JP2682826B2 - 図形処理装置における図形表示方法 - Google Patents
図形処理装置における図形表示方法Info
- Publication number
- JP2682826B2 JP2682826B2 JP62174191A JP17419187A JP2682826B2 JP 2682826 B2 JP2682826 B2 JP 2682826B2 JP 62174191 A JP62174191 A JP 62174191A JP 17419187 A JP17419187 A JP 17419187A JP 2682826 B2 JP2682826 B2 JP 2682826B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- graphic
- displayed
- display data
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Processing Or Creating Images (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は図形処理装置における図形表示方法に係り、
特に複雑な表示データを高速に表示するのに好適な図形
処理方法に関する。 〔従来の技術〕 従来の図形処理装置では、表示図形形状の構成線分等
の表示データが与えられると、その図形形状を忠実に表
示する方式をとっている。この種の装置の場合、表示デ
ータを表示する速度は、表示図形形状の構成線分等のデ
ータ数に依存しており、複雑な図形の表示ほど表示速度
が遅くなる性質を有している。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記従来技術においては、表示データで与えられる図
形の形状を忠実に表示するため、複雑な形状を表示する
場合、単純な形状の表示を比べて表示速度が遅くなる問
題があった。 本発明の目的は、図形処理装置において、複雑な形状
を単純な形状と同等の速度で表示して表示速度の向上を
図ることにある。 〔問題点を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明は、記憶手段に記
憶されている表示データを読み出し、該表示データで示
される図形形状を表示手段に表示する時、前記図形形状
の記号化表示が指定されているか否か判定し、記号表示
が指定されていない場合には前記表示データで示される
図形形状をそのまま表示するが、記号化表示が指定され
ている場合には、前記表示データで示される図形形状の
少なくとも一部を別の記号に変換し、簡略して表示する
ものである。 〔作 用〕 オペレータの指示等により、複雑な表示図形形状は簡
単な図形形状に記号化して表示する。これにより、処理
データ量および表示データ量を削減することができ、図
形処理装置における表示速度の高速化が図られる。 〔実施例〕 以下、本発明の一実施例について図面により説明す
る。 第１図は本発明で対象とする図形処理装置の一実施例
の構成図である。本図形処理装置は、表示データ11及び
その他のデータを記憶するデータ記憶装置（RAM）10、
各種処理を実行する中央処理装置20、中央処理装置20で
の処理に必要なプログラムを格納するプログラムメモリ
（RAM）30、表示データを表示するための表示装置40よ
りなる。 プログラムメモリ30には、表示データで示される図形
形状を忠実に表示するための表示プログラム31の他に、
表示データの図形形状を記号化して表示する記号化表示
プログラム32が格納されている。中央処理装置20は、プ
ログラムメモリ30の表示プログラム31あるいは記号化表
示プログラム32に基いてデータ記憶装置10の表示データ
を処理し、表示装置40に表示を行う。第２図にその処理
フローを示す。 いま、データ記憶装置10に表示装置40に表示させたい
図形の表示データ11があるものとする。これを表示させ
る場合、表示データ11をデータ記憶装置10より中央処理
装置20に読込み（ステップ101）、記号化表示が指定さ
れているか否か判定する（ステップ102）。記号化表示
が指定されていない場合は表示プログラム31に制御を渡
し、表示データの図形形状を忠実に表示装置40に表示す
る（ステップ105）。一方、記号化表示が指定されてい
る場合、記号化表示プログラム32に制御を渡し、複雑な
形状等の表示データを単純な形状のデータに記号化し
（ステップ103）、この記号化された表示データを表示
装置40に表示する（ステップ104）。 第３図は本発明による記号化の表示例（LSI部品）を
示したもので、201は記号化される前の表示データ、301
は記号化された後の表示データである。 記号化前の表示データ201には、表示図形の構成要素
として円202、文字列203が含まれている。一般に円の描
画は直線に比べて時間のかゝるものである。そこで、こ
の表示データ201中の円202の部分を、記号化後の表示デ
ータ301に302で示すように、直線だけの菱形に記号化
（簡略化）する。同様に、表示データ201中の文字列203
の部分は、記号後の表示データ301に303で示すように、
簡単な長方形に記号化する。円から菱形への記号化は、
記号化表示プログラム32に円を菱形に変換する処理ステ
ップを入れておけばよく、この場合、菱形の処理は円の
処理に比べて少ないステップ数で足りる。また、文字列
から長方形への記号化も同様にして容易に実現できる。 なお、第３図では記号化のための形状は四角形である
としたが、異なる記号等で表わすことでも同様の目的を
達成できることは勿論のことである。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、図形表示装置
において表示データを表示する場合、表示する目的によ
り表示データの形状を記号化して簡略表示できるため、
表示速度が著しく速くなる効果がある。
特に複雑な表示データを高速に表示するのに好適な図形
処理方法に関する。 〔従来の技術〕 従来の図形処理装置では、表示図形形状の構成線分等
の表示データが与えられると、その図形形状を忠実に表
示する方式をとっている。この種の装置の場合、表示デ
ータを表示する速度は、表示図形形状の構成線分等のデ
ータ数に依存しており、複雑な図形の表示ほど表示速度
が遅くなる性質を有している。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記従来技術においては、表示データで与えられる図
形の形状を忠実に表示するため、複雑な形状を表示する
場合、単純な形状の表示を比べて表示速度が遅くなる問
題があった。 本発明の目的は、図形処理装置において、複雑な形状
を単純な形状と同等の速度で表示して表示速度の向上を
図ることにある。 〔問題点を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明は、記憶手段に記
憶されている表示データを読み出し、該表示データで示
される図形形状を表示手段に表示する時、前記図形形状
の記号化表示が指定されているか否か判定し、記号表示
が指定されていない場合には前記表示データで示される
図形形状をそのまま表示するが、記号化表示が指定され
ている場合には、前記表示データで示される図形形状の
少なくとも一部を別の記号に変換し、簡略して表示する
ものである。 〔作 用〕 オペレータの指示等により、複雑な表示図形形状は簡
単な図形形状に記号化して表示する。これにより、処理
データ量および表示データ量を削減することができ、図
形処理装置における表示速度の高速化が図られる。 〔実施例〕 以下、本発明の一実施例について図面により説明す
る。 第１図は本発明で対象とする図形処理装置の一実施例
の構成図である。本図形処理装置は、表示データ11及び
その他のデータを記憶するデータ記憶装置（RAM）10、
各種処理を実行する中央処理装置20、中央処理装置20で
の処理に必要なプログラムを格納するプログラムメモリ
（RAM）30、表示データを表示するための表示装置40よ
りなる。 プログラムメモリ30には、表示データで示される図形
形状を忠実に表示するための表示プログラム31の他に、
表示データの図形形状を記号化して表示する記号化表示
プログラム32が格納されている。中央処理装置20は、プ
ログラムメモリ30の表示プログラム31あるいは記号化表
示プログラム32に基いてデータ記憶装置10の表示データ
を処理し、表示装置40に表示を行う。第２図にその処理
フローを示す。 いま、データ記憶装置10に表示装置40に表示させたい
図形の表示データ11があるものとする。これを表示させ
る場合、表示データ11をデータ記憶装置10より中央処理
装置20に読込み（ステップ101）、記号化表示が指定さ
れているか否か判定する（ステップ102）。記号化表示
が指定されていない場合は表示プログラム31に制御を渡
し、表示データの図形形状を忠実に表示装置40に表示す
る（ステップ105）。一方、記号化表示が指定されてい
る場合、記号化表示プログラム32に制御を渡し、複雑な
形状等の表示データを単純な形状のデータに記号化し
（ステップ103）、この記号化された表示データを表示
装置40に表示する（ステップ104）。 第３図は本発明による記号化の表示例（LSI部品）を
示したもので、201は記号化される前の表示データ、301
は記号化された後の表示データである。 記号化前の表示データ201には、表示図形の構成要素
として円202、文字列203が含まれている。一般に円の描
画は直線に比べて時間のかゝるものである。そこで、こ
の表示データ201中の円202の部分を、記号化後の表示デ
ータ301に302で示すように、直線だけの菱形に記号化
（簡略化）する。同様に、表示データ201中の文字列203
の部分は、記号後の表示データ301に303で示すように、
簡単な長方形に記号化する。円から菱形への記号化は、
記号化表示プログラム32に円を菱形に変換する処理ステ
ップを入れておけばよく、この場合、菱形の処理は円の
処理に比べて少ないステップ数で足りる。また、文字列
から長方形への記号化も同様にして容易に実現できる。 なお、第３図では記号化のための形状は四角形である
としたが、異なる記号等で表わすことでも同様の目的を
達成できることは勿論のことである。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、図形表示装置
において表示データを表示する場合、表示する目的によ
り表示データの形状を記号化して簡略表示できるため、
表示速度が著しく速くなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明で対象とする図形表示装置の一実施例の
構成図、第２図は本発明による表示データの手順を示す
フローチャート、第３図は表示の具体例を示す図であ
る。 10……データ記憶装置、11……表示データ、 20……中央処理装置、 30……プログラムメモリ（RAM）、 31……表示プログラム、 32……記号化プログラム、40……表示装置、 201……記号化前表示データ、 301……記号化後表示データ。
構成図、第２図は本発明による表示データの手順を示す
フローチャート、第３図は表示の具体例を示す図であ
る。 10……データ記憶装置、11……表示データ、 20……中央処理装置、 30……プログラムメモリ（RAM）、 31……表示プログラム、 32……記号化プログラム、40……表示装置、 201……記号化前表示データ、 301……記号化後表示データ。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．表示すべき図形の表示データを記憶するデータ記憶
手段と、前記表示データで示される図形形状を表示する
表示手段とを具備してなる図形処理装置の図形表示方法
において、 前記記憶手段に記憶されている表示データを読み出し、
該表示データで示される図形形状を前記表示手段に表示
する時、前記図形形状の記号化表示が指定されているか
否か判定し、記号化表示が指定されていない場合には前
記表示データで示される図形形状をそのまま表示し、記
号化表示が指定されている場合には、前記表示データで
示される図形形状の少なくとも一部を別の記号に変換し
て表示することを特徴とする図形処理装置における図形
表示方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62174191A JP2682826B2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 | 図形処理装置における図形表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62174191A JP2682826B2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 | 図形処理装置における図形表示方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6417160A JPS6417160A (en) | 1989-01-20 |
| JP2682826B2 true JP2682826B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=15974314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62174191A Expired - Fee Related JP2682826B2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 | 図形処理装置における図形表示方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2682826B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4977935B2 (ja) * | 2001-09-12 | 2012-07-18 | 大日本印刷株式会社 | フォトマスクデータの表示装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6063679A (ja) * | 1983-09-17 | 1985-04-12 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 図面情報フアイル化方式 |
-
1987
- 1987-07-13 JP JP62174191A patent/JP2682826B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6417160A (en) | 1989-01-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0756892A (ja) | マスク付きベクトル演算器を持つ計算機 | |
| JP2682826B2 (ja) | 図形処理装置における図形表示方法 | |
| JPS60262243A (ja) | 高速演算装置 | |
| JP2645597B2 (ja) | 描画オーダ編集方法 | |
| JPS60134282A (ja) | システム画面表示方式 | |
| JP2513771B2 (ja) | マルチメディア表示方式 | |
| JP2747055B2 (ja) | 図形表示装置 | |
| JPS62219073A (ja) | 図形処理システムにおける図面デ−タ回復方式 | |
| JP2504430B2 (ja) | オブジェクト処理順算出処理装置 | |
| JPH02162420A (ja) | オプション・プログラム取込み処理方式 | |
| JPH04133127A (ja) | データ表示装置 | |
| JPH04255896A (ja) | 文字の描画方式 | |
| JPH0816809A (ja) | 作図方式 | |
| JPS5660968A (en) | Picture information processor | |
| JPH0581017A (ja) | プログラム処理装置 | |
| JPH05108832A (ja) | グラフイツク制御装置 | |
| JPH04107724A (ja) | 外部記憶高速入出力化制御方式 | |
| JPS58146982A (ja) | 文書編集装置 | |
| JPH0743739B2 (ja) | 自動配線処理実行システム | |
| JPS61145630A (ja) | コンソ−ルデイスプレイの画面編集方法 | |
| JPS60241175A (ja) | 図形処理装置 | |
| JPH03282888A (ja) | マーカ記号登録表示方式 | |
| JPS63120330A (ja) | 画面制御方式 | |
| JPS5340226A (en) | Display control unit of program computer | |
| JPH07320080A (ja) | 図形編集装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |