JP2682265B2 - 超音波診断装置 - Google Patents
超音波診断装置Info
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- JP2682265B2 JP2682265B2 JP3127155A JP12715591A JP2682265B2 JP 2682265 B2 JP2682265 B2 JP 2682265B2 JP 3127155 A JP3127155 A JP 3127155A JP 12715591 A JP12715591 A JP 12715591A JP 2682265 B2 JP2682265 B2 JP 2682265B2
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- JP
- Japan
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- transmission
- ultrasonic probe
- transmission output
- ultrasonic
- diagnostic
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- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は生体断層像を非侵入的に
得る超音波診断装置に関する。
得る超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の超音波診断装置は、超音
波探触子を駆動する手段と、その送信出力レベルを制御
する手段を備えており、超音波探触子を介して生体内へ
入射する超音波の音響出力を変えることができるように
なっている。
波探触子を駆動する手段と、その送信出力レベルを制御
する手段を備えており、超音波探触子を介して生体内へ
入射する超音波の音響出力を変えることができるように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の超音波診断装置では、装置がどの診断領域で使用さ
れるかを認識する手段を持たず、送信出力レベルは診断
領域と無関係に制御される。また、ドプラ血流計測では
送信パルス繰り返し周波数、送信パルス周波数、超音波
探触子の種類、観測部位の深さの全ての組合せに応じて
送信出力レベルを制御する手段を持たない。したがっ
て、送信出力レベルは装置を操作する者が上記使用条件
に併せた頻繁な操作をしない限り固定であり、被検者に
対し必要以上の音響出力を与える危険性があった。
来の超音波診断装置では、装置がどの診断領域で使用さ
れるかを認識する手段を持たず、送信出力レベルは診断
領域と無関係に制御される。また、ドプラ血流計測では
送信パルス繰り返し周波数、送信パルス周波数、超音波
探触子の種類、観測部位の深さの全ての組合せに応じて
送信出力レベルを制御する手段を持たない。したがっ
て、送信出力レベルは装置を操作する者が上記使用条件
に併せた頻繁な操作をしない限り固定であり、被検者に
対し必要以上の音響出力を与える危険性があった。
【0004】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、装置が自動的に送信出力レベルに自主規制
を施し、全ての使用条件下で最適な送信出力レベルを自
動的に選択することができる優れた超音波診断装置を提
供することを目的とするものである。
ものであり、装置が自動的に送信出力レベルに自主規制
を施し、全ての使用条件下で最適な送信出力レベルを自
動的に選択することができる優れた超音波診断装置を提
供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、診断領域を認識する手段と、超音波探触子
の種類、送信パルス繰り返し周波数、送信パルス周波
数、観測部位の深さ、診断領域をパラメータとして最適
な送信出力レベルを得る制御データを記憶しておくメモ
リと、このメモリの出力に応じて超音波探触子を駆動す
る手段とを備えたものである。
するために、診断領域を認識する手段と、超音波探触子
の種類、送信パルス繰り返し周波数、送信パルス周波
数、観測部位の深さ、診断領域をパラメータとして最適
な送信出力レベルを得る制御データを記憶しておくメモ
リと、このメモリの出力に応じて超音波探触子を駆動す
る手段とを備えたものである。
【0006】
【作用】したがって本発明によれば、診断領域を認識す
る手段により、装置を操作する者が診断領域を設定する
操作のみで、超音波探触子の種類、送信パルス繰り返し
周波数、送信パルス周波数、観測部位の深さの各々の全
ての組合せに応じて自動的に送信出力レベルを制御し、
被検者に対して安全な音響出力が得られる。
る手段により、装置を操作する者が診断領域を設定する
操作のみで、超音波探触子の種類、送信パルス繰り返し
周波数、送信パルス周波数、観測部位の深さの各々の全
ての組合せに応じて自動的に送信出力レベルを制御し、
被検者に対して安全な音響出力が得られる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を示す図であ
る。図1において、1は超音波探触子、2は超音波探触
子1からのエコー信号が入力される受信回路、3は超音
波探触子1を駆動するための送信回路、4は送信トリガ
パルス発生回路、5は送信出力電圧制御回路、6はD/
Aコンバータ、7は操作パネル、8はシステム制御部、
9は送信出力制御データを記憶しているメモリである。
る。図1において、1は超音波探触子、2は超音波探触
子1からのエコー信号が入力される受信回路、3は超音
波探触子1を駆動するための送信回路、4は送信トリガ
パルス発生回路、5は送信出力電圧制御回路、6はD/
Aコンバータ、7は操作パネル、8はシステム制御部、
9は送信出力制御データを記憶しているメモリである。
【0008】送信出力制御データは、診断領域、使用さ
れる超音波探触子の種類、送信パルス繰り返し周波数、
送信パルス周波数、観測部位の深さなどの設定条件に応
じて予め設定された最適送信出力を与えるための制御デ
ータであり、メモリ9としては上記各設定条件により決
定されるアドレスデータが読み出し可能なルックアップ
テーブルメモリなどが使用可能である。
れる超音波探触子の種類、送信パルス繰り返し周波数、
送信パルス周波数、観測部位の深さなどの設定条件に応
じて予め設定された最適送信出力を与えるための制御デ
ータであり、メモリ9としては上記各設定条件により決
定されるアドレスデータが読み出し可能なルックアップ
テーブルメモリなどが使用可能である。
【0009】次に上記実施例の動作について説明する。
本実施例において、操作パネル7のキー操作で診断領域
が選択され、システム制御部8は装置に装着されている
超音波探触子1の種類、送信パルス繰り返し周波数、送
信パルス周波数、観測部位の深さ、選択された診断領域
の各々の設定条件によって決定されるアドレスデータを
メモリ9へ転送し、メモリ9はこのアドレスデータに応
じて所定の送信出力制御データを読み出し、システム制
御部8へ入力する。
本実施例において、操作パネル7のキー操作で診断領域
が選択され、システム制御部8は装置に装着されている
超音波探触子1の種類、送信パルス繰り返し周波数、送
信パルス周波数、観測部位の深さ、選択された診断領域
の各々の設定条件によって決定されるアドレスデータを
メモリ9へ転送し、メモリ9はこのアドレスデータに応
じて所定の送信出力制御データを読み出し、システム制
御部8へ入力する。
【0010】システム制御部8は、上記送信出力制御デ
ータをD/Aコンバータ6へ転送し、D/Aコンバータ
6の出力はD/Aコンバータ6の分解能で決まる精度を
もって送信出力電圧制御回路5に伝えられ、送信出力を
制御するための制御電圧を発生する。送信回路3は、送
信トリガパルス発生回路4からの送信トリガパルスを受
け、送信出力電圧制御回路5からの制御電圧で決まる送
信出力をもって超音波探触子1を駆動する。
ータをD/Aコンバータ6へ転送し、D/Aコンバータ
6の出力はD/Aコンバータ6の分解能で決まる精度を
もって送信出力電圧制御回路5に伝えられ、送信出力を
制御するための制御電圧を発生する。送信回路3は、送
信トリガパルス発生回路4からの送信トリガパルスを受
け、送信出力電圧制御回路5からの制御電圧で決まる送
信出力をもって超音波探触子1を駆動する。
【0011】このように、上記実施例によれば、操作パ
ネル7ようり診断領域を設定するのみで、メモリ9内の
送信出力制御データにしたがった送信出力が自動的に設
定されるため、装置の任意の設定条件下で常に安全な音
響出力を被検者に提供できるという効果を有する。
ネル7ようり診断領域を設定するのみで、メモリ9内の
送信出力制御データにしたがった送信出力が自動的に設
定されるため、装置の任意の設定条件下で常に安全な音
響出力を被検者に提供できるという効果を有する。
【0012】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明らかなよう
に、診断領域を認識する手段と、装置の全ての設定条件
下における最適な送信出力制御データを記憶するメモリ
とを備えたものであり、頻繁な操作をすることなく送信
出力を自動的に制御することができるので、常に安全な
音響出力を被検者に提供できるという効果を有する。
に、診断領域を認識する手段と、装置の全ての設定条件
下における最適な送信出力制御データを記憶するメモリ
とを備えたものであり、頻繁な操作をすることなく送信
出力を自動的に制御することができるので、常に安全な
音響出力を被検者に提供できるという効果を有する。
【図1】本発明の一実施例における超音波診断装置のブ
ロック図
ロック図
1 超音波探触子 3 送信回路 5 送信出力電圧制御回路 6 D/Aコンバータ 7 操作パネル 8 システム制御部 9 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内川 智 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−221145(JP,A) 特開 昭60−165947(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】 診断領域を設定する手段と、超音波探触
子の種類、送信パルス繰り返し周波数、送信パルス周波
数、観測部位の深さ及び診断領域をパラメータとして診
断領域別に最適化された超音波送信レベル得る制御デー
タを記憶したメモリと、このメモリの出力に応じて超音
波探触子を駆動する手段とを備えた超音波診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3127155A JP2682265B2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 超音波診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3127155A JP2682265B2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 超音波診断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04352953A JPH04352953A (ja) | 1992-12-08 |
JP2682265B2 true JP2682265B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=14952995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3127155A Expired - Fee Related JP2682265B2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 超音波診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2682265B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020069301A (ja) * | 2018-11-02 | 2020-05-07 | コニカミノルタ株式会社 | 超音波診断装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60165947A (ja) * | 1984-02-09 | 1985-08-29 | 株式会社東芝 | 超音波診断装置 |
JPH01221145A (ja) * | 1988-02-29 | 1989-09-04 | Shimadzu Corp | 超音波診断装置 |
-
1991
- 1991-05-30 JP JP3127155A patent/JP2682265B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04352953A (ja) | 1992-12-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |