JP2682285B2

JP2682285B2 - 写真焼付装置

Info

Publication number: JP2682285B2
Application number: JP3215913A
Authority: JP
Inventors: 正純石川
Original assignee: Noritsu Koki Co Ltd
Current assignee: Noritsu Koki Co Ltd
Priority date: 1991-07-31
Filing date: 1991-07-31
Publication date: 1997-11-26
Anticipated expiration: 2012-11-26
Also published as: JPH0534833A

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は１３５フィルムの写真焼
付け作業において、画面サイズ（フルサイズ，ハーフサ
イズ，パノラマサイズなど）の異なるコマが混在するネ
ガフィルムや、該ネガフィルムを一連に接続した長尺の
ネガフィルム等の各コマの画面サイズに自動的に対応し
て、自動的に写真焼付け仕上げをすることが出来るよう
にした写真焼付装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】ネガフィルム毎に画面サイズの異なるネ
ガフィルムを一連に接続した長尺のネガフィルムや、１
本のフィルムの中に異なった画面サイズが混在している
ネガフィルム等を写真焼付け（プリント仕上げ）する場
合、従来の写真焼付装置では、作業員が各ネガフィルム
の１コマ毎の画面サイズを判断し、各コマの画面サイズ
に合ったネガマスクに交換したり、印画紙の写真焼付け
サイズの変更をその都度行っていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】そのため、従来のよう
にネガフィルムの各コマの画面サイズの判断や、各コマ
の画面サイズに合ったネガマスクの交換、或いは所望の
写真焼付けサイズにあった印画紙の変更を、その都度人
手によって行っていたのでは、手間も時間もかかり、非
常に非能率的であり、また判断ミスをして所望の写真焼
付けが出来なくなるとった懸念があった。

【０００４】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
開発されたものであり、その目的とする処は、画面サイ
ズの異なるコマが混在するネガフィルムや、該ネガフィ
ルムを一連に接続した長尺のネガフィルムや、各コマの
画面サイズが同一のネガフィルムや、該ネガフィルムを
一連に接続した長尺のネガフィルムや、ネガフィルム毎
に画面サイズの異なるネガフィルムを一連に接続した長
尺のネガフィルム、といった夫々のネガフィルムの各コ
マの画面サイズに自動的に対応して、各コマの画面サイ
ズに合った所望のの写真焼付けを自動的に行えるように
した写真焼付装置を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を有効
に達するために次のような構成にしてある。すなわち、
請求項１記載の本発明は、ネガフィルムを自動的に搬送
するネガフィルム送り手段と、焼付け開始前にネガフィ
ルムの各コマの画面サイズを順次検出する画面サイズ検
出手段と、各コマの画面サイズに対応出来るズームレン
ズと、画面サイズ検出手段によって検出された画面サイ
ズ信号に基づいて、予め設定された焼付サイズにプリン
ト倍率を自動的に設定出来るようにした上記のズームレ
ンズを含むプリント倍率自動設定手段と、印画紙の送り
量を自動的に設定する印画紙送り量自動設定手段と、こ
れらの各手段を自動的に制御する自動制御記憶手段と、
からなる構成にしてある。

【０００６】また、請求項２記載の本発明は、請求項１
記載の構成において、ペーパー幅の異なる複数の印画紙
の各ペーパー幅を検出出来るセンサを設け、ペーパー幅
毎に各画面サイズのプリントサイズを自動制御記憶手段
によって予め設定して記憶し、上記のセンサによってペ
ーパー幅を検出した時に、該ペーパー幅に対応する設定
済のプリントサイズを設定できるようにした構成にして
ある。

【０００７】また、請求項３記載の本発明は、請求項１
又は２記載の構成において、画面サイズを検出出来る画
面サイズ検出手段によって検出される画面サイズが、フ
ルサイズ又はパノラマサイズ又はハーフサイズである構
成にしてある。

【０００８】

【作用】上記構成により、一連に接続した画面サイズの
異なるネガフィルムや、１本のフィルムの中に画面サイ
ズの異なったコマ画面の入っているネガフィルムなど
を、ネガフィルム送り手段によって自動的に搬送する。
そして画面サイズ検出手段によって通過するネガフィル
ムの各コマの画面サイズを検出し、この画面サイズ検出
手段によって検出された画面サイズに応じて、プリント
倍率自動設定手段並びに印画紙送り量自動設定手段を作
動させ、印画紙に各サイズの写真焼付けを順次自動的に
行っていく。

【０００９】

【実施例】以下、本発明に係る実施例を図１〜図２６に
基づいて説明する。図１〜図２に示すように本発明に係
る一例の写真焼付装置１（全体は図示せず）は、ネガフ
ィルム２の各コマの画面サイズ（Ｘはパノラマサイズ，
Ｙはフルサイズ，Ｚはハーフサイズ）に応じて自動的に
マスク調整をすることが出来るネガマスク装置３と、ネ
ガフィルム２の各コマの画面サイズに応じて自動的に印
画紙２６のマスク調整を行うことが出来るペーパーマス
ク装置４と、各々画面サイズに応じて写真焼付けサイズ
を調整出来るプリント倍率自動設定手段５と、印画紙の
送り量を自動的に設定する印画紙送り量自動設定手段５
４と、各手段を自動的に制御する自動制御記憶手段５３
などによって構成されている。

【００１０】ネガマスク装置３は、図３〜図５に示すよ
うにネガフィルム２を順次先送りするネガフィルム送り
装置６と、このネガフィルム２の画面サイズを検出する
画面サイズ検出器７と、画面サイズに応じてマスク８の
形状（大きさ）位置（８ａ，８ｂ，８ｃ）を自動的に切
り換えることが出来る画面サイズ変更マスク９と、ネガ
マスク台１０とからなる。また、このネガマスク台１０
の上面中央にはネガフィルム通路１１が形成され、この
ネガフィルム通路１１には上記したネガフィルム送り装
置６が配設されている。

【００１１】すなわち、このネガフィルム送り装置６
は、図４〜図５に示すようにネガフィルム通路１１に直
交するようにして、対峙する一対のネガ送りローラ１２
が所定間隔毎に枢着され、各々下側のネガ送りローラ１
２には無端帯状体１３が各支持ローラ１４を介して張設
されている。更に駆動モータ１５を設けて無端帯状体１
３を介して各ネガ送りローラ１２がネガフィルム２の送
り方向に回転するようにしてある。

【００１２】また、画面サイズ検出器７（図４、図５参
照）は、ネガフィルム通路１１のネガフィルム挿入側に
配されると共に、このネガフィルム通路１１に直交する
ようにネガマスク台１０の上面に設けられ、且つ図７〜
図９に示すように通過するネガフィルム２の上方に位置
するようにして複数の画面濃度検出センサ１６が一定間
隔毎に横一列に設けられ、更にネガフィルム２の下方に
は各画面濃度検出センサ１６と対峙する位置に投光ラン
プ１７を設けた構成である。

【００１３】また、画面サイズ変更マスク９（図３、図
４参照）は、画面サイズ検出器７の前方側にネガフィル
ム通路１１に対して直交するようにして配設されてい
る。すなわち、この画面サイズ変更マスク９（図３〜図
６参照）は、ネガマスク台１０に、ネガフィルム通路１
１と直交するようにしてマスク移動用溝１８が形成さ
れ、このマスク移動用溝１８にはマスク８が摺動可能に
配設されている。このマスク８には、ネガフィルム２の
ハーフサイズＺに対応するハーフサイズマスク８ａと、
ネガフィルム２のフルサイズＹに対応するフルサイズマ
スク８ｂと、ネガフィルム２のパノラマサイズＸに対応
するパノラマサイズマスク８ｃとがそれぞれ開口形成さ
れている。

【００１４】また、このマスク８は、ネガマスク台１０
の移動用溝１８の長手方向に回動自在に架設された螺子
軸１９に螺合され、該螺子軸１９はモータ２０に連結さ
れていて、このモータ２０が正・逆転することによっ
て、螺子軸１９を介して上記マスク８が移動用溝１８内
を長手方向に往復移動出来るようにしてある。そして所
望の各マスク８ａ，８ｂ，８ｃを自動的に選択してネガ
フィルム通路１１上の所定箇所に位置させることが出来
るようにしてある。２１はネガマスク台１０に形成した
開口部（図６参照）であって、ネガフィルム通路１１の
下方の所定箇所に下側を拡開するようにして開設してあ
る。この開口部２１には上記した各マスク８ａ，８ｂ，
８ｃが選択的に位置することになる。勿論、この開口部
２１は上記各マスク８ａ，８ｂ，８ｃの開口より大であ
る。また各マスク８ａ，８ｂ，８ｃも下方に拡開形成さ
れている。

【００１５】しかして、２２（図６参照）はネガ押え板
であって、このネガ押え板２２は四隅（片側図示せず）
に配設したバネ２３を介して上記マスク８を覆うように
設けてあり、またこのネガ押え板２２は先端部をコ字状
に形成した押圧部材２４によって、その中央部両端を押
さえられるようにしてある。この押圧部材２４の基端２
４ａはネガマスク台１０に枢支され、基端２４ａ近傍は
ネガ押え用ソレノイド２５に連結されている。所望の前
記マスク８ａ又は８ｂ又は８ｃが上記開口部２１に位置
し、対応するネガフィルム２の画面（コマ）が上記マス
ク８ａ又は８ｂ又は８ｃの下方に位置した時にソレノイ
ド２５を作動させ、押圧部材２４をネガマスク台１０側
に引き寄せ、ネガ押え板２２を介してこのネガフィルム
２をその位置で固定することが出来るようにしてある。

【００１６】また、各種の画面サイズに応じて写真焼付
けサイズを調整出来るプリント倍率自動設定手段５（図
１、図２参照）として、ズームレンズ５ａを具備したズ
ーム機構（図示省略）が所定位置に配設され、ネガフィ
ルム２の各画面サイズ（パノラマサイズＸ，ハーフサイ
ズＹ，フルサイズＺ）を所定の倍率に拡大して印画紙２
６に焼き付けすることが出来るようにしてある。

【００１７】各々画面サイズに応じて自動的に印画紙２
６のマスク調整が出来るペーパーマスク装置４（図１２
〜図１６参照）は、四角形状のマスクフレーム２７（図
１３参照）の四辺の内側の隣接する二辺に沿って連動シ
ャフト２８，２９が回動自在に枢着されている。各連動
シャフト２８，２９の両端近傍には夫々従動プーリ３０
ａ，３０ｂ，３１ａ，３１ｂが設けられている。またこ
の各従動プーリ３０ａ，３１ａと対をなすようにして従
動プーリ３２，３３が枢着されている。

【００１８】更に従動プーリ３０ｂ，３１ｂと対をなす
ようにして駆動プーリ３６，３７が配設されている。各
駆動プーリ３６，３７は各モータ３４，３５の駆動軸３
４ａ，３５ａに設けられている。また従動プーリ３０ａ
と３２、従動プーリ３１ａと３３、従動プーリ３１ｂと
駆動プーリ３６，従動プーリ３０ｂと駆動プーリ３７と
には、それぞれタイミングベルト３８，３９，４０，４
１が張設してある。更に対向する位置のタイミングベル
ト３８と４１，タイミングベルト３９と４０とには、各
ベルトの上下の離れた位置に二本のペーパーマスク４２
と４３、４４と４５が夫々横設してある。そして各モー
タ３４，３５を駆動させることによって、それぞれのペ
ーパーマスク４４と４５、４２と４３の間隔を広くした
り狭くしたりすることが出来る。このことによって自動
的に写真焼付けサイズを変更出来る。

【００１９】またロール状のペーパー（印画紙）２６
（図２参照）は、このペーパーマスク４２，４３の上方
に配設されている。すなわち、図１８に示すように各ペ
ーパー幅のロール状のペーパー（印画紙）は、夫々のペ
ーパーマガジン５０に装填され、写真焼付装置１に着脱
自在に装着される。この各種のペーパーマガジン５０
は、その種類に応じて図１９（図１８）に示すようなマ
ガジン種類検出用突起５１をペーパーマガジン５０の前
部下端に突設してあり、このペーパーマガジン５０を図
１８に示すように矢印方向に装着することによって、こ
れらの突起５１の位置をマガジン種類検出センサ５２で
検出して、ペーパーマガジン５０内に装填されているペ
ーパー（印画紙）のペーパー幅を検出出来るようにして
ある。

【００２０】また、自動制御記憶手段（図１参照）とし
てマイコン５３が設けられ、更にこのマイコン５３によ
る制御信号によってペーパーマスク４の前後に配設した
送りローラ５４を制御してペーパー（印画紙）２６の送
り量を自動的に設定出来るようにしてある。また上記マ
イコン５３は、ネガマスク４の手前に設けた画面サイズ
検出器７からのフィルム画面サイズ信号や、マガジン種
類検出センサ５２からのマガジン種類信号を受け、プリ
ント倍率変更や、ペーパーマスクサイズ変更、ペーパー
送り量変更等の制御信号を各構成装置に発信して、各々
装置を所望の状態に制御する。

【００２１】上述のような構成からなる写真焼付装置１
にあっては、例えば全てのコマがパノラマサイズＸのネ
ガフィルム、又は全てのコマがハーフサイズＹのネガフ
ィルム、或いは全てのコマがフルサイズＺのネガフィル
ムを、夫々又は混在させて一連に接続した長尺のネガフ
ィルムを、または、図３に示すようにパノラマサイズ
Ｘ，ハーフサイズＹ，フルサイズＺが混在しているネガ
フィルム２を１本づつ又は複数本を一連に接続した長尺
のネガフィルムを、ネガマスク台１０のネガフィルム通
路１１に挿入することによって、上記した各ネガフィル
ムはネガフィルム送り装置６（図４参照）の作動により
画面サイズ検出器７側に移送されていく。そして、これ
らのネガフィルムが画面サイズ検出器７を通過するのに
ともなって、図９に示すようにこの画面サイズ検出器７
の各画面濃度検出センサ１６（Ｓ１〜Ｓ６）が作動す
る。例えば、図１１に示すようにパノラマサイズＸの時
は、Ｓ３，Ｓ４のみが出力変化し、ハーフサイズＹの時
はＳ１〜Ｓ６の出力変化の周期が異なり、フルサイズＺ
のときはＳ１〜Ｓ６の出力が変化することによって、パ
ノラマサイズＸの画面か、ハーフサイズＹの画面か、フ
ルサイズＺの画面かの判断がマイコン５３（図１、図１
０参照）によって自動的に行われる。

【００２２】画面サイズ検出器７の各画面濃度検出セン
サ１６（Ｓ１〜Ｓ６）（図１０参照）による画面サイズ
検出信号は、アナログＳＷ、Ａ／Ｄ変換器を介してマイ
コン５３によってそのコマの画面サイズが判断され、各
装置やズームレンズ５ａを介して、ネガマスク切替、ペ
ーパーマスク切替、写真焼付け倍率切替、フィルム送り
の各々制御が自動的に行われ、各コマが同一の画面サイ
ズであるネガフィルムと該ネガフィルムの各コマの画面
サイズと異なる複数本のネガフィルムを一連に接続した
長尺のネガフィルム、或いは１本のネガフィルム中に異
なる画面サイズが混在しているネガフィルムでも、この
写真焼付装置１に各ネガフィルムを挿入するだけで所定
の画面サイズにあった写真焼付けを自動的に順次行って
いくことが出来る。

【００２３】図２０〜図２３はペーパー幅の検出部分の
みが前記実施例と異なる他の実施例を示し、この実施例
の場合はペーパーマガジン５５に突起を有さず、ペーパ
ー幅検出センサ５６によってペーパー幅を検出出来るよ
うにしてある。ペーパー幅検出センサ５６は上部に複数
のフォトトランジスタ５７が所定間隔に一列に配設さ
れ、これらのフォトトランジスタ５７とそれぞれ対峙す
るようにして赤外ＬＥＤ５８が配設してある。この複数
のフォトトランジスタ５７と赤外ＬＥＤ５８とによって
ペーパーマガジン５５から供給されるペーパー幅を検出
判断する。また、ペーパー幅検出センサ５６の前後には
送りローラ５４が配設してあり、ペーパー２６（印画
紙）の送り量をマイコン５３の制御によって自動的にコ
ントロールしている。他の構成・作用は前記実施例と同
様である。

【００２４】図２４〜図２６に示す実施例はペーパーマ
スクを有さず、シート状ペーパーＳを露光位置まで搬出
し焼付露光する実施例であって、この実施例の場合は、
ペーパーマガジン５０の内部にロール状のペーパー２６
が収納され、そのペーパーマガジン５０から引き出され
たロール状のペーパー２６は送りローラ５４によって前
方に搬送され、その送りローラ５４の前方に配置したカ
ッタ装置６０によって所定長さに切断される。また、カ
ッター装置６０の前側には、ベルトコンベヤ装置６１が
配置されている。このベルトコンベヤ装置６１は、複数
のローラ６２間に孔あきベルト６３をかけ渡し、そのベ
ルト６３のキャリア側ベルトの背面側にサクションボッ
クス６４を設け、そのサクションボックス６４の内側に
作用する吸引力を、そのボックス６４のベルト案内板６
５に形成した吸引孔６６を通して孔あきベルト６３の孔
６７に作用させ、キャリア側ベルト上に送り込まれたシ
ート状ペーパーＳを吸着搬送させるようにしている。ま
た、サクションボックス６４の内部吸引力を付与させる
ため、ボックス６４の内部に吸引ファン６８を組み込
み、その吸引ファン６８をモータ６９で回転させるよう
にしており、上記ボックス６４の底板７０には排気孔７
１が穿設してある。

【００２５】

【発明の効果】以上、上述のように本発明によれば、画
面サイズの異なるコマが混在するネガフィルムや、該ネ
ガフィルムを一連に接続した長尺のネガフィルムや、各
コマの画面サイズが同一のネガフィルムや、該ネガフィ
ルムを一連に接続した長尺のネガフィルムや、ネガフィ
ルム毎に画面サイズの異なるネガフィルムを一連に接続
した長尺のネガフィルム、といった夫々のネガフィルム
の各コマの画面サイズに自動的に対応して、各コマの画
面サイズの写真焼付けを、各コマの画面サイズが異なる
毎に人手よって調整することなく自動的に行うことが出
来る。尚、本発明の特徴とする構成は写真焼付現像処理
機にも採用可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る一実施例の写真焼付装置の制御説
明図、

【図２】本発明に係る一実施例の要部簡略説明図、

【図３】本発明に係る一実施例のネガマスク装置の斜視
図、

【図４】本発明に係る一実施例のネガマスク装置の平面
図、

【図５】本発明に係る一実施例のネガマスク装置のネガ
フィルム通路部分の説明図、

【図６】本発明に係る一実施例のネガマスク装置の要部
説明図、

【図７】本発明に係る一実施例の画面サイズ検出器の説
明図、

【図８】本発明に係る一実施例の画面サイズ検出器の説
明図、

【図９】本発明に係る一実施例のネガマスク台に設けた
画面サイズ検出器の説明図、

【図１０】本発明に係る一実施例の写真焼付け処理制御
工程を示す説明図、

【図１１】本発明に係る一実施例の複数の画面濃度検出
センサによる出力変化検出波形図、

【図１２】本発明に係る一実施例のペーパーマスク装置
の斜視図、

【図１３】本発明に係る一実施例のペーパーマスク装置
（フル又はハーフ画面時）の平面図、

【図１４】図１３の側部の説明図、

【図１５】本発明に係る一実施例のペーパーマスク装置
（パノラマ画面時）の平面図、

【図１６】図１５の側部の説明図、

【図１７】露光部側より見たマスク開口部の底面図、

【図１８】ペーパーマガジン及びペーパー幅検出センサ
を示す斜視図、

【図１９】各ペーパーマガジンの突起パターンを示す説
明図、

【図２０】本発明に係る他の実施例の写真焼付装置の制
御説明図、

【図２１】突起を有さないペーパーマガジンを示す斜視
図、

【図２２】ペーパー幅検出センサの要部拡大断面を示す
説明図、

【図２３】ペーパー幅検出センサの断面の説明図、

【図２４】本発明に係る別の実施例の写真焼付装置の制
御説明図、

【図２５】本発明に係る別の実施例の写真焼付装置の要
部斜視図、

【図２６】図２５の要部を示す説明図、

【符号の説明】

１・・・写真焼付装置、２・・・ネガフィルム、５・・
・プリント倍率自動設定手段、５ａ・・ズームレンズ、
６・・・ネガフィルム送り手段（ネガフィルム送り装
置）、７・・・画面サイズ検出手段（画面サイズ検出
器）、５２・・センサ（マガジン種類検出センサ）、５
３・・自動制御記憶手段（マイコン）、５４・・印画紙
送り量自動設定手段、Ｘ・・・パノラマサイズ、Ｙ・・
・ハーフサイズ、Ｚ・・・フルサイズ。

Claims

(57)【特許請求の範囲】

【請求項１】ネガフィルムを自動的に搬送するネガフ
ィルム送り手段と、焼付け開始前にネガフィルムの各コ
マの画面サイズを順次検出する画面サイズ検出手段と、
各コマの画面サイズに対応出来るズームレンズと、画面
サイズ検出手段によって検出された画面サイズ信号に基
づいて、予め設定された焼付サイズにプリント倍率を自
動的に設定出来るようにした上記のズームレンズを含む
プリント倍率自動設定手段と、印画紙の送り量を自動的
に設定する印画紙送り量自動設定手段と、これらの各手
段を自動的に制御する自動制御記憶手段と、からなるこ
とを特徴とする写真焼付装置。
【請求項２】ペーパー幅の異なる複数の印画紙の各ペ
ーパー幅を検出出来るセンサを設け、ペーパー幅毎に各
画面サイズのプリントサイズを自動制御記憶手段によっ
て予め設定して記憶し、上記のセンサによってペーパー
幅を検出した時に、該ペーパー幅に対応する設定済のプ
リントサイズを設定できるようにしたことを特徴とする
請求項１に記載の写真焼付装置。
【請求項３】画面サイズを検出出来る画面サイズ検出
手段によって検出される画面サイズが、フルサイズ又は
パノラマサイズ又はハーフサイズであることを特徴とす
る請求項１または請求項２に記載の写真焼付装置。