スペーサー、 38……挟持板、40……ボルト穴、 42……ナット、44……バックアップ材、 46……防水材、48……防水層、 50……接合凸部、52……接合凹部、 54……L字形端部、56……載置する端部。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面を波形状に成形した補強部材と、 この補強部材の上面に接合配置された第1の板状部材
    と、 前記補強部材の下面に接合配置された第2の板状部材
    と、 からなる陸屋根用パネルにおいて、 前記補強部材に前記第1の板状部材と接する波頂上平面
    部、前記第2の板状部材と接する波底平面部を形成し、 且つ、この補強部材の一端が、波頂上平面部のほぼ中央
    部で切断され、他端が波頂上平面部から波底平面部へ下
    降する間で切断されており、 第1の板状部材は、この補強部材の両端における波頂上
    平面部と当接する長さの合計が他の切断されていない波
    頂上平面部の幅以下となるように構成し、 第1の板状部材および第2の板状部材と補強部材とを鋲
    釘および接着剤の少なくともいずれか一方で接合したこ
    とを特徴とする陸屋根用パネル。
  2. 【請求項2】断面を波形状に成形した補強部材と、 この補強部材の上面に接合配置された第1の板状部材
    と、 前記補強部材の下面に接合配置された第2の板状部材
    と、 からなる陸屋根用パネルおいて、 前記補強部材に前記第1の板状部材と接する波頂上平面
    部、前記第2の板状部材と接する波底平面部を形成し、 この波方向端部の両端が波頂上平面部から下方に折り曲
    げられ、第2の板状部材と接する位置で波方向内側へ折
    り曲げられ、且つ、一方の波頂上平面部から下方に折り
    曲げられた箇所に互いに隣接する補強部材と嵌合して接
    触する凸部を、他方の波頂上平面部から下方に折り曲げ
    られた箇所に互いに隣接する補強部材と嵌合して接触す
    る凹部を設けたことを特徴とする陸屋根用パネル。
  3. 【請求項3】断面を波形状に成形した補強部材と、 この補強部材の上面に接合配置された第1の板状部材
    と、 前記補強部材の下面に接合配置された第2の板状部材
    と、 からなる陸屋根用パネルおいて、 前記補強部材に前記第1の板状部材と接する波頂上平面
    部、前記第2の板状部材と接する波底平面部を形成し、 補強部材の波方向端部の一方が波頂上平面部の中央部か
    ら下方に折り曲げられ、第2の板状部材と接触する位置
    で波方向外側へL字状に折り曲げられて形成されてお
    り、 補強部材の波方向端部の他方が波頂上平面部の中央部か
    ら下方に折り曲げられて、第2の板状部材と接触する位
    置で波方向内側に折り曲げられて形成されており、互い
    に隣接する補強部材のL字状端部へ載置して結合可能と
    したことを特徴とする陸屋根用パネル。
  4. 【請求項4】請求項(1)、請求項(2)、請求項
    (3)記載の陸屋根用パネルを梁上に配置するに際し
    て、陸屋根用パネルの波方向と直交する側面を所定間隔
    をおいて対向配置し、この所定間隔部分から挟持用プレ
    ートを挿入し、この挟持用プレートと前記梁とで陸屋根
    用パネルの第2の板状部材および補強部材を波方向と直
    交する方向に挟持することを特徴とする陸屋根用パネル
    の施工方法。
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