JP2683247B2 - 軸付砥石の取付方法 - Google Patents
軸付砥石の取付方法Info
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- JP2683247B2 JP2683247B2 JP63146147A JP14614788A JP2683247B2 JP 2683247 B2 JP2683247 B2 JP 2683247B2 JP 63146147 A JP63146147 A JP 63146147A JP 14614788 A JP14614788 A JP 14614788A JP 2683247 B2 JP2683247 B2 JP 2683247B2
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- grindstone
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- taper
- mounting hole
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D1/00—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
- F16D1/06—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end
- F16D1/08—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key
- F16D1/0847—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key with radial clamping due to a radial screw
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は内面研削用の軸付砥石を砥石軸やクイル等に
固定するための軸付砥石の取付方法に関するものであ
る。
固定するための軸付砥石の取付方法に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、内面研削用の軸付砥石を相手軸に取付けるため
には、コレッタチャックによる取付方法、軸付砥石をク
イルに固定したものをねじ込む方法、第3図に示すよう
に相手軸(11)に設けられた複数本の固定ねじ(12)に
より軸部(13)を固定する方法などが用いられてきた。
ところが軸の回転数が高い場合にはコレットチャックは
回転質量が大きいために使用することができず、クイル
を用いたものは高速回転時に振れが出ても修正すること
ができない欠点があった。また固定ねじを用いる方法も
精度の高い取付けは不可能であった。特に軸付砥石とし
て立法晶窒化硼素砥粒、ダイヤモンド砥粒等を電着した
電着砥石を用いた場合には、一般砥粒を用いた砥石のよ
うに砥石の表面を削り取って振れの修正をすることがで
きないため、精度の高い加工が非常にむずかしいという
問題があった。
には、コレッタチャックによる取付方法、軸付砥石をク
イルに固定したものをねじ込む方法、第3図に示すよう
に相手軸(11)に設けられた複数本の固定ねじ(12)に
より軸部(13)を固定する方法などが用いられてきた。
ところが軸の回転数が高い場合にはコレットチャックは
回転質量が大きいために使用することができず、クイル
を用いたものは高速回転時に振れが出ても修正すること
ができない欠点があった。また固定ねじを用いる方法も
精度の高い取付けは不可能であった。特に軸付砥石とし
て立法晶窒化硼素砥粒、ダイヤモンド砥粒等を電着した
電着砥石を用いた場合には、一般砥粒を用いた砥石のよ
うに砥石の表面を削り取って振れの修正をすることがで
きないため、精度の高い加工が非常にむずかしいという
問題があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明はこのような従来の問題点を解決して、細長形
状の軸部を有する軸付砥石を相手軸に対して容易に、し
かも正確に芯合せされた状態で取付けることができる軸
付砥石の取付方法を目的として完成されたものである。
状の軸部を有する軸付砥石を相手軸に対して容易に、し
かも正確に芯合せされた状態で取付けることができる軸
付砥石の取付方法を目的として完成されたものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は軸付砥石の細長形状の軸部の途中または軸部
の先端にテーパ部を設けるとともに相手軸に形成された
砥石取付孔にこれに対応するテーパ状の受面を形成して
おき、軸付砥石の軸部を砥石取付孔に挿入してそのテー
パ部とテーパ状の受面とを密着させ、この状態で相手軸
に、回転面内に120゜ピッチで設けられた3本、または9
0゜ピッチで設けられた4本の固定ねじを締付けること
により、前記テーパが設けられている位置から離れた位
置において、軸部を固定することを特徴とするものであ
る。
の先端にテーパ部を設けるとともに相手軸に形成された
砥石取付孔にこれに対応するテーパ状の受面を形成して
おき、軸付砥石の軸部を砥石取付孔に挿入してそのテー
パ部とテーパ状の受面とを密着させ、この状態で相手軸
に、回転面内に120゜ピッチで設けられた3本、または9
0゜ピッチで設けられた4本の固定ねじを締付けること
により、前記テーパが設けられている位置から離れた位
置において、軸部を固定することを特徴とするものであ
る。
以下に本発明を図面を参照しつつ更に詳細に説明す
る。
る。
第1図は本発明の第1の実施例を示すものであり、
(1)は頭部(2)と細長形状の軸部(3)とからなる
軸付砥石、(4)はこの軸付砥石(1)が取付けられる
相手軸である。本実施例では図示のように軸付砥石
(1)の軸部(3)の途中に膨出部(5)が設けられて
おり、その後面がテーパ部(6)に形成されている。ま
た相手軸(4)にはこの軸部(3)が挿入される砥石取
付孔(7)が設けられているが、その入口部分には上記
のテーパ部(6)に対応するテーパ状の受面(8)が形
成されている。そこで軸付砥石(1)の軸部(3)を相
手軸(4)の砥石取付孔(7)に挿入し、軸部(3)の
テーパ部(6)を受面(8)と密着させれば、少なくと
もこのテーパ部において軸付砥石(1)は相手軸(4)
に対して正確に芯合せされた状態となり、さらに、相手
軸(4)の前記テーパが設けられている位置から離れた
位置に設けられた複数の固定ねじ(9)を締付ければ、
前記テーパ部(6)、受面(8)の精度差から生じる僅
かな偏芯を矯正できるから軸付砥石(1)の全体が正確
に相互の軸芯を一致させた状態で相手軸(4)に固定さ
れることとなる。(10)はテーパ部のない従来の軸付砥
石を取付ける場合に使用される固定ねじである。
(1)は頭部(2)と細長形状の軸部(3)とからなる
軸付砥石、(4)はこの軸付砥石(1)が取付けられる
相手軸である。本実施例では図示のように軸付砥石
(1)の軸部(3)の途中に膨出部(5)が設けられて
おり、その後面がテーパ部(6)に形成されている。ま
た相手軸(4)にはこの軸部(3)が挿入される砥石取
付孔(7)が設けられているが、その入口部分には上記
のテーパ部(6)に対応するテーパ状の受面(8)が形
成されている。そこで軸付砥石(1)の軸部(3)を相
手軸(4)の砥石取付孔(7)に挿入し、軸部(3)の
テーパ部(6)を受面(8)と密着させれば、少なくと
もこのテーパ部において軸付砥石(1)は相手軸(4)
に対して正確に芯合せされた状態となり、さらに、相手
軸(4)の前記テーパが設けられている位置から離れた
位置に設けられた複数の固定ねじ(9)を締付ければ、
前記テーパ部(6)、受面(8)の精度差から生じる僅
かな偏芯を矯正できるから軸付砥石(1)の全体が正確
に相互の軸芯を一致させた状態で相手軸(4)に固定さ
れることとなる。(10)はテーパ部のない従来の軸付砥
石を取付ける場合に使用される固定ねじである。
第2図は本発明の第2の実施例を示すもので、軸付砥
石(1)の軸部(3)の先端にテーパ部(6)を設け、
また相手軸(4)のテーパ状の受面(8)が砥石取付孔
(7)の奥部に形成されている点、および複数の固定ね
じ(9)が入口側に設けられている点が第1の実施例と
相違する。しかしその他の点は第1の実施例と同様であ
るので説明を省略する。
石(1)の軸部(3)の先端にテーパ部(6)を設け、
また相手軸(4)のテーパ状の受面(8)が砥石取付孔
(7)の奥部に形成されている点、および複数の固定ね
じ(9)が入口側に設けられている点が第1の実施例と
相違する。しかしその他の点は第1の実施例と同様であ
るので説明を省略する。
このように本発明によれば軸付砥石(1)を相手軸
(4)に対して、テーパ部と固定ねじの2箇所において
正確に芯合せされた状態で取付けることできるので精度
の高い加工を行わせることができ、しかも取付部の質量
はコレットチャックを用いた場合に比較して極めて小さ
いので高速回転をさせることができる。また本発明によ
れば第3図に示されるような従来のねじ止め方式に比較
して極めて精度の良い取付けが可能であり、軸付砥石
(1)自体が正確に製造されておれば回転させても振れ
が生ずることがない。従って本発明は砥石の表面を削る
ことにより振れの修正を行うことができない電着砥石の
取付方法として好適なものである。なお固定ねじ(9)
は120゜ピッチで3本あるいは90゜ピッチで4本とする
ことが適当であり、図示のように取付けた場合には、一
度正確な固定を行ったのちは片側(例えば図中の下側)
の固定ねじ(9)のみを緩めて軸付砥石(1)の交換を
することもできる。
(4)に対して、テーパ部と固定ねじの2箇所において
正確に芯合せされた状態で取付けることできるので精度
の高い加工を行わせることができ、しかも取付部の質量
はコレットチャックを用いた場合に比較して極めて小さ
いので高速回転をさせることができる。また本発明によ
れば第3図に示されるような従来のねじ止め方式に比較
して極めて精度の良い取付けが可能であり、軸付砥石
(1)自体が正確に製造されておれば回転させても振れ
が生ずることがない。従って本発明は砥石の表面を削る
ことにより振れの修正を行うことができない電着砥石の
取付方法として好適なものである。なお固定ねじ(9)
は120゜ピッチで3本あるいは90゜ピッチで4本とする
ことが適当であり、図示のように取付けた場合には、一
度正確な固定を行ったのちは片側(例えば図中の下側)
の固定ねじ(9)のみを緩めて軸付砥石(1)の交換を
することもできる。
以上に説明した相手軸(4)は内面研削盤等の砥石軸
であっても、あるいはクイルであってもよく、本発明の
相手軸(4)はこれら両方を含むものである。
であっても、あるいはクイルであってもよく、本発明の
相手軸(4)はこれら両方を含むものである。
(発明の効果) 本発明は以上の説明からも明らかなように、細長形状
の軸部を有する軸付砥石を相手軸に対して、テーパ部と
固定ねじの2箇所において、容易に、しかも正確に芯合
せされた状態で取付けることができるものであるから、
特に高速回転形の軸付砥石や電着砥粒を持つ軸付砥石の
取付方法として好適である。よって本発明は従来の問題
点を一掃した軸付砥石の取付方法として、産業の発展に
寄与するところは極めて大である。
の軸部を有する軸付砥石を相手軸に対して、テーパ部と
固定ねじの2箇所において、容易に、しかも正確に芯合
せされた状態で取付けることができるものであるから、
特に高速回転形の軸付砥石や電着砥粒を持つ軸付砥石の
取付方法として好適である。よって本発明は従来の問題
点を一掃した軸付砥石の取付方法として、産業の発展に
寄与するところは極めて大である。
第1図は本発明の第1の実施例を示す断面図、第2図は
第2の実施例を示す断面図、第3図は従来例を示す断面
図である。 (1):軸付砥石、(3):軸部、(4):相手軸、
(6):テーパ部、(7):砥石取付孔、(8):受
面、(9):固定ねじ。
第2の実施例を示す断面図、第3図は従来例を示す断面
図である。 (1):軸付砥石、(3):軸部、(4):相手軸、
(6):テーパ部、(7):砥石取付孔、(8):受
面、(9):固定ねじ。
Claims (1)
- 【請求項1】軸付砥石の細長形状の軸部の途中または軸
部の先端にテーパ部を設けるとともに相手軸に形成され
た砥石取付孔にこれに対応するテーパ状の受面を形成し
ておき、軸付砥石の軸部を砥石取付孔に挿入してそのテ
ーパ部とテーパ状の受面とを密着させ、この状態で相手
軸に、回転面内に120゜ピッチで設けられた3本、また
は90゜ピッチで設けられた4本の固定ねじを締付けるこ
とにより、前記テーパが設けられている位置から離れた
位置において、軸部を固定することを特徴とする軸付砥
石の取付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63146147A JP2683247B2 (ja) | 1988-06-14 | 1988-06-14 | 軸付砥石の取付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63146147A JP2683247B2 (ja) | 1988-06-14 | 1988-06-14 | 軸付砥石の取付方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH029575A JPH029575A (ja) | 1990-01-12 |
JP2683247B2 true JP2683247B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=15401200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63146147A Expired - Lifetime JP2683247B2 (ja) | 1988-06-14 | 1988-06-14 | 軸付砥石の取付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2683247B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SG10201705006WA (en) * | 2017-06-16 | 2018-09-27 | Stamford Prec Tools Pte Ltd | Precision securing device |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62113935U (ja) * | 1986-01-08 | 1987-07-20 |
-
1988
- 1988-06-14 JP JP63146147A patent/JP2683247B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH029575A (ja) | 1990-01-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |